JP6318592B2 - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents
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Description
請求項2に記載の発明は、前記押圧部材の前記第2上流側湾曲部は、前記加圧部よりも前記移動方向の上流側に位置することを特徴とする請求項1記載の定着装置である。
請求項3に記載の発明は、前記回転部材を前記押圧部材に対して押し付ける押し付け手段をさらに有し、前記押し付け手段による前記回転部材の押し付け方向は、当該回転部材の前記回転軸と前記平坦部の前記中心位置とを結んだ直線に対して、前記移動方向の下流側へ傾斜していることを特徴とする請求項1記載の定着装置である。
請求項4に記載の発明は、前記回転部材は、軸方向における一端側が回転駆動され、前記押圧部材には、前記軸方向における他端側を前記回転部材側に押す押し部材が設けられることを特徴とする請求項1記載の定着装置である。
請求項5に記載の発明は、トナー像を形成するトナー像形成部と、前記トナー像を記録材に転写する転写部と、回転可能な回転部材と、前記回転部材に接触しながら移動可能な無端状のベルト部材と、前記ベルト部材の内周に設けられ、当該ベルト部材の移動方向に延びる平面からなる平坦部と、当該移動方向において当該平坦部の下流側に連続し前記回転部材から離れる側に湾曲した下流側湾曲部と、当該移動方向において当該平坦部の上流側に連続し当該回転部材から離れる側に湾曲し且つ当該下流側湾曲部と比較して曲率が小さい曲面を含む上流側湾曲部とを有し、当該平坦部および当該下流側湾曲部にて当該ベルト部材を当該回転部材に接触させて、当該回転部材と当該ベルト部材との間に記録材が通過する加圧部を形成する押圧部材とを備え、前記押圧部材は、前記平坦部における前記移動方向の中心位置が、前記回転部材の回転軸から当該平坦部に下ろした垂線の足と比較して当該移動方向の上流側に位置するとともに、当該平坦部における当該移動方向の上流側の端部が、前記加圧部における当該移動方向の上流側の端部に位置し、且つ、前記下流側湾曲部における当該移動方向の中心位置が、前記加圧部よりも当該移動方向の下流側に位置し、且つ、前記上流側湾曲部が、当該移動方向の上流側に位置する第1上流側湾曲部と、当該第1上流側湾曲部の下流側に連続し当該第1上流側湾曲部および当該下流側湾曲部と比較して曲率が小さい曲面からなる第2上流側湾曲部とを有することを特徴とする画像形成装置である。
請求項2の発明によれば、本構成を採用しない場合と比較して、加圧部に搬送される記録材の折れ曲がりが抑制される。
請求項3の発明によれば、本構成を採用しない場合と比較して、ベルト部材からの記録材の剥離特性が向上する。
請求項4の発明によれば、加圧部における軸方向での圧力の差を低減することができる。
請求項5の発明によれば、定着後の画像におけるグロスむらの発生を抑制することができる。
図1は、本発明の実施形態における画像形成装置100を示した概略構成図である。
同図に示す画像形成装置100は、一般にタンデム型と呼ばれる中間転写方式の画像形成装置である。この画像形成装置100には、電子写真方式により各色成分のトナー像が形成される複数の画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kが設けられている。
画像形成装置100では、図示しない画像読取装置等から画像データが出力される。そして、この画像データは図示しない画像処理装置により画像処理が施され、Y、M、C、Kの4色の色材階調データに変換され、レーザ露光器13に出力される。
定着装置60は、定着ベルト610を備える定着ベルトモジュール61と、定着ベルトモジュール61に押し付けられる加圧ロール62とにより主要部が構成されている。この定着装置60では、定着ベルトモジュール61と加圧ロール62との接触部に、用紙50を加圧および加熱し用紙50にトナー像を定着させるニップ部N(加圧部)が形成される。
加圧ロール62は、シャフト621の軸方向両端部に設けられた軸受け623により回転可能に支持される。さらに、加圧ロール62は、軸受け623を保持する保持部材624を介して押し付け部材625により押圧され、矢印2C(図2参照)で示す方向(以下、押し当て方向2Cと呼ぶ)に定着ベルトモジュール61(図2参照)側へ押し付けられている。
そして、本実施形態では、不図示の駆動モータからの回転駆動力が伝達ギア627からエンドキャップ部材626に伝達される。これにより、エンドキャップ部材626から加圧ロール62に回転駆動力が伝わり、加圧ロール62は、例えば180mm/sのプロセススピードで矢印2B方向に回転移動する。
したがって、本実施形態では、加圧ロール62の一方の端部が他方の端部と比較して、定着ベルトモジュール61側へより大きな力で押されることになる。この結果、軸方向の一方の端部側(リア側)と他方の端部側(フロント側)とで、ニップ部N(図2参照)において荷重受け部材615にかかる荷重(圧力)が異なる場合がある。
また、定着ベルト610は、例えば、ポリイミド樹脂で形成されたベース層と、ベース層の表面側(外周面側)に積層されたシリコーンゴムからなる弾性体層と、さらに弾性体層上に被覆されPFA(テトラフルオロエチレン−ペルフルオロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂)等により形成された剥離層とで構成される。
さらに、本実施形態では、第1張架ロール612、第2張架ロール613、および、荷重受け部材615の内部に、これらを加熱するヒータ616が設けられている。ここで、このヒータ616は、例えばハロゲンヒータにより構成される。
また、ニップ部Nよりも下流側には、ニップ部Nから搬送されてきた用紙50の下流側への案内を行う第2用紙案内部材619が設けられている。この第2用紙案内部材619も、上面619Aを用いて用紙50を下方から支持し、下流側への用紙50の案内を行う。
上流側用紙通過領域701は、定着ベルト610よりも図中下方に、且つ、加圧ロール62の外周面よりも図中上方に配置されている。さらに説明すると、本実施形態では、定着ベルト610のうちの、ニップ部Nよりも上流側に位置する部分と、加圧ロール62の外周面のうちの、ニップ部Nよりも上流側に位置する部分とにより囲まれた領域が、上流側用紙通過領域701となっている。
この下流側用紙通過領域702も、上流側用紙通過領域701と同様、定着ベルト610よりも図中下方に、且つ、加圧ロール62の外周面よりも図中上方に配置されている。さらに説明すると、定着ベルト610のうちの、ニップ部Nよりも下流側に位置する部分と、加圧ロール62の外周面のうちの、ニップ部Nよりも下流側に位置する部分とにより囲まれた領域が、下流側用紙通過領域702となっている。
本実施形態では、上記のとおり、第2張架ロール613を変位させるステアリング機構614(図2参照)が設けられており、このステアリング機構614は、図4に示すように、第2張架ロール613の軸方向における中央部613Aを中心に第2張架ロール613を回転(揺動)させる。これにより、第2張架ロール613の軸方向における何れか一端部側に向かって定着ベルト610が移動するようになり、これに伴い、定着ベルト610の幅方向における位置が変化する。
また、本実施形態では、変位させる対象(ステアリングを行う対象)を第2張架ロール613としたが、第1張架ロール612を変位させてもよい。但し、第1張架ロール612ではなく第2張架ロール613を変位させた方が、用紙50上のトナー像の乱れが抑制されるようになるため好ましい。
図5に示すように、本実施形態の荷重受け部材615は、定着ベルト610を介して加圧ロール62からの荷重を受ける押圧部材の一例としてのパッド部材650と、パッド部材650を支持する支持フレーム660とを有する。
また、本実施形態のパッド部材650は、加圧ロール62の弾性層622(図2参照)と比較して、硬度が相対的に高くなっている。これにより、定着ベルトモジュール61に対して加圧ロール62が押し付けられた場合には、ニップ部Nにおいて、弾性層622が弾性変形し、パッド部材650は、定着ベルト610を介して加圧ロール62の弾性層622に食い込んだ状態となっている。
そして、図5に示すように、加圧ロール62の軸方向と直交する面における断面(以下の説明において、単に「断面」と呼ぶことがある)において、平坦部651は直線状の断面形状を有しており、上流側湾曲部652および下流側湾曲部653は曲線状の断面形状を有している。
また、本実施形態では、下流側湾曲部653は、上流側湾曲部652の第2上流側湾曲部652bと比較して、曲率半径が小さい(曲率が大きい)曲面により構成されている。
そして、本実施形態の定着装置60では、加圧ロール62の回転中心62aと平坦部651の中心位置651aとを結んだ直線s1と、加圧ロール62の回転中心62aから平坦部651へ下ろした垂線s2とがなす角θ1が、3°以下の範囲であることが好ましい。
図5に示した例では、θ1は、約2.5°となっている。
言い換えると、定着ベルトモジュール61に加圧ロール62が押し付けられた状態では、定着ベルト610のうちパッド部材650の平坦部651および下流側湾曲部653に張架される部分が加圧ロール62に押し付けられ、定着ベルト610のうちパッド部材650の上流側湾曲部652に張架される部分は、加圧ロール62に接触していない。
これにより、本構成を採用しない場合と比較して、用紙50が上流側用紙通過領域701を通過する際に、トナー像形成面51が、上流側湾曲部652に張架される定着ベルト610に接触しにくくなっている。この結果、用紙50のトナー像形成面51に定着されるトナー像に乱れが生じることを抑制できる。
すなわち、用紙50の先端部が突き当たる部分の定着ベルト610の曲率が大きい場合、搬送される用紙50と定着ベルト610とのなす角度が大きくなり、用紙50が定着ベルト610に突き当たった際の押圧力により用紙50の先端に撓み等が生じやすい。この結果、用紙50がニップ部Nに案内されずに用紙詰まりが生じたり、用紙50の先端に折れ等が生じたりする場合がある。
詳細に説明すると、下流側湾曲部653のうち定着ベルト610が張架される部分の搬送方向の中心位置653aよりも搬送方向上流側が、加圧ロール62に対して食い込んだ状態となっている。言い換えると、下流側湾曲部653の中心位置653aは、ニップ部Nの出口(ニップ部Nの用紙搬送方向下流側の端部)よりも、定着ベルト610の搬送方向下流側に位置している。
そして、本実施形態では、下流側湾曲部653に張架される定着ベルト610のうち、加圧ロール62に接触する部分の長さが、加圧ロール62に接触していない部分の長さと比較して短くなっている。
これにより、本実施形態では、平坦部651の搬送方向下流側において搬送方向上流側と比較して加圧ロール62が強く押し当たることになり、ニップ部Nに搬送される用紙に対する圧力が、ニップ部Nの搬送方向下流側ほど大きくなる。この結果、ニップ部Nの下流側において定着ベルト610を急激に湾曲させることができ、本構成を採用しない場合と比較して、定着ベルト610からの用紙の剥離性能が良好になる。
そして、ニップ部Nでの圧力分布の違いによって、ニップ部Nを通過する用紙へ定着されるトナー像の画質や、ニップ部Nを通過した後の用紙の定着ベルト610からの剥離性能等が異なる場合がある。
以下の説明では、図7において破線で示した配置のパッド部材をパッド部材650Bと呼び、一点鎖線で示した配置のパッド部材をパッド部材650Cと呼ぶ。
パッド部材650Bがこのように配置されることで、ニップ部Nでの圧力分布は、図6(b)に示すように、単一のピークp1を有する山なりの形状となる。
そして、パッド部材650Cがこのように配置されることで、加圧ロール62の中心62aと平坦部651の中心位置651aとをむすぶ直線s1と、加圧ロール62の中心62aから平坦部651へ下ろした垂線s2とがなす角θ1は、3°よりも大きくなっている。
また、図6(c)に示すように、ピークp2の形状は、ピークp1と比較して突出した形状を有している。また、ピークp2での用紙に対する面圧の大きさは、ピークp1での用紙に対する面圧のおよそ130%となっている。
すなわち、図6(c)に示す例では、ニップ部Nでの圧力が上述したような分布を有することで、ニップ部Nを搬送される用紙に対する圧力が、ピークp2の位置で急激に上昇することになる。
すなわち、ニップ部Nにおける下流側に位置するピークp2の大きさが、ニップ部Nの中央部に位置するピークp1の大きさに対して過度に大きい場合、ニップ部Nを搬送される用紙の搬送速度が、一時的に変動する場合がある。具体的には、ニップ部Nを搬送される用紙の先端がピークp2の位置に到達した際に、用紙の先端に対して強い圧力がかかることで、用紙の搬送速度が一時的に遅くなる場合がある。
そして、このように用紙の搬送速度が一時的に遅くなった場合、用紙に対する熱の伝導量が一時的に変動することになるため、定着後のトナー像にグロスむら(光沢むら)が生じる場合がある。
図6(a)に示すように、本実施形態の定着装置60におけるニップ部Nの圧力分布は、ニップ部Nの搬送方向中央部に極大値を有するピークp1と、ニップ部Nの搬送方向下流側に極大値を有するピークp2とを有する。
この結果、本構成を採用しない場合と比較して、ニップ部Nにおいて用紙に対する圧力が局所的に高くなることが抑制され、用紙の搬送速度が変動することが抑制される。これにより、ニップ部Nにおいて用紙に対する熱の伝導量等が変動することが抑制され、定着後のトナー像にグロスむらが生じることが抑制される。
ニップ部Nの圧力分布において、ピークp1に対するピークp2の大きさをこのような範囲にすることで、用紙の剥離性能の低下を抑制でき、定着後のトナー像にグロスむらが生じることを抑制できる。
この結果、上述したように、加圧ロール62の軸方向の一端側と他端側とで、定着ベルトモジュール61に対する押圧力が異なり、ニップ部Nを搬送される用紙に対する圧力が、軸方向の一端側と他端側とで異なる場合がある。
本実施形態では、上述したように、加圧ロール62が軸方向の一端側で回転駆動されることにより、加圧ロール62の一端側で定着ベルトモジュール61側に向かう力が生じるため、ニップ部Nでは、軸方向一端側での圧力が、軸方向他端側と比較して高くなる傾向がある。
図8(a)〜(c)は、荷重受け部材615の他の構成を示した図である。図8(a)は荷重受け部材615をニップ部Nの下流側から見た図であり、図8(b)は図8(a)を矢印VIIIB方向から見た図であり、図8(c)は図8(a)のVIIIC−VIIIC断面図である。荷重受け部材615において、パッド部材650の押し付け力が軸方向一端側と比較して軸方向他端側で大きくなるようにする具体的な方法としては、例えば図8(a)〜(c)に示すように、軸方向他端側において支持フレーム660とパッド部材650との間に押し部材の一例としてのスペーサ670を設けることが挙げられる。このように、軸方向他端側にスペーサ670を設けることで、パッド部材650の軸方向他端側が加圧ロール62側に押されることになる。この結果、ニップ部Nにおいて軸方向他端側と一端側とで圧力の差を小さくすることが可能になる。
Claims (5)
- 回転可能な回転部材と、
前記回転部材に接触しながら移動可能な無端状のベルト部材と、
前記ベルト部材の内周に設けられ、当該ベルト部材の移動方向に延びる平面からなる平坦部と、当該移動方向において当該平坦部の下流側に連続し前記回転部材から離れる側に湾曲した下流側湾曲部と、当該移動方向において当該平坦部の上流側に連続し当該回転部材から離れる側に湾曲し且つ当該下流側湾曲部と比較して曲率が小さい曲面を含む上流側湾曲部とを有し、当該平坦部および当該下流側湾曲部にて当該ベルト部材を当該回転部材に接触させて、当該回転部材と当該ベルト部材との間に記録材が通過する加圧部を形成する押圧部材とを備え、
前記押圧部材は、前記平坦部における前記移動方向の中心位置が、前記回転部材の回転軸から当該平坦部に下ろした垂線の足と比較して当該移動方向の上流側に位置するとともに、当該平坦部における当該移動方向の上流側の端部が、前記加圧部における当該移動方向の上流側の端部に位置し、且つ、前記下流側湾曲部における当該移動方向の中心位置が、前記加圧部よりも当該移動方向の下流側に位置し、且つ、前記上流側湾曲部が、当該移動方向の上流側に位置する第1上流側湾曲部と、当該第1上流側湾曲部の下流側に連続し当該第1上流側湾曲部および当該下流側湾曲部と比較して曲率が小さい曲面からなる第2上流側湾曲部とを有することを特徴とする定着装置。 - 前記押圧部材の前記第2上流側湾曲部は、前記加圧部よりも前記移動方向の上流側に位置することを特徴とする請求項1記載の定着装置。
- 前記回転部材を前記押圧部材に対して押し付ける押し付け手段をさらに有し、
前記押し付け手段による前記回転部材の押し付け方向は、当該回転部材の前記回転軸と前記平坦部の前記中心位置とを結んだ直線に対して、前記移動方向の下流側へ傾斜していることを特徴とする請求項1記載の定着装置。 - 前記回転部材は、軸方向における一端側が回転駆動され、
前記押圧部材には、前記軸方向における他端側を前記回転部材側に押す押し部材が設けられることを特徴とする請求項1記載の定着装置。 - トナー像を形成するトナー像形成部と、
前記トナー像を記録材に転写する転写部と、
回転可能な回転部材と、
前記回転部材に接触しながら移動可能な無端状のベルト部材と、
前記ベルト部材の内周に設けられ、当該ベルト部材の移動方向に延びる平面からなる平坦部と、当該移動方向において当該平坦部の下流側に連続し前記回転部材から離れる側に湾曲した下流側湾曲部と、当該移動方向において当該平坦部の上流側に連続し当該回転部材から離れる側に湾曲し且つ当該下流側湾曲部と比較して曲率が小さい曲面を含む上流側湾曲部とを有し、当該平坦部および当該下流側湾曲部にて当該ベルト部材を当該回転部材に接触させて、当該回転部材と当該ベルト部材との間に記録材が通過する加圧部を形成する押圧部材とを備え、
前記押圧部材は、前記平坦部における前記移動方向の中心位置が、前記回転部材の回転軸から当該平坦部に下ろした垂線の足と比較して当該移動方向の上流側に位置するとともに、当該平坦部における当該移動方向の上流側の端部が、前記加圧部における当該移動方向の上流側の端部に位置し、且つ、前記下流側湾曲部における当該移動方向の中心位置が、前記加圧部よりも当該移動方向の下流側に位置し、且つ、前記上流側湾曲部が、当該移動方向の上流側に位置する第1上流側湾曲部と、当該第1上流側湾曲部の下流側に連続し当該第1上流側湾曲部および当該下流側湾曲部と比較して曲率が小さい曲面からなる第2上流側湾曲部とを有することを特徴とする画像形成装置。
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