JP6320327B2 - 車両侵入警報システム - Google Patents

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Description

本発明は、車両侵入警報システム、特に、車両が作業現場等の現場区域内に侵入したことを作業者等の現場員に警報するシステムに関する。
従来から、工事現場、事故処理現場、事故検証現場などの現場区域内に車両が侵入しないように、現場区域に沿ってロードコーンなどの道路用保安標識を設置している。このようにロードコーンなどで現場区域の境界に設置することにより、車両が現場区域に侵入しないように促し、工事作業員、事故処理員、事故検証員、警備員などの現場員の安全を図っている。ロードコーンには、点滅させて車両に注意を促すものもある。
しかしながら、車両が暴走してロードコーンなどを薙ぎ倒して、現場区域内に侵入することがある。このような場合には、現場者の安全が脅かされる。そこで、特許文献1〜3には、ロードコーンなどが、車両と接触して衝撃を受けたとき、警報音を発して、現場員に危険を警告することが記載されている。さらに、特許文献3には、作業現場に設置した受信装置が、警報音を発すると共に、光を点滅させることが記載されている。
特開平6−266996号公報 特開平9−273125号公報 特開2003−253630号公報
しかしながら、現場区域では作業内容によって非常に大きな音が発生し、また、付近を走行する車両が発生する音も大きいので、上記特許文献1〜3に記載されたように装置から警報音を発しただけでは、現場員が危険を察知することができないおそれがある。そして、特許文献3に記載されたように装置を点滅させても、作業中の現場員が点滅を気付かずに危険を察知することができないおそれがある。特に、これらの装置から離れた場所にいる現場員は危険を察知することができないおそれが高い。
本発明は、以上の点に鑑み、作業者などの現場員が危険を確実に察知することが可能な車両侵入警報システムを提供することを目的とする。
本発明は、現場区域の境界に設置される複数の道路用保安標識を含む車両侵入警報システムであって、前記複数の道路用保安標識は、それぞれ、当該道路用保安標識が移動又は傾斜したことを検知したとき警報信号を出力する検知手段と、前記警報信号を送信する送信手段と、制御信号を受信する受信手段と、発光部と、前記制御信号に対応して、前記発光部の発光パターンを制御する制御手段とを備え、何れかの前記道路用保安標識の前記送信手段が前記警報信号を送信したとき、前記複数の道路用保安標識のうち少なくとも残りの複数の道路用保安標識の前記受信手段に前記制御信号が受信され、当該道路用保安標識の前記制御手段は、それぞれ当該道路用保安標識の前記発光部の発光パターンを警報用の発光パターンに制御することを特徴とする。
本発明によれば、何れかの道路用保安標識が移動又は傾斜した場合、他の道路用保安標識のうち少なくも複数の道路用保安標識は、警報用の発光パターンで発光部が発光する。
このように、車両が衝突して何れかの道路用保安標識が移動又は傾斜したとき、残りの複数の道路用保安標識の発光部の発光パターンが警報用の発光パターンに制御される。これにより、現場区域にいる現場員は、自己の周りに存在する道路用保安標識の発光パターンが警報用になっているのを見て、現場区域内に車両が侵入したことを認識することが可能となる。よって、上記特許文献1〜3に記載されたように警報音などを発する装置が設置された付近の現場員だけでなく、前記複数の道路用保安標識の付近にいる現場員が危険を察知することができる。
また、現場区域の境界に設置される各道路用保安標識が、検知手段と発光部とを備える。よって、上記特許文献1〜3に記載されたように警報音などを発する装置がロードコーンなどの道路用保安標識とは異なる場合と比較して、前記装置を別個に必要としないので、システム全体として簡略化することが可能となる。
さらに、本発明において、前記複数の道路用保安標識は、それぞれ、さらに、当該道路用保安標識の設置位置を示す位置情報を保持する保持手段を備え、前記送信手段は前記位置情報を含む前記警報信号を送信し、何れかの前記道路用保安標識の前記送信手段が前記警報信号を送信したとき、前記複数の道路用保安標識のうち少なくとも残りの複数の道路用保安標識の前記受信手段に前記制御信号が受信され、当該道路用保安標識の前記制御手段は、それぞれ当該道路用保安標識の前記発光部の発光パターンを前記警報信号に含まれる前記位置情報に応じた警報用の発光パターンに制御することが好ましい。
この場合、移動又は傾斜した道路用保安標識の設置位置に応じた危険度を発光パターンによって、現場員に認識させることが可能となる。
さらに、本発明において、前記複数の道路用保安標識のうち予め設定された数を超える道路用保安標識の前記送信手段が前記制御信号を送信したとき、前記複数の道路用保安標識のうち少なくとも残りの複数の道路用保安標識の前記制御手段は、それぞれ当該道路用保安標識の前記発光部の発光パターンを前記警報用の発光パターンとは異なる警報用の発光パターンに制御する。
これにより、移動又は傾斜した道路用保安標識の個数が大きくなって危険のおそれの程度が増したことを、発光パターンによって、現場員に認識させることが可能となる。
また、本発明において、前記複数の道路用保安標識は、それぞれ、さらに、警報音を報知する報知手段を備え、前記制御手段は、前記制御信号に対応して警報音を報知させるように前記報知手段を制御することが好ましい。
この場合、車両が衝突して何れかの道路用保安標識が移動又は傾斜したとき、残りの複数の道路用保安標識の報知手段は警報音を報知する。これにより、現場区域にいる現場員は、自己の周りに存在する道路用保安標識から警報音が報知されているのを聞いて、現場区域内に車両が侵入したことを認識する。このように、上記特許文献1〜3に記載されたように警報音などを発する装置が設置された付近の現場員だけでなく、前記複数の道路用保安標識の付近にいる現場員が警報音によっても危険を察知することができる。
また、本発明において、当該車両侵入警報システムは、さらに、前記道路用保安標識の前記送信手段から前記警報信号を受信する主受信手段と、前記主受信手段が前記複数の道路用保安標識の何れかから前記警報信号を受信したとき、前記複数の道路用保安標識のうち少なくとも残りの複数の道路用保安標識に前記制御信号を送信する主送信手段とを有する主送受信装置を備えることも好ましい。
この場合、警報信号の受信に応じて制御信号を生成する手段を、主送受信装置が備えていれば、各道路用保安標識が備える必要はない。よって、システム全体として簡略化することが可能となる。
また、本発明において、当該車両侵入警報システムは、さらに、何れかの前記道路用保安標識の前記送信手段が前記警報信号を送信したとき、前記制御信号を受信する携帯受信手段と、警報音を報知する携帯報知手段と、前記制御信号に対応して警報音を報知させるように前記携帯報知手段を制御する携帯制御手段とを有し、作業員に携帯される携帯報知器を備えることも好ましい。
この場合、何れかの道路用保安標識が移動又は傾斜した場合、作業員に携帯される携帯報知器は警告音を報知する。よって、現場区域にいる現場員、さらには、現場区域外にいる管理者などに、現場区域内に車両が侵入したことを認識させることが可能となる。
さらに、本発明において、前記複数の道路用保安標識のうち予め設定された数を超える道路用保安標識の前記送信手段が前記制御信号を送信したとき、前記携帯報知器の前記携帯制御手段は、前記警報音とは異なる警報音を報知するように前記携帯報知手段を制御することが好ましい。
この場合、移動又は傾斜した道路用保安標識の個数が大きくなって危険のおそれの程度が増したことを、警報音を異ならせること、作業員に認識させることが可能となる。
さらに、本発明において、当該車両侵入警報システムは、さらに、何れかの前記道路用保安標識の前記送信手段が前記警報信号を送信したとき、前記制御信号を受信する携帯受信手段と、当該携帯報知器の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段と、警報音を報知する携帯報知手段と、前記制御信号に対応して警報音を報知させるように前記携帯報知手段を制御する携帯制御手段とを有し、作業員に携帯される携帯報知器を備え、何れかの前記道路用保安標識の前記送信手段が前記警報信号を送信したとき、前記携帯報知器の前記携帯受信手段に前記制御信号が受信され、当該携帯報知器の前記携帯制御手段は、前記携帯報知手段の警報音を前記警報信号に含まれる前記位置情報に応じた警報音に制御することも好ましい。
この場合、移動又は傾斜した道路用保安標識の設置位置に応じた危険度を警報音、携帯報知器を携帯する作業員の位置に応じて認識させることが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る車両侵入警報システムを説明する図。 本発明の第1の実施形態に係る道路用保安標識及び主送受信装置のブロック図。 本発明の第2の実施形態に係る道路用保安標識及び主送受信装置のブロック図。 本発明の第2の実施形態に係る車両侵入警報システムを説明する図。 本発明の第2の実施形態に係る車両侵入警報システムの第1の変形例を説明する図。
本発明の第1の実施形態に係る車両侵入警報システムについて図面を参照して説明する。
本車両侵入警報システムは、図1に示すように、複数の道路用保安標識10と主送受信装置20とからなるシステムである。ここでは、複数の道路用保安標識10は、全てロードコーン10であって、車両が走行する道路の現場区域Aの境界に設置されている。ロードコーン10は、カラーコーン(登録商標)、パイロン、三角コーン、ラバーコーンなどとも称されるものである。
なお、道路用保安標識10は、ロードコーン10の他に、工事中などであることを示す表示板、電光表示板、及び、車線変更を促す矢印板などを含むものであってもよい。
各ロードコーン10は、ポリ塩化ビニル、ABSなどの合成樹脂から成型され、中空の円錐形状に基底部を備えた形状からなる。ロードコーン10は、注意を喚起するために、赤色、橙色、黄色などの目立ち易い色、さらに、視認性を高めるために、赤色地に白、黒地に黄色の縞模様としたものなどからなっている。また、夜間視認性を高めるために、ロードコーン10の外面に反射シートなどが貼り付けられていてもよい。
ロードコーン10は、軽量であり、車両が接触すると、容易に移動、転倒する。そこで、図2に示すように、ロードコーン10は、この接触に伴う移動又は転倒を検知することが可能に構成された検知手段11を備えている。
検知手段11は、例えば、加速度センサ、接触センサであり、ロードコーン10が予め設定された値を超える加速度を受けたこと、ロードコーン10が予め設定された値を超えて傾斜したこと、ロードコーン10の底面が地面から離れたことなどを検知したときに、警報信号αを出力する。
各ロードコーン10は、それぞれ、さらに、送信手段12、受信手段13、発光部14、及び制御手段15を備えている。
送信手段12は、検知手段11から出力された警報信号αを主送受信装置20に送信する。受信手段13は、主送受信装置20から送信された制御信号βを受信する。
発光部14は、例えば、白熱電球、発光ダイオード(LED素子)を配列したものである。ロードコーン10の一部又は全体を光透過性を有する合成樹脂で形成して、ロードコーン10の内部に配置された発光部14が点灯、点滅することによって、ロードコーン10の外部が照射される。ただし、ロードコーン10の頂部の上面などに発光部14を設けてもよい。
複数の発光パターンには、少なくとも、通常用の発光パターンP1と、警報用の発光パターンP2の2種類がある。ここでは、通常用の発光パターンP1は予め設定された点灯間隔での点滅状態であり、警報用の発光パターンP2は点灯状態である。
制御手段15は、受信手段13が受信した制御信号βに対応して、発光部14の発光パターンを制御する。
さらに、ロードコーン10は、報知手段16を備えている。報知手段16は、例えば、警報音発生回路及びスピーカを含むものである。報知手段16は、発光部14の発光パターンが警報用の発光パターンP2となるような制御信号βを受信手段13が受信したとき、警報音を報知する。
また、図示しないが、ロードコーン10は、検知手段11、送信手段12、受信手段13、発光部14、制御手段15及び報知手段16の電源としての蓄電池を備えている。蓄電池は、ロードコーン10に交換可能に取り付けられる一次電池でもよい。また、蓄電池は、ロードコーン10の外面に設置された太陽光発電パネルで生成した電力で充電される二次電池であってもよい。
主送受信装置20は、主受信手段21、制御信号生成手段22、及び主送信手段23を備えている。主送受信装置20は、ロードコーン10とは異なる独立した装置であっても、何れかのロードコーン10に内蔵又は併設された装置であってもよい。
主受信手段21は、各ロードコーン10から警報信号αを受信する。
制御信号生成手段22は、主受信手段21が複数のロードコーン10の何れかから警報信号αを受信したとき、各ロードコーン10の発光部14の発光パターンが警報用の発光パターンP2となるように制御信号βを生成する。
主送信手段23は、制御信号生成手段22が生成した制御信号βを、全てのロードコーン10に送信する。ただし、既に移動又は転倒したロードコーン10には、制御信号βを送信しないものであってもよい。
さらに、車両侵入警報システムは、図1に示すように、作業員に携帯される携帯報知器30を含むシステムであってもよい。ここでは、携帯報知器30は、現場区域A内に位置している作業員に携帯されているが、現場区域A近くの作業区域に位置している作業員、現場区域Aから離れた場所に位置している管理員なども携帯してもよい。
携帯報知器30は、作業員のベルト、作業服、ヘルメットなどに着脱可能に構成されている。また、携帯報知器30は、携帯電話又はスマートフォンであってもよい。これらによって、携帯報知器30は、作業員の作業の邪魔にならない。
各携帯報知器30は、図2に示すように、それぞれ、さらに、携帯受信手段31、携帯制御手段32及び携帯報知手段33を備えている。
携帯受信手段31は、主送受信装置20から送信された制御信号βを受信する。
携帯制御手段32は、携帯受信手段31が受信した制御信号βに対応して、携帯報知手段33の警報音を制御する。
携帯報知手段33は、例えば、警報音発生回路及びスピーカを含むものである。携帯報知手段33は、携帯受信手段31が制御信号βを受信したとき、警報音を報知する。
また、図示しないが、携帯報知器30は、携帯受信手段31、携帯制御手段32及び携帯報知手段33の電源としての蓄電池を備えている。蓄電池は、携帯報知器30に交換可能に取り付けられる一次電池でもよい。また、蓄電池は、携帯報知器30の外面に設置された太陽光発電パネルで生成した電力で充電される二次電池であってもよい。
次に、車両侵入警報システムの動作作用について図面を参照して説明する。
図1に示すように、現場区域Aの境界に設置されている全てのロードコーン10は、通常時、通常用の発光パターンP1に基づいて、発光部14が点滅している。
ここで、車両が現場区域Aに侵入して、少なくとも1つのロードコーン10が移動又は転倒したとき、当該ロードコーン10の検知手段11がこれを検知して警報信号αを出力する。この警報信号αは、当該ロードコーン10の送信手段12によって主送受信装置20に送信される。
主送受信装置20は、主受信手段21が警報信号αを受信したとき、制御信号生成手段22は発光部14の発光パターンが警報用の発光パターンP2となるように制御信号βを生成し、主送信手段23はこの制御信号βを全てのロードコーン10に向けて送信する。
そして、全てのロードコーン10の受信手段13でこの制御信号βが受信され、各ロードコーン10の制御手段15は、発光部14の発光パターンを警報用の発光パターンP2に変更する制御を行う。
これにより、全てのロードコーン10の発光部14は点滅状態から点灯状態に切り替わる。複数のロードコーン10により境界が画定されている現場区域Aにいる現場員は、自己の周りに存在するロードコーン10が点灯状態になっているのを見て、現場区域A内に車両が侵入したことを認識する。このように、上記特許文献1〜3に記載されたように警報音などを発する装置が設置された付近の現場員だけでなく、現場区域A及びその周囲を含めた全現場員が危険を察知することができる。
さらに、全てのロードコーン10は、前記制御信号βを受信した報知手段16が警報音を報知する。これにより、現場区域Aにいる現場員は、自己の周りに存在するロードコーン10が警報音を報知しているのを聞いて、現場区域A内に車両が侵入したことを認識する。このように、上記特許文献1〜3に記載されたように警報音などを発する装置が設置された付近の現場員だけでなく、現場区域A及びその周囲を含めた全現場員が警報音によっても危険を察知することができる。
さらに、全ての携帯報知器30は、携帯制御手段32によって制御されて、携帯報知手段33が警報音を報知する。これにより、現場区域Aにいる現場員は、自己が携帯する携帯報知器30が警報音を報知しているのを聞いて、現場区域A内に車両が侵入したことを認識する。このように、上記特許文献1〜3に記載されたように警報音などを発する装置が設置された付近の現場員だけでなく、現場区域A及びその周囲を含めた全現場員が警報音によっても危険を察知することができる。
また、現場区域A近くの作業区域に位置している作業員、現場区域Aから離れた場所に位置している管理員などが携帯報知器30を携帯している場合、これらの作業者、管理員も現場区域A内で緊急事態が発生したことを認識することができる。
なお、発光部14の発光パターンは、例えば、通常用の発光パターンP1が点灯状態であって、警報用の発光パターンP2が点滅状態であってもよい。また、通常用の発光パターンP1が消灯状態であって、警報用の発光パターンP2が点滅状態又は点灯状態であってもよい。さらに、通常用の発光パターンP1が点滅状態であって、警報用の発光パターンP2が通常用の発光パターンP1が点滅状態の点灯間隔とは異なる点滅状態であってもよい。
次に、本発明の第2の実施形態に係る車両侵入警報システムについて図面を参照して説明する。
本車両侵入警報システムは、図3に示すように、複数の道路用保安標識10Aと主送受信装置20Aとからなるシステムである。この実施形態も、前述した第1の実施形態と同様に、車両侵入警報システムは、作業員に携帯される携帯報知器30を含むシステムであってもよい。
ここでは、複数の道路用保安標識10Aは、全てロードコーン10Aであって、図1に示した第1の実施形態に係る車両侵入警報システムと同様に、車両が走行する道路の現場区域Aの境界に設置されている。以下、ロードコーン10A、主送受信装置20Aは、それぞれ、前述したロードコーン10、主送受信装置20と類似するので、主に相違点について説明する。
各ロードコーン10Aは、検知手段11、送信手段12、受信手段13、発光部14、制御手段15、報知手段16及び前述した蓄電池の他に、当該ロードコーン10の設置位置を示す位置情報γを保持する保持手段17を備えている。
なお、位置情報γは、ロードコーン10Aの設置位置の座標値であってもよいが、ロードコーン10Aが設置された区域、例えば、図4を参照して、現場区域Aの上流側の区域A1、中間部の区域A2、下流側の区域A3などに区別された区域のうちどの区域に属するか、上流側から数えて何本目に位置するかなどの、大まかな設置位置を示す情報であってもいい。
また、保持手段17は、ロードコーン10Aに固有の識別情報を保持していてもよい。識別情報は、例えば、製造番号、適宜に割り当てられた番号などである。この場合、例えば、主送受信装置20Aに備わる図示しない参照データ保持手段に保持されたテーブルなどの参照データを参照して、ロードコーン10Aの識別情報に対応する位置情報γを求めることができる。本発明の位置情報には、このような識別情報なども含まれる。
また、各ロードコーン10Aの位置情報γに応じて、当該ロードコーン10Aから送信される警報信号αが異なるものであってもよい。本発明の位置情報を含む警報信号には、このような位置情報γに応じて異なる警報信号αも含まれる。
送信手段12は、位置情報γを含む警報信号αを主送受信装置20Aに送信する。この警報信号αは、主送受信装置20Aの主受信手段21で受信される。
主送受信装置20Aの制御信号生成手段22Aは、受信した警報信号α及びこれに含まれる位置情報γに基づいて、制御信号βを生成する。
例えば、図4に示すように、移動又は転倒したロードコーン10A(s)(ただし、1≦s≦l)の設置位置がその位置情報γsから現場区域Aの上流側の区域A1であることが示される場合、制御信号生成手段22Aは、中程度の警報用の発光パターンP2Aで発光部14が発光するような制御信号β1を生成する。
一方、図示しないが、移動又は転倒したロードコーン10A(t)(ただし、l+1≦t≦m)の設置位置がその位置情報γtから現場区域Aの中央の区域A2(図4参照)であることが示される場合、制御信号生成手段22Aは、重度の警報用の発光パターンP2Bで発光部14が発光するような制御信号β2を生成する。他方、移動又は転倒したロードコーン10A(u)(ただし、m+1≦u≦n)の設置位置がその位置情報γuから現場区域Aの下流側の区域A3(図4参照)であることが示される場合、制御信号生成手段22Aは、軽度の警報用の発光パターンP2Cで発光部14が発光するような制御信号β3を生成する。
そして、制御信号生成手段22Aで生成されたこれら制御信号β1〜β3は、主送信手段23によって、全てのロードコーン10A(1)〜10A(n)に送信される。なお、発光パターンP2A〜P2Cは、点滅間隔が互いに相違する、照度が互いに相違するなど、全て異なるものである。
このように、危険のおそれの程度によって、発光パターンP2A〜P2Cが相違するので、現場員はその程度を認識して、適切な対応をすることが可能となる。
なお、全てのロードコーン10A(1)〜10A(n)に同じ制御信号βが送信されるものに限定されない。例えば、移動又は転倒したロードコーン10A(s)には、制御信号βが送信されないものであってもよい。
さらに、制御信号β1〜β3に応じて、ロードコーン10Aの報知手段16及び携帯報知器30Aの携帯報知手段33が報知する警告音のパターンを相違させてもよい。これにより、現場員などは警告音からも危険のおそれの程度を認識することができる。また、例えば、区域A3内に位置するロードコーン10A及び携帯報知器30Aには、制御信号βを送信しないものであってもよい。
また、以下に説明する、本発明の第2の実施形態に係る車両侵入警報システムの変形例であってもよい。
第1の変形例では、図5に示すように、移動又は転倒したロードコーン10A(s)の設置位置がその位置情報γsから現場区域Aの上流側の区域A1であることが示される場合、制御信号生成手段22Aは、中程度の警報用の発光パターンP2Aで発光部14が発光するような制御信号β1を生成し、主送信手段23はこの制御信号β1を、現場区域Aの中央の区域A2に設置されているロードコーン10A(l+1)〜10A(m)に送信する。
これと共に、制御信号生成手段22Aは、重度の警報用の発光パターンP2Bで発光部14が発光するような制御信号β2を生成し、主送信手段23はこの制御信号β2を、現場区域Aの上流側の区域A1に設置されているロードコーン10A(1)〜10A(l)に送信する。さらに、制御信号生成手段22Aは、軽度の警報用の発光パターンP2Cで発光部14が発光するような制御信号β3を生成し、主送信手段23はこの制御信号β3を、現場区域Aの下流側の区域A3に設置されているロードコーン10A(m+1)〜10A(n)に送信する。
このように、ロードコーン10Aの設置位置における危険のおそれの程度によって、当該ロードコーン10Aの発光パターンP2A〜P2Cが相違するので、各現場員は付近に位置するロードコーン10Aの発光パターンP2A〜P2Cから自身の危険の程度を認識するので、これに応じて適切な対応をすることが可能となる。
さらに、1つのロードコーン10Aが移動又は傾斜した場合と、複数のロードコーン10Aが移動又は傾斜した場合とで同じ制御信号βが生成され、同じ警報用の発光パターンPで発光部14が発光するものに限定されない。
さらに、各携帯報知器30Aは、図3に示すように、それぞれ、携帯受信手段31、携帯制御手段32及び携帯報知手段33の他に、携帯位置情報取得手段34を備えていてもよい。
携帯位置情報取得手段34は、例えば、携帯電話又はスマートフォンに内蔵されるGPS(グローバル・ポジショニング・システム)機能を利用して、携帯報知器30Aの位置情報を取得する。
そして、携帯位置情報取得手段34が取得した位置情報が示す携帯報知器30の位置が、現場区域Aの何れか区域A1〜A3内に存在する場合、何れの区域A1〜A3内に位置するかに応じて、当該携帯報知器30の携帯報知手段33が報知する警告音のパターンを相違させることが好ましい。これにより、現場員はその位置に応じた危険のおそれの程度を、警告音からも認識することができる。
なお、主送受信装置20Aが携帯報知器30Aの位置情報を取得可能な場合には、位置情報が示す携帯報知器30の位置が現場区域Aの何れか区域A1〜A3内に存在するかに応じて、主送信手段23が制御信号β1〜β3の何れかを送信し、携帯報知器30の携帯制御手段32が制御信号β1〜β3に応じて携帯報知手段33を制御して、警告音のパターンを相違させてもよい。
1つのロードコーン10Aが移動又は傾斜した場合よりも、多数のロードコーン10Aが移動又は傾斜した場合のほうが、ロードコーン10Aに衝突してきた車両が暴走しており、危険の程度が高いと考えられる。
そこで、第2の変形例では、予め設定された個数、例えば、2個、5個を超えるロードコーン10Aから警報信号αを受信したとき、主送受信装置20Aの制御信号生成手段22Aは、重度の警報用の発光パターンP2Bで発光部14が発光するような制御信号β1を生成し、主送信手段23はこの制御信号β1を、全てのロードコーン10Aに送信する。
このように、移動又は傾斜したロードコーン10Aの個数が多く、危険度のおそれの高い場合に、重度の警報用の発光パターンP2Bでロードコーン10Aが発光するので、現場員は適切な対応をすることが可能となる。
さらに、携帯報知器30Aにも制御信号β1を送信することが好ましい。この場合、制御信号β1を受信した携帯報知器30Aは、携帯報知手段33が重度の警報用の警告音を報知させるように携帯制御手段32が制御する。これにより、現場員などは警告音からも適切な対応をすることが可能となる。
さらに、第3の変形例では、移動又は転倒したロードコーン10Aの設置位置と個数とを組み合わせに応じて、制御信号生成手段22Aが制御信号βを生成する。この場合、例えば、第1の変形例と第2の変形例を組み合わせたものであってもよい。
また、例えば、各ロードコーン10A(1)〜10A(n)のそれぞれの位置情報λ1〜λnが示す設置位置に応じた危険度を示す重み係数μ1〜μnを予め定めておき、移動又は転倒したロードコーン10Aの重み係数μの合計が当てはまる、予め定められた閾値で区分された範囲に応じた制御信号βを全てのコードコーン10A、又は前記範囲に応じた区域内に位置するロードコーン10Aに送信してもよい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、実施形態では、車両侵入警報システムが複数のロードコーン10,10Aと主送受信装置20,20Aとからなるシステムである場合について説明した。しかし、これに限定されず、主送受信装置20,20Aを備えないものであってもよい。
この場合、例えば、移動又は傾斜したロードコーン10,10Aの検知手段11から出力された警報信号αは、当該ロードコーン10,10Aの送信に送信手段12から他の全てのロードコーン10,10Aに送信されて、それぞれ受信手段13で受信され、そして、この警報信号αが各ロードコーン10,10Aに備わる制御信号生成手段に入力されて、そこで制御信号βが生成され、この制御信号βが発光部14に入力されるものであってもよい。
また、移動又は傾斜したロードコーン10,10Aの検知手段11から出力された警報信号αは、当該ロードコーン10,10Aに備わる制御信号生成手段に入力されて、そこで制御信号βが生成され、この制御信号βが当該ロードコーン10,10Aに備わる送信手段12から他の全てのロードコーン10,10Aに送信され、これらの各受信手段13で受信されるものであってもよい。
さらに、第2の実施形態及びその変形例では、現場区域Aを3つの区域A1〜A3に区分したが、区分数は3に限定されず、他の区分数で区分してもよい。また、あるロードコーン10Aが移動又は転倒した場合であっても、そのコードコーン10Aの設置位置に応じた区域内のロードコーン10Aには制御信号βが送信されないものであってもよい。
10,10A…道路用保安標識、ロードコーン、 11…検知手段、 12…送信手段、 13…受信手段、 14…発光部、 15…制御手段、 16…報知手段、 17…保持手段、 20,20A…主送受信装置、 21…主受信手段、 22,22A…制御信号生成手段、 23…主送信手段、 30…携帯報知器、 31…携帯受信手段、 32…携帯制御手段、 33…携帯報知手段、 34…携帯位置情報取得手段、 A…現場区域。

Claims (7)

  1. 現場区域の境界に設置される複数の道路用保安標識を含む車両侵入警報システムであって、
    前記複数の道路用保安標識は、それぞれ、当該道路用保安標識が移動又は傾斜したことを検知したとき警報信号を出力する検知手段と、前記警報信号を送信する送信手段と、制御信号を受信する受信手段と、発光部と、前記制御信号に対応して、前記発光部の発光パターンを制御する制御手段とを備え、
    何れかの前記道路用保安標識の前記送信手段が前記警報信号を送信したとき、前記複数の道路用保安標識のうち少なくとも残りの複数の道路用保安標識の前記受信手段に前記制御信号が受信され、当該道路用保安標識の前記制御手段は、それぞれ当該道路用保安標識の前記発光部の発光パターンを警報用の発光パターンに制御すると共に、前記複数の道路用保安標識のうち予め設定された数を超える道路用保安標識の前記送信手段が前記制御信号を送信したとき、前記複数の道路用保安標識のうち少なくとも残りの複数の道路用保安標識の前記制御手段は、それぞれ当該道路用保安標識の前記発光部の発光パターンを前記警報用の発光パターンとは異なる警報用の発光パターンに制御することを特徴とする車両侵入警報システム。
  2. 前記複数の道路用保安標識は、それぞれ、さらに、当該道路用保安標識の設置位置を示す位置情報を保持する保持手段を備え、
    前記送信手段は前記位置情報を含む前記警報信号を送信し、
    何れかの前記道路用保安標識の前記送信手段が前記警報信号を送信したとき、前記複数の道路用保安標識のうち少なくとも残りの複数の道路用保安標識の前記受信手段に前記制御信号が受信され、当該道路用保安標識の前記制御手段は、それぞれ当該道路用保安標識の前記発光部の発光パターンを前記警報信号に含まれる前記位置情報に応じた警報用の発光パターンに制御することを特徴とする請求項1に記載の車両侵入警報システム。
  3. 前記複数の道路用保安標識は、それぞれ、さらに、警報音を報知する報知手段を備え、
    前記制御手段は、前記制御信号に対応して警報音を報知させるように前記報知手段を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両侵入警報システム。
  4. 当該車両侵入警報システムは、さらに、
    前記道路用保安標識の前記送信手段から前記警報信号を受信する主受信手段と、前記主受信手段が前記複数の道路用保安標識の何れかから前記警報信号を受信したとき、前記複数の道路用保安標識のうち少なくとも残りの複数の道路用保安標識に前記制御信号を送信する主送信手段を有する主送受信装置とを備えることを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の車両侵入警報システム。
  5. 当該車両侵入警報システムは、さらに、
    何れかの前記道路用保安標識の前記送信手段が前記警報信号を送信したとき、前記制御信号を受信する携帯受信手段と、警報音を報知する携帯報知手段と、前記制御信号に対応して警報音を報知させるように前記携帯報知手段を制御する携帯制御手段とを有し、作業員に携帯される携帯報知器を備えることを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の車両侵入警報システム。
  6. 前記複数の道路用保安標識のうち予め設定された数を超える道路用保安標識の前記送信手段が前記制御信号を送信したとき、前記携帯報知器の前記携帯制御手段は、前記警報音とは異なる警報音を報知するように前記携帯報知手段を制御することを特徴とする請求項に記載の車両侵入警報システム。
  7. 当該車両侵入警報システムは、さらに、
    何れかの前記道路用保安標識の前記送信手段が前記警報信号を送信したとき、前記制御信号を受信する携帯受信手段と、当該携帯報知器の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段と、警報音を報知する携帯報知手段と、前記制御信号に対応して警報音を報知させるように前記携帯報知手段を制御する携帯制御手段とを有し、作業員に携帯される携帯報知器を備え、
    何れかの前記道路用保安標識の前記送信手段が前記警報信号を送信したとき、前記携帯報知器の前記携帯受信手段に前記制御信号が受信され、当該携帯報知器の前記携帯制御手段は、前記携帯報知手段の警報音を前記警報信号に含まれる前記位置情報に応じた警報音に制御することを特徴とする請求項に記載の車両侵入警報システム。
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