JP6320743B2 - 輸送用冷凍ユニット - Google Patents

輸送用冷凍ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP6320743B2
JP6320743B2 JP2013261608A JP2013261608A JP6320743B2 JP 6320743 B2 JP6320743 B2 JP 6320743B2 JP 2013261608 A JP2013261608 A JP 2013261608A JP 2013261608 A JP2013261608 A JP 2013261608A JP 6320743 B2 JP6320743 B2 JP 6320743B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
defrost
unit
compartment
refrigeration unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013261608A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015117889A (ja
Inventor
勝巳 蜂須賀
勝巳 蜂須賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems Ltd
Priority to JP2013261608A priority Critical patent/JP6320743B2/ja
Publication of JP2015117889A publication Critical patent/JP2015117889A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6320743B2 publication Critical patent/JP6320743B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Defrosting Systems (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

本発明は、バッテリを電源として駆動されるバッテリ駆動方式の輸送用冷凍ユニットに関するものである。
輸送用冷凍ユニットでは、低温の商品を輸送する際、冷凍車の荷室内を低温に冷却して荷物を輸送しているが、荷物の積み降ろし時、荷室の扉を開閉することによって荷室内に多湿の外気が流入する。この外気中の水分が冷却ユニットのエバポレータ表面で氷結することが着霜の要因となる。エバポレータに着霜すると、冷却効果の低下を招くため、デフロスト運転する必要が生じる。
輸送用冷凍ユニットでのデフロスト運転は、タイマーにより一定時間間隔でデフロストするタイマーデフロスト方式が一般的であるが、微差圧スイッチでエバポレータを通過する空気の圧力損失の増加を検知する方式や、エバポレータの吸込み空気温度と蒸発圧力の相関により、エバポレータの着霜が進行したことを検知してデフロスト運転を開始する方式等が既知である。
一方、特許文献1には、エバポレータに着霜した霜を溶かすため、荷室の扉にその開閉を検知する検知手段を設け、その検知手段が荷室扉の開放を検知したとき、圧縮機を停止するとともに、エバポレータファンを低速運転してデフロストするようにしたもの、あるいはドレンパンヒータを設け、圧縮機を停止するとともに、エバポレータファンを低速運転しながら、ドレンパンヒータに通電して除霜するようにしたものが開示されている。
また、特許文献2には、エバポレータおよびその下部に設けられているドレンパンにヒータを付設するとともに、荷室扉の開閉を検知する検知手段と、冷凍機の稼働停止を検知する稼働停止検知手段とを設け、冷凍機の稼働停止が検知されるとともに、荷室扉の開放が検知されたとき、エバポレータおよびその下部のドレンパンに設けられているヒータに通電し、デフロストするようにしたものが開示されている。
実開平3−127181号公報 特開2004−85109号公報
しかしながら、比較的狭いエリアに対して多数の店舗を高密度で出店する、いわゆるドミナント方式の出店方式を採用していることが多いコンビニエンスストア等に対する商品の配送時には、店舗間の短時間の移動中に温調運転を中断してデフロスト運転を行うことは温度管理上許容されない。従って、このような使われ方がされる輸送用冷凍ユニットに対して、適切なデフロスト運転方式が求められている。
特に、上記用途の輸送用冷凍ユニットでは、外気温により加温運転して商品を温めながら配送しなければならない場合がある。この加温運転に、庫外熱交換器を蒸発器として機能させて外気から吸熱し、その熱を凝縮器として機能する庫内熱交換器で放熱させて加温するヒートポンプ加温方式を採用している輸送用冷凍ユニットにおいては、低外気温時に着霜することが避けられない庫外熱交換器に対し、如何にデフロスト運転するかが大きな技術課題となっている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、ヒートポンプ加温方式を採っている輸送用冷凍ユニットの庫外熱交換器に対するデフロスト運転を、温度管理している区間外の時間に短時間で実施し、次回運転が着霜なしの状態からスタートでき、フロストによる効率の低下を防止して最大性能で運転開始できる輸送用冷凍ユニットを提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明の輸送用冷凍ユニットは、以下の手段を採用している。
すなわち、本発明にかかる輸送用冷凍ユニットは、電動圧縮機、庫外熱交換器、庫外側膨張弁および庫外ファンを備えている庫外ユニットに対して、庫内熱交換器、庫内側膨張弁および庫内ファンを備えている庫内ユニットが接続され、前記庫内ユニットが設置されている荷室が電磁弁の切換えにより冷却または加温可能とされているバッテリ駆動方式の輸送用冷凍ユニットにおいて、前記荷室の加温が前記庫外熱交換器を蒸発器、前記庫内熱交換器を凝縮器として機能させて加温するヒートポンプ加温方式とされ、前記荷室の加温運転時、フロスト条件検知手段が予め設定された前記庫外熱交換器に対するフロスト条件を検知し、かつ前記荷室ドアが開放されたことを検知したとき、デフロスト運転開始条件が成立していなくても前記電動圧縮機を運転し、該電動圧縮機から吐出されたホットガス冷媒を前記庫外熱交換器に導入してデフロスト運転を行わせるデフロスト制御部を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、荷室内が冷却または加温可能とされ、その加温が庫外熱交換器を蒸発器、庫内熱交換器を凝縮器として機能させて加温するヒートポンプ加温方式とされているバッテリ駆動方式の輸送用冷凍ユニットにあって、荷室の加温運転時、フロスト条件検知手段が予め設定された庫外熱交換器に対するフロスト条件を検知し、かつ荷ドアが開放されたことを検知したとき、デフロスト運転開始条件が成立していなくても電動圧縮機を運転し、該電動圧縮機から吐出されたホットガス冷媒を庫外熱交換器に導入してデフロスト運転を行わせるデフロスト制御部を備えているため、例えば比較的狭いエリアに多数出店されている店舗に加温運転を行いながら荷物を配送する場合であって、低外気温下で庫外熱交換器にフロストの虞があるとき、フロスト条件検知手段が予め設定されているフロスト条件を検知した時でも、そのまま次の配送店舗まで温調運転を継続して温度管理を続け、次の店舗に到着して車両を停止し、荷室のドアを開いて荷降ろしを行う際の温度管理している区間外の時間、すなわち荷ドアが開放されたことを検知したときに、デフロスト運転開始条件が成立していなくても電動圧縮機を運転し、ホットガス冷媒を庫外熱交換器に導入することによって強制的にデフロスト運転することができる。従って、温度管理している区間外の時間に素早くデフロスト運転を済ませ、次店舗に移動する際の加温運転を着霜なしの状態から開始でき、フロストによる効率の低下を解消して最大性能・能力で運転し、荷物を確実に設定温度に維持して輸送できる信頼度の高い定温輸送を実現することができる。
さらに、本発明の輸送用冷凍ユニットは、上記の輸送用冷凍ユニットにおいて、前記デフロスト制御部は、前記フロスト条件検知手段が前記庫外熱交換器に対するフロスト条件を検知時に、前記冷凍ユニットの停止操作がされたとき、前記庫外熱交換器に対するデフロスト運転を実施した後、前記冷凍ユニットの運転を停止する構成とされていることを特徴とする。
本発明によれば、デフロスト制御部が、フロスト条件検知手段が庫外熱交換器に対するフロスト条件を検知時に、冷凍ユニットの停止操作がされたとき、庫外熱交換器に対するデフロスト運転を実施した後、冷凍ユニットの運転を停止する構成とされているため、庫外熱交換器に対するフロスト条件が検知時には、冷凍ユニットの運転を停止する際、必ずデフロスト運転を実施後に冷凍ユニットの運転が停止されることになる。従って、庫外熱交換器がフロスト状態のまま冷凍ユニットの運転が停止されることがなく、残霜状態での運転停止を防止し、次回の運転時、必ず着霜なしの状態から運転開始でき、最大の加温能力で荷物を確実に設定温度に維持して定温輸送することができる。
さらに、本発明の輸送用冷凍ユニットは、上述のいずれかの輸送用冷凍ユニットにおいて、前記デフロスト制御部は、前記フロスト条件検知手段が予め設定されているフロスト条件を検知時に、前記デフロスト運転を行うか否かを設定する有効/無効設定部を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、デフロスト制御部が、フロスト条件検知手段が予め設定されているフロスト条件を検知時に、デフロスト運転を行うか否かを設定する有効/無効設定部を備えているため、フロスト条件検知によるデフロスト運転の有効/無効を任意に設定でき、その有効/無効設定部で「無効」と設定し、フロスト条件が検知されてもデフロスト運転されないように設定すれば、デフロスト運転開始条件が成立する迄はデフロスト運転が行われず、デフロスト運転開始条件が成立後に、通常通りデフロスト運転が行われるように設定することが可能となる。従って、運転時の天候等に応じて何れかのデフロスト方式を選択し、運転効率等を加味しながら適切な定温輸送を行うことができる。
さらに、本発明の輸送用冷凍ユニットは、上述のいずれかの輸送用冷凍ユニットにおいて、前記デフロスト制御部は、前記フロスト条件検知手段によるフロスト条件検知の進行状況によって、前記デフロスト運転を行わせるか否かを判定する判定部を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、デフロスト制御部が、フロスト条件検知手段によるフロスト条件検知の進行状況によって、デフロスト運転を行わせるか否かを判定する判定部を備えているため、フロスト条件検知手段が検知するフロスト条件検知の進行状況によりその進行が速ければ、判定部がデフロスト運転を行わせてもよいと判定し、荷ドアが開放されたとき、もしくは冷凍ユニットの運転が停止されたとき、早めにデフロスト運転を行わせることができる。従って、温度管理区間外の時間タイミングで早めにデフロスト運転を実施し、輸送中でのフロストによる効率の低下を防止して確実に荷物を定温輸送することができる。
本発明によると、狭いエリアに多数出店されている店舗に加温運転を行いながら荷物を配送している際、低外気温下で庫外熱交換器にフロストの虞がある場合に、フロスト検知手段が予め設定されているフロスト条件を検知した時でも、そのまま次の配送店舗まで温調運転を継続して温度管理を続け、次の店舗に到着して車両を停止し、荷室のドアを開いて荷物の積み降ろしを行う際の温度管理している区間外の時間、すなわち荷ドアが開放されたことを検知したときに、デフロスト運転開始条件が成立していなくても電動圧縮機を運転し、ホットガス冷媒を庫外熱交換器に導入することにより強制的にデフロスト運転することができるため、温度管理している区間外の時間に素早くデフロスト運転を済ませ、次店舗に移動する際の加温運転を着霜なしの状態から開始でき、フロストによる効率の低下を解消して最大性能で運転し、荷物を確実に設定温度に維持して定温輸送することができる。
本発明の一実施形態に係る輸送用冷凍ユニットの冷媒回路図である。 上記輸送用冷凍ユニットのデフロスト制御部の構成図である。
以下に、本発明の一実施形態について、図1および図2を参照して説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係る輸送用冷凍ユニットの冷媒回路図が示され、図2には、そのデフロスト制御部の構成図が示されている。
輸送用冷凍ユニット1は、トラックの荷台に搭載されるバンボディと称されている荷室内に設置された庫内ユニットと、バンボディの外部に設置される庫外ユニットとから構成されるものである。ここでは、荷室が複数のA室およびB室に区画され、各室A,B内に庫内ユニット2A,2Bが設置されるとともに、庫内ユニット2A,2B側に配設される機器以外の機器類がバンボディの外部に設置される庫外ユニット3側に配設される構成の輸送用冷凍ユニット1が示されている。
庫外ユニット3には、図示省略のバッテリを電源として駆動される電動圧縮機4が搭載されており、その電動圧縮機4からの冷媒吐出配管5には、電磁弁6Mおよび高圧ガス配管(高圧ガスライン)7Mを介して、冷却運転時に凝縮器、加温運転時に蒸発器として機能する庫外熱交換器8が接続されている。同様に、圧縮機4からの吐出配管5には、電磁弁6A,6Bおよび高圧ガス配管(高圧ガスライン)7A,7Bを介して、庫内ユニット2A,2B側に配設され、冷却運転時に蒸発器、加温運転時に凝縮器として機能する庫内熱交換器9A,9Bが互いに並列に接続されている。
また、圧縮機4の吸入配管10には、アキュームレータ11が設けられており、このアキュームレータ11と高圧ガス配管7M,7A,7B中の電磁弁6M,6A,6Bの下流側における庫外熱交換器8、庫内熱交換器9A,9Bの近傍位置との間に、各々電磁弁12M,12A,12Bを有する低圧ガス配管(低圧ガスライン)13M,13A,13Bが接続されている。高圧ガス配管7M,7A,7Bには、庫外熱交換器8および庫内熱交換器9A,9Bの下部に設けられている図示省略のドレンパンに沿うように設けられたドレンパンヒータ14M,14A,14Bが形成されている。
庫外熱交換器8の他端側には、庫外側膨張弁(電子膨張弁;EEV)15Mと逆止弁16Mとの並列回路を備えた高圧液配管(高圧液ライン)17Mが接続され、この高圧液配管17Mの他端側は、レシーバ18に接続されている。また、庫内熱交換器9A,9Bの他端側には、庫内側膨張弁(電子膨張弁;EEV)15A,15Bと逆止弁16A,16Bとの並列回路を備えた高圧液配管(高圧液ライン)17A,17Bが並列に接続されており、この高圧液配管17A,17Bの他端側は、それぞれレシーバ18に接続されている。なお、高圧液配管17A中には、ドライヤ19と逆止弁20との並列回路が設けられている。
さらに、レシーバ18と電動圧縮機4の圧縮室との間には、電磁弁21と減圧用のキャピラリチューブ22とを備えた液インジェクション回路23が接続されており、電動圧縮機4の吐出配管5と高圧液配管17Mとの間には、リリーフ弁24を備えた高圧リリーフ回路25が接続されている。また、庫外熱交換器8には、外気を通風する庫外ファン26が付設されており、庫内熱交換器9A,9Bには、A室およびB室内の空気を庫内熱交換器9A,9Bを通して循環する庫内ファン27A,27Bが付設されている。
なお、庫内ユニット2Aには、庫内熱交換器9A、アキュームレータ11、電磁弁12A、ドレンパンヒータ14A、庫内側膨張弁(EEV)15A、逆止弁16Aおよび庫内ファン27Aが設けられ、庫内ユニット2Bには、庫内熱交換器9B、電磁弁12B、ドレンパンヒータ14B、庫内側膨張弁(EEV)15B、逆止弁16Bおよび庫内ファン27Bが設けられている。それ以外の機器類は、庫外ユニット3に設けられ、これら機器類が冷媒配管を介して接続されることにより、公知の冷却サイクルおよびヒートポンプ加温サイクルが構成されている。
また、庫外ユニット3の配管、機器類等に対しては、吐出ガス温度センサ28、高圧スイッチ29、高圧センサ30、低圧センサ31、エバ出口温度センサ32、デフロスト終了センサ33等が設置され、庫内ユニット2A,2Bの配管、機器類等に対しては、庫内温度センサ34A,34B、エバ出口温度センサ35A,35B、デフロスト終了センサ36A,36B等が設置されている。
上記輸送用冷凍ユニット1において、冷却運転は、以下により行われる。
冷却運転時、電磁弁6Mおよび電磁弁12A,12Bが開、電磁弁6A,6Bおよび電磁弁12Mが閉とされるため、電動圧縮機4から吐出された高温高圧の冷媒ガスは、開とされている電磁弁6M、高圧ガス配管(高圧ガスライン)7Mを経て庫外熱交換器8に導入され、ここで庫外ファン26により通風される外気と熱交換されて凝縮液化される。
この高圧液冷媒は、逆止弁16M、高圧液配管(高圧液ライン)17Mを経てレシーバ18に導入され、いったん貯留されて循環流量が調整される。レシーバ18から流出した高圧液冷媒は、高圧液配管(高圧液ライン)17A,17Bから庫内側膨張弁(EEV)15A,15Bを経て減圧され、低圧二相冷媒とされて庫内熱交換器9A,9Bに導入される。庫内熱交換器9A,9Bに導入された冷媒は、庫内ファン27A,27Bを介して循環されるA室およびB室内の空気と熱交換され、その空気から吸熱して蒸発ガス化された後、電磁弁12A,12B、低圧ガス配管(低圧ガスライン)13A,13Bを経てアキュームレータ11に導かれ、吸入配管10を経て、電動圧縮機4に吸入され、再圧縮される。
以下、同様のサイクルを繰り返す。この間、庫内熱交換器9A,9Bで冷媒と熱交換されて冷却されたA室,B室内の空気を、庫内ファン27A,27Bを介してA室,B室内に吹出すことにより、A室およびB室内を冷却運転することができる。なお、A室またはB室のいずれか一方を単独で冷却運転する場合、運転する室側の電磁弁12A,12Bのみを開とするとともに、庫内ファン27A,27Bのみをオンとすることにより、一方の室のみを冷却運転することができ、これによって、A室およびB室を同時または個別に冷却運転することができる。
一方、加温運転は、以下により行われる。
加温運転時、電磁弁6Mおよび電磁弁12A,12Bが閉、電磁弁6A,6Bおよび電磁弁12Mが開とされ、電動圧縮機4から吐出された高温高圧の冷媒ガスは、開とされている電磁弁6A,6B、高圧ガス配管(高圧ガスライン)7A,7Bを経て庫内熱交換器9A,9Bに導入される。このホットガス冷媒は、庫内熱交換器9A,9Bで庫内ファン27A,27Bを介して循環される庫内空気で冷却されることにより凝縮液化され、その際に放熱される凝縮熱で庫内空気を加熱することにより、A室およびB室を加温運転することができる。
庫内熱交換器9A,9Bで凝縮液化された冷媒は、逆止弁16A,16B、高圧液配管(高圧液ライン)17A,17Bを経てレシーバ18に導かれた後、高圧液配管(高圧液ライン)17Mから庫外側膨張弁(EEV)15Mを経て減圧され、低圧二相冷媒とされて庫外熱交換器8に導入される。庫外熱交換器8に導入された冷媒は、庫外ファン26により通風される外気と熱交換され、外気から吸熱して蒸発ガス化される。この低圧ガス冷媒は、電磁弁12M、低圧ガス配管(低圧ガスライン)13Mを経てアキュームレータ11に導かれ、吸入配管10を経て、電動圧縮機4に吸入され、再圧縮される。
以下、同様のサイクルを繰り返す。この間、庫外熱交換器8で外気から熱を汲み上げ、その熱を庫内熱交換器9A,9Bで放熱してA室,B室内の空気を加熱し、庫内ファン27A,27Bを介してA室,B室内に吹出すことにより、A室およびB室を同時にヒートポンプ加温運転することができる。なお、A室またはB室のいずれか一方を単独で加温運転する場合、運転する室側の電磁弁6A,6Bのみを開とするとともに、庫内ファン27A,27Bのみをオンとすることにより、一方の室のみを加温運転することができ、これによって、A室およびB室を同時または個別に加温運転することができる。
但し、A室とB室を設定温度が異なる状態で同時に加温運転すると、設定温度が低い低温設定室側の庫内熱交換器9Aまたは9Bで凝縮した液冷媒が溜り込み、システム内がガスロー状態となって、設定温度が高い高温設定室側での加温能力が不足する事態に陥る場合がある。このような場合は、A室およびB室に設けられている庫内ユニット2A,2Bを個別に交互に切換えて加温運転するようにすればよい。
以下に、庫内ユニット2A,2Bを個別に交互に切換えて加温運転する場合の一例を説明する。電動圧縮機4から吐出された高温高圧の冷媒ガスは、開とされている電磁弁6Aを介して高圧ガス配管7Aより庫内熱交換器9Aに導入され、ここで庫内ファン27Aによって循環されるA室内の空気と熱交換されて凝縮液化される。この熱交換によってA室内の空気は加温され、庫内ファン27Aを介してA室内に吹出されることにより、A室内の加温に供される。
庫内熱交換器9Aで凝縮液化された高圧液冷媒は、逆止弁16A、高圧液配管17Aを経てレシーバ18に導入された後、高圧液配管17Mから庫外側膨張弁(EEV)15Mを経て減圧され、低圧二相冷媒となり、庫外熱交換器8に導かれる。庫外熱交換器8に導入された冷媒は、庫外ファン26により通風される外気と熱交換され、外気から吸熱して蒸発ガス化された後、電磁弁12M、低圧ガス配管13M、アキュームレータ11および吸入配管10を経て、圧縮機4に吸入され、再圧縮される。
以下、同様のサイクルを繰り返す。これによって、庫外熱交換器8で外気から熱を汲み上げ、その熱を庫内熱交換器9AでA室に放熱することによりA室をヒートポンプ加温運転することができる。なお、A室を加温運転中、B室側の庫内ユニット2Bは、冷媒の流通が中断され、庫内ファン27Bのみがオンされた停止状態とされている。この加温運転によりA室内が設定温度に到達した場合、あるいはA室の加温運転が設定時間継続された場合、A室の加温運転が終了され、B室の加温運転に切換えられる。この切換え時に一定時間、例えば1分間だけ、庫内熱交換器9A内に溜っている液冷媒をシステム側に追い出す運転を平行して行い、B室の加温運転に切換える。
液冷媒の排出は、以下によって行われる。つまり、A室からB室への加温切換時、電磁弁6Bを開とすることにより、電動圧縮機4から吐出された高温高圧の冷媒ガスを電磁弁6Bおよび高圧ガス配管7Bを介して庫内熱交換器9Bに導入する一方で、上記の如く1分間だけ電磁弁6Aを開状態に保持するとともに、庫内ファン27Aをオフ状態として庫内熱交換器9Aに電動圧縮機4からのホットガス冷媒を供給する。これによって、庫内熱交換器9A内に溜っていた液冷媒は、レシーバ18に追い出され、B室の加温運転に有効に使われるようになる。
この液冷媒の排出運転中、電磁弁6Bが開とされ、庫内ユニット2Bの庫内熱交換器9Bに電動圧縮機4から吐出された高温高圧の冷媒ガスが供給されるとともに、庫内ファン27Bがオンとされているため、B室は加温運転されている。そして、1分間の液冷媒排出運転が終了すると、電磁弁6Aが閉とされ、庫内ユニット2Aは、冷媒流通が中断されるとともに、庫内ファン27Aのみがオンされた停止状態とされる。これによって、B室がヒートポンプ加温運転されることになる。
このように、A室側の加温運転が終了し、B室側の加温運転に切換える際、電磁弁6Bを開とし、庫内熱交換器9Bにホットガス冷媒の供給を開始するとともに、庫内ファン27Bの運転をそのまま継続し、庫内ユニット2Bをオン状態としてB室の加温運転を開始する。一方、それまで加温運転をしていた庫内ユニット2Aについて、1分間だけ、電磁弁6Aを開状態に維持し、その1分間、庫内ファン27Bを停止することにより、庫内熱交換器9Aに溜り込んでいた液冷媒をレシーバ18に追い出す運転を行う。
これにより、B室側の加温運転時に、システム側、すなわちB室を加温するためのヒートポンプ加温サイクル内がガスロー状態となり、加温能力が不足する事態を防ぐことができるとともに、システム内に充填する冷媒量自体を低減することができる。そして、冷媒の追い出し運転が終了後、電磁弁6Aを閉とするとともに、庫内ファン27Bをオンとすることにより、庫内ユニット2Aを停止状態とし、B室側の加温運転をそのまま継続することで、庫内ユニット2A,2Bを個別に交互に切換えてヒートポンプ加温運転することができる。
また、一方の室を冷却運転、他方の室を加温運転する場合、電磁弁6Mおよび冷却運転する側の庫内ユニット、例えば2Aに対応した電磁弁6Aを閉、加温運転する庫内ユニット2Bに対応した電磁弁6Bを開、電磁弁12M,12Aを開、電磁弁12Bを閉として運転することにより、庫内ユニット2Bの庫内熱交換器9Bを凝縮器として機能させ、B室を加温運転することができる。そして、庫内熱交換器9Bで凝縮液化した冷媒を逆止弁16B、高圧液配管17Bを経てレシーバ18に導き、レシーバ18から高圧液配管17M,17Aおよび庫外側膨張弁(EEV)15M、庫内側膨張弁(EEV)15Aを経てそれぞれ庫外熱交換器8、庫内熱交換器9Aに導入し、庫外熱交換器8、庫内熱交換器9Aを蒸発器として機能させることにより、A室を冷却運転と、外気からの吸熱を行うことができる。
庫外熱交換器8および庫内熱交換器9Aで蒸発ガス化された冷媒は、電磁弁12M,12A、低圧ガス配管13M,13Aを経てアキュームレータ11に導かれ、吸入配管10を経て、電動圧縮機4に吸入され、再圧縮される。これによって、A室の冷却運転、B室のヒートポンプ加温運転を同時に行うことができる。
なお、上記に準じて、各電磁弁の切換えにより、A室のヒートポンプ加温運転、B室の冷却運転を同時に行うことができるも上述から明らかである。
さらに、ヒートポンプ加温運転時、蒸発器として機能する庫外熱交換器8には、外気温が低い場合、外気中の水分が熱交換器のフィン表面等で氷結し、霜が発生することは避けられない。本実施形態では、ヒートポンプ加温運転時、庫外熱交換器8に対するフロスト条件を検知してデフロスト運転するためのデフロスト制御部38を、庫外ユニット3に接続されているコントローラ37に設けている。なお、ここでのフロスト条件とは、庫外熱交換器8が水分凍結の可能性がある温度で使用される条件を意味するものとする。
デフロスト制御部38は、図2に示されるように、車両エンジンON・OFF検知手段(イクニッションスイッチ)39からの車両エンジン停止信号、A室、B室の荷室ドア開閉検知手段(ドア開閉スイッチ)40A,40Bからのドア開放信号、フロスト条件検知手段41からのフロスト条件検知信号、冷凍機ON・OFF検知手段(冷凍機運転・停止スイッチ)42からの冷凍ユニット停止信号等が入力されると、それに基づいて、以下により庫外熱交換器8に対するデフロスト運転が実行される構成とされている。
なお、ここでのフロスト条件検知手段41は、低圧センサ31によって検知された低圧圧力が予め設定されている閾値に達したとき、フロスト条件検知信号を出力するものとされている。このフロスト条件検知信号は、デフロスト運転開始条件が成立する前の段階で出力されるようになっており、フロスト条件検知信号が入力されると、デフロスト制御部38は、更に後述する条件を満たす場合において、強制的にデフロスト運転を行う構成とされている。
また、フロスト条件検知手段41としては、低圧センサ31の検出値以外に、以下のセンサ類で検知される検出値を代替してもよい。
(1)蒸発器として機能する庫外熱交換器8の出口に設けられているエバ出口温度センサ32による検出値
(2)庫外熱交換器8の吸込み空気温度および吹出し空気温度を検知するセンサによる検出値の温度差
(3)庫外熱交換器8の前後の差圧を検知する微差圧検知センサまたはスイッチによる検出値
デフロスト制御部38は、フロスト条件検知手段41からフロスト条件検知信号が入力され、フロスト条件が検知時であって、かつ車両エンジンON・OFF検知手段39からのエンジン停止信号および/または荷室ドア開閉検知手段40A,40Bからのドア開放信号が入力されたとき、デフロスト運転開始条件が成立していなくても電動圧縮機4を運転し、該電動圧縮機4から吐出されたホットガス冷媒を庫外熱交換器8に導入して強制的にデフロスト運転を行わせる構成とされている。
このデフロスト運転時、電磁弁6Mおよび12A,12Bが開、電磁弁6A,6Bが閉に切換えられ、冷却サイクルとして運転されることになる。デフロストの終了は、デフロスト終了センサ33の検出温度が設定温度以上になったことを以って、デフロスト終了と判断し、デフロスト運転が終了されるようになっている。
また、デフロスト運転は、フロスト条件検知手段41からフロスト条件検知信号が入力され、フロスト条件が検知されている時に、冷凍ユニット1が停止操作されたとき、冷凍機ON・OFF検知手段42から冷凍ユニット停止信号が入力された場合も、強制的に実行される構成とされており、デフロスト運転終了後に、冷凍ユニット1が停止されるようになっている。
さらに、デフロスト制御部38には、フロスト条件検知手段41が予め設定されているフロスト条件を検知時に、上述のデフロスト運転を行うか否かを設定する有効/無効設定部44が設けられ、上述の通りデフロスト運転を行うか、もしくはデフロスト運転開始条件が成立後に、通常通りのデフロスト運転を行うかが、有効/無効設定部44の設定によって任意に選択可能とされている。また、デフロスト制御部38には、フロスト条件検知手段41によるフロスト条件検知の進行状況により、上述のデフロスト運転を行わせるか否かを判定する判定部43が設けられ、フロスト条件検知の進行状況によりその進行が速ければ、車両用エンジンが停止および/または荷室ドアが開放されたとき、もしくは冷凍ユニット1の運転が停止されたとき、早めにデフロスト運転が行えるようにしている。
以上に説明の構成により、本実施形態によると、以下の作用効果を奏する。
上記の輸送用冷凍ユニット1において、A室およびB室の冷却運転、加温運転、冷却・加温同時運転は、それぞれ上述の通り各室個別にまたは同時に行うことができる。この輸送用冷凍ユニット1による加温運転は、庫外熱交換器8を蒸発器として機能させ、外気から熱を汲み上げて行うヒートポンプ加温運転であり、従って、外気条件によっては、加温運転時に庫外熱交換器8に着霜することは避けられない。庫外熱交換器8に着霜が発生した場合、加温能力が低下することから、適宜デフロストする必要がある。
一方、いわゆるドミナント方式のコンビニエンスストア等に荷物を配送する場合、冷凍車により移動時間が例えば5分前後で、荷物の積み降ろしが例えば15分前後というようなケースでは、店舗間の短時間の移動中に温調運転を中断してデフロスト運転を行うことは温度管理上許されず、設定温度に加温または冷却した状態で荷降ろしするには、温度管理している区間外の時間に素早くデフロスト運転する以外になく、デフロスト運転開始条件が成立するのを待ってデフロスト運転を行っていたのでは、タイミング的に温度管理している区間外の時間にデフロスト運転を行うことは困難である。
しかるに、本実施形態の輸送用冷凍ユニット1は、バッテリ駆動方式であり、車両用エンジンが停止中でも自律的に運転を継続することが可能な冷凍ユニットであるため、加温運転時、フロスト条件検知手段41が予め設定された庫外熱交換器8に対するフロスト条件を検知し、かつ車両用エンジンが停止および/または荷室ドアが開放されたことを、車両エンジンON・OFF検知手段39および荷室ドア開閉検知手段40A,40Bが検知したとき、デフロスト制御部38を介してデフロスト運転開始条件が成立していなくても電動圧縮機4を運転し、該電動圧縮機4から吐出されたホットガス冷媒を庫外熱交換器8に導入してデフロスト運転を行わせることができる。
このため、例えばコンビニエンスストアのように、比較的狭いエリアに多数出店されている店舗に加温運転を行いながら荷物を配送している場合であって、低外気温下で庫外熱交換器8にフロストの虞があるケースにおいて、フロスト条件検知手段41が予め設定されているフロスト条件を検知した時でも、そのまま次の店舗まで温調運転を継続して温度管理を続け、次の店舗に到着して車両を停止し、荷室のドアを開いて荷降ろしを行う際の温度管理している区間外の時間、すなわち車両用エンジンが停止および/または荷室ドアが開放されたことが検知されたときに、強制的にデフロスト運転を行うことができる。
これによって、温度管理している区間外の時間に素早くデフロスト運転を済ませ、次の店舗に移動する際の加温運転を着霜なしの状態から開始することができ、フロストによる効率の低下を解消して最大性能・能力で運転し、荷物を確実に設定温度に維持して輸送できる信頼度の高い定温輸送を実現することができる。
また、デフロスト制御部38は、フロスト条件検知手段41が庫外熱交換器8に対するフロスト条件を検知時に、冷凍ユニット1の停止操作がされたとき、庫外熱交換器8に対するデフロスト運転を実施した後、冷凍ユニット1の運転を停止する構成されている。このため、庫外熱交換器8に対するフロスト条件が検知時には、冷凍ユニット1の運転を停止する際、必ずデフロスト運転が実施された後、冷凍ユニット1の運転が停止されることになる。
従って、庫外熱交換器8がフロスト状態のまま冷凍ユニット1の運転が停止されることがなく、残霜状態での運転停止を防止することにより、次回の運転時、必ず着霜なしの状態から運転開始することができ、最大の加温能力で荷物を確実に設定温度に維持して定温輸送することができる。
さらに、デフロスト制御部38には、フロスト条件検知手段41が予め設定されているフロスト条件を検知時に、デフロスト運転を行うか否かを設定する有効/無効設定部44が設けられているため、フロスト条件検知によるデフロスト運転の有効/無効を任意に設定でき、その有効/無効設定部44で「無効」と設定し、フロスト条件が検知されてもデフロスト運転されないように設定すれば、デフロスト運転開始条件が成立する迄はデフロスト運転が行われず、デフロスト運転開始条件が成立後に、通常通りデフロスト運転が行われるように設定することが可能となる。従って、運転時の天候等に応じて何れかのデフロスト方式を選択し、運転効率等を加味しながら適切な定温輸送を行うことができる。
また、デフロスト制御部38は、フロスト条件検知手段41によるフロスト条件検知の進行状況によって、デフロスト運転を行わせるか否かを判定する判定部43を備えているため、フロスト条件検知手段41が検知するフロスト条件検知の進行状況によりその進行が速ければ、判定部43がデフロスト運転を行わせてもよいと判定し、車両用エンジンが停止および/または荷室ドアが開放されたとき、もしくは冷凍ユニット1の運転が停止されたとき、早めにデフロスト運転を行わせることができる。これによって、温度管理区間外の時間タイミングで早めにデフロスト運転を実施し、輸送中でのフロストによる効率の低下を防止して確実に荷物を定温輸送することができる。
なお、本発明は、上記実施形態にかかる発明に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、適宜変形が可能である。例えば、上記実施形態では、荷室が2室に区画され、それぞれに庫内ユニット2A,2Bが並列に接続された実施形態について説明したが、荷室が1室または3室以上で各室に庫内ユニットが設置されたものにも同様に適用できることはもちろんである。
1 輸送用冷凍ユニット
2A,2B 庫内ユニット
3 庫外ユニット
4 電動圧縮機
6M,6A,6B,12M,12A,12B 電磁弁
8 庫外熱交換器
9A,9B 庫内熱交換器
15M 庫外側膨張弁
15A,15B 庫内側膨張弁
26 庫外ファン
27A,27B 庫内ファン
37 コントローラ
38 デフロスト制御部
39 車両エンジンON・OFF検知手段
40A,40B 荷室ドア開閉検知手段
41 フロスト条件検知手段
42 冷凍機ON・OFF検知手段
43 判定部
44 有効/無効設定部

Claims (4)

  1. 電動圧縮機、庫外熱交換器、庫外側膨張弁および庫外ファンを備えている庫外ユニットに対して、庫内熱交換器、庫内側膨張弁および庫内ファンを備えている庫内ユニットが接続され、前記庫内ユニットが設置されている荷室が電磁弁の切換えにより冷却または加温可能とされているバッテリ駆動方式の輸送用冷凍ユニットにおいて、
    前記荷室の加温が前記庫外熱交換器を蒸発器、前記庫内熱交換器を凝縮器として機能させて加温するヒートポンプ加温方式とされ、
    前記荷室の加温運転時、フロスト条件検知手段が予め設定された前記庫外熱交換器に対するフロスト条件を検知し、かつ前記荷室ドアが開放されたことを検知したとき、デフロスト運転開始条件が成立していなくても前記電動圧縮機を運転し、該電動圧縮機から吐出されたホットガス冷媒を前記庫外熱交換器に導入してデフロスト運転を行わせるデフロスト制御部を備えていることを特徴とする輸送用冷凍ユニット。
  2. 前記デフロスト制御部は、前記フロスト条件検知手段が前記庫外熱交換器に対するフロスト条件を検知時に、前記冷凍ユニットの停止操作がされたとき、前記庫外熱交換器に対するデフロスト運転を実施した後、前記冷凍ユニットの運転を停止する構成とされていることを特徴とする請求項1に記載の輸送用冷凍ユニット。
  3. 前記デフロスト制御部は、前記フロスト条件検知手段が予め設定されているフロスト条件を検知時に、前記デフロスト運転を行うか否かを設定する有効/無効設定部を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の輸送用冷凍ユニット。
  4. 前記デフロスト制御部は、前記フロスト条件検知手段によるフロスト条件検知の進行状況によって、前記デフロスト運転を行わせるか否かを判定する判定部を備えていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の輸送用冷凍ユニット。
JP2013261608A 2013-12-18 2013-12-18 輸送用冷凍ユニット Active JP6320743B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013261608A JP6320743B2 (ja) 2013-12-18 2013-12-18 輸送用冷凍ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013261608A JP6320743B2 (ja) 2013-12-18 2013-12-18 輸送用冷凍ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015117889A JP2015117889A (ja) 2015-06-25
JP6320743B2 true JP6320743B2 (ja) 2018-05-09

Family

ID=53530762

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013261608A Active JP6320743B2 (ja) 2013-12-18 2013-12-18 輸送用冷凍ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6320743B2 (ja)

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3275349B2 (ja) * 1992-03-23 2002-04-15 松下電器産業株式会社 電気駆動自動車用空気調和装置
JPH08268031A (ja) * 1995-03-31 1996-10-15 Nippondenso Co Ltd 車両用空調装置
US6237357B1 (en) * 1999-06-07 2001-05-29 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Vehicular air conditioner using heat pump
JP2011080733A (ja) * 2009-10-09 2011-04-21 Hitachi Appliances Inc 空気調和機
JP5152158B2 (ja) * 2009-11-19 2013-02-27 ダイキン工業株式会社 空気調和機
JP5411777B2 (ja) * 2010-03-31 2014-02-12 株式会社コロナ 温水暖房装置
JP2011252681A (ja) * 2010-06-04 2011-12-15 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫
JP5737962B2 (ja) * 2011-01-20 2015-06-17 三菱重工業株式会社 輸送用冷凍装置
JP5851704B2 (ja) * 2011-02-25 2016-02-03 サンデンホールディングス株式会社 車両用空気調和装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015117889A (ja) 2015-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2217872B1 (en) Control method of refrigerator
JP5608356B2 (ja) カーゴのチルド状態の制御
EP2588819B1 (en) Evaporator refrigerant saturation demand defrost
KR100687934B1 (ko) 냉장고 및 그 제어방법
CN106091566B (zh) 一种用于风冷冰箱的控制方法
CN107923665B (zh) 具有节能器的多隔室运输制冷系统
EP2792970B1 (en) Container refrigeration device
JP5483995B2 (ja) カーゴの冷凍状態の制御
US8538585B2 (en) Control of pull-down in refrigeration systems
CN107076477A (zh) 用于自由和积极除霜的系统和方法
US10808975B2 (en) Cooling system
JP5110192B1 (ja) 冷凍装置
KR20110086345A (ko) 2개의 증발기를 구비하는 냉장고의 운전 제어방법
JP4021209B2 (ja) 冷蔵庫
JP6320743B2 (ja) 輸送用冷凍ユニット
JP4333586B2 (ja) 冷凍サイクル装置およびその制御方法
JP5722160B2 (ja) 冷却貯蔵庫
KR101600935B1 (ko) 냉동차량에서의 냉동-냉방 시스템 제어 장치 및 방법
CN113720088A (zh) 冷藏冷冻装置及其控制方法
JP4168727B2 (ja) 冷蔵庫
JP2005257164A (ja) 冷却装置
JP2010076587A (ja) 輸送車両のキャビン空調装置
JP2003214747A (ja) 冷凍車
KR20160098783A (ko) 냉장고 및 그 제어방법
CN112856889B (zh) 冰箱及其控制方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161205

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20170620

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170919

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180306

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180404

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6320743

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150