JP6319549B2 - 光硬化性封止剤組成物 - Google Patents

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Description

紫外線等の光などの活性エネルギー線の照射により重合反応が速やかに進み、ガラス等の基板への接着力に優れ、且つ、水蒸気バリア性の高い硬化物が得られ、貯蔵安定性に優れる光硬化性封止剤組成物に関するものである。
従来より、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、電子ペーパー等のディスプレイやシリコン系太陽電池、色素増感太陽電池、有機薄膜系太陽電池などの光電変換素子用途において、ガラス基板に対する接着力に優れ、且つ封止性(水蒸気バリア性)の高い光硬化性封止剤が多用されている。
例えば、特許文献1には、エポキシ樹脂を(メタ)アクリレート化して得られる硬化性樹脂、ラジカル発生型光重合開始剤、1分子中に(メタ)アクリル基とリン酸基の両方を含有する接着補助剤及び充填剤を含有することを特徴とする液晶用シール剤が開示されている。また、特許文献2には、エポキシ樹脂、熱硬化剤、エポキシ(メタ)アクリレート及び光重合開始剤を含有することを特徴とする光電変換素子用シール剤が開示されている。
特開2004−233858号公報 国際公開番号WO2007/007671号公報
しかしながら、特許文献1、2に開示された液晶用シール剤又は光電変換素子用シール剤は、室温或いは40℃程度の温度環境下における貯蔵安定性に問題があった。このような背景から、ガラス等の基板への接着力及び水蒸気バリア性を維持させつつ、さらに貯蔵安定性にも優れる光硬化性封止剤組成物が求められていた。
本発明の光硬化性封止剤組成物は、紫外線等の光などの活性エネルギー線の照射により重合反応が速やかに進み水蒸気バリア性の高い硬化物が得られ、且つガラス等の基板への接着力に優れ、貯蔵安定性に優れる光硬化性封止剤組成物を提供することを目的とする。
本発明の要旨を次に説明する。本発明の実施態様は、本発明は上述した従来の問題点を克服するものである。
(A)〜(D)成分を含有する光硬化性封止剤組成物。
(A)成分:(A−1)成分のエポキシ(メタ)アクリレート及び(A−2)成分のアルキレンオキサイド変性ビスフェノール(メタ)アクリレートからなる群から1以上選択される1分子中に(メタ)アクリル基を1以上有する硬化性樹脂
(B)成分:下記の一般式(1)又は(2)で表される基を有する(メタ)アクリレート
(C)成分:光重合開始剤
(D)成分:下記の一般式(3)で表されるケイ素化合物
本発明の光硬化性封止剤組成物は、紫外線等の光などの活性エネルギー線の照射により重合反応が速やかに進み水蒸気バリア性の高い硬化物が得られ、且つガラス等の基板への接着力に優れ、貯蔵安定性に優れるものである。
以下本発明を詳細に説明する。
<(A)成分>
本発明の(A)成分は、(A−1)成分のエポキシ(メタ)アクリレート及び(A−2)成分のアルキレンオキサイド変性ビスフェノール(メタ)アクリレートからなる群から1以上選択される1分子中に(メタ)アクリル基を1以上有する硬化性樹脂である。好ましくは、ガラス等の基板への接着力に優れ、架橋密度が高く透湿度が低い硬化物が得られることから(A−1)成分のエポキシ(メタ)アクリレートであることがあげられる。
前記の(A−1)成分のエポキシ(メタ)アクリレートの合成方法は特に限定されないが、例えば1分子中に少なくとも2個以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂を(メタ)アクリル酸で付加させ得られる反応物などがあげられる。
前記エポキシ樹脂としては、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールE型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、水添ビスフェノールA型エポキシ樹脂、水添ビスフェノールF型エポキシ樹脂、水添ビスフェノールE型エポキシ樹脂、水添クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、水添フェノールノボラック型エポキシ樹脂などがあげられるが、中でもガラス等の基板への接着力に優れ、架橋密度が高くなることから水蒸気バリア性に優れる硬化物が得られることからビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールE型エポキシ樹脂が好ましく用いられる。これらは単独で用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
(A)成分である(A−1)成分のエポキシ(メタ)アクリレートとしては、特に限定されないが、ガラス等の基板への接着力に優れ、架橋密度が高くなることから水蒸気バリア性に優れる硬化物が得られること観点からビスフェノールA型エポキシ(メタ)アクリレート、ビスフェノールF型(メタ)アクリレート、ビスフェノールE型(メタ)アクリレートが好ましく用いられる。
(A)成分である(A−1)成分のエポキシ(メタ)アクリレートの市販品としては、例えばユニディックV−5500、V−5502(DIC株式会社製)エポキシエステル3000A、エポキシエステル3002M(N)、エポキシエステル3002A(N)、(共栄社化学株式会社製)、リポキシSP−1506、SP−1509、VR−60、VR−77、VR−90、R802(昭和高分子株式会社製)、ネオポールAC5748、8101、8250、82608270、8318、8470、8475、8319、8355、8351、8335、8414、8190、8195(日本ユピカ株式会社製)、BAEA−100、BAEM−100、BAEM−50、BEEM−50、BFEA−50(ケーエスエム株式会社製)、デナコールアクリレートDA−250(ナガセケムテックス株式会社製)、GENOMER2263(Rahn AG 社製)、ビスコート540(大阪有機社製)などがあげられる。これらは単独で用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
前記(A−2)成分のアルキレンオキサイド変性ビスフェノール(メタ)アクリレートの合成方法は特に限定されないが、例えばビスフェノールA、ビスフェノールF又はビスフェノールEにエチレンオキサイド又はプロピレンオキサイド等のアルキレンオキサイドを付加させた2価アルコールと(メタ)アクリル酸とのエステル反応物などにより得ることができる。或いは、ビスフェノールA、ビスフェノールF又はビスフェノールEにエチレンオキサイド又はプロピレンオキサイド等のアルキレンオキサイドを付加させた2価アルコールとエピハロヒドリンとを反応させアルキレンオキサイド付加ビスフェノールジグリシジルを得て、その後(メタ)アクリル酸とを反応させ得ることができる。
(A−2)成分のアルキレンオキサイド変性ビスフェノール(メタ)アクリレートの市販品としては、例えば、ライトエステルBP−2EM、BP−4EM、BP−6EM、BP−4EA、BP−6PA、BP−10EA(共栄社化学株式会社製)、ファンクリル FA−320M、FA−321M(日立化成工業株式会社製)、リポキシSP−2500(昭和高分子株式会社製)、A−B1206PE、ABE−300、A−BPE−10、A−BPE−20、A−BPE−30、A−BPE−4、A−BPP−3、BPE−80N、BPE−100、BPE−200、BPE−500、BPE−900、BPE−1300N(新中村化学工業株式会社製)などがあげられる。これらは単独で用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
<(B)成分>
本発明の(B)成分は、下記の一般式(1)又は(2)で表される基を有する(メタ)アクリレートなどがあげられる。1分子中に少なくとも(メタ)アクリル基を1以上有する化合物であるものがあげられる。
(B)成分の具体的な化合物としては、例えば、2−ヒドロキシメチル(メタ)アクリレートアシッドホスフェート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートアシッドホスフェート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートアシッドホスフェート、エチレンオキサイド変性リン酸ジアクリレート、エチレンオキサイド変性リン酸トリアクリレート、エチレンオキサイド変性リン酸ジメタアクリレート及びカプロラクトン変性エチレンオキサイド変性リン酸ジメタアクリレート等があげられる。これらは単独で用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
(B)成分の市販品としては、例えばライトエステルP−A、P−1M、P−2M(共栄社化学株式会社)、カヤマーPM−1(日本化薬社製)などがあげられる。
前記(B)成分の配合量は、特に限定されないが、(A)成分100質量部に対して、0.1〜50質量部であり、更に好ましくは0.5〜25質量部であり、特に好ましくは1〜10質量部である。0.1質量部を下回ると、ガラス基板との接着力が劣るおそれがあり、50質量部を超えると、水蒸気バリア性が悪くなり、さらに長蔵安定性におとるおそれがある。
<(C)成分>
本発明に用いられる(C)成分である光重合開始剤は、活性エネルギー線を照射することにより、ラジカルが発生する化合物であれば限定されるものではないが、(C)成分としては、例えば、アセトフェノン系光ラジカル重合開始剤、ベンゾイン系光ラジカル重合開始剤、ベンゾフェノン系光ラジカル重合開始剤、チオキサントン系光ラジカル重合開始剤、アシルホスフィンオキサイド系光ラジカル重合開始剤、チタノセン系光ラジカル重合開始剤等が挙げられ、この中でも光硬化性に優れ、優れた封止性が得られるという観点からアセトフェノン系光ラジカル重合開始剤、アシルホスフィンオキサイド系光ラジカル重合開始剤が好ましい。またこれらは単独で用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
前記のアセトフェノン系光ラジカル重合開始剤としては、例えばジエトキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、ベンジルジメチルケタール、4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル−(2−ヒドロキシ−2−プロピル)ケトン、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトン、2−メチル−2−モルホリノ(4−チオメチルフェニル)プロパン−1−オン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニル)ブタノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−[4−(1−メチルビニル)フェニル]プロパノンオリゴマー等が挙げられるが、この限りではない。
前記のアシルホスフィンオキサイド系光ラジカル重合開始剤としては、例えば、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルフォスフィンオキサイド、2,4,6−トリメチルベンゾイル−ジフェニルフォスフィンオキサイド等が挙げられるが、この限りではない。
本発明における(C)成分の配合量は、(A)成分の合計量100質量部に対して、0.1〜30質量部が好ましく、より好ましくは、0.3〜20質量部であり、特に好ましくは、0.5〜15質量部である。0.1質量部未満では、光硬化性封止剤組成物の光硬化性が低下してしまうので、硬化物の水蒸気バリア性の低下、ガラス等の基板への接着力の低下が生じるおそれがあり、30質量部を超えると、光硬化性封止剤組成物の硬化物の透明性が損なわれるおそれがある。
<(D)成分>
本発明の(D)成分は、下記の一般式(3)で表されるケイ素化合物である。(D)成分は、所謂シランカップリング剤の一種ではあるが、多数存在するシランカップリング剤の中から(D)成分を選択し、本発明のその他成分と組み合わせることによって、ガラス等の基板への接着力及び貯蔵安定性を両立させることができる。
(式中のXは、(メタ)アクリル基又はグリシジル基を意味し、Rは、炭素数1〜12のアルキレン基を意味し、R又はRは、それぞれ単独に炭素数1〜12のアルキル基を意味し、nは1又は2を意味する。また、Xは、より硬化物の水蒸気バリア性に優れるという観点から好ましくは(メタ)アクリル基であることがあげられる。更にRはより貯蔵安定性の高い光硬化性封止剤組成物が得られる観点から炭素数2〜12のアルキル基が好ましく、更に好ましくは炭素数2〜10のアルキル基であることがあげられる。)
本発明の(D)成分に該当する(メタ)アクリル基を有するケイ素化合物としては、例えば、3−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルジメチルモノメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルジメチルモノエトキシシラン、3−アクリロキシプロピルメチルジプロピルオキシシラン、3−アクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−アクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−アクリロキシプロピルメチルジプロピルオキシシラン、3−アクリロキシプロピルジメチルモノプロピルオキシシラン、3−アクリロキシプロピルジメチルモノメトキシシラン、3−アクリロキシプロピルジメチルモノエトキシシラン、3−アクリロキシプロピルジメチルモノプロピルオキシシランなどが挙げら、この中でも貯蔵安定性の高い光硬化性封止剤組成物が得られる観点から3−メタクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルジメチルモノエトキシシラン、3−アクリロキシプロピルメチルジプロピルオキシシラン、3−アクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−アクリロキシプロピルメチルジプロピルオキシシラン、3−アクリロキシプロピルジメチルモノプロピルオキシシラン、3−アクリロキシプロピルジメチルモノエトキシシラン、3−アクリロキシプロピルジメチルモノプロピルオキシシランが好ましく用いられる。これらは単独で用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
また、(D)成分に該当するグリシジル基を有するケイ素化合物としては、3−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−グリシドキシプロピルメチルジプロピルオキシシラン、3−グリシドキシプロピルジメチルモノメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルジメチルモノエトキシシラン、3−グリシドキシプロピルジメチルモノプロピルオキシシランなどが挙げられ、この中でも貯蔵安定性の高い光硬化性封止剤組成物が得られる観点から3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−グリシドキシプロピルメチルジプロピルオキシシラン、3−グリシドキシプロピルジメチルモノエトキシシラン、3−グリシドキシプロピルジメチルモノプロピルオキシシランが好ましく用いられる。これらは単独で用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
(D)成分の市販品としては例えば、(メタ)アクリル基を有するケイ素化合物としては、KBM502、KBE502(信越化学株式会社製)、Z−6033(東レ・ダウコーニング株式会社製)などがあげられ、また、グリシジル基を有するケイ素化合物としては、Z−6044、Z−6042(東レ・ダウコーニング株式会社製)、KBM−402、KBE−402(信越化学株式会社製)などがあげられる。これらは単独で用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
前記(D)成分の配合量は、特に限定されないが、(A)成分100質量部に対して、0.5〜100質量部であり、更に好ましくは1〜50質量部であり、特に好ましくは3〜30質量部である。0.5質量部を下回ると、ガラス基板との接着力が劣るおそれがあり、100質量部を超えると、長蔵安定性におとるおそれがある。
(B)成分に対する(D)成分の質量比率((D)成分/(B)成分)は、特に限定されないが、ガラス等の基板への接着力と貯蔵安定性に優れる観点から0.01〜500であり、更に好ましくは0.05〜200であり、特に好ましくは、0.1〜50があげられる。
<(E)成分>
本発明には、更に(E)成分の充填材を含有させてもよい。前記充填材としては、ガラス、シリカ、アルミナ、タルク、マイカ、シリコーンゴム粉体、炭酸カルシウム、窒化アルミ、カーボン粉、カオリンクレー、乾燥粘土鉱物、乾燥珪藻土等が挙げられるが、これらの中でも、水蒸気バリア性が優れる光硬化性封止剤組成物が得られることから、ガラス、シリカ、タルクが好ましい。
前記(E)成分の平均粒径が0.001〜100μmであることが好ましく、更に好ましくは平均粒径が0.01〜50μmであり、特に好ましくは、平均粒径が0.1〜20μm。平均粒径が0.001μmを下回ると、光硬化性封止剤組成物の粘度が、塗布等の作業性が劣るおそれがあり、100μmを上回ると、水蒸気バリア性のおとる硬化物になるおそれがある。なお、平均粒径の測定方法はレーザー回析法である。なお、(E)成分の配合量は、特に限定されないが、(A)成分100質量部に対し、0.1〜300質量部が好ましく、更に好ましくは1〜200質量部であり、特に好ましくは、5〜100質量部である。
シリカ系充填材は、硬化物の機械的強度を向上させる目的で配合される。好ましくは、ジメチルジクロロシラン、ヘキサメチルシラザン、シリコーンオイル、アミノシラン、炭素数1〜12のアルキルシラン、(メタ)アクリロイル基を有するシランなどで疎水化処理したものなどが用いられる。
シリカの市販品としては例えば、アエロジルR974、R972、R9200、R976、R976S、RX50、NAX50、NX90、RX200,R8200、RX300,R812、R812S、RY50、NY50、RY200S、R202,RY200、RY300、R104、R106、RA200H、RA200HS、R805、R816、RM50、R711、R7200(日本アエロジル製)が挙げられる。
本発明に対し、本発明の目的を損なわない範囲で、(A)成分、(B)成分以外のエチレン性不飽和化合物、トリス−[(3−メルカプトプロピオニルオキシ)−エチル]−イソシアヌレート、ペンタエリスリトール テトラキス(3−メルカプトプロピオネート)、トリメチロールプロパン トリス(3−メルカプトプロピオネート)、ジペンタエリスリトール ヘキサキス(3−メルカプトプロピオネート)等のポリチオール化合物、エポキシ樹脂、粘着付与剤、熱可塑性エラストマー、ゴム状ポリマー微粒子、保存安定剤、酸化防止剤、光安定剤、接着助剤、可塑剤、染料、顔料、難燃剤、増感剤、熱ラジカル開始剤、有機溶剤、重金属不活性剤、イオントラップ剤、乳化剤、水分散安定剤、消泡剤、離型剤、レベリング剤、ワックス、レオロジーコントロール剤、界面活性剤等の添加剤を適量配合しても良い。
本発明に対し、(A)成分、(B)成分以外のエチレン性不飽和化合物としては、例えば、(メタ)アクリロイル基を有する単官能性、二官能性、三官能性及び多官能性のモノマー、オリゴマー等を使用することができる。これらは単独で若しくは二種以上の混合物として用いることができる。
単官能性モノマーとしては、例えば、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、カプロラクトン変性テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、フェニル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、フェノキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、フェノキシテトラエチレングリコール(メタ)アクリレート、ノニルフェノキシエチル(メタ)アクリレート、ブトキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、グリセロール(メタ)アクリレート、変性ブチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、モルホリノ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
二官能性モノマーとしては、例えば、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ステアリン酸変性ペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニルジアクリレート、ジ(メタ)アクリロイルイソシアヌレート等が挙げられる。
三官能性モノマーとしては、例えば、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、トリス(アクリロイルオキシエチル)イソシアヌレート等が挙げられる。
多官能性モノマーとしては、例えば、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールモノヒドロキシペンタ(メタ)アクリレート、アルキル変性ジペンタエリスリトールペンタアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等が挙げられる。これらの重合性モノマーは単独で若しくは二種以上の混合物として用いることができる。
熱可塑性エラストマーは、本発明の光硬化性封止剤組成物の内部応力緩和又は接着力向上させる目的で便宜用いられる。熱可塑性エラストマーとしては、例えば、ポリスチレンブロックとポリブタジエンブロックやポリイソプレンブロック、ポリイソブチレン等からなるブロック共重合体であるスチレン系熱可塑性エラストマー、オレフィン系熱可塑性エラストマー、ウレタン系熱可塑性エラストマー、ポリエステル系熱可塑性エラストマー、アミド系熱可塑性エラストマー等が挙げられる。これらの中でもスチレン系熱可塑性エラストマー又はウレタン系熱可塑性エラストマーが特に好ましい。これらは、単独で、又は二以上組み合わせて使用してもよい。
ゴム状ポリマー微粒子は光硬化性封止剤組成物の内部応力緩和又は接着力向上を目的として便宜添加されてもよい。これらのゴム状ポリマー微粒子は、例えばアクリルゴム系のゴム状ポリマー、シリコ−ンゴム系のゴム状ポリマー、オレフィンゴム系ゴム状ポリマー、ポリエステルゴム系ゴム状ポリマー、ウレタンゴム系ゴム状ポリマーが挙げられ、中でもシリコ−ンゴム系のゴム状ポリマー、オレフィンゴム系ゴム状ポリマーであること好ましい。単独でも複数を併用してもよい。
上記の任意成分のうち、酸化防止剤及び光安定剤の添加は、硬化性組成物の耐候性向上のために好ましい。酸化防止剤及び光安定剤としては市販品を使用することができる。例えば、スミライザーBHT、スミライザーS、スミライザーBP−76、スミライザーMDP−S、スミライザーGM、スミライザーBBM−S、スミライザーWX−R、スミライザーNW、スミライザーBP−179、スミライザーBP−101、スミライザーGA−80、スミライザーTNP、スミライザーTPP−R、スミライザーP−16(住友化学株式会社製)、アデカスタブAO−20、アデカスタブAO−30、アデカスタブAO−40、アデカスタブAO−50、アデカスタブAO−60、アデカスタブAO−70、アデカスタブAO−80、アデカスタブAO−330、アデカスタブPEP−4C、アデカスタブPEP−8、アデカスタブPEP−24G、アデカスタブPEP−36、アデカスタブHP−10、アデカスタブ2112、アデカスタブ260、アデカスタブ522A、アデカスタブ329K、アデカスタブ1500、アデカスタブC、アデカスタブ135A、アデカスタブ3010(旭電化工業株式会社製)、チヌビン770、チヌビン765、チヌビン144、チヌビン622、チヌビン111、チヌビン123、チヌビン292(チバスペシャリティケミカルズ株式会社製)等が挙げられる。これらの酸化防止剤及び光安定剤の配合量は特に限定されないが、(A)成分100質量部に対して、好ましくは0.001〜10質量部、より好ましくは0.01〜5質量部である。
本発明の光硬化性封止剤組成物は、紫外線等の光などの活性エネルギー線を照射することにより速やかに重合反応が進み硬化する。前記活性エネルギー線の照射は、150〜750nmの波長域の照射光が好ましく、低圧水銀灯、中圧水銀灯、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、キセノンランプ、メタルハライドランプ又はLEDランプを使用して積算光量1〜100kJ/cmの積算光量で硬化することができ、好ましくは5〜70kJ/cmのの積算光量である。
本発明の光硬化性封止剤組成物は、紫外線等の光などの活性エネルギー線の照射により重合反応が速やかに進み水蒸気バリア性の高い硬化物が得られ、且つガラス等の基板への接着力に優れ、貯蔵安定性に優れるので、各種封止用途に好適用いられる。具体的には、特に水蒸気バリア性及びガラス等の基板への接着力が求められる封止用途である液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、電子ペーパー等のディスプレイ用途やシリコン系太陽電池、色素増感太陽電池、有機薄膜系太陽電池等の光電変換素子用途等に好ましく用いられる。
なお、本発明における水蒸気バリア性とは、透湿度が100以下g/m・24hであるものを意味し、この特性を有する光硬化性封止剤組成物は、ディスプレイや光電変換素子などの用途に好適に用いられる。
以下に実施例をあげて本発明を更に詳細説明をするが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
<組成物の調製>
(実施例1)
本発明の(A)成分として(A−1)成分であるビスフェノールA型エポキシアクリレート(リポキシVR−90、平均分子量1100、昭和電工株式会社製)25質量部及び(A−2)成分であるエチレンオキサイドビスフェノールA型ジメタクリレート(BPE−100、新中村化学工業株式会社製)75質量部と、(B)成分として2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートアシッドホスフェート3質量部と、(C)成分として1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトン3質量部と、(D)成分として3−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン(製品名KBM502、信越化学株式会社製)10質量部と、(E)成分として平均粒径1.5μmのシリカを75質量部を添加し、遮光下で常温にてプラネタリーミキサーで60分混合し、光硬化性封止剤組成物である実施例1を得た。
(実施例2)
実施例1において、3−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシランの代わりに、3−メタクリロキシプロピルジエトキシシラン(製品名KBE502、信越化学株式会社製)を用いた以外は、実施例1と同様にして調製し、実施例2を得た。
(実施例3)
実施例1において、3−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン10質量部の代わりに5質量部にした以外は実施例1と同様にして調製し、実施例3を得た。
(実施例4)
実施例1において、ビスフェノールA型エポキシアクリレートの代わりにビスフェノールF型エポキシアクリレート(リポキシSP−1506、昭和電工株式会社製)にした以外は実施例1と同様にして調製し、実施例4を得た。
(実施例5)
実施例4において、エチレンオキサイドビスフェノールA型ジメタクリレートを除くこと以外は実施例4と同様にして調製し、実施例5を得た。
(比較例1)
実施例1において、3−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシランの代わりに、3−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン(製品名KBM5103、信越化学株式会社製)を用いた以外は、実施例1と同様にして調製し、比較例1を得た。
(比較例2)
実施例1において、3−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシランの代わりに、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン(製品名KBM503、信越化学株式会社製)を用いた以外は、実施例1と同様にして調製し、比較例2を得た。
(比較例3)
実施例1において、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートアシッドホスフェートの代わりに、フェノキシポリエチレングリコールアクリレート(製品名AMP−20GY、新中村化学工業株式会社製)を用いた以外は、実施例1と同様にして調製し、比較例3を得た。
(比較例4)
実施例1において、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートアシッドホスフェートの代わりに、イソシアヌル酸エチレンオキサイド変性トリアクリレート(製品名M−315、東亞合成株式会社製)を用いた以外は、実施例1と同様にして調製し、比較例4を得た。
(比較例5)
実施例1において、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートアシッドホスフェートの代わりに、ジシクロペンタニルアクリレ−ト(製品名FA−513AS、日立化成株式会社製)を用いた以外は、実施例1と同様にして調製し、比較例5を得た。
(比較例6)
実施例1において、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートアシッドホスフェートを除くこと以外は実施例1と同様にして調製し、比較例6を得た。
(比較例7)
実施例1において、3−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシランを除くこと以外は実施例1と同様にして調製し、比較例7を得た。
(特性評価)
各種特性に関して次のようにして測定した。
[十字はく離接着試験]
厚み5mm×幅25mm×長さ50mmガラス基板2枚を十字になるように各光硬化性封止剤組成物ではりあわせたものに、紫外線照射機により積算光量30kJ/cmを照射し、試験片を作成した。そして、この試験片を引っ張り試験器を用いてクロスヘッドにより押圧し、ガラス板とガラス板とが分離するまでに要する応力を測定し、結果を表1〜2に示す。好ましくは、ディスプレイ用途や光電変換素子用途等の封止剤用途に好適に用いられることからガラス等の基板への接着力は1.0MPa以上が好ましく、より好ましくは1.5MPa以上であることがあげられる。。
[貯蔵安定性試験]
各光硬化性封止剤組成物を25℃、40℃の環境下で遮光容器中に60日間密閉保存し、下記基準に基づき評価し、その結果を表1、2に示す。
<評価基準>
○:光硬化性封止剤組成物の流動性が確認できた。
×:光硬化性封止剤組成物がゲル化して流動しなくなっていた。
[水蒸気バリア性試験(透湿バリア性試験)]
200mm×200mm×0.2mmの枠に実施例1、2の光硬化性封止剤組成物を流し込んだ。その後、紫外線照射機により積算光量30kJ/cmを照射し、厚さ0.2mmのシート状の硬化物を作成した。塩化カルシウム(無水)5gを直径30mmの開口部を有するアルミニウム製カップに入れて、前記硬化物をカップにセットした。「初期の全重量」(g)を測定した後、雰囲気温度85℃で相対湿度85%に保たれた恒温恒湿槽に放置し、24時間毎に「放置後の全重量」(g)を測定して、透湿度(g/m・24h)を計算した。詳細な試験方法はJIS Z 0208に準拠する。実施例1の透湿度が65g/m2・24hであり、実施例2の透湿度が58g/m・24hであった。
実施例1、2ともに透湿度が100以下g/m・24hであったので、ディスプレイや光電変換素子などの用途に求められる水蒸気バリア性を満足した光硬化性封止剤組成物が得られたことが確認できた。
本発明の光硬化性封止剤組成物は、紫外線等の光などの活性エネルギー線の照射により重合反応が速やかに進み水蒸気バリア性の高い硬化物が得られ、且つガラス等の基板への接着力に優れ、貯蔵安定性に優れるので、各種封止用途に好適用いられる。具体的には、特に水蒸気バリア性及びガラス等の基板への接着力が求められる封止用途である液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、電子ペーパー等のディスプレイ用途やシリコン系太陽電池、色素増感太陽電池、有機薄膜系太陽電池等の光電変換素子用途等の封止剤として極めて有効であり、広い分野に適用可能であることから産業上有用である。

Claims (7)

  1. (A)〜(D)成分を含有する光硬化性封止剤組成物。
    (A)成分:(A−1)成分のエポキシ(メタ)アクリレートである1分子中に(メタ)アクリル基を2つ有する硬化性樹脂
    (B)成分:下記の一般式(2)で表される基を有する(メタ)アクリレート
    (C)成分:光重合開始剤
    (D)成分:3−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−アクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−アクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−アクリロキシプロピルメチルジプロピルオキシシラン、3−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシランからなる群から少なくとも1以上選択されるケイ素化合物
  2. 前記(B)成分に対する(D)成分の質量比率((D)成分/(B)成分)が0.01〜500であることを特徴とする請求項1に記載の光硬化性封止剤組成物。
  3. 前記(A)成分が、(A−1)成分のエポキシ(メタ)アクリレートであることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の光硬化性封止剤組成物。
  4. 前記(A−1)成分のエポキシ(メタ)アクリレートが、ビスフェノールA型エポキシ(
    メタ)アクリレート、ビスフェノールF型(メタ)アクリレート、ビスフェノールE型(
    メタ)アクリレートからなる群から1以上選択されることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれか1項に記載の光硬化性封止剤組成物。
  5. 前記(A)成分100質量部に対し、(B)成分が0.1〜50質量部、(D)成分が0.5〜100質量部を含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の光硬化性封止剤組成物。
  6. 更に(E)成分として、ガラス、シリカ、アルミナ、タルク、マイカ、シリコーンゴム粉体、炭酸カルシウム、窒化アルミ、カーボン粉、カオリンクレー、乾燥粘土鉱物、乾燥珪藻土からなる群から1以上選択される充填材を含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の光硬化性封止剤組成物。
  7. ディスプレイ又は光電変換素子用封止剤として用いられる請求項1〜6のいずれか1項に記載の光硬化性封止剤組成物。
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