JP6327671B2 - クレーンの検出装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態に係るクローラクレーン(以下、クレーン100と記す)の側面模式図である。図1では、クレーン作業(荷役作業)等を行うことのできる通常使用状態でのクレーン100を示している。以下では、図示するように、図1の姿勢を基準に上下および前後方向を定義する。
−準備工程−
比較用(校正用)の角度センサ(以下、比較用センサ961と記す)、および、診断装置150等を準備する。比較用センサ961をボルト、ナット等の締結部材(不図示)を用いて回動部材165に取り付ける。比較用センサ961は、水平面に対する角度である対地角を検出する角度センサであって、角度センサ160の校正に用いられる標準器としての機能を有している。
一対のリーマボルト168A,168Bのうちの他方(168A)を回動支点として、回動部材165を基端ブーム104Aに対して回動させる。
異常であると判定された場合、作業者は、角度センサ160が正常に機能するように角度センサ160の点検、調整、修理、交換(部品あるいは角度センサ全体の交換)等のメンテナンス作業を行う。
取り外していたリーマボルト168Bを回動部材165の挿通孔165bおよび取付板145の挿通孔145bに挿通させ、締結することで、回動部材165を基端ブーム104Aの取付板145に固定する。
−準備工程−
油圧ユニット980、圧力センサ981、および、油圧ホースHr,Hb、診断装置150等を準備する。油圧ユニット980は、油が貯留されたタンク(不図示)と、タンク内の油を吐出する電動式の油圧ポンプ(不図示)と、油の供給先(ロッド室173rまたはボトム室173b)を切り替える切替弁(不図示)とを含んで構成される。
先端ブーム104Bに取り付けられた状態の油圧シリンダ175のボトム室173bに、油圧ユニット980から圧油を供給する。油圧シリンダ175のボトム室173bに圧油が供給されると、ロッド174が伸長するとともに、荷重センサ170に引張荷重が作用することで歪が生じ、荷重センサ170から引張荷重に応じた検出信号が出力される。なお、ロッド室173r内の油は油圧ユニット980内のタンク(不図示)に回収される。
異常であると判定された場合、作業者は、荷重センサ170が正常に機能するように荷重センサ170の点検、調整、修理、交換(部品あるいは荷重センサ全体の交換)等のメンテナンス作業を行う。
診断装置150を荷重センサ170および圧力センサ981から取り外し、圧力センサ981を油圧シリンダ175から取り外す。油圧シリンダ175から油を排出して、一対の油圧シリンダ175のボトム室173b同士を接続する油圧ホースHbおよびロッド室173r同士を接続する油圧ホースHrを取り外す。一方の油圧シリンダ175のロッド室173rおよびボトム室173bのそれぞれと油圧ユニット980とを接続する油圧ホースを取り外し、荷重センサ170の診断を終了する。
(1)ブーム104には、ブーム角度検出装置114と、吊荷重検出装置111とを含む、複数の検出装置が取り付けられている。ブーム角度検出装置114は、クレーン作業等の際、ブーム104の起伏動に応じて、ブーム104の起伏角度を検出する角度センサ160と、角度センサ160の診断の際に用いる角度変化装置169とを含んで構成されている。吊荷重検出装置111は、クレーン作業等の際、吊り荷重を検出する荷重センサ170と、荷重センサ170の診断の際に用いる荷重変化装置179とを含んで構成されている。
(3)診断装置150およびコントローラ120に電源を設ける構成としたので、各検出装置に電源を設ける必要がない。
(変形例1)
上述した実施の形態では、各検出装置の通信規格の一例としてCAN規格について説明したが本発明はこれに限定されない。イーサネット(登録商標)等のLANを介して各検出装置をコントローラや診断装置に接続してもよい。各検出装置およびコントローラ、診断装置をRS−422規格によるネットワークを介して信号を送受信する構成としてもよい。
上述した実施の形態では、各検出装置を同一の通信規格で対応させた例について説明したが、本発明はこれに限定されない。複数の検出装置のいくつかを同一の通信規格で対応させることで、全ての検出装置が異なる信号を出力する場合(図12参照)に比べて、診断作業の効率の向上を図ることができる。
上述した実施の形態では、電動式の油圧ポンプが搭載された油圧ユニット980の例を説明したが、本発明はこれに限定されない。足踏み式等の手動式油圧ポンプを利用して、圧油を油圧シリンダ175に供給してもよい。
上述した実施の形態では、第1中継ボックス131および第2中継ボックス132を介して、各検出装置をコントローラ120に接続した例について説明したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、第2中継ボックス132に代えて、一端がコントローラ120に接続され、他端が二股に分かれて角度センサ160および第1中継ボックス131のそれぞれに接続されるケーブルを用いるようにしてもよい。
上述した実施の形態では、本発明をクローラクレーンに適用する例について説明したが、その他の移動式クレーンや、固定式クレーンにも本発明を適用することができる。
Claims (1)
- ブームに回動可能に取り付けられる回動部材と、
前記回動部材を前記ブームに回動可能に軸支する軸部材と、
前記回動部材を前記ブームに回動不能に固定する固定部材と、
前記回動部材に固着され、前記ブームの起伏角度を検出する角度センサと、を備え、
前記固定部材を取り外すことにより、前記回動部材が回動可能となり、
前記角度センサは、さらに、前記軸部材を中心として、前記ブームに対して回動する前記回動部材の回動角度を検出する、クレーンの検出装置。
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