JP6319307B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
現在、様々な場所に様々な形態で駐車場が設けられている。コインパーキングは、その一例である。その他にも、駐車場が設けられている場所として、パーキングエリア、サービスエリア、及びショッピングモール等のロードサイド施設がある。駐車場管理者や施設管理者等にとって、駐車場の利用状況等を適切に管理することは重要である。
特許文献1及び特許文献2には、駐車場を管理するシステムの一例が開示されている。特許文献1には、予め登録されたユーザの嗜好情報と現在の駐車場の利用状況とに基づいてユーザの嗜好に合う駐車スペースを特定し、その駐車スペースをユーザに提示する手法が開示されている。さらに、特許文献1には、駐車スペース近傍の店舗に関連した情報(例えば、キャンペーン情報やクーポン情報など)を配信する手法が開示されている。また、特許文献2には、駐車場の現在の空き状況を取得し、その空き状況を示す画像データをユーザに提示する手法が開示されている。さらに、特許文献2には、駐車スペースを利用するユーザを識別して、各ユーザに合わせた情報(例えば、優良顧客に対する特別な駐車スペースの情報やユーザの好みに合った店舗からの情報など)を提供する手法が開示されている。
特開2006−107147号公報 特開2005−346413号公報
駐車場の利用効率に鑑みると、駐車場に含まれる各駐車スペースは満遍なく均一に利用されることが望ましい。しかしながら、特許文献1及び特許文献2では、主に車両ユーザの嗜好を優先して駐車スペースが決定されるため、例えば、人気のあるエリアから駐車スペースが埋まっていくなど駐車場の利用状況が偏ってしまい、駐車場の利用効率が悪化する可能性がある。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、駐車場の利用効率を向上させ得る情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提供する。
本発明の各態様では、上述した課題を解決するために、それぞれ以下の構成を採用する。
本発明の第1の態様は情報処理装置に関する。第1の態様に係る情報処理装置は、駐車場に含まれる複数の駐車スペースにおいて、駐車スペースの利用履歴及び物理的特性のうち少なくとも一方を、当該駐車スペースの特性情報として取得する特性情報取得手段と、取得された特性情報に基づいて駐車スペースに利用傾向属性を付与する属性付与手段と、駐車スペースと当該駐車スペースに付与された利用傾向属性との対応関係を出力する出力手段と、を有する。
本発明の第2の態様は情報処理方法に関する。第2の態様に係る情報処理方法は、コンピュータが、駐車場に含まれる複数の駐車スペースにおいて、駐車スペースの利用履歴及び物理的特性のうち少なくとも一方を、当該駐車スペースの特性情報として取得し、取得された特性情報に基づいて駐車スペースに利用傾向属性を付与し、駐車スペースと当該駐車スペースに付与された利用傾向属性との対応関係を出力する、ことを含む。
なお、本発明の他の態様としては、上記の各態様の構成を少なくとも1つのコンピュータに実現させるプログラムであってもよいし、このようなプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体であってもよい。この記録媒体は、非一時的な有形の媒体を含む。
本発明によれば、駐車場の利用効率を向上させることができる。
上述した目的、およびその他の目的、特徴および利点は、以下に述べる好適な実施の形態、およびそれに付随する以下の図面によってさらに明らかになる。
本発明の第1実施形態における情報処理装置の処理構成例を示すブロック図である。 個別利用時間傾向と個別空き時間傾向とに基づいて判断可能な各駐車スペースの利用傾向属性の例を示す図である。 第1実施形態における出力部が出力する情報の一例を示す図である。 第1実施形態における情報処理装置のハードウェア構成例を概念的に示す図である。 第1実施形態における情報処理装置が各駐車スペースに利用傾向属性を付与する流れを示すフローチャートである。 第1実施形態における情報処理装置が各駐車スペースとそれぞれの駐車スペースに付与された利用傾向属性との対応関係を出力する流れを示すフローチャートである。 第1実施形態の変形例における情報処理装置の処理構成例を示すブロック図である。 第1実施形態の変形例における出力部が出力する情報の一例を示す図である。 第1実施形態の変形例における情報処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態における情報処理装置の処理構成例を示すブロック図である。 第2実施形態における出力部が出力する情報の一例を示す図である。 第2実施形態における情報処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態の変形例における情報処理装置の処理構成例を示すブロック図である。 ユーザ端末の表示部に表示される画面の一例を示す図である。 第2実施形態の変形例における情報処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。 第3実施形態における情報処理装置の処理構成例を示すブロック図である。 第3実施形態における情報処理装置の処理の流れを得示すフローチャートである。 第4実施形態における情報処理装置の処理構成例を示すブロック図である。 第4実施形態における情報処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。 第5実施形態における情報処理装置の処理構成例を示すブロック図である。 第5実施形態における情報処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。また、以下に挙げる実施形態は例示であり、本発明は以下の実施形態の構成に限定されない。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態における情報処理装置10の処理構成例を示すブロック図である。情報処理装置10は、駐車場に含まれる複数の駐車スペースと、それぞれの駐車スペース利用傾向属性との対応関係を、ユーザ端末20に対して出力する。ここで、ユーザ端末20は、スマートフォンやPND(Portable Navigation Device)といった携帯端末、及びスマートフォンに接続されたDA(Display Audio)やカーナビといった車載装置等である。図1において、情報処理装置10は、特性情報取得部110と、属性付与部120と、出力部130とを有する。また、本実施形態では、情報処理装置10は特性情報記憶部112と属性記憶部122とを更に有する。
特性情報記憶部112は、各駐車スペースの特性情報を記憶している。ここで、"特性情報"とは、各駐車スペースの利用履歴や物理的特性を含む。各駐車スペースの利用履歴は、利用履歴取得部(不図示)が各駐車スペースの利用状況(空き/利用中)の時間変化を取得する等して生成される。各駐車スペースの利用状況は、例えば車両を検知するセンサ等を駐車スペースに設置することによって取得できる。また、物理的特性は、駐車スペース毎に特性情報記憶部112に予め記憶される。物理的特性の例としては、駐車スペースの幅、駐車場から施設までの距離、屋根の有無、壁や柱等の障害物の有無等が上げられる。なお、図1では、情報処理装置10が特性情報記憶部112を有する例を示しているが、これに限らず、情報処理装置10の外部に位置する他の装置が特性情報記憶部112を有していてもよい。
特性情報取得部110は、駐車場に含まれる複数の駐車スペースにおいて、その利用履歴及び物理的特性のうち少なくとも一方を、当該駐車スペースの特性情報として取得する。本実施形態では、特性情報取得部110が、特性情報記憶部112から、各駐車スペースの利用履歴を特性情報として取得する例を説明する。
属性付与部120は、特性情報取得部110により取得された特性情報に基づいて駐車スペースに利用傾向属性を付与する。例えば、属性付与部120は、利用履歴から判断できる各駐車スペースの人気度合を利用傾向属性として付与する。詳細には、属性付与部120は、利用履歴から駐車スペースの1回あたりの空き時間(個別空き時間傾向)を抽出する。個別空き時間傾向は、例えば、一定期間の利用履歴から空き状態が継続する時間をそれぞれ抽出し、その平均値又は中間値等を算出することで把握できる。ここで、人気のある駐車スペースでは、空き状態となっても他の車両がすぐに入庫する可能が高く、1回あたりの空き時間は短くなる。一方、人気のない駐車スペースでは、あまり車両が入庫されず、1回あたりの空き時間は長くなる。そこで、属性付与部120は、利用履歴から抽出される個別空き時間傾向を用いて、各駐車スペースの利用傾向属性を付与する。詳細には、属性付与部120は、個別空き時間傾向が短い場合、"人気"であることを示す利用傾向属性を当該駐車スペースに付与する。一方、個別空き時間傾向が長い場合、属性付与部120は、"不人気"であることを示す利用傾向属性を当該駐車スペースに付与する。また、属性付与部120は、例えば1日や数時間単位等、所定期間における合計空き時間に基づいて、当該駐車スペースが人気か不人気かを判断してもよい。なお、駐車スペースは、時間帯によって人気度合が変わることもあり得る。例えば、レストラン付近の駐車スペースは、食事をする時間帯では、利用者が増えて比較的長い時間利用される人気の駐車スペースになり、それ以外の時間帯では、あまり利用されない不人気な駐車スペースになる、といったケースもあり得る。また、イベント会場付近や劇場付近の駐車スペースは、普段は不人気であっても、講演時間前後は人気の駐車スペースになる、といったケースもあり得る。属性付与部120は、例えば利用履歴を統計的に解析する等して、各駐車スペースの時間帯毎の利用傾向を把握し、当該駐車スペースが人気か不人気かを判断することもできる。
ここで、属性付与部120は、必ずしも全ての駐車スペースに利用傾向属性を付与しなくてもよい。例えば、属性付与部120は、人気があると判断する条件又は人気がないと判断する条件を満たす駐車スペースにのみ、それぞれ対応する利用傾向属性を付与し、各条件を満たさない駐車スペースに対しては利用傾向属性を付与しなくてもよい。
また、本実施形態では、属性付与部120が"人気"及び"不人気"の2つの利用傾向属性を付与する例を説明するが、これに限らず、3つ以上の利用傾向属性を付与するようにしてもよい。例えば、属性付与部120は、"人気"、"中間"、及び"不人気"の3段階の利用傾向属性を付与するようにしてもよい。
また、属性付与部120は、利用履歴から駐車スペースの1回あたりの利用時間(個別利用時間傾向)を更に抽出することにより、各駐車スペースの利用傾向属性を更に詳細に判断することができる。なお、個別利用時間傾向は、個別空き時間傾向と同様に利用履歴から抽出することができる。ここで、個別利用時間傾向と個別空き時間傾向とに基づいて判断可能な各駐車スペースの利用傾向属性の例を図2に示す。図2の上段に示されるように、個別利用時間傾向が長く個別空き時間傾向が短い利用履歴を持つ駐車スペースでは、空いている場合はすぐに車両が入庫し、その車両が長時間滞在することがわかる。すなわち、このような利用傾向を示す駐車スペースは、長期滞在型の人気駐車スペースであると言える。図2の2段目に示されるように、個別利用時間傾向も個別空き時間傾向も短い利用履歴を持つ駐車スペースでは、空いている場合はすぐに車両が入庫し、その車両が短時間で出庫することがわかる。すなわち、このような利用傾向を示す駐車スペースは、短期滞在型の人気駐車スペースであると言える。図2の3段目に示されるように、個別利用時間傾向が短く個別空き時間傾向が長い利用履歴を持つ駐車スペースでは、空いていても車両があまり入庫せず、その車両が短時間で出庫することがわかる。すなわち、このような利用傾向を示す駐車スペースは、施設から遠い場所に位置するような、一般的な不人気駐車スペースであると考えられる。図2の下段に示されるように、個別利用時間傾向も個別空き時間傾向も長い利用履歴を持つ駐車スペースでは、空いていても車両があまり入庫しないが、入庫した車両は長時間滞在することがわかる。すなわち、このような利用傾向を示す駐車スペースは、不人気であっても長期休憩を取る場合等に利用される駐車スペースであると考えられる。そこで、属性付与部120は、個別利用時間傾向が長く個別空き時間傾向が短い場合、"長期滞在型の人気駐車スペース"であることを示す利用傾向属性を当該駐車スペースに付与する。また、属性付与部120は、個別利用時間傾向及び個別空き時間傾向が短い場合、"短期滞在型の人気駐車スペース"であることを示す利用傾向属性を当該駐車スペースに付与する。また、属性付与部120は、個別利用時間傾向が短く個別空き時間傾向が長い場合、"不人気駐車スペース"であることを示す利用傾向属性を当該駐車スペースに付与する。また、属性付与部120は、個別利用時間傾向及び個別空き時間傾向が長い場合、"長期休憩等に用いられる不人気スペース"であることを示す利用傾向属性を当該駐車スペースに付与する。このように、個別空き時間傾向に加えて個別利用時間傾向を考慮することで、各駐車スペースの利用傾向属性をより詳細に判断することができ、結果としてより詳細な情報をユーザに提供できる。
属性記憶部122は、駐車場に含まれる各駐車スペースと、それぞれの駐車スペースに対して属性付与部120により付与された利用傾向属性との対応関係を記憶する。図1では、情報処理装置10が属性記憶部122を有する例を示しているが、これに限らず、情報処理装置10の外部に位置する他の装置が属性記憶部122を有していてもよい。
出力部130は、駐車場に含まれる各駐車スペースと、それぞれの駐車スペースに付与された利用傾向属性との対応関係を、ユーザ端末20に対して出力する。本実施形態では、出力部130は、各駐車スペースとそれぞれの駐車スペースに付与された利用傾向属性との対応関係を、属性記憶部122から取得する。図3に、第1実施形態における出力部130が出力する情報の一例を示す。なお、図3では、高速道路のサービスエリアやパーキングエリア等の駐車場を前提としている。図3において、出力部130は、例えば図示しない記憶部に記憶されている駐車場全域の画像データを取得し、当該画像データ上の各駐車スペースと、属性付与部120によってそれぞれの駐車スペースに対して付与された利用傾向属性との対応関係を、ユーザ端末20に対して出力する。但し、図3は一例であり、ユーザ端末20を所有するユーザが、各駐車スペースの利用傾向属性を把握できるものであれば、出力される情報は特に限定されない。なお、運転中に提示される情報であるため、出力部130は、例えば、"施設E付近の駐車スペースは混雑しやすい"又は"入口側の○○列目まではあまり混雑しない"等、各駐車スペースと利用傾向属性との対応関係を示す音声情報を生成し、画像データと併せて出力するようにしてもよい。このようにすることで、車両を運転中のユーザが画面を注視せずとも情報を把握できる。
なお、各図に示す情報処理装置10の各構成要素は、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。情報処理装置10の各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶メディア、ネットワーク接続用インタフェースを中心にハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置には様々な変形例がある。
図4は、第1実施形態における情報処理装置10のハードウェア構成例を概念的に示す図である。図4に示されるように、情報処理装置10は、ハードウェア構成として、CPU(Central Processing Unit)11、メモリ12、入出力インタフェース(I/F)13、通信装置14等を有する。これらは、例えば、バス15により相互に接続される。メモリ12は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、ハードディスク、可搬型記憶媒体等である。入出力I/F13は、タッチパネルやキーボードといったユーザ操作の入力を受け付ける装置や、ディスプレイやスピーカーといったユーザに情報を提供する装置等と接続される。通信装置14は、ユーザ端末20といった情報処理装置10の外部に位置する他の装置と、有線又は無線で通信を行う。図1を用いて説明した情報処理装置10の各構成要素の処理は、メモリ12に展開された各構成要素に対応するプログラムがCPU11を用いて実行されることにより実現される。なお、図4に示す情報処理装置10のハードウェア構成は一例であり、図4に示す構成に限定されない。
第1実施形態における情報処理装置10を用いて実行される情報処理方法について、図5及び図6を用いて説明する。情報処理装置10の処理は、各駐車スペースに利用傾向属性を付与する処理、及び各駐車スペースとそれぞれの駐車スペースに付与された利用傾向属性との対応関係を出力する処理に大きく分けられる。図5は、第1実施形態における情報処理装置10が各駐車スペースに利用傾向属性を付与する流れを示すフローチャートである。図6は、第1実施形態における情報処理装置10が各駐車スペースとそれぞれの駐車スペースに付与された利用傾向属性との対応関係を出力する流れを示すフローチャートである。
まず、第1実施形態における情報処理装置10が各駐車スペースに利用傾向属性を付与する流れについて、図5を用いて説明する。
情報処理装置10は、特性情報記憶部112から各駐車スペースの特性情報を取得する(S102)。本実施形態では、情報処理装置10は各駐車スペースの利用履歴を特性情報として取得する。そして、情報処理装置10は、S102で取得された特性情報に基づいて、当該特性情報に対応する駐車スペースの利用傾向属性を判定する(S104)。詳細には、情報処理装置10は、特性情報として取得された利用履歴から個別空き時間傾向を抽出し、当該個別空き時間傾向に応じて各駐車スペースの利用傾向属性を判定する。そして、情報処理装置10は、S104で判定された各駐車スペースの利用傾向属性を、当該駐車スペースを識別する識別子と紐付けて属性記憶部122に記憶する。これにより、各駐車スペースに利用傾向属性が付与される(S106)。S102〜S106の処理は、例えば所定の間隔で定期的に実行される。
次に、第1実施形態における情報処理装置10が各駐車スペースとそれぞれの駐車スペースに付与された利用傾向属性との対応関係を出力する流れについて、図6を用いて説明する。
情報処理装置10は、各駐車スペースとそれぞれの駐車スペースの利用傾向属性との対応関係を、属性記憶部122から取得する(S202)。そして、情報処理装置10は、駐車場全域を表す画像データとS202で取得された対応関係とを用いて、図3に示されるような、各駐車スペースとそれぞれの駐車スペースの利用傾向属性との対応関係を示すデータを生成する(S204)。そして、情報処理装置10は、S204で生成されたデータをユーザ端末20に向けて出力する(S206)。そして、ユーザ端末20では、図3に示されるような画像データが出力される。S202〜S206の処理は、車両を運転するユーザが、駐車場付近に位置する施設を利用する可能性が高いタイミングで実行される。例えば、S202〜S206の処理は、駐車場の入り口付近に設置されたセンサやユーザ端末20の位置情報に基づいて、当該ユーザの車両がある駐車場の入口に接近したことをトリガとして実行される。また、S202〜S206の処理は、例えばエンジンのON/OFF状態等からユーザが所定時間以上継続して運転しているか否かを判断し、所定時間以上継続して運転していると判断された場合に近隣に位置する駐車場を検索して実行されてもよい。また、S202〜S206の処理は、例えばお昼時にレストランの近くを走っている場合等、時間帯とロードサイド施設の種別のマッチングがとれた時に近隣に位置する駐車場を検索して実行されてもよい。また、S202〜206の処理は、例えば、ユーザ好みの商品を販売している店の近くを走っている場合等、ユーザの嗜好情報をロードサイド施設のマッチングがとれたときに近隣に位置する駐車場を検索して実行されてもよい。
以上、本実施形態では、駐車スペースの特性情報に基づく利用傾向属性が、当該駐車スペースに付与される。そして、各駐車スペースと当該駐車スペースの利用傾向属性との対応関係がユーザ端末20に出力される。
これにより、本実施形態によれば、例えば車の運転が苦手なユーザや確実に駐車できることを望むユーザ等を、混雑しにくく容易に駐車可能である不人気な駐車スペースへ積極的に向かわせることができる。これにより、駐車場全体の利用効率を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、ユーザは駐車場の各駐車スペースの利用傾向を把握できる。これにより、不案内なユーザが、空き状態となりにくい人気の駐車スペース近傍をうろつくといった無駄なトラフィックの発生を抑制できる。これにより、駐車場の利用状態の偏りを改善しつつ、事故リスクを低減させることができる。また、駐車スペースの利用状態の偏りが改善することにより新たな人の流れが生まれ、混雑する駐車スペースから遠い場所に位置する施設の集客力や販売機会を改善することができる。
なお、本実施形態では、特性情報取得部110が利用履歴を特性情報として取得する例を説明した。しかし、特性情報取得部110は、各駐車スペースの物理的特性を特性情報と取得してもよい。この物理的特性からは、例えば各駐車スペースの停めやすさや利便性等が判断できる。そして、属性付与部120は、物理的特性から得られる停めやすさや利便性等に基づいて、当該駐車スペースの人気度合といった利用傾向属性を推測することができる。例えば、属性付与部120は、物理的特性により"停めやすい"と判断された駐車スペースには、"人気"という利用傾向属性を付与する。一方、属性付与部120は、物理的特性により"停めにくい"と判断された駐車スペースには、"不人気"という利用傾向属性を付与する。また、特性情報取得部110は、利用履歴及び物理的特性の両方を特定情報として取得して、属性付与部120は、利用履歴及び物理的特性に基づいて利用傾向属性を判断してもよい。例えば、属性付与部120は、利用履歴から判断される人気/不人気と物理的特性から推測される人気/不人気との組合せによって、各駐車スペースに付与する利用傾向属性(人気度合)を4段階に分けてもよい。
(第1実施形態の変形例)
本実施形態の変形例として、図7に示されるように、情報処理装置10は利用可否判定部140を更に備えても良い。図7は、第1実施形態の変形例における情報処理装置10の処理構成例を示すブロック図である。
利用可否判定部140は、駐車スペースの現在の利用状況を取得し、当該駐車スペースの利用可否を判定する。利用可否判定部140は、例えば、各駐車スペースに設置されたセンサ等の情報から、当該駐車スペースが現在利用されているか否かを判定することができる。
本変形例において、出力部130は、第1実施形態に加え、利用可否判定部140によって判定された各駐車スペースの利用可否を出力する。図8は、第1実施形態の変形例における出力部130が出力する情報の一例を示す図である。図8に示されるように、本変形例において、出力部130は、既に利用されている駐車スペースと、現在空いている駐車スペースとを識別可能に出力する。但し、図8は一例であり、ユーザ端末20を所有するユーザが各駐車スペースの利用可否を把握できるものであれば、出力される情報は特に限定されない。
本変形例における情報処理装置10の処理の流れについて、図9を用いて説明する。図9は、第1実施形態の変形例における情報処理装置10の処理の流れを示すフローチャートである。
情報処理装置10は、各駐車スペースの利用傾向属性に加えて、各駐車スペースの利用状況を取得する(S302)。そして、情報処理装置10は、各駐車スペースとそれぞれの駐車スペースの利用傾向属性との対応関係に加え、各駐車スペースの利用可否を示すデータを生成する(S304)。そして、情報処理装置10は、S304で生成されたデータをユーザ端末20に向けて出力する(S306)。そして、ユーザ端末20では、図8に示されるような画像データが出力される。
以上、本変形例では、第1実施形態に加えて、各駐車スペースの利用可否が更に出力される。これにより、本実施形態によれば、ユーザが各駐車スペースの現在の利用状況を把握でき、ユーザビリティが向上する。
(第2実施形態)
本実施形態は、以下の点を除いて第1実施形態と同様である。
図10は、第2実施形態における情報処理装置10の処理構成例を示すブロック図である。本実施形態において、情報処理装置10は動機付け情報決定部150を更に有する。
動機付け情報決定部150は、異なる行動を動機付け可能な複数の動機付け情報の中から、駐車スペースに付与された利用傾向属性に対応する動機付け情報を決定する。"動機付け情報"は、ユーザにある行動を実行する動機を与え得る情報である。また、ここでいう"異なる行動"とは、例えば、"駐車スペースに車両を入庫させる"という行動、及び"駐車スペースから車両を出庫させる"という行動が挙げられる。本実施形態において、動機付け情報決定部150は、"駐車スペースから車両を出庫させる"という行動を動機付ける動機付け情報を、利用傾向属性が"人気"である駐車スペースに対応付ける動機付け情報として決定する。また、動機付け情報決定部150は、"駐車スペースに車両を入庫させる"という行動を動機付ける動機付け情報を、利用傾向属性が"不人気"である駐車スペースに対応付ける動機付け情報として決定する。
なお、"駐車スペースから車両を出庫させる"という行動を動機付ける動機付け情報の一例としては、例えば、"所定時間内に出庫した場合に、次回利用可能な割引クーポンやポイントを発行する"又は"現在出口が空いていてスムーズに出庫できる"といった情報が挙げられる。また、"駐車スペースに車両を入庫させる"という行動を動機付ける動機付け情報の一例としては、"その駐車スペース付近の施設の時限クーポンやポイントを発行する"又は"周辺に車両がなく容易に入庫できる"といった情報が挙げられる。これらの動機付け情報は、動機付け情報記憶部152に記憶されている。なお、図10では、情報処理装置10が動機付け情報記憶部152を有する例を示しているが、これに限らず、情報処理装置10の外部に位置する他の装置が動機付け情報記憶部152を有していてもよい。
また、動機付け情報決定部150は、駐車スペースから車両を出庫させるための動機付け情報に関して、車両が当該駐車スペースから出庫したことによる効果に応じて、動機付け情報に含まれる報酬のレベルを変えてもよい。例えば、あるユーザの車両が出庫すれば周辺の駐車スペースの停めやすさが向上するような状況で、当該ユーザが車両を出庫させた場合、動機付け情報決定部150は、当該ユーザに動機付け情報として発行するクーポンの割引率や付与されるポイントの量などを増加させる。このようにすれば、駐車場の利用効率をより向上させるように車両の流れをコントロールすることができる。
本実施形態において、出力部130は、駐車スペースに付与された利用傾向属性に基づき動機付け情報決定部150によって決定された動機付け情報を、当該駐車スペースに対応付けて出力する。図11に、第2実施形態における出力部130が出力する情報の一例を示す。図11に示されるように、各駐車スペースには、利用傾向属性に基づいて対応付けられた動機付け情報がアイコンで示されている。但し、図11は一例であり、ユーザ端末20を所有するユーザが、利用傾向属性に基づいて対応付けられた動機付け情報をそれぞれ識別できれば、出力される情報は特に限定されない。例えば、駐車スペースに車両を入庫させるための動機付け情報は、これから駐車場を利用するユーザに提示するものである。そのため、これから駐車スペースに入庫しようとしているユーザに対しては、駐車スペースに入庫させるための動機付け情報のみを出力して、駐車スペースから車両を出庫させるための動機付け情報を出力しなくてもよい。また、駐車スペースから車両を出庫させるための動機付け情報は、既に駐車スペースを利用中のユーザに提示するものであるため、図11のように地図上に表示する以外にも、当該動機付け情報をメール等の形式でユーザ端末20に出力するようにしてもよい。なお、ユーザがどの駐車スペースに入庫したかは、各車両スペースに設置されたセンサの検知結果とユーザ端末20の位置情報とを比較する等して判断できる。
第2実施形態における情報処理装置10を用いて実行される情報処理方法について、図12を用いて説明する。図12は、第2実施形態における情報処理装置10の処理の流れを示すフローチャートである。
情報処理装置10は、第1実施形態に加え、各駐車スペースにそれぞれ付与された利用傾向属性に応じて、当該駐車スペースに対応付ける動機付け情報を決定する(S402)。詳細には、情報処理装置10は、"人気"という利用傾向属性が付与された駐車スペースには、駐車スペースから車両を出庫させるための動機付け情報を、当該駐車スペースに対応付ける動機付け情報として決定する。また、情報処理装置10は、"不人気"という利用傾向属性が付与された駐車スペースには、駐車スペースに車両を入庫させるための動機付け情報を、当該駐車スペースに対応付ける動機付け情報として決定する。そして、情報処理装置10は、S204で生成されたデータにS402で決定された動機付け情報を対応付けて、ユーザ端末20に出力する(S404)。これにより、図11に示されるような情報が、ユーザ端末20に提示される。
以上、本実施形態では、駐車スペースから車両を出庫させるための動機付け情報が人気のある駐車スペースに対応付けられて、ユーザ端末20に出力される。また、本実施形態にでは、駐車スペースに車両を入庫させるための動機付け情報が人気のない駐車スペースに対応付けられて、ユーザ端末20に出力される。
これにより、本実施形態によれば、人気のある駐車スペースの回転率を上げて、駐車場の利用効率を向上させることができる。また、本実施形態によれば、不人気な駐車スペースをユーザに積極的に利用させて、駐車場全体の利用率を向上させることができる。
(第2実施形態の変形例)
本実施形態の変形例として、図13に示されるように、情報処理装置10は入力受付部160を更に備えても良い。図13は、第2実施形態の変形例における情報処理装置10の処理構成例を示すブロック図である。
入力受付部160は、ユーザ端末20に出力する動機付け情報に関する入力情報を取得する。入力受付部160は、例えばユーザ端末20の表示部に表示される画面から当該入力情報を取得する。図14は、ユーザ端末20の表示部に表示される画面の一例を示す図である。図14に示されるような画面200において選択された項目が、入力情報として入力受付部160に送信される。図14では、動機付け情報の種別(経済性、快適性、娯楽性)を選択する画面200が示されているが、これに限らず、複数の動機付け情報の一覧を表示し、ユーザに所望の動機付け情報を直接選択させるような画面であってもよい。
図14において、画面200は、経済性ボタン202、快適性ボタン204、及び娯楽性ボタン206を備える。経済性ボタン202が押下された場合、経済性に関する動機付け情報を出力させる入力情報が情報処理装置10に送信される。また、快適性ボタン204が押下された場合、快適性に関する動機付け情報を出力させる入力情報が情報処理装置10に送信される。また、娯楽性ボタン206が押下された場合、娯楽性に関する動機付け情報を出力させる入力情報が情報処理装置10に送信される。
本変形例における情報処理装置10の処理の流れについて、図15を用いて説明する。図15は、第2実施形態の変形例における情報処理装置10の処理の流れを示すフローチャートである。
情報処理装置10は、ユーザ端末20に出力する動機付け情報に関する入力情報を取得する(S502)。そして、情報処理装置10は、S502で取得された入力情報に応じて、ユーザ端末20に出力する動機付け情報を決定する(S504)。そして、情報処理装置10は、S504で決定された動機付け情報をユーザ端末20に出力し(S506)、ユーザ端末20上で提示される動機付け情報を切り替える。例えば、図14において"経済性"が選択された場合は、情報処理装置10は、割引クーポンやポイントを発行する等、経済性に関する動機付け情報を、ユーザ端末20に対して出力する情報として決定する。また、図14において"快適性"が選択された場合は、情報処理装置10は、駐車スペースの幅や周辺の混雑度合による入庫及び出庫の容易性等、快適性に関する動機付け情報を、ユーザ端末20に対して出力する情報として決定する。また、図14において"娯楽性"が選択された場合は、情報処理装置10は、例えば、所定の駐車スペースを用いて行うくじ引きゲームの設定等、娯楽性に関する動機付け情報を、ユーザ端末20に対して出力する情報として決定する。具体的には、情報処理装置10は、不人気な駐車スペースをくじ引きゲームに利用する駐車スペースとして設定し、その中から当たりスペースを割り振る。ここで、情報処理装置10は、各駐車スペースの不人気度合で重み付けする等して、当たりスペースを割り振ってもよい。そして、情報処理装置10は、くじ引きゲームの対象となる駐車スペースをユーザ端末20に出力する。なお、情報処理装置10は、娯楽性に関する動機付け情報を出力する場合、ユーザの不正を監視して防止することが好ましい。例えば、情報処理装置10は、備え付けられたセンサ等の情報からユーザが駐車スペースに入庫したと判断した場合、所定時間経過するまでは当たりスペースに停め直しても報酬を払いださないようにする等して、ユーザの不正を防止する。また、情報処理装置10は、ユーザが所定回数ゲームにチャレンジしても当たりスペースに駐車できなかった場合、当該ユーザに当たり相当の報酬を払い出す等して、娯楽性に関する動機付け情報によって不人気な駐車スペースに入庫させる確率を向上させるようにしてもよい。
以上、本変形例では、ユーザ端末20へ出力される動機付け情報が入力情報に応じて切り替わる。これにより、ユーザが所望する動機付け情報を提示することができ、動機付け情報によって得られる効果を向上させることができる。
(第3実施形態)
本実施形態は、以下の点を除いて、第2実施形態と同様である。
図16は、第3実施形態における情報処理装置10の処理構成例を示すブロック図である。本実施形態において、情報処理装置10はユーザ情報取得部170を更に有する。
ユーザ情報取得部170は、駐車スペースを利用するユーザ(車両ユーザ)の嗜好を示すユーザ嗜好情報を取得する。本実施形態において、ユーザ情報取得部170は、ユーザ情報記憶部172からユーザ思考情報を取得する。なお、図16では、情報処理装置10がユーザ情報記憶部172を有する例を示しているが、これに限らず、情報処理装置10の外部に位置する他の装置がユーザ情報記憶部172を有していてもよい。
本実施形態において、動機付け情報決定部150は、各駐車スペースの利用傾向属性と、ユーザ情報取得部170によって取得されたユーザ嗜好情報とに応じて、駐車スペースに対応付けて出力する動機付け情報を決定する。例えば、ユーザ情報取得部170によって、"当該ユーザが経済性に関する動機付け情報によく反応する"というユーザ嗜好情報が取得されたとする。この時、動機付け情報決定部150は、利用傾向属性が"人気"である駐車スペースには、"あと10分以内に出庫した場合は次回利用可能な割引クーポンを発行する"といった経済性に関する動機付け情報を、当該駐車スペースに対応付ける動機付け情報として決定する。また、動機付け情報決定部150は、利用傾向属性が"不人気"である駐車スペースには、"入庫した場合に本日利用可能な割引クーポンを発行する"といった経済性に関する動機付け情報を、当該駐車スペースに対応付ける動機付け情報として決定する。
第3実施形態における情報処理装置10を用いて実行される情報処理方法について、図17を用いて説明する。図17は、第3実施形態における情報処理装置10の処理の流れを得示すフローチャートである。
情報処理装置10は、ユーザ情報記憶部172から、ユーザ嗜好情報を取得する(S602)。そして、情報処理装置10は、S202で取得された各駐車スペースの利用傾向属性と、S602で取得されたユーザ嗜好情報とに基づいて、各駐車スペースに対応付ける動機付け情報を決定する(S604)。そして、情報処理装置10は、S204で生成されたデータにS604で決定された動機付け情報を対応付けて、ユーザ端末20に出力する(S606)。
以上、本実施形態では、各駐車スペースに付与された利用傾向属性と、車両ユーザの嗜好を示すユーザ嗜好情報とに基づいて、それぞれの駐車スペースに対応付けられる動機付け情報が決定される。
これにより、本実施形態によれば、ユーザの嗜好に合う動機付け情報を優先して提示して、ユーザの行動をより精度よくコントロールできる。その結果、駐車場全体の利用効率をより精度よく向上させることができる。
(第4実施形態)
本実施形態は、以下の点を除いて、第3実施形態と同様である。
図18は、第4実施形態における情報処理装置10の処理構成例を示すブロック図である。本実施形態において、情報処理装置10は、ユーザ情報学習部180を更に有する。
ユーザ情報学習部180は、車両ユーザが車両を入庫した駐車スペースに対応付けられている動機付け情報に基づいて、当該車両ユーザの前記ユーザ嗜好情報を学習する。車両ユーザにとって有効な動機付け情報は、過去に車両ユーザが反応した動機付け情報を統計的に分析する等して把握することができる。例えば、ある車両ユーザが、過去に割引クーポンといった"経済性"に関する動機付け情報が対応付けられた駐車スペースを最も利用している場合、当該車両ユーザは"経済性"に関する動機付け情報を好むと判断できる。この場合、ユーザ情報学習部180は、ユーザ端末20に出力する動機付け情報として"経済性"に関する動機付け情報を優先するように、ユーザ情報記憶部172に記憶されている当該車両ユーザのユーザ嗜好情報を更新する。ユーザ情報学習部180は、過去に車両ユーザが反応した全ての動機付け情報を分析対象としてもよいし、直近の一定期間において車両ユーザが反応した動機付け情報を分析対象としてもよい。直近の一定期間に分析対象を絞ることにより、ユーザ情報学習部180は、ユーザの現在の嗜好を精度よく学習することができる。
本実施形態における情報処理装置10の処理の流れについて、図19を用いて説明する。図19は、第4実施形態における情報処理装置10の処理の流れを示すフローチャートである。
情報処理装置10は、車両が入庫した駐車スペースに対応付けられている動機付け情報を取得する(S702)。そして、情報処理装置10は、S702で取得された動機付け情報を判定する(S704)。詳細には、情報処理装置10は、"経済性"や"快適性"といった動機付け情報のジャンルや、"割引クーポン"や"停めやすさ"といった動機付け情報の内容から、車両ユーザがどのような動機付け情報に反応したか判定する。そして、情報処理装置10は、S704の判定に基づいてユーザ嗜好情報を学習する(S706)。例えば、S704において、動機付け情報が"経済性"に関するものであると判定された場合、情報処理装置10は"経済性"に関する動機付け情報の優先度を上げるように、当該車両ユーザのユーザ嗜好情報を更新する。
以上、本実施形態では、車両ユーザが車両を入庫した駐車スペースに対応付けられている動機付け情報から、ユーザがどのような動機付け情報を好むかが学習される。これにより、本実施形態によれば、ユーザの嗜好に合う動機付け情報を優先して提示して、ユーザの行動をより精度よくコントロールできる。その結果、駐車場全体の利用効率をより精度よく向上させることができる。
(第5実施形態)
本実施形態は、以下の点を除いて、第1実施形態と同様である。
図20は、第5実施形態における情報処理装置10の処理構成例を示すブロック図である。本実施形態において、情報処理装置10はエリア分類部190を更に有する。
エリア分類部190は、駐車場に含まれる駐車スペースを1以上のエリアに分類する。近接する駐車スペースは、互いに似通った利用傾向を示すと考えられる。そのため、エリア分類部190は、例えば、駐車場に含まれる駐車スペースの中から、サンプルとする駐車スペースを選択し、当該駐車スペースから所定の範囲に存在する駐車スペースを、1つのエリアとして分類する。また、エリア分類部190は、各駐車スペースの特性情報を比較し、一定以上の類似性を示す駐車スペースを1つのエリアとして分類してもよい。ここで、例えば、人気の駐車スペースが密集している中に1つだけ不人気な駐車スペースがある場合等は、エリア分類部190は、不人気な駐車スペースを含めて1つのエリア(人気エリア)として分類してもよい。また、エリア分類部190は、"駐車場をN等分する"等、予め定められたエリアに各駐車スペースを分類してもよい。
本実施形態において、特性情報取得部110は、エリア分類部190で分類されたエリア毎に、そのエリアに含まれる少なくとも1つの駐車スペースの特性情報を取得する。また、本実施形態において、属性付与部120は、エリア毎に取得された特性情報に基づいて付与すべき利用傾向属性を判断し、当該エリアに含まれる各駐車スペースに同一の利用傾向属性を付与する。
本実施形態における情報処理装置10の処理の流れについて、図21を用いて説明する。図21は、第5実施形態における情報処理装置10の処理の流れを示すフローチャートである。
情報処理装置10は、上述したように、駐車場に含まれる各駐車スペースを1以上のエリアに分類する(S802)。そして、情報処理装置10は、S802で分類された各エリアにおいて、当該エリアに含まれる駐車スペースのうち、少なくとも1つの駐車スペースの特性情報を取得する(S804)。そして、情報処理装置10は、エリア毎に取得された特性情報に基づいて、各エリアに付与すべき利用傾向属性を判定する(S806)。そして、情報処理装置10は、S806でエリア毎に判定された利用傾向属性を、当該エリアに含まれる駐車スペースを識別する識別子と紐付けて属性記憶部122に記憶する。これにより、各エリアに含まれる全ての駐車スペースに利用傾向属性が付与される(S808)。S802〜S808の処理は、例えば所定の間隔で定期的に実行される。
以上、本実施形態では、駐車場に含まれる各駐車スペースが1以上のエリアに分類される。そして、分類されたエリア毎に、当該エリアに含まれる少なくとも1つの駐車スペースの特性情報が取得される。そして、エリア毎に取得された特性情報に基づいて判断された利用傾向属性が、当該エリアに含まれる各駐車スペースにそれぞれ付与される。
これにより、本実施形態によれば、エリア単位で簡略化された情報がユーザ端末20に出力され、運転中の車両ユーザに駐車場の各駐車スペースの利用傾向を容易に把握させることができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。例えば、動機付け情報は、経済性、快適性、及び娯楽性以外の種別に分類されていてもよい。
また、例えば、上述の各実施形態では、サービスエリアやパーキングエリアを例として説明したが、本発明は、ショッピングモールやデパートの駐車場(立体駐車場も含む)、又はオンストリート・パーキング等にも適用することができる。
また、上述した各実施形態では、各駐車スペースに利用傾向属性を付与する処理、及び各駐車スペースとそれぞれの駐車スペースに付与された利用傾向属性との対応関係を出力する処理が分かれている例を説明した。しかし、これらの処理は一連の処理であってもよい。この場合、S106で付与された利用傾向属性に基づいてS204の処理が実行されることとなり、属性記憶部122はなくてもよい。
また、上述の説明で用いた複数のフローチャートでは、複数の工程(処理)が順番に記載されているが、各実施形態で実行される工程の実行順序は、その記載の順番に制限されない。各実施形態では、図示される工程の順番を内容的に支障のない範囲で変更することができる。また、上述の各実施形態は、内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。
以下、参考形態の例を付記する。
1.駐車場に含まれる複数の駐車スペースにおいて、前記駐車スペースの利用履歴及び物理的特性のうち少なくとも一方を、当該駐車スペースの特性情報として取得する特性情報取得手段と、
前記取得された特性情報に基づいて前記駐車スペースに利用傾向属性を付与する属性付与手段と、
前記駐車スペースと当該駐車スペースに付与された前記利用傾向属性との対応関係を出力する出力手段と、
を有する情報処理装置。
2.異なる行動を動機付け可能な複数の動機付け情報の中から、前記利用傾向属性に対応する前記動機付け情報を決定する動機付け情報決定手段を更に有し、
前記出力手段は、前記駐車スペースに付与された前記利用傾向属性に応じて決定された前記動機付け情報を、当該駐車スペースに対応付けて出力する、
1.に記載の情報処理装置。
3.車両ユーザの嗜好を示すユーザ嗜好情報を取得するユーザ情報取得手段を更に備え、
前記動機付け情報決定手段は、前記利用傾向属性及び前記ユーザ嗜好情報に応じて、前記動機付け情報を決定する、
2.に記載の情報処理装置。
4.車両ユーザが車両を入庫した前記駐車スペースに対応付けられている前記動機付け情報に基づいて、当該車両ユーザの前記ユーザ嗜好情報を学習するユーザ情報学習部を更に有する、
3.に記載の情報処理装置。
5.前記動機付け情報決定手段は、ユーザに前記駐車スペースから車両を出庫させることを前記行動として動機付ける前記動機付け情報において、前記車両が当該駐車スペースから出庫したことによる効果に応じて、前記動機付け情報に含まれる報酬のレベルを変える、
2.乃至4.のいずれか1つに記載の情報処理装置。
6.前記動機付け情報に関する入力情報を受け付ける入力受付手段を更に有し、
前記動機付け情報決定手段は、前記動機付け情報を前記入力情報に応じて切り替える、
2.乃至5.のいずれか1つに記載の情報処理装置。
7.前記駐車場に含まれる前記駐車スペースを、1以上のエリアに分類するエリア分類手段を更に有し、
前記特性情報取得手段は、前記エリア毎に、各々の前記エリアに含まれる少なくとも1つの前記駐車スペースの前記特性情報を取得し、
前記属性付与手段は、前記エリア毎に取得された前記特性情報に基づいて、当該エリアに含まれる前記駐車スペースに同一の前記利用傾向属性を付与する、
1.乃至6.のいずれか1つに記載の情報処理装置。
8.前記駐車スペースの現在の利用状況を取得し、前記駐車スペースの利用可否を判定する利用可否判定手段を更に備え、
前記出力手段は、前記駐車スペースの利用可否を識別可能に出力する、
1.乃至7.のいずれか1つに記載の情報処理装置。
9.前記特性情報取得手段は、前記特性情報として前記利用履歴を取得し、
前記属性付与手段は、取得された前記利用履歴から前記駐車スペースの1回あたりの個別利用時間傾向及び前記駐車スペースの1回あたりの個別空き時間傾向を抽出し、前記個別利用時間傾向及び前記個別空き時間傾向に基づいて、車両の入れ替わり頻度及び利用頻度の組み合わせに対応する前記利用傾向属性を当該駐車スペースに付与する、
1.乃至8.のいずれか1つに記載の情報処理装置。
10.前記複数の動機付け情報は、経済性、快適性、及び娯楽性を含む、複数の種別に分類されている、
2.乃至9.のいずれか1つに記載の情報処理装置。
11.コンピュータが、
駐車場に含まれる複数の駐車スペースにおいて、前記駐車スペースの利用履歴及び物理的特性のうち少なくとも一方を、当該駐車スペースの特性情報として取得し、
前記取得された特性情報に基づいて前記駐車スペースに利用傾向属性を付与し、
前記駐車スペースと当該駐車スペースに付与された前記利用傾向属性との対応関係を出力する、
ことを含む情報処理方法。
12.コンピュータが、
異なる行動を動機付け可能な複数の動機付け情報の中から、前記利用傾向属性に対応する前記動機付け情報を決定し、
前記駐車スペースに付与された前記利用傾向属性に応じて決定された前記動機付け情報を、当該駐車スペースに対応付けて出力する、
ことを含む11.に記載の情報処理方法。
13.コンピュータが、
車両ユーザの嗜好を示すユーザ嗜好情報を取得し、
前記利用傾向属性及び前記ユーザ嗜好情報に応じて、前記動機付け情報を決定する、
ことを含む12.に記載の情報処理方法。
14.コンピュータが、
車両ユーザが車両を入庫した前記駐車スペースに対応付けられている前記動機付け情報に基づいて、当該車両ユーザの前記ユーザ嗜好情報を学習する、
ことを含む13.に記載の情報処理方法。
15.コンピュータが、
ユーザに前記駐車スペースから車両を出庫させることを前記行動として動機付ける前記動機付け情報において、前記車両が当該駐車スペースから出庫したことによる効果に応じて、前記動機付け情報に含まれる報酬のレベルを変える、
ことを含む12.乃至14.のいずれか1つに記載の情報処理方法。
16.コンピュータが、
前記動機付け情報に関する入力情報を受け付け、
前記動機付け情報を前記入力情報に応じて切り替える、
ことを含む12.乃至15.のいずれか1つに記載の情報処理方法。
17.コンピュータが、
前記駐車場に含まれる前記駐車スペースを、1以上のエリアに分類し、
前記エリア毎に、各々の前記エリアに含まれる少なくとも1つの前記駐車スペースの前記特性情報を取得し、
前記エリア毎に取得された前記特性情報に基づいて、当該エリアに含まれる前記駐車スペースに同一の前記利用傾向属性を付与する、
ことを含む11.乃至16.のいずれか1つに記載の情報処理方法。
18.コンピュータが、
前記駐車スペースの現在の利用状況を取得し、前記駐車スペースの利用可否を判定し、
前記駐車スペースの利用可否を識別可能に出力する、
ことを含む11.乃至17.のいずれか1つに記載の情報処理方法。
19.コンピュータが、
前記特性情報取得手段は、前記特性情報として前記利用履歴を取得し、
前記属性付与手段は、取得された前記利用履歴から前記駐車スペースの1回あたりの個別利用時間傾向及び前記駐車スペースの1回あたりの個別空き時間傾向を抽出し、前記個別利用時間傾向及び前記個別空き時間傾向に基づいて、車両の入れ替わり頻度及び利用頻度の組み合わせに対応する前記利用傾向属性を当該駐車スペースに付与する、
ことを含む11.乃至18.のいずれか1つに記載の情報処理方法。
20.前記複数の動機付け情報は、経済性、快適性、及び娯楽性を含む、複数の種別に分類されている、
12.乃至19.のいずれか1つに記載の情報処理方法。
21.コンピュータを、
駐車場に含まれる複数の駐車スペースにおいて、前記駐車スペースの利用履歴及び物理的特性のうち少なくとも一方を、当該駐車スペースの特性情報として取得する特性情報取得手段、
前記取得された特性情報に基づいて前記駐車スペースに利用傾向属性を付与する属性付与手段、
前記駐車スペースと当該駐車スペースに付与された前記利用傾向属性との対応関係を出力する出力手段、
として機能させるためのプログラム。
22.コンピュータを、
異なる行動を動機付け可能な複数の動機付け情報の中から、前記利用傾向属性に対応する前記動機付け情報を決定する動機付け情報決定手段として更に機能させ、
前記出力手段は、前記駐車スペースに付与された前記利用傾向属性に応じて決定された前記動機付け情報を、当該駐車スペースに対応付けて出力する、
21.に記載のプログラム。
23.コンピュータを、
車両ユーザの嗜好を示すユーザ嗜好情報を取得するユーザ情報取得手段として更に機能させ、
前記動機付け情報決定手段は、前記利用傾向属性及び前記ユーザ嗜好情報に応じて、前記動機付け情報を決定する、
22.に記載のプログラム。
24.コンピュータを、
車両ユーザが車両を入庫した前記駐車スペースに対応付けられている前記動機付け情報に基づいて、当該車両ユーザの前記ユーザ嗜好情報を学習するユーザ情報学習手段として更に機能させるための、
23.に記載のプログラム。
25.前記動機付け情報決定手段は、ユーザに前記駐車スペースから車両を出庫させることを前記行動として動機付ける前記動機付け情報において、前記車両が当該駐車スペースから出庫したことによる効果に応じて、前記動機付け情報に含まれる報酬のレベルを変える、
22.乃至24.のいずれか1つに記載のプログラム。
26.コンピュータを、
前記動機付け情報に関する入力情報を受け付ける入力受付手段として更に機能させ、
前記動機付け情報決定手段は、前記動機付け情報を前記入力情報に応じて切り替える、
22.乃至25.のいずれか1つに記載のプログラム。
27.コンピュータを、
前記駐車場に含まれる前記駐車スペースを、1以上のエリアに分類するエリア分類手段として更に機能させ、
前記特性情報取得手段は、前記エリア毎に、各々の前記エリアに含まれる少なくとも1つの前記駐車スペースの前記特性情報を取得し、
前記属性付与手段は、前記エリア毎に取得された前記特性情報に基づいて、当該エリアに含まれる前記駐車スペースに同一の前記利用傾向属性を付与する、
21.乃至26.のいずれか1つに記載のプログラム。
28.コンピュータを、
前記駐車スペースの現在の利用状況を取得し、前記駐車スペースの利用可否を判定する利用可否判定手段として更に機能させ、
前記出力手段は、前記駐車スペースの利用可否を識別可能に出力する、
21.乃至27.のいずれか1つに記載のプログラム。
29.前記特性情報取得手段は、前記特性情報として前記利用履歴を取得し、
前記属性付与手段は、取得された前記利用履歴から前記駐車スペースの1回あたりの個別利用時間傾向及び前記駐車スペースの1回あたりの個別空き時間傾向を抽出し、前記個別利用時間傾向及び前記個別空き時間傾向に基づいて、車両の入れ替わり頻度及び利用頻度の組み合わせに対応する前記利用傾向属性を当該駐車スペースに付与する、
21.乃至28.のいずれか1つに記載のプログラム。
30.前記複数の動機付け情報は、経済性、快適性、及び娯楽性を含む、複数の種別に分類されている、
22.乃至29.のいずれか1つに記載のプログラム。
この出願は、2013年5月22日に出願された日本出願特願2013−108052号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (9)

  1. 駐車場に含まれる複数の駐車スペースにおいて、前記駐車スペースの利用履歴及び物理的特性のうち少なくとも一方を、当該駐車スペースの特性情報として取得する特性情報取得手段と、
    前記取得された特性情報に基づいて前記駐車スペースに利用傾向属性を付与する属性付与手段と、
    前記駐車スペースと当該駐車スペースに付与された前記利用傾向属性との対応関係を出力する出力手段と、
    異なる行動を動機付け可能な複数の動機付け情報の中から、前記利用傾向属性に対応する前記動機付け情報を決定する動機付け情報決定手段と、
    車両ユーザの嗜好を示すユーザ嗜好情報を取得するユーザ情報取得手段と備え、
    前記出力手段は、前記駐車スペースに付与された前記利用傾向属性に応じて決定された前記動機付け情報を、当該駐車スペースに対応付けて出力し、
    前記動機付け情報決定手段は、前記利用傾向属性及び前記ユーザ嗜好情報に応じて、前記動機付け情報を決定し、
    前記特性情報取得手段は、前記特性情報として前記利用履歴を取得し、
    前記属性付与手段は、取得された前記利用履歴から前記駐車スペースの1回あたりの個別利用時間傾向及び前記駐車スペースの1回あたりの個別空き時間傾向を抽出し、前記個別利用時間傾向及び前記個別空き時間傾向に基づいて、車両の入れ替わり頻度及び利用頻度の組み合わせに対応する前記利用傾向属性を当該駐車スペースに付与する情報処理装置。
  2. 車両ユーザが車両を入庫した前記駐車スペースに対応付けられている前記動機付け情報に基づいて、当該車両ユーザの前記ユーザ嗜好情報を学習するユーザ情報学習部を更に有する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記動機付け情報決定手段は、ユーザに前記駐車スペースから車両を出庫させることを前記行動として動機付ける前記動機付け情報において、前記車両が当該駐車スペースから出庫したことによる効果に応じて、前記動機付け情報に含まれる報酬のレベルを変える、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記動機付け情報に関する入力情報を受け付ける入力受付手段を更に有し、
    前記動機付け情報決定手段は、前記動機付け情報を前記入力情報に応じて切り替える、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記駐車場に含まれる前記駐車スペースを、1以上のエリアに分類するエリア分類手段を更に有し、
    前記特性情報取得手段は、前記エリア毎に、各々の前記エリアに含まれる少なくとも1つの前記駐車スペースの前記特性情報を取得し、
    前記属性付与手段は、前記エリア毎に取得された前記特性情報に基づいて、当該エリアに含まれる前記駐車スペースに同一の前記利用傾向属性を付与する、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記駐車スペースの現在の利用状況を取得し、前記駐車スペースの利用可否を判定する利用可否判定手段を更に備え、
    前記出力手段は、前記駐車スペースの利用可否を識別可能に出力する、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記複数の動機付け情報は、経済性、快適性、及び娯楽性を含む、複数の種別に分類されている、
    請求項1乃至のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. コンピュータが、
    駐車場に含まれる複数の駐車スペースにおいて、前記駐車スペースの利用履歴及び物理的特性のうち少なくとも一方を、当該駐車スペースの特性情報として取得し、
    前記取得された特性情報に基づいて前記駐車スペースに利用傾向属性を付与し、
    前記駐車スペースと当該駐車スペースに付与された前記利用傾向属性との対応関係を出力し、
    異なる行動を動機付け可能な複数の動機付け情報の中から、前記利用傾向属性に対応する前記動機付け情報を決定し、
    前記駐車スペースに付与された前記利用傾向属性に応じて決定された前記動機付け情報を、当該駐車スペースに対応付けて出力し、
    車両ユーザの嗜好を示すユーザ嗜好情報を取得し、
    前記利用傾向属性及び前記ユーザ嗜好情報に応じて、前記動機付け情報を決定し、
    前記特性情報として前記利用履歴を取得し、
    取得された前記利用履歴から前記駐車スペースの1回あたりの個別利用時間傾向及び前記駐車スペースの1回あたりの個別空き時間傾向を抽出し、前記個別利用時間傾向及び前記個別空き時間傾向に基づいて、車両の入れ替わり頻度及び利用頻度の組み合わせに対応する前記利用傾向属性を当該駐車スペースに付与する
    ことを含む情報処理方法。
  9. コンピュータに、
    駐車場に含まれる複数の駐車スペースにおいて、前記駐車スペースの利用履歴及び物理的特性のうち少なくとも一方を、当該駐車スペースの特性情報として取得する処理と、
    前記取得された特性情報に基づいて前記駐車スペースに利用傾向属性を付与する処理と、
    前記駐車スペースと当該駐車スペースに付与された前記利用傾向属性との対応関係を出力する処理と、
    異なる行動を動機付け可能な複数の動機付け情報の中から、前記利用傾向属性に対応する前記動機付け情報を決定する処理と、
    前記駐車スペースに付与された前記利用傾向属性に応じて決定された前記動機付け情報を、当該駐車スペースに対応付けて出力する処理と、
    車両ユーザの嗜好を示すユーザ嗜好情報を取得する処理と、
    前記利用傾向属性及び前記ユーザ嗜好情報に応じて、前記動機付け情報を決定する処理と
    前記特性情報として前記利用履歴を取得する処理と、
    取得された前記利用履歴から前記駐車スペースの1回あたりの個別利用時間傾向及び前記駐車スペースの1回あたりの個別空き時間傾向を抽出し、前記個別利用時間傾向及び前記個別空き時間傾向に基づいて、車両の入れ替わり頻度及び利用頻度の組み合わせに対応する前記利用傾向属性を当該駐車スペースに付与する処理と
    を実行させるためのプログラム。
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