JP2014127069A - 交差点事故防止システム及び携帯発信器 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来よりも歩行者の保護を図ることが可能な交差点事故防止システム及びそれに用いる携帯送信器の提供を目的とする。
【解決手段】
本発明に係る交差点事故防止システム100は、歩行者15に携帯される携帯発信器10と、交差点80に設置された接近報知機20とを備えている。携帯発信器10は、歩行者15が動作しているときを契機に周囲に電波を発信する。接近報知機20は、携帯発信器10からの電波を受信したときに、交差点80周辺に歩行者15が存在することを報知する。
【選択図】図2

Description

本発明は、交差点周辺の歩行者の存在を報知する交差点事故防止システム及びそれに用いられる携帯発信器に関する。
従来の交差点事故防止システムとして、交差点に設置された接近報知機が、車両のタイヤに装着されるタイヤ空気圧監視装置(TPMS)からの電波を受信して、交差点への車両の接近を報知するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−84940号公報([0034]〜[0037]、図4)
しかしながら、上述した従来の交差点事故防止システムでは、交差点に接近する歩行者の存在をドライバーに知らせることができないため、歩行者の保護については不十分であるという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、従来よりも歩行者の保護を図ることが可能な交差点事故防止システム及びそれに用いられる携帯発信器の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る交差点事故防止システム(100)は、歩行者(15)に携帯されて、その歩行者(15)が移動しているときに周囲に電波を発信する携帯発信器(10)と、交差点(80)に設置されて、携帯発信器(10)からの電波を受信したときに、交差点(80)周辺に歩行者(15)が存在することを報知する接近報知機(20)とを備えたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の交差点事故防止システム(100)において、携帯発信器(10)は、加速度センサ(12)を備えて、加速度センサ(12)が携帯発信器(10)の動作を検知したときに電波を発信するところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の交差点事故防止システム(100)において、接近報知機(20)は、車両(90)のタイヤ(91)に装着されるタイヤ空気圧監視装置(30)が発信する電波を受信して、交差点(80)への車両の接近を報知するところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3に記載の交差点事故防止システム(100)において、携帯発信器(10)は、タイヤ空気圧監視装置(30)が発信する信号のデータフレームと同じデータフレームの信号を発信すると共に、そのデータフレーム中の検出センサ値データを、センサ値としてあり得ない値に設定し、接近報知機(20)は、受信した検出センサ値データがセンサ値としてあり得ない値である場合に、交差点(80)への歩行者(15)の接近を報知する一方で、受信した検出センサ値データが正常値である場合に、交差点(80)への車両(90)の接近を報知するところに特徴を有する。
請求項5の発明に係る携帯発信器(10)は、請求項3に記載の交差点事故防止システム(100)に用いられる携帯発信器(10)であって、タイヤ空気圧監視装置(30)が発信する信号のデータフレームと同じデータフレームの信号を発信すると共に、そのデータフレーム中の検出センサ値データをセンサ値としてあり得ない値に設定するところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項5に記載の携帯発信器(10)において、ランドセル(16)、通学用鞄、リュックその他の鞄又は人体(15)に取り付け可能であるところに特徴を有する。
[請求項1,2の発明]
請求項1の発明では、交差点(80)の周囲に歩行者(15)が存在すると、その交差点(80)に設置された接近報知機(20)が、歩行者(15)が携帯する携帯発信器(10)からの電波を受信して歩行者(15)の存在を報知する。これにより、ドライバーに歩行者(15)の存在を知らせることができるので、従来よりも歩行者(15)の保護を図ることが可能になる。
ここで、携帯発信器(10)は、振動センサを備えて、振動センサが携帯発信器の振動を検知したときを契機に電波を発信する構成であってもよいし、請求項2の発明のように、加速度センサ(12)を備えて、加速度センサ(12)が携帯発信器(10)の動作を検知したときを契機に電波を発信する構成であってもよい。なお、携帯発信器(10)は、加速度センサ(12)によって動作を検出し、一定時間、間欠的に送信動作を行うことが、他の送信機の電波を阻害しない点から好ましい。
[請求項3の発明]
請求項3の発明によれば、交差点(80)に接近する車両(90)の存在を知らせて、交差点(80)に接近する歩行者(15)に車両(90)への警戒を促すことができる。また、交差点(80)での車両(90)同士の衝突事故防止にも役立つ。
[請求項4,5の発明]
請求項4,5の発明では、携帯発信器(10)が、タイヤ空気圧監視装置(30)が発信する信号のデータフレームと同じデータフレームの信号を発信するので、車両(90)のタイヤ(91)に装着されるタイヤ空気圧監視装置(30)からの電波を受信して交差点(80)への車両(90)の接近を報知する従来の交差点事故防止システムを利用して、交差点(80)に接近する歩行者(15)の存在を報知することができる。しかも、携帯発信器(10)は、検出センサ値データをセンサ値としてあり得ない値に設定して発信するので、交差点(80)に接近するものが車両(90)であるか歩行者(15)であるかを容易に区別することが可能となる。
[請求項6の発明]
請求項6の発明では、携帯発信器(10)を幼稚園、小学生等の児童に携帯させて、児童の衝突事故の防止を図ることができる。
本発明の第1実施形態に係る交差点事故防止システムのブロック図 (A)交差点周辺を上方から見た図、(B)接近報知機及び歩行者を側方から見た図 (A)携帯発信器が発信する信号のデータフレームを示す図、(B)タイヤ空気圧監視装置が発信する信号のデータフレームを示す図 接近報知処理のフローチャート 第2実施形態に係る交差点事故防止システムのブロック図 接近報知処理のフローチャート
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態の交差点事故防止システム100は、携帯発信器10と、タイヤ空気圧監視装置30と、接近報知機20とで構成されている。
タイヤ空気圧監視装置30は、公知のタイヤ空気圧監視装置(TPMS)であって、車両90のタイヤ91(図2(B)参照)に装着される送信機31と、車両90の車体に設けられる受信機36とを備えている。送信機31は、温度センサ34及び圧力センサ35によってタイヤ91の内部温度及び内部空気圧を検出し、その検出された温度データ及び圧力データを含む信号を電波にして発信する。具体的には、送信機31の送信制御部32が、温度センサ34と圧力センサ35の検出信号を処理して、送信アンテナ33から電波を発信させる。また、タイヤ空気圧監視装置30の受信機36は、車両90に搭載された送信機31が発信した電波を受信し、その受信信号に基づいて車両90のドライバーにタイヤ91の状態(内部温度や内部空気圧)を報知する。
携帯発信器10は、歩行者15(図2(B)参照)に携帯され、歩行者15が動作したときに、電波を発信するようになっている。具体的には、図1に示すように、携帯発信器10には、加速度センサ12と送信制御部11とが備えられ、加速度センサ12が携帯発信器10(歩行者15)の動作を検出したときを契機に、送信制御部11が送信アンテナ13から電波を、一定時間、間欠的に発信させる。
ここで、図2(B)に示す例では、歩行者15は、小学校の児童であって、携帯発信器10は、ランドセル16に取り付けられている。なお、携帯発信器10は、ランドセル16に取り付けられるお守りやアクセサリー等に内蔵してもよいし、ランドセル16に直接内蔵されてもよい。
図2(A)及び図2(B)に示すように、接近報知機20は、例えば、見通しの悪い交差点80に設置され、交差点80の周辺に人が存在することを点灯により報知する歩行者接近ランプ21と、交差点80に接近する車両90があることを点灯により報知する車両接近ランプ22とを備えている。なお、図2(B)に示す例では、接近報知機20は、交差点80に既設の標識に取り付けられているが、新規に設置されてもよい。
具体的には、図1に示すように、接近報知機20は、携帯発信器10が発信する電波とタイヤ空気圧監視装置30が発信する電波とを受信する受信アンテナ24を備えている。そして、接近報知機20は、データ処理部23にて受信データを処理し、その処理結果に応じて、歩行者接近ランプ21と車両接近ランプ22とを点灯又は消灯させる。
ここで、本実施形態では、図3(A)及び図3(B)に示すように、携帯発信器10が、タイヤ空気圧監視装置30が発信する信号のデータフレームと同じデータフレームの信号を発信するようになっている。そして、携帯発信器10の送信制御部11は、データフレーム中の、例えば、タイヤ空気圧に関する検出センサ値データ(以下、単に「圧力データ」という。)を、タイヤ91の内部空気圧として取り得ない値(以下、「あり得ない値」という。)に設定して発信する。なお、図3(A)には、圧力データの「あり得ない値」(例えば、765kPa)の例が、2進数の「11111111」で示され、図3(B)には、圧力データの正常値(例えば、327kPa)の例が、2進数の「01101101」で示されている。
図4には、接近報知機20のデータ処理部23が実行する接近報知処理PG1が示されている。以下、この報知接近処理PG1について説明する。
接近報知処理PG1では、まず、接近報知機20が電波を受信しているか否か、即ち、受信データがあるか否かを判断する(ステップS10)。受信データがない場合(ステップS10でNo)には、再度、ステップS10に戻る。
受信データがある場合(ステップS10でYes)には、圧力データが「あり得ない値」であるか受信データがあるか否かを判断する(ステップS11)。具体的には、圧力データの値が「11111111」である受信データかあるか否かを判断する。
圧力データが「あり得ない値」である受信データがある場合(ステップS11でYes)には、歩行者接近ランプ21を点灯して歩行者の接近を報知し(ステップS13)、次のステップS14に進む。
一方、圧力データが「あり得ない値」である受信データでない場合(ステップS11でNo)には、歩行者接近ランプ21を消灯して歩行者の接近の報知を停止し(S12)、ステップS14に進む。
ステップS14では、圧力データが「あり得ない値」でない、即ち、正常値である受信データであるか否かを判断する。圧力データが正常値である受信データである場合(ステップS14でYes)には、車両接近ランプ22を点灯して車両の接近を報知する(ステップS16)。
一方、圧力データが正常値である受信データでない場合(ステップS14でNo)には、車両接近ランプ22を消灯して車両接近の報知を停止する(ステップS15)。
ステップS15又はステップS16が終了すると、ステップS10に戻り、これら処理(ステップS10〜S16)を常時ループで繰り返す。
なお、ステップS12,S15において、歩行者接近ランプ21又は車両接近ランプ22が既に消灯されている場合には、その消灯されているランプ21,22については、消灯状態を維持する
本実施形態の交差点事故防止システム100及び携帯発信器10の構成に関する説明は以上である。次に、交差点事故防止システム100及び携帯発信器10の作用効果について説明する。
本実施形態の交差点事故防止システム100では、携帯発信器10を携帯した歩行者15が交差点80周辺に存在すると(図2(A)及び図2(B)参照)、携帯発信器10から発信された電波が、交差点80に設置された接近報知機20に受信される。
また、交差点80に車両90が接近すると、タイヤ空気圧監視装置30の送信機31が受信機36に向けて発信した電波を、車両90のタイヤ空気圧監視装置30の受信機36と接近報知機20とが受信する。
接近報知機20は、電波を受信すると、受信データの圧力データが「あり得ない値」であるか否かを判断する(図4のステップS11を参照)。ここで、接近報知機20が携帯発信器10からの電波を受信した場合には、受信データの圧力データが「あり得ない値」となるので、接近報知機20は歩行者接近ランプ21を点灯させる(図4のステップS13を参照)。一方、接近報知器20がタイヤ空気圧監視装置30からの電波を受信した場合には、受信データの圧力データが正常値となるので、接近報知機20は車両接近ランプ22を点灯させる(図4のステップS16を参照)。
また、接近報知器20が携帯発信器10からの電波とタイヤ空気圧監視装置30からの電波の両方を受信している場合には、圧力データが「あり得ない値」の受信データと圧力データが正常値の受信データの両方が存在するので、接近報知機20は、歩行者接近ランプ21と車両接近ランプ22の両方を点灯させる。
交差点80の周辺から歩行者15がいなくなると、接近報知機20は、携帯発信器10からの電波を受信できなくなる。その結果、接近報知機20が受信するデータの中に、圧力データが「あり得ない値」である受信データがなくなり、歩行者接近ランプ21が消灯する。また、交差点80から車両90が離れた場合についても同様にして、車両接近ランプ22が消灯する。
このように、本実施形態の交差点事故防止システム100では、交差点80の周囲に歩行者15が存在すると、その交差点80に設置された接近報知機20が、歩行者15が携帯する携帯発信器10からの電波を受信して歩行者15の存在を報知する。これにより、ドライバーに歩行者15の存在を知らせることができるので、従来よりも歩行者15の保護を図ることが可能になる。
また、交差点事故防止システム100では、交差点80に接近する車両90の存在も知らせて、交差点80に接近する歩行者15に車両90への警戒を促すことができると共に、車両90同士の衝突事故防止にも役立つ。
しかも、本実施形態では、携帯発信器10が、タイヤ空気圧監視装置30が発信するデータフレームの信号と同じデータフレームの信号を発信するので、車両90のタイヤ91に装着されるタイヤ空気圧監視装置30からの電波を受信して交差点80への車両90の接近を報知する従来の交差点事故防止システムを利用して、交差点80に接近する歩行者15の存在を報知することができる。さらに、携帯発信器10は、検出センサ値データを「あり得ない値」に設定して発信するので、交差点80に接近するものが車両90であるか歩行者15であるかを容易に区別することが可能となる。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態を図5〜図6を用いて説明する。本実施形態の交差点事故防止システム100Vは、上記第1実施形態の交差点事故防止システム100を変形させたものであり、接近報知器20Vが、歩行者15と車両90の区別をせずに、交差点80(第1実施形態の図2(A)参照)に接近するものの存在を報知する点が上記第1実施形態と異なっている。
具体的には、接近報知機20Vは、図5に示すように、接近報知ランプ21Vを1つだけ備え、接近報知機20Vが、携帯発信器10からの電波とタイヤ空気圧監視装置30からの電波の何れか一方を受信したときに、接近報知ランプ21Vを点灯させる。
図6には、接近報知器20Vのデータ処理部23が行う接近報知処理PG2が示されている。接近報知処理PG2では、まず、接近報知機20Vが電波を受信しているか否か、即ち、受信データがあるか否かを判断する(ステップS20)。受信データがない場合(ステップS20でNo)には、接近報知ランプ21Vを消灯して、交差点80への接近対象の存在を報知することを停止する(ステップS22)。
受信データがある場合(ステップS20でYes)には、接近報知ランプ21Vを点灯して、交差点80に接近するものがあることを報知する(ステップS21)。
接近報知処理PG2では、ステップS21又はステップS22が終了すると、ステップS20に戻り、これら処理(ステップS20〜S22)を常時ループで繰り返す。
交差点事故防止システム100Vのその他の構成については、第1実施形態の交差点事故防止システム100と同様になっているので、同一符号を付すことで説明を省略する。本実施形態の交差点事故防止システム100Vによっても、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
[他の実施形態]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記第1実施形態において、携帯発信器10が発信する信号のデータフレームを、タイヤ空気圧監視装置30が発信する信号のデータフレームと異なった構成とし、そのデータフレームの構成の相違によって、接近報知機20が、受信データが携帯発信器10からのデータであるかタイヤ空気圧監視装置30からのデータであるかを判断して、歩行者接近ランプ21と車両接近ランプ22を点灯するようにしてもよい。
(2)上記(1)の構成において、接近報知機20が、携帯発信器10からの電波のみを受信する構成としてもよい。
(3)上記(1)の構成において、接近報知機20を上記第2実施形態の接近報知機20Vに置き換えて、歩行者15と車両90を区別せずに、交差点80に接近するものがあることを報知する構成としてもよい。
(4)上記実施形態では、携帯発信器10は、ランドセル16に取り付けられていたが、ランドセル以外の鞄(例えば、通学用鞄やリュック等)や、歩行者が常用する自転車や乳母車等に取り付けられてもよい。また、携帯発信器10は、歩行者15の靴や衣服に取り付けられてもよい。即ち、歩行者15の人体に取り付けられてもよい。
(5)上記実施形態では、本発明を見通しの悪い交差点80に適用した例を示したが、例えば、幼稚園や小学校の近くの交差点に適用してもよい。
(6)上記実施形態では、歩行者15又は車両90の交差点80への接近を、ランプの点灯により報知していたが、警告音によって報知してもよいし、ランプと警告音を併用してもよい。また、歩行者15への注意を促す動作であってもよい。
(7)上記実施形態において、タイヤ空気圧監視装置30の送信機31に加速度センサを備えて、その加速度センサがタイヤ91の回転を検出したときに送信機31が電波を発信するようにしてもよい。この構成によれば、接近報知機20が交差点80周辺を移動している車両90の電波のみを受信することが可能となり、データ処理部23の処理の迅速化が図られる。なお、上記実施形態では、交差点80周辺で一時停止している車両90の電波をも受信することができる。
(8)携帯発信器10は、自転車に乗る人に携帯されてもよい。この構成によれば、自転車の存在をドライバーに知らせて、自転車の保護も図られる。また、歩行者と自転車との衝突事故を減少させることもできる。
(9)接近報知機20が行う処理PG1,PG2で、接近報知の停止をタイマー動作完了後に行ってもよい。
(10)上記実施形態では、携帯送信器10が、タイヤ空気圧に関する検出センサ値データを、「あり得ない値」に設定して送信していたが、タイヤ空気圧監視装置30が温度センサ34や他のセンサを備えている場合には、そのセンサ値に関する検出センサ値データを、そのセンサ値としてあり得ない値に設定して送信してもよい。
10 携帯発信器
12 加速度センサ
15 歩行者
16 ランドセル
20,20V 接近報知機
21 歩行者接近ランプ
21V 接近報知ランプ
22 車両接近ランプ
30 タイヤ空気圧監視装置
80 交差点
90 車両
91 タイヤ
100,100V 交差点事故防止システム

Claims (6)

  1. 歩行者(15)に携帯されて、その歩行者(15)が移動しているときに周囲に電波を発信する携帯発信器(10)と、
    交差点(80)に設置されて、前記携帯発信器(10)からの前記電波を受信したときに、前記交差点(80)周辺に前記歩行者(15)が存在することを報知する接近報知機(20)とを備えたことを特徴とする交差点事故防止システム(100)。
  2. 前記携帯発信器(10)は、加速度センサ(12)を備えて、前記加速度センサ(12)が前記携帯発信器(10)の動作を検知したときに前記電波を発信することを特徴とする請求項1に記載の交差点事故防止システム(100)。
  3. 前記接近報知機(20)は、車両(90)のタイヤ(91)に装着されるタイヤ空気圧監視装置(30)が発信する電波を受信して、前記交差点(80)への前記車両(90)の接近を報知することを特徴とする請求項1又は2に記載の交差点事故防止システム(100)。
  4. 前記携帯送信器(10)は、前記タイヤ空気圧監視装置(30)が発信する信号のデータフレームと同じデータフレームの信号を発信すると共に、そのデータフレーム中の検出センサ値データを、センサ値としてあり得ない値に設定し、
    前記接近報知機(20)は、受信した前記検出センサ値データが前記センサ値としてあり得ない値である場合に、前記交差点(80)への前記歩行者(15)の接近を報知する一方で、受信した前記検出センサ値データが正常値である場合に、前記交差点(80)への前記車両(90)の接近を報知することを特徴とする請求項3に記載の交差点事故防止システム(100)。
  5. 請求項3に記載の交差点事故防止システム(100)に用いられる携帯送信器(10)であって、
    前記タイヤ空気圧監視装置(30)が発信するデータフレームの信号と同じデータフレームの信号を発信すると共に、そのデータフレーム中の検出センサ値データをセンサ値としてあり得ない値に設定する携帯送信器(10)。
  6. ランドセル(16)、通学用鞄、リュックその他の鞄又は人体(15)に取り付け可能であることを特徴とする請求項5に記載の携帯送信器(10)。
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