JP6327979B2 - 自動給油装置 - Google Patents

自動給油装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6327979B2
JP6327979B2 JP2014137189A JP2014137189A JP6327979B2 JP 6327979 B2 JP6327979 B2 JP 6327979B2 JP 2014137189 A JP2014137189 A JP 2014137189A JP 2014137189 A JP2014137189 A JP 2014137189A JP 6327979 B2 JP6327979 B2 JP 6327979B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
lubricating oil
container
oil supply
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014137189A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016014434A (ja
Inventor
耕太 星島
耕太 星島
中桐 浩
浩 中桐
盛載 尹
盛載 尹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihen Corp
Original Assignee
Daihen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihen Corp filed Critical Daihen Corp
Priority to JP2014137189A priority Critical patent/JP6327979B2/ja
Publication of JP2016014434A publication Critical patent/JP2016014434A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6327979B2 publication Critical patent/JP6327979B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • General Details Of Gearings (AREA)

Description

本発明は、歯車の回転に応じて歯車に自動給油する自動給油装置に関する。
従来、容器に収容されている潤滑油を、動力により噴射や滴下することによって供給することが行われていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−270601号公報
しかしながら、潤滑油を供給するには別系統の動力が必要となるために、装置がそれだけ複雑になるという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、別系統の動力を必要とすることなく潤滑油を供給することができる自動給油装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による自動給油装置は、回転軸と、回転軸と共に回転する歯車と、潤滑油が貯留される容器と、回転軸の回転に応じて容器の潤滑油を歯車に給油する給油機構と、を備えたものである。
このような構成により、回転軸の回転に応じて潤滑油が供給されるため、別系統の動力を用いなくても給油することができ、装置の複雑化を回避することができる。
また、本発明による自動給油装置では、歯車に給油された潤滑油は容器に回収されてもよい。
このような構成により、歯車から飛び散った潤滑油等を再利用することができる。
また、本発明による自動給油装置では、給油機構は、容器の潤滑油を歯車にはねかける羽根部材を有しており、羽根部材は、回転軸と共に回転してもよい。
このような構成により、回転軸と共に回転する羽根部材を用いて、容器に溜められている潤滑油を歯車にはねかけることによって給油することができる。
また、本発明による自動給油装置では、給油機構は、回転軸の回転方向に関わらず、回転軸の回転に応じて潤滑油を歯車にはねかける羽根部材を有していてもよい。
このような構成により、例えば、回転軸が一方向にしか回転しない場合であっても、歯車に適切に給油することができる。
また、本発明による自動給油装置では、給油機構は、回転軸と同軸であり、回転軸の回転に応じて容器の潤滑油を歯車に供給するスクリューポンプであってもよい。
このような構成により、スクリューポンプを用いて容器に溜められている潤滑油を移送することによって、歯車に潤滑油を供給することができる。
また、本発明による自動給油装置では、給油機構は、潤滑油が流通する流路を有しており、流路は、回転軸と共に回転し、流路の流出口の回転半径は、流路の流入口の回転半径よりも大きく、流入口は、容器の潤滑油内に位置してもよい。
このような構成により、流路の流入口の位置と流出口の位置との周速度の違いに応じて圧力差が生じ、流入口から流出口の方向に潤滑油が吸い上げられることになり(ベルヌーイの定理)、歯車に潤滑油を供給することができる。
また、本発明による自動給油装置では、容器は密閉式の容器であり、給油機構は、歯車の軸方向の一方の側に存在する潤滑油、及び他方の側に存在する潤滑油のいずれをも歯車に供給できるものであってもよい。
このような構成により、回転軸のどちら側が下方になったとしても、その下方に位置する潤滑油を歯車に供給することができるようになる。
本発明による自動給油装置によれば、別系統の動力を用いなくても歯車に給油することができる。
本発明の実施の形態による自動給油装置の構成の一例を示す断面模式図 同実施の形態による自動給油装置の構成の一例を示す断面模式図 同実施の形態による自動給油装置の構成の一例を示す断面模式図 同実施の形態による自動給油装置の構成の一例を示す断面模式図 同実施の形態による自動給油装置の構成の一例を示す断面模式図 同実施の形態による自動給油装置の構成の一例を示す断面模式図 同実施の形態における流路の配置の一例を示す図 同実施の形態による自動給油装置の構成の一例を示す断面模式図 同実施の形態における羽根部材の一例を示す断面図
以下、本発明による自動給油装置について、実施の形態を用いて説明する。なお、以下の実施の形態において、同じ符号を付した構成要素は同一または相当するものであり、再度の説明を省略することがある。本実施の形態による自動給油装置は、回転軸の回転に応じて潤滑油を給油する給油機構を備えたものである。
図1A、図2A、図3Aはそれぞれ、本実施の形態による自動給油装置1の構成を示す断面模式図である。本実施の形態による自動給油装置1は、回転軸11と、歯車12と、容器13と、給油機構とを備えている。図1Aでは、給油機構がはねかけ式であり、羽根部材21を有する場合について示しており、図2Aでは、給油機構がスクリューポンプ式のスクリューポンプ22である場合について示しており、図3Aでは、給油機構が圧力差式であり、流路23を有する場合について示している。
回転軸11は、図示しない駆動手段によって回転される。その駆動手段は、例えば、モータやエンジン等であってもよい。なお、本実施の形態では、図1A等で示されるように、自動給油装置1による自動給油が行われる際の回転軸11の軸方向は、水平でないことが好適である。また、その軸方向は、垂直方向(鉛直方向)であることがより好適である。
歯車12は、回転軸11と共に回転する。なお、歯車12は、回転軸11に固定されていてもよく、または、回転軸11と一体に構成されていてもよい。その歯車12が、自動給油装置1における自動給油の対象となる箇所である。歯車12は、通常、回転軸11と同軸である。また、この歯車12は、何に用いられるものであってもよい。歯車12は、例えば、ロボット等の駆動のために用いられてもよい。
容器13には、潤滑油14が貯留される。容器13において、潤滑油14が貯留される箇所は、決まっていてもよく、または、そうでなくてもよい。後者の場合としては、容器13の傾斜や回転等に応じて、潤滑油14の貯留箇所が変化しうる場合がある。その容器13は、後述する密閉式のものであってもよく、図1A等で示される、密閉されていないものであってもよい。また、潤滑油14は、潤滑対象である歯車12に供給されるものであり、例えば、液状の潤滑剤であってもよく、グリスであってもよい。なお、その潤滑油14は、歯車12に供給された後に容器13に回収されることになる。すなわち、図1A等の矢印で示されるように、給油された潤滑油14が、歯車12の回転に応じて飛び散った際に、その飛び散った潤滑油14を容器13で受ける(回収する)ようになっていてもよい。また、潤滑油14は、そのように容器13の壁を伝って回収されるため、その壁に付着した後に容器13の潤滑油溜まりに落ちる程度の流動性を有することが好適である。
給油機構は、回転軸11の回転に応じて容器13の潤滑油14を歯車12に給油する。すなわち、その給油機構は、回転軸11の回転力を用いて、潤滑油14を歯車12に供給する。したがって、別系統の動力(例えば、モータ等)を備えることなく、潤滑油14を歯車12に供給することができ、装置を複雑化することなく、自動給油できるようになる。次に、(1)給油機構が図1Aで示されるはねかけ式の場合、(2)給油機構が図2Aで示されるスクリューポンプ式の場合、(3)給油機構が図3Aで示される圧力差式の場合のそれぞれについて説明する。
(1)はねかけ式の給油機構
図1Aは、はねかけ式の給油機構を示す断面模式図である。その給油機構は、羽根部材21を有している。なお、図中の矢印は、潤滑油14の移送方向を示すものである。他の図面についても同様である。その羽根部材21は、回転軸11と共に回転し、その回転の際に容器13の潤滑油14を歯車12にはねかける。羽根部材21は、容器13に溜められている潤滑油14を、上方に位置する歯車12にまで飛ばすことができるのであれば、その形状は問わない。例えば、羽根部材21は、プロペラ状のものであってもよい。また、羽根部材21が潤滑油14をはねかける歯車12の位置は、例えば、歯車12の歯面であってもよい。なお、給油機構が有する羽根部材21の個数は、1個でもよく、または、2個以上でもよい。例えば、歯車12と、歯車12と噛み合う歯車(図示せず)との歯車比(ギヤ比)が1:1以外である場合には、歯車12の回転に応じて潤滑油14の供給箇所が拡がっていくため、1個の羽根部材21で歯面の一箇所のみに給油してもよい。また、羽根部材21は、結果として回転軸11と共に回転するのであれば、例えば、回転軸11に固定されていてもよく、歯車12に固定されていてもよく、または、回転軸11や歯車12に固定されている他の部材に固定されていてもよい。
羽根部材21の少なくとも一部は、容器13に貯留されている潤滑油14に浸っており、回転軸11の回転に応じて、図1Aの矢印で示されるように、潤滑油14を上方向にはねかける。その結果、歯車12に給油されることになる。また、そのようにして給油された潤滑油14は、歯車12の回転による遠心力で飛び散り、容器13の内壁を伝って、潤滑油溜まりに回収され、再利用されることになる。
なお、羽根部材21は、回転軸11の特定の回転方向についてのみ、その回転に応じて潤滑油14を歯車12にはねかけるものであってもよく、回転軸11の回転方向に関わらず、回転軸11の回転に応じて潤滑油14を歯車12にはねかけるものであってもよい。後者の場合には、給油機構は、例えば、一方の回転方向(例えば、時計回り)のときに潤滑油14を歯車12にはねかけることができる羽根部材21と、他方の回転方向(例えば、反時計回り)のときに潤滑油14を歯車12にはねかけることができる羽根部材21との両方を備えていてもよく、または、どちらの回転方向であっても潤滑油14を歯車12にはねかけることができる羽根部材21を備えていてもよい。例えば、図1AのIV−IV線断面図が、図4(a)、図4(b)で示される場合には、それらの図中の矢印方向に羽根部材21が移動する際に潤滑油14が歯車12に供給される。そのため、給油機構は、断面が図4(a)で示される羽根部材21と、断面が図4(b)で示される羽根部材21との両方を備えていてもよい。また、図1AのIV−IV線断面図が、図4(c)で示される場合には、図4(c)中の両矢印方向のいずれに羽根部材21が移動する際にも潤滑油14が歯車12に供給される。そのため、給油機構は、断面が図4(c)で示される1以上の羽根部材21を備えていてもよい。
(2)スクリューポンプ式の給油機構
図2Aは、スクリューポンプ式の給油機構を示す断面模式図である。その給油機構は、スクリューポンプ22である。そのスクリューポンプ22は、回転軸11と同軸である。また、そのスクリューポンプ22は、らせん状の溝を有しており、回転軸11の回転に応じて容器13の潤滑油14を歯車12に供給する。すなわち、スクリューポンプ22の回転に応じて、容器13の潤滑油14がらせん状の溝を上り、歯車12に給油されることになる。スクリューポンプ22は、回転軸11や歯車12と一体に構成されていてもよく、または、そうでなくてもよい。後者の場合には、例えば、回転軸11と、歯車12との間にスクリューポンプ22が存在してもよい。
スクリューポンプ22の吸い込み口は、少なくとも容器13に貯留されている潤滑油14に浸っている。そして、回転軸11の回転に応じて、図2Aの矢印で示されるように、潤滑油14が歯車12の上端面まで移送される。上端面まで移送された潤滑油14は、歯車12の回転に応じた遠心力により歯面に移動し、その後、歯面から飛び散って、容器13の内壁を伝って回収され、再利用されることになる。
なお、給油機構の有するスクリューポンプ22は、1個であってもよく、または2個以上であってもよい。前者の場合には、回転軸11が特定の方向に回転する場合にのみ、潤滑油14を歯車12に供給できることになる。一方、給油機構が、例えば、2個のスクリューポンプ22を有している場合には、一方のスクリューポンプは、回転軸11が一方の方向に回転するときに、潤滑油14を歯車12に供給できるものであり、他方のスクリューポンプ22は、回転軸11が他方の方向に回転するときに、潤滑油14を歯車12に供給できるものであってもよい。なお、給油機構が2個のスクリューポンプ22を有する場合には、一方のスクリューポンプ22が内側に設けられ、他方がそのスクリューポンプ22の外側に設けられてもよい。その場合に、両スクリューポンプ22は、通常、同軸に設けられる。
また、図2Aでは、スクリューポンプ22が潤滑油14を歯車12の上端面にまで移送する場合について説明したが、結果として潤滑油14が歯車12の歯面に供給されるのであれば、スクリューポンプ22が潤滑油14を供給する箇所は問わない。例えば、図2Bで示されるように、給油機構は、スクリューポンプ22と、スクリューポンプ22が移送した潤滑油14を歯車12の歯面にまで移動させる流路24とを備えていてもよい。なお、その流路24の個数は、例えば、1個であってもよく、2個以上であってもよい。
(3)圧力差式の給油機構
図3Aは、圧力差式の給油機構を示す断面模式図である。その給油機構は、潤滑油14の流通する流路23を有している。その流路23は、図3Aで示されるように、歯車12の内部に設けられていてもよい。その流路23は、回転軸11と共に回転することになる。その流路23は、半径方向に延びるものであり、図3Aで示されるように略L字型であってもよく、直線状のものであってもよく、または、その他の形状であってもよい。その流路23の流出口23bの回転半径は、流入口23aの回転半径よりも大きくなるように設けられている。したがって、回転軸11が回転すると、流出口23bの位置の周速度のほうが、流入口23aの位置の周速度よりも速くなり、その結果、流出口23b側の圧力が低くなる(ベルヌーイの定理)。その圧力差に応じて、流入口23aから流出口23bに向かって、図3Aの矢印で示されるように、潤滑油14が移動することになる。歯車12の歯面まで移送された潤滑油14は、歯車12の回転に応じた遠心力によって飛び散って、容器13の内壁を伝って回収され、再利用されることになる。なお、流入口23aは、図3Aで示されるように、容器13に貯留されている潤滑油14に浸っているものとする。また、圧力差式の給油機構の場合、回転軸11の回転方向に関わらず圧力差が生じるため、回転軸11の回転方向がどちらであっても、潤滑油14を歯車12に供給することができる。
なお、その流路23の個数は問わない。例えば、流路23は1個であってもよく、または、2個以上であってもよい。図3Bは、歯車12の平面図であり、給油機構が3個の流路23を有する場合を示している。給油機構が2個以上の流路23を有する場合には、図3Bで示されるように、均等な角度で各流路23が配置されることが好適であるが、そうでなくてもよい。また、流路23の流出口23bは、図3A、図3Bで示されるように、歯車12の歯底に位置してもよく、または、歯車12の歯先に位置してもよい。
また、図3Aでは、流路23が潤滑油14を歯車12の歯面にまで移送する場合について説明したが、結果として潤滑油14が歯車12の歯面に供給されるのであれば、流路23が潤滑油14を供給する箇所、すなわち、流出口23bの位置は問わない。例えば、図3Cで示されるように、流出口23bは、歯車12の上端に位置してもよい。その場合であっても、流出口23bの回転半径は、流入口23aの回転半径よりも大きいものとする。
ここでは、給油機構が上記(1)〜(3)の構成である場合についてのみ説明したが、給油機構がそれら以外の構成であってもよいことは言うまでもない。また、その給油機構は、回転軸11の回転に応じて潤滑油14を歯車12に供給するため、歯車12が回転していないとき、すなわち潤滑油14を供給する必要がないときには潤滑油14が供給されず、歯車12が回転しているとき、すなわち潤滑油14を供給する必要があるときには潤滑油14が供給されることになり、必要十分な範囲での潤滑油14の供給が可能となる。
なお、図1A等では、給油機構が歯車12の軸方向の一方の側(図中の下方側)に存在する潤滑油14のみを歯車12に供給する場合について説明したが、そうでなくてもよい。給油機構は、歯車12の軸方向の一方の側(例えば、図1A中の下方側)に存在する潤滑油14、及び他方の側(例えば、図1A中の上方側)に存在する潤滑油14のいずれをも歯車12に供給できるものであってもよい。図1Bは、歯車12のどちら側に存在する潤滑油14をも歯車12に供給可能な、羽根部材21を有する給油機構の一例を示す図である。その場合には、容器13は、密閉式のもの、すなわち、開口部を閉じる蓋部材13aをも有するものであってもよい。図1Cは、図1Bで示される自動給油装置1の上下が逆転した状態を示す図である。図1Cの状態では、蓋部材13a側に潤滑油14が溜まることになるが、そのような場合でも、蓋部材13a側の給油機構である羽根部材21によって歯車12に潤滑油14を供給することができる。なお、図1B、図1Cでは、歯車12の軸方向のどちら側に存在する潤滑油14をも歯車12に供給できる給油機構が羽根部材21である場合について説明したが、そうでなくてもよい。給油機構がスクリューポンプ22や流路23である場合にも、同様にすることができる。例えば、スクリューポンプ22の場合には、歯車12の一方の側に存在する潤滑油14を移送する第1のスクリューポンプ22を回転中心側に設け、歯車12の他方の側に存在する潤滑油14を移送する第2のスクリューポンプ22を、第1のスクリューポンプ22の外周側に設けるようにしてもよい。このような密閉式の自動給油装置1は、例えば、減速機等に用いることもできる。
以上のように、本実施の形態による自動給油装置1によれば、回転軸11や歯車12の回転運動エネルギーを用いて給油機構が歯車12への自動給油を行うため、モータや噴射機構などの別系統の動力を用いることなく、潤滑油14を供給することができる。そのため、装置を複雑化することなく、少ない構成によって給油を実現できるようになる。その結果として、コンパクトな自動給油装置1を実現でき、またコストを低減することもできる。また、歯車12への給油は歯車12の回転時に必要になるが、その回転時に給油機構が動作するため、必要なときに適切な連続給油を実現できるようになる。また、歯車12に供給された潤滑油14は容器13に回収されるため、その回収された潤滑油14を再利用することもできる。
なお、本実施の形態では、歯車12に給油された潤滑油14が容器13に回収される場合について説明したが、そうでなくてもよい。すなわち、歯車12に給油された潤滑油14は再利用されず、消費されるだけであってもよい。そのような場合には、容器13は、歯車12から飛び散った潤滑油14を回収するための壁面等を有していなくてもよい。
また、本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上より、本発明による自動給油装置によれば、回転軸の回転を用いて歯車に潤滑油を供給できるという効果が得られ、人手を介さないで歯車に給油する自動給油装置として有用である。
1 自動給油装置
11 回転軸
12 歯車
13 容器
14 潤滑油
21 羽根部材
22 スクリューポンプ
23 流路

Claims (2)

  1. 回転軸と、
    前記回転軸と共に回転する歯車と、
    潤滑油が貯留される容器と、
    前記回転軸の回転に応じて前記容器の潤滑油を前記歯車に給油する給油機構と、を備え
    前記歯車に給油された潤滑油は前記容器に回収され、
    前記給油機構は、前記回転軸の回転方向に関わらず、前記回転軸の回転に応じて当該回転軸と共に回転し、前記容器の潤滑油を前記歯車にはねかける羽根部材を有している、自動給油装置。
  2. 前記容器は密閉式の容器であり、
    前記給油機構は、前記歯車の軸方向の一方の側に存在する潤滑油、及び他方の側に存在する潤滑油のいずれをも前記歯車に供給できる、請求項記載の自動給油装置。
JP2014137189A 2014-07-02 2014-07-02 自動給油装置 Active JP6327979B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014137189A JP6327979B2 (ja) 2014-07-02 2014-07-02 自動給油装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014137189A JP6327979B2 (ja) 2014-07-02 2014-07-02 自動給油装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016014434A JP2016014434A (ja) 2016-01-28
JP6327979B2 true JP6327979B2 (ja) 2018-05-23

Family

ID=55230780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014137189A Active JP6327979B2 (ja) 2014-07-02 2014-07-02 自動給油装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6327979B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5388675U (ja) * 1976-12-21 1978-07-20
JPS53147374U (ja) * 1977-04-26 1978-11-20
JPS6240235Y2 (ja) * 1980-05-30 1987-10-14
JPS57203163U (ja) * 1981-06-22 1982-12-24
JPS60188260U (ja) * 1984-05-23 1985-12-13 ダイハツ工業株式会社 歯車変速機の潤滑装置
JP2002115685A (ja) * 2000-10-05 2002-04-19 Toyota Industries Corp 流体機械における潤滑構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016014434A (ja) 2016-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6412060B2 (ja) 車両の駆動力伝達装置
EP3892892B1 (en) Oil lubrication mechanism for front bearing of water-cooled motor and motor driving assembly
JP6351624B2 (ja) 垂直方向に段階的な、隣接する2つのギアトレインを潤滑するための機構
JP3956770B2 (ja) オイル供給装置
JP2011236950A5 (ja)
US11015700B2 (en) Lubricating structure for transmission
CN105909956B (zh) 润滑结构和变速器
JP2014149061A (ja) 車両用駆動装置
JP6595587B2 (ja) 動力伝達装置およびこれを備える動力出力装置
JP4867521B2 (ja) 電動式駆動装置
JP6327979B2 (ja) 自動給油装置
JP2003130190A (ja) 動力伝達装置の潤滑構造
JP2018112306A (ja) 動力装置
EP3196366A1 (en) Slewing type working machine
JP4662346B2 (ja) 車両用動力伝達装置における潤滑装置
JP4583913B2 (ja) ローラミル用減速機の潤滑装置
JP2009127772A (ja) 貯油構造
JP6384466B2 (ja) 差動装置
JP2009243508A (ja) 歯車ケース内の潤滑構造
JP2015132314A (ja) ディファレンシャル装置の潤滑構造
JP7257228B2 (ja) アクスル装置
JP2016033404A (ja) デファレンシャルギヤの潤滑構造
EP3892891A1 (en) Gear box
JP2017082865A (ja) 動力伝達装置の潤滑油供給構造
JP2003214532A (ja) 潤滑装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170510

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180402

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180413

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180417

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6327979

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250