JP6329025B2 - 燃料電池モジュールおよび燃料電池システム - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池モジュールおよび燃料電池システムに関する。
燃料電池システムの一形式として、特許文献1に示されているものが知られている。燃料電池システムは、特許文献1の図4に示すように、固体酸化物形燃料電池2、脱硫器4、改質器6及び燃焼部8を備え、燃料ガス供給流路16に上流側改質器82が設けられ、燃料ガス供給流路16を流れる原燃料ガスは上流側改質器82を通して脱硫器4に流れ、この脱硫器4にて脱硫処理された燃料ガスが燃料ガス送給流路18を通して改質器6に送給されるようになっている。
また、純水ポンプ22は純水供給流路24を介して蒸発器84に接続され、この蒸発器84の排出側が第1水蒸気流路86を介して燃料ガス送給流路18の第1水蒸気混合部88に接続されるとともに、第2水蒸気流路90を介して燃料ガス供給流路16の第2水蒸気混合部92に接続されている。また、脱硫器4および蒸発器84は高温断熱部32外に配設されるとともに、固体酸化物形燃料電池2、改質器6及び燃焼部8は高温断熱部32内に配設されている。
特許第4911927号公報
上述した特許文献1に記載の燃料電池システムは、蒸発器が高温断熱部外に配設されているため、蒸発器を加熱するための加熱手段を別途設ける必要があり、熱効率が悪化するという問題があった。さらに、上述した特許文献1に記載の燃料電池システムは、第1水蒸気流路86および第2水蒸気流路90を設けているため、比較的構造が複雑となり放熱抑制のため構造が複雑となったり、構造を容易にすると放熱を抑制できないで熱効率が悪化したりするといった問題があった。
そこで、本発明は、上述した問題を解消するためになされたもので、燃料電池モジュールおよび燃料電池システムにおいて、構造の複雑化を招くことなく、熱効率を高く維持することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る燃料電池モジュールは、アノードガスとカソードガスとにより発電する燃料電池と、改質水から水蒸気を生成する蒸発部と、改質用原料と蒸発部から供給される水蒸気とから水素を生成する第一改質部と、第一改質部から供給される水素を使用することにより改質用原料に含まれる硫黄成分を除去して導出する脱硫器と、脱硫器にて硫黄成分が除去された改質用原料からアノードガスを生成して燃料電池に供給する第二改質部と、燃料電池から導出されるアノードオフガスを燃焼して燃焼熱を生成する燃焼部と、を備えた燃料電池モジュールであって、蒸発部、第一改質部、脱硫器、および第二改質部は、この順番に直列に連結され、少なくとも蒸発部、第二改質部、燃料電池および燃焼部は、燃料電池モジュールに設けられ断熱材料からなる断熱部材によって区画されている第一収容室に収容され、少なくとも脱硫器は、第一収容室とは断熱材料からなる隔壁によって断熱されている第二収容室に収容されている。
これによれば、第一収容室において燃焼部で発生した燃焼熱が、蒸発部における水蒸気の生成、および第二改質部における改質反応に有効利用することができる。また、第二収容室においては、第一収容室内の熱が隔壁を介して伝熱可能である(放熱、輻射熱)ため、脱硫器の加熱に有効利用することができる。さらに、第一改質部が比較的高温である第一収容室に収容されている場合であっても、第一改質部は蒸発部と脱硫器との間に連結配設されているため、第一改質部の温度は蒸発部と脱硫器との間の温度となる。また、第一改質部が比較的低温である第二収容室に収容されている場合であっても、第一改質部は蒸発部と脱硫器との間に連結配設されているため、第一改質部の温度は脱硫器と同程度の温度となる。その結果、燃焼部で発生した燃焼熱は、第一改質部および第二改質部の両方においてすなわち燃料電池モジュール全体として効率よく利用することができる。したがって、燃料電池モジュールにおいて、構造の複雑化を招くことなく、熱効率を高く維持するが可能となる。
本発明の一実施形態における燃料電池システムの概要図である。 図1に示す燃料電池モジュールの断面図である。 図1および図2に示す燃料電池モジュールの内部(特に断面部材、発電部)を示す右側面図である。 図1および図2に示す燃料電池モジュールの内部(特にケーシング、断面部材)を示す上面図である。 図1および図2に示す燃料電池モジュールの一の変形例の内部(特にケーシング、断面部材)を示す上面図である。 図1および図2に示す燃料電池モジュールの他の変形例の内部(特にケーシング、断面部材)を示す上面図である。 図1および図2に示す燃料電池モジュールの他の変形例の内部(特にケーシング、断面部材)を示す背面図である。
以下、本発明による燃料電池モジュールおよび燃料電池システムの一実施形態について説明する。燃料電池システムは、発電ユニット10および貯湯槽21を備えている。発電ユニット10は、筐体10a、燃料電池モジュール11(30)、熱交換器12、インバータ装置13、水タンク14、制御装置15を備えている。燃料電池モジュール11(30)、熱交換器12、インバータ装置13、水タンク14、制御装置15は、筐体10a内に収容されている。
燃料電池モジュール11は、後述するように燃料電池装置45を少なくとも含んで構成されるものである。燃料電池モジュール11は、改質用原料、改質水およびカソードエアが供給されている。具体的には、燃料電池モジュール11は、一端が供給源Gsに接続されて改質用原料が供給される改質用原料供給管11aの他端が接続されている。改質用原料供給管11aは、原料ポンプ11a1が設けられている。さらに、燃料電池モジュール11は、一端が水タンク14に接続されて改質水が供給される水供給管11bの他端が接続されている。水供給管11bは、改質水ポンプ11b1が設けられている。さらに、燃料電池モジュール11は、一端がカソードエアブロワ11c1に接続されてカソードエアが供給されるカソードエア供給管11cの他端が接続されている。
熱交換器12は、燃料電池モジュール11から排気される燃焼排ガスが供給されるとともに貯湯槽21からの貯湯水が供給され、燃焼排ガスと貯湯水とが熱交換する熱交換器である。具体的には、貯湯槽21は、貯湯水を貯湯するものであり、貯湯水が循環する(図にて矢印の方向に循環する)貯湯水循環ライン22が接続されている。貯湯水循環ライン22上には、下端から上端に向かって順番に貯湯水循環ポンプ22aおよび熱交換器12が配設されている。熱交換器12は、燃料電池モジュール11からの排気管11dが接続(貫設)されている。熱交換器12は、水タンク14に接続されている凝縮水供給管12aが接続されている。
熱交換器12において、燃料電池モジュール11からの燃焼排ガスは、排気管11dを通って熱交換器12内に導入され、貯湯水との間で熱交換が行われ凝縮されるとともに冷却される。凝縮後の燃焼排ガスは排気管11dを通って外部に排出される。また、凝縮された凝縮水は、凝縮水供給管12aを通って水タンク14に供給される。なお、水タンク14は、凝縮水をイオン交換樹脂によって純水化するようになっている。
上述した熱交換器12、貯湯槽21および貯湯水循環ライン22から、排熱回収システム20が構成されている。排熱回収システム20は、燃料電池モジュール11の排熱を貯湯水に回収して蓄える。
さらに、インバータ装置13は、燃料電池装置45から出力される直流電圧を入力し所定の交流電圧に変換して、交流の系統電源16aおよび外部電力負荷16c(例えば電化製品)に接続されている電源ライン16bに出力する。また、インバータ装置13は、系統電源16aからの交流電圧を電源ライン16bを介して入力し所定の直流電圧に変換して補機(各ポンプ、ブロワなど)や制御装置15に出力する。なお、制御装置15は、補機を駆動して燃料電池システムの運転を制御する。
燃料電池モジュール30は、固体酸化物形の燃料電池モジュールである。図2−図4に示すように、燃料電池モジュール30は、燃料電池装置45を発電させる発電部40、発電部40を収容するモジュールケース部50、第一流路60および第二流路70を備えている。なお、本明細書においては説明の便宜上、図2における上側および下側をそれぞれ燃料電池モジュール30の上方および下方とし、同じく左側および右側をそれぞれ燃料電池モジュール30の左側方および右側方とし、同じく紙面手前側および紙面奥側を、それぞれ燃料電池モジュール30の前方および後方として説明する。また、図3および図4には、各方向を示す矢印を示している。
発電部40は、蒸発部41、第一改質部42、脱硫器43、第二改質部44、燃料電池装置45、燃焼部46である燃焼空間Rおよび断熱部材47を備えている。蒸発部41、第一改質部42および第二改質部44は、燃料電池装置45の上方に位置するように配設されている。また、燃焼空間R(燃焼部46)は、蒸発部41、第一改質部42および第二改質部44と、燃料電池装置45との間に配設されている。
蒸発部41には、改質用原料供給管11aの他端および水供給管11bの他端が接続されている。蒸発部41は、後述する燃焼ガスにより加熱されて、水供給管11bを介して供給された改質水を蒸発させて水蒸気(改質用水蒸気)を生成して導出するものである。また、蒸発部41は、改質用原料供給管11aを介して供給された改質用原料を予熱するものである。そして、蒸発部41は、改質水を蒸発させて生成された水蒸気(改質用水蒸気)と予熱された改質用原料を混合して第一改質部42へ導出するものである。改質用原料としては天然ガス、LPGなどの改質用気体燃料、灯油、ガソリン、メタノールなどの改質用液体燃料があり、本実施形態においては天然ガスにて説明する。
蒸発部41の内部温度は、発電運転中においてはほぼ100℃である。
第一改質部42は、改質用原料と水蒸気(改質用水蒸気)とから水素を生成するものである。具体的には、第一改質部42は、後述する燃焼ガスにより加熱されて水蒸気改質反応に必要な熱が供給されることで、蒸発部41から供給された混合ガス(改質用原料、改質用水蒸気)から水素を生成して導出するものである。第一改質部42内には、触媒(例えば、RuまたはNi系の触媒)が充填されており、混合ガスが触媒によって反応し改質されて水素ガスと一酸化炭素ガスが生成されている(いわゆる水蒸気改質反応)。これと同時に、水蒸気改質反応にて生成された一酸化炭素と水蒸気が反応して、水素ガスと二酸化炭素とに変成するいわゆる一酸化炭素シフト反応が生じている。なお、水蒸気改質反応は吸熱反応であり、一酸化炭素シフト反応は発熱反応である。
第一改質部42の内部温度は、例えば100〜300℃が好ましい。改質触媒は温度が高くなるに従って改質反応率が高くなり生成される水素量が多くなるため、第一改質部42の内部温度は、所定の改質反応率となるように設定される。所定の改質反応率は、脱硫器43で必要な水素量に相当する値に設定されるのが好ましい。
第一改質部42では、改質用原料の比較的少量である一部が改質される。よって、第一改質部42から導出されるガスは、水素、一酸化炭素、二酸化炭素、水蒸気、未改質の改質用原料である天然ガス(メタンガス)、改質に使用されなかった改質水(水蒸気)を含んでいる。
第一改質部42は、所定時間が経過した時点以降に所定の改質反応率を確保する経時特性となるように構成されるのが好ましい。第一改質部42は脱硫器を流通していない改質用原料が供給されるため、改質触媒が硫黄による被毒を受ける。脱硫するために必要とされる水素濃度は1%程度のため、多少の改質触媒劣化による反応率の低下は問題ないが、経時的に反応率が低下する。目標耐久年後に必要水素濃度が得られるように運転温度、容量、改質触媒を設定することで耐久性を確保することが可能となる。硫黄被毒による劣化モードに対して、反応率の低下が所定の反応率で飽和するような改質触媒が好ましい。
脱硫器43は、改質用原料中の硫黄分(例えば、硫黄化合物)を除去して第二改質部44に供給するものである。脱硫器43内には、触媒および超高次脱硫剤が収容されている。触媒においては、硫黄化合物と水素とが反応して硫化水素が発生する。例えば、触媒は、ニッケル−モリブデン系、コバルト−モリブデン系である。超高次脱硫剤としては、例えば銅−亜鉛系脱硫剤、銅−亜鉛−アルミニウム系脱硫剤などを用いることができる。超高次脱硫剤は、触媒にて硫黄化合物から変換された硫化水素を取り込んで除去する。このような超高次脱硫剤は、200〜300℃(例えば250〜300℃)の高温状態で優れた脱硫作用を発揮する。したがって、脱硫器43は、内部が200〜300℃(例えば250〜300℃)の高温状態となる箇所(例えば、後述する第二収容室R2)に配置されている。
脱硫器43には、第一改質部42から導出されるガスに含まれている水素、第一改質部42から導出されるガスに含まれている未改質の改質用原料が少なくとも供給される。その結果、脱硫器43においては、改質用原料中の硫黄化合物が水素と反応して硫化水素が発生し、その硫化水素が超高次脱硫剤によって除去される。
第二改質部44は、脱硫器43を通過して供給される改質用原料と水蒸気(改質用水蒸気)とから改質ガス(特許請求の範囲のアノードガスに相当;以下、アノードガスとする。)を生成するものである。具体的には、第二改質部44は、後述する燃焼ガスにより加熱されて水蒸気改質反応に必要な熱が供給されることで、蒸発部41から供給された混合ガス(改質用原料、改質用水蒸気)からアノードガスを生成して導出するものである。第二改質部44内には、触媒(例えば、RuまたはNi系、Pt系、Rh系の触媒)が充填されており、混合ガスが触媒によって反応し改質されて水素ガスと一酸化炭素ガスが生成されている(いわゆる水蒸気改質反応)。これと同時に、水蒸気改質反応にて生成された一酸化炭素と水蒸気が反応して、水素ガスと二酸化炭素とに変成するいわゆる一酸化炭素シフト反応が生じている。これら生成されたガス(アノードガス)は燃料電池装置45に導出されるようになっている。アノードガスは、水素、一酸化炭素、二酸化炭素、水蒸気、未改質の天然ガス(メタンガス)、改質に使用されなかった改質水(水蒸気)を含んでいる。なお、水蒸気改質反応は吸熱反応であり、一酸化炭素シフト反応は発熱反応である。
第二改質部44の内部温度は、例えば300〜600℃が好ましい。
燃料電池モジュール30は、少なくとも燃料電池45aの発電中において、蒸発部41、第一改質部42および脱硫器43、第二改質部44の内部温度がこの順番に高くなるとともに、第一改質部42および脱硫器43の内部温度が同等となるように、構成されるのが好ましい。
燃料電池装置45は、燃料電池45aおよびマニホールド45bを備えている。燃料電池45aは、アノードガスとカソードガスとにより発電するものである。カソードガスは、酸化剤ガスである。酸化剤ガスは、本実施形態において、空気である。燃料電池45aは、燃料極、空気極(酸化剤極)、及び両極の間に介装された電解質からなる複数のセルが図3における前後方向に沿って積層されて構成されている。本実施形態の燃料電池は、固体酸化物形燃料電池であり、電解質として固体酸化物の一種である酸化ジルコニウムを使用している。燃料電池45aの燃料極には、燃料として水素、一酸化炭素、メタンガスなどが供給される。動作温度は400〜1000℃程度である。
セルの燃料極側には、燃料であるアノードガスが流通する燃料流路(図示なし)が形成されている。セルの空気極側には、カソードガスである空気(カソードエア)が流通する空気流路(図示なし)が形成されている。
燃料電池45aは、マニホールド45b上に設けられている。マニホールド45bには、第一改質部42からのアノードガスが改質ガス供給管44aを介して供給される。燃料流路は、その下端(一端)がマニホールド45bの燃料導出口に接続されており、その燃料導出口から導出されるアノードガスが下端から導入され上端から導出されるようになっている。一方、カソードエアは、空気流路の下端から導入され上端から導出されるようになっている。
燃料電池45aにおいては、燃料極に供給されたアノードガスと空気極に供給されたカソードガスによって発電が行われる。すなわち、燃料極では、下記化1及び化2に示す反応が生じ、空気極では、下記化3に示す反応が生じている。すなわち、空気極で生成した酸化物イオン(O2−)が、電解質を透過し、燃料極で水素と反応することにより電気エネルギーを発生させている。したがって、燃料流路及び空気流路からは、発電に使用されなかったアノードガス及びカソードガスが導出する。
(化1)
+O2−→HO+2e
(化2)
CO+O2−→CO+2e
(化3)
1/2O+2e→O2−
そして、燃料流路及び空気流路から導出した、発電に使用されなかったアノードガス(アノードオフガス)は、燃焼空間Rにて、発電に使用されなかったカソードガス(カソードオフガス)によって燃焼され、その燃焼ガス(火炎46a)によって蒸発部41及び第一改質部42が加熱される。さらに、燃焼ガスは、発電部40内を動作温度に加熱している。このように、燃焼空間Rが、燃料電池45aからのアノードオフガスと燃料電池45aからのカソードオフガスとを燃焼して、少なくとも蒸発部41および第二改質部44を加熱する燃焼部46である。燃焼部46は、アノードオフガスを燃焼して燃焼熱を生成する。
燃焼部46(燃焼空間R)は、可燃性ガスと酸化剤ガスとを燃焼するものである。可燃性ガスは、燃えるガスであり、本実施形態では改質用燃料、アノードオフガス、一酸化炭素などである。すなわち、燃焼部46は、燃料電池45aから導出されるアノードオフガスを燃焼させるものである。そして、燃焼部46は、アノードオフガスを燃焼させ、燃焼排ガスを発生する。その燃焼排ガスは後述する第二筒部材52の外部(大気)へ排気される。
上述した蒸発部41、第一改質部42、脱硫器43、および第二改質部44は、U字状に一体的に形成されたケーシング80に形成されている。ケーシング80は金属製である。金属は、例えば炭素鋼または合金鋼である。ケーシング80は、左右フレーム部80a,80bおよび左右フレーム部80a,80bの後端部を一体的に連結する連結フレーム部80cを備えている。各フレーム80a〜80cは、内部が空洞である断面方形状に形成されている。ケーシング80は、それぞれ区画された4つの部屋81〜84を備えている。4つの部屋81〜84は、この順番に直列に配設されており、気体が流通可能に区画されている。第一の部屋81に蒸発部41が形成され、第二の部屋82に第一改質部42が形成され、第三の部屋83に脱硫器43が形成され、そして第四の部屋84に第二改質部44が形成されている。蒸発部41および第一改質部42は左フレーム部80aに設けられ、脱硫器43は連結フレーム部80cに設けられ、第二改質部44は右フレーム部80bに設けられている。このように、蒸発部41、第一改質部42、脱硫器43、および第二改質部44は、この順番に直列に連結されている。さらに、蒸発部41、第一改質部42、脱硫器43、および第二改質部44は、伝熱可能な構造により連結されている。
断熱部材47は、燃料電池45aと燃料電池45a(ひいては発電部40または燃料電池モジュール30)の外部とを断熱するものである。断熱部材47は、例えば高い断熱性を有するセラッミクス等の断熱材料によって形成されている。断熱部材47は、上述した発電部40(脱硫器43を除く)を収容する収容部47aおよび後壁部47bから構成されている。
収容部47aは、底壁部47a1、および左右側壁部47a2,47a3から構成されており、上方に向けて開放する断面U字形状(図2参照)に形成されている。左右側壁部47a2,47a3は、底壁部47a1の左右端部から立設されている。収容部47aの内側部には、蒸発部41、第一改質部42および燃料電池装置45が配設されている。収容部47aの内側部は、第一収容室R1である。第一収容室R1は、燃料電池モジュール30に設けられ断熱材料からなる収容部47aすなわち断熱部材47によって区画されている。少なくとも蒸発部41、第二改質部44、燃料電池47aおよび燃焼部46は、第一収容室R1に収容されている。収容部47aの内側部の底面には、燃料電池装置45の底面が当接している。発電部40の外壁面の一部は、断熱部材47の外壁面47cによって形成されている。
後壁部47bは、収容部47aの後端全面を覆うように形成されており、収容部47aの後端に接続されている。後壁部47b内部には、凹部47b1が形成されており、凹部47b1の内側部は、第二収容室R2である。第二収容室R2は、第一収容室R1とは断熱材料からなる隔壁47b2によって断熱されている。隔壁47b2は、後壁部47bの一部である。少なくとも脱硫器43は、第二収容室R2に収容されている。
モジュールケース部50は、第一筒部材51、第二筒部材52、第一蓋部材53、第二蓋部材54、および第一連通管部材55を備えている。部材51〜55は金属製である。金属は、例えば炭素鋼または合金鋼である。部材51〜55は、例えば、プレス加工や溶接によって形成されている。
第一筒部材51は、筒状に形成されて、発電部40を囲むように配設されている。具体的には、第一筒部材51は、断面略方形状に形成された周側壁51aと、両端にそれぞれ形成された開口部51bと、を有している。周側壁51a内面は、発電部40の外壁面に空間S1をおいて対向している(図2参照)。また、第一筒部材51は、長穴51cおよび複数の突起部51dをさらに有している。
長穴51cは、周側壁51aの上側壁にて貫通し、かつ、前後方向に沿って長く形成されている。また、突起部51dは、周側壁51aの左右および下側壁に内側に向けて所定の間隔にて突出して複数形成されている。突起部51dの各突起端面が、断熱部材47の外壁面47cにそれぞれ当接する。これにより、外壁面47cと周側壁51a内面との間に空間S1が形成される。
また、モジュールケース部50は、ガス導入部材57をさらに有している。ガス導入部材57は、筒状に形成されて、第一筒部材51の上側壁から垂下するように配設されている。ガス導入部材57は、筒部57a、導入口57bおよび導出口57cを有している。筒部57aの上端部が長穴51cに気密的に接続されている。導入口57bは、第一筒部材51の周側壁51a外面と第二筒部材52の周側壁51a内面との間(空間S2)に連通する。また、導出口57cは、筒部57aの下端部にて、燃料電池45aの下方に向けて開口するように形成されている。
第二筒部材52は、図2に示すように、筒状に形成されて、第一筒部材51を囲むように配設されている。第二筒部材52は、具体的には、断面略方形状に形成された周側壁52aと、両端にそれぞれ形成された開口部52bと、を有している。周側壁52a内面は、第一筒部材51の周側壁51a外面に空間S2をおいて対向している(図2参照)。
第一蓋部材53は、第一筒部材51の一方(本実施形態では前方)の開口部51bおよび第二筒部材52の一方の開口部52bを塞ぐように形成され、第一筒部材51の一方の開口部51bおよび第二筒部材52の一方の開口部52bに気密に接合(例えば、かしめ接合)されている。第二蓋部材54は、第一筒部材51の他方(本実施形態においては後方)の開口部51bおよび第二筒部材52の他方の開口部52bを塞ぐように形成され、第一筒部材51の他方の開口部51bおよび第二筒部材52の他方の開口部52bに気密に接合(例えば、かしめ接合)されている。
第一連通管部材55は、管状に形成されて、発電部40の外壁面と第一筒部材51の周側壁51a内面との間(空間S1)と、第二筒部材52の外部(大気)とを連通する。なお、第一筒部材51の周側壁51a外面と第二筒部材52の周側壁52a内面との間(空間S2)は、第二連通管部材(図示省略)によって第二筒部材52の外部(大気)と連通する。
第一流路60は、発電部40の外壁面と第一筒部材51の周側壁51a内面との間(空間S1)に形成され、アノードガス、カソードガスおよび燃焼排ガスのうち一のガスが流通するものである。本実施形態においては、第一流路60には、燃焼排ガスが流通する。すなわち、第一流路60は、燃焼排ガス流路である。燃焼排ガスは、図2に実線の矢印にて示すように、燃焼部46から第一流路60および第一連通管部材55を介して第二筒部材52の外部(大気)に排気される。
第二流路70は、第一筒部材51の周側壁51a外面と第二筒部材52の周側壁52a内面との間(空間S2)に形成され、アノードガス、カソードガスおよび燃焼排ガスのうち他のガスが流通するものである。本実施形態においては、第二流路70には、カソードガスが流通する。すなわち、第二流路70は、カソードガス流路である。カソードガスは、図2に破線の矢印にて示すように、第二連通管部材に連通する第二流路70およびガス導入部材57を介して、燃料電池45aの空気流路の下端に供給される。
上述した説明から明らかなように、本実施形態に係る燃料電池モジュール30(燃料電池システム)は、アノードガスとカソードガスとにより発電する燃料電池45aと、改質水から水蒸気を生成する蒸発部41と、改質用原料と蒸発部41から供給される水蒸気とから水素を生成する第一改質部42と、第一改質部42から供給される水素を使用することにより改質用原料に含まれる硫黄成分を除去して導出する脱硫器43と、脱硫器43にて硫黄成分が除去された改質用原料からアノードガスを生成して燃料電池45aに供給する第二改質部44と、燃料電池45aから導出されるアノードオフガスを燃焼して燃焼熱を生成する燃焼部46と、を備えた燃料電池モジュール30であって、蒸発部41、第一改質部42、脱硫器43、および第二改質部44は、この順番に直列に連結され、少なくとも蒸発部41、第二改質部44、燃料電池45aおよび燃焼部46は、燃料電池モジュール30に設けられ断熱材料からなる断熱部材によって区画されている第一収容室R1に収容され、少なくとも脱硫器43は、第一収容室R1とは断熱材料からなる隔壁によって断熱されている第二収容室R2に収容されている。
これによれば、第一収容室R1において燃焼部46で発生した燃焼熱が、蒸発部41における水蒸気の生成、および第二改質部44における改質反応に有効利用することができる。また、第二収容室R2においては、第一収容室R1内の熱が隔壁を介して伝熱可能である(放熱、輻射熱)ため、脱硫器43の加熱に有効利用することができる。さらに、第一改質部42が比較的高温である第一収容室R1に収容されている場合であっても、第一改質部42は蒸発部41と脱硫器43との間に連結配設されているため、第一改質部42の温度は蒸発部41と脱硫器43との間の温度となる。また、第一改質部42が比較的低温である第二収容室R2に収容されている場合であっても、第一改質部42は蒸発部41と脱硫器43との間に連結配設されているため、第一改質部42の温度は脱硫器43と同程度の温度となる。その結果、燃焼部46で発生した燃焼熱は、第一改質部42および第二改質部44の両方においてすなわち燃料電池モジュール30全体として効率よく利用することができる。したがって、燃料電池モジュール30において、構造の複雑化を招くことなく、熱効率を高く維持するが可能となる。
また、燃料電池モジュール30において、部材点数が比較的多くコスト高・大型化となる従来のものと比較して、低コスト化、小型化を図ることができる。
また、燃料電池モジュール30において、蒸発部41、第一改質部42、脱硫器43および第二改質部44は、伝熱可能な構造により連結されている。
これによれば、蒸発部41、第一改質部42、脱硫器43および第二改質部44のそれぞれの間の熱は、伝熱可能な構造を介しても移動することが可能となり、蒸発部41から第二改質部44まで適切な熱勾配を成り行きで形成することができる。
また、燃料電池モジュール30において、第一改質部42は、第一収容室R1に収容されている。
これによれば、第一改質部42が比較的高温である第一収容室R1に収容されている場合であっても、第一改質部42の温度は確実に蒸発部41と脱硫器43との間の温度とすることが可能となる。
また、燃料電池モジュール30において、第一改質部42は、第二収容室R2に収容されている。
これによれば、第一改質部42が比較的低温である第二収容室R2に収容されている場合であっても、第一改質部42の温度は確実に脱硫器43と同程度の温度とすることが可能となる。
また、燃料電池モジュール30において、燃料電池モジュール30は、少なくとも燃料電池45aの発電中において、蒸発部41、第一改質部42および脱硫器43、第二改質部44の内部温度がこの順番に高くなるとともに、第一改質部42および脱硫器43の内部温度が同等となるように、構成されている。
これによれば、蒸発部41から第二改質部44まで適切な熱勾配を成り行きで確実に形成することができる。よって、燃料電池モジュール30において高い熱効率を得ることができる。
また、燃料電池モジュール30において、第一改質部42は、所定時間が経過した時点以降に所定の改質反応率を確保する経時特性となるように構成されている。
これによれば、所定時間を経過した時点以降においても、脱硫器43に必要な水素量を供給することが可能となり、その結果、第二改質部44ひいては燃料電池45aの寿命を延ばすことが可能となる。
また、本実施形態にかかる燃料電池システムにおいて、上記燃料電池モジュール30を備えている。
これによれば、上記燃料電池モジュール30と同様の作用・効果を有する。
なお、上述した実施形態においては、ケーシング80は、第一改質部42が第一収容室R1に収容されるように構成されていたが、ケーシング80は、図5に示すように、第一改質部42が第二収容室R2に収容されるように構成するようにしてもよい。具体的には、蒸発部41は左フレーム部80aに設け、第一改質部42および脱硫器43は連結フレーム部80cに設け、第二改質部44は右フレーム部80bに設けるようにすればよい。
また、上述した実施形態においては、ケーシング80の連結フレーム部80cは、直線状に形成しているが、上方に開放されたU字状に形成してもよい。この場合、ケーシング80の連結フレーム部180cは、図6および図7に示すように、上方に開放されたU字状に形成されており、左右フレーム部180c1,180c2および左右フレーム部180c1,180c2の下端部を連結する連結フレーム部180c3を備えている。この連結フレーム部180cに脱硫器43が形成されている。なお、連結フレーム部180cに第一改質部42および脱硫器43を形成するようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、ケーシング80を水平に置くようにしたが、垂直に置くようにしてもよい。この場合、右フレーム部80bが下方になるように配置されるのが好ましい。
また、上述した実施形態においては、空間S1に第一流路60を形成するとともに空間S2に第二流路70を形成するようにしたが、空間S1を省略するとともに空間S2に第一および第二流路60,70を形成するようにしてもよい。
11,30…燃料電池モジュール、40…発電部、41…蒸発部、42…第一改質部、43…脱硫器、44…第二改質部、45…燃料電池装置、45a…燃料電池、46…燃焼部、47…断熱部材、47a…収容部、47b…後壁部、47b1…隔壁、50…モジュールケース部、51…第一筒部材、52…第二筒部材、53…第一蓋部材、54…第二蓋部材、60…第一流路、70…第二流路、R1…第一収容室、R2…第二収容室、S1,S2…空間。

Claims (7)

  1. アノードガスとカソードガスとにより発電する燃料電池と、
    改質水から水蒸気を生成する蒸発部と、
    改質用原料と前記蒸発部から供給される前記水蒸気とから水素を生成する第一改質部と、
    前記第一改質部から供給される前記水素を使用することにより前記改質用原料に含まれる硫黄成分を触媒により除去して導出する脱硫器と、
    前記脱硫器にて前記硫黄成分が除去された前記改質用原料から前記アノードガスを生成して前記燃料電池に供給する第二改質部と、
    前記燃料電池から導出されるアノードオフガスを燃焼して燃焼熱を生成する燃焼部と、を備えた燃料電池モジュールであって、
    前記蒸発部、前記第一改質部、前記脱硫器、および前記第二改質部は、この順番に直列に連結され、
    少なくとも前記蒸発部、前記第二改質部、前記燃料電池および前記燃焼部は、前記燃料電池モジュールに設けられ断熱材料からなる断熱部材によって区画されている第一収容室に収容され、
    少なくとも前記脱硫器は、前記第一収容室とは断熱材料からなる隔壁によって断熱されている第二収容室に収容されている燃料電池モジュール。
  2. 前記蒸発部、前記第一改質部、前記脱硫器および前記第二改質部は、伝熱可能な構造により連結されている請求項1記載の燃料電池モジュール。
  3. 前記第一改質部は、前記第一収容室に収容されている請求項1または請求項2記載の燃料電池モジュール。
  4. 前記第一改質部は、前記第二収容室に収容されている請求項1または請求項2記載の燃料電池モジュール。
  5. 前記燃料電池モジュールは、少なくとも前記燃料電池の発電中において、前記蒸発部、前記第一改質部および前記脱硫器、前記第二改質部の内部温度がこの順番に高くなるとともに、前記第一改質部および前記脱硫器の内部温度が同等となるように、構成されている請求項1乃至請求項4の何れか一項記載の燃料電池モジュール。
  6. 前記第一改質部は、所定時間が経過した時点以降に所定の改質反応率を確保する経時特性となるように構成されている請求項1乃至請求項5の何れか一項記載の燃料電池モジュール。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れか一項記載の燃料電池モジュールを備えている燃料電池システム。
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