JP6322662B2 - 動力伝達装置 - Google Patents

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Description

本発明は動力伝達装置に関し、より詳細には2つのモータと2つの遊星歯車機構とを備えたハイブリッドシステムの動力伝達装置に関するものである。
従来、一方の回転要素と他方の回転要素とが予め永久連結された第1遊星歯車機構および第2遊星歯車機構と、上記遊星歯車機構の回転要素同士を接続/切断する2個のクラッチと、回転要素の回転を拘束する2個のブレーキとを備え、2個のモータが2つの遊星歯車機構の何れかの回転要素に別個に連結され、エンジンは第1遊星歯車機構の第1キャリアに永久連結され、出力要素は第2遊星歯車機構の第2キャリアに永久連結されたハイブリッド車両のパワートレインが知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
上記パワートレインの2個のクラッチは、第1遊星歯車機構の回転要素と第2遊星歯車機構の回転要素とを一時的に連結すると共に、第1遊星歯車機構の回転要素同士についても一時的に連結するように構成されている。
特開2012−046162号公報
上記従来のハイブリッド車両のパワートレインでは、1組の回転要素同士は予め永久連結されている。そのため、2つの遊星歯車機構の回転要素同士を接続するクラッチが締結される場合、2組の回転要素同士が接続されることになる。
しかし、2組の回転要素同士が接続される場合、各組において一方の回転要素の回転数は、接続される他方の回転要素の回転数に固定される。結局、一方の遊星歯車機構の速度共線図と、他方の遊星歯車機構の速度共線図が一本化されることになる。そのため、各回転要素の回転数の選択可能範囲が狭まるという問題があった。
そこで、本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み成されたものであり、その目的は、2つのモータと2つの遊星歯車機構とを備えた動力伝達装置において各遊星歯車機構の各回転要素の回転数に係る選択可能範囲が広いハイブリッドシステムの動力伝達装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る動力伝達装置は、第1回転要素から第3回転要素とから成る第1差動機構(10)と、第4回転要素から第6回転要素とから成る第2差動機構(20)とを備えた動力伝達装置であって、前記第1回転要素から前記第6回転要素の何れかに内燃機関(E)、第1電動機(MG1)、第2電動機(MG1)及び駆動軸(DSh)がそれぞれ係合されると共に、前記第1差動機構(10)の前記第1回転要素(11)と前記第2差動機構(20)の前記第4回転要素(24)とは、前記第1及び第2差動機構(10、20)の前記第1から第3回転要素ならびに前記第4から第6回転要素とは異なる第7回転要素(5,6,25)と互いに噛合することを特徴とする。
上記構成では、第1差動機構の第1回転要素と第2差動機構の第4回転要素が上記第7回転要素によって接続されている。これにより、一方の回転要素の回転数が、接続される他方の回転要素の回転数に固定されることがなくなる。その結果、各回転要素の回転数の選択可能範囲が広がることになる。これによって、制御性、各回転要素に求められる性能及び回転数の選択可能範囲をそれぞれ広げることが可能となる。
例えば、回転数を上げやすくなった(高回転数域で動作する)回転要素に電動機が接続される場合は、高回転・低トルクの(ロータ径の小さい)電動機を選択できるので、電動機の小型化が可能となる。一方、内燃機関が接続される場合は、高回転・低トルクの(排気量の小さい)内燃機関を選択できるので、内燃機関の小型化が可能となる。また、出力軸が接続される場合は、出力軸の回転数を上げることができるので,輸送機器の速度を上昇させることが可能となる。逆に、回転数を下げやすくなった(低回転数域で動作する)回転要素では、低回転・高トルクの電動機等を選択することができる。
本発明に係る動力伝達装置の第2の特徴は、前記第1差動機構(10)の前記第2回転要素(14)と前記第2差動機構(20)の前記第5回転要素(21)とは、前記第1及び第2差動機構(10、20)の前記第1から第3回転要素ならびに前記第4から第6回転要素とは異なる第8回転要素(7,8,15)と互いに噛合することである。
上記構成では、第1差動機構の第2回転要素と第2差動機構の第5回転要素が変速比を有する第8回転要素によって接続されている。その結果、第1差動機構と第2差動機構は、変速比を有する第7回転要素及び第8回転要素によって接続されることになる。その結果、動力伝達装置全体の変速比がより大きくなる。これにより、他の回転要素間の歯数比を下げることが可能となる。すなわち、他の回転要素の大きさ(外径)を小さくすることが可能となる。
また、第7回転要素及び第8回転要素は何れの差動機構にも属していないため、2つの差動機構を別軸配置とすることが可能となる。これにより動力伝達装置全体の軸方向長さを短くすることが可能となる。
本発明に係る動力伝達装置の第3の特徴は、前記第1差動機構(10)の前記第1から第3回転要素の各回転数が第1速度共線図(L1)上に並ぶとき、前記第1回転要素(11)は該第1速度共線図(L1)の中央に位置する回転要素である。
上記構成では、第7回転要素は第1速度共線図の中央に位置する第1回転要素に接続されるため、第7回転要素の回転数を小さくすることが可能となる。これにより、騒音や振動の発生を抑えることが可能となる。
本発明に係る動力伝達装置の第4の特徴は、前記第2差動機構(20)の前記第4から第6回転要素の各回転数が第2速度共線図(L2)上に並ぶとき、前記第5回転要素(21)は該第2速度共線図(L2)の中央に位置する回転要素である。
上記構成では、第8回転要素は第2速度共線図の中央に位置する第5回転要素に接続されるため、第8回転要素の回転数を小さくすることが可能となる。これにより、騒音や振動の発生を抑えることが可能となる。
本発明に係る動力伝達装置の第5の特徴は、前記第1速度共線図(L1)及び前記第2速度共線図(L2)上の前記回転要素の並び順において、前記第1、第2、第4及び第5回転要素(11、14、21、24)は、前記第3回転要素(13)と前記第6回転要素(23)との間に配置されることである。
上記構成では、第7回転要素及び第8回転要素が、一方の速度共線図の中央要素と他方の速度共線図の外側要素とをそれぞれ接続する場合、第7回転要素又は第8回転要素によって接続される各回転要素は、全体の速度共線図上の中央側に配置される。そのため、速度共線図上の両端要素(第3回転要素,第6回転要素)の回転数はより上がりやすくなる一方、速度共線図上の内側要素(第1,第2,第4及び第5回転要素)の回転数はより下げやすくなる。これにより、設計の自由度を更に向上させることが可能となる。
本発明に係る動力伝達装置の第6の特徴は、前記第1差動機構(10)の何れかの回転要素に前記第1電動機(MG1)が接続されると共に、前記第2差動機構(20)の何れかの回転要素に前記第2電動機(MG2)が接続されることである。
上記構成では、各電動機はいずれか一方の差動機構の回転要素に別々に接続される。これにより各電動機の回転数の制御可能範囲を広げることが可能となる。また、差動機構1組に対して、電動機を1台しか接続しないため、電動機を同一回転軸線上に配置する必要が無く、配置の自由度が向上する。
本発明に係る動力伝達装置の第7の特徴は、前記第1差動機構(10)の前記第3回転要素(13)に前記第1電動機(MG1)が接続されると共に、前記第2差動機構(20)の前記第6回転要素(23)に前記第2電動機(MG2)が接続されることである。
上記構成では、他の回転要素に比べて相対的に高回転になりやすい第3回転要素および第6回転要素に電動機がそれぞれ接続される。そのため、第1及び第2電動機として高回転・低トルクの電動機をそれぞれ選択することができる。これによって、電動機の小型・軽量化が可能となる。
本発明に係る動力伝達装置の第8の特徴は、前記第1差動機構(10)の前記第1回転要素(11)に前記内燃機関(E)が接続されることである。
上記構成では、第3回転要素および第6回転要素に比べて相対的に低回転になりやすい第1回転要素に内燃機関が接続される。そのため、低回転の内燃機関を選択することができる。これによって、内燃機関の高回転化を防いで燃料消費量を低下させることが可能となる。
本発明に係る動力伝達装置の第9の特徴は、前記第2差動機構(20)の前記第5回転要素(21)に前記駆動軸(DSh)が係合することである。
上記構成では、第3回転要素および第6回転要素に比べて相対的に低回転になりやすい第5回転要素に駆動軸が係合される。そのため、駆動軸が低回転の時に高トルクの駆動力が伝達される。これにより輸送機器の運動性を向上させることが可能となる。
本発明に係る動力伝達装置の第10の特徴は、前記駆動軸(DSh)は、前記第8回転要素(7,8,15)を介して第5回転要素(21)に係合することである。
上記構成では、駆動力は第8回転要素(7,8,15)を介して駆動軸(DSh)に出力される。そのため、第1差動機構(10)と第2差動機構(20)との間の差回転を減らすことができ、これにより動力損失を減らすことが可能となる。
本発明に係る動力伝達装置の第11の特徴は、前記第7回転要素(5,6,25)と前記第1回転要素(11)及び前記第4回転要素(24)との間の噛合回数の合計は2n回(nは整数)であると共に、前記第8回転要素(7,8,15)と前記第2回転要素(14)及び前記第5回転要素(21)との間の噛合回数の合計は2n回(nは整数)である。
上記構成では、第7回転要素(5,6,25)に係る噛合回数の合計と、第8回転要素(7,8,15)に係る噛合回数の合計とは等しい。これにより、第1差動機構を介して伝達される動力の回転方向と、第2差動機構を介して伝達される動力の回転方向とが揃うことになる。その結果、噛合回数を最小限に抑えながら減速比を稼ぐことができるため、動力伝達装置全体が回転するときの動力損失を低減することが可能となる。
本発明に係る動力伝達装置の第12の特徴は、前記第1及び第2差動機構(10、20)はシングルピニオンタイプの遊星歯車機構であり、前記第1回転要素(11)はキャリア、前記第2回転要素(14)はリングギヤ、前記第3回転要素(13)はサンギヤ、前記第4回転要素(24)はリングギヤ、前記第5回転要素(21)はキャリア、前記第6回転要素(23)はサンギヤである。
上記構成では、高回転になる要素をサンギヤにすることで、遊星歯車の外側要素の回転数は下げることができるため,動力伝達装置全体の各回転要素の回転数を下げることが可能となる。その結果、歯車による冷却油の掻き上げ損失の削減だけでなく,動力伝達装置の運転時の騒音や振動を抑えることが可能となる。
本発明の動力伝達装置によれば、2つの電動機と2つの遊星歯車機構とを備えた動力伝達装置において各遊星歯車機構の各回転要素の回転数に係る選択可能範囲を広げることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る動力伝達装置の構成を簡略化して示した説明図である。 本動力伝達装置に係るトルクフローを示す説明図である。 本実施形態に係る動力伝達装置の速度共線図を示す説明図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る動力伝達装置100の構成を簡略化して示した説明図である。
この動力伝達装置100は、エンジンEからの駆動力が入力される第1入力軸1と、回転系の回転をスムーズにするフライホイールFWと、第1入力軸1に平行に設けられ且つ第2モータMG2に直結する第2入力軸2と、デフ機構DGに係合する出力軸3と、第1入力軸1に対し同軸かつ外側に配置された副入力軸4と、副入力軸4上に設けられた第1ドライブギヤ5と、第1ドライブギヤ5と噛み合うアイドルギヤ6と、出力軸3のカウンターギヤ8と噛み合う第2ドライブギヤ7と、第1遊星歯車機構10及び第2ドライブギヤ7の双方と係合するカウンターギヤ8と、出力軸3上に設けられ、デフ機構DGに係合するファイナルギヤ9と、エンジンEからの駆動力を変速する第1遊星歯車機構10および第2遊星歯車機構20と、駆動力の回転方向を反転させる前後進切替機構30と、出力軸3から出力される駆動力を最終減速して左右の駆動軸DSh,DShへ分配するデフ機構DGと、発電機として機能する第1モータMG1と、電動機として機能する第2モータMG2とを具備して構成される。以下、各構成について更に詳細に説明する。
第1遊星歯車機構10は、副入力軸4と一体となって回転する第1キャリア11と、第1キャリア11に回転自在に支持された第1ピニオン12と、第1ピニオン12と噛み合う第1サンギヤ13と、第1ピニオン12と噛み合う第1内リングギヤ14と、第1内リングギヤ14の反対側の外周面に設けられた第1外リングギヤ15とによって構成される。なお、第1サンギヤ13は第1モータMG1のロータ(図示せず)と一体となって回転する。また、第1外リングギヤ15はカウンターギヤ8と噛み合う。
また、第1遊星歯車機構10は副入力軸4を回転軸かつ入力軸としている。第1キャリア11は副入力軸4上に固定され、第1ドライブギヤ5と一体となって回転する。なお、詳細については図2を参照しながら後述するが、副入力軸4に伝達される駆動力は、一部が第1遊星歯車機構10に伝達され、残りが第2遊星歯車機構20に伝達される。そして、第1遊星歯車機構10に伝達される駆動力は、第1キャリア11によって第1サンギヤ13方向と第1内リングギヤ14方向とに分割される。
第2遊星歯車機構20は、第2ドライブギヤ7と一体となって回転する第2キャリア21と、第2キャリア21に回転自在に支持された第2ピニオン22と、第2入力軸2と一体化され第2ピニオン22と噛み合う第2サンギヤ23と、第2ピニオン22と噛み合う第2内リングギヤ24と、第2内リングギヤ24の反対側の外周面に設けられた第2外リングギヤ25とによって構成される。なお、第2外リングギヤ25はアイドルギヤ6と噛み合う。
また、第2遊星歯車機構20は第2入力軸2を回転軸かつ入力軸としている。なお、詳細については図2を参照ながら後述するが、副入力軸4から伝達される駆動力は、第2外リングギヤ25に伝達され、第2キャリア21において第2入力軸2から伝達される別の駆動力と合流する。合流された駆動力は、第2ドライブギヤ7を介して出力軸3に伝達され、第1遊星歯車機構10から伝達されてくる別の駆動力と合流する。
第1遊星歯車機構10と第2遊星歯車機構20は、第1ギヤ列(第1ドライブギヤ5、アイドルギヤ6及び第2外リングギヤ25)並びに第2ギヤ列(第2ドライブギヤ7、カウンターギヤ8及び第1外リングギヤ15)によって接続されている。つまり、第1遊星歯車機構10の第1キャリア11と第2遊星歯車機構20の第2内リングギヤ24とが連結している。更に、第1遊星歯車機構10の第1内リングギヤ14と第2遊星歯車機構20の第2キャリア21とが連結している。
なお、詳細については図3を参照しながら後述するが、第1ギヤ列は、第1遊星歯車機構10の速度共線図の中央要素(第1キャリア11)と第2遊星歯車機構20の速度共線図の外側要素(第2内リングギヤ24)とを接続する。同様に、第2ギヤ列は、第2遊星歯車機構20の速度共線図の中央要素(第2キャリア21)と第1遊星歯車機構10の速度共線図の外側要素(第1内リングギヤ14)とを接続する。これにより、全体の速度共線図の両側に配置される各回転要素(第1サンギヤ13、第2サンギヤ23)の回転数を上げ、その間に配置される各回転要素(第1ドライブギヤ5、アイドルギヤ6、第1キャリア11、第1内リングギヤ14、第1外リングギヤ15、第2キャリア21、第2内リングギヤ24、第2外リングギヤ25、第2ドライブギヤ7、カウンターギヤ8)の回転数を下げることが可能となる。
更に、第1遊星歯車機構10と第2遊星歯車機構20は、互いに平行な第1入力軸1と第2入力軸2にそれぞれ設けられている。このように、第1遊星歯車機構10と第2遊星歯車機構20が別軸配置となり、動力伝達装置100の軸方向長さを短くすることが可能となる。
前後進切替機構30は、第1入力軸1と一体となって回転する第3キャリア31と、第3キャリア31に回転自在に支持される第3下ピニオン32L及び第3上ピニオン32Uと、第3下ピニオン32Lに噛み合う第3サンギヤ33と、第3上ピニオン32Uと噛み合う第3リングギヤ34と、第3リングギヤ34の反対側の外周面に設けられて、第3リングギヤ34をケースCに固定するブレーキBRと、第1入力軸1と副入力軸4とを締結するクラッチCLとによって構成される。なお、第3サンギヤ33は副入力軸4上に固定され副入力軸4と一体となって回転する。
ブレーキBRが解放(OFF)されると共にクラッチCL締結(ON)される時、エンジンEから伝達される駆動力は回転方向が反転されずに副入力軸4に伝達される。これにより、出力軸3の回転方向が前進用回転となる。
他方、ブレーキBRが締結(ON)されると共にクラッチCLが解放(OFF)される時、エンジンEから伝達される駆動力は回転方向(第1入力軸の回転方向)が反転されて副入力軸4に伝達される。これにより、出力軸3の回転方向が後進用回転となる。
なお、ブレーキBR及びクラッチCLがともに開放(OFF)される時、エンジンEからの駆動力は出力軸3へ伝達されなくなる。
第1モータMG1は、例えばブラシレスモータで構成され、本実施形態においては発電機として機能する。
同様に、第2モータMG2は例えばブラシレスモータで構成され、本実施形態においては電動機として機能する。
図2は、本動力伝達装置100のトルクフローを示す説明図である。なお、クラッチCLは締結(ON)され、ブレーキBRは解放(OFF)されているものとする。また、第1モータMG1は発電機として機能し、第2モータMG2は電動機としてそれぞれ機能するものとする。
先ず、エンジンEからのトルクフロー(駆動力)TFは、第1入力軸1及びクラッチCL、さらには副入力軸4を伝達されながら第1キャリア11及び第1ドライブギヤ5によって2方向に分割される。
第1キャリア11方向に分割されたトルクフローは、第1ピニオン12によって第1サンギヤ13方向と第1内リングギヤ14方向に分割される。第1サンギヤ13方向に分割されたトルクフローTF1は、第1モータMG1に供される。一方、第1内リングギヤ14方向に分割された第2トルクフローTF2は、第1外リングギヤ15及びカウンターギヤ8に伝達され出力軸3に伝達される。
一方、第1ドライブギヤ5方向に分割された第3トルクフローTF3は、アイドルギヤ6を通って第2遊星歯車機構20に伝達される。第2遊星歯車機構20に伝達された第3トルクフローTF3は、第2外リングギヤ25及び第2内リングギヤ24を通って第2キャリア21において第2サンギヤ23(第2モータMG2)方向から伝達されて来る第4トルクフローTF4と合流される。
合流された第3及び第4トルクフローTF3+TF4は、第2ドライブギヤ7に伝達され、カウンターギヤ8において第1外リングギヤ15から伝達されて来る第2トルクフローTF2と合流される。
合流された第2、第3及び第4トルクフローTF2+TF3+TF4は、出力軸3及びファイナルギヤ9を介してデフ機構DGに伝達され、デフ機構DGにおいて左右駆動軸DSh,DShへそれぞれ伝達される。
特に、第1遊星歯車機構10と第2遊星歯車機構20は、第1ドライブギヤ5、アイドルギヤ6、及び第2外リングギヤ25によって構成される第1ギヤ列5,6,25、並びに第2ドライブギヤ7、カウンターギヤ8、及び第1外リングギヤ15によって構成される第2ギヤ列7,8,15によって接続されている。各ギヤ列は一定のギヤ比(変速比)を有するため、回転要素間をクラッチ等で直結した従来の変速機に比べ、第1遊星歯車機構10及び第2遊星歯車機構20における変速比を大きく確保することが可能となる。
また、動力伝達装置全体として変速比を大きく確保することが出来るため、第1サンギヤ13と第1内リングギヤ14との歯数比ならびに第2サンギヤ23と第2内リングギヤ24との歯数比をそれぞれ小さくすることが可能となる。従って、各ギヤ径が小さくなり、これにより動力伝達装置全体を小型・軽量化することが可能となる。
以下、本実施形態に係る動力伝達装置100の速度共線図について説明する。
図3は、本実施形態に係る動力伝達装置100の速度共線図を示す説明図である。なお、縦方向の各回転要素の位置は回転数を示し、横方向の各回転要素間の間隔は歯数比の逆数(変速比)を示している。また、第1及び第2遊星歯車機構10,20の各速度共線図L1,L2は実線で表され、第1ギヤ列5,6,25及び第2ギヤ列7,8,15の速度共線図は点線で表されている。
また、○印は一体となって回転する回転要素の対を示している。本動力伝達装置100では、第1キャリア11と第1ドライブギヤ5、第1内リングギヤ14と第1外リングギヤ15、第2キャリア21と第2ドライブギヤ7、第2内リングギヤ24と第2外リングギヤ25は、それぞれ一体となって回転する。
エンジンEは入力要素(駆動源)となり、前後進切替機構30を介して第1遊星歯車機構10の第1キャリア11に接続される。同様に第2モータMG2は入力要素(駆動源)となり、第2遊星歯車機構20の第2サンギヤ23に接続される。
また、駆動軸DShは出力要素となり、デフ機構DG、ファイナルギヤ9及び第2ギヤ列7,8,15を介して第1遊星歯車機構10及び第2遊星歯車機構20に係合する。同様に第1モータMG1は出力要素となり、第1遊星歯車機構10の第1サンギヤ13に接続される。
第1サンギヤ13は第1遊星歯車機構10の速度共線図L1の左端に配置される。また、第2サンギヤ23は、速度共線図L2の右端に配置される。従って、動力伝達装置100の速度共線図では、両側に第1サンギヤ13及び第2サンギヤ23が配置され、その間に他の回転要素(第1キャリア11、第1内リングギヤ14、第1外リングギヤ15、第1ギヤ列5,6,25、第2キャリア21、第2内リングギヤ24、第2外リングギヤ25、第2ギヤ列7,8,15、ファイナルギヤ9)が配置される。
上記回転要素の配置によって、両側の第1サンギヤ13及び第2サンギヤ23の各回転数は高回転化され、その間に配置される上記他の回転要素は低回転化される。
特に、第1ギヤ列5,6,25中のアイドルギヤ6、並びに第2ギヤ列7,8,15中のカウンターギヤ8はより低回転化されるため、動力伝達装置100が動作する際の騒音や振動の発生を抑えることが可能となる。
また、第1モータMG1は第1遊星歯車機構10に接続され、第2モータMG2は第2遊星歯車機構20されている。つまり、各モータは別々の遊星歯車機構に接続される。そのため、各モータの回転数の制御可能範囲が広がるようになる。
第1遊星歯車機構10と第2遊星歯車機構20は、第1ギヤ列5,6,25及び第2ギヤ列7,8,15によって、一方の速度共線図の中央要素と他方の速度共線図の外側要素とがそれぞれ接続されている。そのため、両側に配置される各回転要素の回転数を高く、その間に配置される各回転要素の回転数を低く設定することが可能となる。また、一方の速度共線図の回転数が他方の速度共線図の回転数によって固定されることがなくなる。これにより、各回転要素の回転数の選択可能範囲が広がるようになる。
また、各回転要素の回転数の選択可能範囲が広がることにより、入力要素および出力要素の選択可能範囲が広がるようになる。例えば、回転数の高い第2サンギヤ23に接続される第1モータMG1には、高回転・低トルクの電動機を選択することができる。これにより、第1モータMG1の小型化が可能となる。
また、回転数の低い第1キャリア11に接続されるエンジンEには、低回転のエンジンを選択することができる。これにより、エンジンの高回転化を防止し燃料消費量を低下させることが可能となる。
また、駆動軸DShに係合する第2ギヤ列7,8,15のカウンターギヤ8の回転数は低くなるため、駆動軸DShに伝達されるトルクが大きくなる。これにより、車両の運動性を向上させることが可能となる。
また、第1ドライブギヤ5とアイドルギヤ6との噛合回数と、アイドルギヤ6と第2外リングギヤ25との噛合回数との合計は、第1外リングギヤ15とカウンターギヤ8との噛合回数と、カウンターギヤ8と第2ドライブギヤ7との噛合回数との合計に等しくなるように、各ギヤ歯数が設定されている。つまり、第1ギヤ列5,6,25の噛合回数と、第2ギヤ列7,8,15の噛み回数とが等しくなるように、各ギヤ歯数が設定されている。これにより、第1遊星歯車機構10及び第2遊星歯車機構20が回転するときの動力損失を低減することが可能となる。
以上、本発明の動力伝達装置100によれば、2つのモータMG1,MG2と2つの遊星歯車機構10,20とを備えたハイブリッドシステムにおいて、各遊星歯車機構の各回転要素の回転数に係る選択可能範囲が広がるようになる。これにより各遊星歯車機構に接続される入力要素および出力要素の選択可能範囲が広がるようになる。
また、2つの遊星歯車機構10,20は、一定の変速比をそれぞれ有する第1ギヤ列5,6,25及び第2ギヤ列7,8,15によって接続されている。そのため、各遊星歯車機構において回転要素間の歯数比を下げることが可能となる。これにより、各回転要素の大きさを小さくすることが可能となる。更に、2つの遊星歯車機構10,20が互いに異なる軸に配置されるため、動力伝達装置100全体の軸方向長さを短くすることが可能となる。
以上,シングルピニオンタイプの第1及び第2遊星歯車機構10,20を基に本発明の一実施形態を説明してきたが、本発明の実施形態は上記実施系形態だけに限定されるものではない。すなわち、本発明の技術的特徴の範囲内で種々の修正・変更を加えることが可能である。例えば、本発明に係る第1及び第2遊星歯車機構10,20は、ダブルピニオンタイプの遊星歯車機構で構成しても良い。あるいは,差動回転を行うその他の回転要素によって構成しても良い。なお、いずれの場合も、速度共線図上におけるサンギヤ、キャリア及びリングギヤの並び順は変わらない。
また、前後進切替機構30の遊星歯車機構についてもシングルタイプの遊星歯車機構等で構成しても良い。
1 第1入力軸
2 第2入力軸
3 出力軸
4 副入力軸
5 第1ドライブギヤ
6 アイドルギヤ
7 第2ドライブギヤ
8 カウンターギヤ
9 ファイナルギヤ
10 第1遊星歯車機構
11 第1キャリア(第1回転要素)
12 第1ピニオン
13 第1サンギヤ(第3回転要素)
14 第1内リングギヤ(第2回転要素)
15 第1外リングギヤ
20 第2遊星歯車機構
21 第2キャリア(第5回転要素)
22 第2ピニオン
23 第2サンギヤ(第6回転要素)
24 第2内リングギヤ(第4回転要素)
25 第2外リングギヤ
30 前後進切替機構
E エンジン
FW フライホイール
MG1 第1モータ
MG2 第2モータ
100 動力伝達装置

Claims (12)

  1. 第1回転要素と第2回転要素と第3回転要素とを有し、前記第1回転要素、前記第2回転要素、前記第3回転要素の回転数が第1速度共線図上に並ぶ共線関係を満たすように構成された第1差動機構と、
    第4回転要素と第5回転要素と第6回転要素とを有し、前記第4回転要素、前記第5回転要素、前記第6回転要素の回転数が第2速度共線図上に並ぶ共線関係を満たすように構成された第2差動機構とを備えた動力伝達装置であって、
    前記第1回転要素から前記第6回転要素の何れかに内燃機関、第1電動機、第2電動機及び駆動軸がそれぞれ係合されると共に、
    前記第1及び第2差動機構の前記第1から第3回転要素ならびに前記第4から第6回転要素とは異なる第7回転要素を備え、
    前記第7回転要素は、前記第1差動機構の前記第1回転要素と一体に回転する部材に噛合すると共に、前記第2差動機構の前記第4回転要素と一体に回転する部材に噛合する
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  2. 前記第1及び第2差動機構の前記第1から第3回転要素ならびに前記第4から第6回転要素とは異なる第8回転要素を備え、
    前記第8回転要素は、前記第1差動機構の前記第2回転要素と一体に回転する部材に噛合すると共に、前記第2差動機構の前記第5回転要素と一体に回転する部材に噛合する
    ことを特徴とする請求項1に記載の動力伝達装置。
  3. 前記第1回転要素の回転数は、前記第1速度共線図上で前記第2回転要素の回転数と前記第3回転要素の回転数との間に位置することを特徴とする請求項1又は2に記載の動力伝達装置。
  4. 前記第5回転要素の回転数は、前記第2速度共線図上で前記第4回転要素の回転数と前記第6回転要素の回転数との間に位置することを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の動力伝達装置。
  5. 前記第1速度共線図及び前記第2速度共線図上の前記回転要素の並び順において、前記第1、第2、第4及び第5回転要素は、前記第3回転要素と前記第6回転要素との間に配置されることを特徴とする請求項3又は4に記載の動力伝達装置。
  6. 前記第1差動機構の何れかの回転要素に前記第1電動機が接続されると共に、前記第2差動機構の何れかの回転要素に前記第2電動機が接続されることを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の動力伝達装置。
  7. 前記第1差動機構の前記第3回転要素に前記第1電動機が接続されると共に、前記第2差動機構の前記第6回転要素に前記第2電動機が接続されることを特徴とする請求項6に記載の動力伝達装置。
  8. 前記第1差動機構の前記第1回転要素に前記内燃機関が接続されることを特徴とする請求項6又は7に記載の動力伝達装置。
  9. 前記第2差動機構の前記第5回転要素に前記駆動軸が係合することを特徴とする請求項6から8の何れかに記載の動力伝達装置。
  10. 前記駆動軸は、前記第8回転要素を介して第5回転要素に係合することを特徴とする請求項9に記載の動力伝達装置。
  11. 前記第7回転要素と前記第1回転要素及び前記第4回転要素との間の噛合回数の合計は2n回(nは整数)であると共に、前記第8回転要素と前記第2回転要素及び前記第5回転要素との間の噛合回数の合計は2n回(nは整数)であることを特徴とする請求項2から請求項10の何れかに記載の動力伝達装置。
  12. 前記第1及び第2差動機構はシングルピニオンタイプの遊星歯車機構であり、前記第1回転要素はキャリア、前記第2回転要素はリングギヤ、前記第3回転要素はサンギヤ、前記第4回転要素はリングギヤ、前記第5回転要素はキャリア、前記第6回転要素はサンギヤであることを特徴とする請求項5から11の何れかに記載の動力伝達装置。
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