JP3188530U - ヘルメット装着具 - Google Patents

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【課題】コストをかけることなく、ヘルメットに対する障害物の接近を検出し、これを装着者に警告することが可能なヘルメット装着具を提供する。【解決手段】ヘルメット装着具100は、ヘルメット50に対して着脱可能な着脱体110と、着脱体に設けられ、周囲に存在する物体との間の距離を検出する距離センサー131、132、133と、ヘルメットに設けられ、発光による報知を行う発光部140と、着脱体に設けられ、警告音を発生することによる報知を行う音声発生部150と、着脱体に設けられ、距離センサーで検出された距離が第2距離以下で第1距離より長いときに、発光部140を発光させると共に、距離センサーで検出された距離が、第1距離以下であるときに音声発生部150から警告音を発生させる制御部と、からなる。【選択図】図1

Description

本考案は、ヘルメットに装着することで、ヘルメット上方に関する情報を検出し、装着者に報知を行うヘルメット装着具に関する。
ヘルメットを装着すると、ヘルメットのひさしにより、前方上部に存在するものが視界に入り難くなると共に、ヘルメットは自身の頭部より一回り大きいために、上方の物体にヘルメットを衝突させやすい、という問題がある。
このような問題は、特に上方に障害物が多数存在する、高所作業車を用いた作業を行う場合に、切実である。高所作業車を用いた作業では、作業かごを上昇させるためのレバー操作などで下方に気を取られてしまう分、上方への注意がおろそかになりがちであり、ヘルメットを上方障害物に当ててしまう事故が発生しやすい。
そこで、ヘルメットに対する障害物の接近を検出し、これを警告する機能を設ける技術が提案されていている。例えば、特許文献1(特開平10−203799号公報)には、近接センサーと、当該近接センサーからの信号を受けて近接センサーに障害物が所定の範囲内に近接していることを判別して判別信号を出力する判別手段、および判別信号を受けて警報する警報手段を保安用ヘルメットに取付けたことを特徴とする障害物近接検出装置付ヘルメットが開示されている。
特開平10−203799号公報
ヘルメットにおいては、安全を担保するために、使用開始後所定期間が経過したものについては、更新を行ったり、或いは、衝突回数や傷の具合によっては、所定期間が経過しないものでも、更新を行ったりする、という運用が行われている。
上記のような運用を行うために、従来の障害物近接検出装置付ヘルメットでは、ヘルメット更新時において、近接センサーなどの高価な部品までも更新することとなるため、コストがかかってしまうため、実質的に実現することが困難である、という問題があった。
上記のような課題を解決するために、請求項1に係る考案は、ヘルメットに対して着脱可能な着脱体と、前記着脱体に設けられ、周囲に存在する物体との間の距離を検出する距離センサーと、発光による報知を行う発光部と、警告音を発生することによる報知を行う音声発生部と、前記距離センサーで検出された距離が第2距離以下で第1距離より長いときに、前記発光部を発光させると共に、前記距離センサーで検出された距離が、前記第1距離以下であるときに前記音声発生部から警告音を発生させる制御部と、からなることを特徴とするヘルメット装着具である。
また、請求項2に係る考案は、請求項1に記載のヘルメット装着具において、前記距離センサーが複数設けられることを特徴とする。
また、請求項3に係る考案は、請求項1又は請求項2に記載のヘルメット装着具において、前記着脱体がバンドからなることを特徴とする。
また、請求項4に係る考案は、請求項1又は請求項2に記載のヘルメット装着具において、前記着脱体がカバーであることを特徴とする。
本考案のヘルメット装着具では、ヘルメットに対して着脱可能な着脱体に、距離センサーなどのコストがかかる部品が取り付けられており、ヘルメット更新時には、これらの部品については更新する必要がないので、本考案のヘルメット装着具によれば、コストをかけることなく、ヘルメットに対する障害物の接近を検出し、これを装着者に警告する機能を実現することが可能となる。
本考案の実施の形態に係るヘルメット装着具100を人が装着した状態を示す図である。 本考案の実施の形態に係るヘルメット装着具100のブロック構成を示す図である。 本考案の実施の形態に係るヘルメット装着具100の制御フローチャートの一例を示す図である。
以下、本考案の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本考案の実施の形態に係るヘルメット装着具100を人が装着した状態を示す図であり、図2は本考案の実施の形態に係るヘルメット装着具100のブロック構成を示す図である。
ヘルメット装着具100に装着する、一般的なヘルメット50に装着することで、ヘルメット50に対する障害物の接近を検出し、これを装着者に警告する機能を付与するものである。
ヘルメット装着具100の着脱体110は、ヘルメット50に対し着脱可能に構成されるものであり、本実施形態では、ヘルメット50の周囲を1周する環状帯部材111と、ヘルメット50の縦方向に設けられ、ヘルメット50の周囲を略半周する縦帯部材113と、ヘルメット50の横方向に設けられ、ヘルメット50の周囲を略半周する横帯部材114と、から構成されている。
上記各部材が交差する箇所においては、それぞれの部材同士が縫いつけられており、環状帯部材111と縦帯部材113と横帯部材114とは全体として一体構造の着脱体110とされている。
また、環状帯部材111、縦帯部材113、横帯部材114にはベルト素材などを用いることができる。なお、本実施形態においては、上記のような各帯部材からなる着脱体110を用いる例に基づいて説明を行うが、着脱体110としては、ヘルメット50の外周囲全体を覆うことが可能なカバーなどを用いることもできる。
環状帯部材111には、左右両側にそれぞれ2つの引っかけ部材117が装着されており、この引っかけ部材117がヘルメット50の縁に、計4箇所で引っかかり、着脱体110がヘルメット50に固定されるようになっている。
一方、着脱体110を構成する環状帯部材111と縦帯部材113と横帯部材114は、伸縮性のある部材で構成されているため、引っかけ部材117をヘルメット50から外すことも容易となっている。
環状帯部材111には、引っかけ部材117と共に、電池ボックス120が取り付けられている。この電池ボックス120には、ヘルメット装着具100を電気的に駆動するためのエネルギー源となる電池(不図示)が収容されると共に、制御部130などを構成する回路基板(不図示)などが収容されている。
また、電池ボックス120には、ヘルメット装着具100を起動するスイッチ125が設けられている。このようなスイッチ125としては、例えば、スライド式のものを用いることができる。なお、電池ボックス120には、スイッチ125がオンされているとき、点灯するLEDなどを設けることもできる。
縦帯部材113には、周囲に存在する物体との間の距離を検出する、第1距離センサー131、第2距離センサー132、第3距離センサー133の3つの距離センサーが設けられている。各距離センサーで検出された距離情報については、制御部130に対して送信される。なお、第1距離センサー131、第2距離センサー132、第3距離センサー133と、電池ボックス120の制御部130との間には、不図示の配線が施されている。また、本実施形態においては、距離センサーを3つ設けるようにしているが、距離センサーを設ける数としては任意とすることができる。
制御部130としては、例えば、プログラムに応じた処理を実行する汎用のマイクロコンピューターなどを用いることができるが、制御部130としてマイクロコンピューター以外の専用の回路を用いることもできる。
付勢された2つの狭持片などからなるクリップ部材118には、LEDなどの発光部140が設けられている。発光部140は発光することで、ヘルメット50の装着者に報知・警告を行う。
クリップ部材118は、クリップ部材118の2つの狭持片によって、ヘルメット50の縁を噛ませるようにしてヘルメット50に取り付けることができる。発光部140と電池ボックス120との間には、不図示の配線が施されており、制御部130による制御に基づいて、発光部140の点灯・消灯が行われるようになっている。
また、環状帯部材111には、警告音を発生することによって報知・警告を行う音声発生部150が設けられている。音声発生部150と電池ボックス120との間には、不図示の配線が施されており、制御部130による制御に基づいて、音声発生部150からの警告音の発生・停止が行われるようになっている。
次に、以上のように構成される本考案の実施の形態に係るヘルメット装着具100の動作を説明する。図3は本考案の実施の形態に係るヘルメット装着具100の制御フローチャートの一例を示す図である。このような制御フローチャートは、制御部130によって実行される。
ステップS100において、スイッチ125がオンされることで起動すると、まず、ステップS101で、Nに1がセットされる。
続いて、ステップS102で、第1距離センサー131乃至第3距離センサー133の3つの距離センサーのうち、第N距離センサーより検出距離(d)を取得する。
ステップS103では、D1<d≦D2であるか否かを判定する。ただし、D1は所定の
第1距離で、D2は所定の第1距離より、さらに長い第2距離である。
ステップS103における判定がYESであるときには、ステップS106に進み、発光部140を発光させて、装着者に、周囲の対象物との間の距離が第2距離(D2)を下
回っていることを報知・警告する。ステップS103における判定がNOであるときには、ステップS104に進む。
ステップS104では、d≦D1であるか否かを判定する。ステップS103における
判定がYESであるときには、ステップS107に進み、音声発生部150から警告音を発生させて、装着者に、周囲の対象物との間の距離が第2距離(D2)より短い第1距離
(D1)を下回っていることを報知・警告し、より一層の警戒を行うように促す。
ステップS105では、スイッチ125がオフとなったかが判定される。この判定がNOである場合には、続いて、ステップS108に進み、N=3であるか否かが判定される。この判定がNOであるときには、ステップS109に進み、Nを1インクリメントしてから、ステップS102に進み、ループする。一方、ステップS108の判定がYESであるときには、ステップS101に戻りループする。以上のように、第1距離センサー131乃至第3距離センサー133の3つの距離センサーの情報をそれぞれ利用することができる。
スイッチ125がオフとなり、ステップS105の判定がYESとなると、ステップS110 に進み、処理を終了する。
以上、本考案のヘルメット装着具100では、ヘルメット50に対して着脱可能な着脱体110に、距離センサーなどのコストがかかる部品が取り付けられており、ヘルメット更新時には、これらの部品については更新する必要がないので、本考案のヘルメット装着具100によれば、コストをかけることなく、ヘルメット50に対する障害物の接近を検出し、これを装着者に警告する機能を実現することが可能となる。
50・・・ヘルメット
100・・・ヘルメット装着具
110・・・着脱体
111・・・環状帯部材
113・・・縦帯部材
114・・・横帯部材
117・・・引っかけ部材
118・・・クリップ部材
120・・・電池ボックス
125・・・スイッチ
130・・・制御部
131・・・第1距離センサー
132・・・第2距離センサー
133・・・第3距離センサー
140・・・発光部
150・・・音声発生部
上記のような課題を解決するために、請求項1に係る考案は、ヘルメットに対して着脱可能な着脱体と、前記着脱体に設けられ、周囲に存在する物体との間の距離を検出する距離センサーと、前記ヘルメットに設けられ、発光による報知を行う発光部と、前記着脱体に設けられ、警告音を発生することによる報知を行う音声発生部と、前記着脱体に設けられ、前記距離センサーで検出された距離が第2距離以下で第1距離より長いときに、前記発光部を発光させると共に、前記距離センサーで検出された距離が、前記第1距離以下であるときに前記音声発生部から警告音を発生させる制御部と、からなることを特徴とする。

Claims (4)

  1. ヘルメットに対して着脱可能な着脱体と、
    前記着脱体に設けられ、周囲に存在する物体との間の距離を検出する距離センサーと、
    発光による報知を行う発光部と、
    警告音を発生することによる報知を行う音声発生部と、
    前記距離センサーで検出された距離が第2距離以下で第1距離より長いときに、前記発光部を発光させると共に、前記距離センサーで検出された距離が、前記第1距離以下であるときに前記音声発生部から警告音を発生させる制御部と、からなることを特徴とするヘルメット装着具。
  2. 前記距離センサーが複数設けられることを特徴とする請求項1に記載のヘルメット装着具。
  3. 前記着脱体がバンドからなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のヘルメット装着具。
  4. 前記着脱体がカバーであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のヘルメット装着具。
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KR102566524B1 (ko) * 2023-04-21 2023-08-16 대한민국 안전모와의 착탈이 가능한 헤드밴드식 충격감지장치

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