JP6323885B2 - ヤヌスキナーゼ(jak)阻害剤の硫酸水素塩およびその製造方法 - Google Patents

ヤヌスキナーゼ(jak)阻害剤の硫酸水素塩およびその製造方法 Download PDF

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Description

本発明はヤヌスキナーゼ(JAK)阻害剤の硫酸水素塩およびその製造方法に関する。より具体的には、本発明は(3aR,5s,6aS)-N-(3-メトキシル-1,2,4-チアジアゾール-5-イル)-5-(メチル(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)アミノ)ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール-2(1H)-カルボキサミド硫酸水素塩およびその製造方法に関する。
関節炎は世界で最も一般的な慢性疾患であり、関節炎を起こす多くの理由があって、関節の損傷もそれによって異なる。現在、関節リウマチ治療の主要な薬剤としては、America Abbott Laboratoriesのアダリブマブ(ヒュミラ)、PfizerとAmgenにより共同開発されたエタネルセプト(エンブレル)およびJanssen pharmaceutical社のインフリキシマブ(レミケード)が挙げられる。これらの薬剤は、現在、医薬品市場で最も売れている薬剤であるが、これらの最も売れている薬剤は注射用薬剤のみである点には注目する価値がある。一般に経口投与されているMTX(メトトレキセート)は、著しい効果を有しているが、その毒性は非常に高い。
複数のサイトカインのシグナル経路の障害が関節リウマチ(RA)の病態生理学的過程で重要な役割を果たしていることが研究で示されている。一連のコントロールされないサイトカインによって媒介される炎症カスケードが、長期間活性状態にあるT細胞、B細胞、単核球、マクロファージおよび破骨細胞などのRA関連の複数の細胞をもたらし、それにより持続的な炎症や関節構造の損傷を引き起こす。ヤヌスキナーゼ(JAK)シグナル経路はRA関連細胞の炎症誘発活性を制御し、該JAKは炎症性サイトカインネットワークのシグナル伝達におけるハブタンパクであって、RA関節の滑膜組織ではJAKの量が著しく増加している。現在、Pfizerにより開発されたトファシチニブ(CP-690550)がJAK1阻害剤である。第II相臨床試験の結果は、Pfizerのトファシチニブの効果はメトトレキセートより著しく良いことを示した。この臨床試験で、研究者達は患者をランダムに割り振って、患者の1つのグループには単一薬物として5mg/10mgのトファシチニブを投与し、患者の他のグループには5mg/10mgのメトトレキセートを投与した。結果は、ヒトの体内の構造損傷の抑制においてトファシチニブの効力が6か月の期間でメトトレキセートより僅かに良く、関節リウマチ患者の種々の症候群を効果的に改善できることを示した。
我々はJAKキナーゼ阻害剤開発のアイディアから進め、国際的な類似薬の開発方針をたどる。トファシチニブの構造に基づいて、我々はin vitroとin vivo活性および高い吸収性を持つ一連の薬物を開発し、式(IV)の化合物がJAKキナーゼ阻害剤として首尾よく得られた。式(IV)の化合物に関して、その情報は、参照することによりその全体が本明細書に取り込まれる、出願人と他の人との共同出願である特許文献1(PCT特許出願番号PCT/CN2012/086922)に完全に記載された。
PCT/CN2012/086922
式(IV)の化合物の低い溶解性を考慮して、我々はその溶解性とバイオアベイラビリティを改良するためにその塩の形成について検討し、検討した酸としてはクエン酸、塩酸および硫酸であった。溶解性のデータおよび得られた塩の動物試験の薬物動態結果に基づいて、我々は驚くべきことに、式(I)の化合物がリウマチおよび関節リウマチの治療において重要な研究意義を有する、JAKキナーゼ阻害剤として好ましい化合物になることが期待できることを見い出した。
本発明はより良い水溶性と改良された薬物動態活性を有するJAKキナーゼ阻害剤塩を提供する。より具体的には、本発明は式(I)の(3aR,5s,6aS)-N-(3-メトキシル-1,2,4-チアジアゾール-5-イル)-5-(メチル(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)アミノ)ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール-2(1H)-カルボキサミド硫酸水素塩およびその製造方法を提供する。
(3aR,5s,6aS)-N-(3-メトキシル-1,2,4-チアジアゾール-5-イル)-5-(メチル(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)アミノ)ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール-2(1H)-カルボキサミドの硫酸に対する化学量論比は1:1である。
他の態様において、本発明は、式(IV)の化合物と硫酸の塩形成反応の工程を含む、(3aR,5s,6aS)-N-(3-メトキシル-1,2,4-チアジアゾール-5-イル)-5-(メチル(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)アミノ)ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール-2(1H)-カルボキサミド硫酸水素塩の製造方法を提供する。
上記反応は溶媒中で行うことができ、該反応溶媒は3個かそれより少ない炭素原子を持つハロアルカンとアルコールの混合溶媒、好ましくはジクロロメタンとメタノールの混合溶媒である。
上記反応の温度は好ましくは10‐30℃、そして反応時間は好ましくは0.5−4時間である。
他の態様において、本発明は、式(I)の(3aR,5s,6aS)-N-(3-メトキシル-1,2,4-チアジアゾール-5-イル)-5-(メチル(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)アミノ)ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール-2(1H)-カルボキサミド硫酸水素塩および薬学的に許容される担体を含有する医薬組成物を提供する。
他の態様において、本発明は、リウマチおよび関節リウマチの治療のための薬剤の製造における式(I)の(3aR,5s,6aS)-N-(3-メトキシル-1,2,4-チアジアゾール-5-イル)-5-(メチル(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)アミノ)ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール-2(1H)-カルボキサミド硫酸水素塩またはそれを含有する医薬組成物の使用に関する。
本発明の方法に従って製造された式(I)の硫酸水素塩は、残留溶媒は含まないか少量の残留溶媒のみ含んでいて、中国薬局方で規定された関連医薬製品の残留溶媒の要求基準に適合しており、それ故、本発明による式(I)の硫酸水素塩は医薬活性成分として十分に使用することができる。
好ましい実施態様
以下の実施例は本発明を詳細に説明し、本発明の技術的解決を記載するものである。以下の実施例は本発明の精神および範囲を限定するものと解釈してはならない。
式(IV)の化合物の製造(特許文献1に記載)
式(IV)の化合物は以下のルートに従って製造できる:
ここで、化合物dの製造は次の様にして行われた:
具体的には、式(IV)の化合物の製造は、以下の2つのパート(部分)を含む:
パートI:化合物dの製造
工程1
(3aR,5r,6aS)-tert-ブチル 5-((メチルスルホニル)オキシ)ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール-2(1H)-カルボキシレート
(3aR,5r,6aS)-tert-ブチル 5-ヒドロキシヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール-2(1H)-カルボキシレート1d(9g,40mmol)をジクロロメタン150mLに溶解し、次いで塩化メチルスルホニル(4.70mL,60mmol)およびトリエチルアミン(11.20mL,80mmol)を0℃で添加した。室温で2時間反応後、飽和炭酸水素ナトリウム溶液200mLを反応混合液に加えた。水相と有機相を分離した。有機相は飽和食塩水(200mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥して、ろ過した。ろ液を減圧下に濃縮して、標題生成物(3aR,5r,6aS)-tert-ブチル 5-((メチルスルホニル)オキシ)ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール-2(1H)-カルボキシレート2d(12.00g、収率98.4%)を黄色液体として得た。
工程2
(3aR,5s,6aS)-tert-ブチル 5-(メチルアミノ)ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール-2(1H)-カルボキシレート
(3aR,5r,6aS)-tert-ブチル 5-((メチルスルホニル)オキシ)ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール-2(1H)-カルボキシレート2d(60mg,0.2mmol)をメタノール10mLに溶解し、メチルアミン5mLを添加した。40℃で16時間反応した後、反応混合液を減圧下に濃縮して標題の粗生成物(3aR,5s,6aS)-tert-ブチル 5-(メチルアミノ)ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール-2(1H)-カルボキシレート3d(60mg、褐色オイル)を得たが、さらなる精製をすることなく次の工程に直接使用した。
MS m/z (ESI): 241.5 [M+1].
工程3
(3aR,5s,6aS)-tert-ブチル 5-(メチル(7H-ピロール[2,3-d]ピリミジン-4-イル)アミノ)ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール-2(1H)-カルボキシレート
(3aR,5s,6aS)-tert-ブチル 5-(メチルアミノ)ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール-2(1H)-カルボキシレート3d(200mg,0.8mmol)および4-クロロ-7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン4d(127mg,0.8mmol)をn−ブタノール5mLに溶解し、次いでトリエチルアミン(168mg,1.6mmol)を添加した。100℃で48時間反応後、反応混合液を減圧下に濃縮し、次いで水10mLおよび酢酸エチル10mLを添加した。水相と有機相を分離した。有機相を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥して、ろ過した。ろ液は減圧下に濃縮し、得られた残渣をHPLCで精製して、標題生成物(3aR,5s,6aS)-tert-ブチル 5-(メチル(7H-ピロール[2,3-d]ピリミジン-4-イル)アミノ)ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール-2(1H)-カルボキシレート5d(5mg、収率5.0%)を白色固体として得た。
MS m/z (ESI): 358.5[M+1]
1H NMR (400 MHz, CDCl3): δ 10.07 (s, 1H), 8.31 (s, 1H), 7.50 (s, 1H), 6.55 (s, 1H), 5.58-5.54 (m, 1H), 3.65-3.62 (m, 2H), 3.27-3.23 (m, 5H), 2.86-2.81 (m, 2H), 2.06-2.02 (m, 2H), 1.93-1.91 (m, 2H), 1.49 (s, 6H).
工程4
N-メチル-N-((3aR,5s,6aS)-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)-7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-アミン 塩酸塩
(3aR,5s,6aS)-tert-ブチル 5-(メチル(7H-ピロール[2,3-d]ピリミジン-4-イル)アミノ)ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール-2(1H)-カルボキシレート5d(1.5g,4.2mmol)を1M塩化水素のメタノール溶液20mLに溶解した。16時間反応後、反応混合液を減圧下に濃縮し、標題の粗生成物N-メチル-N-((3aR,5s,6aS)-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)-7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-アミン 塩酸塩d(1.5g、褐色固体)を得た。
MS m/z (ESI): 258.1 [M+1].
パートII:式(IV)の化合物の製造
工程1
フェニル (3-メトキシ-1,2,4-チアジアゾール-5-イル)カルバメート
3-メトキシ-1,2,4-チアジアゾール-5-アミンa(500mg,3.82mmol)およびクロロギ酸フェニルb(600mg,3.82mmol)をジクロロメタン20mLに溶解し、次いでトリエチルアミン(0.8mL,5.73mmol)を添加した。16時間反応後、水30mLを反応混合液に加えて溶液を希釈した。水相と有機相を分離し、水相はジクロロメタン(20mL×2)で抽出し、有機相を合わせて、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過した。ろ液は減圧下に濃縮し、得られた残渣を溶出系Aを用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して、標題生成物フェニル (3-メトキシ-1,2,4-チアジアゾール-5-イル)カルバメートc(200mg、収率20.8%)を白色固体として得た。
MS m/z (ESI): 252.0 [M+1].
工程2
(3aR,5s,6aS)-N-(3-メトキシ-1,2,4-チアジアゾール-5-イル)-5-(メチル(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)アミノ)ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール-2(1H)-カルボキサミド
N-メチル-N-((3aR,5s,6aS)-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)-7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-アミン 塩酸塩d(120mg,0.47mmol)をテトラヒドロフラン15mLに溶解し、次いでフェニル (3-メトキシ-1,2,4-チアジアゾール-5-イル)カルバメートc(117mg,0.47mmol)およびトリエチルアミン(0.13mL,0.94mmol)を添加した。60℃で5時間反応後、反応混合液は水30mLと混合して、ジクロロメタン(50mL×3)で抽出した。有機相を合わせて、飽和食塩水(50mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥して、ろ過した。ろ液は減圧下に濃縮し、得られた残渣を溶出系Aを用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して、標題生成物(3aR,5s,6aS)-N-(3-メトキシ-1,2,4-チアジアゾール-5-イル)-5-(メチル(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)アミノ)ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール-2(1H)-カルボキサミド(IV)(50mg、収率25.9%)を白色固体として得た。
MS m/z (ESI): 412.9 [M-1].
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 11.60 (m, 2H), 8.08 (s, 1H), 7.06-7.05 (m, 1H), 6.53-6.51 (m, 1H), 5.48-5.44 (m, 1H), 3.90 (s, 3H), 3.69-3.65 (m, 2H), 3.37-3.32 (m, 2H), 3.16 (s, 3H), 2.90-2.88 (m, 2H), 2.02-1.99 (m, 2H), 1.80-1.77 (m, 2H).
(3aR,5s,6aS)-N-(3-メトキシル-1,2,4-チアジアゾール-5-イル)-5-(メチル(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)アミノ)ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール-2(1H)-カルボキサミド硫酸水素塩(式(I)の化合物)の製造
(3aR,5s,6aS)-N-(3-メトキシ-1,2,4-チアジアゾール-5-イル)-5-(メチル(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)アミノ)ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール-2(1H)-カルボキサミド(IV)(140g,0.34mol)、無水メタノール(350g)およびジクロロメタン(2.0kg)を10Lの反応フラスコに撹拌下に加えた。硫酸(34.8g,0.36mol)を室温でゆっくりと加え、反応溶液を透明にした。30分間撹拌した後、不溶物質をろ過で取り除いて、ろ液を減圧下に濃縮し、乾燥して、標題生成物135g−168g、収率:80−90%を得た。
MS m/z (ESI): 415.1651 [M+1].
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 12.75 (s, 1H), 11.04 (s, 1H), 8.37 (s, 1H), 7.41-7.42 (t, 1H), 6.89 (s, 1H), 5.15-5.19 (m, 1H), 3.89 (s, 3H), 3.68-3.70 (m, 2H), 3.38-3.40 (m, 2H), 3.29 (s, 3H), 2.95 (s, 2H), 2.09-2.16 (m, 2H) , 1.92-1.97 (m, 2H)
(3aR,5s,6aS)-N-(3-メトキシル-1,2,4-チアジアゾール-5-イル)-5-(メチル(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)アミノ)ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール-2(1H)-カルボキサミド(式(IV)の化合物)およびその対応するクエン酸塩、塩酸塩、硫酸塩、硫酸水素塩の水および0.1N HClにおける溶解性比較試験を行った。結果は、硫酸水素塩の溶解性が大きく増加し、また他の塩より非常に良いことを示した。詳細な結果は表1に示した。
式(IV)の化合物およびその塩の溶解性比較試験
式(IV)の化合物およびその塩の異なる形態の薬物動態挙動をアカゲザルで研究して、化合物の異なる形態の性質を詳細に評価した。4匹のアカゲザルを試験動物として用い、雄と雌半々とした。アカゲザルに50mg/kgの単一用量で投与し;マルチクロスオーバー法を採用して試験動物に異なる薬物を投与し、各サイクルの回復期を3日とし;血液サンプル(0.5mL)を投与前(0h)および投与後0.25h、0.5h、1h、2h、4h、6h、8hおよび24hに大腿静脈から採取し、ヘパリン処理したチューブに入れて、十分に振とうし、3500rpmで10分間遠心分離して血漿を分離した。血漿サンプルは低温で保存し、LC-MS/MSを用いて血漿と肝臓における薬物濃度を測定し、そして薬物動態パラメータはWinNonlin 5.3ソフトウェアにより解析した。実験結果を以下に示す。
式(IV)の化合物、そのクエン酸塩および硫酸水素塩の薬物動態パラメータ
結論:上記サルの薬物動態の結果は、式(IV)の化合物の生体内での暴露は41111 ng/ml*hであるが、大きな個体差があり;クエン酸塩の生体内での暴露は塩基のものに類似しており;硫酸水素塩の生体内での暴露は塩基のものに比べて50%増加していて、個体差は小さく、硫酸水素塩が高い生体内暴露と小さな個体差を有することが見られ、それ故医療目的に適していることを示していた。

Claims (9)

  1. 式(I)の(3aR,5s,6aS)-N-(3-メトキシル-1,2,4-チアジアゾール-5-イル)-5-(メチル(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)アミノ)ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール-2(1H)-カルボキサミド硫酸水素塩、
  2. 式(IV)の化合物の硫酸に対する化学量論比が1:1である、請求項1に記載の式(I)の(3aR,5s,6aS)-N-(3-メトキシル-1,2,4-チアジアゾール-5-イル)-5-(メチル(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)アミノ)ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール-2(1H)-カルボキサミド硫酸水素塩、
  3. 式(IV)の化合物と硫酸の塩形成反応の工程を含む、請求項1に記載の式(I)の(3aR,5s,6aS)-N-(3-メトキシル-1,2,4-チアジアゾール-5-イル)-5-(メチル(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)アミノ)ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール-2(1H)-カルボキサミド硫酸水素塩の製造方法、
  4. 塩形成反応が溶媒中で行われ、そして溶媒が3個かそれより少ない炭素原子を有するハロアルカンとアルコールの混合溶媒である、請求項3に記載の製造方法。
  5. 混合溶媒がジクロロメタンとメタノールの混合溶媒である、請求項4に記載の製造方法。
  6. 塩形成反応の反応温度が10‐30℃である、請求項4に記載の製造方法。
  7. 塩形成反応の反応時間が0.5−4時間である、請求項6に記載の製造方法。
  8. 請求項1に記載の式(I)の(3aR,5s,6aS)-N-(3-メトキシル-1,2,4-チアジアゾール-5-イル)-5-(メチル(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)アミノ)ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール-2(1H)-カルボキサミド硫酸水素塩および薬学的に許容される担体を含有する医薬組成物。
  9. リウマチおよび関節リウマチの治療のための薬剤の製造における請求項1に記載の式(I)の(3aR,5s,6aS)-N-(3-メトキシル-1,2,4-チアジアゾール-5-イル)-5-(メチル(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)アミノ)ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール-2(1H)-カルボキサミド硫酸水素塩または請求項に記載の医薬組成物の使用。
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