JP6311432B2 - 蓄電装置 - Google Patents
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Description
上記課題を解決する蓄電装置は、ケース内に電極組立体及び電解液が収容された蓄電装置であって、ケースを構成するケース壁に電解液の注液孔を有するとともに、注液孔を封止するリベット部材を備えるものである。リベット部材は、有底筒状の胴部と、胴部の軸方向一端のフランジと、胴部への締まり嵌めによって一体に組み付けられた環状のシール部材と、を備えている。そして、リベット部材は、胴部が軸方向他端から注液孔に挿通され、シール部材は、胴部への締まり嵌めに伴う当該シール部材の内周部の変形を逃がすための逃がし空間を内周縁に沿って有している。
図1及び図2に示すように、二次電池10は、ケース11に電極組立体12及び電解液が収容されて構成されている。ケース11は、有底四角筒状のケース本体13と、ケース本体13に電極組立体12を挿入するための開口部13aを塞ぐ矩形平板状の蓋体14とからなる。本実施形態では、蓋体14がケース11を構成するケース壁に相当する。ケース本体13と蓋体14とは、いずれも金属製(例えばステンレス製やアルミニウム製)である。二次電池10は角型電池であり、リチウムイオン電池である。
図1及び図3に示すように、リベット部材20は、軸方向一端で開口するとともに、軸方向他端に底壁21aを有する中空円筒状の胴部21と、胴部21の軸方向一端の開口縁に設けられた環状のフランジ22と、胴部21の内部に収容されるマンドレル30と、を有する。胴部21とフランジ22とは一体でアルミニウム製であり、プレス成形により一体に形成される。
マンドレル30は、棒状の操作部32と、この操作部32より大径の大径部31と、操作部32と大径部31の境界に設けられ、操作部32より小径の脆弱部33と、を有している。マンドレル30は例えばステンレス製である。そして、マンドレル30が胴部21の内部に収容された状態では、マンドレル30の大径部31が胴部21の収容部21dに収容されるとともに、マンドレル30の脆弱部33が胴部21の連通部21eに収容される。また、マンドレル30の操作部32が胴部21の挿通部21fに収容されており、操作部32の先端が胴部21から突出している。なお、マンドレル30の硬度は、胴部21の硬度よりも大きい。
図4に示すように、シール部材40の内周部41は、内側に突出した形状の複数の(本実施形態では5つの)凸部41aと、周方向で隣り合う2つの凸部41aで挟まれ、外側に凹んだ形状の複数の(本実施形態では5つの)凹部41bと、を有する形状である。凸部41aの頂点と凹部41bの頂点とは、シール部材40の内周部41の周方向において、直線状の内周縁によって繋がっている。
図7に示すように、リベット部材20が胴部21の底壁21aから注液孔14cに挿入されると、胴部21の底壁21aがケース11内に位置し、フランジ22がケース11外に位置した状態で蓋体14に締結される。なお、マンドレル30では、脆弱部33を境に操作部32と大径部31とが分断され、操作部32が胴部21内から除去されている。こうした操作部32の胴部21内からの除去作業により、マンドレル30の大径部31が胴部21内に圧入されて胴部21を拡径させ、かしめ部24が形成される。かしめ部24の外周面は、蓋体14の裏面14aにおける注液孔14cの周囲に密接し、注液孔14cを封止している。
胴部21への締まり嵌めに伴って、シール部材40では、シール部材40の内周部41の凸部41aが圧縮されて厚みが増すように変形する。このとき、シール部材40の内周部41は、逃がし空間としての空間S2に逃げるように変形する。
(1)リベット部材20の胴部21へのシール部材40の締まり嵌めに伴って、胴部21からシール部材40に軸方向に対し直交する方向の応力が作用したとき、シール部材40は内周部41で逃がし空間としての空間S2に逃げるように変形する。このため、軸方向に対し直交する方向への面圧がシール部材40の内周部41だけで過度に高くなってしまうことが抑制される。したがって、リベット部材20の胴部21への締まり嵌めに伴うシール部材40の変形に起因して、シール部材40による注液孔14cのシール性が低下することを抑制することができる。
○ シール部材40の凸部41a及び凹部41bの数を変更しても良い。また、シール部材40の内周部41の形状を変更しても良い。例えば、シール部材40の内周部41を全周に亘って厚みを外周部の厚みよりも小さく形成し、軸方向において外周部の表面と内周部の表面との間に生じた空間を、シール部材40の変形を逃がす逃がし空間として機能させても良い。
○ 正極金属箔として、アルミニウム以外の金属からなる箔を採用しても良い。
○ 正極電極の片面のみが正極活物質層を有していても良い。
○ 負極電極の片面のみが負極活物質層を有していても良い。
○ 二次電池10は、リチウムイオン二次電池であったが、これに限らず、他の二次電池であっても良い。要するに、正極活物質層と負極活物質層との間をイオンが移動するとともに電荷の授受を行うものであれば良い。
○ 本発明を、電気二重層キャパシタ等の蓄電装置に具体化しても良い。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について追記する。
Claims (1)
- ケース内に電極組立体及び電解液が収容された蓄電装置であって、
前記ケースを構成するケース壁に前記電解液の注液孔を有するとともに、前記注液孔を封止するリベット部材を備え、
前記リベット部材は、有底筒状の胴部と、前記胴部の軸方向一端のフランジと、前記胴部への締まり嵌めによって一体に組み付けられた環状のシール部材と、を備え、
前記リベット部材は、前記胴部が軸方向他端から前記注液孔に挿通され、
前記シール部材は、前記胴部への締まり嵌めに伴う当該シール部材の内周部の変形を逃がすための逃がし空間を内周縁に沿って有し、
前記シール部材の内周部は、内側に突出した形状の複数の凸部と、周方向で隣り合う2つの前記凸部で挟まれ、外側に凹んだ形状の複数の凹部とを有し、
前記凸部の頂点と前記凹部の頂点とは、前記シール部材の内周部の周方向において、直線状の内周縁によって繋がっていることを特徴とする蓄電装置。
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JP2014091753A JP6311432B2 (ja) | 2014-04-25 | 2014-04-25 | 蓄電装置 |
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JP2014091753A JP6311432B2 (ja) | 2014-04-25 | 2014-04-25 | 蓄電装置 |
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