JP6327975B2 - ブレーキ装置 - Google Patents

ブレーキ装置

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本発明は、特に、モータの駆動によりピストンを推進させてブレーキ液圧を発生させて制動力を得るブレーキ装置に関するものである。
例えば、特許文献1には、車両用ブレーキシステムとして、運転者のブレーキ操作が入力される入力装置と、少なくともブレーキ操作に応じた電気信号に基づいてブレーキ液圧を発生させるモータシリンダ装置と、該モータシリンダ装置で発生したブレーキ液圧に基づいて車両の挙動の安定化を支援するビークルスタビリティアシスト装置とを備えて構成されたものが記載されている。
特開2012−214090号公報
この特許文献1に係る車両用ブレーキシステムのモータシリンダ装置には、ブレーキ解除時に第1スレーブピストン及び第2スレーブピストンを後退させる際、シリンダ部内の第1液圧室及び第2液圧室をリザーバに連通させて大気圧に戻すためのリリーフポートが設けられていない。すなわち、特許文献1に係る車両用ブレーキシステムでは、モータシリンダ装置等が作動不良となった失陥時、第1遮断弁及び第2遮断弁を開放して入力装置のマスタシリンダの第1圧力室及び第2圧力室からのブレーキ液圧を各車輪に備えたディスクブレーキ機構に供給することで制動力を得るように構成されており、この失陥時は、第1遮断弁及び第2遮断弁が開放された状態で、入力装置のマスタシリンダの第1圧力室及び第2圧力室からのブレーキ液圧がモータシリンダ装置側の第1液圧室及び第2液圧室にも供給されるために、リザーバに連通するリリーフポートが設けられていないものとなっている。このために、特許文献1に係る車両用ブレーキシステムでは、正常時にブレーキが解除された際、モータシリンダ装置の第1液圧室及び第2液圧室を大気圧に戻すために、第1遮断弁及び第2遮断弁を閉状態から開状態に切り替えることで、モータシリンダ装置の第1液圧室及び第2液圧室を入力装置のマスタシリンダの設けられた各リリーフポートに連通させて大気圧に戻すようにしている。
このように、特許文献1に係る車両用ブレーキシステムでは、正常時、ブレーキ操作後ブレーキが解除される度に、第1遮断弁及び第2遮断弁を閉状態から開状態に切り替える必要があり、第1遮断弁及び第2遮断弁に対する耐久性が懸念されブレーキ装置としての耐久性に問題が生じる可能性がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、耐久性を向上させたブレーキ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段として、本発明は、ブレーキペダルの操作によってピストンが移動して圧力室から液圧を出力するマスタシリンダと、ブレーキペダルの操作に応じてモータが駆動して、該モータの駆動によってピストンが移動して液圧室から液圧を出力するスレーブシリンダと、前記マスタシリンダまたは前記スレーブシリンダから出力される液圧を各車輪に備えられた液圧式ブレーキ機構に分配する液圧分配ユニットと、を備えたブレーキ装置であって、前記マスタシリンダ及びスレーブシリンダの圧力室は、前記ブレーキペダル操作前に大気圧状態となっており、前記液圧分配ユニットには、前記マスタシリンダからの液圧を前記液圧分配ユニットに供給するためのマスタシリンダ側配管と、前記スレーブシリンダからの液圧を前記液圧分配ユニットに供給するためのスレーブシリンダ側配管と、が接続され、前記マスタシリンダ側配管には、前記マスタシリンダからの液圧を開放または遮断する第1弁手段が設けられ、該スレーブシリンダ側配管には、前記スレーブシリンダからの液圧を開放または遮断する第2弁手段が設けられていることを特徴とするものである。
本発明のブレーキ装置によれば、耐久性を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係るブレーキ装置の概略断面図を示し、正常時の状態を示すものである。 図1の入力装置の拡大断面図である。 図1の電動ブレーキ装置の拡大断面図である。 本発明の実施の形態に係るブレーキ装置の概略断面図を示し、失陥時の状態を示すものである。
以下、本発明を実施するための形態を図1〜図4に基づいて詳細に説明する。
本発明の実施の形態に係るブレーキ装置1は、電気信号を伝達してブレーキを作動させる、いわゆるバイ・ワイヤ式のブレーキ装置1である。図1に示すように、本ブレーキ装置1は、運転者のブレーキ操作が入力される入力装置2と、運転者のブレーキ操作に応じた電気信号に基づいてブレーキ液圧を発生させる電動ブレーキ装置3と、該電動ブレーキ装置3で発生させたブレーキ液圧に基づいて、また車両の走行状態に基づいて各車輪5の液圧式ブレーキ機構45にブレーキ液圧を分配して車両の挙動の安定化を支援する電動スタビリティコントロール装置4(以下、ESC装置という)とを備えて構成されている。そして、本ブレーキ装置1では、正常時には、入力装置2にて検出したブレーキペダル7の操作量に基づいて電動ブレーキ装置3を駆動させることでブレーキ液圧を発生させて各車輪5への制動力を得るようにしている。一方、電動ブレーキ装置3等が作動不良となった失陥時には、ブレーキペダル7の操作により入力装置2にて直接ブレーキ液圧を発生させて各車輪5への制動力を得るようにしている。なお、以下の説明において、図1〜図4にて、左方を前方として、右方を後方として適宜説明する。
これらの入力装置2、電動ブレーキ装置3及びESC装置4は、車両のエンジンルームと車室とを区画するダッシュパネル6を境に前方に設けられたエンジンルーム内に互いに離れた位置に配置される。これら入力装置2、電動ブレーキ装置3及びESC装置4は、複数の配管チューブ90(90a、90b)、92、100(100a、100b)、102により接続される。これら入力装置2、電動ブレーキ装置3及びESC装置4は、ECU等の制御手段(図示せず)に電気的に接続されている。
図1及び図2に示すように、入力装置2は、運転者のよるブレーキペダル7の操作によって液圧を発生可能なタンデム式のマスタシリンダ10と、該マスタシリンダ10に付設され該マスタシリンダ10に第1及び第2供給通路28、32を介して連通するリザーバ11と、マスタシリンダ10に液圧路40を介して連通するストロークシミュレータ12とを備えている。
マスタシリンダ10のシリンダ部10aはブロック状の支持本体9に形成される。該支持本体9はダッシュパネル6の前面に当接するように配置される。マスタシリンダ10のシリンダ部10a内には、作動油が充填されており、軸方向に沿って所定間隔で離間して第1ピストン13及び第2ピストン14が摺動可能に配置される。第1ピストン13が入力ロッド15側に配置される。第1ピストン13はカップ状に形成される。第1ピストン13はその円筒状部26側が前方(シリンダ部10aの底部側)を向いて配置される。第1ピストン13の後端部には支持凹部25が形成される。該支持凹部25に入力ロッド15の前端が連結される。第1ピストン13の後端部はダッシュパネル6の貫通孔16に固着された円筒状連結体17に軸方向に沿って進退自在に支持される。入力ロッド15のダッシュパネル6から車室側に延設された部位は蛇腹状カバー18にて覆われている。該入力ロッド15の後端部にクレビス19を介してブレーキペダル7が連結される。一方、第2ピストン14は、第1ピストン13と離間してシリンダ部10aの底部側に配置される。第2ピストン14はカップ状に形成される。該第2ピストン14はその円筒状部30側が前方(シリンダ部10aの底部側)を向いて配置される。第1ピストン13と第2ピストン14との間には第1スプリング20が配置される。第1ピストン13と第2ピストン14の間が第1圧力室22として構成される。第2ピストン14とシリンダ部10aの底部との間に第2スプリング21が配置される。第2ピストン14とシリンダ部10aの底部との間が第2圧力室23として構成される。そして、運転者がブレーキペダル7を踏み込む踏力に対応したブレーキ液圧をシリンダ部10a内の第1圧力室22及び第2圧力室23にて発生させる。すなわち、ブレーキペダル7を踏み込むと、第1ピストン13と第2ピストン14とが第1スプリング20及び第2スプリング21の各付勢力に抗して移動することで、第1圧力室22及び第2圧力室23のそれぞれにてブレーキ液圧が発生する。
また、図2に示すように、第1ピストン13の円筒状部26には周方向に沿って間隔を置いて複数の第1供給孔27が形成されている。シリンダ部10aにはリザーバ11と連通する第1供給通路28が形成されている。そして、ブレーキペダル7の非操作時、すなわち第1ピストン13が初期位置となっているときには、第1ピストン13の第1供給孔27とシリンダ部10aの第1供給通路28とが連通することで、第1圧力室22が、第1供給孔27及び第1供給通路28を介してリザーバ11に連通して大気圧状態となる。同様に、第2ピストン14の円筒状部30には周方向に沿って間隔を置いて複数の第2供給孔31が形成されている。シリンダ部10aにもリザーバ11に連通する第2供給通路32が形成されている。そして、ブレーキペダル7の非操作時、すなわち第2ピストン14が初期位置となっているときには、第2ピストン14の第2供給孔31とシリンダ部10aの第2供給通路32とが連通することで、第2圧力室23が、第2供給孔31及び第2供給通路32を介してリザーバ11に連通して大気圧状態となる。なお、符号33は、第1圧力室22及び第2圧力室23の液圧を検出する液圧センサである。
ストロークシュミレータ12は、マスタシリンダ10と共通の支持本体9に形成される。ストロークシミュレータ12は、内部に作動油が充填されるシミュレータシリンダ部35と、シミュレータシリンダ部35内を軸方向に摺動自在に配置される断面T字状のシミュレータピストン36と、該シミュレータシリンダ部35の底部とシミュレータピストン36との間に設けられたシミュレータ液圧室37と、シミュレータピストン36をシミュレータシリンダ部35の底部に向かって付勢するリターンスプリング38とからなる。シミュレータシリンダ部35の後端開口部はキャップ39にて液密的に閉塞される。リターンスプリング38はシミュレータピストン36とキャップ39との間に配置される。マスタシリンダ10の第2圧力室23と、ストロークシミュレータ12のシミュレータ液圧室37とは液圧路40により接続される。該液圧路40には、該液圧路40を開放・遮断するシミュレータ電磁弁手段41(シミュレータ弁手段)が配置される。該シミュレータ電磁弁41は、ノーマルクローズタイプ(常閉型;通電時開)のソレノイドバルブである。なお、シミュレータシリンダ部35内のシミュレータピストン36とキャップ39との間の室42は通路43によりリザーバ11と連通している。
図1に示すように、ESC装置4は、正常時、電動ブレーキ装置3で発生させたブレーキ液圧(失陥時は入力装置2で発生させたブレーキ液圧)を各車輪5のそれぞれに備えられた液圧式ブレーキ機構45に分配する液圧分配ユニットとして構成される。また、ESC装置4は、液圧源である電動ポンプ、及び増圧弁、減圧弁等の電磁制御弁を備えている。これら電動ポンプ及び電磁制御弁を制御することでESC装置4は、各車輪5の液圧式ブレーキ機構45のそれぞれに供給する液圧を、減圧する減圧モード、保持する保持モード及び増圧する増圧モードを適宜実行して、車両の安定化制御、制動力配分制御やアンチロックブレーキ制御等の各種制御を行うことができる。
図1及び図3に示すように、電動ブレーキ装置3は、タンデム型のスレーブシリンダ51を備え、電動式のモータ47の回転運動によってスレーブシリンダ51内の第1スレーブピストン57及び第2スレーブピストン58を軸方向に前進させることによりブレーキ液圧を発生させるものである。詳しくは、電動ブレーキ装置3は、回転運動を生成するモータ47と、該モータ47からベルト伝達機構48を介して伝達される回転運動を直線運動に変換する回転直動変換機構であるボール−ネジ機構49と、ボール−ネジ機構49によって軸方向に沿って進退移動する押圧部材50と、該押圧部材50の前進によりブレーキ液圧を発生させるスレーブシリンダ51と、該スレーブシリンダ51に付設され該スレーブシリンダ51の第1及び第2供給通路67、71を介して連通するリザーバ52とを備えて構成される。ハウジング55は、円筒状ハウジング55aと、円筒状ハウジング55aの後部に連結され、モータ47を連結するモータ連結用ハウジング55bとから構成される。モータ連結用ハウジング55bの後部開口端を閉塞するようにカバー56が配置される。円筒状ハウジング55aの前方にスレーブシリンダ51が装着される。カバー56の一部はダッシュパネル6を突き抜けるように配置される。ベルト伝達機構48、ボール−ネジ機構49及び押圧部材50はモータ連結用ハウジング55bとカバー56との間に収容される。
スレーブシリンダ51のシリンダ部51a内には、作動油が充填されており、軸方向に沿って所定間隔で離間する第1スレーブピストン57及び第2スレーブピストン58が摺動可能に配置される。第1スレーブピストン57の後部が円筒状ハウジング55a内に延びる。第1スレーブピストン57はカップ状に形成される。第1スレーブピストン57はその円筒状部65側が前方(シリンダ部51aの底部側)を向いて配置される。第1スレーブピストン57の後端部には支持凹部59が形成され、該支持凹部59に押圧部材50の小径ロッド部73の前端が連結される。第1スレーブピストン57の後端から後方に向かって円筒状ガイド部64が一体的に延びている。一方、第2スレーブピストン58は、第1スレーブピストン57と離間してシリンダ部51aの底部側に配置される。第2スレーブピストン58はカップ状に形成される。第2スレーブピストン58はその円筒状部69側が前方(シリンダ部51aの底部側)を向いて配置される。第1スレーブピストン57と第2スレーブピストン58との間に第1スレーブスプリング60が配置される。第1スレーブピストン57と第2スレーブピストン58との間が第1液圧室62として構成される。第2スレーブピストン58とシリンダ部51aの底部との間に第2スレーブスプリング61が配置される。第2スレーブピストン58とシリンダ部51aの底部との間が第2液圧室63として構成される。
また、図3に示すように、第1スレーブピストン57の円筒状部65には周方向に沿って間隔を置いて複数の第1供給孔66が形成されている。シリンダ部51aにはリザーバ52と連通する第1供給通路67が形成されている。そして、ブレーキペダル7の非操作時(モータ47の非作動時)、すなわち第1スレーブピストン57が初期位置となっているときには、第1スレーブピストン57の第1供給孔66とシリンダ部51aの第1供給通路67とが連通することで、第1液圧室62が第1供給孔66及び第1供給通路67を介してリザーバ52に連通して大気圧状態となる。同様に、第2スレーブピストン58の円筒状部69には周方向に沿って間隔を置いて複数の第2供給孔70が形成されている。シリンダ部51aにもリザーバ52に連通する第2供給通路71が形成されている。そして、ブレーキペダル7の非操作時(モータ47の非作動時)、すなわち第2スレーブピストン58が初期位置となっているときには、第2スレーブピストン58の第2供給孔70とシリンダ部51aの第2供給通路71とが連通することで、第2液圧室63が、第2供給孔70及び第2供給通路71を介してリザーバ52に連通して大気圧状態となる。なお、符号72は、第1液圧室62及び第2液圧室63の液圧を検出する液圧センサである。
押圧部材50は、第1及び第2スレーブピストン57、58の後方に該第1及び第2スレーブピストン57、58と同軸上に配置される。該押圧部材50は、前部側の小径ロッド部73と、該小径ロッド部73の後端から後方に延びる後部側の大径ロッド部74とが一体的に接続されて構成される。小径ロッド部73の前部が第1スレーブピストン57の後端部の支持凹部59内に連結される。一方、大径ロッド部74の後部が後述するボール−ネジ機構49の直動部材77の支持凹部76に挿入される。
ボール−ネジ機構49は、モータ連結用ハウジング55bとカバー56との間に収容され、前端面に押圧部材50の大径ロッド部74を支持する支持凹部76が形成される円柱状の直動部材77と、該直動部材77が挿通される円筒状の回転部材78と、直動部材77の外周面と回転部材78の内周面との間に形成された螺旋状の各ネジ溝に装填されたボール79とを備えて構成される。直動部材77は、モータ連結用ハウジング55bとカバー56との間に、軸方向に沿って移動可能に、且つ軸回りに回転不能に支持されている。回転部材78は、モータ連結用ハウジング55bとカバー56との間に、各ベアリング82、82によって軸回りに回転可能に、且つ軸方向に移動しないように支持されている。また、円筒状ハウジング55aの前端部と直動部材77の前端に設けた受け部材80との間には、圧縮コイルバネである戻しバネ81が介装される。この結果、該戻しバネ81により直動部材77を後方(ダッシュパネル6に向かって)に常時付勢している。
ベルト伝達機構48は、回転部材78に一体的に固定される回転部材側プーリ83と、モータ47の出力軸に一体的に固定されるモータ側プーリ(図示せず)と、これらに巻回されるベルト84とから構成される。なお、モータ47は、例えば公知のDCモータ、DCブラシレスモータ、ACモータ等とすることができるが、制御性、静粛性、耐久性等の観点から本実施形態ではDCブラシレスモータを採用している。
そして、モータ47が回転駆動されると、その回転運動がベルト伝達機構48を介して回転部材78に伝達され、ボール−ネジ機構49の作動により、直動部材77が軸方向に進退運動する。その結果、直動部材77がスレーブシリンダ51側へ移動すると押圧部材50が直動部材77と共に移動して押圧部材50がスレーブシリンダ51の第1スレーブピストン57を押圧する。
また、図1に示すように、電動ブレーキ装置3のスレーブシリンダ51の第1液圧室62と、入力装置2のマスタシリンダ10の第1圧力室22とは第1配管チューブ90(90a、90b)により連通される。さらに、該第1配管チューブ90の分岐点91から分岐第1配管チューブ92が延びており、該分岐第1配管チューブ92がESC装置4に連通される。分岐点91から入力装置2側の第1配管チューブ90aに、該第1配管チューブ90aを開放・遮断する第1配管側第1電磁弁手段94(第1弁手段)が配置される。第1配管側第1電磁弁94は、ノーマルオープンタイプ(常開型;通電時閉)のソレノイドバルブである。なお、分岐点91から入力装置2側の第1配管チューブ90aが、マスタシリンダ10からの液圧をESC装置4に供給するマスタシリンダ側配管に相当する。一方、分岐点91から電動ブレーキ装置3側の第1配管チューブ90bに、該第1配管チューブ90bを開放・遮断する第1配管側第2電磁弁95(第2弁手段)が配置される。第1配管側第2電磁弁95は、ノーマルクローズタイプ(常閉型;通電時開)のソレノイドバルブである。なお、分岐点91から電動ブレーキ装置3側の第1配管チューブ90bが、スレーブシリンダ51からの液圧をESC装置4に供給するスレーブシリンダ側配管に相当する。
同様に、電動ブレーキ装置3のスレーブシリンダ51の第2液圧室63と、入力装置2のマスタシリンダ10の第2圧力室23とは第2配管チューブ100(100a、100b)により連通される。さらに、該第2配管チューブ100の分岐点101から分岐第2配管チューブ102が延びており、該分岐第2配管チューブ102がESC装置4に連通される。分岐点101から入力装置2側の第2配管チューブ100aに、該第2配管チューブ100aを開放・遮断する第2配管側第1電磁弁手段104(第1弁手段)が配置される。該第2配管側第1電磁弁104は、ノーマルオープンタイプ(常開型;通電時閉)のソレノイドバルブである。なお、分岐点101から入力装置2側の第2配管チューブ100aが、マスタシリンダ10からの液圧をESC装置4に供給するマスタシリンダ側配管に相当する。一方、分岐点101から電動ブレーキ装置3側の第2配管チューブ100bに、該第2配管チューブ100bを開放・遮断する第2配管側第2電磁弁105(第2弁手段)が配置される。第2配管側第2電磁弁105は、ノーマルクローズタイプ(常閉型;通電時開)のソレノイドバルブである。なお、分岐点101から電動ブレーキ装置3側の第2配管チューブ100bが、スレーブシリンダ51からの液圧をESC装置4に供給するスレーブシリンダ側配管に相当する。
さらに、図1に示すように、本ブレーキ装置1には、電動ブレーキ装置3のモータ47の出力軸の回転角を検出するレゾルバ(図示せず)、及び入力装置2の入力ロッド15のストローク、すなわち、ブレーキペダル7の操作量を検出するためのストロークセンサ8が設けられている。更に、マスタシリンダ10やスレーブシリンダ51の液圧等の状態量を検出するために、液圧センサ33、72を含む各種センサが適宜設けられている。そして、モータ47の出力軸の回転角を検出するレゾルバ、ストロークセンサ8及び液圧センサ33、72を含む各種センサの出力信号に基づき、図示せぬECU等の制御手段によりモータ47の出力を制御している。
次に、本実施形態に係るブレーキ装置1の作用を説明する。
本ブレーキ装置1が正常に機能する正常時には、図1に示すように、入力装置3側の第1配管チューブ90aの第1配管側第1電磁弁94及び入力装置3側の第2配管チューブ100aの第2配管側第1電磁弁104は、それぞれ通電されて閉状態となっている。また、電動ブレーキ装置3側の第1配管チューブ90bの第1配管側第2電磁弁95及び電動ブレーキ装置3側の第2配管チューブ100bの第2配管側第2電磁弁105は、それぞれ通電されて開状態となっている。また、入力装置2のシミュレータ電磁弁41は、通電されて開状態となっている。
そして、ブレーキ時、運転者により、ブレーキペダル7が操作されると、図示せぬECUが、その操作量をストロークセンサ8によって検出し、ブレーキペダル7の操作量に応じて、電動ブレーキ装置3のモータ47が回転駆動してレゾルバによりその回転位置を監視しながら、モータ47の一方向への作動を制御する。このモータ47による一方向への回転運動がベルト伝達機構48を介してボール−ネジ機構49の回転部材78に伝達されると共に戻しバネ81の付勢力に抗して直動部材77が前進して、押圧部材50によってスレーブシリンダ51の第1スレーブピストン57を押圧して、第1スレーブスプリング60及び第2スレーブスプリング61の付勢力に抗して、第1スレーブピストン57及び第2スレーブピストン58が移動することで第1液圧室62及び第2液圧室63に液圧が発生する。そして、第1液圧室62からの液圧は第1配管チューブ90b(90)から開状態にある第1配管側第2弁手段95を経由してESC装置4に供給され、同時に第2液圧室63からの液圧は第2配管チューブ100b(100)から開状態にある第2配管側第2弁手段105を経由してESC装置4に供給されて、該ESC装置4から各車輪5の液圧式ブレーキ機構45に供給されて車両に制動力が発生する。このとき、第1配管チューブ90a(90)の第1配管側第1電磁弁94及び第2配管チューブ100a(100)の第2配管側第1電磁弁104は閉状態であるために、第1液圧室62及び第2液圧室63からの液圧は、入力装置2には供給されない。
また、このとき、ブレーキペダル7の踏力により、入力装置2の入力ロッド15と共に第1ピストン13及び第2ピストン14が前進することでマスタシリンダ10の第1圧力室22にてブレーキ液圧が発生する。ここで、第1配管側第1電磁弁94及び第2配管側第1電磁弁104は閉状態であるので、第2圧力室23には液圧が発生せず、第1圧力室22からのブレーキ液圧だけが、通電により開状態にあるシミュレータ電磁弁41を経由して液圧路40からストロークシミュレータ12のシミュレータ液圧室37に供給される。このシミュレータ液圧室37に供給されたブレーキ液圧によってシミュレータピストン36がリターンスプリング38の付勢力に抗して後退することにより、ブレーキペダル7のストロークが許容されると共に、リターンスプリング38の付勢力により擬似的なペダル反力が発生してブレーキペダル7に付与される。この結果、運転者にとって違和感のないブレーキフィーリングが得られる。
一方、ブレーキ解除時、運転者により、ブレーキペダル7が開放されると、ブレーキペダル7の操作量に応じて、電動ブレーキ装置3のモータ47の他方向への回転駆動が制御される。このモータ47による他方向への回転運動がベルト伝達機構48を介してボール−ネジ機構49の回転部材78に伝達されて直動部材77が後退する。すると、スレーブシリンダ51の第1スレーブピストン57及び第2スレーブピストン58が後退すると共に第1液圧室62及び第2液圧室63が減圧される。そして、第1スレーブピストン57及び第2スレーブピストン58が後退して初期位置に到達すると、第1液圧室62が第1供給孔66及び第1供給通路67を介してリザーバ52に連通すると共に第2液圧室63が第2供給孔70及び第2供給通路71を介してリザーバ52に連通するので、第1液圧室62及び第2液圧室63が大気圧状態となる。
また、本ブレーキ装置1の電動ブレーキ装置3等が作動不良となる失陥時には、図4に示すように、入力装置3側の第1配管チューブ90aの第1配管側第1電磁弁94及び入力装置3側の第2配管チューブ100aの第2配管側第1電磁弁104がそれぞれ開状態に切り換わり、電動ブレーキ装置3側の第1配管チューブ90bの第1配管側第電磁2弁95及び電動ブレーキ装置3側の第2配管チューブ100bの第2配管側第2電磁弁105がそれぞれ閉状態に切り換わる。また、入力装置2のシミュレータ弁手段41が閉状態に切り換わる。
そして、この失陥時において、運転者により、ブレーキペダル7が操作されると、ブレーキペダル7の操作量に応じて入力ロッド15が軸方向に前進して、該入力ロッド15によってマスタシリンダ10の第1ピストン13及び第2ピストン14を押圧して第1圧力室22及び第2圧力室23に液圧が発生する。そして、第1圧力室22からの液圧は第1配管チューブ90a(90)から開状態にある第1配管側第1電磁弁94を経由してESC装置4に供給され、同時に第2圧力室23からの液圧は第2配管チューブ100a(100)から開状態にある第2配管側第1電磁弁104を経由してESC装置4に供給されて、該ESC装置4から各車輪5の液圧式ブレーキ機構45に供給されて車両に制動力が発生する。このとき、第1配管チューブ90b(90)の第1配管側第2電磁弁95及び第2配管チューブ100b(100)の第2配管側第2電磁弁105は閉状態であるために、入力装置2の第1圧力室22及び第2圧力室23からの液圧は、電動ブレーキ装置3には供給されない。
一方、ブレーキ解除時、運転者により、ブレーキペダル7が開放されると、入力ロッド15と共にマスタシリンダ10の第1ピストン13及び第2ピストン14が後退して第1圧力室22及び第2圧力室23が減圧されて、第1ピストン13及び第2ピストン14が初期位置に到達すると、第1圧力室22が第1供給孔27及び第1供給通路28を介してリザーバ11に連通すると共に第2圧力室23が第2供給孔31及び第2供給通路32を介してリザーバ11に連通するので、第1圧力室22及び第2圧力室23が大気圧状態となる。
以上説明したように、本発明の実施の形態に係るブレーキ装置1では、電動ブレーキ装置3のスレーブシリンダ51の第1液圧室62と、入力装置2のマスタシリンダ10の第1圧力室22とを連通する第1配管チューブ90(90a、90b)において、分岐点91から入力装置2側の第1配管チューブ90aに、該第1配管チューブ90aを開放・遮断する第1配管側第1電磁弁94を配置して、且つ分岐点91から電動ブレーキ装置3側の第1配管チューブ90bに、該第1配管チューブ90bを開放・遮断する第1配管側第2電磁弁95を配置する。また、電動ブレーキ装置3のスレーブシリンダ51の第2液圧室63と、入力装置2のマスタシリンダ10の第2圧力室23とを連通する第2配管チューブ100において、分岐点101から入力装置2側の第2配管チューブ100aに、該第2配管チューブ100aを開放・遮断する第2配管側第1電磁弁104を配置して、且つ分岐点101から電動ブレーキ装置3側の第2配管チューブ100bに、該第2配管チューブ100bを開放・遮断する第2配管側第2電磁弁105を配置する。
そして、正常時には、第1配管側第1電磁弁94及び第2配管側第1電磁弁104がそれぞれ閉状態に、第1配管側第2電磁弁95及び第2配管側第2電磁弁105がそれぞれ開状態に、また入力装置2のシミュレータ電磁弁41が開状態になっている。この状態でブレーキペダル7が操作されると、入力装置2にて検出したブレーキペダル7の操作量に基づいて電動ブレーキ装置3を駆動させることでブレーキ液圧が発生して、電動ブレーキ装置3からのブレーキ液圧がESC装置4を介して各車輪5の液圧式ブレーキ機構45に供給されて車両に制動力を発生させることができる。しかも、ブレーキ解除時には、第1及び第2スレーブピストン57、58が後退して初期位置に到達すると、第1液圧室62及び第2液圧室63はリザーバ52にそれぞれ連通するので、第1液圧室62及び第2液圧室63を大気圧状態にすることが可能になる。
一方、失陥時には、第1配管側第1電磁弁94及び第2配管側第1電磁弁104がそれぞれ開状態に切り換わり、第1配管側第2電磁弁95及び第2配管側第2電磁弁105がそれぞれ閉状態に切り換わり、また、入力装置2のシミュレータ電磁弁41が閉状態に切り換わる。そして、ブレーキペダル7の操作により入力装置2にて直接ブレーキ液圧が発生して、入力装置2からのブレーキ液圧がESC装置4を介して各車輪5の液圧式ブレーキ機構45に供給されて車両に制動力を発生させることができる。しかも、このとき、第1配管チューブ90b(90)の第1配管側第2電磁弁95及び第2配管チューブ100b(100)の第2配管側第2電磁弁105はそれぞれ閉状態であり、入力装置2の第1圧力室22及び第2圧力室23からの液圧は、電動ブレーキ装置3には供給されないので、電動ブレーキ装置3のスレーブシリンダ51のシリンダ部51aに第1及び第2供給通路67、71が設けてあっても入力装置2からのブレーキ液圧が抜けてしまうような問題は発生しない。
これにより、従来のように、プレーキ操作する度に第1配管側第1電磁弁94及び第2配管側第1電磁弁104を開閉する必要がないので、これらの弁手段94、104に対する耐久性を向上させることができ、また、消費電力も抑えることができる。
なお、本実施形態においては、電動ブレーキ装置3の回転直動変換機構としてボール−ネジ機構49を用いているが、これに限らず、ねじ機構や精密ローラねじ機構を用いてもよいし、ラックアンドピニオン機構を用いるようにしてもよい。
また、本実施形態においては、電動ブレーキ装置3の電動モータ47からボール−ネジ機構49に回転運動を伝達する伝達機構としてベルト伝達機構48を用いているが、これに限らず、ギヤによる伝達機構を用いてもよいし、ボール−ネジ機構49の回転部材78をモータ47のロータとするダイレクト駆動機構としてもよい。
本実施形態においては、第1配管側第1電磁弁94、第2配管側第1電磁弁104、第1配管側第2電磁弁95及び第2配管側第2電磁弁105をECS装置4とは、別に設けているが、上記電磁弁をECS装置4に内蔵するようにしてもよい。この場合には、分岐第1配管チューブ92及び分岐第2配管チューブ102を用いることなく、第1配管チューブ90a,90b及び第2配管チューブ1100a,100bをECS装置4に接続することになる。
1 ブレーキ装置,2 入力装置,3 電動ブレーキ装置,4 ESC装置(液圧分配ユニット),5 車輪,7 ブレーキペダル,10 マスタシリンダ,13 第1ピストン,14 第2ピストン,22 第1圧力室,23 第2圧力室,47 モータ,51 スレーブシリンダ,57 第1スレーブピストン,58 第2スレーブピストン,62 第1液圧室,63 第2液圧室,90a 入力装置側の第1配管チューブ(マスタシリンダ側配管),90b 電動ブレーキ装置側の第1配管チューブ(スレーブシリンダ側配管),94 第1配管側第1電磁弁(第1弁手段),95 第1配管側第2電磁弁(第2弁手段),100a 入力装置側の第2配管チューブ(マスタシリンダ側配管),100b 電動ブレーキ装置側の第2配管チューブ(スレーブシリンダ側配管),104 第2配管側第1電磁弁(第1弁手段),105 第2配管側第2電磁弁(第2弁手段)

Claims (1)

  1. ブレーキペダルの操作によってピストンが移動して圧力室から液圧を出力するマスタシリンダと、
    ブレーキペダルの操作に応じてモータが駆動して、該モータの駆動によってピストンが移動して液圧室から液圧を出力するスレーブシリンダと、
    前記マスタシリンダまたは前記スレーブシリンダから出力される液圧を各車輪に備えられた液圧式ブレーキ機構に分配する液圧分配ユニットと、を備えたブレーキ装置であって、
    前記マスタシリンダ及びスレーブシリンダの圧力室は、前記ブレーキペダル操作前に大気圧状態となっており、
    前記液圧分配ユニットには、
    前記マスタシリンダからの液圧を前記液圧分配ユニットに供給するためのマスタシリンダ側配管と、
    前記スレーブシリンダからの液圧を前記液圧分配ユニットに供給するためのスレーブシリンダ側配管と、が接続され、
    前記マスタシリンダ側配管には、前記マスタシリンダからの液圧を開放または遮断する第1弁手段が設けられ、
    前記スレーブシリンダ側配管には、前記スレーブシリンダからの液圧を開放または遮断する第2弁手段が設けられていることを特徴とするブレーキ装置。
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