JP6311342B2 - 排水処理システム - Google Patents
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Description
1.有機物質を含有する排水から有機物質を除去することで当該排水を清浄化する排水処理システムであって、
前記有機物質を含有する排水を分離膜に通水して無機物質および/または有機物質の一部を除去した透過水と、分離膜を透過しなかった濃縮水とに分離する分離膜装置と、
前記分離膜装置に接続され、前記透過水を接触させることで有機物質を吸着し、加熱ガスを接触させることで吸着した有機物質を脱着する吸着素子を含み、前記吸着素子に透過水を供給することで有機物質を前記吸着素子に吸着させて処理水として排出し、前記吸着素子に加熱ガスを供給することで有機物質を前記吸着素子から脱着させて有機物質を含有する脱着ガスとして排出し、前記吸着素子の脱着処理が完了した部分を、吸着処理を行なう部分に移行させるとともに前記吸着素子の吸着処理が完了した部分を、脱着処理を行なう部分に移行させる操作を繰り返し実施できる手段を有した連続吸脱着式排水処理装置と、
前記連続吸脱着式排水処理装置に接続され、前記連続吸脱着式排水処理装置から排出された有機物質を含有する脱着ガスを燃焼させて酸化分解した清浄ガスを排出する燃焼装置を備えたことを特徴とする、
排水処理システム。
2.前記分離膜装置の分離膜が、逆浸透膜、正浸透膜、限界ろ過膜、精密ろ過膜、イオン交換膜、透析膜からなる群から選ばれる少なくとも1つの部材を含んでいる上記1に記載の排水処理システム。
3.前記分離膜装置の分離膜が、高分子膜、炭素膜、セラミック膜、ゼオライト膜、アルミナ膜からなる群から選ばれる少なくとも1つの部材を含んでいる上記1に記載の排水処理システム。
4.前記連続吸脱着式排水処理装置は、前記吸着素子にガスを吹き付けることで前記吸着素子に付着した余剰の排水を吹き飛ばしてこれを除去排水として排出する上記1〜3のいずれかに記載の排水処理システム。
5.前記連続吸脱着式排水処理装置から排出された除去排水が、前記連続吸脱着式排水処理装置に再度供給されるように構成された上記4に記載の排水処理システム。
6.前記吸着素子が、活性炭、活性炭素繊維、ゼオライトおよびシリカゲルからなる群から選ばれる少なくとも1つの部材を含んでいる上記1〜5のいずれかに記載の排水処理システム。
7.前記分離膜装置の前記濃縮水の一部が第1濃縮水として前記有機物質を含有する排水に混合され、前記分離膜装置に再度供給されるように構成された上記1〜6のいずれかに記載の排水処理システム。
8.前記分離膜装置の前記濃縮水から第1濃縮水を除いた第2濃縮水を曝気処理することで、第2濃縮水中から有機物質を揮発除去し、有機物質を含有する曝気ガスを排出する曝気装置が設置されている上記7に記載の排水処理システム。
9.前記分離膜装置の前記濃縮水から第1濃縮水を除いた第2濃縮水を加熱し、有機物質を蒸発させる加熱器と、蒸発した前記有機物質を液化凝縮させた蒸発凝縮水を前記連続吸脱着式排水処理装置に供給する冷却器とを含む蒸発濃縮装置が設置されており、前記蒸発凝縮水を前記分離膜装置の前記透過水と混合するように構成された上記7に記載の排水処理システム。
10.前記分離膜装置または前記分離膜装置と連続吸脱着式排水処理装置の間に曝気装置が設置されている上記1〜9のいずれかに記載の排水処理システム。
11.排水中の無機物質および/または有機物質を吸着する吸着素子を含む吸着装置が、前記分離膜装置と連続吸脱着式排水処理装置の間に接続されているように構成された上記1〜10のいずれかに記載の排水処理システム。
図2は、本発明の実施の形態における排水処理システムのシステム構成図である。以下においては、この図2を参照して、本実施の形態における排水処理システムの構成について説明する。
逆浸透膜の材質としては芳香族ポリアミド、酢酸セルロース、ポリビニルアルコールなどが挙げられるが、特に限定しない。
110:分離膜モジュール
120:送液ポンプ
200:連続吸脱着式排水処理装置
210:第1処理槽
211:吸着材
220:第2処理槽
221:吸着材
300:燃焼装置
310:熱交換器
320:燃焼炉
400:曝気槽
410:曝気装置
500:蒸発濃縮装置
V201〜V212:バルブ
Claims (11)
- 有機物質を含有する排水から有機物質を除去することで当該排水を清浄化する排水処理システムであって、
前記有機物質を含有する排水を分離膜に通水して無機物質および/または有機物質の一部を除去した透過水と、分離膜を透過しなかった濃縮水とに分離する分離膜装置と、
前記分離膜装置に接続され、前記透過水を接触させることで有機物質を吸着し、加熱ガスを接触させることで吸着した有機物質を脱着する吸着素子を含み、前記吸着素子に透過水を供給することで有機物質を前記吸着素子に吸着させて処理水として排出し、前記吸着素子に加熱ガスを供給することで有機物質を前記吸着素子から脱着させて有機物質を含有する脱着ガスとして排出し、前記吸着素子の脱着処理が完了した部分を、吸着処理を行なう部分に移行させるとともに前記吸着素子の吸着処理が完了した部分を、脱着処理を行なう部分に移行させる操作を繰り返し実施できる手段を有した連続吸脱着式排水処理装置と、
前記連続吸脱着式排水処理装置に接続され、前記連続吸脱着式排水処理装置から排出された有機物質を含有する脱着ガスを燃焼させて酸化分解した清浄ガスを排出する燃焼装置を備えた、
排水処理システム。 - 前記分離膜装置の分離膜が、逆浸透膜、正浸透膜、限界ろ過膜、精密ろ過膜、イオン交換膜、透析膜からなる群から選ばれる少なくともひとつの部材を含んでいる請求項1に記載の排水処理システム。
- 前記分離膜装置の分離膜が、高分子膜、炭素膜、セラミック膜、ゼオライト膜、アルミナ膜からなる群から選ばれる少なくともひとつの部材を含んでいる請求項1に記載の排水処理システム。
- 前記連続吸脱着式排水処理装置は、前記吸着素子にガスを吹き付けることで前記吸着素子に付着した余剰の排水を吹き飛ばしてこれを除去排水として排出する請求項1〜3のいずれかに記載の排水処理システム。
- 前記連続吸脱着式排水処理装置から排出された除去排水が、前記連続吸脱着式排水処理装置に再度供給されるように構成された請求項4に記載の排水処理システム。
- 前記吸着素子が、活性炭、活性炭素繊維、ゼオライトおよびシリカゲルからなる群から選ばれる少なくともひとつの部材を含んでいる請求項1〜5のいずれかに記載の排水処理システム。
- 前記分離膜装置の前記濃縮水の一部が第1濃縮水として前記有機物質を含有する排水に混合され、前記分離膜装置に再度供給されるように構成された請求項1〜6のいずれかに記載の排水処理システム。
- 前記分離膜装置の前記濃縮水から第1濃縮水を除いた第2濃縮水を曝気処理することで、第2濃縮水中から有機物質を揮発除去し、有機物質を含有する曝気ガスを排出する曝気装置が設置されている請求項7に記載の排水処理システム。
- 前記分離膜装置の前記濃縮水から第1濃縮水を除いた第2濃縮水を加熱し、有機物質を蒸発させる加熱器と、蒸発した前記有機物質を液化凝縮させた蒸発凝縮水を前記連続吸脱着式排水処理装置に供給する冷却器とを含む蒸発濃縮装置が設置されており、前記蒸発凝縮水を前記分離膜装置の前記透過水と混合するように構成された請求項7に記載の排水処理システム。
- 前記分離膜装置と前記連続吸脱着式排水処理装置との間に曝気装置が設置されている請求項1〜9のいずれかに記載の排水処理システム。
- 排水中の無機物質および/または有機物質を吸着する吸着素子を含む吸着装置が、前記分離膜装置と連続吸脱着式排水処理装置の間に接続されているように構成された請求項1〜10のいずれかに記載の排水処理システム。
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