JP6320225B2 - トラックの荷台構造 - Google Patents

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Description

本発明は、トラックの荷台構造に関する。
トラックの荷台は、車室の後壁から後方に延びるように形成されており、積荷の大きな重量に耐えうる高い剛性が要請される。この要請に応えるために、従来から車両前後方向に延びる左,右のサイドメンバを左,右側部に配設し、該左,右のサイドメンバ上に、フロアフレーム上にフロアパネルを固定してなる荷台を架け渡して搭載したトラックの荷台構造が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開平11−268668号公報
前記特許文献1に記載の従来構造では、フロアフレーム上にフロアパネルを固定してなる荷台を車両前後方向に延びる左,右のサイドメンバ上に架け渡しているため荷台自体の剛性を向上できる。しかし大きな積荷荷重を支持するのに必要なフレーム剛性の観点からみた場合は、積荷の重量如何によっては走行中にフレームが捩じれる場合があり、操縦安定性向上の観点からさらなる改善が要請される。
一方、大型の補強部材を追加してフレーム剛性を向上させようとすると、車両重量及びコストが増大し、生産性が悪化する問題が生じる。
本発明は、前記従来の状況に鑑みてなされたもので、比較的小型の補強部材の配置位置の工夫により、簡単な構造でもって、従って車両重量やコストの増加を最小限に抑えながらフレーム剛性を改善できる自動車の荷台補強構造を提供することを課題としている。
本発明は、車両前後方向に延びる左,右のサイドメンバ上に荷台を搭載してなるトラックの荷台構造において、
前記左,右のサイドメンバは、横断面矩形の筒状をなしており、
前記荷台は、左,右のフロアサイド部材同士を複数のフロアクロス部材により接続してなるフロアフレーム上にフロアパネルを固定してなり、前記フロアクロス部材が前記左,右のサイドメンバの上面に架け渡して固定されており、
前記左,右のサイドメンバの後端部の下面に、クロスメンバが架け渡して固定されており、
車両後方から見たとき、前記クロスメンバ,左,右のサイドメンバ及びフロアクロス部材により矩形状が形成されていることを特徴としている。
本発明に係るトラックの荷台構造によれば、左,右のサイドメンバの、上面同士をフロアクロス部材で接続し、下面同士をクロスメンバで接続して車両後方視で矩形状を形成したので、クロスメンバを比較的小型のものにしながらフレーム剛性を向上でき、フレームの捩じれ感が低減され、操縦安定性が向上する。
また、クロスメンバが比較的小型のもので済むので、車両重量やコストの増大を最小限に抑えることができる。
また前記クロスメンバは、サイドメンバの下面に架設されているので比較的低所に位置することとなり、後続車が荷台下方に突入するのをこのクロスメンバにより防止できる。
さらにまた、クロスメンバと荷台との間にはサイドメンバの高さに応じた空間が形成されており、この空間に足を挿入して足をクロスメンバに足を掛けることで、荷台への乗り降りが容易となる。
本発明の実施例1に係る荷台構造が採用されたトラックの斜め後方から見た斜視図である。 前記荷台構造の平面図である。 前記荷台構造の側面図である。 前記荷台構造の背面図である。 前記荷台構造の断面背面図(図2のV-V線断面図である。 前記荷台構造の断面側面図(図2のVI-VI線断面図である。 前記荷台構造の断面背面図(図3のVII-VII線断面図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図7は本発明の実施例1に係るトラックの荷台構造を説明するための図である。
図において、1はトラックであり、該トラック1は、車体フレーム2と、該車体フレーム2の前部上に搭載された車室3と、該車室3の後壁3aから後方に延び、車体フレーム2の後部上に搭載された荷台4とを有する。なお、17aは前輪、17bは後輪である。
前記車体フレーム2は、車両両側に配置され、車両前後方向に延びる左,右のサイドメンバ5,5と、車幅方向に延び、前記左,右のサイドメンバ5,5を結合する複数の結合メンバ6とを有するいわゆるラダータイプのフレームである。
前記サイドメンバ5は、上方に向けて開口する横断面ハット形状のメンバ本体5aと、下方に向けて開口する横断面ハット形状を有し、前記メンバ本体5a上に、これの開口を閉塞するよう配置結合された嵩上げ部材5bとで構成されており、矩形の筒状をなしている。
前記車体フレーム2の後部下面にはスペアタイヤ14が丸棒からなる吊り具15により車幅方向中央部に位置するように吊り設されている。この吊り具15は、主棒15aと副棒15bとを略十字形状に結合してなるもので、該主棒15aの一端を前記結合メンバ6に固定されたブラケット15cに係止させ、他端を上方に締め上げることで前記スペアタイヤ14を固定支持している。
前記荷台4は、荷台本体7と、該荷台本体7の左,右側部に開閉自在に立設されたサイドゲート8,8及び後端部に開閉自在に立設されたリヤゲート9とで構成されている。
前記荷台本体7は荷台フレーム10と、該荷台フレーム10上に敷設されたフロアパネル11とで構成されている。前記荷台フレーム10は、車両前後方向に延びる角筒状の左,右のフロアサイド部材10a,10aの前,後端同士を車幅方向に延びる角筒状の前,後クロス部材10b,10bで結合し、前記フロアサイド部材10a,10aの中途部同士を複数のフロアクロス部材10cで結合した構成となっている。このフロアクロス部材10cは上方に開口する横断面ハット形状のもので、該フロアクロス部材10cの上面に前記フロアパネル11が固定されている。このフロアパネル11には、複数の補強ビード11aが車両前後方向に延びるように形成されている。
前記荷台4は、前記フロアクロス部材10cを前記左,右のサイドメンバ5,5の上面同士に架け渡して配置し、該フロアクロス部材10cをボルト12aで前記嵩上げ部材5bの上面に締め付け固定することにより前記車体フレーム2の後部上に固定されている。
前記左,右のフロアサイド部材10a,10aの後端部には、荷台4上への乗り降り時の補助となるステッププレート13が固定されている。このステッププレート13には開口13aが形成されている。この開口13aは、前記荷台4への乗り降り時に足Fを掛けるためのものである。
そして、前記左,右のサイドメンバ5,5の後端部下面同士にクロスメンバ16が架け渡して、かつ車両側方視で前記ステッププレート13の開口13aに一致するように(図3参照)配置されている。
このクロスメンバ16は、横辺部16aと縦辺部16bとを有する横断面L字形状のもので、前記横辺部16aがボルト12bにより前記メンバ本体5aの下面に締め付け固定されている。これにより、車両後方から見た時、前記クロスメンバ16,左,右のサイドメンバ5,5及びフロアクロス部材10cにより横長の矩形が形成されている。
前記クロスメンバ16の横辺部16aの両端部には足乗せ片16cが下方に円弧状をなすように折り曲げ形成されている。この足乗せ片16cは、前記ステッププレート13の開口13aに足Fを挿入したとき足裏F′が乗るようにその配置位置が設定されている。
また、前記横辺部16aの車幅方向中央部には当接片16dが下方に折り曲げ形成されている。この当接片16dは前記スペアタイヤ14の後縁14′に近接するように配置されている。
以上のように、本実施例によれば、クロスメンバ16を左,右のサイドメンバ5,5の下面同士に架け渡すことにより、車両後方から見た時、前記クロスメンバ16,左,右のサイドメンバ5,5及びフロアクロス部材10cにより横長の矩形を形成したので、車体フレーム2の剛性を向上できる。
この場合、前記クロスメンバ16は横断面L字形状の小型の部材であるので、重量,コストの増加を最小限に抑えることができる。
また前記クロスメンバ16は、サイドメンバ5の下面に架設されているので比較的低所に位置することとなり、後続車が荷台下方に突入するのをこのクロスメンバ16により防止できる。
さらにまた、前記横辺部16aの車幅方向中央部に当接片16dを下方に折り曲げ形成し、該当接片16dを前記スペアタイヤ14の後縁14′に近接するように配置したので、前記後続車の突入時にはその荷重の一部をスペアタイヤ14で吸収できる。なお、前記当接片16dを上方に折り曲げてスペアタイヤ14で突入荷重を吸収するようにしても勿論構わない。
また、クロスメンバ16と荷台4との間にはサイドメンバ5の高さに応じた空間Aが形成されており、この空間に足を挿入してクロスメンバ16に掛けることで、荷台4への乗り降りが容易となる。
また前記クロスメンバ16の配置位置をステッププレート13の開口13aに一致させると共に、横辺部16aの両端部には足乗せ片16cを形成したので、前記ステッププレート13の開口13aに足を挿入したとき前記足乗せ片16cに足裏が乗ることとなり、荷台4への乗り降りをより一層容易に行うことができる。
1 トラック
5 サイドメンバ
4 荷台
10 荷台フレーム
10a フロアサイド部材
10c フロアクロス部材
11 フロアパネル
16 クロスメンバ

Claims (1)

  1. 車両前後方向に延びる左,右のサイドメンバ上に荷台を搭載してなるトラックの荷台構造において、
    前記左,右のサイドメンバは、横断面矩形の筒状をなしており、
    前記荷台は、左,右のフロアサイド部材同士を複数のフロアクロス部材により接続してなる荷台フレーム上にフロアパネルを固定してなり、前記フロアクロス部材が前記左,右のサイドメンバの上面に架け渡して固定されており、
    前記左,右のサイドメンバの後端部の下面に、クロスメンバが架け渡して固定されており、
    車両後方から見たとき、前記クロスメンバ,左,右のサイドメンバ及びフロアクロス部材により矩形が形成されている
    ことを特徴とするトラックの荷台構造。
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