JP6320595B1 - お札取り付け器具 - Google Patents
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Abstract
Description
また、壁に吊ったときに中に納められた御札が傾いたり振れたりしない安定性の高い壁掛け式の神棚として、均一な厚みで左右対称に形成された背景盤の表面に和紙を張設し、該背景盤の表面の中央部位に上枠側には突き上げ溝を、下枠側には前記突き上げ溝よりも浅い落とし溝を備えた御札を納める縦長長方形の御札入れ枠を配設し、背景盤の裏面の上部には吊り掛け孔を備えた吊り金具を設け、中段よりも下部の両側部寄りの左右対称位置には、前記吊り金具の突出高さよりも高い柔軟材質の突起を設けたものが提案されている(特許文献2)。
また、上記表面部材には、上記お札を秘するためのホルダーが取り付けられており、このホルダーにとってお札が保持されるようになっていてもよい。
図1〜図6において、本実施形態にかかるお札取り付け器具1は、固定金具2と、固定金具2に回動
自在に取り付けられた回動金具3と、この回動金具3に取り付けられお札を保持する表面パネル4とを有している。
基板21は平板状をしており、その四隅近傍に壁面にねじ等固定するための穴21aが設けられている。
翼部22は基板21から延びだした平板状をしており、その幅方向中央部には上下にねじ等で固定するための穴22a,22aが設けられている。
これにより、図1のように壁面に垂直に取り付ける場合(図示A)には、基体21の穴21aにねじ等を通して取り付ける。また壁面の角に取り付ける場合(図示B)には翼部22の穴22aにねじ等を通して取り付けることができるようになっている。
このように、支持板23、23により回動金具3を回動可能に保持することで、壁面から所定の距離を置いた状態で回動金具3が回動できるようになっている。
取付板31は、長方形(四角形)状をしており、その上端及び下端部に四角形状の窓31a、31a
が設けられている。この窓31a、31aは、軸板32を支持板23にナット5で取り付ける際に工具を通したり、軸板32の取付状態を確認するためのものであって、このナット5の取付位置に対応して設けられている。
また、軸板32の上下端部には、突部33a,33bが取り付けられている。上端の突部33aは図5、図6に示すように円柱状に形成されており、上側の支持板23の穴23aに嵌るようになっている。
また下側の突部33bは、円柱状をしており、その先端部(図示では下端部)の前後に突出した突起33c、33cが設けられている。
パネル本体41は、その表面のホルダー42を挟んだ左右両面に「家内安全」「商売繁盛」などの文字を表示なスペースが設けられている。このスペースにはこれらの文字をあらかじめ印刷又は刻印してもよいし、またシールなどを貼れるようにしてもよい。
またホルダー42は、お札を入れて保持するためのものであって、本例では上部が大径の半円柱状をしている。
まず、固定金具2を壁面にねじや釘等で固定する。壁面への取り付け方に応じて、壁面に垂直に取り付ける場合(図1図示A)には、基体21の穴21aにねじ等を通して取り付ける。また壁面の角に取り付ける場合(図1図示B)には翼部22の穴22aにねじ等を通して取り付ける。
回動金具3の固定感具2への取付けは、まず上側の支持板23の支持板23の穴23aに回動金具33aを挿入して上側にスライドさせる。この状態で下側の回動金具33bを下側の支持板23の穴23aの位置に合わせる。この状態で手を放すことで、回動金具3の自重により回動金具3が下側にスライドし、これにより、回動金具33bが下側の穴23aから突出した状態となる。
これにより、突出した回動金具33bの先端部にナット5の穴5aを突部33bの形状に合わせて挿入し、そこからナット5を回すことで、突部33bの突起33cの位置から穴5aの位置をずらすことで、回動金具3が支持板23に対して回動自在に保持される。
そして、回動金具3を手で動かすことで、突部33a、33bを軸として回動金具3が回転することで、図1に示すようにお札を所望の方角に向けることができる。所望の方向に向けたら、回動金具3から手を放すことで、あとは自重でその場に静止することで、お札を所定の方向に向けて配置することができる。
ホルダー42を透明等にすることもでき、本発明の範囲で任意に変更可能である。
また、表面パネルを設けずに、回動金具に直接ホルダーを設けてお札を取り付けることもできる。また、回動金具に直接お札を貼りつけ等することも可能である。
図8において、第2の実施形態にかかるお札取り付け器具100は、固定金具200と、固定金具200に回動自在に取り付けられ、お札を保持する表面パネル300とを有している。
基板201は、平板状をしており、その両端側部にねじ等で壁面に固定するための穴202が縦に一列にそれぞれ形成されている。この穴202は、図示の例では、中心部にねじ等を通すための貫通穴202aと、それより大径の凹みからなっている。
また、基板201の背面側(取り付けられる壁側)には、図12に示すように、溝203が縦に2か所形成され、この溝203により基板201が縦方向に略三等分されるようになっている。この溝203が形成されていることにより、基板201を壁と壁の角部分に取り付ける際、この溝203に沿って基板201の両端部を折り曲げることで、貫通穴202aの位置を両壁面に合わせることができる。
一方、支持板205の長端部205bは、表面パネル300が取り付けられる先端部が丸く面取りがされており、その先端部に表面パネル側300の軸板500の回転軸503を通すための軸穴205cが形成されている。この軸205cには、図11に示すように、ワッシャ205dが取り付けられていてもよく、これにより回転軸503と適度な摩擦を持って表面パネル300を回動自在に保持することができるようになっている。
また、本例では、支持板205の強度を保持するため、短端部と長端部との間に補強板205eが形成され、長端部の幅方向中央部から短端部の幅歩行中央部にかけて形成されている。本例では、補強板205aは側面から見て三角形状に形成されており、その先端は軸穴205cの手前まで延びて形成されるようになっている。
なお、表面パネル300及び両面テープ400の形状は任意であり、丸や楕円などでもよい。
この回転軸503は、穴205cに回動自在に嵌る径をしている。そして、この軸板500の中央部にも補強部504を形成してもよい。
まず、図9、図10に示すように、基板201に対して上下の支持板205を取り付ける。
この取付けは、支持板205の短端部295aをガイド201の溝にスライドさせ、ストッパー302により動きが規制される位置まで嵌め込み固定する。
お札を取り付け、所望の方角を向けた状態で放置することで、自重により軸503は回動が規制され、静止した状態となる。
また、部品点数を少なくし、これらを組立品で供給することもでき、使用者は組み立ての手間を省くことができる。
また、基板201をネジや、画鋲で固定する際に、回転部が比較的邪魔にならないし、基板201の両側の面を曲げて使うことで壁の角部に固定することもでき、取付面を選ばず、どこでも取り付けることできる。
また、部品を分割し、平板状とすることにより、金型の掘り込み深さが少なくなり、部品加工の精度向上と、加工工期の短縮を図ることができる。
2 固定金具
3 回動金具
4 表面パネル
5 ナット
21 基板
21a 穴
22 翼部
22a 穴
23 支持板(部)
23a 穴
31 取付板
31a 窓
32 軸板
33 突部
33c 突起
34 爪部
41 パネル本体
42 ホルダー
100 お札取り付け器具
200 固定金具
201 基板
202 穴
202a貫通穴
203 溝
204 ガイド
205 支持板
206 ストッパー
300 表面パネル
400 両面テープ
500 軸板
Claims (3)
- お札を所定の方角に向けて配置するためのお札取り付け器具であって、
壁面に固定される平板状の基板と、この基板から延びだした先端部に軸穴を有する表面パネルを保持する支持板とを有する固定部材と、
上記お札をテープにより取り付け可能な平板形状の表面パネルと、L字状に形成され、一端部が上記表面パネルの裏面に取り付けられ、他端部に上記軸穴に嵌め込む回転軸が設けられた軸板とを有する表面部材と、を有し、
上記回転軸が上記支持板に形成された軸穴に嵌ることで、上記表面パネルに、上記お札を取り付けた状態で、上記固定部材に対して回動可能に支持されるとともに、上記軸穴と上記回転軸との摩擦で上記お札を所定の方角に向けて保持するようになっている、
ことを特徴とするお札取り付け器具。 - 上記支持板は、上記基板に形成されたガイドに嵌め込むことにより取り付けられる、
請求項1記載のお札取り付け器具。 - 上記軸板は、上記表面パネル裏面に形成されたガイド溝に上記一端部を嵌め込むことにより取り付けられる、
請求項1又は2記載のお札取り付け器具。
Priority Applications (1)
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JP2017072763A JP6320595B1 (ja) | 2017-03-31 | 2017-03-31 | お札取り付け器具 |
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Family Applications (1)
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Patent Citations (6)
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