JP6314617B2 - 内燃機関用点火装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関(エンジン)に用いられる点火装置に関し、特に火花放電の継続技術に関する。
点火装置には、エンジン燃焼室における混合気の着火性を向上させる技術が望まれる。着火性を向上させる技術として、点火プラグで強い火花放電を発生させる強力点火技術や、点火プラグで強い火花放電を数回連続させる多重点火技術が知られている。
しかし、これらの点火技術は、繰り返される再放電により点火プラグの電極摩耗が大きくなってしまうとともに、無駄な電力消費が生じる不具合がある。このため、着火性が高く、点火プラグの電極摩耗を減らし、無駄な電力消費を抑えることのできる点火装置が要求される。
着火性を高め、且つ点火プラグの電極摩耗を減らす技術として、「CDI(容量放電式)点火回路」と「自励サイリスタ直列インバータ点火回路」を重ねて作動させる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の技術は、CDI点火回路により強い火花放電を間隔を隔てて複数生じさせるとともに、自励サイリスタ直列インバータ点火回路によって弱い火花放電を連続的に繰り返し生じさせて、「強い複数の火花放電」と「弱い連続する火花放電」とを重ね合わせる技術である。
(問題点1)
上述した特許文献1で用いる自励サイリスタ直列インバータ点火回路は、点火コイルの1次コイルに正負の共振による電流を流して火花放電の継続を行う技術であるため、2次電圧が正電圧と負電圧に繰り返し交番する。
その結果、特許文献1の技術は、自励サイリスタ直列インバータ点火回路による火花放電中(火花放電の延長中)にゼロ電圧を跨ぐ2次電圧の交番により、交番毎に火花放電電圧の低い部分ができてしまう。その結果、気筒内に生じる旋回流等によって火花放電の吹き消えが発生し易くなってしまう。
(問題点2)
また、上述した特許文献1で用いる自励サイリスタ直列インバータ点火回路は、複雑な共振回路(共振インダクタンスを用いる第1共振回路および帰還巻線を用いる第2共振回路等)を用いるものであり、回路規模が大きくなってしまう。その結果、点火装置が大型化するとともに、コストアップの要因になってしまう。
特開2011−074906号公報
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、点火プラグの電極摩耗を減らし、無駄な電力消費を抑え、着火性を高めることができる内燃機関用点火装置の提供にある。
本発明の内燃機関用点火装置は、「特許請求の範囲の請求項1」に記載したように、主点火(放電開始時の火花放電)を行う主点火CDI回路と、点火を継続させるエネルギ投入回路とを備える。なお、以下では、本発明の主点火と同じ極性のままで任意に継続させる火花放電を「継続火花放電」と称して説明する。
エネルギ投入回路は、主点火が開始された後、エネルギ投入用コンデンサに蓄えた電荷を1次コイルに放出し、点火コイルの2次コイルに継続して同一方向の2次電流を流すことで主点火に続いて継続火花放電を同じ極性で継続させるものである。
エネルギ投入回路は、1次コイルに投入する電気エネルギをコントロールすることで2次電流を制御し、結果的に継続火花放電を途切れさせることなく連続形成する技術である。このため、火花放電吹き消え時の高電圧での再放電が不要となり、点火プラグの電極摩耗を減らすとともに、電力消費を抑えることができ、さらに高い着火性能を発揮することができる。
具体的に、エネルギ投入回路は、2次電流を同一方向に継続させて放電維持電流以上になるようにエネルギを投入して継続火花放電を継続させるため、2次電圧が交番せず、主点火に続く継続火花放電において強力火花となり、火花放電が途切れ難い。このため、上述した特許文献1の技術とは異なり、気筒内に生じる旋回流等によって火花放電の吹き消えが発生する不具合を回避できる。
さらに具体的に説明すると、いわゆるCDI点火は、2次電圧の立ち上がり時間が速いため、くすぶりに強い。しかし、その反面、CDI点火は、放電時間が短いため、吹き消えし易い性質を有している。これに対し、本発明は、主点火をCDI点火で実施し、続いて同一極性による継続火花放電を実施することで、くすぶりに強く、且つ火花電流が所定電流以上継続する強力火花によって、吹き消えし難い火花放電を発生させることができる。即ち、本発明の点火装置により、くすぶりに強く、且つ吹き消えし難い火花放電を発生させることができる。
一方、本発明のエネルギ投入回路は、エネルギ投入用コンデンサに蓄積した電気エネルギをコントロールして1次コイルに投入するものであるため、回路構成をシンプルにできる。
これにより、上述した特許文献1の技術に比較して、点火装置の小型化(具体的には、点火回路ユニットの小型化等)を図ることができるとともに、コストを抑えることが可能になる。
内燃機関用点火装置の概略構成図である(実施例1)。 内燃機関用点火装置の作動説明用のタイムチャートである(実施例1)。 エネルギ投入用ドライバ回路とフィードバック制御回路の電気回路図である(実施例1)。 他のフィードバック制御回路の電気回路図である(実施例1)。 内燃機関用点火装置の具体的なタイムチャートである(実施例1)。 内燃機関用点火装置の概略構成図である(実施例2)。 充電作動説明用のタイムチャートである(実施例2)。 内燃機関用点火装置の概略構成図である(実施例3)。 内燃機関用点火装置の概略構成図である(実施例4)。
以下において「発明を実施するための形態」を詳細に説明する。
本発明の具体的な一例(実施例)を図面に基づき説明する。なお、以下の「実施例」は具体的な一例を開示するものであり、本発明が「実施例」に限定されないことは言うまでもない。
[実施例1]
図1〜図5を参照して実施例1を説明する。
この実施例1における点火装置は、車両走行用の火花点火エンジンに搭載されるものであり、所定の点火タイミング(点火時期)で燃焼室内の混合気に着火(点火)を行うものである。なお、エンジンの一例は、ガソリンを燃料とする希薄燃焼(リーンバーン燃焼)が可能な直噴式エンジンであり、排気ガスの一部をEGRガスとしてエンジン吸気側へ戻すEGR装置を搭載し、さらに気筒内に混合気の旋回流(タンブル流やスワール流等)を生じさせる旋回流コントロール手段を備える。
この実施例1における点火装置は、各気筒の点火プラグ1ごとに対応した点火コイル2を用いるDI(ダイレクト・イグニッション)タイプである。
この点火装置は、エンジン制御の中枢を成すECU(エンジン・コントロール・ユニットの略)から与えられる指示信号(昇圧指示信号、点火信号、放電継続信号、気筒選択信号等)に基づいて点火コイル2の1次コイル3を通電制御するものであり、1次コイル3を通電制御することで点火コイル2の2次コイル4に生じる電気エネルギをコントロールして、点火プラグ1の火花放電をコントロールする。
なお、ECUは、各種センサから取得したエンジンパラメータ(クランク角、暖機状態、エンジン回転速度、エンジン負荷等)やエンジンの制御状態(希薄燃焼の有無、旋回流の程度等)に応じた点火信号、放電継続信号、放電電流設定信号、気筒選択信号、昇圧指示信号等を生成して出力するように設けられている。
実施例1の点火装置は、
・各気筒毎に搭載される点火プラグ1と、
・各点火プラグ1毎に搭載される点火コイル2と、
・点火プラグ1に主点火を生じさせる主点火CDI回路5と、
・主点火に継続する継続火花放電を生じさせるエネルギ投入回路6と、
を備えて構成される。
なお、主点火CDI回路5とエネルギ投入回路6の主要部は、「点火回路ユニット」として1つのケース内に収容配置されて、点火プラグ1や点火コイル2とは異なる場所に設置される。
点火プラグ1は、周知なものであり、2次コイル4の一端(点火プラグ1に設けられた出力端子)に接続される中心電極と、エンジンのシリンダヘッド等を介してアース接地される外側電極とを備え、2次コイル4から印加される高電圧により中心電極と外側電極との間で火花放電を開始させる。
点火コイル2は、周知なものであり、1次コイル3と、この1次コイル3の巻数より多くの巻数を有する2次コイル4とを備える。
1次コイル3には、第1ダイオード7が並列に接続されており、1次コイル3に流れた電流を再び1次コイル3に還流するように設けられ、火花放電が負方向電流の一方向のみで生じるように設けられている。
2次コイル4の一端は、上述したように点火プラグ1の中心電極に接続され、2次コイル4の他端は「1次コイル3の一端側」に接続されるか、あるいは「アース接地」される。なお、図1は、2次コイル4の他端が放電電流検出抵抗8を介してアース接地される例である。
主点火CDI回路5は、主点火用昇圧回路10にて昇圧した電荷を蓄える主点火用コンデンサ11を有し、この主点火用コンデンサ11に蓄えた電荷を点火コイル2の1次コイル3に放出して点火プラグ1に継続火花放電を生じさせるものである。
具体的に、主点火CDI回路5は、
・バッテリ電圧を昇圧させる主点火用昇圧回路10と、
・この主点火用昇圧回路10にて昇圧した電荷を蓄える主点火用コンデンサ11と、
・この主点火用コンデンサ11に蓄えた電荷が主点火用昇圧回路10へ逆流するのを防ぐ第2ダイオード12と、
・主点火用コンデンサ11に蓄えた電荷を1次コイル3に投入する第1エネルギ投入ラインβをON−OFFする点火用スイッチング手段13(例えば、サイリスタ、パワートランジスタ、MOS型トランジスタ等)と、
・この点火用スイッチング手段13のON−OFF作動を制御する点火用ドライバ回路14と、
を備えて構成される。
なお、この実施例1の主点火用スイッチング手段13は、一例としてサイリスタを用いるものであり、点火用ドライバ回路14は、ECUから与えられる点火信号に基づいてサイリスタ駆動信号をサイリスタのゲートに出力するものである。
エネルギ投入回路6は、エネルギ投入用昇圧回路20にて昇圧した電荷を蓄えるエネルギ投入用コンデンサ21を有し、主点火CDI回路5の作動によって開始した主点火中に、エネルギ投入用コンデンサ21に蓄えた電荷を1次コイル3に放出し、点火コイル2の2次コイル4に同一方向の2次電流を流して、主点火CDI回路5の作動によって開始した火花放電を継続させる。
具体的に、エネルギ投入回路6は、着火性が低下する運転状態の時(希薄燃焼時、強旋回流の発生時、高EGR率時、低温始動時など)にECUの指示により作動して混合気の着火性を高めるものであり、
・バッテリ電圧を昇圧させるエネルギ投入用昇圧回路20と、
・このエネルギ投入用昇圧回路20にて昇圧した電荷を蓄えるエネルギ投入用コンデンサ21と、
・このエネルギ投入用コンデンサ21に蓄えた電荷がエネルギ投入用昇圧回路20へ逆流するのを防ぐ第3ダイオード22と、
・エネルギ投入用コンデンサ21に蓄えた電荷を1次コイル3に投入する第2エネルギ投入ラインγをON−OFFするエネルギ投入用スイッチング手段23(例えば、MOS型トランジスタ、パワートランジスタ)と、
・このエネルギ投入用スイッチング手段23のON−OFFさせるエネルギ投入用ドライバ回路24と、
・このエネルギ投入用ドライバ回路を介してエネルギ投入用スイッチング手段23のON−OFF作動をコントロールするフィードバック制御回路24aと、
・エネルギ投入用コンデンサ21に蓄えた電荷の投入先(即ち、継続火花放電を行う点火プラグ1)を選択する気筒分配用スイッチング手段25(例えば、MOS型トランジスタ、パワートランジスタ等)と、
・この気筒分配用スイッチング手段25のON−OFF作動を制御する気筒分配用ドライバ回路26と、
を備えて構成される。
なお、エネルギ投入用コンデンサ21は、エンジンの運転状態に応じた任意の期間(火花継続期間)に亘って継続火花放電を継続させるべく、大きな電気エネルギ量を蓄えることが可能となるように設定されており、主点火用コンデンサ11より大きな容量が用いられる。
この実施例1は、主点火用昇圧回路10とエネルギ投入用昇圧回路20が共通に設けられるものであり、主点火用昇圧回路10とエネルギ投入用昇圧回路20が共通の昇圧回路30として設けられる。
この昇圧回路30の作動はECUによりコントロールされる。具体的に、昇圧回路30は、点火タイミングから所定時間が経過するまで待機(作動停止)し、点火タイミングから所定時間が経過するとバッテリ電圧の昇圧作動を行って主点火用コンデンサ11とエネルギ投入用コンデンサ21の充電作動を行って、次回の点火タイミングまでに充電を完了させる。
さらに昇圧回路30の具体例を説明すると、この実施例の昇圧回路30は、車載バッテリ27の電圧(バッテリ電圧)を昇圧して出力するDC−DCコンバータであり、
・一端がバッテリ電圧供給ラインαに接続されたチョークコイル31と、
・このチョークコイル31の通電状態を断続する昇圧用スイッチング手段32(MOS型トランジスタ、パワートランジスタ等)と、
・この昇圧用スイッチング手段32を繰り返しON−OFFさせる昇圧用ドライバ回路33と、
を備えて構成される。
なお、昇圧用ドライバ回路33は、ECUから昇圧指示信号が与えられる期間に亘って昇圧用スイッチング手段32を所定周期で繰り返してON−OFFするように設けられている。
この実施例では、第1エネルギ投入ラインβと第2エネルギ投入ラインγが直列に設けられる。即ち、図1に示すように、エネルギ投入用スイッチング手段23、気筒分配用スイッチング手段25、点火用スイッチング手段13が直列に設けられる。
このため、点火用スイッチング手段13のみがONすることで、主点火用コンデンサ11に蓄えられた電気エネルギが1次コイル3に供給される。
また、エネルギ投入用スイッチング手段23がON−OFF制御され、且つ気筒分配用スイッチング手段25と点火用スイッチング手段13の両方がONすることで、エネルギ投入用コンデンサ21に蓄えられた電気エネルギ(エネルギ投入用スイッチング手段23の断続によりコントロールされた電気エネルギ)が、気筒分配用スイッチング手段25によって選択された点火コイル2の1次コイル3(即ち、主点火が開始された点火コイル2の1次コイル3)に供給される。
フィードバック制御回路24aは、エネルギ投入用ドライバ回路24を介してエネルギ投入用スイッチング手段23のON−OFF状態をコントロールし、1次コイル3に投入する電気エネルギを制御することで、放電継続信号が与えられる期間に亘って2次電流を所定の目標範囲に維持させるものである。
フィードバック制御回路24aの具体的な一例は、図3、図4に示すように、2次電流を放電電流検出抵抗8を用いてモニターし、モニターした2次電流が所定の目標値を維持するようにエネルギ投入用スイッチング手段23のON−OFF状態をフィードバック制御するものである。
なお、2次電流の制御は、フィードバック制御に限定するものではなく、2次電流が所定の目標値を維持するようにオープン制御(フィードフォワード制御)によってエネルギ投入用スイッチング手段23をON−OFF制御するものであっても良い。また、継続火花放電中における2次電流の目標値は、一定であっても良いし、エンジンの運転状態(ECUから付与される放電電流設定信号)に応じて変更するものであっても良い。
(実施例1の作動説明)
次に、図2を参照して主点火CDI回路5とエネルギ投入回路6による火花放電作動を説明する。なお、図2中における「V2」の実線は主点火CDI回路5の作動による2次コイル4の電圧変化を示し、「V2」の破線はエネルギ投入回路6の作動による2次コイル4の電圧変化を示す。また、図2中における「i2」の実線は主点火CDI回路5の作動による2次コイル4の電流変化を示し、「i2」の破線はエネルギ投入回路6の作動による2次コイル4の電流変化を示す。さらに、図2中における「i3」の実線はエネルギ投入回路6の作動による2次コイル4の電流変化を示す。
ECUが点火信号を出力すると、点火用ドライバ回路14が主点火用スイッチング手段13をONする。すると、主点火用コンデンサ11に蓄えられていた電荷(電気エネルギ)が1次コイル3に放出され、2次コイル4に高電圧が誘起され、点火プラグ1で主点火が開始される。
点火プラグ1において主点火が開始され1次電流の最大値をすぎると、1次電流は第1ダイオード7を還流して流れ、2次電流が正負交番せずに略三角波形状で減衰する。そして、2次電流が「所定の下限電流値(火花放電を維持するための電流値)」に低下する前に、ECUが放電継続信号を出力し、気筒選択信号によって選択された点火プラグ1に対応する第1エネルギ投入ラインβに電荷を追加放出して火花放電を継続させる。
具体的に、ECUが放電継続信号を出力すると、図5に示すように、エネルギ投入用スイッチング手段23がON−OFF制御されて、エネルギ投入用コンデンサ21に蓄えられていた電荷の一部が1次コイル3に順次投入される。これにより、エネルギ投入用スイッチング手段23がONされる毎に1次コイル3に1次電流が追加して流れ、1次電流が追加される毎に、主点火の直後の2次電流と同方向の2次電流が2次コイル4に順次追加して流れる。また、エネルギ投入用スイッチング手段23がOFFされる毎に第1ダイオード7を電流が還流して流れ、同一極性の火花放電が継続する。
フィードバック制御回路24aの作動により、エネルギ投入用スイッチング手段23をON−OFF制御することで、火花放電を維持可能な程度(目標2次電流の範囲内)に2次電流を継続して保持することができる。
このことを具体的に説明すると、気筒内に生じる強い気流等によって火花放電が流されると、火花放電長が伸張して放電電圧が上昇し、2次電流が減少していく。2次電流が所定値より減少すると、2次電流のフィードバック制御によりエネルギ投入用スイッチング手段23がONとなり、1次コイル3に電気エネルギが再投入される。再投入がなされると2次電流は増加していき目標値に達するとエネルギ投入を停止する。その結果、火花放電が気流に流されて伸張しても2次電流が略一定に保たれ、放電維持電圧を維持することができ、火花放電の吹き消しが回避される。
このようにして放電継続信号の継続中は、継続火花放電を点火プラグ1において継続させることができ、高い着火性を得ることができる。
(実施例1の効果1)
実施例1の点火装置は、上述したように、主点火CDI回路5によって主点火を開始した直後に、エネルギ投入用コンデンサ21に蓄えた電荷を1次コイル3に投入し、2次コイル4に同一方向の2次電流を継続して流すことで主点火に続く継続火花放電を継続させる。
エネルギ投入回路6は、1次コイル3に投入する電気エネルギをコントロールすることで、吹き消え再放電の繰り返しによる点火プラグ1の電極摩耗を減らすとともに、放電維持のための電力を最適に制御して無駄な電力消費を抑えることができ、且つ高い着火性能を発揮することができる。
具体的に、エネルギ投入回路6は、2次電流を同一方向に継続して流して継続火花放電を達成するため、2次電圧が交番せず、主点火に続く継続火花放電において火花放電が途切れ難い。このため、希薄燃焼で、且つ気筒内に高流速の気流が生じる運転状態(通常であれば吹き消えし易い運転状態)であっても、火花放電の吹き消えを回避できる。
一方、主点火CDI回路5のみによる点火は、くすぶりに強い火花放電を生じさせるメリットがある反面、吹き消えし易い性質を有している。これに対し、この実施例では、放電形成から続く主点火をCDI点火で実施し、継続して直流による継続火花放電を生じさせることにより、くすぶりに強く、且つ吹き消えし難い火花放電を発生させることができる。即ち、この実施例の点火装置を採用することで、くすぶりに強く、且つ吹き消えし難い火花放電を必要に応じて発生させることができる。
(実施例1の効果2)
火花放電を継続させるエネルギ投入回路6は、エネルギ投入用コンデンサ21に蓄積した電気エネルギをコントロールして1次コイル3に投入するものであるため、回路構成をシンプルにできる。
これにより、点火回路ユニットの内部の回路構成を簡素化することができ、結果的に点火回路ユニットの小型化が可能になるとともに、コストを抑えることが可能になる。
(実施例1の効果3)
点火装置は、主点火用昇圧回路10とエネルギ投入用昇圧回路20が共通に設けられる。
これにより、点火回路ユニットの内部の回路構成を簡素化することができ、結果的に点火回路ユニットの小型化が可能になるとともに、コストを抑えることが可能になる。
[実施例2]
図6、図7を参照して実施例2を説明する。なお、以下の各実施例において上記実施例1と同一符号は、同一機能物を示すものである。
実施例2は、実施例1と同様、主点火用昇圧回路10とエネルギ投入用昇圧回路20を共通に設けている。そして、この実施例2は、共通化した昇圧回路30の作動タイミングを、(i)主点火用コンデンサ11を充電する主点火充電期間Xと、(ii)エネルギ投入用コンデンサ21を充電するエネルギ投入用充電期間Yとに切り替えるものである。
具体的に、昇圧回路30は、
・主点火用コンデンサ11の充電ラインδをON−OFFする第1充電選択スイッチング手段41と、
・エネルギ投入用コンデンサ21の充電ラインεをON−OFFする第2充電選択スイッチング手段42と、
・第1充電選択スイッチと第2充電選択スイッチのON−OFF状態を切り替えて、主点火用コンデンサ11を充電する主点火充電期間Xと、エネルギ投入用コンデンサ21を充電するエネルギ投入用充電期間Yとを切り替える充電選択ドライバ回路43と、
を備えて構成される。
さらに具体的な一例を説明すると、この実施例2のECUは、昇圧回路30を作動させる昇圧指示信号を出力する際に、第1充電選択スイッチング手段41のON期間(主点火充電期間X)と、第2充電選択スイッチング手段42のON期間(エネルギ投入用充電期間Y)との切り替えに用いる充電先指定信号を出力するように設けられている。
そして、充電選択ドライバ回路43はECUから与えられる充電先指定信号に基づいて第1充電選択スイッチング手段41のON期間(主点火充電期間X)と、第2充電選択スイッチング手段42のON期間(エネルギ投入用充電期間Y)との切り替えを実施する。
第1充電選択スイッチング手段41のON期間(主点火充電期間X)の具体例は、図7に示すように、点火タイミングから所定時間が経過した充電開始タイミングから開始される充電期間であり、第2充電選択スイッチング手段42のON期間(エネルギ投入用充電期間Y)の具体例は、図7に示すように、主点火充電期間Xが経過した後に開始される充電期間である。
そして、主点火用コンデンサ11に蓄える電気エネルギ量より、エネルギ投入用コンデンサ21に蓄える電気エネルギ量の方が大きく設定されるため、「主点火充電期間X<エネルギ投入用充電期間Y」の関係に設けられる。さらに、主点火用コンデンサ11の充電電圧と、エネルギ投入用コンデンサ21の充電電圧とを任意の値に設定することが可能になる。なお、図7中における「i2」は2次コイル4の電流変化を示すものであり、図7中の符号Aは主点火の概略波形を示し、図7中の符号Bは継続火花放電の概略波形を示すものである。
[実施例3]
図8を参照して実施例3を説明する。
この実施例3は、主点火用昇圧回路10とエネルギ投入用昇圧回路20を独立して設けたものである。これにより、主点火用コンデンサ11の充電電圧と、エネルギ投入用コンデンサ21の充電電圧とを異なる値に設けることができる。その結果、主点火用昇圧回路10とエネルギ投入用昇圧回路20のそれぞれを専用設計にすることができ、点火装置の小型化や省電力化を図ることができる。
具体的な一例として、主点火用コンデンサ11の充電電圧は主点火(数十kV以上の2次電圧)を生じさせるために100V以上が必要となり、好ましくは250V以上に設定される。一方、エネルギ投入用コンデンサ21の充電電圧は、継続火花放電(数kV以上の2次電圧)を生じさせるために100V以上が必要となり、好ましくは50V以上に設定される。
このように、主点火用昇圧回路10とエネルギ投入用昇圧回路20を独立して設けることで、主点火CDI回路5に求められる充電電圧と、エネルギ投入回路6に求められる充電電圧が異なることに容易に対応することができる。また、エネルギ投入用コンデンサ21の耐圧を下げることが可能になるため、エネルギ投入用コンデンサ21に安価な低電圧大容量タイプを使用することが可能になり、点火装置のコストを抑えることが可能になる。
この実施例3に示すように、主点火用昇圧回路10とエネルギ投入用昇圧回路20を独立して設けることで、主点火用コンデンサ11の充電電圧を、エネルギ投入用コンデンサ21の充電電圧より高く設定することが可能になる。理解補助の目的で具体的な一例を開示すると、主点火用コンデンサ11に2μF、400Vのコンデンサを採用し、エネルギ投入用コンデンサ21に4700μF、63Vのコンデンサを採用するものである。
このように、主点火用昇圧回路10とエネルギ投入用昇圧回路20を独立して設けることにより、主点火に適した主点火用コンデンサ11の充電電圧、充電電荷と、継続火花放電に適したエネルギ投入用コンデンサ21の充電電圧、充電電荷とを最適化して、主点火用コンデンサ11とエネルギ投入用コンデンサ21を小型で安価な部品とすることができる。
[実施例4]
図9参照して実施例4を説明する。
この実施例4は、1次コイル3に独立した第1巻線3aと第2巻線3bを設けたものである。
第1巻線3aは、CDI点火を行う主点火用の巻線であり、主点火用コンデンサ11が第1巻線3aに電気エネルギを投入するように設けられる。
また、第2巻線3bは、継続火花放電用の巻線であり、エネルギ投入用コンデンサ21が第2巻線3bに電気エネルギを投入するように設けられる。
このように、主点火のための第1巻線3aと、継続火花放電のための第2巻線3bとを独立して設けることで、エネルギ投入用コンデンサ21からエネルギの投入を受ける第2巻線3bの巻数を少なく設定でき、エネルギ投入用コイルの抵抗値を下げることができる。
このため、エネルギ投入用コンデンサ21から電荷を投入した時の1次電流を増やすことができ、第2巻線3bに少ない電荷量で電気エネルギを投入しても、2次コイル4に継続火花放電の維持に必要な2次電流を発生させることができる。さらに、主点火用の第1巻線3aと、継続火花放電用の第2巻線3bを分けることにより、各巻線の発熱を分散させることができる。その結果、点火コイル2の耐久性を高めることが可能になり、信頼性の高い点火装置を提供することができる。
また、継続火花放電に用いる電力を抑えることができ、点火装置の消費電力を最小化することが可能になる。また、エネルギ投入用昇圧回路20の簡素化も可能になる。
上記に示した複数の実施例を組み合わせて用いても良い。
また、CDI点火による主点火と継続火花放電を組み合わせることで着火性を向上できるため、着火性の向上が望まれる種々のエンジンに本発明を適用することができる。
その具体例を以下で説明する。
上記の実施例では、ガソリンエンジンに本発明の点火装置を用いる例を示したが、継続火花放電によって混合気の着火性の向上を図ることができるため、エタノール燃料や混合燃料を用いるエンジンに適用しても良い。もちろん、粗悪燃料が用いられる可能性のあるエンジンに用いても継続火花放電により着火性の向上を図ることができる。
上記の実施例では、希薄燃焼(リーンバーン燃焼)運転が可能なリーンバーンエンジンに本発明の点火装置を用い、着火性が悪化する希薄燃焼時の着火性を継続火花放電により向上させる例を示したが、希薄燃焼とは異なる燃焼状態であっても継続火花放電によって着火性の向上を図ることができるため、リーンバーンエンジンへの適用に限定するものではなく、希薄燃焼を行わないエンジンに用いても良い。
また、高EGRエンジン(エンジンにEGRガスとして戻される排気ガスの帰還率を高めることができるエンジン)に適用し、高EGR時に継続火花放電を生じさせて着火性の向上を図っても良い。
同様に、着火性が低下するエンジン低温時に継続火花放電を実施して、エンジン低温時における着火性の向上を図っても良い。
上記の実施例では、燃焼室に直接燃料を噴射する直噴式エンジンに本発明の点火装置を用いる例を示したが、吸気バルブの吸気上流側(吸気ポート内)に燃料を噴射するポート噴射式のエンジンに用いても良い。
上記の実施例では、過給リーンバーンエンジンの高気流エンジンで説明したが、混合気の旋回流(タンブル流やスワール流等)を気筒内にて積極的に生じさせるエンジンに本発明の点火装置を用い、継続火花放電によって「旋回流による火花放電の吹き消し」を回避しても良いし、旋回流コントロール手段(タンブル流コントロールバルブやスワール流コントロールバルブ等)を有しないエンジンに用いても良い。
上記の実施例では、点火プラグ1毎に独立した点火コイル2が設けられるDIタイプの点火装置に本発明を適用したが、DIタイプに限定するものではなく、例えば点火コイル2が点火プラグ1と異なる位置に搭載される単気筒エンジン(例えば、自動二輪車等)の点火装置に本発明を適用しても良い。
上記の実施例では、昇圧回路の一例としてチョッパー型のDC−DCコンバータを用いる例を示したが、昇圧回路の具体例は限定するものではなく、例えば2次巻線や3次巻線を備えたトランスによる昇圧回路を採用し、高速での昇圧作動を実施して効率化を図っても良い。
1 点火プラグ
2 点火コイル
3 1次コイル
4 2次コイル
5 主点火CDI回路
6 エネルギ投入回路
10 主点火用昇圧回路
11 主点火用コンデンサ
20 エネルギ投入用昇圧回路
21 エネルギ投入用コンデンサ

Claims (8)

  1. バッテリ電圧を昇圧させる主点火用昇圧回路(10)を有するとともに、この主点火用昇圧回路(10)にて昇圧した電荷を蓄える主点火用コンデンサ(11)を有し、この主点火用コンデンサ(11)に蓄えた電荷を点火コイル(2)の1次コイル(3)に放出して点火プラグ(1)に火花放電を生じさせる主点火CDI回路(5)と、
    バッテリ電圧を昇圧させるエネルギ投入用昇圧回路(20)を有するとともに、このエネルギ投入用昇圧回路(20)にて昇圧した電荷を蓄えるエネルギ投入用コンデンサ(21)を有し、前記主点火CDI回路(5)の作動によって開始した火花放電中に、前記エネルギ投入用コンデンサ(21)に蓄えた電荷を前記1次コイル(3)に放出し、前記点火コイル(2)の2次コイル(4)に同一方向の2次電流を流して、前記主点火CDI回路(5)の作動によって開始した火花放電を継続させるエネルギ投入回路(6)と、
    を備え
    前記エネルギ投入回路(6)には、前記エネルギ投入用コンデンサ(21)に蓄えた電荷を前記1次コイル(3)に投入するライン(γ)をオンオフするエネルギ投入用スイッチング手段(23)が設けられていることを特徴とする内燃機関用点火装置。
  2. 請求項1に記載の内燃機関用点火装置において、
    前記エネルギ投入回路(6)は、前記2次コイル(4)に流れる2次電流をモニターし、モニターした2次電流が所定の範囲内を維持するように前記エネルギ投入用スイッチング手段(23)のオンオフ状態をフィードバック制御するフィードバック制御回路(24a)を備えることを特徴とする内燃機関用点火装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の内燃機関用点火装置において、
    前記主点火CDI回路(5)は、前記1次コイル(3)と並列に接続されたダイオード(7)を備えることを特徴とする内燃機関用点火装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の内燃機関用点火装置において、
    前記主点火用昇圧回路(10)と前記エネルギ投入用昇圧回路(20)は、共通に設けられていることを特徴とする内燃機関用点火装置。
  5. 請求項4に記載の内燃機関用点火装置において、
    共通化した昇圧回路(30)の作動タイミングは、前記主点火用コンデンサ(11)を充電する主点火充電期間(X)と、前記エネルギ投入用コンデンサ(21)を充電するエネルギ投入用充電期間(Y)とに切り替えられることを特徴とする内燃機関用点火装置。
  6. 請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の内燃機関用点火装置において、
    前記主点火用昇圧回路(10)と前記エネルギ投入用昇圧回路(20)は、独立して設けられていることを特徴とする内燃機関用点火装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の内燃機関用点火装置において、
    前記主点火用コンデンサ(11)の充電電圧と、前記エネルギ投入用コンデンサ(21)の充電電圧とは、異なることを特徴とする内燃機関用点火装置。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか1つに記載の内燃機関用点火装置において、
    前記1次コイル(3)は、独立した第1巻線(3a)と第2巻線(3b)を備え、
    前記主点火用コンデンサ(11)は、前記第1巻線(3a)に電気エネルギを投入し、
    前記エネルギ投入用コンデンサ(21)は、前記第2巻線(3b)に電気エネルギを投入することを特徴とする内燃機関用点火装置。
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