JP6319029B2 - 車両用モニタシステム - Google Patents

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本発明は、車両に搭載され、車外或いは車内を撮影するカメラの撮影画像を、表示用の制御ユニットを介して表示装置の画面に表示するようにした車両用モニタシステムに関する。
自動車等の車両においては、近年、ドアミラーやルームミラーの代替として、車両の周囲(後方)を複数台のカメラにより撮影し、その撮影画像を、リアルタイムで車内の表示装置に表示するようにした、いわゆる電子ミラーと称される車両用モニタシステムを設けることが考えられている(例えば特許文献1参照)。このシステムによれば、ミラーにおいては死角になっていた部分についても、視界を広く確保して、運転者にとって後方の視認性を高めることができる。
この種の車両用モニタシステムにあっては、安全性を確保することが極めて重要となるが、ソフト的或いはハード的な故障の発生は避けられないため、フェールセーフの機能を設けることが必要となる。上記特許文献1においては、撮影・表示機能の故障や断線を検出する故障検出機能を設け、その結果に基づいて、発光装置を赤色で発光させたり、ブザーを鳴動させたりして、周囲近傍の人に故障を報知し、更には、必要に応じて車両の運行を禁止することが行われる。
特開2010−188903号公報
ところで、上記車両用モニタシステムにおける撮影・表示機能の故障のモードの一つとして、表示装置の画面に過去の画像を固定的に表示し続けるといった、映像固着の異常がある。この映像固着の異常の原因として、表示装置の表示を制御する制御ユニット(ECU)に異常が発生することが考えられる。ところが、表示用の制御ユニットに異常が発生したことを、その制御ユニット自体では判断できない事情がある。また、映像固着の異常が発生した場合には、運転者が異常に気付きにくいという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、表示用の制御ユニットの異常が発生したことを確実に判断することができ、運転者に異常発生を知らせることができる車両用モニタシステムを提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明の車両用モニタシステム(6)は、車両(1)に搭載され、車外或いは車内を撮影するカメラ(11,12)の撮影画像を、表示用の制御ユニット(13,14)を介して表示装置(7,8)の画面に表示するようにしたものであって、車両(1)に搭載された複数の制御ユニット(13,14,15)により前記表示用の制御ユニット(13,14)の異常の有無を監視すると共に、前記複数の制御ユニット(13,14,15)が前記表示用の制御ユニット(13,14)の異常を判断した場合に、当該表示用の制御ユニット(13,14)により表示制御されている前記表示装置(7,8)の画面を強制的に非表示状態にする非表示制御手段を備え、前記カメラは、第1のカメラ(11)と該第1のカメラ(11)とは異なる部位を撮影する第2のカメラ(12)とを含み、前記表示用制御ユニットは、第1の表示用制御ユニット(13)と第2の表示用制御ユニット(14)とを含み、前記表示装置は、第1の表示装置(7)と第2の表示装置(8)とを含み、前記第1のカメラ(11)の撮影画像を、前記第1の表示用制御ユニット(13)により前記第1の表示装置(7)の画面に表示し、前記第2のカメラ(12)の撮影画像を、前記第2の表示用制御ユニット(14)により前記第2の表示装置(8)の画面に表示するように構成され、前記第1及び第2の表示用制御ユニット(13,14)とは別の第3の制御ユニット(15)を備え、前記第2の表示用制御ユニット(14)及び第3の制御ユニット(15)により前記第1の表示用制御ユニット(13)を監視し、前記第2の表示用制御ユニット(14)及び第3の制御ユニット(15)の双方が前記第1の表示用制御ユニット(13)の異常を判断した場合に、前記非表示制御手段は、前記第1の表示装置(7)の画面を非表示状態にし、前記第1の表示用制御ユニット(13)及び第3の制御ユニット(15)により前記第2の表示用制御ユニット(14)を監視し、前記第1の表示用制御ユニット(13)及び第3の制御ユニット(15)の双方が前記第2の表示用制御ユニット(14)の異常を判断した場合に、前記非表示制御手段は、前記第2の表示装置(8)の画面を非表示状態にするところに特徴を有する(請求項1の発明)。
これによれば、複数の制御ユニット(13,14,15)により、表示用の制御ユニット(13,14)の異常の有無が監視される。複数の制御ユニット(13,14,15)が異常を判断した場合に、非表示制御手段により、当該表示用の制御ユニット(13,14)により表示制御されている前記表示装置(7,8)の画面が、強制的に非表示状態にされる。この場合、表示用の制御ユニット(13,14)自体が自己診断を行うのではなく、別の複数の制御ユニットが表示用の制御ユニット(13,14)を監視するため、正確な判断が可能となる。そして、表示装置(7,8)の画面が、強制的に非表示状態にされることにより、ユーザ(運転者)は異常が発生したことを確実に知ることができる。
本発明の一実施形態を示すもので、車両用モニタシステムの全体構成を概略的に示す機能ブロック図 車室内の運転席近傍の表示装置の配置を示すもので、(a)は通常状態、(b)は右側の第2の表示装置のバックライトをオフした様子を示す図 制御ユニットが実行する他の表示用制御ユニットの監視の処理手順を示すフローチャート
以下、本発明を、自動車のドアミラー(フェンダーミラー)の代替として用いられるいわゆる電子ミラーに適用した一実施形態について、図面を参照しながら説明する。図2は、車両(乗用車)1の車室のうち運転席近傍の様子を概略的に示しており、ここで、運転席の前部には、インストルメントパネル2(以下「インパネ2」と略称する)が設けられている。このインパネ2には、メータ部3が埋込まれるようにして設けられ、その手前側に位置してステアリングホイール4が設けられている。
そして、前記インパネ2の中央に位置するインパネセンター部5には、本実施形態に係る車両用モニタシステム6の一部を構成する第1,第2の表示装置7,8が組込まれる。これら第1,第2の表示装置7,8は、例えばカラー液晶ディスプレイから構成され、やや間隔を置いて左右に並んで設けられている。後述するように、第1,第2の表示装置7,8の画面には、カメラが撮影した車両1の近傍の撮影画像が表示されるようになっている。また、図1に示すように、これら第1,第2の表示装置7,8は、映像とは別系統の通電回路により点灯されるバックライト9,10を夫々備えている。
このとき、前記バックライト9,10の点灯時において、ユーザ(運転者)が第1,第2の表示装置7,8の画面の映像が視認できる状態とされ、バックライト9,10の消灯時には、第1,第2の表示装置7,8の画面が非表示状態とされるようになっている。図2(b)には、右側の第2の表示装置8において、バックライト10をオフにした様子を示している。尚、詳しい図示や説明は省略するが、インパネセンター部5には、第1,第2の表示装置7,8の近傍に位置して、ナビゲーション、カーオーディオ、エアコン等の各種車載機器やその操作部(HMI部)等も設けられている。
本実施形態の車両用モニタシステム6は、図1にも示すように、この場合車外を撮影するための第1のカメラ11と、第2のカメラ12とを備えている。これら第1,第2のカメラ11,12は、例えばCCDカメラなどから構成されており、車両1のボディの要所に位置して設けられている。このとき、第1のカメラ11は、車両1の左側の後方を撮影し、第2のカメラ12は、車両1の右側の後方を撮影するように設けられている。
そして、図1に示すように、第1のカメラ11が撮像した撮影画像の信号(映像信号、ビデオ信号)は、第1の表示用の制御ユニット13(以下「第1の表示用ECU13」という)に入力される。前記第1の表示装置7の表示が、第1の表示用ECU13により制御され、これにて、第1のカメラ11の撮影画像(車両1の左側後方の映像)がリアルタイムで第1の表示装置7の画面に表示される。
同様に、第2のカメラ12が撮像した撮影画像の信号は、第2の表示用の制御ユニット14(以下「第2の表示用ECU14」という)に入力される。前記第2の表示装置8の表示が、第2の表示用ECU14により制御され、これにて、第2のカメラ12の撮影画像(車両1の右側後方の映像)がリアルタイムで第2の表示装置8の画面に表示される。尚、図2(a)には、第1の表示装置7の画面に第1のカメラ11の撮影画像が表示され、第2の表示装置8の画面に第2のカメラ12の撮影画像が表示されている様子が示されている。
さらに、図1に示すように、車両1には、前記第1,第2の表示用ECU13,14とは別の第3の制御ユニット15(以下「第3のECU15」という)が設けられており、これら第1,第2の表示用ECU13,14並びに第3のECU15は、例えばCANからなる車載LAN16により相互に接続されている。周知のように、この車載LAN16は、車両1に搭載された複数のシステム(各々の制御ユニット)間でのネットワークを形成するものである。尚、前記第3のECU15としては、例えばHMIコントロールユニット等の画面調停機能を有する制御ユニットを用いることができる。
さて、本実施形態では、次の作用説明(フローチャート説明)でも述べるように、第1,第2の表示用ECU13,14並びに第3のECU15は、各表示用ECU13,14の異常(故障)の有無を、車載LAN16を介して相互に監視している。つまり、第2の表示用ECU14及び第3のECU15により、第1の表示用ECU13が監視されると共に、第1の表示用ECU13及び第3のECU15により、第2の表示用ECU14が監視される。
この場合、第1,第2の表示用ECU13,14が、定期間隔(例えば1秒間隔或いはそれ以下の所定時間間隔)で、各々が表示する映像情報に関するデータを、車載LAN16を介して送信し合うことで、データの値の変化があるか、通信が途絶していないか、を監視する。各表示用ECU13,14から送信されるデータとしては、例えば、映像情報を元に計算されたCRC値(誤り検出のための巡回冗長符号)が用いられる。表示用ECU13,14から、CRC値データが定期的に送信されており、且つ、そのデータが常に変化している(固着していない)場合には、正常と判断される。どちらか一方でも異常があった場合に、異常状態と判断される。
そして、第2の表示用ECU14及び第3のECU15は、第1の表示用ECU13が異常状態であると判断した場合には、夫々第1の表示装置7のバックライト9に対するオフ信号を出力する。図1に論理回路記号(OR回路)で示したように、第2の表示用ECU14及び第3のECU15の双方が、第1の表示用ECU13が異常状態であると判断して夫々バックライト9に対するオフ信号を出力することによって、第1の表示装置7のバックライト9がオフされ、第1の表示装置7の画面が強制的に非表示状態とされる。
同様に、第1の表示用ECU13及び第3のECU15は、第2の表示用ECU14が異常状態であると判断した場合には、夫々第2の表示装置8のバックライト10に対するオフ信号を出力する。それら第1の表示用ECU13及び第3のECU15の双方からのオフ信号によって、第2の表示装置8のバックライト10がオフされ、第2の表示装置8の画面が強制的に非表示状態とされる。これにより、非表示制御手段が構成される。尚、図2(b)には、第2の表示装置8の画面が非表示状態とされた様子を示している。
次に、上記構成の作用について、図3も参照して述べる。上記したように、本実施形態の車両用モニタシステム6においては、正常状態では、図2(a)に示すように、第1のカメラ11の撮影画像(車両1の左側後方の映像)がリアルタイムで第1の表示装置7の画面に表示され、第2のカメラ12の撮影画像(車両1の右側後方の映像)がリアルタイムで第2の表示装置8の画面に表示される。この場合、ドアミラー(フェンダーミラー)のような後写鏡を用いた場合に比較して、より死角の少ない広い視界を確保することが可能となり、運転者にとって後方の視認性を高めることができる。
ここで、この種の車両用モニタシステム6にあっては、安全性を確保することが極めて重要となるが、撮影・表示機能の故障のモードの一つとして、表示装置7,8の画面に過去の画像を固定的に表示し続けるといった、映像固着の異常がある。この映像固着の異常の原因として、表示装置7,8の表示を制御する表示用ECU13,14に異常が発生することが考えられる。このとき、表示用ECU13,14に異常が発生したことを、それら表示用ECU13,14自体では判断できない場合があり、また、映像固着の異常が発生した場合には、運転者も異常に気付きにくい事情がある。
そこで、本実施形態では、上記した各ECU13,14,15は、図3のフローチャートに示される手順で、監視対象の表示用ECU13,14の異常の有無の監視処理を実行する。即ち、電源が投入されて当該ECU13,14,15が起動されると、まずステップS1では、各表示用ECU13,14から車載LAN16通信により送信されるCRC値データの受信待ち状態とされる。次のステップS2では、一定時間内(例えば1秒間隔)にCRC値データを受信したかどうかが判断される。
CRC値データを一定時間内に受信しない場合、つまり受信待ち状態が一定時間(1秒)を越えた場合には(ステップS2にてNo)、後述のステップS4に進む。一定時間内にCRC値データを受信した場合には(ステップS2にてYes)、ステップS3に進み、受信したデータのCRC値が前回のCRC値から変化しているかどうかが判断される。受信データが前回値から変化している場合には(ステップS3にてYes)、ステップS1に戻り、処理が繰返される。これに対し、もし、受信データが前回値から変化していない場合には(ステップS3にてNo)、ステップS4に進む。ステップS4では、監視対象となる表示用ECU13,14により表示制御される表示装置8,9のバックライト9,10に対する、オフ信号が出力される。
このように、各ECU13,14,15は、監視対象の表示用ECU13,14において、定期的に送信されるCRCデータの値の変化があるか、及び、通信が途絶していないかの2つを監視する。CRC値データが定期的に送信されており、且つ、そのデータが常に変化している(固着していない)場合には、正常と判断する。これに対し、どちらか一方でも異常があった場合に、異常状態と判断し、バックライト9,10のオフ信号を出力する。
ここで、仮に、第2の表示用ECU14に異常が発生し、第2の表示用ECU14が同じCRC値データを連続して送信したり、或いは、定期的な送信が途絶えたりすることがあると、第1の表示用ECU13及び第3のECU15の双方において、第2の表示用ECU14の異常が判断され、第2の表示装置8のバックライト10に対するオフ信号が出力される。これにより、図2(b)にも示すように、バックライト10がオフされ、第2の表示装置8の画面が非表示状態とされる。
また、このときには、第2の表示用ECU14に異常が発生しているため、第1の表示用ECU13を監視した結果が異常とされる、つまり第2の表示用ECU14から第1の表示装置7のバックライト9に対するオフ信号が出力される虞が考えられる。ところが、第1の表示用ECU13が正常であれば、第3のECU15は異常と判断せず、第3のECU15からはバックライト9に対するオフ信号が出力されることはないので、結局、第1の表示用ECU13が異常とされる(バックライト9がオフされる)ことはない。
詳しい説明は省略するが、第1の表示用ECU13と第2の表示用ECU14とが逆のケース(第1の表示用ECU13に異常が発生)でも、第1、第2を入替えただけの同様の処理が行われる。尚、上記では説明しなかったが、表示用ECU13,14のいずれかに異常が発生した場合には、音声報知や別の表示部における表示により、ユーザ(運転者)に対して異常が発生した旨を併せて報知することができる。異常が発生した場合には、ユーザは、車両1の運転(使用)を停止し、速やかに修理等の処置を行う。
また、図示などは省略するが、表示装置7,8の画面が非表示状態とされた後、表示用ECU13,14の異常が解消された場合に、表示装置7,8の画面表示を復帰させる(バックライト9,10をオンにする)復帰手段を設けても良い。簡単に回復する一時的な異常(一時的な画像のロックや通信不良等の不具合)であって時間が経てば自然に異常が解消されることもあるので、復帰手段を設けることにより、例えば修理のためにディーラに車両を持込むといった大掛かりなことを行わずに済む場合もあり、効果的となる。
このように本実施形態の車両用モニタシステム6によれば、複数のECU13,14,15により表示用ECU13,14の異常の有無を監視し、複数のECU13,14,15が監視対象の表示用ECU13,14の異常を判断した場合に、当該監視対象の表示用ECU13,14により表示制御されている表示装置7,8の画面を、強制的に非表示状態にするように構成した。この場合、表示用ECU13,14自体が自己診断を行うのではなく、別の複数のECU13,14,15が表示用ECU13,14を監視するため、正確な判断が可能となった。そして、表示装置7,8の画面が、強制的に非表示状態にされることにより、ユーザ(運転者)に対し、異常が発生したことを確実に知らせることができる。
また、特に本実施形態では、第1,第2のカメラ11,12により、夫々第1、第2の表示装置7,8に車両1の後方の左右部の画像を表示するものにあって、第1の表示用ECU13、第2の表示用ECU14、第3のECU15の3つのECUにより、第1,第2の表示用ECU13,14を相互に監視する構成としたので、比較的簡単な構成で済ませながら、表示用ECU13,14の異常発生を確実に判断することができる。
さらに、特に本実施形態では、表示装置7,8の画面を強制的に非表示状態にする手法として、表示装置7,8のバックライト9,10をオフにする構成とした。この場合、表示用ECU13,14に異常が生じているため、強制的に非表示状態とするためには、通常の画面表示とは別の手段を使って、例えばメカ的に表示が見えない(見にくい)状態とすることが望ましい。バックライト9,10をオフにする構成を採用したことにより、特に構成を追加することなく、比較的簡単な構成によって、所期の目的を達成することができ、効果的となる。
尚、上記実施形態では、表示装置7,8の画面を強制的に非表示状態にする手法として、バックライト9,10をオフにする構成を採用したが、表示装置の画面に単色画像(例えばブルー画面等)を表示する、画面に設けられた透過フィルムを非透過状態とするなどであっても、同様の効果を得ることができる。また、上記実施形態では、1個の表示用ECUを、2個のECUにより監視するように構成したが、監視する制御ユニットの個数を3個以上とすれば、表示用の制御ユニットの異常発生の判断を、より一層正確に行うことができ、信頼性を高めることができる。
更に、車両に搭載されるカメラとしては、車外の左右部の後方を撮影するものに限らず、車外の前方や側方、或いは車内を撮影するものであっても良く、カメラを設ける個数としても、1台であっても良いし、3台以上であっても良い。その他、別の第3の制御ユニットとしては、HMIコントロール用のECUに限らず、車両に搭載されているナビゲーションECU等の各種の制御ユニットを適用することができるなど、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得るものである。
図面中、1は車両、6は車両用モニタシステム、7は第1の表示装置、8は第2の表示装置、9,10はバックライト、11は第1のカメラ、12は第2のカメラ、13は第1の表示用制御ユニット、14は第2の表示用制御ユニット、15は第3の制御ユニット、16は車載LANを示す。

Claims (4)

  1. 車両(1)に搭載され、車外或いは車内を撮影するカメラ(11,12)の撮影画像を、表示用の制御ユニット(13,14)を介して表示装置(7,8)の画面に表示するようにした車両用モニタシステム(6)であって、
    車両(1)に搭載された複数の制御ユニット(13,14,15)により前記表示用の制御ユニット(13,14)の異常の有無を監視すると共に、
    前記複数の制御ユニット(13,14,15)が前記表示用の制御ユニット(13,14)の異常を判断した場合に、当該表示用の制御ユニット(13,14)により表示制御されている前記表示装置(7,8)の画面を強制的に非表示状態にする非表示制御手段を備え、
    前記カメラは、第1のカメラ(11)と該第1のカメラ(11)とは異なる部位を撮影する第2のカメラ(12)とを含み、
    前記表示用制御ユニットは、第1の表示用制御ユニット(13)と第2の表示用制御ユニット(14)とを含み、
    前記表示装置は、第1の表示装置(7)と第2の表示装置(8)とを含み、
    前記第1のカメラ(11)の撮影画像を、前記第1の表示用制御ユニット(13)により前記第1の表示装置(7)の画面に表示し、
    前記第2のカメラ(12)の撮影画像を、前記第2の表示用制御ユニット(14)により前記第2の表示装置(8)の画面に表示するように構成され、
    前記第1及び第2の表示用制御ユニット(13,14)とは別の第3の制御ユニット(15)を備え、
    前記第2の表示用制御ユニット(14)及び第3の制御ユニット(15)により前記第1の表示用制御ユニット(13)を監視し、前記第2の表示用制御ユニット(14)及び第3の制御ユニット(15)の双方が前記第1の表示用制御ユニット(13)の異常を判断した場合に、前記非表示制御手段は、前記第1の表示装置(7)の画面を非表示状態にし、
    前記第1の表示用制御ユニット(13)及び第3の制御ユニット(15)により前記第2の表示用制御ユニット(14)を監視し、前記第1の表示用制御ユニット(13)及び第3の制御ユニット(15)の双方が前記第2の表示用制御ユニット(14)の異常を判断した場合に、前記非表示制御手段は、前記第2の表示装置(8)の画面を非表示状態にすることを特徴とする車両用モニタシステム。
  2. 前記第1及び第2のカメラ(11,12)は、車両(1)の後方の左右部を夫々撮影するように設けられていることを特徴とする請求項1記載の車両用モニタシステム。
  3. 前記非表示制御手段は、前記表示装置(7,8)のバックライト(9,10)をオフにすることを特徴とする請求項1又は2記載の車両用モニタシステム。
  4. 前記非表示制御手段により前記表示装置(7,8)の画面が非表示状態とされた後、前記表示用の制御ユニット(13,14)の異常が解消された場合に、前記表示装置(7,8)の画面表示を復帰させる復帰手段を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用モニタシステム。
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