JP6319550B2 - 巾木 - Google Patents
巾木 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6319550B2 JP6319550B2 JP2013210747A JP2013210747A JP6319550B2 JP 6319550 B2 JP6319550 B2 JP 6319550B2 JP 2013210747 A JP2013210747 A JP 2013210747A JP 2013210747 A JP2013210747 A JP 2013210747A JP 6319550 B2 JP6319550 B2 JP 6319550B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- baseboard
- finding
- holding member
- corner
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Floor Finish (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Description
より詳しくは、室内壁の出隅ないし入隅部分に設けられるコーナー部材としても利用可能な、壁面から外側に突出した形状に形成される出巾木に関するものである。
かかる巾木の一例として、例えば、特開2010−071031号公報(特許文献1)を挙げることができる。
このような巾木の一例が特許文献3および4に開示されている。
すなわち、室内壁の出隅部分に取り付けられるコーナー部材において、前記室内壁の平面部分に取り付けられる長尺部材をもとに形成された矩形状の基板を備え、同基板は中央部とその長手方向両側に設けられた一対の折り曲げ部とに分けられ、それら各部の対向面をテーパ状として互いに折り曲げ可能とし、各部の対向面同士を接合すると全体が略L字状となるようにしたことを特徴とする。
そのため、部材ごとに製造を行う必要があり、しかも出隅巾木に複数の種類のものが存在する場合には、出隅巾木の種類に応じてコーナー処理巾木を製造する必要があり、製造効率が悪く、コストがかかるという問題が発生する。
そのため、やはり部材ごとに製造を行う必要があるので、製造の簡便さや、コストにおいて不十分である。
掛かる
さらにまた、釘や接着剤により固定されるため、巾木や、床材において経年変化や傷が発生した場合、新しいものと交換することは容易ではなかった。
一対のユニット部材から構成される巾木であって、
前記各ユニット部材は、
建物躯体に固定される取付け部材と、
床材と所要間隔を存して前記取付け部材の下部に、前方に向けて水平に突出形成された壁材の保持部材と、前記保持部材の先端部に起立状態で設けられる見付け部材
で構成され、
少なくとも前記各ユニット部材は、前記見付け部材を介して直接もしくは間接的に直角に連結されていること
を特徴とする巾木である。
二つのユニット部材から構成される巾木であって、
前記各ユニット部材は、
建物躯体に固定される取付け部材と、
床材と所要間隔を存して前記取付け部材の下方に、前方に向けて水平に突出形成された壁材の保持部材と、
前記保持部材の先端部に起立状態で設けられる見付け部材
で構成され、
少なくとも前記各ユニット部材は、各見付け部材が表面側に位置する状態で、各取付け部材の一側縁同士を直角に連結し、かつ連結部に生ずる隙間を前記保持部材と見付け部材をそれぞれ延長して連結し一体としたこと
を特徴とする出隅用の巾木である。
請求項2に記載の出隅用の巾木において、
前記見付け部材は、
その上縁部が、内側に折り曲げられた折込み部を備えていること
を特徴とするものである。
二つのユニット部材から構成される巾木であって、
前記各ユニット部材は、
建物躯体に固定される取付け部材と、
床材と所要間隔を存して前記取付け部材の下方に、前方に向けて水平に突出形成された壁材の保持部材と、
前記保持部材の先端部に起立状態で設けられる見付け部材
で構成され、
前記二つのユニット部材を、各見付け部材が表面側に位置する状態で所要間隔を存してL字状となるよう配置し、各見付け部材および保持部材の端部をそれぞれ延長して連結し一体としたこと
を特徴とする入隅用の巾木である。
請求項4に記載の入隅用の巾木において、
前記見付け部材は、
その上縁部が、内側に折り曲げられた折込み部を備えていること
を特徴とするものである。
請求項1,2および4のいずれかに記載の巾木において、
前記巾木は、
いずれも、一枚の板状体を折り曲げて形成されるものであること
を特徴とするものである。
なお、この発明は、図面に示す形態にのみ限定されるものではなく、要旨を変更しない範囲内において種々改良を加えることができるものである。
この保持部材3の折曲げ幅は、適用しようとする石膏ボードなどの壁面材の厚みに相当するものである。
この見付け部材4の上下方向の幅(高さ)については、特段の制限はない。
この板状体1aは、巾方向に設けられた複数の折れ線xを介して、順次折り曲げ可能なもので、下方から上方に向かって折込み部5a、実質的に巾木を構成する見付け部4a、壁面材を保持するための保持部3a、床面材Fの端面を差し込むための床材差込み部6aを、それぞれ所要の高さで形成したものである。
具体的には、一対の前記ユニット部材A1とA2の端部同士を、図2に示すように、その頂部が外側(表面)に位置するようにして直角に連結して構成され、連結部に生じる空隙部を連結部材Cで一体的に連結したものである。
この入隅用の巾木21も、前記ユニット部材A1,A2の構成と同一の構成を有するユニット部材A3,A4からなるものである。
具体的には、図9で示すように、所要の幅(高さ方向)と長さ(横方向)を有する矩形状の板状体21aの下縁側から上方に向かって、それぞれ折り目xを介して順に、折込み部25a、実質的に巾木を構成する見付け部材24a、石膏ボードなどの壁面材の下端を保持する保持部材23aおよび床板差込み部26aがそれぞれ所要の幅で形成され、前記折り目xを順次折り込むことによって立体的な巾木を構成することができる。
図1に示される巾木1,1……は、巾木1の底面部を床材Fの表面と接するように、壁面Wの一方端から他方端に向けて順次巾木1を配置しながら、各巾木1,1の継ぎ目を、図4に示す連結部材9を使用して連結する。
この固定によって、床材Fと巾木1の保持部材3との間には、敷設しようとする床板材の厚みに等しい床材差込み部6が形成される。
また、見付け部材4が実質的な巾木を構成するので、この巾木の高さを適宜選定することによって、その部屋に相応しい巾木を得ることができる。
その際、巾木1を構成する見付け部材4は、その上縁部が内側に屈曲させて形成された折込み部5によって強度が向上しているので、壁面材10の下端部を確実に保持することができる。
したがって、床面との間に形成された床材差込み部6に床材の端部を差し込んで、床面全体に床材を敷設したのち、保持部材3に石膏ボードなどの壁面材を装着することによって、室内壁が構成される。
その際、前記巾木1は隙間なく壁面Wに対して配置してもよいが、所要の間隔を存して配置することも可能である。
1a 板状体
2 取付け部材
3 保持部材
4 見付け部材
5 折込み部
6 床材差込み部
9 連結部材
9a 係止部
10 壁面材
11 出隅用の巾木
21 入隅用の巾木
A1〜A4 ユニット部材
C 連結部材
P 支柱
W 壁面
Claims (6)
- 一対のユニット部材から構成される巾木であって、
前記各ユニット部材は、
建物躯体に固定される取付け部材と、
床材と所要間隔を存して前記取付け部材の下方に、前方に向けて水平に突出形成された壁材の保持部材と、
前記保持部材の先端部に起立状態で設けられる見付け部材
で構成され、
少なくとも前記各ユニット部材は、前記見付け部材を介して直接もしくは間接的に直角に連結されていること
を特徴とする巾木。 - 二つのユニット部材から構成される巾木であって、
前記各ユニット部材は、
建物躯体に固定される取付け部材と、
床材と所要間隔を存して前記取付け部材の下方に、前方に向けて水平に突出形成された壁材の保持部材と、
前記保持部材の先端部に起立状態で設けられる見付け部材
で構成され、
少なくとも前記各ユニット部材は、各見付け部材が表面側に位置する状態で、各取付け部材の一側縁同士を直角に連結し、かつ連結部に生ずる隙間を前記保持部材と見付け部材をそれぞれ延長して連結し一体としたこと
を特徴とする出隅用の巾木。 - 前記見付け部材は、
その上縁部が、内側に折り曲げられた折込み部を備えていること
を特徴とする請求項2に記載の出隅用の巾木。 - 二つのユニット部材から構成される巾木であって、
前記各ユニット部材は、
建物躯体に固定される取付け部材と、
床材と所要間隔を存して前記取付け部材の下方に、前方に向けて水平に突出形成された壁材の保持部材と、
前記保持部材の先端部に起立状態で設けられる見付け部材
で構成され、
前記二つのユニット部材を、各見付け部材が表面側に位置する状態で所要間隔を存してL字状となるよう配置し、各見付け部材および保持部材の端部をそれぞれ延長して連結し一体としたこと
を特徴とする入隅用の巾木。 - 前記見付け部材は、
その上縁部が、内側に折り曲げられた折込み部を備えていること
を特徴とする請求項4に記載の入隅用の巾木。 - 前記巾木は、
いずれも、一枚の板状体を折り曲げて形成されるものであること
を特徴とする請求項1,2および4のいずれかに記載の巾木。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013210747A JP6319550B2 (ja) | 2013-10-08 | 2013-10-08 | 巾木 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013210747A JP6319550B2 (ja) | 2013-10-08 | 2013-10-08 | 巾木 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015074898A JP2015074898A (ja) | 2015-04-20 |
JP6319550B2 true JP6319550B2 (ja) | 2018-05-09 |
Family
ID=52999988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013210747A Active JP6319550B2 (ja) | 2013-10-08 | 2013-10-08 | 巾木 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6319550B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111411758A (zh) * | 2019-01-08 | 2020-07-14 | 北京金华恒源集成房屋有限公司 | 一种模块化箱式房的泛水与踢脚线组合件 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55134457U (ja) * | 1979-03-15 | 1980-09-24 | ||
JPH0323942Y2 (ja) * | 1986-10-27 | 1991-05-24 | ||
JP3186435B2 (ja) * | 1994-06-29 | 2001-07-11 | 松下電工株式会社 | 縁部材出隅カバー具 |
JPH10183781A (ja) * | 1996-12-26 | 1998-07-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 外装用水切り具 |
JP2007126922A (ja) * | 2005-11-07 | 2007-05-24 | Tokyogumi:Kk | 巾木及びその取付構造 |
US20130235564A1 (en) * | 2012-03-09 | 2013-09-12 | Karina Barcelos | Architectural molding system |
-
2013
- 2013-10-08 JP JP2013210747A patent/JP6319550B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015074898A (ja) | 2015-04-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10480177B2 (en) | Wall panel blocking bracket and method of using same | |
JP2017538880A5 (ja) | ||
TWI597408B (zh) | 邊緣裝飾條固定夾 | |
KR102244746B1 (ko) | 외벽 부재의 고정 보조구 및 그 시공 방법 | |
EA032295B1 (ru) | Элемент кровельного покрытия, представляющий собой черепицеподобный лист с угловым кронштейном | |
CN110088413A (zh) | 用于墙体板材和天花板板材的三维图案的板材、安装夹具和墙体覆盖物或天花板覆盖物 | |
TWI558891B (zh) | 用於懸吊式天花板格柵中之天花板鑲板 | |
JP6319550B2 (ja) | 巾木 | |
TWM529025U (zh) | 支撐連接裝置及其與浪板的組合體 | |
JP5546401B2 (ja) | 木造住宅上層階用床構造 | |
US8309849B2 (en) | Attachable supporting spacer for electrical boxes | |
JP6200285B2 (ja) | 野縁受け | |
JP6926445B2 (ja) | 間仕切装置 | |
JP7091408B2 (ja) | ルーバー材、天井構造、壁構造及び建物 | |
JP6626616B2 (ja) | 野縁吊持用クリップ | |
JP2019065543A (ja) | 取付具及び建物の壁構造 | |
TWI596308B (zh) | Support connecting device and its combination with the wave plate | |
JP6796398B2 (ja) | 水切り部材 | |
US20100251662A1 (en) | Track wall system | |
JP5721201B1 (ja) | フロアパネル | |
KR101483558B1 (ko) | 벽선반 받침대 | |
ITMI20130293A1 (it) | Graffa di ancoraggio di lamiere a travature di coperture, tetti e simili con accoppiamento relativo tra piano di base e piano di appoggio libero nella direzione longitudinale | |
JP7229534B2 (ja) | 外装材と支持部材とを含む外装構造 | |
KR101200130B1 (ko) | 걸레받이 | |
JP2018102468A (ja) | 棚板の固定構造および棚板の施工方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161007 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170630 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170822 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171019 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180306 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180320 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6319550 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |