JP6115897B2 - 抗b型肝炎ウイルス薬 - Google Patents

抗b型肝炎ウイルス薬 Download PDF

Info

Publication number
JP6115897B2
JP6115897B2 JP2013254238A JP2013254238A JP6115897B2 JP 6115897 B2 JP6115897 B2 JP 6115897B2 JP 2013254238 A JP2013254238 A JP 2013254238A JP 2013254238 A JP2013254238 A JP 2013254238A JP 6115897 B2 JP6115897 B2 JP 6115897B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hbv
acid
compound
hepatitis
virus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013254238A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015113286A (ja
Inventor
馬場 昌範
昌範 馬場
隆之 ▲濱▼崎
隆之 ▲濱▼崎
シャロン アショーカ
シャロン アショーカ
バル チャンドララータ
バル チャンドララータ
シャガラジャン アナンダラジャン
シャガラジャン アナンダラジャン
カスラ モハン
カスラ モハン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kagoshima University NUC
Original Assignee
Kagoshima University NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kagoshima University NUC filed Critical Kagoshima University NUC
Priority to JP2013254238A priority Critical patent/JP6115897B2/ja
Publication of JP2015113286A publication Critical patent/JP2015113286A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6115897B2 publication Critical patent/JP6115897B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

本発明は、抗B型肝炎ウイルス薬として有用な新規炭素環ヌクレオシド類に関する。
B型肝炎ウイルス(HBV)による慢性肝炎は肝硬変や肝臓癌の主要な原因の1つである。現在、日本人の0.9%(約110万人)がHBVのキャリアであると推定されており、世界では約3億人のキャリアが存在すると考えられている。HBV感染予防にはワクチンが開発されており、また既にいくつかの抗HBV薬も存在し、ラミブジン、アデホビル、そしてエンテカビルが上市されている。これらはすべて核酸アナログであり、逆転写機能を有するHBVのDNAポリメラーゼを標的としている。これらの使用により、血中のHBVは消失する。しかしながら、HBVは肝細胞内で安定な形のDNAとして存在するため、抗ウイルス薬による化学療法を中断すると、肝炎が再燃するおそれがある。また、既存の抗HBV薬に対する薬剤耐性ウイルスの出現も報告されている。このようなことから、既存の薬剤に加えて、新たな抗HBV薬の開発が望まれている。
一方、炭素環ヌクレオシド類としては、特許文献1には2’−フルオロ−6’−メチレン炭素環ヌクレオシド類が抗HBV活性を有することが記載されている。
非特許文献1には、次式(A):
Figure 0006115897
(式中、Rは塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子を表す。)
で示される5−(5−ハロ−4−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル)−3−(ヒドロキシメチル)シクロペント−3−エン−1,2−ジオールが抗C型肝炎ウイルス(HCV)活性を示すことが記載されているが、50%有効濃度(EC50)は、陽性対照のKZ−16(Biochem. Biophys. Res. Commun. 2011, 415, 714-719記載のフェナントリジノン誘導体)が0.17μMであるのに対し、37.3〜46.2μMであり、必ずしも十分なものではなかった。
HCVはRNAウイルス、HBVはDNAウイルスであり、核酸誘導体を含め、抗HCV活性と抗HBV活性との間には、一般に相互関係がないといわれている(非特許文献2)。
特表2013−510904号公報
Bioorganic & Medicinal Chemistry Letters 2012, 22, 7742-7747 Journal of Medicinal Chemistry 2009, 52, 206-213
本発明は、抗B型肝炎ウイルス薬として有用な新規炭素環ヌクレオシド類を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明者らは、種々の炭素環ヌクレオシド類を合成し、培養細胞におけるHBV遺伝子複製の抑制を指標として、抗HBV活性の検討することにより、新規化合物である5−(4−アミノ−3−ヨード−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)−3−(ヒドロキシメチル)シクロペント−3−エン−1,2−ジオールが優れた抗HBV活性を有し、かつ安全性が高いことを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、下記式(I):
Figure 0006115897
で示される化合物、その塩又はそれらの溶媒和物に関する。
本発明の化合物は優れた抗HBV活性を有し、かつ安全性が高い。
本発明の化合物についての抗HBVアッセイの結果を示すグラフである。
以下、本発明を詳細に説明する。
前記式(I)で示される化合物の塩としては、薬学的に許容される塩が好ましく、例えば、塩酸、硫酸、リン酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硝酸、ピロ硫酸、メタリン酸等の無機酸、又はクエン酸、安息香酸、酢酸、プロピオン酸、フマル酸、マレイン酸、スルホン酸(例えば、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸)等の有機酸との塩が挙げられる。
前記式(I)で示される化合物の溶媒和物としては、例えば水和物が挙げられる。
前記式(I)で示される化合物は、例えば、以下に示すようにして製造することができる。
Figure 0006115897
(式中、Trはトリチル基を表す。)
(i) NIS, DMF, RT, 4h; (ii) (Boc)2O, DMAP, THF, RT, 6h; (iii) sat.NaHCO3, MeOH, RT, 3h; (iv) Ph3P, DIAD, THF, 0-5℃, 2h; (v) 10% conc. HCl in CH3OH, 60℃, 5h.
1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(1)をDMF中、室温で4時間N−ヨードコハク酸イミドと反応させてヨード体(2)を得る。次いで、ヨード体(2)及び二炭酸ジ-tert-ブチル((Boc)2O)のTHF溶液を4−ジメチルアミノピリジン(DMAP)の存在下室温で撹拌する。反応終了後、過剰のTHFを除去し、粗生成物をメタノールに溶解し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で、室温で3時間処理して、N−保護体(3)を得る。次いで、N−保護体(3)とシクロペンテン誘導体(4)を光延(Mitsunobu)カップリング反応させて化合物(5)を得た後、脱保護することにより本発明の化合物(I)を得ることができる。
前記のようにして得られる生成物を精製するには、通常用いられる手法、例えばシリカゲル等を担体として用いたカラムクロマトグラフィーやメタノール、エタノール、クロロホルム、ジメチルスルホキシド、n−ヘキサン−酢酸エチル、水等を用いた再結晶法によればよい。カラムクロマトグラフィーの溶出溶媒としては、メタノール、エタノール、クロロホルム、アセトン、ヘキサン、ジクロロメタン、酢酸エチル、及びこれらの混合溶媒等が挙げられる。
前記の化合物は、抗HBV薬として、慣用の製剤担体と組み合わせて製剤化することができる。投与形態としては、特に限定はなく、必要に応じ適宜選択して使用され、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、細粒剤、散剤、徐放性製剤、液剤、懸濁剤、エマルジョン剤、シロップ剤、エリキシル剤等の経口剤、注射剤、坐剤等の非経口剤が挙げられる。
経口剤は、例えばデンプン、乳糖、白糖、マンニット、カルボキシメチルセルロース、無機塩類等を用いて常法に製造される。また、これらに加えて、結合剤、崩壊剤、界面活性剤、滑沢剤、流動性促進剤、矯味剤、着色剤、香料等を適宜添加することができる。
結合剤としては、例えばデンプン、デキストリン、アラビアゴム、ゼラチン、ヒドロキシプロピルスターチ、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、結晶セルロース、エチルセルロース、ポリビニルピロリドン、マクロゴール等が挙げられる。
崩壊剤としては、例えばデンプン、ヒドロキシプロピルスターチ、カルボキシメチルセルロースナトリウム、カルボキシメチルセルロースカルシウム、カルボキシメチルセルロース、低置換ヒドロキシプロピルセルロース等が挙げられる。
界面活性剤としては、例えばラウリル硫酸ナトリウム、大豆レシチン、ショ糖脂肪酸エステル、ポリソルベート80等が挙げられる。
滑沢剤としては、例えばタルク、ロウ類、水素添加植物油、ショ糖脂肪酸エステル、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム、ポリエチレングリコール等が挙げられる。
流動性促進剤としては、例えば軽質無水ケイ酸、乾燥水酸化アルミニウムゲル、合成ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム等が挙げられる。
注射剤は、常法に従って製造され、希釈剤として一般に注射用蒸留水、生理食塩水、ブドウ糖水溶液、オリーブ油、ゴマ油、ラッカセイ油、ダイズ油、トウモロコシ油、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール等を用いることができる。更に必要に応じて、殺菌剤、防腐剤、安定剤、等張化剤、無痛化剤等を加えてもよい。また、注射剤は、安定性の観点から、バイアル等に充填後冷凍し、通常の凍結乾燥技術により水分を除去し、使用直前に凍結乾燥物から液剤を再調製することもできる。前記式(I)の化合物の注射剤中における割合は、5〜50重量%の間で変動させ得るが、これに限定されるものではない。
その他の非経口剤としては、直腸内投与のための坐剤等が挙げられ、常法に従って製造される。
製剤化した抗HBV薬は、剤形、投与経路等により異なるが、例えば、1日1〜4回を1週間から3ヶ月の期間、投与することが可能である。
経口剤として所期の効果を発揮するためには、患者の年令、体重、疾患の程度により異なるが、通常成人の場合、前記式(I)の化合物の重量として、例えば0.1〜1000mg、好ましくは1〜500mgを、1日数回に分けて服用することが適当である。
非経口剤として所期の効果を発揮するためには、患者の年令、体重、疾患の程度により異なるが、通常成人の場合、前記式(I)の化合物の重量として、例えば0.1〜1000mg、好ましくは1〜500mgを、静注、点滴静注、皮下注射、筋肉注射により投与することが適当である。
また、本発明の化合物は、HBV感染に対して有効な他の薬剤と組み合わせて使用してもよい。これらは、治療の過程において別々に投与されるか、例えば錠剤、静脈用溶液、又はカプセルのような単一の剤形において、本発明の化合物と組み合わせられる。このような他の薬剤としては、例えば、インターフェロン、ペグインターフェロン、ラミブジン、アデホビル、エンテカビル、テノホビル、Telbivudine、Clevudine等が挙げられる。
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明するが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではない。
[実施例1]本発明化合物(I)の合成
Figure 0006115897
(a)THF中のN−保護体(3)(1.5mmol)、シクロペンテン誘導体(4)(1.57mmol)及びトリフェニルホスフィン(3.75mmol)の混合物に、0℃でアゾジカルボン酸ジエチル(DEAD)を滴下した。反応混合物を室温に戻し、撹拌を続けた。TLCで反応が終了したことを確認した後、溶媒を減圧留去し、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液;ヘキサン:酢酸エチル=100:0→70:30)で精製し、カップリング生成物(5)を収率85%で得た。
カップリング生成物(5)の化合物名及び物性を以下に示す。
Di-Boc-protected 3-iodo-1-((4R)-2,2-dimethyl-6-((trityloxy)methyl)-4,6a-dihydro-3aH-cyclopenta[d][1,3]dioxol-4-yl)-1H-pyrazolo-[3,4-d]pyrimidin-4-amine
mp: 89-99℃; MS (ESI) (m/z): [M++1] 872.0; UV (MeOH): λmax=264 nm; 1H NMR (400 MHz, CDCl3): δ=8.97 (s, 1H, 2-CH), 7.21-7.46 (m, 15H, trityl), 6.04-6.08 (m, 2H, 1’,6’-CH), 5.33-5.35 (d, J=5.8 Hz, 1H, 2’-CH), 4.88-4.90 (d, J=5.9 Hz, 1H, 3’-CH), 3.95-3.99 (d, J=15.3 Hz, 1H, 5’-CH2), 3.80-3.84 (d, J=15.3 Hz, 1H, 5’-CH2), 1.45 (s, 3H, CH3), 1.42 (s, 18H, Boc-6CH3), 1.33 ppm (s, 3H, CH3).
(b)カップリング生成物(5)を、10%塩酸含有メタノール中、60℃で加熱することにより、保護基を脱離させた。TLCで反応が終了したことを確認した後、溶媒を減圧留去し、得られた固形物をアセトンで洗浄して、化合物(I)の塩酸塩を収率81%で得た。
化合物(I)の化合物名及びその塩酸塩の物性を以下に示す。
(1S,2R,5R)-5-(4-Amino-3-iodo-1H-pyrazolo[3,4-d]pyrimidin-1-yl)-3-(hydroxymethyl)cyclopent-3-ene-1,2-diol
mp:194-196℃; MS (ESI) (m/z): [M++1] 390.0; [α]D 21=-147.88 cm3g-1dm-1 (c=0.24 MeOH); UV (MeOH): λmax=264 nm; 1H NMR (400 MHz, [D6]DMSO): δ=9.18-9.22 (bs, 1H, NH2), 8.49 (s, 1H, 2-CH), 8.02-8.21 (bs, 1H, NH2), 5.64-5.65 (m, 1H, 1’-CH), 5.56-5.57 (m, 1H, 6’-CH), 4.61-5.22 (bs, 3H, 2’, 3’ & 5’-OH), 4.38-4.39 (m, 1H, 2’-CH), 4.26-4.29 (m, 1H, 3’-CH), 4.07-4.11 ppm (m, 2H, 5’-CH2); 13C NMR (100 MHz, [D6]DMSO): δ=153.06, 152.10, 150.23, 148.93, 123.23, 102.68, 92.39, 76.45, 71.82, 67.00, 58.39 ppm.
[参考例1]各種炭素環ヌクレオシド類の合成
実施例1に準じて、あるいは非特許文献1(Bioorganic & Medicinal Chemistry Letters 2012, 22, 7742-7747)、非特許文献2(Journal of Medicinal Chemistry 2009, 52, 206-213)に記載の方法、又はその他の公知の方法に従って、表1に示す各種炭素環ヌクレオシド類を合成した。
[実施例2]抗HBVアッセイ
HepG2.2.15.7細胞(肝芽細胞腫(hepatoblastoma)細胞株HepG2に、HBV遺伝子がトランスフェクションされ、持続的にウイルスを産生するHepG2.2.15細胞(Journal of Virology, Aug. 1988, 62, 2836-2844)由来で、国立感染症研究所において樹立されたクローン細胞であり、親株であるHepG2.2.15細胞よりも効率良くウイルスを産生するクローン細胞)を用いて、各種炭素環ヌクレオシド類の抗HBVアッセイを以下のようにして行った。
1)HepG2.2.15.7細胞を96穴マイクロタイタープレートに撒いた。(1×10細胞/well,培地100μl)(培地:DMEM/F12+glutamax(Invitrogen #10565−018)+5μg/mlインスリン+50μMヒドロコルチゾン+HEPES+ペニシリン/ストレプトマイシン+10%FBS)
2)細胞をCOインキュベーター内、37℃で24時間インキュベートした。
3)各試験化合物を様々な濃度で含有する新鮮な培地100μlをプレートに加えた。
4)細胞をCOインキュベーター内、37℃で3日間インキュベートした。
5)培地を、各化合物を含有する新たな培地で完全に置き換えた。
6)細胞をCOインキュベーター内、37℃で3日間インキュベートした。
7)培養上清100μlを新たな96穴マイクロタイタープレートに移した。
8)細胞をMTTアッセイにより分析し、細胞生存率を測定した。
9)各培養上清10〜20μlに同容量のSideStepTM溶解・安定化緩衝液(Agilent Technologies #400900)を加えて、1分間ボルテックスして培地中の粗DNAを抽出した。
10)DNA溶液を使用するまで、ディープフリーザーで保存した。
11)リアルタイムPCR法を用いて、培地中のHBV DNAを定量した。
結果を表1及び図1に示す。
Figure 0006115897
Figure 0006115897
Figure 0006115897
表1及び図1から、本発明の化合物(I)、及び非特許文献1に記載の前記式(A)においてRが臭素原子である化合物、すなわち、5−(5−ブロモ−4−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル)−3−(ヒドロキシメチル)シクロペント−3−エン−1,2−ジオールは優れた抗HBV活性を有し、かつ安全性が高いことがわかる。一方、その他の炭素環ヌクレオシド類は、抗HBV活性を示さないか、示したとしてもその活性は極めて低かった。

Claims (1)

  1. 下記式(I):
    Figure 0006115897
    で示される化合物、その塩又はそれらの溶媒和物。
JP2013254238A 2013-12-09 2013-12-09 抗b型肝炎ウイルス薬 Active JP6115897B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013254238A JP6115897B2 (ja) 2013-12-09 2013-12-09 抗b型肝炎ウイルス薬

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013254238A JP6115897B2 (ja) 2013-12-09 2013-12-09 抗b型肝炎ウイルス薬

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015113286A JP2015113286A (ja) 2015-06-22
JP6115897B2 true JP6115897B2 (ja) 2017-04-19

Family

ID=53527422

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013254238A Active JP6115897B2 (ja) 2013-12-09 2013-12-09 抗b型肝炎ウイルス薬

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6115897B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005021568A2 (en) * 2003-08-27 2005-03-10 Biota, Inc. Novel tricyclic nucleosides or nucleotides as therapeutic agents
US20090270431A1 (en) * 2005-10-19 2009-10-29 The University Of Georgia Research Foundation Cyclopentenol Nucleoside Compounds Intermediates for their Synthesis and Methods of Treating Viral Infections
JP2015113285A (ja) * 2013-12-09 2015-06-22 国立大学法人 鹿児島大学 抗b型肝炎ウイルス薬

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015113286A (ja) 2015-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2905950T3 (es) Moduladores de la proteína del núcleo de la hepatitis B
TWI519515B (zh) B型肝炎抗病毒劑
AU2013326486B2 (en) Acylaminopyrimidine derivatives for the treatment of viral infections and further diseases
JP6323885B2 (ja) ヤヌスキナーゼ(jak)阻害剤の硫酸水素塩およびその製造方法
EA027929B1 (ru) Нуклеозиды на основе урацила и спирооксетана
CA2781054A1 (en) 2'-fluoro-6'-methylene carbocyclic nucleosides and methods of treating viral infections
KR20200106561A (ko) Rna 바이러스 치료를 위한 2'-치환된-n6-치환된 퓨린 뉴클레오티드
CN105348345A (zh) 一种含有硫普罗宁结构的前药、其制备方法、药物组合物及其用途
US7906518B2 (en) Therapeutic compounds
EP4347036A1 (en) Fused heterocyclic derivatives
JP2001515900A (ja) 抗ウイルス薬
CN111918870B (zh) 氘代的低聚核苷酸及前体药物
JP6296526B2 (ja) 抗b型肝炎ウイルス薬
JP6115897B2 (ja) 抗b型肝炎ウイルス薬
JP2015113285A (ja) 抗b型肝炎ウイルス薬
EP3543238B1 (en) Nucleoside derivatives having anti-viral activity
EP3865489A1 (en) Spirocyclic inhibitors of hepatitis b virus
JP2020176082A (ja) 核酸アナログ及び抗b型肝炎ウイルス剤
CN113583020B (zh) 一种jak2抑制剂及应用
EP2081932A2 (en) 2-o'-methyladenosine derivatives and their use as agonists or antagonists of an adenosine receptor
KR20180030848A (ko) 피롤로[2,3-d]피리미딘 화합물 또는 그 염
TWI654198B (zh) Aryl substituted phosphonium derivatives and their application in medicine
CN117126162A (zh) 多取代杂环类化合物及其制备方法和应用
CN117677620A (zh) 恩替卡韦(etv)的抗病毒前药及其制剂
CN117126163A (zh) 苯并杂环类化合物及其制备方法和应用

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160706

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170313

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6115897

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150