JP6325972B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
(1A)前記入賞装置への流下経路の上流に配置され、入口部を共通とし出口部を別々とした第1流路と第2流路とを備える遊技球誘導手段を備えていること。
(1B)前記遊技球誘導手段には、前記入口部から流入した遊技球を前記第1,第2流路のいずれかへと振り分ける流路振り分け手段が備えられていること。
(1C)前記第1流路の出口部及び前記第2流路の出口部は、それぞれ前記入賞装置に向かって転動し得る位置に遊技球を流出させ得る開口とされていること。
(1D)前記第1流路と前記第2流路の内、一方の流路に、遊技球に当接し得る様に回転部材を当該流路の外から見える様に備えさせると共に、他方の流路の出口部の先に遊技球の抜け道を有する道釘列を備えさせたこと。
(2)前記入賞装置が、常時は入球口を閉状態とし、所定条件が成立したときに前記入球口を開状態とする電動式開閉部材を備えた電動開閉式入賞装置であること。
(3)前記入賞装置が、前記遊技領域の所定位置に設置された始動入賞手段への入賞を契機として実行される特別図柄抽選の結果が当たりの場合に、所定時間又は所定入賞個数を限度として開放される特別入賞手段であること。
(4A)前記流路振り分け手段は、前記入口部から流入した遊技球1個ごとに、前記第1流路及び前記第2流路の異なる方の流路への振り分けとなる様に流路の振り分けを行う手段によって構成されていること。
(4B)前記第1流路と前記第2流路は、前記入口部の下方の分岐位置において左右に分岐する流路として形成され、前記流路振り分け手段は、前記入口部から流入した遊技球を、前記分岐位置において左右に振り分ける手段として構成されていること。
(5)前記流路振り分け手段は、下部中央付近を揺動中心として揺動し得る揺動部材によって構成され、当該揺動部材は、前記揺動中心から上方に伸びる仕切部材と、前記仕切部材を挟んで左右に振り分ける様に設けられた左受け止め部及び右受け止め部とを備え、前記左受け止め部で遊技球を受け止めた場合に前記右受け止め部を遊技球受け止め位置へと移動させる様に揺動して停止し、前記右受け止め部で遊技球を受け止めた場合に前記左受け止め部を遊技球受け止め位置へと移動させる様に揺動して停止する動作を遊技球の重量を利用して実行し得る様に構成されていること。
(6)前記第1流路と前記第2流路とで、前記入口部からそれぞれの出口部までの流路長を異ならせていること。
(7)前記第1流路と前記第2流路とで流路内の遊技球の流下速度を異ならせることによって各出口部からの流出時期を異ならせる様に、遊技球に対して速度変化を生じさせる速度変化生起手段を備えていること。
(8)前記遊技球誘導手段の入口部よりも上方に位置し、さらに上方から流下して来る遊技球を、一列になって前記入口部へと達する様に整列させる遊技球整列路を備えていること。
実施例1のパチンコ機Pは、図1に示す様に、外枠A、中枠B、遊技盤1、前枠D、上の球受け皿E、下の球受け皿F及び打球発射装置Gを備えている。外枠Aはパチンコ機Pの外郭を構成する縦長方形の枠である。中枠Bは、各種の遊技用構成部材をセットするための縦長方形の枠であって、外枠Aの前面側に開閉可能かつ着脱可能に組み付けられる。遊技盤1は、中枠Bの開口部に取り付けられる。前枠Dは遊技盤1の透視保護窓であって、施錠装置Hの操作によって開閉可能な様に中枠Bの前面側に組み付けられる。上の球受け皿Eは、貸し球や賞球の受け皿で、本実施例においては前枠Dの下部と一体に構成されている。従って、前枠Dを中枠Bに対して開閉するときに上の球受け皿Eも共に開閉される。下の球受け皿Fは、上の球受け皿Eが一杯になったときに排出される遊技球や打ち損じの遊技球等を受ける受け皿であって、中枠Bの下部に固定されている。打球発射装置Gは、上の球受け皿Eから発射レールに送り込まれた遊技球をハンドル操作に対応する強さで打ち出すための装置であって、中枠Bの右下部に装備される。
遊技盤1は、図2に示す様に、外側誘導レール17aが備えられた左コーナーサイド飾り21と、この左コーナーサイド飾り21と左右ほぼ対称の形状とされた右コーナーサイド飾り22との間にやや右寄りとなる様にセンター役物30を備えている。センター役物30には、液晶表示装置LCDを視認可能とする液晶表示窓31を内側に形成する大型装飾体32と、トンネル出口33を有するステージ34と、ワープ通路35等が備えられている。ステージ34の中央に設けられたトンネル出口33の直下には、始動入賞口7が備えられている。また、センター役物30の右下に扉開閉式の特別入賞装置15が備えられると共に、特別入賞装置15と始動入賞口7との間の位置に普電付き始動入賞装置27が備えられている。
遊技球誘導装置50は、図3(A),(B)に示す様に、特別入賞装置15への流下経路の上流側に配置され、入口部51を共通とし出口部52,53を別々とした左側の第1流路54と右側の第2流路55とを備える。また、遊技球誘装置50には、第1流路54と第2流路55の分岐位置に、入口部51から流入した遊技球PBを第1流路54又は第2流路55のいずれかへと1球ごとに振り分ける流路振り分け部材60が備えられている。入口部51から各出口部52,53までの遊技球流下経路の幅は、遊技球PBの直径より若干広く、遊技球1個が通過できる程度とされている。
遊技球整列路40は、図2,図3(A),(B)に示す様に、クッション部材22よりも下方の部分に形成され、上半分が、大型装飾体32の外周ブロック36と右コーナーサイド飾り23との間の溝として構成されると共に、下半分は、外周ブロック36と右端ブロック37との間の溝として構成されている。なお、これら外周ブロック36及び右端ブロック37は、大型装飾体30のベース38と一体成形によって形成されている。なお、この遊技球整列路40を構成する溝の幅は、遊技球PBの直径よりは大きいがその2倍まではなく、遊技球PBが横に並んで複数個通過することはできない幅となっている。
次に、本実施例のパチンコ機Pのゲーム性等について説明する。まず、制御系統について図4に基づいて説明する。CPU,ROM,RAM,クロック等を備えた主制御基板310に対して、始動入賞口7に備えられている特図1スイッチSW1、普電付き始動入賞装置27に備えられている特図2スイッチSW2、普図ゲート47に備えられている普図スイッチSW47、特別入賞装置15に備えられた入賞検知スイッチSW7、普通入賞装置18に備えられた入賞検知スイッチSW11、裏ユニットの球排出通路へと遊技球が排出されたことを検知する排出球検知スイッチSW21,SW22からの検知信号が入力される様になっている。
[6.1 賞球払出]
主制御基板310は、図5(A)に示す制御系統により、特図スイッチSW1,SW2、入賞検知センサSW7,SW11からの入賞検知信号が入力されると、各スイッチに対応する賞球払出個数に対応する賞球払出コマンドを払出制御基板330に対して出力する賞球払出処理を実行している。これを受けて、払出制御基板330は、遊技球の入賞口に対応して予め定められた個数の賞球の払出動作を実行する。
また、主制御基板310は、図6(A)に示す制御系統により、特図スイッチSW1,SW2のいずれかからの検知信号が入力されると、特別図柄を決定するための乱数を取得し、その結果を始動保留情報としてRAMに記憶する特図入力処理を実行している。
次に、特図開始処理について説明する。主制御基板310は、図7(A)に示す制御系統により、RAM内に記憶された始動保留情報を読み出し、「当たり/はずれ」に応じた特別図柄変動を特図表示器350に実行させると共に、演出制御基板320を介して表示演出(背景、キャラクタ等)、音声演出、発光演出、可動体演出等を実行させる。
次に、普通図柄抽選について説明する。主制御基板310は、図8(A)に示す制御系統により、普図スイッチSW47からの検知信号が入力されると普通図柄抽選を実行し、第2始動入賞装置27のソレノイドSOL27に対して開閉指令を実行する。普通図柄も4個を限度に保留記憶可能に構成されている。
次に、大当たり用の特別遊技を実行するための制御処理について説明する。主制御基板310は、図9(A)に示す制御系統により、特別入賞装置15の扉開閉用ソレノイドSOL7を駆動する大当たり用の特別遊技を実行する。
本実施例によれば、遊技球誘導装置50に対して入口部51から流入した遊技球PBは、流路振り分け部材60によって出口部52,53を別々とする第1流路54と第2流路55のいずれか一方へと振り分けられる。出口部52,53が異なる結果、ひねり打ち等によって遊技球PBを連続して流下させる攻略法を実行したとしても、遊技球誘導装置50から流出する位置が異なり、その結果、遊技球PBを立て続けに特別入賞装置15へと入賞させることが困難となる。これにより、ひねり打ち等の攻略法自体を無意味なものとすることができる。特に、本実施例では、特別遊技を右打ちで実行する様に盤面配置を設定し、遊技球誘導装置50を経由することなしに特別入賞装置15への入賞ができない構成としているから、攻略法予防効果がより一層高くなる。
21・・・左コーナーサイド飾り、22・・・右コーナーサイド飾り、23・・・クッション部材、27・・・普電付き始動入賞装置、30・・・センター役物、31・・・液晶表示窓、32・・・大型装飾体、33・・・トンネル出口、34・・・ステージ、35・・・ワープ通路、36・・・外周ブロック、36a・・・半円形状の右向き突起部、36b,36b・・・三角形状の突起部、36c・・・段部、36d・・・オーバーハング状湾曲面、37・・・右端ブロック、37b,37b・・・三角形状の突起部、37c・・・湾曲面、37d・・・段部、38・・・ベース、40・・・遊技球整列路、47・・・普図ゲート、50・・・遊技球誘導装置、51・・・入口部、52,53・・・出口部、54・・・第1流路、54a〜54c・・・三角形状の突起部、54d・・・屈曲部、54e・・・段部、54f・・・左側壁部、54g・・・右側壁部、55・・・第2流路55、55a・・・右側壁、55b・・・段部、56・・・突壁、56a・・・上面、57・・・道釘列、58・・・抜け道、60・・・流路振り分け部材、61・・・揺動部材、62・・・仕切部材、63・・・左受け止め部、64・・・右受け止め部、70・・・回転部材、71・・・回転中心、72・・・羽根、310・・・主制御基板、320・・・演出制御基板、330・・・払出制御基板、340・・・発射制御基板、350・・・特図表示器、370・・・演出表示制御基板、P・・・パチンコ機、PB・・・遊技球。
Claims (1)
- 遊技盤に備えられた遊技領域の所定位置に設置され、遊技球が入球する毎に設定個数の賞球を払い出す入賞装置を備えると共に、以下の構成を備えていることを特徴とする遊技機。
(1A)前記入賞装置への流下経路の上流に配置され、入口部を共通とし出口部を別々とした第1流路と第2流路とを備える遊技球誘導手段を備えていること。
(1B)前記遊技球誘導手段には、前記入口部から流入した遊技球を前記第1,第2流路のいずれかへと振り分ける流路振り分け手段が備えられていること。
(1C)前記第1流路の出口部及び前記第2流路の出口部は、それぞれ前記入賞装置に向かって転動し得る位置に遊技球を流出させ得る開口とされていること。
(1D)前記第1流路と前記第2流路の内、一方の流路に、遊技球に当接し得る様に回転部材を当該流路の外から見える様に備えさせると共に、他方の流路の出口部の先に遊技球の抜け道を有する道釘列を備えさせたこと。
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JP2014235251A JP6325972B2 (ja) | 2014-11-20 | 2014-11-20 | 遊技機 |
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JP2014235251A JP6325972B2 (ja) | 2014-11-20 | 2014-11-20 | 遊技機 |
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Family Applications (1)
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JP2014235251A Active JP6325972B2 (ja) | 2014-11-20 | 2014-11-20 | 遊技機 |
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