JP6318023B2 - 表示装置の駆動方法 - Google Patents

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Description

本発明は、表示パネルに近接した人の指等の被検出体を検出するためのタッチパネル及び近接センサを有する表示装置の駆動方法に関するものである。
従来、例えば自動車のナビゲーションシステム、タブレット端末、スマートフォン等に用いられる液晶表示装置(Liquid Crystal Display:LCD)においては、LCDに備えられたタッチパネル等を操作するために人の指が表示面に近接したときに、画面表示を起動させる、表示面にアイコン、タッチボタン、インジケータ等の隠れた表示部を表示させる、あるいは静止画表示を動画表示に切り替えるといった表示駆動をするための近接センサを設ける場合がある。この近接センサとしては、静電容量型センサ、インダクタンス型センサ等があるが、静電的な導電体である人の指等の近接を静電容量の変化として非接触で検知できる静電容量型センサが多く用いられている。
従来の近接センサを備えたLCDの1例を図9に示す。図9はLCDの主要部品を分解して示す平面図であり、LCDは、液晶表示パネル22と、その液晶表示パネル22の表示面を覆うガラス板等から成る透明部材21と、液晶表示パネル22の反表示面側に設置された平板状のバックライト24と、そのバックライト24の液晶表示パネル22と反対側の主面に設置されたプラスチック等から成る保護部材25と、を有している。そして、透明部材21は、その視認者側の主面に液晶表示パネル22の周囲を囲むように、アルミニウム(Al),銀等の金属、合金、酸化インジウム錫(Indium Tin Oxide:ITO)等の透明導電体等の材料から成る導体線26bから構成された静電容量型近接センサ26が形成されている。図9において、26aは静電容量型近接センサ26にパルス電流を供給する給電部、23は液晶表示パネル22を嵌め込んで位置を固定するための開口23aを有する、プラスチック等から成る枠体である。
図10は、図9に示す主要部品を組み立てて構成されたLCDの横断面図である。図10に示すように、視認者側(図10で白抜き矢印で示す側)から、透明部材21、液晶表示パネル22、液晶表示パネル22を嵌め込むための開口23aを有する枠体23、バックライト24、アルミニウム等から成る、バックライト24の金属枠体24aと、保護部材25が配置されている。金属枠体24aはフレーム23に嵌めこみ、ネジ止め等の手段で固定され、保護部材25は枠体23にネジ止め等の手段で固定される。図10において、27はバックライト24の液晶表示パネル22と反対側の主面に設けられたアルミニウム(Al)等から成る接地用の導体板である。また、28は液晶表示パネルの表示面にオンセル方式で設けられたタッチパネルである。
そして、図9及び図10に示すLCDの静電容量型近接センサ26は、例えば以下のように動作する。まず、導体線26bに人の指等の外部の導電体が近接すると、導体線26bと外部の導電体との間に静電的な容量結合が発生する。このとき、導体線26bに新たな電気的容量が付加されるために、給電部26aに接続された外部の制御IC,LSI等へ導体線26bから反射してくる電流値(電荷量)が変化する。その変化した電流値を電圧値の変化として制御IC,LSI等によって検知することによって、外部の導電体の近接を検知することができる。
また、他の近接センサとして、特許文献1に開示されているような赤外線センサを用いた液晶表示装置が知られている。この特許文献1には、画素内に形成された、表示素子部に併設された第1のフォトセンサ部と、第1のフォトセンサ部が設けられていない画素内に形成された、表示素子部に併設された第2のフォトセンサ部と、を有し、第1のフォトセンサ部には、可視光線を検出する第1のフォトダイオードが設けられ、第2のフォトセンサ部には、赤外線を検出する第2のフォトダイオードが設けられている表示装置であって、第2のフォトセンサ部が検出した赤外線量に基づいて、第1のフォトセンサ部の受光感度を変更するものが記載されている。そして、この構成によって、広いダイナミックレンジで撮像をするには、フォトセンサが検出する光の照度に合わせてフォトセンサの感度を調整する必要がある、という問題点を解決するという効果を奏する。
特開2011−192266号公報
しかしながら、赤外線センサを用いた表示装置の場合、手の指等の被検出体の色によって被検出体の赤外線の吸収率が変わるために、被検出体で反射された赤外線の受信信号の強度が被検出体の色、大きさによって変動するという問題点があった。例えば、被検出体が黒い手袋である場合、黒い手袋の赤外線の吸収率が高いために黒い手袋で反射された赤外線の受信信号の強度が低下する。また、被検出体が白い手袋である場合、白い手袋の赤外線の吸収率が低いために白い手袋で反射された赤外線の受信信号の強度が高くなる。さらに、被検出体が素手である場合、素手の赤外線の吸収率が中間的なものとなるために素手で反射された赤外線の受信信号の強度が中間的なものとなる。
例えば、白い手袋及び素手を検出できるように検出閾値を設定した場合、黒い手袋を検出することができない場合があるという問題点があった。また、表示パネルの表示面が汚れている場合、赤外線センサの赤外線入出射窓部が汚れている場合等に、赤外線の受信信号の強度が低下していた。さらに、赤外線センサの赤外線入出射窓部を覆う黒色インク層の材質の違いによっても、赤外線の受信信号の強度が低下することがあった。
従って、本発明は上記の問題点を解決すべくなされたものであり、その目的は、被検出体の色、大きさ等の種々の要因に起因して被検出体を検出する近接センサの受信強度が変動しても、被検出体を確実に検出することができる表示装置の駆動方法とすることである。さらには、被検出体の赤外線の吸収性に起因して被検出体で反射される赤外線の受信信号の強度が変動しても、被検出体を確実に検出することができるものとすることである。
本発明の表示装置の駆動方法は、表示パネルと、表示面に接触する被検出体を検出するタッチパネルと、前記表示面に近接する前記被検出体を検出する近接センサと、を有する表示装置の駆動方法であって、接触信号が発生した時を起点として、前記被検出体の位置を前記タッチパネルによって検出し、次に前記被検出体の近接信号の強度を前記近接センサにより検出し、次に前記近接信号の強度と基準信号強度とを比較して前記近接センサの検出閾値を補正する構成である。
本発明の表示装置の駆動方法は、好ましくは、前記近接センサは、前記被検出体によって反射された赤外線を検出する赤外線センサユニットである。
また本発明の表示装置の駆動方法は、好ましくは、前記基準信号強度は、前記赤外線検出ユニットの誤作動を招く最低検出閾値である第1の信号強度よりも高く、黒色の前記被検出体によって反射された赤外線の受信信号の強度である第2の信号強度よりも低い強度に設定されている。
また本発明の表示装置の駆動方法は、好ましくは、前記基準信号強度は、前記表示面に互いに間隔を開けて設けられた複数の検出点に対してそれぞれ予め設定されている。
また本発明の表示装置の駆動方法は、好ましくは、前記基準信号強度は、前記複数の検出点間の中間検出点に対して、前記タッチパネルによって前記中間検出点で前記被検出体を検出した際に、前記中間検出点の両側にある2つの前記検出点の予め設定された前記基準信号強度に基づいて算出される。
また本発明の表示装置の駆動方法は、好ましくは、前記表示パネルは液晶表示パネルである。
本発明の表示装置の駆動方法は、表示パネルと、表示面に接触する被検出体を検出するタッチパネルと、表示面に近接する被検出体を検出する近接センサと、を有する表示装置の駆動方法であって、接触信号が発生した時を起点として、被検出体の位置をタッチパネルによって検出し、次に被検出体の近接信号の強度を近接センサにより検出し、次に近接信号の強度と基準信号強度とを比較して近接センサの検出閾値を補正することから、被検出体の色、大きさ等の種々の要因に起因して被検出体を検出する近接センサの受信強度が変動しても、被検出体を確実に検出することができる。
本発明の表示装置の駆動方法は、好ましくは、近接センサは、被検出体によって反射された赤外線を検出する赤外線センサユニットであることから、被検出体の赤外線の吸収性の違い等の要因に起因して被検出体で反射される赤外線の受信信号の強度が変動しても、被検出体を確実に検出することができる。
また本発明の表示装置の駆動方法は、好ましくは、基準信号強度は、赤外線センサユニットの誤作動を招く最低検出閾値である第1の信号強度よりも高く、黒色の被検出体によって反射された赤外線の受信信号の強度である第2の信号強度よりも低い強度に設定されていることから、被検出体を確実に検出する効果が向上する。
また本発明の表示装置の駆動方法は、好ましくは、基準信号強度は、表示面に互いに間隔を開けて設けられた複数の検出点に対してそれぞれ予め設定されていることから、表示面の全ての検出点に基準信号強度を予め設定する必要がないので、基準信号強度を記憶させておく記憶テーブルの記憶容量を大幅に小さくすることができる。その結果、検出閾値の変更処理等を高速化できる。
また本発明の表示装置の駆動方法は、好ましくは、基準信号強度は、基準信号強度は、複数の検出点間の中間検出点に対して、タッチパネルによって中間検出点で被検出体を検出した際に、中間検出点の両側にある2つの検出点の予め設定された基準信号強度に基づいて算出されることから、表示面の全ての検出点に基準信号強度を予め設定する必要がないので、基準信号強度を記憶させておく記憶テーブルの記憶容量を大幅に小さくすることができる。その結果、検出閾値の変更処理等を高速化できる。また、表示面の複数の検出点間の部位も基準信号強度を設定することができる。
また本発明の表示装置の駆動方法は、好ましくは、表示パネルは液晶表示パネルであることから、汎用性の高い表示パネルとなり、種々の表示装置の駆動方法に適用することができる。
図1は、本発明の表示装置の駆動方法に用いられる液晶表示装置について実施の形態の1例を示す図であり、液晶表示装置の主要部品を分解して示す平面図である。 図2は、図1に示す主要部品を組み立てて構成された液晶表示装置の横断面図である。 図3(a)〜(c)は、図1の液晶表示装置について実施の形態の他例を示す図であり、(a)は赤外線センサユニットの正面図、(b)は(a)のA方向から赤外線センサユニットを見た下面図、(c)は(a)のB方向から赤外線センサユニットを見た側面図である。 図4は、本発明の表示装置の駆動方法のフローチャートである。 図5は、本発明の表示装置の駆動方法に用いられる検出閾値制御部のブロック回路図である。 図6は、本発明の表示装置の駆動方法について実施の形態の他例を示す図であり、被検出体の赤外線の吸収性の違いに起因して被検出体で反射される赤外線の受信信号の強度が変動することを示すグラフである。 図7(a),(b)は、本発明の表示装置の駆動方法について実施の形態の他例を示す図であり、(a)は表示面に互いに間隔を開けて設けられた複数の検出点及び中間検出点を示す液晶表示パネルの平面図、(b)は(a)のC部を拡大して示す拡大平面図である。 図8は、本発明の表示装置の駆動方法に用いられる液晶表示装置について実施の形態の他例を示す図であり、液晶表示装置のブロック回路図である。 図9は、従来の液晶表示装置の主要部品を分解して示す平面図である。 図10は、図9に示す主要部品を組み立てて構成された液晶表示装置の横断面図である。
以下、本発明の表示装置の駆動方法の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。但し、以下で参照する各図は、本発明の駆動方法が適用される表示装置の主要な構成部材等を示している。従って、本発明の駆動方法が適用される表示装置は、図に示されていない回路基板、配線導体、制御IC,LSI等の周知の構成部材を備えていてもよい。
図1は、本発明の駆動方法が適用される表示装置の好適な1例である液晶表示装置(LCD)について実施の形態の1例を示す図であり、LCDの主要部品を分解して示す平面図である。図1に示すように、本発明のLCDは、液晶表示パネル2の表示面を覆うガラス板、プラスチック板等から成る透明部材1と、液晶表示パネル2を嵌め込むための開口3aを有するプラスチック等から成る枠体3と、液晶表示パネル2の反表示面側に設けられたプラスチック等から成る保護部材5と、を有している。図1において、6は赤外線発光素子6a及び赤外線受光素子6bから成る赤外線センサユニットである。タッチパネル(図2の符号12で示す)は、液晶表示パネル2にオンセル方式、インセル方式等の方式で設けられる。また、図2は、図1に示す主要部品を組み立てて構成された液晶表示装置の横断面図である。
なお、図1のLCDは近接センサとして赤外線センサユニット6を用いた例であるが、近接センサとして静電容量型近接センサ、超音波型近接センサ、撮像型近接センサ等の種々の近接センサを用いてもよい。以下、本実施の形態においては、EMIが生じない好適な近接センサとして赤外線センサユニット6を用いた例について説明する。
オンセル方式のタッチパネルは、例えば液晶表示パネル2の表示面に容量検出用の検出電極パターン等が直接形成されて成るものである。また、インセル方式のタッチパネルは、例えば液晶表示パネル2の表示面2aのセル内部側の面等のセル内部の面に、容量検出用の検出電極パターン等が直接形成されて成るものである。なお、タッチパネルとして液晶表示パネル2と別体のものを用いてもよい。
図1、図2に示すように、LCDは好ましくは、表示面2aに近接する人の指等の被検出体9を検出する赤外線センサユニット6が左右両端に設けられた液晶表示パネル2を有している。この赤外線センサユニット6は、表示面2aの周辺に1個設けられていてもよい。そして、赤外線センサユニット6は好ましくは、赤外線受光素子6bとそれよりも数が多い赤外線発光素子6aを備えているとともに、赤外線発光素子6aが表示面2aの中心部の法線h方向に向くように傾けて設置されている。この構成により、周囲の電子部品、回路配線等にEMIを生じさせたり、逆に周囲の電子部品、回路配線等からEMIを受けることがなく、また液晶表示パネル2の表示面2aの中央部等に近接した、赤外線センサユニット6設置位置から横方向に離れた人の手等の被検出体9を、良好に検出することができる。
また、赤外線センサユニット6は赤外線受光素子6bとそれよりも数が多い赤外線発光素子6aを備えている場合、赤外線発光素子6aから放射された赤外線が、その放射角度が大きく広範囲に拡散しやすいために、検出感度が低下しやすいとしても、赤外線受光素子6bの検出感度が低下することを効果的に抑えることができる。また、赤外線受光素子6bの周りに、赤外線受光素子6bを中心とした対称的な配置で赤外線発光素子6aが位置していることが好ましい。この場合、赤外線が空間に等方的に放射されやすくなり、検出感度の方向依存性を小さくすることができる。
図2に示すように、赤外線センサユニット6は好ましくは、赤外線発光素子6aが液晶表示パネル2の表示面2aの中心部の法線h方向に向くように設置されている。表示面2aの中心部は、表示面2aの厳密な中心に限るものではなく、表示面2aの上下方向に伸びる中心線であり、それを含む表示面2aの垂面の方に向かって赤外線センサユニット6が傾いていてもよい。また、表示面2aの中心部は、表示面2aの中心点を中心とする円形の領域であってその直径が表示面2aの上下方向長さの1/3程度の長さである円形の領域であり、その中心を軸線とする円筒状空間領域の方向に向かって赤外線センサユニット6が傾いていてもよい。なお、表示面2aの中心点は、四角形の表示面2a及び液晶表示パネル2である場合、表示面2aの2つの対角線の交点として定義できる。
赤外線センサユニット6は、透明部材1によって覆われているが、透明部材1の赤外線センサユニット6を覆っている部位は、赤外線を通すが可視光は通さない遮光層、遮光部材が設けられていることが好ましい。遮光層、遮光部材は、黒色、黒褐色、濃褐色、濃青色、濃紫色等の可視光を効率良く吸収する色合いのものがよい。また、透明部材1の表示面2aに対応する部位は、可視光を通すために透明である。
また赤外線センサユニット6は、例えば、液晶表示パネル2の反表示面の端部に取り付けられた張り出し部材8に、接着剤による接着、ネジ止め等の手段により設置されている。張り出し部材8は、液晶表示パネル2の反表示面2bに透明接着剤、高透明性接着剤転写テープ(Optically Clear Adhesive Tape:OCA)等の両面接着テープなどによって取り付けられる。また張り出し部材8は、プラスチック、アルミニウム(Al),銅(Cu),ステンレススチール,真鍮(Cu−Zn合金)等の金属及び合金、アルミナセラミック等のセラミックなどの材料から成る。また、張り出し部材8は、例えば、液晶表示パネル2の反表示面2bから張り出している部位が表示面2aの中心部に向かって傾斜しており、その部位に赤外線センサユニット6が設置されている。なお、図2において、7はバックライト4の液晶表示パネル2と反対側の主面に設けられたアルミニウム(Al)等から成る導体板である。
赤外線発光素子6aの赤外線の放射方向は、放射軸(放射中心軸)と表示面2a及び透明部材1の外側主面との成す角度θが10°〜80°が好ましく、より好ましくは30°〜60°(45°±15°)であることがよい。30°未満では、表示面2aから10cm〜20cm程度離れた被検出体9に対する検出感度が低下しやすくなる。60°を超えると、表示面2aの中央部からある程度(約10cm以上)離れたところにある、赤外線センサユニット6設置位置から横方向に離れた人の手等の被検出体9に対する検出感度が低下しやすくなる。
図3に示すように、赤外線センサユニット6は、赤外線発光素子6aと赤外線受光素子6bとの間に仕切り壁11が形成されていることが好ましい。この場合、赤外線発光素子6aから放射された赤外線が赤外線受光素子6bに直接的に受光されることを抑えることができる。仕切り壁11は、プラスチック、アルミニウム(Al),銅(Cu),ステンレススチール,真鍮(Cu−Zn合金)等の金属及び合金、アルミナセラミック等のセラミックなどの材料から成る。また仕切り壁11は、赤外線発光素子6a及び赤外線受光素子6bが搭載される回路基板等の基板10上に、接着、ネジ止め等の手段によって設けられる。なお、基板10は、配線導体、制御用IC,LSI等の周知の電子部品を備えていてもよい。
図3(a)は、赤外線センサユニット6の正面図であり、1個の赤外線受光素子6bを中心として、上下方向の対称的な位置に赤外線発光素子6aが1個ずつ計2個設けられている。図3(b)は、(a)のA方向から赤外線センサユニット6を見た下面図である。図3(b)に示すように、仕切り壁11は、赤外線センサユニット6が収容される空間の形状に合わせて、直角三角形状とされている。図3(c)は、(a)のB方向から赤外線センサユニット6を見た側面図である。図3(c)に示すように、赤外線発光素子6aから放射された赤外線のうち赤外線受光素子6b方向に低い角度で放射された成分は、仕切り壁11によって遮光されるために、赤外線受光素子6bに直接的に受光されることが効果的に抑えられる。
赤外線発光素子6aは、光波長が700〜1000nm程度の赤外線、より具体的には光波長が850〜950nm程度の赤外線を放射するものである。また、赤外線センサユニット6は、表示面2aに人の指等が数10cm程度以下の距離に近接した場合、例えば、画面表示を起動させる、表示面2aにアイコン、タッチボタン、インジケータ等の隠れた表示部を表示させる、あるいは静止画表示を動画表示に切り替えるといった表示駆動をするための起動スイッチ等としても用いることができる。
本発明の表示装置に用いられるタッチパネル12としては、マトリクススイッチ方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式(超音波方式)、赤外線方式、電磁誘導方式、表面型静電容量方式、投影型静電容量方式等の各種方式のものを採用できる。これらのうち、表面型静電容量方式のものは、10インチ型以上のタッチパネルに好適に使用される。表面型静電容量方式のタッチパネルにおける静電容量検出部は、例えば、透明被覆層、透明導電膜、ガラス基板の3層から成り、透明導電膜はガラス基板の4つの隅部に設けられた電極に接続される。透明導電膜によってガラス基板上の透明被覆層の表面に均一な電界が形成される。人の指等の静電的な導電体が静電容量検出部の表面に触れると、駆動回路からの微弱な電流が4つの隅部の電極、透明導電膜、透明被覆層及び指等を経由して、大地等の周辺環境と駆動回路との間で等価回路的に閉回路を形成する。駆動回路によって、4つの隅部の電極における電流の比率を算出することにより、指等の位置を判別できる。表面型静電容量方式のタッチパネルは、構成が簡易なため低コストに製作でき、大型のタッチパネルに好適に用いられる。
タッチパネル12が例えば投影型静電容量方式のものである場合、以下のような構成である。投影型静電容量方式は、指等による接触部の多点検出が可能である。例えば、投影型静電容量方式のタッチパネルにおける静電容量検出部は、透明絶縁体層、その下の透明電極層を有し、制御IC、制御LSI等の駆動回路を搭載したガラス基板等の基板を含んで成る。透明電極層は、所定の方向に伸びるように形成された、ITO(Indium Tin Oxide;酸化インジウムスズ)等から成る、四角形、菱形、ダイヤモンド形等の形状の電極部が繋がった形態の第1の検出電極パターンを有する第1の層と、その第1の層の下方に所定の方向と直交する方向に伸びるように形成された、ITO等から成る、四角形、菱形、ダイヤモンド形等の形状の電極部が繋がった形態の第2の検出電極パターンを有する第2の層と、を含む。
人の指等の静電的な導電体が静電容量検出部の表面に接触すると、その付近の第1及び第2の検出電極パターンにおける1pF程度の静電容量の変化を検出することによって、接触部の位置を2次元的に高精度に検出できる。第1及び第2の検出電極パターンに接続される電極端子の数が多いために、製造コストが高くなる。また、ITO等から成る第1及び第2の検出電極パターンは、長くなると電気的な抵抗が大きくなるため、金属配線に接続することによって抵抗を小さくし、大型化に対応できる。この投影型静電容量方式のタッチパネルは、接触部の位置検出を行う制御IC、制御LSI等によって多点検出が可能であり、実用性が高いので、タブレット型携帯端末等に好適に用いられる。また、投影型静電容量方式のタッチパネルは、第1及び第2の検出電極パターンにおける静電容量の変化を検出するので、人の指等の静電的な導電体が静電容量検出部の表面に直接接触せずに僅かな間隔でもって近接した場合であっても、近接部の位置を2次元的に高精度に検出できる。従って、タッチパネルに被検出体が接触して検出されるためには、被検出体がタッチパネルに接触した場合及び被検出体がタッチパネルに僅かな間隔でもって近接した場合を含む。
本発明の表示装置の駆動方法について以下に説明する。図4は、本発明の表示装置の駆動方法のフローチャートである。また、図5は、本発明の表示装置の駆動方法に用いられる検出閾値制御部のブロック回路図である。本発明の表示装置の駆動方法は、表示パネル2と、表示面2aに接触する被検出体9を検出するタッチパネル12と、表示面2aに近接する被検出体9を検出する近接センサと、を有する表示装置の駆動方法であって、被検出体9が表示面2aに接触した時を起点として、被検出体9の位置をタッチパネル12によって検出し、次に被検出体9の近接信号の強度を近接センサにより検出し、次に近接信号の強度と基準信号強度とを比較して近接センサの検出閾値を補正する構成である。
また、近接センサとして、表示面2aの前方に位置する被検出体9によって反射された赤外線を検出する赤外線センサユニット6を用いており、被検出体9が表示面2aに接触した時を起点として、被検出体9の位置をタッチパネル12によって検出し、次に被検出体9によって反射された赤外線の受信信号の強度を赤外線センサユニット6により検出し、次に受信信号の強度と基準信号強度とを比較して赤外線センサユニット6の検出閾値を補正する。この構成により、被検出体9の赤外線の吸収性の違い等の要因に起因して被検出体9で反射される赤外線の受信信号の強度が変動しても、被検出体9を確実に検出することができる。
また、補正前の初期の基準信号強度は、赤外線センサユニット6の検出閾値と同じ強度に設定しておいてもよい。あるいは、補正前の初期の基準信号強度は、赤外線センサユニット6の検出閾値よりも20%〜50%程度高い強度に設定しておくこともできる。
また、好ましくは、受信信号の強度をS1、基準信号強度をS0としたときに赤外線センサユニット6の検出閾値をS1/S0倍としてもよい。なお、受信信号の強度S1は受信信号の最大値に相当する。
本発明の表示装置の駆動方法について、図4及び図5にしたがって説明する。まず、例えば表示パネル2をスイッチオンして起動することに伴って、赤外線センサユニット6から成るIR(Infrared Ray)センサの駆動を開始する。次に、表示制御回路13から検出閾値制御回路14にSTV(Start pulse Vertical)信号(ゲート駆動信号)を入力することによって、検出閾値制御回路14においてIRセンサ受信信号の取得可能期間の設定を行う。例えば、V(Vertical)ブランク期間(ゲート駆動信号と次のゲート駆動信号との間の期間)を800μsec、IRセンサ1の駆動期間を150μsec、IRセンサ1の受信信号による電圧変動期間を150μsec、IRセンサ2の駆動期間を150μsec、IRセンサ2の受信信号による電圧変動期間を150μsecとし、IRセンサ1,2の駆動及び受信信号の取得に要する期間である600μsecをVブランク期間の800μsecに収めるようにする。なお、IRセンサ受信信号の取得可能期間の設定を行わずに、常時IRセンサ受信信号(図4では、近接センサの近接信号)の検出をするようにしてもよい。図4は、その場合のフローチャートを示す。その場合、例えば、20msec〜30msec程度の周期でもって、IRセンサ受信信号の取得及び更新を行うことができる。
次に、IRセンサ受信信号の取得可能期間の初期に、表示面2aに被検出体9が接触してタッチパネル12に接触信号(TOUCH)が発生したか否か判定する。接触信号が発生した場合、それを起点として、タッチパネル12から接触信号が表示制御回路13及び検出閾値制御回路14に入力される。同時に、タッチパネル12から同期信号(SYNC)が検出閾値制御回路14に入力されて、検出閾値制御回路14における検出閾値の制御処理を開始させる。接触信号が発生しなかった場合、IRセンサ受信信号の取得可能期間の設定処理に戻る。
次に、表示制御回路13でタッチパネル12における接触信号の座標を決定し、その座標(TOUCH COORD.)を検出閾値制御回路14に入力する。次に、IRセンサ1(15a),2(15b)のそれぞれから検出閾値制御回路14にIRセンサ受信信号1(IR SIG.1),2(IR SIG.2)が入力される。次に、検出閾値制御回路14において、IRセンサ受信信号1,2の強度S11,S12と、表示面2a及びタッチパネル12の座標に対応させて予め記憶テーブルに記憶させてある基準信号強度S0とによって、IRセンサ1(15a),2(15b)のそれぞれの検出閾値をS11/S0,S12/S0に変更する。検出閾値の変更後に、基準信号強度S0を変更後の検出閾値のレベルに設定してもよい。これにより、次からの被検出体9の検出が確実になりやすい。
次に、例えば表示パネル2をスイッチオフしてシャットダウンさせることに伴って、IRセンサの駆動を終了するか否か判定する。終了しない場合、IRセンサ受信信号の取得可能期間の設定処理に戻る。なお、図5の検出閾値制御部は、液晶表示パネルを構成するガラス基板等の透明基板における表示領域の周辺部に設けてもよく、あるいは液晶表示パネルの外部にある外部回路に設けてもよい。
本発明の表示装置の駆動方法は、好ましくは、基準信号強度は、赤外線センサユニット6の誤作動を招く最低検出閾値である第1の信号強度よりも高く、黒色の被検出体9によって反射された赤外線の受信信号の強度である第2の信号強度よりも低い強度に設定されている。これにより、被検出体9を確実に検出する効果が向上する。即ち、基準信号強度は、それが初期的な検出閾値に設定されている場合、赤外線の吸収性の高い黒色の被検出体9を検出できるように設定されていることとなる。従って、被検出体9を初期にも確実に検出することができる。
図6は、被検出体9の赤外線の吸収性の違いに起因して被検出体9で反射される赤外線の受信信号の強度が変動することを示すグラフである。図6において、30は受信信号がない状態を示すノイズレベル、31は第1の信号強度のレベル、32は第2の信号強度のレベル、33は黒色手袋等の黒色の被検出体9によって反射された赤外線の受信信号の時間に関する信号曲線(プロファイル)、34は素手の被検出体9によって反射された赤外線の受信信号の時間に関する信号曲線、35は白色手袋等の白色の被検出体9によって反射された赤外線の受信信号の時間に関する信号曲線、36は近接信号受信タイミングである。37は基準信号強度である。なお、基準信号強度37は、第1の信号強度のレベル31と信号曲線35の最大値との間に設定されていても構わない。
第2の信号強度のレベル32は、信号曲線33の最大値付近に設定する必要はなく、信号曲線33の最大値の50%〜90%程度の強度に設定してもよい。
また本発明の表示装置の駆動方法は、好ましくは、基準信号強度は、表示面2aに互いに間隔を開けて設けられた複数の検出点に対して、赤外線センサユニット6からの距離に対応させてそれぞれ予め設定されている。この構成により、表示面2aの全ての検出点に基準信号強度を予め設定する必要がないので、基準信号強度を記憶させておく記憶テーブルの記憶容量を大幅に小さくすることができる。その結果、検出閾値の変更処理等を高速化できる。
また本発明の表示装置の駆動方法は、好ましくは、基準信号強度は、複数の検出点間の中間検出点に対して、タッチパネル12によって中間検出点で被検出体を検出した際に、中間検出点の両側にある2つの検出点の予め設定された基準信号強度に基づいて算出される。この構成により、表示面2aの全ての検出点に基準信号強度を予め設定する必要がないので、基準信号強度を記憶させておく記憶テーブルの記憶容量を大幅に小さくすることができる。その結果、検出閾値の変更処理等を高速化できる。また、表示面2aの複数の検出点間の部位も基準信号強度を設定することができる。
図7(a)は、表示面2aに互いに間隔を開けて設けられた複数の検出点(黒丸で示す)及び中間検出点(白丸で示す)を示す液晶表示パネル2の平面図である。(b)は(a)のC部を拡大して示す拡大平面図である。基準信号強度は、表示面2aに互いに間隔を開けて設けられた複数の検出点40,41,42,43に対しては、記憶テーブル等によって、赤外線センサユニット6からの距離に対応させてそれぞれ予め設定されている。例えば、検出点40における基準信号強度は、左側の赤外線センサユニット6に対する基準信号強度が、右側の赤外線センサユニット6に対する基準信号強度よりも高くなるように予め設定されている。検出点40の右側の検出点41においては、左側の赤外線センサユニット6に対する基準信号強度が低くなり、右側の赤外線センサユニット6に対する基準信号強度が高くなるように予め設定されている。
また、検出点40,41間の中間検出点40a,40b,40c、検出点40,42間の中間検出点40d,40i、検出点41,43間の中間検出点40h,40m、検出点42,43間の中間検出点42a,42b,42c、検出点40,43間及び検出点41,42間の中間検出点40e,40f,40g,40j,40k,40lに対して、タッチパネル12によって中間検出点40a〜42cで被検出体9を検出した際に、中間検出点40a〜42cの両側にある2つの検出点40〜43からの距離に基づいて基準信号強度が算出される。即ち、中間検出点40aから右側の中間検出点40b,40cに移るに伴って、左側の赤外線センサユニット6に対する基準信号強度が徐々に低くなり、右側の赤外線センサユニット6に対する基準信号強度が徐々に高くなるように算出される。この算出は、例えば検出閾値制御回路14等によって行うことができる。中間検出点41d〜42cについても同様である。
具体的には、例えば、中間検出点40fの基準信号強度は、検出点40から中間検出点40fまでの距離と検出点43から中間検出点40fまでの距離との比が1:2である場合、(2/3×検出点40の基準信号強度+1/3×検出点43の基準信号強度)/(検出点40の基準信号強度+検出点43の基準信号強度)から、重み付平均値として算出される。他の中間検出点についても同様にして算出できる。
また表示面2aについて、検出閾値の変更処理を行う領域を、表示面2aの中央部であって表示面2aの面積の30%〜70%の領域とすることが好ましい。30%未満では、検出感度が良好でない領域が大きくなったり、検出感度が良好でないタイミングが発生する傾向がある。70%を超えると、左右の赤外線センサユニット6のいずれかにおいて、実際の受信信号が、赤外線センサユニット6の誤作動を招く最低検出閾値である第1の信号強度のレベル31よりも低くなる事態が発生する傾向がある。
また本発明の表示装置の駆動方法は、好ましくは、表示パネルは液晶表示パネルである。これにより、汎用性の高い表示パネルとなり、種々の表示装置の駆動方法に適用することができる。
本発明の表示装置としてのLCDは以下のようにして作製される。薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:TFT)素子を含む画素電極部が多数形成されたガラス基板等から成るアレイ側基板と、カラーフィルタ及びブラックマトリクスが形成されたガラス基板等から成るカラーフィルタ側基板とを互いに対向させて、それらの基板を所定の間隔でもって貼り合わせ、それらの基板間に液晶を充填、封入させることによって作製される。また、一般的に、カラーフィルタ側基板は、TFT素子及び画素電極に対向する側の主面(主面aとする)の全面に、画素電極との間で液晶に印加する垂直電界を形成するための共通電極(基準電極)が形成されている。この共通電極は、IPS(In-Plane Switching)方式のLCDの場合、アレイ側基板の画素電極部に画素電極と同じ面内に形成されることによって横電界を生じさせるものとなる。また共通電極は、FFS(Fringe Field Switching)方式のLCDの場合、アレイ側基板の画素電極部に画素電極の上方または下方に絶縁層を挟んで形成されることによって端部電界(Fringe Field)を生じさせるものとなる。また、カラーフィルタ側基板の主面aには、それぞれの画素に対応する赤(R)、緑(G)、青(B)のカラーフィルタが形成されており、それぞれの画素を通過する光が相互に干渉することを防ぐブラックマトリクスがカラーフィルタの外周を囲むように形成されている。
また、図8は、アクティブマトリクス型のLCDの基本構成を示すブロック回路図である。例えば、LCDのアレイ側基板は、その上の第1の方向(例えば、行方向)に形成された複数本のゲート信号線51(Ga,G2,G3・・・Gn)と、第1の方向と交差する第2の方向(例えば、列方向)にゲート信号線51と交差させて形成された複数本の画像信号線52(S1,S2,S3・・・Sm)と、ゲート信号線51と画像信号線52の交差部に形成された、薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:TFT)素子53、画素電極及びその画素電極との間で液晶に印加する横電界等の電界を形成するための共通電極(基準電極)を含む液晶単位素子としての画素電極部P11,P12,P13・・・Pnmと、共通電極に共通電圧(Vcom)を供給する共通電圧線54と、を有する構成である。また、55はゲート信号線駆動回路、56は画像信号(ソース信号)線駆動回路である。表示制御手段は、ゲート信号線駆動回路55及び画像信号線駆動回路56に設けられた制御IC,LSI等であってもよく、またはゲート信号線駆動回路55及び画像信号線駆動回路56と別個に設けられた制御IC,LSI等であってもよい。
なお、本発明の表示装置の駆動方法は、上記実施の形態に限定させるものではなく、適宜の設計的な変更、改良を含んでいてもよい。
本発明の表示装置としては、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro Luminescence)装置、無機EL装置、FED(Field Emitting Display)、SED(Surface-conduction Electron-emitter Display)、GLV(Grating Light Valve)、PDP(Plasma Display)、電子パーパーディスプレイ、DMD(Digital micro Mirror Device)装置、圧電セラミックディスプレイなどの表示装置を採用することができる。
本発明の表示装置がLCDである場合、LCDは各種の電子機器に適用できる。その電子機器としては、自動車経路誘導システム(カーナビゲーションシステム)、船舶経路誘導システム、航空機経路誘導システム、スマートフォン端末、携帯電話、タブレット端末、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、電子手帳、電子書籍、電子辞書、パーソナルコンピュータ、複写機、ゲーム機器の端末装置、テレビジョン、商品表示タグ、価格表示タグ、産業用のプログラマブル表示装置、カーオーディオ、デジタルオーディオプレイヤー、ファクシミリ、プリンター、現金自動預け入れ払い機(ATM)、自動販売機、ヘッドアップディスプレイ、医療用表示装置、デジタル表示式腕時計などがある。
1 透明部材
2 液晶表示パネル
2a 表示面
3 枠体
4 バックライト
4a 金属枠体
5 保護部材
6 赤外線センサユニット
6a 赤外線発光素子
6b 赤外線受光素子
9 被検出体
12 タッチパネル

Claims (6)

  1. 表示パネルと、表示面に接触する被検出体を検出するタッチパネルと、前記表示面に近接する前記被検出体を検出する近接センサと、を有する表示装置の駆動方法であって、接触信号が発生した時を起点として、前記被検出体の位置を前記タッチパネルによって検出し、次に前記被検出体の近接信号の強度を前記近接センサにより検出し、次に前記近接信号の強度と基準信号強度とを比較して前記近接センサの検出閾値を補正する表示装置の駆動方法。
  2. 前記近接センサは、前記被検出体によって反射された赤外線を検出する赤外線センサユニットである請求項1に記載の表示装置の駆動方法。
  3. 前記基準信号強度は、前記赤外線センサユニットの誤作動を招く最低検出閾値である第1の信号強度よりも高く、黒色の前記被検出体によって反射された赤外線の受信信号の強度である第2の信号強度よりも低い強度に設定されている請求項2に記載の表示装置の駆動方法。
  4. 前記基準信号強度は、前記表示面に互いに間隔を開けて設けられた複数の検出点に対してそれぞれ予め設定されている請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の表示装置の駆動方法。
  5. 前記基準信号強度は、前記複数の検出点間の中間検出点に対して、前記タッチパネルによって前記中間検出点で前記被検出体を検出した際に、前記中間検出点の両側にある2つの前記検出点の予め設定された前記基準信号強度に基づいて算出される請求項4に記載の表示装置の駆動方法。
  6. 前記表示パネルは液晶表示パネルである請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の表示装置の駆動方法。
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