JP6326586B2 - 化粧料塗布具 - Google Patents

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Description

本発明は、化粧料塗布具に関する。
従来、例えば液状化粧料等を塗布するための塗布具として、塗布体を軸線方向に進退させることにより、当該塗布体を容器から出没させるものが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
具体的には、特許文献1には、ノック操作により容器先端の弁手段が開閉され、弁手段が開にされると液状化粧料の塗布体への流動が許容されると共に、容器内の塗布体が前進して容器先端から出現し塗布体による塗布が可能とされ、一方、弁手段が閉にされると液状化粧料の塗布体への流動が阻止されると共に、塗布体が後退して容器内に没入する塗布具が記載されている。
また、特許文献2には、塗布体の軸線方向の進退動作に連動して容器先端の開口を開閉させ塗布体を容器から出没させる塗布具が記載されている。
特開2001−198516号公報 特開2010−125602号公報
しかしながら、このような特許文献1、2を始めとした塗布具にあっては、容器から出現する塗布体の太さは一定であるため、ほぼ一定幅の線しか描けない。従って、使用者からは、細い線や太い線を適宜選択して描き得るものが求められている。
そこで、本発明は、使用者の好みに応じて細い線や太い線を選択して描くことができる化粧料塗布具を提供することを目的とする。
本発明による化粧料塗布具は、容器本体の先端に配置され弾性体から形成された外側スリーブと、外側スリーブの内側に配置された内側スリーブと、内側スリーブ側に軸線方向移動不能に装着されると共に、常に内側スリーブ及び外側スリーブを通して外方に突出する塗布体と、を具備し、側スリーブは軸線方向に移動可能とされ、内側スリーブが退限に位置し内側スリーブの先端と外側スリーブの先端が軸線方向に離間している状態では、塗布体は外側スリーブに接触することにより縮径され、内側スリーブの先端が外側スリーブの先端に接近するように内側スリーブが退限から前進すると、内側スリーブにより外側スリーブが拡径し、且つ、塗布体は、外側スリーブにより縮径されていた径が大きくなることを特徴としている。
このような化粧料塗布具によれば、内側スリーブが軸線方向に移動可能とされて退限に位置し、スリーブ同士の先端が軸線方向に離間している状態にあっては、内側スリーブ及び外側スリーブを通して外方に突出する塗布体が、外側スリーブに接触することにより縮径される。この状態から、軸線方向に移動可能な内側スリーブが軸線方向に移動しスリーブ同士の先端が接近すると、外側スリーブが内側スリーブにより拡径され、塗布体の縮径されていた径が拡径されて大きくされる。このように、塗布体の径を適宜変えることができ、使用者の好みに応じて細い線や太い線を選択して描くことができる。
ここで、塗布体は、毛筆であると、塗布体の縮径、拡径の作用が好適に実施される。
このように本発明によれば、使用者の好みに応じて細い線や太い線を選択して描くことができる化粧料塗布具を提供できる。
本発明の第1実施形態に係る化粧料塗布具の第1の使用形態を示す側面図である。 図1に示す化粧料塗布具の縦断面図である。 図2中の要部を拡大して示す縦断面図である。 本発明の第1実施形態に係る化粧料塗布具の第2の使用形態を示す側面図である。 図4に示す化粧料塗布具の縦断面図である。 図5中の要部を拡大して示す縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係る化粧料塗布具の第1の使用形態を示す側面図である。 図7に示す化粧料塗布具の縦断面図である。 図8中の要部を拡大して示す縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係る化粧料塗布具の第2の使用形態を示す側面図である。 図10に示す化粧料塗布具の縦断面図である。 図11中の要部を拡大して示す縦断面図である。
以下、本発明による化粧料塗布具の好適な実施形態について図1〜図12を参照しながら説明する。図1〜図6は、本発明の第1実施形態を、図7〜図12は、本発明の第2実施形態を各々示すものである。
先ず、図1〜図6に示す第1実施形態を説明する。
図1〜図3は、第1実施形態に係る化粧料塗布具の第1の使用形態を示す各図、図4〜図6は、第1実施形態に係る化粧料塗布具の第2の使用形態を示す各図であり、本実施形態の化粧料塗布具は、例えば、アイライナーやリップライナー等の液状化粧料を被塗布部に塗布する際に用いられるものである。
図1及び図2に示すように、化粧料塗布具100は、筒状の容器本体1と、容器本体1の後端部に回転可能に装着された操作筒2と、容器本体1の先端部に設けられた外側スリーブ3と、液状化粧料を収容し容器本体1及び外側スリーブ3内に配置された内側スリーブ4と、外側スリーブ3の先端から外方に突出する塗布体としての毛筆5と、図2に示すように、内側スリーブ4内の液状化粧料を毛筆5に供給するための中継芯6と、操作筒2の回転操作により内側スリーブ4を軸線方向に進退(移動)させるための移動体7と、を概略備える。
容器本体1は、例えばPP等の硬質樹脂から形成され、先端に行くに従い内外径共に段階的に細くなる段付き円筒状に構成され、前側から順に段差1x,1yを有する。容器本体1の後端部の内周面には、円環状の凹部1aが、操作筒2を軸線方向に係合するものとして設けられ、容器本体1の先端部には、凹状の係合部1b(図3参照)が、外側スリーブ3を軸線方向に係合するものとして設けられる。また、容器本体1の軸線方向中央より後側の内周面には、周方向に沿って凹凸が並設されたローレット1cが、内側スリーブ4を回転方向に係合するためのものとして設けられる。
操作筒2は、例えばABS等から形成され、有底円筒状に構成される。操作筒2の内周面には、螺合部の一方を構成する雌螺子2bが軸線方向に沿って形成される。また、操作筒2の先端部の外周面には、容器本体1の円環状の凹部1aに軸線方向に係合するための円環状の凸部2aが設けられる。
そして、操作筒2は、その前半部が容器本体1の後端部に内挿され、その凸部2aが容器本体1の凹部1aに軸線方向に係合することで、容器本体1に回転可能且つ軸線方向移動不能に装着される。
移動体7は、略円筒状に構成され、軸線方向略中央に鍔部7cを有する。この移動体7の後端部の外周面には、螺合部の他方を構成する雄螺子である螺合突起7bが形成される。また、移動体7の鍔部7cの前側の外周面には、周方向に沿って凹凸が並設されたローレット7aが、内側スリーブ4を回転方向に係合するためのものとして設けられる。また、移動体7のローレット7aより前側の外周面には、円環状の凸部7dが、内側スリーブ4を軸線方向に係合するためのものとして設けられる。
そして、移動体7は、その螺合突起7bが操作筒2の雌螺子2bに螺合することで、操作筒2に装着される。
内側スリーブ4は、例えばPP等の硬質樹脂から形成され、先端に行くに従い内外径共に段階的に細くなる段付き円筒状に構成される。具体的には、容器本体1の内面にほぼ倣う(合致する)外面を備え(図5参照)、前側から順に段差4x,4yを有する。この内側スリーブ4の後端部の内周面には、移動体7のローレット7aに回転方向に係合するためのローレット4aが設けられる。また、内側スリーブ4のローレット4aより前側の内周面には、移動体7の円環状の凸部7dに軸線方向に係合するための円環状の凹部4dが設けられる。また、内側スリーブ4のローレット4aより前側の外周面には、容器本体1のローレット1cに回転方向に係合するためのローレット4cが設けられる。
そして、内側スリーブ4は、容器本体1に内挿されると共にその後端部が移動体7に外挿され、そのローレット4aが、移動体7のローレット7aに回転方向に係合すると共に、その凹部4dが、移動体7の凸部7dに軸線方向に係合することで、移動体7に回転不能且つ軸線方向移動不能に装着され一体化される。また、内側スリーブ4は、そのローレット4cが、容器本体1のローレット1cに回転方向に係合することで、容器本体1に回転不能(同期回転可能)且つ軸線方向移動可能に装着される。
内側スリーブ4の後側の段差4yより後側の内部は、液状化粧料を収容するための収容部4bとされる。収容部4bには、液状化粧料を含浸した中綿10が充填される。中綿10は、アジャスター8によりそのサイズが調節可能とされる。
中継芯6は、例えばアクリル樹脂等から形成されて軸線方向に延在し、その後端側の部分が中綿10に差し込まれると共に、その先端側の部分が毛筆5の先端近くまで進入することで、中綿10と毛筆5とを結び、中綿10から毛筆5に液状化粧料を供給するのを可能とする。
毛筆5は、図3に示すように、その後端面が、円板状の毛筆保持部5aに固着され、この毛筆保持部5aは、内側スリーブ4の前側の段差4xの内側の段差面と中継芯6の段差面とに挟まれるようにして軸線方向移動不能に装着され、内側スリーブ4及び中継芯6と一体化される。
外側スリーブ3は弾性体から形成され、ここでは、NBR等のゴムとされている。外側スリーブ3は、その後端部が円筒状に構成されると共に、この後端部より前側の部分が、先端に行くに従い内外径共に徐々に細くなる先細りの円錐台状筒体3aとされている。この外側スリーブ3には、その後端部の内周面に、容器本体1の凹状の係合部1bに軸線方向に係合する凸状の係合部3bが設けられる。
そして、外側スリーブ3は、容器本体1の先端部に外挿され、その後端面が容器本体1の前側の段差1xの外側の段差面に突き当たり、その凸状の係合部3bが容器本体1の凹状の係合部1bに係合することで、容器本体1の先端に装着される。
なお、図1に仮想線で示すように、容器本体1の先端には、毛筆5等の先端部を保護するためのキャップ9が着脱自在に装着される。
このような化粧料塗布具100にあっては、毛細管現象により中綿10から中継芯6を介して液状化粧料が吸い上げられ、毛筆5の先端5bから液状化粧料の塗布を行うことができる。
ここで、図2に示すように、内側スリーブ4が後退限に位置しているときには、移動体7の鍔部7cが操作筒2の先端に突き当たると共に、容器本体1と内側スリーブ4の軸線方向に対面する段差1x,4x同士、段差1y,4y同士の間に空間S1,S2がそれぞれ形成され、内側スリーブ4は容器本体1に対して前進可能とされる。
この状態で、内側スリーブ4は、図3に示すように、その先端4eが、容器本体1の先端から前方へ所定長突出すると共に、外側スリーブ3の先端3eが、内側スリーブ4の先端4eから前方へ所定長突出し、外側スリーブ3の円錐台状筒体3aの内面に、内側スリーブ4の先端部が当接し、内側スリーブ4の先端4eと外側スリーブ3の先端3eが軸線方向に離間した状態にある。
この状態で、外側スリーブ3の先端3eの円形の開口に対して、毛筆5が通過した状態となっている。具体的には、外側スリーブ3の先端3eに毛筆5の先端側が接触し、毛筆5は先端3eにより束ねられた状態とされ、これにより、毛筆5の先端5bは縮径された先鋭形状とされている。
次に、このように構成された化粧料塗布具100の作用を説明する。先ず、図1〜図3に示すように、内側スリーブ4が後退限に位置している状態での第1の使用形態について説明する。この状態にあっては、前述したように、毛筆5の先端5bは、図3に示すように、先鋭形状とされている。このため、使用者はキャップ9を外し、毛筆5の先鋭形状の先端5bにより、液状化粧料による細い線を描くことができる。
次に、第2の使用形態について説明する。この場合には、使用者は操作筒2を移動体7の繰り出し方向に回転し、螺合部2b,7bの螺合作用により、移動体7と共に内側スリーブ4及び毛筆5を前進させる。
すると、図5及び図6に示すように、内側スリーブ4の先端4eが外側スリーブ3の先端3eに接近していき、内側スリーブ4により外側スリーブ3が拡径し、毛筆5は、外側スリーブ3により縮径されていた径が大きくなる(図4参照)。そして、内側スリーブ4は、図6に示す前進限に達する。従って、使用者は、毛筆5の大きくなった(拡径した)先端5bにより、液状化粧料による太い線を描くことができる。
なお、内側スリーブ4の前進限は、図5に示すように、容器本体1のローレット1c又は内側スリーブ4のローレット4cの突き当たりによるものや、容器本体1と内側スリーブ4の軸線方向に対面する段差1x,4x同士や、段差1y,4y同士の当接によるもの等、適宜設定可能である。
その後、第1の使用形態で使用したい場合には、使用者は操作筒2を移動体7の繰り戻し方向(逆方向)に回転し、螺合部2b,7bの螺合作用により、移動体7と共に内側スリーブ4を後退限まで後退させれば良い。
このように、第1実施形態においては、内側スリーブ4が軸線方向に移動可能とされて後退限に位置し、スリーブ3,4同士の先端3e,4eが軸線方向に離間している状態にあっては、内側スリーブ4及び外側スリーブ3を通して外方に突出する毛筆5が、外側スリーブ3に接触することにより縮径され、この状態から、内側スリーブ4が前進しスリーブ3,4同士の先端3e,4eが接近すると、外側スリーブ3が内側スリーブ4により拡径され、毛筆5の縮径されていた径が拡径されて大きくされ、毛筆5の径を適宜変えることができるため、使用者の好みに応じて細い線や太い線を選択して描くことができる。
また、塗布体として毛筆5を用いているため、縮径、拡径の作用を好適に実施できる。
なお、第1実施形態においては、液状化粧料を含浸した中綿10を収容部4bに収容し、当該中綿10から毛筆5に液状化粧料を供給する中綿式を採用しているが、中綿10がなく液状化粧料を収容部4bに直接充填し蛇腹構造により液状化粧料の流量をコントロールする直液式を採用しても良い。
また、中綿10を用いずに直接化粧料を送り出す場合には、練り状やジェル状等の化粧料を用いることもできる。
また、毛筆5を進退させるべく回転操作による進退機構を採用しているが、これに代えて、ノック操作による進退機構や、スライド操作による進退機構を採用しても良い。
また、図6に示すように、内側スリーブ4が前進限に達した状態において、内側スリーブ4の先端4eは外側スリーブ3の先端3eから前方に突出していないが、突出する構成としても良い。
図7〜図9は、第2実施形態に係る化粧料塗布具の第1の使用形態を示す各図、図10〜図12は、第2実施形態に係る化粧料塗布具の第2の使用形態を示す各図である。
この第2実施形態の化粧料塗布具200が、第1実施形態の化粧料塗布具100と主に違う点は、第1実施形態の外側スリーブ3を軸線方向に移動可能とした点である。この外側スリーブ3は、図7〜図9に示すように、外側スリーブホルダ13に装着されて移動する。外側スリーブホルダ13は、第1実施形態の容器本体1の先端部とほぼ同形状とされ、第1実施形態と同様に、図8及び図9に示すように、凹状の係合部1bに外側スリーブ3の凸状の係合部3bが係合することで外側スリーブ3を装着する。そして、外側スリーブホルダ13の後半部の外周面には、軸線方向に円環状の凹凸13aが並設され、これらの凹凸13aが、外側スリーブ3を軸線方向に移動させるべく外側スリーブホルダ13を持って移動させる際の滑り止めとされる。
また、第2実施形態の化粧料塗布具200にあっては、第1実施形態の容器本体1及び内側スリーブ4を兼ねた容器本体11を用いている。具体的には、容器本体11は、内部に直接中綿10を収容すると共に、容器本体11の先端側の部分、詳しくは、容器本体11において外側スリーブ3の内側に配置されている部分が、第1実施形態の内側スリーブ4において外側スリーブ3の内側に配置されている部分4zと同じ形状とされている(図2及び図3参照)。ここで、容器本体11の先端側の部分は、本実施形態では、容器本体11の一体成形部分とされているが、容器本体11と別部材とすることもできる。従って、容器本体11の先端側の部分(容器本体11において外側スリーブ3の内側に配置されている部分)を、ここでは、便宜上、内側スリーブ4zと呼ぶ。なお、容器本体11の開放された後端部は、尾栓12により閉じられている。
そして、第2実施形態の化粧料塗布具200では、外側スリーブ3及び外側スリーブホルダ13が、図7〜図9に示す前進限に位置しているときに、外側スリーブホルダ13と容器本体11との軸線方向間に空間S3が形成され、外側スリーブ3及び外側スリーブホルダ13は容器本体11に対して後退可能とされる。なお、外側スリーブ3及び外側スリーブホルダ13の前進限は、図9に示すように、外側スリーブホルダ13の内周面に設けられた円環状の凸部13bが、容器本体11の外周面に設けられた円環状の凸部11bに軸線方向に当接することで設定され、これ以上の前進が阻止される。
次に、外側スリーブ3及び外側スリーブホルダ13が前進限に位置している状態での第1の使用形態について説明する。この状態での外側スリーブ3、内側スリーブ4zの先端4e、毛筆5の位置関係は、第1実施形態と同様である。具体的には、外側スリーブ3の円錐台状筒体3aの先端3eが、内側スリーブ4zの先端4eから前方へ所定長突出し、その円錐台状筒体3aの内面に、内側スリーブ4zの先端部が当接し、内側スリーブ4zの先端4eと外側スリーブ3の先端3eが軸線方向に離間した状態にある。
この状態で、外側スリーブ3の先端3eに毛筆5の先端側が接触し、毛筆5の先端5bは縮径された先鋭形状とされている。従って、使用者は、毛筆5の先鋭形状の先端5bにより、液状化粧料による細い線を描くことができる。
ここで、第2の使用形態とする場合には、使用者は、外側スリーブホルダ13を持って外側スリーブ3及び外側スリーブホルダ13を後退させる。すると、図11及び図12に示すように、外側スリーブ3の先端3eが内側スリーブ4zの先端4eに接近していき、内側スリーブ4zにより外側スリーブ3が拡径し、毛筆5は、外側スリーブ3により縮径されていた径が大きくなる(図10参照)。そして、外側スリーブホルダ13の後端面が容器本体11に突き当たり空間S3がなくなることで、外側スリーブ3及び外側スリーブホルダ13は後退限に達する。従って、使用者は、毛筆5の大きくなった(拡径した)先端5bにより、液状化粧料による太い線を描くことができる。
その後、第1の使用形態で使用したい場合には、使用者は、外側スリーブホルダ13を持って外側スリーブ3及び外側スリーブホルダ13を前進限まで前進させれば良い。
このように、第2実施形態においては、外側スリーブ3が軸線方向に移動可能とされて前進限に位置し、スリーブ3,4z同士の先端3e,4eが軸線方向に離間している状態にあっては、内側スリーブ4z及び外側スリーブ3を通して外方に突出する毛筆5が、外側スリーブ3に接触することにより縮径され、この状態から、外側スリーブ3が後退しスリーブ3,4z同士の先端3e,4eが接近すると、外側スリーブ3が内側スリーブ4zにより拡径され、毛筆5の縮径されていた径が拡径されて大きくされ、毛筆5の径を適宜変えることができるため、第1実施形態と同様に、使用者の好みに応じて細い線や太い線を選択して描くことができる。
また、塗布体として毛筆5を用いているため、第1実施形態と同様に、縮径、拡径の作用を好適に実施できる。
なお、第2実施形態においては、液状化粧料を含浸した中綿10を容器本体11内に収容し、当該中綿10から毛筆5に液状化粧料を供給する中綿式を採用しているが、中綿10がなく液状化粧料を容器本体11内に直接充填し蛇腹構造により液状化粧料の流量をコントロールする直液式を採用しても良い。
また、中綿10を用いずに直接化粧料を送り出す場合には、練り状やジェル状等の化粧料を用いることもできる。
また、化粧料を容器本体11内に収容せず、例えばボトル容器やコンパクト容器等の別容器に収容されている化粧料を、毛筆5に付着させて塗布する化粧料塗布具とすることもできる。この場合、化粧料は、液状化粧料の他、練り状やジェル状等の化粧料や、固形化粧料や半固形化粧料を用いることもできる。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、上記実施形態においては、容器本体1,11等を硬質樹脂としているが、例えばチューブやソフトボトル等のスクイーズタイプとすることもできる。
また、上記実施形態においては、特に好適であるとして、塗布体を毛筆としているが、これに限定されるものではなく、例えばスポンジ等の発泡体でも良く、要は、毛筆と同様な縮径、拡径の作用を奏する塗布体であれば良い。
1,11…容器本体、3…外側スリーブ、3e…外側スリーブの先端、4,4z…内側スリーブ、4b…収容部、4e…内側スリーブの先端、5…毛筆(塗布体)、100,200…化粧料塗布具。

Claims (2)

  1. 容器本体の先端に配置され弾性体から形成された外側スリーブと、
    前記外側スリーブの内側に配置された内側スリーブと、
    前記内側スリーブ側に軸線方向移動不能に装着されると共に、常に前記内側スリーブ及び前記外側スリーブを通して外方に突出する塗布体と、を具備し、
    記内側スリーブは軸線方向に移動可能とされ、
    前記内側スリーブが退限に位置し前記内側スリーブの先端と前記外側スリーブの先端が軸線方向に離間している状態では、前記塗布体は前記外側スリーブに接触することにより縮径され、
    前記内側スリーブの先端が前記外側スリーブの先端に接近するように前記内側スリーブが前記退限から前進すると、前記内側スリーブにより前記外側スリーブが拡径し、且つ、前記塗布体は、前記外側スリーブにより縮径されていた径が大きくなることを特徴とする化粧料塗布具。
  2. 前記塗布体は、毛筆であることを特徴とする請求項1記載の化粧料塗布具。
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