JP6319550B2 - 巾木 - Google Patents

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この発明は、室内壁の下部に設けられる巾木に関するものである。
より詳しくは、室内壁の出隅ないし入隅部分に設けられるコーナー部材としても利用可能な、壁面から外側に突出した形状に形成される出巾木に関するものである。
室内の床面と、例えば、石膏ボードからなる壁面との間に、見切りとして配される巾木がある。この巾木は、床面と壁面とを馴染みよく収め、傷や汚れから壁面を守るためのものである。
かかる巾木の一例として、例えば、特開2010−071031号公報(特許文献1)を挙げることができる。
前記特許文献1に記載の巾木は、壁面下端部に床面に沿うように設置されるものであって、その上端縁部が壁面に直行する断面において、鋭角に形成され、この上端縁部の表面を室内側に下降させて傾斜面として形成され、この傾斜面の上端が壁面と段差なく連続するものであることを特徴としている。
この巾木は、壁面の下端部に床面に沿うように設置されるものであるが、その際、壁面への固定は、釘又は接着剤を用いて行われる。
また、特開2005−290746号公報(特許文献2)においては、床面と壁面との連結部に配され、壁面より内側に凹状に引っ込めて形成される入巾木を、縦面部分から水平方向に突出して壁下地を保持する壁保持部と、該壁保持部より下位置の縦面部分にて形成される凹部と、前記凹部の下方の縦面部分から水平方向に突出された床差込部と、から構成したことを特徴とする入巾木が提案されている。
この入巾木は、その上部構造により壁(壁面)を支持するとともに、その下部構造により床板を挿し込んで配置できるようにしたものである。
一方、室内の壁面には、間取りによっては、出隅部または入隅部が形成され、この出隅部または入隅部にもコーナー部材としての巾木を取り付ける必要がある。
このような巾木の一例が特許文献3および4に開示されている。
例えば、特開2000−265657号公報(特許文献3)において、直角方向に交差する出隅巾木のコーナーを間引きし、その間引き部分に、前記巾木と同高の横断面L型のコーナー処理巾木を嵌着させてなる室内巾木構造が提案されている。
この室内巾木構造は、壁の平面部分に設けられる2つの長尺状の出隅巾木と、この出隅巾木に嵌着される横断面L型のコーナー処理巾木の、3つの部材から構成されるものである。
特開2007−154614号公報(特許文献4)では、施工時の美観の維持と製造コストの低減を目的としたコーナー部材が提案されている。
すなわち、室内壁の出隅部分に取り付けられるコーナー部材において、前記室内壁の平面部分に取り付けられる長尺部材をもとに形成された矩形状の基板を備え、同基板は中央部とその長手方向両側に設けられた一対の折り曲げ部とに分けられ、それら各部の対向面をテーパ状として互いに折り曲げ可能とし、各部の対向面同士を接合すると全体が略L字状となるようにしたことを特徴とする。
特開2010−071031号公報(特許請求の範囲,0020〜0016,図1) 特開2005−290746号公報(特許請求の範囲,0016,図1) 特開2000−265657号公報(特許請求の範囲,図1) 特開2007−154614号公報(特許請求の範囲,図1)
前記特許文献1に開示されている巾木は、壁面の下端部を受けるとともに、床面と連結させるものではなく、施工後の収まりにおいて不十分である。
前記特許文献2に開示されている入巾木では、施工後の収まりや、施工の簡便さにおいて、さらなる改善が求められる。
前記特許文献3に開示されている室内巾木構造は、壁の平面部分に設けられる2つの長尺状の出隅巾木と、この出隅巾木に嵌着される横断面L型のコーナー処理巾木の、3つの部材から構成される。
そのため、部材ごとに製造を行う必要があり、しかも出隅巾木に複数の種類のものが存在する場合には、出隅巾木の種類に応じてコーナー処理巾木を製造する必要があり、製造効率が悪く、コストがかかるという問題が発生する。
前記特許文献4に開示されているコーナー部材は、中央部とその長手方向両側に設けられた一対の折り曲げ部からなるものである。
そのため、やはり部材ごとに製造を行う必要があるので、製造の簡便さや、コストにおいて不十分である。
掛かる
さらに、施工現場で、釘や接着剤を使用して固定される従来のコーナー部材では、釘や接着剤による固定という作業工程を経るので手間が掛かるので、施工現場における施工性が悪いという問題もある。
さらにまた、釘や接着剤により固定されるため、巾木や、床材において経年変化や傷が発生した場合、新しいものと交換することは容易ではなかった。
この発明はかかる現状に鑑み、巾木において、その製造を容易にするとともに、特に施工現場における施工性や、施工後の収まりを改善し、コストの低減を図ることを目的として検討を行なった。
その結果、特定の巾木、具体的には、建物躯体に固定される取付け部材と、床材と所要間隔を存して、前記取付け部材の下方に前方に向けて突出形成された壁材の保持部材と、前記保持部材の先端部に起立状態で設けられる見付け部材で構成されるユニット部材によれば、前記課題を解決し得ることを見出して、この発明を完成させたものである。
すなわち、この発明にかかる請求項1に記載の発明は、
一対のユニット部材から構成される巾木であって、
前記各ユニット部材は、
建物躯体に固定される取付け部材と、
床材と所要間隔を存して前記取付け部材の下部に、前方に向けて水平に突出形成された壁材の保持部材と、前記保持部材の先端部に起立状態で設けられる見付け部材
で構成され、
少なくとも前記各ユニット部材は、前記見付け部材を介して直接もしくは間接的に直角に連結されていること
を特徴とする巾木である。
この発明の請求項2に記載の発明は、
二つのユニット部材から構成される巾木であって、
前記各ユニット部材は、
建物躯体に固定される取付け部材と、
床材と所要間隔を存して前記取付け部材の下方に、前方に向けて水平に突出形成された壁材の保持部材と、
前記保持部材の先端部に起立状態で設けられる見付け部材
で構成され、
少なくとも前記各ユニット部材は、各見付け部材が表面側に位置する状態で、各取付け部材の一側縁同士を直角に連結し、かつ連結部に生ずる隙間を前記保持部材と見付け部材をそれぞれ延長して連結し一体としたこと
を特徴とする出隅用の巾木である。
この発明の請求項3に記載の発明は、
請求項2に記載の出隅用の巾木において、
前記見付け部材は、
その上縁部が、内側に折り曲げられた折込み部を備えていること
を特徴とするものである。
この発明の請求項4に記載の発明は、
二つのユニット部材から構成される巾木であって、
前記各ユニット部材は、
建物躯体に固定される取付け部材と、
床材と所要間隔を存して前記取付け部材の下方に、前方に向けて水平に突出形成された壁材の保持部材と、
前記保持部材の先端部に起立状態で設けられる見付け部材
で構成され、
前記二つのユニット部材を、各見付け部材が表面側に位置する状態で所要間隔を存してL字状となるよう配置し、各見付け部材および保持部材の端部をそれぞれ延長して連結し一体としたこと
を特徴とする入隅用の巾木である。
この発明の請求項5に記載の発明は、
請求項4に記載の入隅用の巾木において、
前記見付け部材は、
その上縁部が、内側に折り曲げられた折込み部を備えていること
を特徴とするものである。
この発明の請求項6に記載の発明は、
請求項1,2および4のいずれかに記載の巾木において、
前記巾木は、
いずれも、一枚の板状体を折り曲げて形成されるものであること
を特徴とするものである。
この発明の巾木は、建物躯体に取付けることによって、その表面に石膏ボードなどからなる壁材を容易に張設することができるとともに、前記壁材の下端部を係止する見付け部材が実質的に幅木を形成するため、床材の敷設後に幅木を施工する従来の巾木施工に比して、幅木の施工が容易になるとともに、効率的な巾木施工ができる。
かかるこの発明の巾木は、一枚の板状体の打ち抜きと折曲げ加工によって容易に形成することができるので、幅木のコストダウンを図ることができ、その長さも切断によって自在に調整することができる。
この発明にかかる巾木の斜視図である。 この発明にかかる巾木の一例を示す斜視図であって、出隅用の巾木を示す。 この発明にかかる巾木の他の例を示す斜視図であって、入隅用の巾木を示す。 巾木同士を連結するためのカバー部材(連結部)の使用例を示す斜視図である。 この発明にかかる巾木の使用状態の一例を示す縦断面図である。 図2に示す巾木の使用状態を示す横断面図である。 図1で示される巾木の展開図である。 図2で示される出隅用の巾木の展開図である。 図3で示される入隅用の巾木の展開図である。
以下、この発明の巾木の一実施の形態の構成を、図面を参照して説明する。
なお、この発明は、図面に示す形態にのみ限定されるものではなく、要旨を変更しない範囲内において種々改良を加えることができるものである。
この発明にかかる巾木1は、基本的には、一枚の板状体からなる取付け部材2の下縁部を所要の幅で上方に折り曲げ、床面に敷設される床板の厚み相当分を有する床板差込み部6を確保したのち、その先端部を前方(外側)に向かって水平に折り曲げて、保持部材3を形成する。
この保持部材3の折曲げ幅は、適用しようとする石膏ボードなどの壁面材の厚みに相当するものである。
前記保持部材3の先端部は、前記取付け部材2と平行に上方に向かって鉛直に折り曲げられて、実質的に巾木となる見付け部材4が形成され、かつその先端縁は、内側に折り曲げられて折込み部5が形成される。
この見付け部材4の上下方向の幅(高さ)については、特段の制限はない。
この折込み部5は、見付け部材4による怪我を防止するとともに、その強度を向上させる役目を果たすものである。
前記巾木1は、図7に示すように、一枚の横長の矩形状の板状体1aから構成される。
この板状体1aは、巾方向に設けられた複数の折れ線xを介して、順次折り曲げ可能なもので、下方から上方に向かって折込み部5a、実質的に巾木を構成する見付け部4a、壁面材を保持するための保持部3a、床面材Fの端面を差し込むための床材差込み部6aを、それぞれ所要の高さで形成したものである。
かかる構成の巾木1は、出隅又は入隅用の巾木を構成するユニット部材として使用されるものである。
図2は、この発明にかかる出隅用の巾木11を示すもので、前記ユニット部材A1とA2の一対で構成される。
具体的には、一対の前記ユニット部材A1とA2の端部同士を、図2に示すように、その頂部が外側(表面)に位置するようにして直角に連結して構成され、連結部に生じる空隙部を連結部材Cで一体的に連結したものである。
前記連結部Cは、前記保持部材3の他端同士と、前記見付け部材4の他端同士を互いに連結させるためのもので、かかる構成は、図8に示す巾木11を一枚の板材で構成することで容易に達成することができる。
すなわち、図8に示すように、所要の幅(高さ方向)と長さ(横方向)を有する矩形状の板状体1aの下縁側から上方に向かって、折り目xを介して順に、折込み部5a、実質的に巾木を構成する見付け部材4a、石膏ボードなどの壁面材の下端を保持する保持部材3aおよび床板差込み部6aおよび壁材取付け部7aがそれぞれ所要の幅で形成され、前記折り目xを順次折り込むことによって、立体的な巾木を構成することができる。
なお、前記板状体1aの中央部には、上縁側から下縁側に向かって先端部を鋭角状にした所要の幅のスリットSを、前記保持部材3aと床板差込み部6aとの境界の折り目xまで設ける。
一方、下縁側からは、所要幅の切欠きTを、前記折込み部5aの折り目xまで形成したのち、下方から順次折り曲げて、かつ前記スリットSの頂角部と前記切欠きTとの間に形成された縦の折り目yに沿って、内側に折り込んで出隅用の巾木1を形成する。
なお、前記スリットS内の一方の縁部には、床板差込み部6aの上縁に至る接合片7が一体的に形成されているので、直角に折り曲げたとき、前記接合部8の一側面を他方の側面に固定することで、直角形状を確実に保持させることができる。
図3は、住宅の室内壁の入隅部分に取り付けるための入隅用の巾木21である。
この入隅用の巾木21も、前記ユニット部材A1,A2の構成と同一の構成を有するユニット部材A3,A4からなるものである。
すなわち、一方のユニット部材A3に対して他方のユニット部材4を、各見付け部材24,24が同一面側に位置する状態で、ともにL字状の仮想ライン上に間隔を存して位置し、各見付け部材24,24の端部同士を、L字型の連結部材26で一体的に連結して構成されたものである。
かかる入隅用の巾木21は、出隅用の巾木11と同様に一枚の板状体で構成される。
具体的には、図9で示すように、所要の幅(高さ方向)と長さ(横方向)を有する矩形状の板状体21aの下縁側から上方に向かって、それぞれ折り目xを介して順に、折込み部25a、実質的に巾木を構成する見付け部材24a、石膏ボードなどの壁面材の下端を保持する保持部材23aおよび床板差込み部26aがそれぞれ所要の幅で形成され、前記折り目xを順次折り込むことによって立体的な巾木を構成することができる。
なお、前記板状体21aの中央部には、上縁側から下縁側に向かって、先端部を鋭角状にした所要の幅のスリットSを、前記保持部材23aと見付け部材24aとの境界の折り目xまで設ける。
一方、下縁側からは、所要幅の切欠きTを、前記折込み部25aと見付け部材24aの折り目xまで形成したのち、下方から順次折り曲げて、かつ前記スリットSの頂角部と前記切欠きTとの間に形成された縦の折り目yに沿って、内側に折り込んで出隅用の巾木1を形成する。
なお、前記スリットSの幅は、平面視がL字状となるよう離して配置される、ユニット部材A3とA4の間隔に相当するものである。
以下、この発明にかかる巾木の施工方法を説明する。
図1に示される巾木1,1……は、巾木1の底面部を床材Fの表面と接するように、壁面Wの一方端から他方端に向けて順次巾木1を配置しながら、各巾木1,1の継ぎ目を、図4に示す連結部材9を使用して連結する。
この連結部材9は、図4で明らかなように、高さが見付け部材4の高さより高い一枚の板状体の上下の縁部を、それぞれ内側に折り曲げて係止部9aを形成したものである。
なお、前記各巾木1は、壁面Wに対して、図4に示すように、その取付け部材2を躯体の壁面Wや支柱Pにクギなどの固着具を使用して、または使用しないで固定する。
この固定によって、床材Fと巾木1の保持部材3との間には、敷設しようとする床板材の厚みに等しい床材差込み部6が形成される。
したがって、この床材差込み部6に床面材Fの端縁部を挿入すれば、床面材Fは浮き上がるおそれがない。
また、見付け部材4が実質的な巾木を構成するので、この巾木の高さを適宜選定することによって、その部屋に相応しい巾木を得ることができる。
ついで、前記支柱Pに固定された巾木1の保持部材3上に、図5に示すように、石膏ボードなどからなる壁面材10を装着することによって、室内壁が構成される。
その際、巾木1を構成する見付け部材4は、その上縁部が内側に屈曲させて形成された折込み部5によって強度が向上しているので、壁面材10の下端部を確実に保持することができる。
出隅用の巾木11は、図2に示すように、直交する壁面W,Wに対して、それぞれユニット部材A1およびA2を、適宜手段を用いて固定することによって、床面との間に床材差込み部6が形成される。
したがって、床面との間に形成された床材差込み部6に床材の端部を差し込んで、床面全体に床材を敷設したのち、保持部材3に石膏ボードなどの壁面材を装着することによって、室内壁が構成される。
入隅用の巾木21は、図3に示すように、直交する壁面W,Wに、それぞれユニット部材A3およびA4を、適宜手段を用いてコーナー部に近接させて固定するもので、各ユニット部材A3とA4の一方端は、それぞれL型の連結部26によって一体的に連結されている。
かかる入隅用の巾木21を構成する各ユニット部材A3,A4の端縁には、それぞれ図1で説明した巾木1,1・・・が連結具9によって配設される。
その際、前記巾木1は隙間なく壁面Wに対して配置してもよいが、所要の間隔を存して配置することも可能である。
この発明において、前記巾木は、硬質のプラスチック素材やアルミニウムなどの鋼板からなる一枚の板状体を折り組んで形成することができる。
この発明にかかる巾木は、床面と壁面とを馴染み良く収め、傷や汚れから壁面を守ることができるもので、いずれも一枚の板状体を折り曲げ加工することによって得ることができるため、生産が容易安価で、施工効率が向上し、施工後の収まりも良くなるので、建築業界において幅広く利用されるものである。
1 巾木
1a 板状体
2 取付け部材
3 保持部材
4 見付け部材
5 折込み部
6 床材差込み部
9 連結部材
9a 係止部
10 壁面材
11 出隅用の巾木
21 入隅用の巾木
A1〜A4 ユニット部材
C 連結部材
P 支柱
W 壁面

Claims (6)

  1. 一対のユニット部材から構成される巾木であって、
    前記各ユニット部材は、
    建物躯体に固定される取付け部材と、
    床材と所要間隔を存して前記取付け部材の下方に、前方に向けて水平に突出形成された壁材の保持部材と、
    前記保持部材の先端部に起立状態で設けられる見付け部材
    で構成され、
    少なくとも前記各ユニット部材は、前記見付け部材を介して直接もしくは間接的に直角に連結されていること
    を特徴とする巾木。
  2. 二つのユニット部材から構成される巾木であって、
    前記各ユニット部材は、
    建物躯体に固定される取付け部材と、
    床材と所要間隔を存して前記取付け部材の下方に、前方に向けて水平に突出形成された壁材の保持部材と、
    前記保持部材の先端部に起立状態で設けられる見付け部材
    で構成され、
    少なくとも前記各ユニット部材は、各見付け部材が表面側に位置する状態で、各取付け部材の一側縁同士を直角に連結し、かつ連結部に生ずる隙間を前記保持部材と見付け部材をそれぞれ延長して連結し一体としたこと
    を特徴とする出隅用の巾木。
  3. 前記見付け部材は、
    その上縁部が、内側に折り曲げられた折込み部を備えていること
    を特徴とする請求項2に記載の出隅用の巾木。
  4. 二つのユニット部材から構成される巾木であって、
    前記各ユニット部材は、
    建物躯体に固定される取付け部材と、
    床材と所要間隔を存して前記取付け部材の下方に、前方に向けて水平に突出形成された壁材の保持部材と、
    前記保持部材の先端部に起立状態で設けられる見付け部材
    で構成され、
    前記二つのユニット部材を、各見付け部材が表面側に位置する状態で所要間隔を存してL字状となるよう配置し、各見付け部材および保持部材の端部をそれぞれ延長して連結し一体としたこと
    を特徴とする入隅用の巾木。
  5. 前記見付け部材は、
    その上縁部が、内側に折り曲げられた折込み部を備えていること
    を特徴とする請求項4に記載の入隅用の巾木。
  6. 前記巾木は、
    いずれも、一枚の板状体を折り曲げて形成されるものであること
    を特徴とする請求項1,2および4のいずれかに記載の巾木。
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