JP6584607B1 - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】駐車場所と目的地との関係性を精度良く推定することができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供する。【解決手段】本願に係る情報処理装置は、取得部と、推定部とを備える。取得部は、ユーザのネットワーク上の行動に関する行動情報を取得する。推定部は、取得部によって取得された行動情報に基づいて、所定の駐車場所と所定の目的地との関係性を推定する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
従来、例えば、ユーザが駐車場所に駐車するときに、駐車場所からユーザの目的地を予測する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。上記した従来技術にあっては、例えば、ユーザによって設定された目的地と目的地付近の駐車場所とを関連付けて蓄積しておき、目的地がユーザによって設定されない場合に、蓄積された目的地と駐車場所との関係性に基づいてユーザの目的地を予測している。
特開2013−054560号公報
しかしながら、従来技術には、駐車場所と目的地との関係性を精度良く推定するという点で改善の余地があった。すなわち、ユーザが駐車する駐車場所は、目的地付近にあるとは限らない。従って、例えば駐車場所と目的地とが比較的離れているような場合、上記した従来技術のような構成では、駐車場所と目的地とが関連付けられにくいため、駐車場所と目的地との関係性を精度良く推定できないおそれがあり、結果として目的地を正確に予測することが難しいことがある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、駐車場所と目的地との関係性を精度良く推定することができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、取得部と、推定部とを備える。取得部は、ユーザのネットワーク上の行動に関する行動情報を取得する。推定部は、前記取得部によって取得された前記行動情報に基づいて、所定の駐車場所と所定の目的地との関係性を推定する。
実施形態の一態様によれば、駐車場所と目的地との関係性を精度良く推定することができる。
図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す説明図である。 図2は、情報処理システムの構成例を示す図である。 図3は、情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 図4は、行動情報記憶部の一例を示す図である。 図5は、他ユーザ情報記憶部の一例を示す図である。 図6は、ユーザ特性情報記憶部の一例を示す図である。 図7は、関係性情報記憶部の一例を示す図である。 図8は、提供情報記憶部の一例を示す図である。 図9は、予測部における処理の一例を説明する図である。 図10は、情報処理装置における情報処理の流れを示すフローチャートである。 図11は、情報処理装置における情報処理の流れを示すフローチャートである。 図12は、プログラムを実行するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムが限定されるものではない。
(実施形態)
〔1.情報処理〕
まず、実施形態に係る情報処理の一例について図1を参照して説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す説明図である。図1の例では、情報処理装置20は、例えば、所定の駐車場所と所定の目的地との関係性を推定する処理などを行うことができるサーバ等である。
具体的には、図1に示すように、情報処理システム1には、端末装置10と、サービス提供サーバ100と、情報処理装置20とが含まれる。端末装置10、サービス提供サーバ100および情報処理装置20は、それぞれネットワークN(図2参照)を介して有線または無線で互いに通信可能に接続される。
端末装置10は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)、ノート型PC(Personal Computer)、デスクトップ型PC等の情報処理装置である。図1に示す例では、端末装置10は、ユーザUが使用する端末装置である。かかるユーザUは、車両Cの利用者である。
サービス提供サーバ100は、例えば、各種のウェブサービスをユーザUの端末装置10に対して提供するウェブサーバである。具体的には、サービス提供サーバ100は、端末装置10にウェブページを配信することで、各種サービスを提供する。例えば、サービス提供サーバ100は、検索サイト、ポータルサイト、ショッピングサイト、飲食店紹介サイト、地図提供サイト、ニュースサイト、天気予報サイト、ファイナンス(株価)サイト、オークションサイト、路線検索サイト、旅行サイト、SNS(Social Networking Service)、ウェブブログなどの各種サービスを提供する。
ここで、端末装置10は、ユーザUによる操作に従ってサービス提供サーバ100にネットワークNを介してアクセスし、上記した各種サービスを利用する。このとき、サービス提供サーバ100は、ユーザUのネットワークN上の行動を受け付けて各種サービスを提供するとともに、かかる行動に関する行動情報を記憶することができる。
上記したユーザUのネットワークN上の行動に関する行動情報とは、各種ウェブサイトから提供されるサービスの利用に際して、ユーザUの操作に従い端末装置10から発信される情報を意味する。例えば、ユーザUの行動には、検索サイトにおける検索クエリ(検索に用いるキーワード)の入力、ショッピングサイトや飲食店紹介サイトにおける店舗の検索やクーポンの取得、地図提供サイトにおける目的地までの経路の検索などが含まれる。なお、上記では、ユーザUの行動を具体的に示したが、これらはあくまでも例示であって限定されるものではない。
ここで、図1に示す例においては、出発地にいるユーザUが車両Cに乗って駐車場所Pxへの移動を予定しているものとする。また、例えば、駐車場所Pxは、店舗Xの駐車場所であり、駐車場所Pxと店舗Xとの間には、店舗Xとは異なる他の店舗Yが所在するものとする。
本実施形態に係る情報処理装置20にあっては、例えば、ユーザUが駐車場所Pxに駐車するときに、駐車場所PxからユーザUの目的地を予測することができる。
ここで、従来技術にあっては、目的地と目的地付近の駐車場所とを関連付けて蓄積しておき、目的地がユーザによって設定されない場合に、蓄積された目的地と駐車場所との関係性に基づいてユーザの目的地を予測している。
しかしながら、図1の例で示すように、ユーザUが駐車する駐車場所Pxは、目的地となり得る店舗X付近にあるとは限らず、また、駐車場所Pxは別の店舗Y付近にある。そのため、従来技術のような構成では、駐車場所Pxと店舗X(目的地)とが関連付けられにくく、駐車場所Pxと店舗Xとの関係性を精度良く推定できないおそれがあり、結果としてユーザUが駐車場所Pxに駐車するときに、目的地を店舗Yと誤って予測してしまうことがある。
また、車両Cの位置情報などを含むプローブ情報から店舗へ紐付けすることはできない。すなわち、プローブ情報には、例えば位置情報として緯度経度情報しかないため、店舗へ紐付けすることはできない。また、端末用のアプリケーション(以下、単に「アプリ」と称する)を端末装置10にインストールして、かかるアプリを利用してプローブ情報を取るような構成とした場合、アプリを終了してしまうと、プローブ情報が取れなくなるおそれがある。
また、駐車場所と目的地との距離だけを見るような構成の場合、駐車場所と目的地とが必ずしも近くにあるものではないため、目的地に含まれるPOI(興味のある地点:Point of Interest)と駐車場所とがずれるおそれがある。
以上から、本実施形態に係る情報処理装置20にあっては、駐車場所と目的地との関係性を精度良く推定することができるような構成とした。
詳しく説明すると、サービス提供サーバ100は、端末装置10から、ユーザUのネットワークN上の行動を受け付ける(ステップS1)。具体的には、サービス提供サーバ100は、ユーザUによって操作される端末装置10から、所定の行動、例えば、店舗Xを検索する行動などを受け付ける。
そして、サービス提供サーバ100は、ユーザUの行動に応じた各種サービスを提供する(ステップS2)。例えば、サービス提供サーバ100は、ユーザUによって店舗Xを検索する行動がなされた場合、店舗Xに関連する情報(例えば、店舗Xの所在地や営業時間を示す情報、店舗Xに対する評価情報など各種情報)を提供する。
なお、上記した店舗Xの検索などのユーザUの行動は、例えば出発前など、ユーザUが車両Cに乗って駐車場所Pxへ到着する前に行われるが、これに限られず、駐車場所Pxに到着した後に行われてもよい。
そして、サービス提供サーバ100は、記憶部101を有し、かかる記憶部101にユーザUの行動に関する行動情報を格納する(ステップS3)。なお、上記した記憶部101は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。
続いて、図1に破線で示すように、例えば、車両Cが駐車場所Pxに到着すると、言い換えると、ユーザUが駐車場所Pxに駐車すると、情報処理装置20は、行動情報をサービス提供サーバ100から取得する(ステップS4)。
なお、上記した情報処理装置20が行動情報を取得するタイミングは、あくまでも例示であって限定されるものではなく、例えば、車両Cが駐車場所Pxに到着する前、すなわち、ユーザUが駐車場所Pxに駐車する前のタイミングなど、その他のタイミングであってもよい。
続いて、情報処理装置20は、取得された行動情報に基づいて、所定の駐車場所(ここでは駐車場所Px)と所定の目的地(ここでは店舗X)との関係性を推定する(ステップS5)。
例えば、情報処理装置20は、駐車場所Pxへ到着する前に行われたユーザUの行動に関する行動情報に、店舗Xを検索する行動が含まれることから、ユーザUが駐車した駐車場所Pxと店舗Xとは、関連性が比較的高いと推定する。他方、情報処理装置20は、行動情報に、店舗Yを検索する行動が含まれていないことから、ユーザUが駐車した駐車場所Pxと店舗Yとは、関連性が比較的低いと推定する。換言すれば、本実施形態にあっては、関係性の高い所定の駐車場所(例えば駐車場所Px)と所定の目的地(例えば店舗X)とを名寄せする処理を、事前検索の情報(検索履歴情報)などを用いて行うようにする。
このように、本実施形態にあっては、ユーザUのネットワークN上の行動に関する行動情報を用いることで、所定の駐車場所(例えば駐車場所Px)と所定の目的地(例えば店舗X)との関係性を精度良く推定することができる。言い換えると、本実施形態にあっては、ユーザUが事前にWeb検索したデータ(検索履歴情報)を利用することで、所定の駐車場所と所定の目的地との関係性を精度良く推定することができる。
上記したように、本実施形態にあっては、例えば、ユーザUがこのような検索をした場合、ユーザUは店舗Xの駐車場所Pxに車両Cを停めるだろうと推定するようにした、すなわち、検索ログ(検索履歴情報)を後から駐車場所Pxや店舗Xなどの情報に紐付けるようにした。
続いて、情報処理装置20は、推定された関係性を示す情報に基づいて、ユーザUの目的地を予測する(ステップS6)。例えば、情報処理装置20は、ユーザUが駐車した駐車場所Pxと店舗Xとは関連性が比較的高いと推定されることから、かかる関係性を示す情報に基づいて、ユーザUの目的地が店舗Xであると予測する。具体的には、情報処理装置20は、出発前にした検索の履歴(検索履歴情報)と駐車場所(例えば駐車場所Px)とから目的地の店舗(例えば店舗X)を予測する。
これにより、本実施形態にあっては、ユーザUの目的地を正確に予測することができる。
〔2.情報処理システム1〕
図2は、情報処理システム1の構成例を示す図である。図2に示すように、本実施形態に係る情報処理システム1は、上記したように、端末装置10、サービス提供サーバ100および情報処理装置20が含まれ、ネットワークNを介して通信可能に接続される。ネットワークNは、例えば、LAN(Local Area Network)や、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。
端末装置10は、例えば、GPS(Global Positioning System)を利用する測位機能を有し、ユーザUの位置情報を検知できるようにしてもよい。なお、図2では、図示の簡略化のため、端末装置10を2台のみ示したが、これはあくまでも例示であって限定されるものではなく、1台または3台以上であってもよい。なお、端末装置10が複数台ある場合、複数台の端末装置10はそれぞれ、図1に示すユーザUやユーザUとは異なる他のユーザ(図示せず)によって使用されるものとするが、これに限られない。
また、サービス提供サーバ100および情報処理装置20はそれぞれ、単体の処理装置である必要はなく、クラウドシステム等の複数の処理装置が協調して動作することで実現されてもよい。また、図2等では、サービス提供サーバ100および情報処理装置20は別々のサーバとしたが、これに限定されるものではなく、適宜に組み合わせて1つまたは3つ以上のサーバで実現されてもよい。
〔3.情報処理装置20〕
次いで、上記した情報処理装置20の構成について具体的に説明する。
図3は、情報処理装置20の構成例を示すブロック図である。なお、図3では、情報処理装置20の説明に必要となる構成要素を示しており、一般的な構成要素についての記載を省略している。図3に示すように、情報処理装置20は、通信部30と、記憶部40と、制御部50とを備える。
〔3.1.通信部30〕
通信部30は、ネットワークNと有線または無線で接続され、端末装置10やサービス提供サーバ100などとの間で情報の送受信を行う。例えば、通信部30は、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。
〔3.2.記憶部40〕
記憶部40は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。本実施形態に係る記憶部40は、行動情報記憶部41と、他ユーザ情報記憶部42と、ユーザ特性情報記憶部43と、関係性情報記憶部44と、提供情報記憶部45とを備える。
〔3.2.1.行動情報記憶部41〕
行動情報記憶部41は、ユーザUのネットワークN上の行動に関する行動情報を記憶する。図4は、行動情報記憶部41の一例を示す図である。
図4に示すように、行動情報記憶部41には、「ユーザID」および「行動情報」のそれぞれの情報が含まれ、これらの情報は互いに関連付けられている。
「ユーザID」は、ユーザUを識別するための識別情報である。「行動情報」は、ユーザUのネットワークN上の行動の内容を示す情報である。なお、図4に示す例では、理解の便宜のため、「行動情報」を「行動G1」といった抽象的な符号を用いて図示するが、「行動G1」には具体的な情報が記憶されるものとする。以下、他の情報に関する図においても、抽象的な符号を図示する場合がある。
図4では、行動情報記憶部41のユーザID「U01」は、行動情報が「行動G1」である例を示している。「行動G1」には、例えば、上記した店舗を検索する行動を示す情報、すなわち、ユーザUのネットワークN上の検索履歴情報などが含まれるが、これに限定されるものではない。すなわち、「行動G1」には、上記した検索履歴情報に代えて、あるいは加えて、例えば、ショッピングサイト等における店舗のクーポンの取得、商品の検索などその他の行動を示す情報が含まれてもよい。
〔3.2.2.他ユーザ情報記憶部42〕
図3の説明に戻ると、他ユーザ情報記憶部42は、ユーザUとは異なる他のユーザに関する他ユーザ情報を記憶する。図5は、他ユーザ情報記憶部42の一例を示す図である。
図5に示すように、他ユーザ情報記憶部42には、「他ユーザID」および「他ユーザ情報」のそれぞれの情報が含まれ、これらの情報は互いに関連付けられている。
「他ユーザID」は、他ユーザを識別するための識別情報である。「他ユーザ情報」は、例えば、駐車場所や目的地に対する他のユーザの傾向を示す情報である。例えば、「他ユーザ情報」は、他ユーザが過去に駐車場所や目的地に対して取った行動の傾向などを示す情報である。
図5では、他ユーザ情報記憶部42の他ユーザID「U11」は、他ユーザ情報が「他ユーザ情報H1」である例を示している。「他ユーザ情報H1」には、例えば、目的地の一例である店舗B1(後述する図7参照)に行く他ユーザは駐車場所Pb1(図7参照)に駐車する傾向にある、あるいは、駐車場所Pb1に駐車した他ユーザは目的地の一例である店舗B1へ行く傾向にあるなど、他ユーザの傾向を示す情報が含まれる。
〔3.2.3.ユーザ特性情報記憶部43〕
図3の説明に戻ると、ユーザ特性情報記憶部43は、個人の特性に関する情報、詳しくは、ユーザUの特性に関するユーザ特性情報を記憶する。図6は、ユーザ特性情報記憶部43の一例を示す図である。
図6に示すように、ユーザ特性情報記憶部43には、「ユーザID」および「ユーザ特性情報」のそれぞれの情報が含まれ、これらの情報は互いに関連付けられている。
「ユーザID」は、上記したように、ユーザUを識別するための識別情報である。「ユーザ特性情報」は、ユーザUの特性に関する情報であり、例えば、ユーザUの実空間での行動特性に関する情報である。なお、「ユーザ特性情報」は、例えばユーザUの実際の行動履歴などから判定される。
図6では、ユーザ特性情報記憶部43のユーザID「U01」は、ユーザ特性情報が「ユーザ特性情報J1」である例を示している。「ユーザ特性情報J1」には、例えば、「ラーメン屋には行かない」などの行動特性を示す情報が含まれる。なお、上記では、「ユーザ特性情報J1」について具体的に示したが、これは例示であって限定されるものではなく、例えば「イタリアンによく行く」、「クーポンをよく利用する」などその他の行動特性を示す情報であってもよい。
〔3.2.4.関係性情報記憶部44〕
図3の説明に戻ると、関係性情報記憶部44は、所定の駐車場所と所定の目的地との関係性を示す情報を記憶する。図7は、関係性情報記憶部44の一例を示す図である。
図7に示すように、関係性情報記憶部44には、「関係性ID」、「駐車場所」、「駐車場所の情報」、「目的地」および「目的地の情報」のそれぞれの情報が含まれ、これらの情報は互いに関連付けられている。
「関係性ID」は、関係性の情報同士を識別するための識別情報である。「駐車場所」は、駐車場所の名称を示す情報である。例えば、「駐車場所」は、上記したユーザUが駐車した(使用した)駐車場所、または、駐車する予定の駐車場所の名称を示す情報であるが、これに限られない。すなわち、上記では、ユーザUの駐車場所から目的地を予測したが、本実施形態では、後述するように、ユーザUの目的地から駐車場所を予測する場合もあることから、「駐車場所」には、目的地に基づいて予測される駐車場所の名称を示す情報が含まれてもよい。
「駐車場所の情報」は、駐車場所に関する情報である。例えば、「駐車場所の情報」には、駐車場所と対応する目的地との距離を示す距離情報等が含まれるが、これに限定されるものではなく、駐車料金、駐車可能台数、提携している店舗などその他の情報が含まれてもよい。
「目的地」は、目的地の名称を示す情報である。例えば、「目的地」は、上記したユーザUの行動情報に基づいて、対応する駐車場所と関連性が高いと推定された目的地の名称を示す情報であるが、これに限定されるものではない。すなわち、「目的地」には、例えば、後述するように、ユーザUの行動情報によって推定される目的地の名称や、所定の駐車場所から所定範囲内にある目的地の名称などを示す情報が含まれてもよい。
「目的地の情報」は、目的地に関する情報である。例えば、「目的地の情報」には、目的地が飲食店である場合、ラーメン屋、イタリアン、和食など飲食店の種別を示す情報や、目的地が店舗である場合、店舗で取り扱っている商品を示す情報など、目的地に関する種々の情報が含まれる。
図7では、関係性情報記憶部44の関係性ID「Ka」は、駐車場所が「駐車場所Pa1」、駐車場所の情報が「駐車情報La1」、目的地が「店舗A1」、目的地の情報が「店舗情報Ma1」である例を示している。
ここで、「駐車場所Pa1」は、ユーザUが使用した駐車場所、または、駐車する予定の駐車場所である。また、「店舗A1」は、ユーザUが検索行動をするなどして、駐車場所Pa1と関連性が高いと推定された目的地である。
また、関係性情報記憶部44の関係性ID「Kb」は、駐車場所が「駐車場所Pb1」、駐車場所の情報が「駐車情報Lb1」、目的地が「店舗B1」、目的地の情報が「店舗情報Mb1」である例を示している。
ここで、「店舗B1」は、ユーザUの行動情報に基づいてユーザUの目的地と推定された場所、すなわち、ユーザUが検索行動をするなどして、ユーザUの目的地と推定された場所である。また、「駐車場所Pb1」は、例えば、他ユーザ情報記憶部42に含まれる他ユーザ情報に基づいて予測される駐車場所である。詳しくは、「駐車場所Pb1」は、店舗B1に行く他ユーザは駐車場所Pb1に駐車する傾向にあるという他ユーザ情報に基づいて予測される駐車場所である。
また、関係性情報記憶部44の関係性ID「Kc」は、駐車場所が「駐車場所Pc1,駐車場所Pc2」、駐車場所の情報が「駐車情報Lc1,駐車情報Lc2」、目的地が「店舗C1」、目的地の情報が「店舗情報Mc1」である例を示している。なお、「駐車場所Pc1」は「駐車情報Lc1」に対応し、「駐車場所Pc2」は「駐車情報Lc2」に対応している。
ここで、「店舗C1」は、ユーザUの行動情報に基づいてユーザUの目的地と推定された場所、すなわち、ユーザUが検索行動をするなどして、ユーザUの目的地と推定された場所である。また、「駐車場所Pc1,駐車場所Pc2」は、例えば、他ユーザ情報記憶部42に含まれる他ユーザ情報に基づいて予測される駐車場所である。詳しくは、「駐車場所Pc1,駐車場所Pc2」は、店舗C1に行く他ユーザは駐車場所Pc1および駐車場所Pc2のいずれかに駐車する傾向にあるという他ユーザ情報に基づいて予測される駐車場所である。
また、関係性情報記憶部44の関係性ID「Kd」は、駐車場所が「駐車場所Pd1」、駐車場所の情報が「駐車情報Ld1」、目的地が「店舗D1,店舗D2」、目的地の情報が「店舗情報Md1,店舗情報Md2」である例を示している。なお、「店舗D1」は「店舗情報Md1」に対応し、「店舗D2」は「店舗情報Md2」に対応している。
ここで、「駐車場所Pd1」は、ユーザUが使用した駐車場所、または、駐車する予定の駐車場所である。また、「店舗D1,D2」は、「駐車場所Pd1」から所定範囲内にあって、いずれも目的地となり得る場所である。
また、関係性情報記憶部44の関係性ID「Ke」は、駐車場所が「駐車場所Pe1,駐車場所Pe2」、駐車場所の情報が「駐車情報Le1,駐車情報Le2」、目的地が「店舗E1,店舗E2」、目的地の情報が「店舗情報Me1,店舗情報Me2」である例を示している。なお、「駐車場所Pe1」は「駐車情報Le1」に対応し、「駐車場所Pe2」は「駐車情報Le2」に対応している。また、「店舗E1」は「店舗情報Me1」に対応し、「店舗E2」は「店舗情報Me2」に対応している。
ここで、「駐車場所Pe1,駐車場所Pe2」は、「店舗E1,店舗E2」の共有駐車場所である。詳しくは、例えば「店舗E1」や「店舗E2」を目的地とするユーザUは、「駐車場所Pe1」、「駐車場所Pe2」のいずれの駐車場所を使用してもよい。また、「駐車情報Le1,駐車情報Le2」には、駐車している車両Cの台数を示す情報が含まれてもよく、かかる情報に基づいて、「店舗E1」および「店舗E2」の人気度合いを予測することができるが、これについては後述する。
なお、上記では、目的地の例として店舗を挙げたが、これに限定されるものではなく、例えばホテル、スポーツ競技場、コンサートホール、オフィスビルなどの各種の施設や、観光地などその他の場所であってもよい。
〔3.2.5.提供情報記憶部45〕
図3の説明に戻ると、提供情報記憶部45は、ユーザUに対して提供される情報を記憶する。図8は、提供情報記憶部45の一例を示す図である。
図8に示すように、提供情報記憶部45には、「提供ID」、「予測内容」および「提供情報」のそれぞれの情報が含まれ、これらの情報は互いに関連付けられている。
「提供ID」は、ユーザUに対して提供する情報同士を識別するための識別情報である。「予測内容」は、ユーザUの目的地を予測する場合、予測された目的地を示す情報であり、ユーザUが駐車する駐車場所を予測する場合、予測された駐車場所を示す情報である。
「提供情報」は、ユーザUに対して提供される内容を示す情報である。例えば、「提供情報」には、予測されたユーザUの目的地に関連する情報が含まれたり、予測されたユーザUが駐車する駐車場所に関連する情報が含まれたりするが、これに限定されるものではない。
図8では、提供情報記憶部45の提供ID「N01」は、予測内容が「予測Q1」、提供情報が「提供情報R1」である例を示している。
ここで、予測内容の「予測Q1」が、ユーザUの目的地である場合、「提供情報R1」は、ユーザUの目的地に関連する情報であり、例えば、目的地で利用可能なクーポンを示す情報となる。
なお、上記では、「提供情報R1」に含まれる目的地に関連する情報として、具体的にクーポンを挙げたが、これに限られず、例えば、目的地が店舗である場合、店舗の広告情報や、店舗の評価を入力するための入力画面情報などその他の情報であってもよい。また、「提供情報R1」に含まれる目的地に関連する情報として、例えば、目的地に隣接する店舗のクーポンが含まれるようにしてもよい。
また、提供情報記憶部45の提供ID「N02」は、予測内容が「予測Q2」、提供情報が「提供情報R2」である例を示している。
ここで、予測内容の「予測Q2」が、ユーザUが駐車する駐車場所である場合、「提供情報R2」は、駐車場所に関連する情報であり、例えば、駐車場所で利用可能なクーポンを示す情報となる。
なお、上記では、「提供情報R2」に含まれる駐車場所に関連する情報として、具体的にクーポンを挙げたが、これに限られず、例えば、駐車場所の駐車料金や、駐車場所から目的地までの距離などその他の情報であってもよい。また、「提供情報R2」に含まれる駐車場所に関連する情報として、例えば、駐車場所に隣接する別の駐車場所のクーポンが含まれるようにしてもよい。
〔3.3.制御部50〕
図3の説明に戻ると、制御部50は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM、入出力ポートなどを有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。また、制御部50は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路等のハードウェアで構成されてもよい。制御部50は、取得部51と、推定部52と、予測部53と、提供部54とを備える。
〔3.3.1.取得部51〕
取得部51は、サービス提供サーバ100(図1参照)から通信部30を介して各種の情報を取得する。例えば、取得部51は、端末装置10(図1参照)からサービス提供サーバ100に対してなされた、ユーザUのネットワークN上の行動を示す行動情報を取得する。
例えば、取得部51は、行動情報として、ユーザUのネットワークN上の検索履歴情報(検索ログ)を取得することができる。なお、取得部51においては、上記した検索履歴情報の取得に限られず、例えば、ユーザUがクーポンを取得したことを示す行動情報や、目的地までの経路の検索を行ったことを示す行動情報などその他の行動情報を取得してもよい。
また、ユーザUが駐車した駐車場所から目的地を予測する場合、取得部51は、ユーザUが駐車した所定の駐車場所に到着する前の行動情報を取得するようにしてもよい。例えば、取得部51は、ユーザUの出発前の行動情報を取得するようにしてもよい。これにより、行動情報を早期に取得することができ、結果として目的地の予測も早期に行うことが可能になる。
また、後述するように、ユーザUの目的地からユーザUが駐車する駐車場所を予測する場合、取得部51は、ユーザUが所定の目的地に到着する前の行動情報を取得するようにしてもよい。例えば、取得部51は、ユーザUの出発前の行動情報を取得するようにしてもよい。これにより、ユーザUの行動情報を早期に取得することができ、結果として駐車場所の予測も早期に行うことが可能になる。
なお、上記では、取得部51は、ユーザUが所定の駐車場所または所定の目的地に到着する前の行動情報を取得するようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば、ユーザUが所定の駐車場所または所定の目的地に到着した後の行動情報を取得してもよい。
そして、取得部51は、取得された行動情報を行動情報記憶部41に格納する(図4参照)。
また、取得部51は、ユーザUとは異なる他のユーザの端末装置10、または、サービス提供サーバ100(図1参照)から、他のユーザに関する他ユーザ情報をさらに取得してもよい。そして、取得部51は、取得された他ユーザ情報を他ユーザ情報記憶部42に格納する(図5参照)。
また、取得部51は、ユーザUの端末装置10、または、サービス提供サーバ100(図1参照)から、ユーザUの特性に関するユーザ特性情報をさらに取得してもよい。そして、取得部51は、取得されたユーザ特性情報をユーザ特性情報記憶部43に格納する(図6参照)。
また、取得部51は、例えば、ユーザUの端末装置10からユーザUの位置情報を取得してもよい。例えば、取得部51は、位置情報として、ユーザUの出発地を示す出発地情報をさらに取得してもよい。そして、取得部51は、出発地情報を含む位置情報を推定部52や予測部53へ出力してもよい。
〔3.3.2.推定部52〕
推定部52は、取得部51によって取得された行動情報に基づいて、所定の駐車場所と所定の目的地との関係性を推定する。
具体的には、例えば、推定部52は、行動情報記憶部41にアクセスして行動情報を読み込む。そして、推定部52は、行動情報に基づいて、ユーザUが駐車した(使用した)駐車場所、または、駐車する予定の駐車場所と、所定の目的地との関係性を推定する。より具体的には、推定部52は、取得部51によって行動情報として取得された検索履歴情報に基づいて所定の駐車場所と所定の目的地との関係性を推定する。
例えば、推定部52は、ユーザUが所定の駐車場所に駐車する場合に、行動情報に所定の目的地を検索するなどの情報が含まれていると、所定の駐車場所と所定の目的地とは関係性が比較的高いと推定する。
具体的には、例えば、推定部52は、駐車場所Pa1(図7参照)に駐車する場合に、ユーザUの行動情報に、店舗A1(図7参照)を検索する行動が含まれていると、ユーザUが駐車する駐車場所Pa1と店舗A1とは、関連性が比較的高いと推定する。そして、推定部52は、推定した関係性を示す情報を関係性情報記憶部44へ格納する(図7参照)。
このように、推定部52は、ユーザUの行動情報(例えば検索履歴情報)を用いることで、所定の駐車場所と所定の目的地との関係性を精度良く推定することができる。
なお、推定部52は、例えば駐車場所Pa1の「駐車場所の情報」に、店舗A1と提携していることを示す情報が含まれる場合、駐車場所Pa1と店舗A1とは関連性が非常に高いと推定するようにしてもよい。
また、推定部52は、行動情報および他ユーザ情報に基づいて、所定の駐車場所と所定の目的地との関係性を推定してもよい。例えば、推定部52は、他ユーザ情報記憶部42にアクセスして他ユーザ情報を読み込む。そして、推定部52は、他ユーザ情報に、例えば店舗B1(図7参照)に行く他ユーザは駐車場所Pb1(図7参照)に駐車する傾向にあるという情報が含まれる場合、駐車場所Pb1と店舗B1とは、関連性が比較的高いと推定する。そして、推定部52は、推定した関係性を示す情報を関係性情報記憶部44へ格納する(図7参照)。
このように、推定部52は、行動情報および他ユーザ情報を用いることで、所定の駐車場所と所定の目的地との関係性をより精度良く推定することができる。
また、推定部52は、行動情報およびユーザ特性情報に基づいて、所定の駐車場所と前記所定の目的地との関係性を推定してもよい。例えば、推定部52は、ユーザ特性情報記憶部43にアクセスしてユーザ特性情報を読み込む。ここで、かかるユーザ特性情報に、例えば「ラーメン屋には行かない」というユーザUの行動特性の情報が含まれるものとする。また、図7に示すように、駐車場所Pd1に対応する目的地が店舗D1,D2であり、ここでは店舗D1が「ラーメン屋」、店舗D2が「イタリアン」であるものとする。
このような場合、推定部52は、ユーザ特性情報に「ラーメン屋には行かない」という情報が含まれていることから、駐車場所Pd1と店舗D1とは、関連性が比較的低いと推定することができる。そして、関連性が比較的低いと推定されると、後述する予測部53において、ラーメン屋である店舗D1を、ユーザUの目的地として予測しない、あるいは予測しにくくすることができる。このように、個人の行動の偏りを反映してもよい。
一方、駐車場所Pd1に対応する目的地としては店舗D1の他に店舗D2しかなく、また、ユーザUは店舗D1には行かない特性を有することから、推定部52は、駐車場所Pd1と店舗D2とは、関連性が比較的高いと推定するようにしてもよい。そして、推定部52は、推定した関係性を示す情報を関係性情報記憶部44へ格納する(図7参照)。
このように、推定部52は、行動情報、および、個人の特性であるユーザ特性情報行動情報を利用することで、所定の駐車場所と所定の目的地との関係性をより精度良く推定することができる。
〔3.3.3.予測部53〕
予測部53は、推定部52によって推定された関係性を示す情報に基づいてユーザUの目的地を予測する。例えば、予測部53は、予測対象となるユーザUの行動情報と、推定された関係性を示す情報とに基づいて、ユーザUの目的地を予測する。
具体的には、例えば、予測部53は、ユーザUが駐車場所Pa1(図7参照)に駐車する場合に、駐車場所Pa1と店舗A1との関連性が比較的高いことを示す情報に基づいて、ユーザUの目的地が店舗A1であると予測する。
このように、本実施形態に係る予測部53は、推定部52によって推定された関係性を示す情報を用いることで、ユーザUの目的地を正確に予測することができる。
なお、上記では、予測部53は、推定された関係性を示す情報に基づいてユーザUの目的地を予測するようにしたが、これに限定されるものではない。すなわち、例えば、予測部53は、推定部52によって推定された関係性を示す情報に基づいてユーザUが駐車する駐車場所を予測してもよい、言い換えると、駐車場位置推定をしてもよい。
例えば、予測部53は、予測対象となるユーザUの行動情報と、推定された関係性を示す情報とに基づいて、ユーザUが駐車する駐車場所を予測する。
具体的には、例えば、予測部53は、予測対象となるユーザUの行動情報に基づいて、ユーザUの目的地を推定し、推定した目的地と、推定部52によって推定された関係性を示す情報とに基づいて、ユーザUが駐車する駐車場所を予測する。
より具体的には、例えば、予測部53は、ユーザUの行動情報に、ユーザUが店舗B1(図7参照)を目的地として経路を検索する行動が含まれている場合、ユーザUの目的地を店舗B1と推定する。そして、予測部53は、店舗B1と駐車場所Pb1との関連性が比較的高いことを示す情報に基づいて、ユーザUが駐車する駐車場所が駐車場所Pb1であると予測する。
これにより、本実施形態にあっては、ユーザUが駐車する駐車場所を正確に予測することができる。また、ユーザUに対し、予測した駐車場所(例えば駐車場所Pb1)へ案内する情報を提供することも可能になる。
さらには、本実施形態にあっては、駐車場所を予測していることから、ユーザUが実際に駐車する駐車場所も特定することができる。そのため、例えば、ユーザUが目的地である店舗B1へ行って戻ってきたときに、ユーザUに対し、特定した駐車場所へ案内する情報を提供することも可能になる。すなわち、予測した駐車場所を、どこに停めたかの駐車位置(駐車場所)の特定に反映してもよい。
また、上記したように、店舗B1と駐車場所Pb1との関連性は、他のユーザの傾向を示す他ユーザ情報に基づいて推定されたものである。詳しくは、他のユーザが店舗B1に行くときは駐車場所Pb1に駐車する傾向があるという他ユーザ情報に基づいて、店舗B1と駐車場所Pb1との関連性が比較的高いと推定されている。従って、例えば仮に、店舗B1が専用の駐車場所を有していない場合であっても、本実施形態にあっては、他のユーザが店舗B1に行くときに使用する駐車場所Pb1を、ユーザUが駐車する駐車場所として予測することができ、これにより、ユーザUに対し、駐車場所Pb1へ案内する情報を提供することも可能になる。
また、予測部53は、他のユーザの傾向を利用することで、例えば、目的地に含まれるPOIに対する人気の駐車場(駐車場所)を、ユーザUが駐車する駐車場所として予測することもできる。これにより、ユーザUに対し、人気の駐車場(駐車場所)へ案内する情報を提供することも可能になる。
また、予測部53は、ユーザUの出発地情報を用いてユーザUが駐車する駐車場所を予測してもよい。詳しくは、予測部53は、取得部51によって取得された出発地情報と、推定部52によって推定された関係性を示す情報とに基づいて、ユーザUが駐車する駐車場所を予測してもよい。
具体的には、例えば、ユーザUの目的地が店舗C1(図7参照)であり、店舗C1と関係性が比較的高い駐車場所は、駐車場所Pc1および駐車場所Pc2の複数ある場合がある。かかる場合、予測部53は、ユーザUの出発地情報を用い、駐車場所Pc1および駐車場所Pc2のうち、ユーザUの出発地に近い方をユーザUが駐車する駐車場所として予測してもよい。これにより、例えば、ユーザUに対し、出発地に近い方の駐車場所へ案内する情報を提供することが可能になる。
また、予測部53は、所定の駐車場所と所定の目的地との距離を示す距離情報と、推定部52によって推定された関係性を示す情報とに基づいて、ユーザUが駐車する駐車場所を予測してもよい。これについて、図9を参照して説明する。図9は、予測部53における処理の一例を説明する図である。
図9に示す例では、駐車場Pは駐車場所Pe1と駐車場所Pe2とを備え、駐車場所Pe1,Pe2は店舗E1,店舗E2の共有駐車場である。また、駐車場所Pe1と店舗E1との距離は比較的近く、駐車場所Pe1と店舗E2との距離は比較的遠いものとする。また、駐車場所Pe2と店舗E2との距離は比較的近く、駐車場所Pe2と店舗E1との距離は比較的遠いものとする。
上記したような駐車場Pにおいては、予測部53は、目的地が店舗E1である場合、距離情報に基づき、店舗E1から距離の近い駐車場所Pe1を、ユーザUが駐車する駐車場所として予測することができる。同様に、予測部53は、目的地が店舗E2である場合、距離情報に基づき、店舗E2から距離の近い駐車場所Pe2を、ユーザUが駐車する駐車場所として予測することができる。これにより、例えば、ユーザUに対し、目的地に近い方の駐車場所へ案内する情報を提供することが可能になる。
また、予測部53は、例えば図9に示す店舗E1や店舗E2の人気度合いを予測してもよい。すなわち、本実施形態にあっては、例えば、駐車場の停車位置の偏り具合から、お店の人気度合いがわかる、詳しくは、混んでいる駐車場側の店が人気だろうと予測する。
具体的には、予測部53は、駐車場所Pe1,Pe2に対応する駐車情報Le1,Le2(図7参照)に含まれる、駐車している車両Cの台数を示す情報を読み込む。続いて、予測部53は、例えば、駐車場P全体の駐車台数が所定値以上で、かつ、全体の駐車台数に対する、駐車場所Pe1(または駐車場所Pe2)の駐車台数の割合が所定割合以上である場合、車両Cの停車位置に偏りがあると判定する。
そして、予測部53は、車両Cの停車位置に偏りがあると判定された駐車場所(図9に示す例では駐車場所Pe1)に近い店舗E1が、店舗E2に比べて人気度合いが高いと予測することができる。
なお、上記では、車両Cの停車位置の偏りについて、割合を用いて判定するようにしたが、これはあくまでも例示であって限定されるものではない。すなわち、例えば、駐車場所Pe1の駐車台数と駐車場所Pe2の駐車台数との差分が所定値以上ある場合に、車両Cの停車位置に偏りがあると判定するなど、その手法を用いて偏りの判定を行ってもよい。
また、本実施形態にあっては、人気度合いが高い店舗E1を予測するようにしたことから、例えば、店舗E1や駐車場所Pe1の滞在時間、駐車場所Pe1の料金、および、店舗E1と駐車場所Pe1との距離などを、人気度合いに応じて最適化させることも可能となる。例えば、店舗E1は、滞在時間が比較的長いので、駐車場所Pe1の料金を下げるなど、人気度合いに応じて最適化させてもよい。
また、予測部53は、予測モデル(例えば、機械学習モデル)を生成し、生成した予測モデルを用いて目的地などを予測するようにしてもよい。例えば、予測部53は、実際の駐車場所と目的地とをクラスタリングしたり、検索履歴情報に含まれる検索キーワードにおける特徴量を用いたりしてモデル化してもよい。
また、予測部53は、例えば、予測モデルにおける目的地の予測に用いられる、検索履歴情報や駐車場所を示す情報の重みを変更したり、重みを学習したりしてもよい。また、上記したような予測モデルが生成されると、かかる予測モデルを、例えば、駐車場に対する店舗の配置や立地などが類似する他の場所にも適用することが可能となる。
〔3.3.4.提供部54〕
図3の説明に戻ると、提供部54は、ユーザUに対して各種の情報を提供する。例えば、予測部53によってユーザUの目的地が予測された場合、提供部54は、提供情報記憶部45の提供情報R1(図8参照)を読み込み、予測されたユーザUの目的地に関連する情報を、ユーザUに対して提供する。これにより、ユーザUは、目的地に関連する情報を容易に取得することができる。
具体的には、例えば、提供部54は、予測されたユーザの目的地(例えば店舗)で利用可能なクーポンを提供してもよい。これにより、ユーザUは、目的地で利用可能なクーポンを容易に取得することができる。
また、上記では、提供部54は、目的地で利用可能なクーポンを提供するようにしたが、これに限定されるものではない。すなわち、例えば、提供部54は、目的地に隣接する店舗のクーポンをユーザUに対して提供してもよい。これにより、例えば、ユーザUに対し、目的地に隣接する店舗へ関心を向けさせて、かかる店舗へ誘導することが可能となる。
また、例えば、予測部53によってユーザUが駐車する駐車場所が予測された場合、提供部54は、提供情報記憶部45の提供情報R2(図8参照)を読み込み、予測されたユーザUが駐車する駐車場所に関連する情報を、ユーザUに対して提供する。これにより、ユーザUは、駐車する駐車場所に関連する情報を容易に取得することができる。
具体的には、例えば、提供部54は、予測されたユーザUが駐車する駐車場所で利用可能なクーポンを提供してもよい。これにより、ユーザUは、駐車する駐車場所で利用可能なクーポンを容易に取得することができる。
また、上記では、提供部54は、ユーザUが駐車する駐車場所で利用可能なクーポンを提供するようにしたが、これに限定されるものではない。すなわち、例えば、提供部54は、駐車場所に隣接する別の駐車場所のクーポンをユーザUに対して提供してもよい。これにより、例えば、ユーザUに対し、別の駐車場所へ関心を向けさせて、かかる駐車場所へ誘導することが可能となる。
〔4.情報処理装置20の処理フロー〕
次に、情報処理装置20における情報処理の手順について説明する。図10および図11は、情報処理装置20における情報処理の流れを示すフローチャートである。なお、図10は、ユーザUの目的地を予測する場合のフローチャートであり、図11は、ユーザUが駐車する駐車場所を予測する場合のフローチャートである。また、情報処理装置20は、図10および図11に示す情報処理のいずれか一方を適宜なタイミングで実行するが、これに限定されるものではない。
先ず、図10について説明すると、情報処理装置20の制御部50は、ユーザUの行動情報を取得する(ステップS10)。続いて、制御部50は、行動情報に基づいて、駐車場所と目的地との関係性を推定する(ステップS11)。
続いて、制御部50は、推定された関係性を示す情報に基づいてユーザUの目的地を予測する(ステップS12)。そして、制御部50は、予測されたユーザUの目的地に関連する情報を、ユーザUに対して提供する(ステップS13)。
次に、図11について説明する。なお、以下では、図10と同じ処理には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図11に示すように、制御部50は、上記したステップS10,S11の処理を実行した後、ユーザの行動情報に基づいて、ユーザの目的地を推定する(ステップS11a)。続いて、制御部50は、推定した目的地と、推定された関係性を示す情報とに基づいて、ユーザUが駐車する駐車場所を予測する(ステップS12a)。そして、制御部50は、予測されたユーザUが駐車する駐車場所に関連する情報を、ユーザUに対して提供する(ステップS13a)。
〔5.効果〕
情報処理装置20は、取得部51と、推定部52とを備える。取得部51は、ユーザUのネットワークN上の行動に関する行動情報を取得する。推定部52は、取得部51によって取得された行動情報に基づいて、所定の駐車場所と所定の目的地との関係性を推定する。
これにより、駐車場所と目的地との関係性を精度良く推定することができる。
また、推定部52は、ユーザUが使用した所定の駐車場所と、所定の目的地との関係性を推定する。これにより、駐車場所と目的地との関係性をより精度良く推定することができる。
また、情報処理装置20は、推定部52によって推定された関係性を示す情報に基づいてユーザUの目的地を予測する予測部53を備える。これにより、ユーザUの目的地を正確に予測することができる。
また、予測部53は、予測対象となるユーザUの行動情報と、推定部52によって推定された関係性を示す情報とに基づいて、当該ユーザUの目的地を予測する。これにより、ユーザUの目的地をより正確に予測することができる。
また、情報処理装置20は、予測部53によって予測されたユーザUの目的地に関連する情報を、ユーザUに対して提供する提供部54を備える。これにより、ユーザUは、目的地に関連する情報を容易に取得することができる。
また、提供部54は、予測部53によって予測されたユーザUの目的地で利用可能なクーポンを提供する。これにより、ユーザUは、目的地で利用可能なクーポンを容易に取得することができる。
また、情報処理装置20は、推定部52によって推定された関係性を示す情報に基づいてユーザUが駐車する駐車場所を予測する予測部53を備える。これにより、ユーザUが駐車する駐車場所を正確に予測することができる。
また、予測部53は、予測対象となるユーザUの行動情報と、推定部52によって推定された関係性を示す情報とに基づいて、当該ユーザUが駐車する駐車場所を予測する。これにより、ユーザUが駐車する駐車場所をより正確に予測することができる。
また、予測部53は、予測対象となるユーザUの行動情報に基づいて、当該ユーザUの目的地を推定し、推定した目的地と、推定部52によって推定された関係性を示す情報とに基づいて、当該ユーザUが駐車する駐車場所を予測する。これにより、ユーザUが駐車する駐車場所をより一層正確に予測することができる。
また、取得部51は、ユーザUの出発地を示す出発地情報をさらに取得し、予測部53は、取得部51によって取得された出発地情報と、推定部52によって推定された関係性を示す情報とに基づいて、ユーザUが駐車する駐車場所を予測する。これにより、ユーザUが駐車する駐車場所をより一層正確に予測することができる。
また、予測部53は、所定の駐車場所と所定の目的地との距離を示す距離情報と、推定部52によって推定された関係性を示す情報とに基づいて、ユーザUが駐車する駐車場所を予測する。これにより、例えば、目的地から距離の近い駐車場所を、ユーザUが駐車する駐車場所として予測することが可能になる。
また、情報処理装置20は、予測部53によって予測されたユーザUが駐車する駐車場所に関連する情報を、ユーザUに対して提供する提供部54を備える。これにより、ユーザUは、駐車する駐車場所に関連する情報を容易に取得することができる。
また、提供部54は、予測部53によって予測されたユーザUが駐車する駐車場所で利用可能なクーポンを提供する。これにより、ユーザUは、駐車する駐車場所で利用可能なクーポンを容易に取得することができる。
また、取得部51は、行動情報として、ユーザUのネットワークN上の検索履歴情報を取得し、推定部52は、取得部51によって取得された検索履歴情報に基づいて所定の駐車場所と所定の目的地との関係性を推定する。これにより、駐車場所と目的地との関係性をより精度良く推定することができる。
また、取得部51は、ユーザUが所定の駐車場所または所定の目的地に到着する前の行動情報を取得する。これにより、ユーザUの行動情報を早期に取得することができ、結果として目的地や駐車場所などの予測も早期に行うことが可能になる。
また、取得部51は、ユーザUとは異なる他のユーザに関する他ユーザ情報をさらに取得し、推定部52は、取得部51によって取得された行動情報および他ユーザ情報に基づいて、所定の駐車場所と所定の目的地との関係性を推定する。これにより、駐車場所と目的地との関係性をより精度良く推定することができる。
また、取得部51は、ユーザUの特性に関するユーザ特性情報をさらに取得し、推定部52は、取得部51によって取得された行動情報およびユーザ特性情報に基づいて、所定の駐車場所と所定の目的地との関係性を推定する。これにより、駐車場所と目的地との関係性をより精度良く推定することができる。
〔6.ハードウェア構成〕
上述した実施形態における情報処理装置20は、例えば図12に示すような構成のコンピュータ1000がプログラムを実行することによって実現される。
図12は、プログラムを実行するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、CPU(Central Processing Unit)1100、RAM(Random Access Memory)1200、ROM(Read Only Memory)1300、HDD(Hard Disk Drive)1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、およびメディアインターフェイス(I/F)1700を備える。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、通信部30に対応し、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを、ネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを、入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、当該プログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
コンピュータ1000が情報処理装置20として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、図3に示す取得部51、推定部52、予測部53および提供部54の各機能を実現する。
コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを、記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、ネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔7.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上記してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部51は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 情報処理システム
10 端末装置
20 情報処理装置
50 制御部
51 取得部
52 推定部
53 予測部
54 提供部
100 サービス提供サーバ

Claims (23)

  1. ユーザのネットワーク上の行動に関する行動情報を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された前記行動情報に基づいて、所定の駐車場所と所定の目的地との関係性を推定する推定部と
    を備え
    前記取得部は、
    前記行動情報として、前記ユーザが前記所定の駐車場所または前記所定の目的地に到着する前に行われた前記ユーザのネットワーク上の検索履歴情報を取得し、
    前記推定部は、
    前記取得部によって取得された前記検索履歴情報に基づいて前記所定の駐車場所と前記所定の目的地との関係性を推定する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. ユーザのネットワーク上の行動に関する行動情報を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された前記行動情報に基づいて、所定の駐車場所と所定の目的地との関係性を推定する推定部と
    前記所定の駐車場所が複数あり、前記複数の所定の駐車場所と関係性を有する前記所定の目的地が複数ある場合、前記複数の所定の駐車場所における停車位置の偏り度合いに基づいて、前記複数の所定の目的地の人気度合いを予測する予測部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  3. ユーザのネットワーク上の行動に関する行動情報を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された前記行動情報に基づいて、所定の駐車場所と所定の目的地との関係性を推定する推定部と
    前記推定部によって推定された関係性を示す情報に基づいて、前記ユーザの目的地および前記ユーザが駐車する駐車場所の少なくともいずれかを予測する予測部と、
    前記予測部によって予測された前記ユーザの目的地に隣接する施設に関連する情報、および、前記予測部によって予測された前記ユーザが駐車する駐車場所に隣接する別の駐車場所に関連する情報の少なくともいずれかを、前記ユーザに対して提供する提供部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  4. 前記推定部は、
    前記ユーザが使用した前記所定の駐車場所と、前記所定の目的地との関係性を推定する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  5. 前記推定部によって推定された関係性を示す情報に基づいて前記ユーザの目的地を予測する予測部
    を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  6. 前記予測部は、
    予測対象となる前記ユーザの前記行動情報と、前記推定部によって推定された関係性を示す情報とに基づいて、当該ユーザの目的地を予測する
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  7. 前記予測部によって予測された前記ユーザの目的地に関連する情報を、前記ユーザに対して提供する提供部
    を備えることを特徴とする請求項またはに記載の情報処理装置。
  8. 前記提供部は、
    前記予測部によって予測された前記ユーザの目的地で利用可能なクーポンを提供する
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  9. 前記推定部によって推定された関係性を示す情報に基づいて前記ユーザが駐車する駐車場所を予測する予測部
    を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  10. 前記予測部は、
    予測対象となる前記ユーザの前記行動情報と、前記推定部によって推定された関係性を示す情報とに基づいて、当該ユーザが駐車する駐車場所を予測する
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  11. 前記予測部は、
    予測対象となる前記ユーザの前記行動情報に基づいて、当該ユーザの目的地を推定し、推定した目的地と、前記推定部によって推定された関係性を示す情報とに基づいて、当該ユーザが駐車する駐車場所を予測する
    ことを特徴とする請求項または10に記載の情報処理装置。
  12. 前記取得部は、
    前記ユーザの出発地を示す出発地情報をさらに取得し、
    前記予測部は、
    前記取得部によって取得された前記出発地情報と、前記推定部によって推定された関係性を示す情報とに基づいて、前記ユーザが駐車する駐車場所を予測する
    ことを特徴とする請求項11のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  13. 前記予測部は、
    前記所定の駐車場所と前記所定の目的地との距離を示す距離情報と、前記推定部によって推定された関係性を示す情報とに基づいて、前記ユーザが駐車する駐車場所を予測する
    ことを特徴とする請求項12のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  14. 前記予測部によって予測された前記ユーザが駐車する駐車場所に関連する情報を、前記ユーザに対して提供する提供部
    を備えることを特徴とする請求項13のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  15. 前記提供部は、
    前記予測部によって予測された前記ユーザが駐車する駐車場所で利用可能なクーポンを提供する
    ことを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
  16. 前記取得部は、
    前記ユーザとは異なる他のユーザに関する他ユーザ情報をさらに取得し、
    前記推定部は、
    前記取得部によって取得された前記行動情報および前記他ユーザ情報に基づいて、前記所定の駐車場所と前記所定の目的地との関係性を推定する
    ことを特徴とする請求項1〜15のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  17. 前記取得部は、
    前記ユーザの特性に関するユーザ特性情報をさらに取得し、
    前記推定部は、
    前記取得部によって取得された前記行動情報および前記ユーザ特性情報に基づいて、前記所定の駐車場所と前記所定の目的地との関係性を推定する
    ことを特徴とする請求項1〜16のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  18. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    ユーザのネットワーク上の行動に関する行動情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得された前記行動情報に基づいて、所定の駐車場所と所定の目的地との関係性を推定する推定工程と
    を含み、
    前記取得工程は、
    前記行動情報として、前記ユーザが前記所定の駐車場所または前記所定の目的地に到着する前に行われた前記ユーザのネットワーク上の検索履歴情報を取得し、
    前記推定工程は、
    前記取得工程によって取得された前記検索履歴情報に基づいて前記所定の駐車場所と前記所定の目的地との関係性を推定する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  19. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    ユーザのネットワーク上の行動に関する行動情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得された前記行動情報に基づいて、所定の駐車場所と所定の目的地との関係性を推定する推定工程と
    前記所定の駐車場所が複数あり、前記複数の所定の駐車場所と関係性を有する前記所定の目的地が複数ある場合、前記複数の所定の駐車場所における停車位置の偏り度合いに基づいて、前記複数の所定の目的地の人気度合いを予測する予測工程と
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  20. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    ユーザのネットワーク上の行動に関する行動情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得された前記行動情報に基づいて、所定の駐車場所と所定の目的地との関係性を推定する推定工程と
    前記推定工程によって推定された関係性を示す情報に基づいて、前記ユーザの目的地および前記ユーザが駐車する駐車場所の少なくともいずれかを予測する予測工程と、
    前記予測工程によって予測された前記ユーザの目的地に隣接する施設に関連する情報、および、前記予測工程によって予測された前記ユーザが駐車する駐車場所に隣接する別の駐車場所に関連する情報の少なくともいずれかを、前記ユーザに対して提供する提供工程と
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  21. ユーザのネットワーク上の行動に関する行動情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順によって取得された前記行動情報に基づいて、所定の駐車場所と所定の目的地との関係性を推定する推定手順と
    をコンピュータに実行させ
    前記取得手順は、
    前記行動情報として、前記ユーザが前記所定の駐車場所または前記所定の目的地に到着する前に行われた前記ユーザのネットワーク上の検索履歴情報を取得し、
    前記推定手順は、
    前記取得手順によって取得された前記検索履歴情報に基づいて前記所定の駐車場所と前記所定の目的地との関係性を推定する
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
  22. ユーザのネットワーク上の行動に関する行動情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順によって取得された前記行動情報に基づいて、所定の駐車場所と所定の目的地との関係性を推定する推定手順と
    前記所定の駐車場所が複数あり、前記複数の所定の駐車場所と関係性を有する前記所定の目的地が複数ある場合、前記複数の所定の駐車場所における停車位置の偏り度合いに基づいて、前記複数の所定の目的地の人気度合いを予測する予測手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
  23. ユーザのネットワーク上の行動に関する行動情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順によって取得された前記行動情報に基づいて、所定の駐車場所と所定の目的地との関係性を推定する推定手順と
    前記推定手順によって推定された関係性を示す情報に基づいて、前記ユーザの目的地および前記ユーザが駐車する駐車場所の少なくともいずれかを予測する予測手順と、
    前記予測手順によって予測された前記ユーザの目的地に隣接する施設に関連する情報、および、前記予測手順によって予測された前記ユーザが駐車する駐車場所に隣接する別の駐車場所に関連する情報の少なくともいずれかを、前記ユーザに対して提供する提供手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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