JPH11131432A - コーン,コーンバーおよびコーンシステム - Google Patents

コーン,コーンバーおよびコーンシステム

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JPH11131432A
JPH11131432A JP9300416A JP30041697A JPH11131432A JP H11131432 A JPH11131432 A JP H11131432A JP 9300416 A JP9300416 A JP 9300416A JP 30041697 A JP30041697 A JP 30041697A JP H11131432 A JPH11131432 A JP H11131432A
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cone
light
light emitting
remote controller
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JP9300416A
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Hiroshi Ishii
廣 石井
Takashi Aoki
青木  隆
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TOOKADO KK
Tookado KK
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TOOKADO KK
Tookado KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 道路設置用コーンとコーンシステムの知的機
能を高めて、その役割を確実にする。 【解決手段】 工事等により一時的に閉鎖すべき道路の
区域等を識別するために路上等に設置されるコーンにお
いて、前記コーンの頭頂部分には発光部を設置し、前記
コーン内部の前記頭頂部分を除く空間には、前記コーン
および/または前記コーンの外部に設置された他のコー
ン、に係る所定の構成要素および/または所定の関連要
素を制御する制御部と、それらに電力を供給する電源部
とを設置し、上記発光部は、発光部内部の空間を水平角
(360/n)°づつに仕切ったn個(n≧1)の小部
屋で構成し、かつ該小部屋それぞれには発光体を配し、
前記発光部内部の空間全体を透明、又は着色した半透明
の壁材によりカバーして成り、上記制御部は、コーンの
外部に存在するリモートコントローラーとの間で、各種
データおよび/または各種指令情報および/または各種
音声情報をやり取りする双方向の通信手段を持つことを
特徴とするコーンおよびコーンシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路工事等に於い
て、車両や歩行者等の第三者が工事区域等を識別するこ
とが出来るように設置されるコーンおよびコーンシステ
ムに係り、特に、コーン発光部の光源は各種発光体を取
り替え可能とし、かつ、コーン本体に音声出力手段や物
体検知手段を設け、更にはコーン本体の外部に存在する
リモートコントローラー(以下、リモコンと称すること
もある)を介して、コーン発光部の発光の仕方を含む、
コーン本体の各機能を制御したり、あるいはコーン本体
からの情報および/または関連機器の情報を上記リモー
トコントローラーに伝えたりすることが出来る装置、す
なわち、知的な機能を集約して、機動性と操作性を高め
たコーンおよびコーンシステムに係る。
【0002】
【従来の技術】道路工事等に於いて路上に設置されるコ
ーンやコーンバーには、自力での発光機能を有するもの
も使用される。その際、発光部における光源には、電球
や蛍光灯、更には発光ダイオード等が使用されている。
【0003】又、コーン本体に設けられている上記発光
機能以外の従来機能としては、物体検知や電源系に関す
るものが僅かに見られる程度であり、それらは散発的で
あって、危険性を明確に表現し、事故発生を確実に回避
するための手段が、多機能システムとしてインテグレー
トされたものは従来は供給されていなかった。
【0004】図16は、先願の実開平7−42798が
例示するコーンの実施の形態を示すが、セーフティコー
ンと称するコーンのコーン本体161には発光ダイオー
ド162が設置されている。又、図17は、実開平3−
76310が例示する実施の形態を示すが、円錐型工事
表示灯と称するコーンのコーン本体171には同じく発
光ダイオード172が設置されている。その他、発光ダ
イオードを使用する路上設置用コーンの先願には、実開
平3−76020,実開平4−31205,実開平5−
77312,実開平7−25018がある。
【0005】その他、発光部の光源に電球を使用したコ
ーンの先願としては、実開平4−112916があり、
光源の種類を特定しない先願としては、実開昭61−1
69121,特開平5−263405,実開平6−84
18,特開平8−209644,特開平8−31183
0がある。
【0006】図15は先願の実開平6−43016が例
示するコーンバーの実施の形態を示すが、コーンバー本
体92には発光ダイオード93が設置されている。又、
図18は特開平5−17917が例示する実施の形態を
示すが、支柱175に嵌め込まれた係留索171には発
光チューブ172が設置され、電線174から発光用の
電力が供給される。この電力は電極173を経由して表
示具と称するコーン本体170にも供給される。発光チ
ューブ172の具体的な発光手段や発光媒体は特定され
ていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来技術の
コーンに於ける発光部は発光光源の種類を現場の状況に
応じて適宜に取り替えることが出来ず、又、従来技術の
コンセプトにおいては、稼働時のすべての機能を無人化
する方向一本槍となっており、工事現場等を監視する機
能には元々、人間の介在が期待されていない。
【0008】従って、従来技術ではコーン本体とその関
連要素のみで稼働時のすべての仕事を自動的に遂行する
ことに主眼が置かれていた。このような目的のものに
は、例えば、電源部に太陽電池を使用するものや、物体
の接近を検知することによってブザー等で警告を発する
もの等があった。
【0009】しかしながら、工事現場等の仕事の性質に
よっては、第三者等の立ち入りを厳しく制限する必要が
あるものもあり、このような場合には人間を介在させて
でも、確実に、工事区域の閉鎖目的を達成することが必
要となる。但し、このような人間の介在を伴う監視方式
においても、その作業の遂行は、当然ながら合理的かつ
効率的に行われ、できる限り少ない人員で最大の効果を
上げる必要がある。
【0010】又、工事現場等には多数個のコーンが設置
されるので、電源等の内部機器の状態の切り換え等は、
一括して行えることが望ましい。更には、このような機
器の状態監視や保守作業は遠方からでも集中的に行える
ことが望ましい。
【0011】更に、工事現場等では工事箇所の移動に伴
って、既設置のコーンを移動し、新たな識別区域に合わ
せて、新たなコーンシステムを構築するに際し、組み合
わせるべきコーンとコーンバーの個数を機動的に変更す
る必要が生じる。
【0012】しかしながら、コーンバーには自力で発光
する照明付きのものもあり、従来技術では、その光源の
設備と、このコーンバーに供給される電源の設備とが必
要となり、これらの存在は、主として、上記の機動性の
要求と、コーンバー自体のコストダウンの要求との2つ
の面で、負担乃至は阻害要因となっていた。
【0013】よって、本発明の第1の目的は、従来のコ
ーンおよびコーンシステムの、発光部を中心とする不備
を補い、閉鎖を要する現場区域の存在を、遠方からでも
確実に視認可能となるようにし、第三者の立ち入りを未
然に防止することにある。
【0014】本発明の第2の目的は、閉鎖を要する現場
区域が真に危険な区域であることを視覚的にダイナミッ
クに知らしめ、自己の好奇心だけで近づこうとする第三
者を阻止することにある。
【0015】本発明の第3の目的は、閉鎖を要する現場
区域の状況に合わせて、コーン単体および/またはコー
ンシステム全体のコーンの発光の仕方を工夫し、例え
ば、車両や歩行者等の第三者の交通の流れをスムースに
捌くことにある。
【0016】本発明の第4の目的は、閉鎖を要する現場
区域に接近する物体を自動的に検知し、この物体に対し
て、自動的又は半自動的に警告を発することにある。
【0017】本発明の第5の目的は、閉鎖を要する現場
区域に接近する物体を自動的に検知し、この事実を、リ
モートコントローラーを保持する遠方の監視員に確実に
知らしめることにある。
【0018】本発明の第6の目的は、閉鎖を要する現場
区域に接近する物体を自動的に検知し、この物体に対し
て、リモートコントローラーを介して、状況に応じた警
告を発することにある。
【0019】本発明の第7の目的は、遠方の現場にある
多数個のコーンの、内部機器または関連機器の状態の切
り換え乃至は保守作業を、監視員乃至は保守者が集中的
に実施出来るようにすることにある。
【0020】本発明の第8の目的は、遠方の現場にある
多数個のコーンの、内部機器または関連機器の状態乃至
は状態の変化を、監視員乃至は保守者が集中的に把握出
来るようにすることにある。
【0021】本発明の第9の目的は、照明付きのコーン
バーにおいて、その光源の設備並びに電源設備を不要に
し、コーンバーの機動性を高めると共に、その製造コス
トや保守コストのコストダウンをなすことにある。
【0022】本発明の第10の目的は、コーンとコーン
バーを主体とするコーンシステムの構成要素を、臨機応
変に組み合わせることにより、現場の状況に合わせて、
そのインテリジェンスを維持すると共に、その構築に必
要な設置コストを低減することが可能な、操作性と機動
性の高いコーンシステムを提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の態様によれば、工事等により一時的
に閉鎖すべき道路等の区域領域を識別するために設置さ
れるコーンにおいて、前記コーンの頭頂部にはストロボ
発光部、発光ダイオード発光部、エレクトロ・ルミネッ
センス発光部、蛍光発光部、電球発光部またはその他の
各種発光部のうち少なくとも1種の発光部を設置し、か
つ、前記コーン内部の前記頭頂部分を除く空間には、前
記コーンおよび/または前記コーンの外部に設置された
他のコーン、に係る所定の構成要素および/または所定
の関連要素を制御する制御部と、前記コーンおよび/ま
たは前記コーンの外部に設置された他のコーン、に係る
所定の構成要素および/または所定の関連要素に電力を
供給する電源部とを設置したこと、を特徴とするコーン
が提供される。
【0024】上記発光部はソケット式の嵌め込み方式等
によって、取り替え可能に設計される。上記取り替えら
れる各種発光部は、それぞれの発光体に適した発光装置
を内蔵する方式が一般的に採用される。
【0025】本発明のコーン本体に係る制御部は、自己
のコーン本体に係る所定の構成要素および/または所定
の関連要素のみならず、他のコーンに係る所定の構成要
素および/または所定の関連要素をも制御し得る。但
し、上記の他のコーンには、本発明のコーンと従来技術
のコーンとが含まれ得る。
【0026】上記所定の構成要素としては、例えば上記
の発光部や電源部がある。又、所定の関連要素として
は、後述するブザーやスピーカー等の音響装置や各種セ
ンサーがある。
【0027】本発明のコーン本体に係る電源部は、自己
のコーン本体に係る所定の構成要素および/または所定
の関連要素のみならず、他のコーンに係る所定の構成要
素および/または所定の関連要素にも電力を供給し得
る。但し、上記の他のコーンには、本発明のコーンと従
来技術のコーンとが含まれ得る。
【0028】上記目的を達成するために、本発明の第2
の態様によれば、上記の発光部は、発光部内部の空間を
水平角(360/n)°づつに仕切ったn個(n≧1)
の小部屋で構成し、かつ該小部屋それぞれには発光体を
配し、前記発光部内部の空間全体を透明、又は着色した
半透明の壁材により形成して成るコーンが提供される。
【0029】上記で、n=1の時は、ただ1個の発光体
が周囲360°の空域を照射することになる。しかしな
がら、従来技術とは違って、このただ1個の発光体と言
えども、後述するように、上記制御部による発光の仕方
の制御を受ける。
【0030】上記目的を達成するために、本発明の第3
の態様によれば、上記コーンおよび/または上記コーン
の外部に設置された他のコーンに係る所定の構成要素お
よび/または所定の関連要素と、上記コーンの外部に存
在するリモートコントローラーとの間で、各種データお
よび/または各種指令情報および/または各種音声情報
をやり取りする双方向の通信手段を、制御部に設置した
上記コーンが提供される。
【0031】上記通信手段としては、移動体無線として
開発された各種ディジタル通信手段を使用することが出
来る。通信すべき距離が短い場合は、電話に於ける親機
と子機や、リモコン式玩具等に使用されている、簡易な
ワイアレス通信方式やトランシーバー通信方式を使用す
ることも可能である。
【0032】上記目的を達成するために、本発明の第4
の態様によれば、上記の制御部は、上記リモートコント
ローラーから入力された指令情報により、上記通信手段
を介して、上記コーンおよび/または上記コーンの外部
に設置された他のコーンに係る所定の構成要素および/
または所定の関連要素の制御を行う上記コーンが提供さ
れる。
【0033】上記目的を達成するために、本発明の第5
の態様によれば、上記の制御部に、上記リモートコント
ローラーから入力された音声情報を、上記通信手段を介
して、出力するオーディオ回路を設置した上記コーンが
提供される。
【0034】上記目的を達成するために、本発明の第6
の態様によれば、上記の制御部に、上記リモートコント
ローラーから入力された指令情報により、上記通信手段
を介して、上記コーンおよび/または上記コーンの外部
に設置された他のコーンに係る発光部の制御を行う発光
制御回路を設置した上記コーンが提供される。
【0035】上記目的を達成するために、本発明の第7
の態様によれば、上記のn個の小部屋に配されたn個の
発光体を、上記通信手段を介して、同時点で一斉に発光
させるモード、および/または、n=2の場合に於い
て、交互に発光させるモード、若しくはn≧3の場合に
於いて、右または左回りの視覚的な回転発光をさせるべ
く、所与又は所定の時間間隔をそれぞれ介在させて順次
に発光させるモードを設けて成る上記発光制御回路が提
供される。
【0036】上記目的を達成するために、本発明の第8
の態様によれば、上記のn個の小部屋に配された発光体
の発光の強さを、上記通信手段を介して、および/また
は、請求項1記載のコーンの内部および/または外部に
設置された調光用センサーからの出力を介して、調光す
る手段を設けて成る上記発光制御回路が提供される。
【0037】上記目的を達成するために、本発明の第9
の態様によれば、上記の制御部に、上記コーンの内部お
よび/または外部に設置された物体検知センサーからの
情報を受けて起動または起動の出力をせしむる、ブザー
駆動手段および/または音声情報出力手段を設置したこ
と、を特徴とする上記コーンが提供される。
【0038】上記目的を達成するために、本発明の第1
0の態様によれば、上記の電源部に関する情報および/
または上記物体検知センサーからの情報を、上記通信手
段を介して上記リモートコントローラーに伝達するこ
と、を特徴とする上記コーンが提供される。
【0039】上記目的を達成するために、本発明の第1
1の態様によれば、物体検知センサーの検知領域を、必
要に応じて、例えば、工事領域内に於ける作業時には、
作業者の検知を不要ならしめるとともに、作業停止、中
断時には、同領域内の検知を再開し得るように等、任意
に設定し得る上記コーンが提供される。
【0040】上記目的を達成するために、本発明の第1
1の態様によれば、上記の制御部に、上記リモートコン
トローラーから入力された指令情報により、上記通信手
段を介して、上記電源部を、電源系統の切り換えを含め
て制御せしむる手段を設けた上記コーンが提供される。
【0041】上記目的を達成するために、本発明の第1
2の態様によれば、上記の制御部と、各種データおよび
/または指令情報および/または音声情報をやり取りす
るための双方向の通信手段を設置して成る上記リモート
コントローラーが提供される。
【0042】上記目的を達成するために、本発明の第1
3の態様によれば、工事等により一時的に閉鎖すべき道
路の区域等を識別するために路上等に設置される、発光
部を有する円錐形コーンの複数個を互いに係留すると共
に、前記係留されたコーン間のラインの識別をなすため
のコーンバーにおいて、前記コーン発光部からの発光光
をコーンバーに導くことにより発光する該コーンバー
に、コーン発光部からの発光光を該コーンバーに導く受
光部と、前記コーンを係留するためのコーンリングと
を、それぞれ設けたこと、を特徴とするコーンバーが提
供される。
【0043】上記コーンバーは自力での発光装置は保有
せず、コーンバー両端の上記受光部より、コーン本体の
発光部の発光を取り入れて発光する。
【0044】上記目的を達成するために、本発明の第1
4の態様によれば、上記のいずれかのコーンと、上記リ
モートコントローラーと、上記のコーンバーとを、任意
に組み合わせて、システムの少なくとも一部を構築した
こと、を特徴とするコーンシステムが提供される。
【0045】本発明の一つのコーンシステムには上記本
発明のコーンが少なくとも1個は使用される。しかしな
がら、上記コーンシステムには、本発明のコーン以外
の、従来技術によるコーンおよび従来技術によるコーン
バーが混用されることもあり得る。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。
【0047】(実施の形態1)はじめに、図1を参照し
て、本発明の路上設置用コーンの一つの実施の形態につ
いて説明する。
【0048】図1は、本発明の路上用コーン本体の一つ
の実施の形態を説明するための透視図を示す。図におい
て、10はコーン本体、101は発光部、102は制御
部、103は電源部を示す。
【0049】発光部101には後述するようにn個(n
≧1)の発光体が配置されるが、上記各発光体は、その
発光のタイミングや明滅の周期、更には発光の強度を、
制御部102により制御される。電源部103はこれら
の機器に電力を供給する他、実施例によっては、コーン
本体の外部に存在する関連機器にも電力を供給する。
【0050】発光部101は、後述するように、ストロ
ボ発光部、または発光ダイオード発光部、またはエレク
トロ・ルミネッセンス発光部、または蛍光発光部、また
は電球発光部、等を任意の順序でもって、選択的に取り
替え可能にした発光部として構成される。但し、今、図
1に示す実施例に於いては、ストロボ発光体が示されて
いる。
【0051】制御部102には、後述するようにコーン
本体の付属機器として外部に置かれるリモートコントロ
ーラーと、各種データおよび/または指令情報および/
または音声情報を、やり取りするための双方向の通信手
段が設置される。この通信手段には、公衆通信回線等の
電話網を介在させることも可能である。
【0052】制御部102は、当該コーン本体の外部の
関連機器との接続を持つこともあり、又、後述するよう
に、当該コーン以外の、他のコーンを制御することも可
能である。又、電源部103も、当該コーンおよび/ま
たは当該コーン以外の他のコーンの、所定のコーン本体
構成要素および/または所定の関連要素にも電力を供給
することが可能である。
【0053】図2は、上記発光部の一つの実施の形態を
説明するための外観図を示す。図は、発光部がストロボ
発光部の場合の一つの実施の形態を示している。図にお
いて、21はストロボ発光体、22は仕切りの壁材、2
3は床材、24はストロボ発光装置、25は給電線、2
6は制御線を示す。
【0054】本実施の形態は、上記で、n=3の場合に
相当し、仕切りの壁材22は上記コーン頭頂部の内部空
間を水平角(360°/3)=120°づつの3つの小
部屋に区切り、ストロボ発光体21は、それらの各小部
屋毎に設置されている。但し、図ではそのうちの一つの
ストロボ発光体(すなわちストロボ発光体21)のみが
符号付きで示され、他の、2つのストロボ発光体のうち
の1つは部分のみが示され、残りのストロボ発光体は、
壁材22の背面に隠されている。壁材22および床材2
3は、通常は鏡面等を有する反射材によって形成され
る。
【0055】図3は、本発明の路上設置用コーンと、本
発明の付属機器として設置されるリモートコントローラ
ーとの、一使用形態を説明するための構成図を示す。
【0056】コーン本体10に内蔵されている制御部
は、リモコン32からの音声情報320を受信し、これ
を増幅して、コーン本体10の内部又は外部に設置され
ているスピーカーから音声情報321として出力せしめ
る。
【0057】(実施の形態2)図4は本発明の路上設置
用コーンと本発明のコーンバーとを組み合わせた一使用
形態を説明するための構成図を示す。このような組み合
わせは、コーン本体のみならず、コーン本体の識別に加
えて複数個のコーン本体間のラインも識別すべき時に使
用される。
【0058】図において、10a乃至10eは、本発明
の路上設置用コーンを示し、101a乃至101eは発
光部を示し、41a,41b,41c,41dは本発明
のコーンバーを示す。
【0059】上記コーンバー41は、円柱状のガラス,
アクリル樹脂等の透明部材60の両端61,62に光導
入部63を備える連結部材65を装着した構成からな
り、図4に示す如く、前記コーン10a乃至10e間
に、前記連結部材65を介して渡架される。従来のコー
ンバーの如き独立した発光部や、それに必要な電源部等
は、前記各コーンバーに於いては全て不要となってい
る。
【0060】図において、例えば発光部101aから発
せられた光は、コーンバー41aの左端の光導入部から
コーンバー41aの透明部材に導入され、コーンバー4
1aに至る。
【0061】(実施の形態3)図5は本発明の路上設置
用コーンと本発明のコーンバーとを組み合わせた他の一
使用形態を説明するための構成図を示す。
【0062】図において、10f,10g,10hは本
発明の路上設置用コーンを示し、101f,101g,
101hは発光部を示し、41f,41g,41h,4
1iはコーンバーを示し、50a,50bは発光部を有
しない既成の路上設置用コーンを示す。
【0063】この場合は、例えば発光部101fから発
せられたストロボ発光は、コーンバー41fの左端の光
導入部からコーンバー41fの透明部材内部に導かれ右
端に至る。しかし、前記実施の形態2の場合と異なり、
コーン50aは発光部を有していないので、前記コーン
バー41fの右端の光導入部から光は取り込まれず、逆
に、コーン10gの発光部101gから発せられた光が
コーンバー41gを介してコーン50a側に導かれる。
【0064】因て、この実施の形態によれば、発光部を
有しない既成の路上設置用コーン50a,50bを組み
込むことが出来るので、システム全体のコストダウンを
図ることが出来る。
【0065】(実施の形態5)図6は、本発明の実施の
形態3,4に使用するコーンバーの一つの実施の形態を
示すもので、図6(a)はコーンバーの分解斜視図、図
6(b)はコーンバーの斜視図、図6(c)は部分拡大
断面図、図6(d)は連結部材側からの側面図である。
【0066】さて、前記コーンバー41は、バー本体と
しての透明部材60と、この透明部材60の左右両端6
1,62に装着した連結部材65により形成されてい
る。そして、前記透明部材60は、円柱状のガラスある
いはアクリル樹脂等の透明体にて形成されるとともに表
面は鏡面に形成され、かつ鏡面の表面には、切り込み
(断面V字状等の溝)60aが形成されている。又、透
明部材60の左右両端の光導入部61,62には、前記
コーン10,50の頭部に連結する為の連結部材65が
装着されている。前記連結部材65は、透明部材60の
左右両端の外径に対応する内径を有する環体65aとこ
の環体65aに、コーン10,50の頭部に外嵌し得る
内径を有するリング体65bを突設することにより合成
樹脂等の部材にて一体に形成されている。
【0067】因て、前記構成から成るコーンバー41に
よれば、コーン10(例えば図4,5のコーン10a〜
10eあるいは図5のコーン10f〜10h)間あるい
はコーン10とコーン50間に連結部材65を介して図
4,5の如く渡架して使用する。そして、コーン10の
発光部101から発光された光は、コーンバー41の左
端あるいは右端の光導入部61,62から導入されると
ともに透明部材60の表面の鏡面により反射されて、一
方の光導入部61から光導入部62(あるいは逆に光導
入部62から光導入部61)側に至るが、表面に施され
た切り込み60aからは透明部材60の外部に、前記導
入光が散乱して発光されることになる。尚、一方の光導
入部61あるいは62から他方の光導入部62あるいは
61に光は、他方の光導入部62あるいは61の端面よ
り発散されるが一部は反射して、逆の端面方向に戻るこ
とになる。
【0068】前記コーンバー41は、光導入部61ある
いは62からの光を表面の鏡面を介して反射せしめつつ
他方の端面方向、すなわち透明部材60の長さ方向間に
導入しつつ、鏡面に施された切り込み60aを介して外
面に発光させるのであるから、コーンバー41の全体に
おいて、その発光状態は切り込み60aにより自由に変
化を持たせることができる。
【0069】例えば、切り込み60aの間隔、大きさ、
深さ等により、変化を加えつつ完施する。又、表面の鏡
面を適度にあらすことにより、コーンバー41を全体的
に光って見えるように工夫することも可能である。さら
に、透明部材60の形成に当たり、予め内部に、アルミ
箔の箔片を、長さ方向間にランダムに混存せしめて形成
することにより、表面を鏡面にせずに前記箔片による反
射による発光にて、コーンバー41を光らせることが可
能である。加えて、透明部材60の形成上、半透明にす
る際の混入物とアクリル樹脂等の基材の屈折率が異なる
ため、光導入部61,62からの光の方向が変化し、光
って見えるとともに、混入物の色により、光が吸収(そ
の色のみ反射)されるので、色も認識される。そして、
前記切り込み60aに例えば赤(光の透過可能な)、他
部分に、例えば青(光の透過がない)とすると、切り込
み60a以外からの若干の放射光が押さえられ、切り込
み60aの光のコントラストが向上され認識度を増加し
得る。尚、図6にては、透明部材60を円柱状に形成し
た場合を示したが中空の棒状あるいは、断面が円形だけ
でなく、四角形などの多角形状のものによる実施も可能
である。
【0070】(実施の形態6)図7は、本発明のコーン
に内蔵される制御部の一つの実施の形態としてのブロッ
クダイアグラムを示す。
【0071】図において、702は受信部、703は送
信部、704はセンスアンプ、706はセンサー情報バ
イパス、711はデコーダー、712は入力切換スイッ
チ、713は電源チェッカー、721は発光制御回路、
722はオーディオアンプ、723は音声回路、724
はブザー出力線、726は音声情報出力指令線、730
は電源制御部を示す。
【0072】受信部702は、付属機器のリモコン(後
述)から発せられた電波による情報を受けて、指令情報
については、これを復調後、デコーダー711に入力
し、音声情報については、入力切り換えスイッチ711
に入力する。デコーダー711は前記入力された指令情
報を解読し、その指令情報の属性および種類に応じて、
その内容を切り分け、入力切換スイッチ712または発
光制御回路721または電源制御部730に伝達する。
【0073】受信部702とデコーダー711との上記
連携により切り分けられた情報は、当該コーンおよび/
または当該コーン以外の他のコーンの、所定のコーン本
体構成要素および/または所定の関連要素に対して、そ
れぞれに専属の指令情報を送信し得る。
【0074】センスアンプ704は、上記コーン本体の
内部および/または外部に設置された物体検知センサー
からの情報を受けて、これを増幅し、ブザー出力線72
4にブザー起動用電力を供給すると共に、音声回路72
3にその起動を合図する信号を送る。
【0075】ブザー出力線724はコーン本体の内部お
よび/または外部に設置された関連要素のブザーを起動
する。
【0076】音声回路723は上記起動の合図を受け
て、所定の音声情報、音声合成あるいはPCM等による
音成生成を行い、さらには登録・記憶された音声の再生
を行い入力切換スイッチ712に入力する。
【0077】入力切換スイッチ712は、上記デコーダ
ー711からの指令情報により、上記受信部702から
の音声情報と、上記音声回路723からの音声情報との
切り換えをなし、そのいずれかあるいは両方をオーディ
オアンプ722に入力し得る状態にする。
【0078】オーディオアンプ722は入力切換スイッ
チ712から入力された音声情報を増幅し、コーン本体
の内部および/または外部に設置された関連要素のスピ
ーカーに出力する。
【0079】発光制御回路721は、デコーダー711
からの指令情報により、上記発光部の発光の仕方を制御
する情報を発光装置(例えば、ストロボ発光部が使用さ
れる場合はストロボ発光装置)に対して出力する。この
発光の仕方には、上記n個の発光体の発光のタイミング
や、明滅の周期、発光の順序、および発光の強度が含ま
れ得る。上記発光の仕方が指示されない場合は、所定
の、無人稼働時における発光動作がなされる。
【0080】上記発光の仕方の制御により、例えば、ス
トロボ発光の効果と相まって、危険区域の緊迫感を高
め、場合によっては、爆発物が存在するような暗示を与
えることが出来て、好奇心で近づく第三者、すなわち野
次馬の侵入を阻止することが出来る。又、人は同一間隔
(リズム)で、同一光量で点灯していると慣れて来て認
識が甘くなる。従って、これを防止する為に、間隔光量
等を変化させることにより認識度を、一層向上せしめる
ことが可能である。
【0081】送信部703は、センスアンプ704から
の物体検知情報、若しくは電源チェッカー713からの
電源に関する情報を上記付属機器のリモコンに送信す
る。
【0082】送信部703は、当該コーンおよび/また
は当該コーン以外の他のコーンの、所定のコーン本体構
成要素および/または所定の関連要素からの情報を送信
し得る。
【0083】電源チェッカーは、電源制御部730の状
態を監視する。電源の出力電圧や、電池使用時の残存容
量、電源系統の種類等の電源に関する状態が出力すべき
情報として採集され得る。
【0084】電源制御部730は、デコーダー711か
らの指令情報を受けて、図1の電源部103を制御す
る。前記の指令情報には、電源系統の切り換えを指示す
る情報や、電力の供給が不要な機器を指示する情報が含
まれ得る。電源系統としては、一次電池、二次電池、A
C100V、太陽電池等の種類が含まれ得る。(但し、
電力供給線は、図では省略している)尚、図中の「光セ
ンサー」は、本発明のコーンの内部および/または外部
に設置され、周囲の明るさを検知するセンサーであっ
て、夜間は昼間における発光体の発光光量を落とすだけ
でなく、ブザー音、音声の音量を下げたり、音を出さな
くする等、明るい時と暗い時での発光音声の切り替えに
も使用し得るものである。
【0085】(実施の形態7)図8は、本発明のリモー
トコントローラーの、一つの実施の形態のブロックダイ
アグラムを示す。
【0086】表示部82は、押釦部81からの情報とリ
モコンの状態(電池情報、周波数等の設定情報)と、本
体情報受信部85からの情報の、両方を表示し得る。
【0087】受信部85は、本発明のコーンから出力さ
れるコーン本体の構成機器若しくは関連機器に関する情
報を受信し、これを表示部82に送ると共に、スピーカ
ー87および着信感知用バイブレーター88にも出力す
る。
【0088】指令情報送信部83は、上記押釦部81か
らの情報と、マイクロホン84からの情報をそれぞれ独
立したチャネルとして送信し得る。
【0089】上記スピーカー87と、マイクロホン84
とは、他の実施例においては兼用の構成要素とすること
も可能である。
【0090】尚、上記リモートコントローラーの要素と
しては、上記の他に、当該リモートコントローラー全体
を制御する制御部があるが、図では省略している。
【0091】(実施の形態8)図9は、本発明のコーン
に内蔵される制御部の他の実施の形態としてのブロック
ダイアグラムを示す。
【0092】本実施の形態は、図7に示す実施の形態
に、ブザー出力線724からの出力を入力切換スイッチ
712に入力し、ブザー出力線の制御を可能としたもの
である。すなわち、ブザー出力線724からの出力と上
記リモートコントローラーからのブザー鳴動指令とを、
上記リモートコントローラーからの入力切換指令により
切換えをなし、そのいずれかあるいは両方をブザー出力
線725として出力する。
【0093】(実施の形態9)図10も、本発明のコー
ンに内蔵される制御部の他の実施の形態としてのブロッ
クダイアグラムを示す。
【0094】本実施の形態は、図9に示す実施の形態
に、発光制御回路721の制御の仕方がセンスアンプ7
04からの出力を受けて変更される機能を付加したもの
である。すなわち、物体検知センサーからの物体接近情
報に応じて、発光部の発光の仕方を発光制御回路721
経由で変化せしむるものである。
【0095】(実施の形態10)図11も、本発明のコ
ーンに内蔵される制御部の他の実施の形態としてのブロ
ックダイアグラムを示す。
【0096】本実施の形態は、図10に示す実施の形態
に、音声回路723から発せられる音声情報の内容を上
記リモートコントローラーからの指令情報をデコーダー
711にて解読し変更し得るようにした機能を付加した
ものである。すなわち、音声回路723に記憶された音
声情報のパターンは、デコーダー711の解読にて出力
される指令情報714により、上記リモートコントロー
ラーから変更され得る。
【0097】更に、図示されていないが、音声回路72
3に記憶された音声情報の選択をコーンで行うことも可
能で、電源投入時等、初期状態(リモートコントローラ
ーからの音声情報の切り替えがない状態)での音声情報
の指定となる。
【0098】(実施の形態11)図12は、本発明のコ
ーンを使用したシステム構成の一つの実施の形態を示
す。
【0099】図では、本発明のコーンは少なくともマス
ターコーン121として示されているが、スレーブコー
ン群として示されたコーン群123a乃至123zの中
にも本案コーンが使用されてもよい。但し、通常は、ス
レーブコーン群として示されたコーン郡123a乃至1
23zには、制御部および/または電源部を持たない安
価なコーンが使用される。但し、これらの安価なコーン
も本案コーンの制御部によって制御されるための最小シ
ステムが構成されている。
【0100】スレーブコーン群に制御部および/または
電源部を持たない安価なコーンを組み込むシステムは、
本案コーンシステムの一実施の形態であるが、このよう
な工夫は、システム全体の構築コストを低減し、更に
は、盗難や破壊行為による被害を最小限に食い止める。
【0101】(実施の形態12)図13は、本発明のコ
ーンを使用したコーンシステムの一つの実施の形態を示
す。
【0102】130は閉鎖を要する区域を示し、131
a乃131iはコーンを示す。丸付き数字は当該コーン
の点灯順位を示す。
【0103】本実施の形態に於いては、先ず、コーン1
31aが点灯し、次に、コーン131bとコーン131
fとが同時に点灯する。以下、順次に、(コーン131
cとコーン131g),(コーン131dとコーン13
1h),(コーン131eとコーン131i)の順で点
灯する。
【0104】本実施の形態は、コーン群の発光の流れに
沿って、閉鎖区域130の周辺に於ける車両や歩行者等
の交通の流れを安全に誘導することを目的としている。
【0105】(実施の形態13)図14は、本発明のコ
ーンを使用したコーンシステムの他の一実施の形態を示
す。
【0106】140は閉鎖を要する区域を示し、141
a乃141jはコーンを示す。丸付き数字は当該コーン
の点灯順位を示す。
【0107】本実施の形態は、閉鎖区域140の存在場
所をはっきりと視認し得るように、コーンの点灯をジグ
ザグになすものである。この工夫により、車両や歩行者
等の第三者は、ダイナミックな目視の効果が得られ、危
険地帯の形状や大きさに関する情報を目視により、素早
く把握することが出来る。
【0108】尚、図示は省略するが、本発明のコーン
に、盗難防止装置を仕掛けることが出来る。その装置の
一つの方式は、本発明のコーン本体乃至は本発明のコー
ンシステムに属するコーン本体が持ち上げられて、底部
が地面から離脱する状態の時に、当該本発明のコーン若
しくは当該コーンシステムを統括するマスターコーンに
係るブザーから、大音響の警報を発するものであり、か
かる警報は、ブザー電源の電池が消耗し尽くすまで、第
三者によっては止めることが出来ないように仕組まれ
る。
【0109】上記盗難防止装置の他の方式は、本発明の
コーン本体乃至は本発明のコーンシステムに属するコー
ン本体に接続された配線が、何等かの理由により、切断
若しくは引きちぎられた時に、上記と同様の警報を発す
るものである。
【0110】
【発明の効果】本発明のコーンおよびコーンシステムに
より、第三者の立ち入りを阻止すべき道路上の閉鎖区域
を、昼間/夜間の区別を問わず、効果的に表示し、安全
を確保することが出来る。特に、センサーによって検知
された上記区域への物体の接近を、遠方の監視員にまで
確実に知らしめ、この結果、前記監視員は音声情報によ
って、上記物体が排除されるまで、リアルタイムに、状
況に応じた適切な警告を発することが出来る。又、前記
監視員は、システム内のコーンに於ける電池の消耗を含
む電源異常等の致命的な障害の発生を、確実に掌握する
ことが出来る。
【0111】これらの仕組みにより、本発明の路上設置
用コーンおよびコーンシステムは、車両や歩行者等の第
三者の立ち入りを絶対的に阻止する必要がある場合にお
いて威力を発揮する。勿論、第三者の立ち入りが軽度に
阻止されるべき場合においては、監視員を置かない、通
常の無人化されたコーンシステムとして使用することも
出来る。更には、上記区域の頻繁な変更にも耐える機動
性を持ったコーンおよびコーンシステムを提供すること
が出来る。なおかつ、コーン本体とコーンバーとの組み
合わせシステム全体のコストダウンを達成することも可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の路上用コーン本体の一実施例を説明す
るための透視図を示す。
【図2】ストロボ発光部の一実施例を説明するための外
観図を示す。
【図3】本発明の路上設置用コーンと、本発明のリモー
トコントローラーとの、一使用形態を説明するための構
成図を示す。
【図4】本発明の路上設置用コーンと本発明のコーンバ
ーとを組み合わせた他の一使用形態を説明するための構
成図を示す。
【図5】本発明の路上設置用コーンと本発明のコーンバ
ーとを組み合わせた他の一使用形態を説明するための構
成図を示す。
【図6】本発明のコーンバーを透視した分解斜視図、斜
視図、一部の拡大断面図、および側面図を示す。
【図7】本発明の路上設置用コーンに内蔵される制御部
の一つの実施の形態としてのブロックダイアグラムを示
す。
【図8】本発明の路上設置用コーンおよびコーンバーの
付属機器として設置されるリモートコントローラーの一
つの実施の形態としてのブロックダイアグラムを示す。
【図9】本発明のコーンに内蔵される制御部の他の実施
の形態としてのブロックダイアグラムを示す。
【図10】本発明のコーンに内蔵される制御部の他の実
施の形態としてのブロックダイアグラムを示す。
【図11】本発明のコーンに内蔵される制御部の他の実
施の形態としてのブロックダイアグラムを示す。
【図12】本発明のコーンを使用したシステム構成の一
つの実施の形態を示すブロック図。
【図13】本発明のコーンを使用したコーンシステムの
一つの実施の形態を示す構成図。
【図14】本発明のコーンを使用したコーンシステムの
他の実施の形態を示す構成図。
【図15】実開平6−43016号公報におけるコーン
バーの実施の形態を示す説明図。
【図16】実開平7−42798号公報におけるコーン
の実施の形態を示す斜視図。
【図17】実開平3−76310号公報におけるコーン
の実施の形態を示す斜視図。
【図18】特開平5−17917号公報におけるコーン
の実施の形態を示す斜視図。
【符号の説明】
10,10a,10b,10c,10d,10e,10
f,10g,10h,121,123a,123b,1
23i,123y,123z,131a,131b,1
31c,131d,131e,131f,131g,1
31h,131i,141a,141b,141c,1
41d,141,e,141f,141g,141h,
141i,141j コーン 101,101a,101b:101c,101d,1
01e,101f,101g,101h 発光部 102 制御部 103 電源部 21 ストロボ発光体 22 仕切りの壁材 23 床材 24 ストロボ発光装置 25 給電線 26 制御線 32 リモートコントローラー 320,321 音声情報 41a,41b,41c,41d,41f,41g,4
1h,41i コーンバー 50a,50b 発光部を有しない既成のコーン 60 コーンバーの壁材 61,62 受光部 63,64 コーンリング 65 コーンバー内部 702 受信部 703 送信部 704 センスアンプ 711 デコーダー 712 入力切換スイッチ 713 電源チェッカー 721 ストロボ発光制御回路 722 オーディオアンプ 723 音声回路 724 ブザー出力線 730 電源制御部 81 押釦部 82 表示部 83 指令情報送信部 84 マイクロホン 85 本体情報受信部 86 電池部 87 スピーカー 88 着信感知用バイブレーター

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工事等により一時的に閉鎖すべき道路等
    の区域領域を識別するために設置されるコーンにおい
    て、前記コーンの頭頂部分にはストロボ発光部、発光ダ
    イオード発光部、エレクトロ・ルミネッセンス発光部、
    蛍光発光部、電球発光部またはその他等の各種発光部の
    うちの少なくとも1種の発光部を設置し、かつ、前記コ
    ーンの前記頭頂部を除く空間には、前記コーンおよび/
    または前記コーンの外部に設置された他のコーンに係る
    所定の構成要素および/または所定の関連要素を制御す
    る制御部と、前記コーンおよび/または前記コーンの外
    部に設置された他のコーン、に係る所定の構成要素およ
    び/または所定の関連要素に電力を供給する電源部とを
    設置したことを特徴とするコーン。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発光部は、発光部内部の
    空間を水平角(360/n)°づつに仕切ったn個(n
    ≧1)の小部屋で構成し、かつ該小部屋それぞれには発
    光体を配し、前記発光部内部の空間全体を透明、又は着
    色した半透明の壁材により形成して成る請求項1記載の
    コーン。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のコーンおよび/または前
    記コーンの外部に設置された他のコーンに係る所定の構
    成要素および/または所定の関連要素と、請求項1記載
    のコーンの外部に存在するリモートコントローラーとの
    間で、各種データおよび/または各種指令情報および/
    または各種音声情報をやり取りする片方向および/また
    は双方向の通信手段を、制御部に設置した請求項1記載
    のコーン。
  4. 【請求項4】 制御部は、請求項3記載のリモートコン
    トローラーから入力された指令情報により、請求項3記
    載の通信手段を介して、請求項1記載のコーンおよび/
    または前記コーンの外部に設置された他のコーン、に係
    る所定の構成要素および/または所定の関連要素の制御
    を行う請求項1記載のコーン。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の制御部に、請求項3記載
    のリモートコントローラーから入力された音声情報を、
    請求項3記載の通信手段を介して、出力するオーディオ
    回路を設置した請求項1記載のコーン。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の制御部に、請求項3記載
    のリモートコントローラーから入力された指令情報によ
    り、請求項3記載の通信手段を介して、請求項1記載の
    コーンおよび/または前記コーンの外部に設置された他
    のコーンに係る発光部の制御を行う発光制御回路を設置
    した請求項1記載のコーン。
  7. 【請求項7】 請求項2記載のn個の小部屋に配された
    n個の発光体を、請求項3記載の通信手段を介して、同
    時点で一斉に発光させるモードおよび/または、n=2
    の場合に於いて、交互に発光させるモード、若しくはn
    ≧3の場合に於いて、右または左回りの視覚的な回転発
    光をさせるべく、所与又は所定の時間間隔をそれぞれ介
    在させて順次に発光させるモードを設けて成る請求項6
    記載の発光制御回路を設置して成る請求項1記載のコー
    ン。
  8. 【請求項8】 請求項2記載のn個の小部屋に配された
    発光体の発光の強さを、請求項3記載の通信手段を介し
    て、および/または、請求項1記載のコーンの内部およ
    び/または外部に設置された光センサーからの出力によ
    り、調光する手段を設けて成る請求項6記載の発光制御
    回路を設置して成る請求項1記載のコーン。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の制御部に、請求項1記載
    のコーンの内部および/または外部に設置された物体検
    知センサーからの情報を受けて起動または起動の出力を
    せしむる、ブザー駆動手段および/または音声情報出力
    手段を設置したこと、を特徴とする請求項1記載のコー
    ン。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の電源部に関する情報お
    よび/または請求項9記載の物体検知センサーからの情
    報を、請求項2記載の通信手段を介して請求項2記載の
    リモートコントローラーに伝達することを特徴とする請
    求項1記載のコーン。
  11. 【請求項11】 請求項9および10記載の物体検知セ
    ンサーの検知範囲を、必要に応じて、任意の区域領域範
    囲に特定し得るように構成したことを特徴とする請求項
    1記載のコーン。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の制御部に、請求項3記
    載のリモートコントローラーから入力された指令情報に
    より、請求項3記載の通信手段を介して、請求項1記載
    の電源部を、電源系統の切り換えを含めて制御せしむる
    手段を設けた請求項1記載のコーン。
  13. 【請求項13】 請求項1記載の制御部と、各種データ
    および/または各種指令情報および/または音声情報を
    やり取りするための片方向および/または双方向の通信
    手段を設置して成る請求項3記載のリモートコントロー
    ラーとから成る請求項1記載のコーン。
  14. 【請求項14】 工事等により一時的に閉鎖すべき道路
    の区域等を識別するために路上等に設置される、発光部
    を有する円錐形コーンの複数個を互いに係留すると共
    に、前記係留されたコーン間のラインの識別をなすため
    のコーンバーにおいて、前記コーン発光部からの発光光
    をコーンバーに導くことにより発光する該コーンバー
    に、コーン発光部からの発光光を該コーンバーに導く受
    光部と、前記コーンを係留するためのコーンリングと
    を、それぞれ設けたことを特徴とするコーンバー。
  15. 【請求項15】 請求項3ないし請求項8および請求項
    10,12のいずれかの項に記載のコーンと、請求項1
    3記載のリモートコントローラーと、請求項14記載の
    コーンバーとを、任意に組み合わせて、システムの少な
    くとも一部を構成したことを特徴とするコーンシステ
    ム。
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