JP6322055B2 - 双安定移動装置 - Google Patents
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Description
図1の状態は、回転子回転手段7によって回転子4を回転させ、回転子4の内周面上の磁極の配置を第1の配置(上側がS極、下側がN極)に切り替えた状態を示している。
今、回転子4の内周面上の磁極の配置が第1の配置とされ、可動子1の永久磁石1−1が回転子4に磁気吸引されている場合に(図1参照)、可動軸方向の一方側への衝撃や一時的な過大力が掛かり、可動子1が可動軸方向の一方側へ移動してしまったとする。
図1に示した構成では、可動子1の永久磁石1−1,1−2を円柱状としたが、円筒状とするなどしてもよい。可動子1の永久磁石1−1,1−2を円柱状としたり、円筒状としたりすることにより、外側に配置される回転子4の内周面との距離を近く設定することができるため、磁気的な効率が良く、小型化にも都合がよい。さらに、円筒状の場合は、体積や磁極間距離に応じて磁力は弱くなるが、内側にシャフトを通して固定できるので、軸合わせやシャフトとの接続が容易になり組立やすくなる。可動子1の永久磁石1−1,1−2は、角型としてもよいが、円柱または円筒状とすることが、磁気的およびスペース的な効率が最も良い形状であると言える。
図4には可動子1の可動範囲を制限するようにした例を合わせて示している。この例では、可動軸方向の一方側にストッパ8−1を、可動軸方向の他方側にストッパ8−2を設けて、ストッパ8−1により可動体3(可動子1)の可動軸方向の一方側への移動を規制し、ストッパ8−2により可動体3(可動子1)の可動軸方向の他方側への移動を規制し、これにより可動体3(可動子1)の可動軸方向の可動範囲を制限するようにしている。
図6に可動体3(可動子1)の可動軸Zを中心とした回転を阻止する機構(回転止め機構)の一例の要部を示す。図6(a)は要部の側面図であり、図6(b)は図6(a)におけるB−B線断面図である。なお、図6において、回転子4や回転子回転手段7などは省略している。
図1に示した構成では、回転子4をリングまたは円筒状の永久磁石としたが、リング状や円筒状の永久磁石に限られるものではなく、図7に示すように、1対の磁極を持つ永久磁石4−1,4−2を、その磁極方向が可動軸Zと直交するように、可動子1を挟むようにして配置した構成としてもよい。
図1に示した構成では、図6に示したように、ブッシュ(リニアガイド)9−1,9−2に回転止めの突起9a,9bを設けることによって、可動体3(可動子1)の可動軸Zを中心とした回転を阻止するようにしたが、必ずしもこのような回転止め機構としなくてもよい。
以上、実施の形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の技術思想の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
Claims (11)
- 可動軸の軸方向を可動軸方向とし、この可動軸方向に移動可能で、かつ前記可動軸を中心とした回転を阻止するように保持され、前記可動軸と直交する方向に前記可動軸を挟むように1対の磁極を配置した第1の永久磁石と、前記可動軸と直交する方向に前記可動軸を挟むように、かつ、前記第1の永久磁石の磁極に対して前記可動軸方向に異極同士が対向するように、1対の磁極を配置した第2の永久磁石とを備える可動子と、
前記可動軸を中心として回転可能で、かつ、前記可動軸方向の移動を阻止するように保持され、一方の磁極の位置を前記可動軸を中心とする第1の円周上とし、他方の磁極の位置を前記第1の円周よりも大径の前記可動軸を中心とする第2の円周上とする2つの磁極対を、前記可動軸と直交する方向に前記可動子を挟むように配置した永久磁石を備える回転子と、
前記回転子を回転させて、前記回転子の第1の円周上の磁極の配置を、第1の配置と第2の配置との間で入れ替える回転子回転手段とを備え、
前記回転子は、
前記第1の円周上の磁極の配置が第1の配置である場合、前記可動子の第1の永久磁石を磁気吸引保持する一方、前記可動子の第2の永久磁石を磁気反発させ、
前記第1の円周上の磁極の配置が前記第2の配置である場合、前記可動子の第2の永久磁石を磁気吸引保持する一方、前記可動子の第1の永久磁石を磁気反発させ、
前記回転子回転手段は、
電磁コイルと、この電磁コイルのコアの両端に接続または一体化されるとともに、前記回転子の前記第2の円周の外周を囲むように近接して位置する対向面を持つヨークとを備え、
前記ヨークは、
前記対向面に前記可動軸と直交する方向にそれぞれ対向した1対の第1のノッチと1対の第2のノッチとが形成され、前記1対の第1のノッチを結ぶ線と前記1対の第2のノッチを結ぶ線との交差角が前記可動軸方向からみてほゞ90゜であり、かつ、前記第2のノッチによる前記対向面の切り欠け面積が前記第1のノッチによる前記対向面の切り欠け面積よりも小さく、前記1対の第2のノッチが前記可動軸方向からみて前記可動子の第1および第2の永久磁石の1対の磁極とほゞ同じ角度位置に配置されている
ことを特徴とする双安定移動装置。 - 請求項1に記載された双安定移動装置において、
前記可動子の第1および第2の永久磁石は、円柱または円筒状とされている
ことを特徴とする双安定移動装置。 - 請求項1又は2に記載された双安定移動装置において、
前記可動子の第1および第2の永久磁石は、同一の形状、同一のサイズとされている
ことを特徴とする双安定移動装置。 - 請求項1〜3の何れか1項に記載された双安定移動装置において、
前記可動子の第1および第2の永久磁石は、一体とされている
ことを特徴とする双安定移動装置。 - 請求項1〜3の何れか1項に記載された双安定移動装置において、
前記可動子の第1および第2の永久磁石は、離間して配置されている
ことを特徴とする双安定移動装置。 - 請求項5に記載された双安定移動装置において、
前記可動子の第1および第2の永久磁石は、非磁性の部材で接続されている
ことを特徴とする双安定移動装置。 - 請求項1〜6の何れか1項に記載された双安定移動装置において、
前記可動子は、
前記可動軸方向に移動可能で、かつ、前記可動軸を中心とした回転を阻止するように保持された非磁性シャフトの可動軸方向に接続されている
ことを特徴とする双安定移動装置。 - 請求項1〜6の何れか1項に記載された双安定移動装置において、
前記可動子は、
前記可動軸方向に移動可能に保持された非磁性シャフトの可動軸方向に接続され、
前記非磁性シャフトは、
前記可動軸を中心とした回転を阻止する手段に接続されている
ことを特徴とする双安定移動装置。 - 請求項1〜8の何れか1項に記載された双安定移動装置において、
前記回転子は、径方向に着磁されたリングまたは円筒状の永久磁石で形成されている
ことを特徴とする双安定移動装置。 - 請求項1〜9の何れか1項に記載された双安定移動装置において、
前記回転子は、
1対の磁極を持つ2つの永久磁石を、その磁極方向が前記可動軸と直交するように、前記可動子を挟むようにして配置した構成とされている
ことを特徴とする双安定移動装置。 - 請求項1〜10の何れか1項に記載された双安定移動装置において、
前記可動子の可動軸方向の可動範囲を制限する手段を備えている
ことを特徴とする双安定移動装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2014117335A JP6322055B2 (ja) | 2014-06-06 | 2014-06-06 | 双安定移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014117335A JP6322055B2 (ja) | 2014-06-06 | 2014-06-06 | 双安定移動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015231000A JP2015231000A (ja) | 2015-12-21 |
JP6322055B2 true JP6322055B2 (ja) | 2018-05-09 |
Family
ID=54887628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014117335A Active JP6322055B2 (ja) | 2014-06-06 | 2014-06-06 | 双安定移動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6322055B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7368072B2 (ja) | 2016-12-26 | 2023-10-24 | 株式会社イノアックコーポレーション | 蚊忌避性ポリウレタンフォーム |
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2014
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