JP6310169B1 - 基地局、ユーザ端末、プロセッサ、及び方法 - Google Patents

基地局、ユーザ端末、プロセッサ、及び方法 Download PDF

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Abstract

第1の特徴に係る基地局は、自セルに接続するユーザ端末から受信するメッセージに基づいて、D2D近傍サービスのためのギャップパターンを前記ユーザ端末に割り当てる制御部を備える。前記制御部は、フィードバック制御情報を前記ユーザ端末に送信する。前記フィードバック制御情報は、所定の周波数において前記ユーザ端末が受信したシステム情報に対応するフィードバックを前記ユーザ端末が前記メッセージに含めることが必要であるか否かの判断に使用される。【選択図】図7

Description

本発明は、D2D近傍サービスをサポートする移動通信システムにおいて用いられる基地局及びユーザ端末に関する。
移動通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、リリース12以降の新機能として、端末間(Device to Device:D2D)近傍サービスの導入が検討されている(非特許文献1参照)。
D2D近傍サービス(D2D ProSe)は、同期がとられた複数のユーザ端末からなる同期クラスタ内で直接的な端末間通信を可能とするサービスである。D2D近傍サービスは、近傍端末を発見するD2D発見手続(ProSe Discovery)と、直接的な端末間通信であるD2D通信(ProSe Communication)と、を含む。
ここで、サービングセルは、D2D近傍サービスがサポートされる周波数であって、且つサービングセルの周波数とは異なる他の周波数をシステム情報(SIB;System Information Block)でユーザ端末に通知できる。ユーザ端末は、SIBによって通知された他の周波数において送信されるD2D信号の監視を行ってもよい。
3GPP技術報告書 「TR 36.843 V12.0.1」 2014年3月27日
第1の特徴に係る基地局は、自セルに接続するユーザ端末から受信するメッセージに基づいて、D2D近傍サービスのためのギャップパターンを前記ユーザ端末に割り当てる制御部を備える。前記制御部は、フィードバック制御情報を前記ユーザ端末に送信する。前記フィードバック制御情報は、所定の周波数において前記ユーザ端末が受信したシステム情報に対応するフィードバックを前記ユーザ端末が前記メッセージに含めることが必要であるか否かの判断に使用される。
第2の特徴に係るユーザ端末は、自ユーザ端末がサービングセルに送信するメッセージに基づいて、D2D近傍サービスのためのギャップパターンが前記サービングセルから割り当てられる制御部を備える。前記制御部は、フィードバック制御情報を前記サービングセルから受信する。前記フィードバック制御情報は、所定の周波数において前記自ユーザ端末が受信したシステム情報に対応するフィードバックを前記自ユーザ端末が前記メッセージに含めることが必要であるか否かの判断に使用される。
LTEシステムの構成図である。 UE(ユーザ端末)のブロック図である。 eNB(基地局)のブロック図である。 LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。 LTEシステムで使用される無線フレームの構成図である。 実施形態に係るInter−frequency Discoveryを説明するための図である。 実施形態に係る監視ギャップ割り当てを説明するための図である。 実施形態に係る要求ギャップパターンの構成例を説明するための図である。 実施形態に係るフィードバック制御を説明するための図である。 付記に係る図である。
[実施形態の概要]
ところで、D2D信号の送信に用いられる時間・周波数リソース(D2Dリソースプール)は、全時間帯に設けられるものではなく、所定時間で区切られた特定の時間帯に設けられることが想定される。
また、ユーザ端末にはD2D近傍サービスがサポートされる他の周波数がサービングセルから通知されるものの、当該他の周波数においてD2D信号の送信に用いられるD2Dリソースプールについては、サービングセルから通知されない。
さらに、ユーザ端末は、D2D信号の監視とセルラ通信とを同時に行うことができないことが一般的であるため、他の周波数において送信されるD2D信号を適切に監視可能とすることが望まれる。
そこで、実施形態は、サービングセルの周波数とは異なる他の周波数において送信されるD2D信号を適切に監視可能とする基地局及びユーザ端末を提供する。
実施形態に係る基地局は、自セルに接続するユーザ端末から受信するメッセージに基づいて、ギャップパターンを前記ユーザ端末に割り当てる制御部を備える。前記ギャップパターンは、前記自セルの周波数とは異なる他の周波数において他のユーザ端末から送信されるD2D信号を前記ユーザ端末が監視すべきタイミングを規定する。前記制御部は、フィードバック制御情報を前記ユーザ端末に送信する。前記フィードバック制御情報は、前記他の周波数において前記ユーザ端末が受信したシステム情報に対応するフィードバックを前記ユーザ端末が前記メッセージに含めることが必要であるか否かの判断に使用される。
実施形態では、前記システム情報は、前記他の周波数において前記D2D信号の伝送に使用されるD2Dリソースプールを示すリソースプール情報を含む。前記フィードバックは、前記リソースプール情報に基づいて前記ユーザ端末が決定した要求ギャップパターン、又は前記リソースプール情報である。
実施形態では、前記フィードバック制御情報は、前記フィードバックが必要であるか否かを示す情報を含む。
実施形態では、前記システム情報は、当該システム情報の更新に応じて更新されるタグ番号を含む。前記フィードバック制御情報は、前記基地局が取得済みの前記システム情報のタグ番号を含む。
実施形態では、前記フィードバック制御情報は、前記基地局が取得済みのギャップパターンを示す情報を含む。
実施形態では、前記フィードバック制御情報は、前記他の周波数に含まれる周波数ごとに提供される。
実施形態では、前記フィードバック制御情報は、当該フィードバック制御情報の有効期間を示す情報を含む。
実施形態に係るユーザ端末は、自ユーザ端末がサービングセルに送信するメッセージに基づいて、ギャップパターンが前記サービングセルから割り当てられる制御部を備える。前記ギャップパターンは、前記サービングセルの周波数とは異なる他の周波数において他のユーザ端末から送信されるD2D信号を監視すべきタイミングを規定する。前記制御部は、フィードバック制御情報を前記サービングセルから受信する。前記フィードバック制御情報は、前記他の周波数において自ユーザ端末が受信したシステム情報に対応するフィードバックを自ユーザ端末が前記メッセージに含めることが必要であるか否かの判断に使用される。
実施形態では、前記システム情報は、前記他の周波数において前記D2D信号の伝送に使用されるD2Dリソースプールを示すリソースプール情報を含む。前記フィードバックは、前記リソースプール情報に基づいて前記ユーザ端末が決定した要求ギャップパターン、又は前記リソースプール情報である。
実施形態では、前記フィードバック制御情報は、前記フィードバックが必要であるか否かを示す情報を含む。
実施形態では、前記システム情報は、当該システム情報の更新に応じて更新されるタグ番号を含む。前記フィードバック制御情報は、前記基地局が取得済みの前記システム情報のタグ番号を含む。
実施形態では、前記フィードバック制御情報は、前記基地局が取得済みのギャップパターンを示す情報を含む。
実施形態では、前記フィードバック制御情報は、前記他の周波数に含まれる周波数ごとに提供される。
実施形態では、前記フィードバック制御情報は、当該フィードバック制御情報の有効期間を示す情報を含む。
[実施形態]
以下において、本発明をLTEシステムに適用する場合の実施形態を説明する。
(1)システム構成
以下において、実施形態に係るLTEシステムの構成について説明する。図1は、実施形態に係るLTEシステムの構成図である。図1に示すように、実施形態に係るLTEシステムは、UE(User Equipment)100、E−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)10、及びEPC(Evolved Packet Core)20を備える。
UE100は、ユーザ端末に相当する。UE100は、移動型の通信装置であり、接続先のセル(サービングセル)との無線通信を行う。UE100の構成については後述する。
E−UTRAN10は、無線アクセスネットワークに相当する。E−UTRAN10は、eNB200(evolved Node−B)を含む。eNB200は、基地局に相当する。eNB200は、X2インターフェイスを介して相互に接続される。eNB200の構成については後述する。
eNB200は、1又は複数のセルを管理しており、自セルとの接続を確立したUE100との無線通信を行う。eNB200は、無線リソース管理(RRM)機能、ユーザデータのルーティング機能、モビリティ制御・スケジューリングのための測定制御機能などを有する。「セル」は、無線通信エリアの最小単位を示す用語として使用される他に、UE100との無線通信を行う機能を示す用語としても使用される。
EPC20は、コアネットワークに相当する。E−UTRAN10及びEPC20によりLTEシステムのネットワークが構成される。EPC20は、MME(Mobility Management Entity)/S−GW(Serving−Gateway)300を含む。MMEは、UE100に対する各種モビリティ制御などを行う。S−GWは、ユーザデータの転送制御を行う。MME/S−GW300は、S1インターフェイスを介してeNB200と接続される。
図2は、UE100のブロック図である。図2に示すように、UE100は、アンテナ101、無線送受信機110、ユーザインターフェイス120、バッテリ140、メモリ150、及びプロセッサ160を備える。メモリ150は記憶部に相当し、プロセッサ160は制御部に相当する。また、メモリ150をプロセッサ160と一体化し、このセット(すなわち、チップセット)を、制御部を構成するプロセッサ160’としてもよい。
アンテナ101及び無線送受信機110は、無線信号の送受信に用いられる。無線送受信機110は、プロセッサ160が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナ101から送信する。また、無線送受信機110は、アンテナ101が受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換してプロセッサ160に出力する。無線送受信機110及びプロセッサ160は、送信部及び受信部を構成する。
無線送受信機110は、複数の送信機及び/又は複数の受信機を含んでもよい。実施形態では、無線送受信機110が1つの送信機及び1つの受信機のみを含むケースを主として想定する。
ユーザインターフェイス120は、UE100を所持するユーザとのインターフェイスであり、例えば、ディスプレイ、マイク、スピーカ、及び各種ボタンなどを含む。ユーザインターフェイス120は、ユーザからの操作を受け付けて、該操作の内容を示す信号をプロセッサ160に出力する。バッテリ140は、UE100の各ブロックに供給すべき電力を蓄える。UE100がカード型端末である場合、UE100は、ユーザインターフェイス120及びバッテリ140を備えていなくてもよい。
メモリ150は、プロセッサ160により実行されるプログラム、及びプロセッサ160による処理に使用される情報を記憶する。プロセッサ160は、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号などを行うベースバンドプロセッサと、メモリ150に記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、を含む。プロセッサ160は、さらに、音声・映像信号の符号化・復号を行うコーデックを含んでもよい。プロセッサ160は、後述する各種の処理及び各種の通信プロトコルを実行する。
図3は、eNB200のブロック図である。図3に示すように、eNB200は、アンテナ201、無線送受信機210、ネットワークインターフェイス220、メモリ230、及びプロセッサ240を備える。メモリ230は記憶部に相当し、プロセッサ240は制御部に相当する。なお、メモリ230をプロセッサ240と一体化し、このセット(すなわち、チップセット)を、制御部を構成するプロセッサ240’としてもよい。
アンテナ201及び無線送受信機210は、無線信号の送受信に用いられる。無線送受信機210は、プロセッサ240が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナ201から送信する。また、無線送受信機210は、アンテナ201が受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換してプロセッサ240に出力する。無線送受信機210及びプロセッサ240は、送信部及び受信部を構成する。
ネットワークインターフェイス220は、X2インターフェイスを介して隣接eNB200と接続され、S1インターフェイスを介してMME/S−GW300と接続される。ネットワークインターフェイス220は、X2インターフェイス上で行う通信及びS1インターフェイス上で行う通信に用いられる。
メモリ230は、プロセッサ240により実行されるプログラム、及びプロセッサ240による処理に使用される情報を記憶する。プロセッサ240は、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号などを行うベースバンドプロセッサと、メモリ230に記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPUと、を含む。プロセッサ240は、後述する各種の処理及び各種の通信プロトコルを実行する。
図4は、LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。図4に示すように、無線インターフェイスプロトコルは、OSI参照モデルの第1層乃至第3層に区分されており、第1層は物理(PHY)層である。第2層は、MAC(Medium Access Control)層、RLC(Radio Link Control)層、及びPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層を含む。第3層は、RRC(Radio Resource Control)層を含む。
物理層は、符号化・復号、変調・復調、アンテナマッピング・デマッピング、及びリソースマッピング・デマッピングを行う。UE100の物理層とeNB200の物理層との間では、物理チャネルを介してユーザデータ及び制御信号が伝送される。
MAC層は、データの優先制御、及びハイブリッドARQ(HARQ)による再送処理などを行う。UE100のMAC層とeNB200のMAC層との間では、トランスポートチャネルを介してユーザデータ及び制御信号が伝送される。eNB200のMAC層は、上下リンクのトランスポートフォーマット(トランスポートブロックサイズ、変調・符号化方式)、UE100への割当リソースブロックを決定(スケジューリング)するスケジューラを含む。
RLC層は、MAC層及び物理層の機能を利用してデータを受信側のRLC層に伝送する。UE100のRLC層とeNB200のRLC層との間では、論理チャネルを介してユーザデータ及び制御信号が伝送される。
PDCP層は、ヘッダ圧縮・伸張、及び暗号化・復号化を行う。
RRC層は、制御信号を取り扱う制御プレーンでのみ定義される。UE100のRRC層とeNB200のRRC層との間では、各種設定のための制御信号(RRCメッセージ)が伝送される。RRC層は、無線ベアラの確立、再確立及び解放に応じて、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルを制御する。UE100のRRCとeNB200のRRCとの間に接続(RRC接続)がある場合、UE100はRRCコネクティッドモードであり、そうでない場合、UE100はRRCアイドルモードである。
RRC層の上位に位置するNAS(Non−Access Stratum)層は、セッション管理及びモビリティ管理などを行う。
図5は、LTEシステムで使用される無線フレームの構成図である。LTEシステムは、下りリンク(DL)にはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)、上りリンク(UL)にはSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)がそれぞれ適用される。
図5に示すように、無線フレームは、時間方向に並ぶ10個のサブフレームで構成される。各サブフレームは、時間方向に並ぶ2個のスロットで構成される。各サブフレームの長さは1msであり、各スロットの長さは0.5msである。各サブフレームは、周波数方向に複数個のリソースブロック(RB)を含み、時間方向に複数個のシンボルを含む。各リソースブロックは、周波数方向に複数個のサブキャリアを含む。1つのサブキャリア及び1つのシンボルによりリソースエレメントが構成される。UE100に割り当てられる無線リソースのうち、周波数リソースはリソースブロックにより構成され、時間リソースはサブフレーム(又はスロット)により構成される。
(2)D2D近傍サービス
以下において、D2D近傍サービスについて説明する。実施形態に係るLTEシステムは、D2D近傍サービスをサポートする。D2D近傍サービスについては非特許文献1に記載されているが、ここではその概要を説明する。
D2D近傍サービス(D2D ProSe)は、同期がとられた複数のUE100からなる同期クラスタ内で直接的なUE間通信を可能とするサービスである。D2D近傍サービスは、近傍UEを発見するD2D発見手続(ProSe Discovery)と、直接的なUE間通信であるD2D通信(ProSe Communication)と、を含む。
同期クラスタを形成する全UE100がセルカバレッジ内に位置するシナリオを「カバレッジ内(In coverage)」という。同期クラスタを形成する全UE100がセルカバレッジ外に位置するシナリオを「カバレッジ外(Out of coverage)」という。同期クラスタのうち一部のUE100がセルカバレッジ内に位置し、残りのUE100がセルカバレッジ外に位置するシナリオを「部分的カバレッジ(Partial coverage)」という。
現状、D2D発見手続は、カバレッジ内でのみ行われることが想定されている。以下においては、カバレッジ内でD2D発見手続が行われるケースを主として想定する。
なお、D2D発見手続では、UE100は、近傍端末を発見するためのD2D発見信号(Discovery信号)を送信する。D2D発見手続の方式として、UE100に固有に割り当てられない無線リソースがD2D発見信号の送信に使用される第1の方式(Type 1 discovery)と、UE100毎に固有に割り当てられる無線リソースがD2D発見信号の送信に使用される第2の方式(Type 2 discovery)とがある。第2の方式では、D2D発見信号の送信毎に個別に割り当てられた無線リソース、又は、半固定的(semi−persistently)に割り当てられた無線リソースが使用される。
カバレッジ内では、eNB200がD2D同期元となる。eNB200は、D2D近傍サービスに関するSIBを送信する。以下において、このようなSIBをSIB19と称する。SIB19は、ブロードキャストで送信されるシステム情報の一種である。
SIB19は、自セルにおいてD2D発見信号の伝送に使用されるD2D発見リソースプールを示すリソースプール情報を含む。D2D発見リソースプールは、送信用のリソースプールと受信用のリソースプールとを個別に含んでもよい。また、SIB19は、自セルの周波数とは異なる他の周波数であって、D2D発見手続に利用可能な周波数を示す周波数リストを含む。周波数リストは、異なる周波数間でのD2D発見手続(Inter−frequency Discovery)のために使用される。
(3)Inter−frequency Discovery
以下において、Inter−frequency Discoveryについて説明する。図6は、Inter−frequency Discoveryを説明するための図である。図6において、UE100は、コネクティッドモード又はアイドルモードであり、eNB200のセル#1をサービングセルとして選択している。
図6に示すように、eNB200は、セル#1を介してSIB19(システム情報)を送信する。上述したように、SIB19は、セル#1のリソースプール情報と、D2D発見手続に利用可能な他の周波数を示す周波数リストと、を含む。SIB19は、セル#1の周波数と同じ周波数の隣接セルのリソースプール情報を含んでもよい。但し、SIB19は、セル#1の周波数とは異なる他の周波数のリソースプール情報を含まないことに留意すべきである。UE100は、セル#1を介してSIB19を受信する。
UE100は、SIB19に含まれる周波数リストに基づいて、周波数リスト中の周波数(他の周波数)において送信されるD2D発見信号を監視する。周波数リスト中の周波数はセル#1の周波数とは異なっており、UE100は、D2D発見信号の監視と下りリンクのセルラ通信(セル#1との通信)とを同時に行うことができない。よって、D2D発見信号の監視によりセルラ通信が妨げられないように、UE100は、下りリンクのセルラ通信を行わない期間においてD2D発見信号を監視することが望ましい。
例えば、間欠受信(DRX)を行うUE100は、オフ期間において他の周波数のD2D発見信号を監視することが可能である。オフ期間とは、セル#1(サービングセル)のPDCCHを監視すべき期間であるオン期間とは異なる期間である。eNB200は、UE100のオフ期間を把握しており、オフ期間においてUE100への下りリンク送信を行わない。しかしながら、このような方法では、オフ期間が短い場合には、他の周波数のD2D発見信号を監視する機会が少なくなる。よって、Inter−frequency Discoveryの成功率を高めることが難しい。
実施形態では、UE100が他の周波数のD2D発見信号を監視する新たなタイミング(監視ギャップ)を導入する。このような監視ギャップをeNB200がUE100に割り当てるより、Inter−frequency Discoveryの成功率を高めることが可能となる。
(4)監視ギャップ割り当て
以下において、実施形態に係る監視ギャップ割り当てについて説明する。図7は、実施形態に係る監視ギャップ割り当てを説明するための図である。
図7に示すように、eNB200−1により管理されるセル#1とeNB200−2により管理されるセル#2とが少なくとも部分的に重複している。セル#1は周波数#1に属しており、セル#2は周波数#2に属している。すなわち、セル#1及びセル#2は周波数が異なる。
また、セル#1はPLMN(Public Land Mobile Network)#1に属しており、セル#2はPLMN#2に属している。すなわち、セル#1及びセル#2はPLMNが異なる。この場合、セル#1及びセル#2のセル間協調を行うことが困難であることに留意すべきである。また、セル#1及びセル#2は同期がとられてないことがある。
UE100−1及びUE100−3は、セル#1及びセル#2の重複領域に在圏しており、セル#1をサービングセルとして選択している。UE100−2は、セル#2に在圏しており、セル#2をサービングセルとして選択している。
このような動作環境において、UE100−2により送信されるD2D発見信号をUE100−1が監視するための監視ギャップを割り当てる方法について説明する。
先ず、UE100−1は、eNB200−1からセル#1を介して送信されるSIB19を受信及び復号する。当該SIB19は、セル#1のリソースプール情報と、D2D発見手続に利用可能な他の周波数を示す周波数リストと、を含む。UE100−1は、周波数リストに基づいて、他の周波数(セル#2の周波数)においてD2D発見手続を行うことを決定する。UE100−1がD2D発見手続を行うことを決定し、且つD2D発見手続を未だ開始していない状態を「D2D発見手続に興味を持つ状態」という。但し、UE100−1がD2D発見手続を行っている状態も「D2D発見手続に興味を持つ状態」に含まれてもよい。
ステップS101において、eNB200−2は、セル#2を介してSIB19を送信する。当該SIB19は、セル#2のリソースプール情報と、D2D発見手続に利用可能な他の周波数を示す周波数リストと、を含む。セル#2の周波数におけるD2D発見手続に興味を持つUE100−1は、セル#2を介してeNB200−2からSIB19を受信及び復号する。ここで、UE100−1は、サービングセルとは異なるセル#2のSIB19を受信及び復号することに留意すべきである。
UE100−1は、セル#2のSIB19に含まれるリソースプール情報(以下、「セル#2のリソースプール情報」と称する)に基づいて、セル#1を介してeNB200−1にギャップ割り当て要求を送信する。
第1に、ギャップ割り当て要求は、セル#2のリソースプール情報に対応するフィードバックを含む。フィードバックの方法には、第1のフィードバック方法及び第2のフィードバック方法がある。
第1のフィードバック方法は、セル#2のリソースプール情報をそのままフィードバックする方法である。これにより、eNB200−1は、セル#2のD2D発見リソースプールを全体的に把握することができる。
第2のフィードバック方法は、UE100−1が、セル#2のリソースプール情報に基づいてギャップパターンを決定し、決定したギャップパターン(要求ギャップパターン)をフィードバックする方法である。具体的には、UE100−1は、当該リソースプール情報に基づいて、セル#2のD2D発見リソースプールに含まれるタイミング(サブフレーム)からなるギャップパターンを決定する。
要求ギャップパターンは、例えば、周期情報(discoveryPeriod)、サービングセルのタイミングに対する前記周期情報の開始タイミングを示すオフセット情報(discoveryOffsetIndicator)、ギャップパターンを示すサブフレーム単位のビットマップ情報(discoverySubframeBitmap)、前記周期情報内における前記ビットマップ情報の繰り返し回数を示す情報(discoveryNumRepetition)により表現される。
なお、UE100−1がセル#1の周波数とは異なる複数の周波数についてD2D発見手続に興味を持つ場合、要求ギャップパターンは、当該複数の周波数それぞれのギャップパターンの和を要求ギャップパターンとして設定してもよい。或いは、それぞれの周波数に対応する、複数のギャップパターンとして設定してもよい。
図8は、要求ギャップパターンの構成例を説明するための図である。
図8(a)に示すように、UE100−1は、周波数#1に属するサービングセル(セル#1)のD2D発見リソースプールを把握している。
図8(b)及び(c)に示すように、UE100−1は、周波数#2及び周波数#3についてD2D発見手続に興味を持っており、周波数#2及び周波数#3のそれぞれのSIB19を取得し、周波数#2及び周波数#3のそれぞれのD2D発見リソースプールを把握する。
図8(d)に示すように、UE100−1は、図8(b)に示す周波数#2のギャップパターン及び図8(c)に示す周波数#3のギャップパターンの和から、周波数#1のギャップパターンを減じて得たギャップパターンを要求ギャップパターンとして決定する。図8(d)の例では、要求ギャップパターンは、所定の時間長を示すdiscoveryPeriod、1サブフレームのオフセットを示すdiscoveryOffsetIndicator、サブフレーム単位のギャップパターンを示すビットマップ“1001000110…”からなるdiscoverySubframeBitmap、所定の繰り返し回数を示すdiscoveryNumRepetitionにより表現される。なお、ビットマップにおいて“1”は監視ギャップを構成するサブフレームを示し、“0”は監視ギャップを構成しないサブフレームを示す。当該ギャップパターンに関するdiscoveryOffsetIndicatorは、セル#1のSFN=0を起点としたオフセット値とすることが好ましい。
なお、UE100−1の受信機が1つである場合、周波数切替に要する時間の余裕(マージン)を持たせるために、周波数切替に要する時間をマージンとしてギャップパターンに含めてもよい。例えば、当該切替時間に1サブフレームを要する場合は、監視ギャップの前後1サブフレームも要求ギャップパターンに含める。
第2に、ギャップ割り当て要求は、UE100−1がD2D発見手続に興味を持つ他の周波数を示す情報を含む。図8の例では、UE100−1は、周波数#2の識別情報及び周波数#3の識別情報をギャップ割り当て要求に含める。
第3に、ギャップ割り当て要求は、UE100−1が他の周波数において取得したSIB19に関連付けられたタグ番号を含んでもよい。タグ番号は、SIB19の更新に応じて更新される番号である。タグ番号は、SIB19のスケジューリングを行うシステム情報であるSIB1に含まれている。或いは、タグ番号は、SIB19自体に含まれていてもよい。このようなタグ番号は、「systemInfoValueTag」と称される。
ギャップ割り当て要求は、D2D近傍サービスのためのRRCメッセージであるD2D indication(ProSe indication)に含まれていてもよい。
ステップS103において、UE100−1からギャップ割り当て要求を受信したeNB200−1は、セル#1を介してギャップ割り当て応答をUE100−1に送信する。
上述した第1のフィードバック方法が適用される場合、eNB200−1は、セル#2のD2D発見リソースプールに含まれるタイミング(サブフレーム)からなるギャップパターンを決定し、決定したギャップパターンをギャップ割り当て応答に含める。これにより、eNB200−1により決定されたギャップパターンがUE100−1に通知される。
これに対し、上述した第2のフィードバック方法が適用される場合、eNB200−1は、UE100−1の要求ギャップパターンを許可するか否かを決定し、許可するか否かの情報(ACK/NACK)をギャップ割り当て応答に含める。UE100−1の要求ギャップパターンを拒否する場合、eNB200−1は、UE100−1の要求ギャップパターンを修正し、修正したギャップパターンをギャップ割り当て応答に含めてもよい。ギャップ割り当て応答は、RRC設定を再構成するためのRRC Connection Reconfigurationメッセージに含まれてもよい。
このように、eNB200は、自セルに接続するUE100−1から受信するギャップ割り当て要求に基づいて、自セルの周波数とは異なる他の周波数においてUE100−2から送信されるD2D発見信号をUE100−1が監視すべきタイミングを規定するギャップパターンをUE100に割り当てる。
また、第2のフィードバック方法が適用される場合には、第1のフィードバック方法が適用される場合に比べて、UE100−1及びeNB200−1が送受信する制御信号の量(オーバーヘッド)を削減することができる。
ステップS104において、UE100−1は、割り当てられたギャップパターンに応じて定められるタイミング(サブフレーム)において他の周波数のD2D発見信号を監視する。監視により、UE100−1は、UE100−2が送信するD2D発見信号を受信し、UE100−2を発見する。
なお、eNB200−1は、UE100−1に設定されているギャップパターン(監視ギャップ)を把握しているため、当該監視ギャップにおいてUE100−1に下りリンク信号(例えば、ページング信号などの制御信号)を送信することを避けることができる。また、D2D受信中は上りリンク送信(データ、HARQ Ack/Nack等のフィードバック)が出来ない場合に、上りリンク送信の割当を避けたり、これらが送信されなくても異常ではないと認識(Inter−freq. Discoveryを行っていると認識)することができる。よって、D2D発見手続がセルラ通信の妨げとならないようにすることができる。
(5)フィードバック制御の概要
図7に示す動作環境において、さらに、eNB200−1がUE100−3にギャップパターンを割り当てる場合を想定する。
D2D発見リソースプールは、動的には変更されないと考えられる。このため、eNB200−1が、各UE100から受信したフィードバックを蓄積及び管理していれば、セル#1においてInter−frequency Discoveryを行うUE100がフィードバックを行う必要性は低い。特に、上述した第1のフィードバック方法が適用される場合、Inter−frequency Discoveryを行う全てのUE100がリソースプール情報をフィードバックすると、オーバーヘッドが過大になる。
そこで、実施形態では、フィードバックを行うか否かをeNB200−1が制御可能とすることにより、フィードバックに伴うオーバーヘッドの増大を抑制する。
図9は、実施形態に係るフィードバック制御を説明するための図である。
図9に示すように、ステップS21において、eNB200−1は、フィードバックをギャップ割り当て要求に含めることが必要であるか否かの判断に使用されるフィードバック制御情報をUE100−3に送信する。上述したように、フィードバックとは、第1のフィードバック方法の場合にはリソースプール情報であり、第2のフィードバック方法の場合には要求ギャップパターンである。
フィードバック制御情報は、システム情報(例えばSIB19)によりブロードキャストで送信される。或いは、フィードバック制御情報は、個別RRCシグナリングによりユニキャストで送信されてもよい。
ステップS22において、UE100−3は、フィードバック制御情報を受信する。UE100−3は、フィードバック制御情報に基づいて、フィードバックをギャップ割り当て要求に含めることが必要であるか否かを判断する。
フィードバックをギャップ割り当て要求に含める必要があると判断した場合、UE100−3は、eNB200−1に送信するギャップ割り当て要求にフィードバックを含める。これに対し、フィードバックをギャップ割り当て要求に含める必要がないと判断した場合、UE100−3は、eNB200−1に送信するギャップ割り当て要求にフィードバックを含めない。
このように、フィードバックを行うか否かをeNB200−1が制御可能とすることにより、フィードバックに伴うオーバーヘッドの増大を抑制しながら、UE100−3に適切にギャップパターンを割り当てることができる。
(6)フィードバック制御の具体例
以下において、フィードバック制御の具体例について説明する。
(6.1)具体例1
フィードバック制御情報は、フィードバックが必要であるか否かを示す情報を含む。
当該フィードバック制御情報は、他の周波数(Inter−frequency)に含まれる周波数ごとに提供されてもよい。例えば、eNB200−1は、周波数#2について「フィードバック要」を示すフィードバック制御情報と、周波数#3について「フィードバック不要」を示すフィードバック制御情報と、を送信してもよい。
そして、UE100−3は、周波数#2についてD2D発見手続に興味を持つ場合、eNB200−1に送信するギャップ割り当て要求にフィードバックを含める。また、UE100−3は、周波数#3についてD2D発見手続に興味を持つ場合、eNB200−1に送信するギャップ割り当て要求にフィードバックを含めない。
(6.2)具体例2
フィードバック制御情報は、フィードバックが必要であるか否かをUE100が判断するために、eNB200−1が取得済みのシステム情報(SIB19)のタグ番号(systemInfoValueTag)を含む。
上述したように、ギャップ割り当て要求は、UE100−1が他の周波数において取得したSIB19に関連付けられたタグ番号を含む。よって、eNB200−1は、自身が把握しているD2D発見リソースプールに対応するタグ番号をフィードバック制御情報に含めて送信する。
当該フィードバック制御情報は、他の周波数(Inter−frequency)に含まれる周波数ごとに提供されてもよい。例えば、周波数#2について、タグ番号#5のSIB19のD2D発見リソースプールをeNB200−1が把握している場合、eNB200−1は、周波数#2におけるタグ番号#5のSIB19に対応するフィードバックが不要であることを示すフィードバック制御情報を送信する。
そして、UE100−3は、周波数#2におけるタグ番号#5のSIB19をeNB200−2(セル#2)から取得しない。或いは、UE100−3は、周波数#2におけるタグ番号#5のSIB19をeNB200−2から取得しても、eNB200−1に送信するギャップ割り当て要求にそのフィードバックを含めない。しかしながら、UE100−3は、周波数#2におけるタグ番号#6のSIB19をeNB200−2から取得した場合には、eNB200−1に送信するギャップ割り当て要求にそのフィードバックを含める。
(6.3)具体例3
上述した第2のフィードバック方法が適用される場合、フィードバック制御情報は、フィードバックが必要であるか否かをUE100が判断するために、eNB200−1が取得済みのギャップパターンを示す情報を含んでもよい。上述したように、ギャップパターンは、discoveryPeriod、discoveryOffsetIndicator、discoverySubframeBitmap、discoveryNumRepetitionにより表現できる。
当該フィードバック制御情報は、他の周波数(Inter−frequency)に含まれる周波数ごとに提供されてもよい。例えば、eNB200−1は、周波数#2について特定のギャップパターンのフィードバックが不要であることを示すフィードバック制御情報を送信する。UE100−3は、当該特定のギャップパターンのフィードバックをギャップ割り当て要求に含めない。
(6.4)具体例4
フィードバック制御情報は、当該フィードバック制御情報の有効期間を示す情報を含む。有効期間は、例えばUTC(Coordinated Universal Time)により表現できる。
有効期間を示す情報は、上述した具体例1乃至3のフィードバック制御情報に含めることが好ましい。また、有効期間は、SIB19の更新周期と等しい期間とすることが好ましい。
フィードバック制御情報を受信したUE100−3は、有効期間内は当該フィードバック制御情報に従ってフィードバックを行う。しかしながら、UE100−3は、有効期間が経過した後は、当該フィードバック制御情報に従わなくてもよい。
[その他の実施形態]
上述した実施形態では、D2D近傍サービスに関するSIBがSIB19である一例を説明した。しかしながら、D2D近傍サービスに関する情報がSIB19以外のSIB(SIBx)により運搬されてもよい。
上述した実施形態では、周波数単位でのフィードバック及びフィードバック制御について説明したが、周波数単位よりも詳細な単位(例えばセル単位)でのフィードバック及びフィードバック制御を行ってもよい。この場合、周波数の識別子に加えて、又は周波数の識別子に代えて、セルの識別子が送受信される。
上述した実施形態では、PLMNが異なる場合のD2D発見手続(Inter−PLMN Discovery)を説明したが、これに限られない。PLMNが同一の場合のD2D発見手続(Intra−PLMN & Inter−freq.Discovery)のケースであっても、本発明を適用可能である。
上述した実施形態では、eNB200−1は、他PLMNのDiscoveryリソース情報をUE100から取得していたが、これに限られない。例えば、eNB200−1は、eNB200−2からX2インターフェイスを介して、Discoveryリソース情報を取得してもよい。
上述した実施形態では、図9のフィードバック制御は、フィードバックをギャップ割当要求(例えば、ProSe indication)に含めるか否かの制御であった。しかしながら、フィードバック専用のメッセージ(例えば、UE Assistance Information)が用いられる場合は、当該制御を当該専用メッセージに対して適用してもよい。
上述した実施形態では、D2D発見手続(ProSe Discovery)について説明したが、本発明をD2D通信(ProSe Communication)にも適用可能であることは勿論である。すなわち、上述した実施形態の「D2D発見手続」を「D2D通信」と読み替え、「D2D発見信号」を「D2D通信信号」と読み替えてもよい。
上述した実施形態では、移動通信システムの一例としてLTEシステムを説明したが、LTEシステムに限定されるものではなく、LTEシステム以外のシステムに本発明を適用してもよい。
[付記]
1.はじめに
インターPLMNディスカバリーの導入が合意されている。
合意事項
1 モニタリングUEのためのインター周波数及びインターPLMNディスカバリーのサポートが意図される。
2 eNBはUEがProSeディスカバリー信号の受信を意図し得る(イントラPLMNインター周波数及び/又はインターPLMNインター周波数)キャリアのリスト(対応するPLMN IDが付随し得る)をSIB中で提供する。セルは、他のキャリアのための詳細なProSe設定(SIB19)を提供しない。UEは、他のキャリア上でProSeディスカバリー信号を受信しようとする場合、当該キャリアにて送信されているSIB19(及び他の関連SIB)を読み取る必要がある。[...]
3 (NWによって認可されている場合、)UEは、自身のサービングセル上でのみProSeディスカバリー信号を送信する。
4 イントラ及びインター周波数(及びインターPLMN)ProSe受信はUu受信に影響を与えない(例えば、UEは、ProSeディスカバリー受信を行うために、IDLE及びCONNECTEDにおけるDRX機会を使用するか、又は使用可能な場合には第2のRXチェーンを使用する)。UEは、自律的なギャップを生成してはならない。UEがインター周波数セルのSIBからProSeディスカバリー(2a)設定を取得する必要がある場合、これはサービングセルのUEのUu受信に影響を与えない。
5 イントラ又はインター周波数ProSeディスカバリー受信に興味を持つ(又は最早興味の無い)RRC CONNECTEDのUEは、“ProSe indication”を送信することにより、そのことをeNBに示す(更なる制約については検討すべき)。
以下のD2Dのディスカバリーの未解決の問題はキャプチャされたが、それらのいくつかは議論されていない。
未解決の問題 [...]
3)DRX機会に加えて、UEがProSeディスカバリー信号を受信するために他の周波数に同調する追加のギャップが必要であるか?必要である場合、それらは自律型であるか又は設定されるべきか?設定する場合、どのようにeNBがそれらを提供するか?
4)UuとPC5送受信との間の優先順位付けをさらに明確にする必要があるか?
この付記では、Rel−12においてインター周波数/インターPLMNディスカバリーをサポートするために未解決の問題について検討する。
2.ディスカバリーのモニタリングのための追加のギャップのニーズ
研究段階においてD2Dディスカバリーの評価が行われ、その結果はTRでキャプチャされている。システムレベルのシミュレーションによれば、ディスカバリー性能は、発見されたデバイスの数として測定され、UEがディスカバリー信号をどの程度の期間でアナウンス/モニタリングすることができるかに依存する。しかしながら、十分なディスカバリー期間がネットワークによって提供されている場合でも、発見されるデバイスの数は、ディスカバリー期間中でアナウンス/モニタリングするUEの機会次第である。イントラ周波数について、サービングセルは、サービングセル及び隣接セルの両方の受信プールを提供するので、ディスカバリー性能は、合意された規則によって保証される。
図10に示されるように、インター周波数又はインターPLMNディスカバリーについて、単一のRxチェーンを有するUEは、Uu受信の劣化を回避するためにDRX機会を使用し得る。すでに提案されているように、DRX機会のみを用いたProSeディスカバリーは、ディスカバリー性能の劣化を招く、すなわち、ベストエフォート型のディスカバリーであり、十分なディスカバリー期間があった場合でも発見されるデバイスの数が大幅に制限される。
考察1:既存のDRX機会のみを使用する場合、ディスカバリー機会が大きく制限される。
インター周波数及びインターPLMNのディスカバリーのための適度な性能を確保し、ネットワークが提供するディスカバリー期間からの性能向上の一部を実現するために、ディスカバリーモニタリングのための追加のギャップを導入すべきである。ギャップは、合意に基づいて、特定のULキャリア用D2Dディスカバリープールに属しているサブフレームに基づくことができる。
提案1:既存のDRX機会に加えて、ディスカバリーのモニタリングのためのギャップが導入されるべきである。
3.追加のギャップ
3.1.作業仮定
作業仮定として共通の見解を形成するためには、サービングセルの知識を明確にする必要がある。イントラPLMNディスカバリーでは、サービングセルがインター周波数の隣接セルの詳細なProSeディスカバリー情報をSIB19中で提供しないことが同意されているが、サービングセルは、隣接セルの詳細なProSeディスカバリー情報の知識を持っていると仮定することができる。eNBにそのような情報が設定されるかは、OAM又は配備方針による。しかしながら、議論されているように、そのようなネットワーク間の密接な協調(関係)が、インターPLMNディスカバリーに拡張されるべきではないと考えられる。
確認1:作業仮定としてPLMN間の厳しい調整が想定されるべきでないが、イントラPLMNケースには想定され得る。
確認1における作業仮定によると、サービングセルが適切なギャップ(例えばDRX設定)をUEに設定することができるように、OAMは、インター周波数、イントラPLMNのセル間の必要な調整を提供することができる場合がある。しかしながら、インターPLMNのシナリオでは、状況が異なっており、異なるPLMNに属するセル間での連携を想定することができない。UEが例えばDRX機会の間で既に他のPLMNから直接的に必要な情報を入手している可能性があるので、サービングセルは、提案するように、UEから情報を得るための手段を持つべきである。
提案2:サービングセルがUEから詳細なProSeディスカバリー情報を取得するための手段を持つべきである。
提案2が合意される場合、UEからサービングセルへの詳細なProSeディスカバリー情報の転送に関連するオーバーヘッドの抑制を考慮する必要がある。サービングセルがOAMを介して詳細なProSeディスカバリー情報を取得できる場合、UEは、サービングセルに、そのような情報を提供する必要はない。サービングセルが既にUEからそのような情報を取得している場合、同じ内容であれば、他のUEが同じ情報を提供する必要がないであろう。従って、サービングセルは、UEがインター周波数の隣接セルからの詳細なProSe情報を提供すべきかどうかをSIB又は専用シグナリングで示すべきである。
提案3:サービングセルは、サービングセルがUEにディスカバリーギャップを割り当てるために必要なすべてのインター周波数隣接セル情報を取得しているかどうかを(おそらくSIB19にリストされた各周波数キャリアについて)SIB又は専用シグナリングで示すための手段を持つべきである。
3.2.追加のギャップの選択肢
提案1が同意される場合、追加のギャップの選択肢が議論されるべきである。可能な選択肢が以下に列挙される。
ALT1:既存の測定ギャップの再利用。
ALT2:サービングセルの許可の下での自律的なギャップ。
ALT3:サービングセルによって設定される新ディスカバリーギャップ。
ALT4:UEによって要求されたギャップパターンに基づいてサービングセルで設定された新しいディスカバリーギャップ。
ALT1では、既存の測定ギャップは、複雑なリソースプールパターンと不一致を起こすかもしれず、考察1で述べたように合理的なディスカバリー性能を保証できないかもしれない。既存の測定ギャップが6個のサブフレームに固定されている一方、ディスカバリー期間は32〜1024無線フレームから設定可能である。また、インター周波数測定のための既存のギャップがディスカバリーモニタリングのために再使用される場合、仕様書において明確化される必要があるかもしれない。ルールに基づいて、セルラ測定ギャップは、ProSeディスカバリーで使用するために除外される。拡張されたDRX設定がディスカバリーモニタリングのために再利用することができれば、Power Preference Indicationの定義は、ProSeのディスカバリーのための使用を許可するように拡張されるべきである。しかし、そのような拡張をしても、それはまだ、さらなる調整がなければ必要なすべてのディスカバリー期間をカバーできないことがあり得る。
ALT2では、UEが自律的ギャップを生成してはならないことが合意されているが、特にUEが他のキャリアのリソースプールのパターンをSIB19の復号により得ることができる場合、サービングセルの許可を条件として有用であり得る。インターPLMNでは、サービングセルがインターPLMNのセルに属する詳細なProSeディスカバリー情報の知識を持たないと想定されるので、特に有益である。
ALT3は、イントラPLMNの場合には良好に機能し得る。しかしながら、上述したように、インターPLMNのケースでは、サービングセルにおける知識の欠如により、良好に機能するか疑義がある。
ALT4は、ALT2及び3の間の調和のとれたソリューションと見なすことができ、イントラ及びインターPLMNディスカバリーの両方をサポートするための統一メカニズムを提供することができる。よって、ALT4は、ディスカバリーモニタリングのための追加のギャップのベースラインメカニズムとして導入すべきである。
提案4:サービングセルは、インター周波数及び/又はインターPLMNのディスカバリーをモニタリングするためのギャップをUEに設定すべきであり、UEによって要求されたギャップパターンに基づくことがあり得る。
4.ディスカバリーモニタリングギャップの詳細
4.1.UEからのギャップ割り当ての要求
UEが他のPLMNを含む他のキャリアのSIBから直接的に目的のリソースプールの設定を取得することができると想定すると、UEは、ディスカバリーをモニタリングするために所望のギャップパターンをサービングセルに知らせることがでる。ギャップパターンは、RAN1で定義されたRRCパラメータのサブセットに基づく、すなわち、サービングセル及び隣接セルのためのdiscoveryPeriod、discoveryOffsetIndicator、discoverySubframeBitmap、discoveryNumRepetition。そのため、IE構造は、パラメータで共通にする必要がある。
提案5:UEによって要求されるギャップパターンは、RAN1で定義されたRRCパラメータのサブセットに基づくべきである。
現在の合意に従うと、discoveryOffsetIndicatorで記述されるリソースプールオフセットは、サービングセルのSFN=0に対して提供されるべきである。
提案6:UEから送信される要求中のギャップパターンについてdiscoveryOffsetIndicatorが一つの値としてサービングセルのSFN=0に対して提供されるべきである。
議論されるべき問題は、要求が1つのパターンのみ又は複数のパターン、すなわち、全てのキャリアで統合したパターン又は各キャリアで個別のパターンであるかである。個別パターンは、サービングセルで行われるギャップ割り当てのために大きな柔軟性を可能にするが、オーバーヘッド削減の観点からは、要求中で統合パターンを通知することが好ましい。
提案7:関心のあるすべてのリソースプールのパターンを統合した単一のパターンがUEからの要求中で通知されるべきである。
明らかに、要求は、ディスカバリーモニタリングのUEの関心を想起する。よって、ProSe Indicationにギャップ割り当ての要求を含めることは非常に自然なことである。提案3が許容可能である場合、UEが要求内にギャップパターンを含めるか否かをサービングセルの制御下としてもよい。
提案8:ProSe Indicationは、要求するギャップパターンと共にギャップ割り当ての要求を含んでもよい。
4.2.UEへの応答としてのギャップ割り当て
ギャップ割り当ての要求を含むProSe Indicationを受信すると、専用シグナリングによるギャップ割り当てのためにUE要求ギャップパターンを使用するか否かを決定することはサービングセル次第である。
提案9:ギャップ割り当て要求を含むProSe Indicationを受信すると、サービングセルは、専用のシグナリングを使用して許容可能なギャップパターンをUEに設定し得る。
[相互参照]
米国仮出願第62/076730号(2014年11月7日出願)の全内容が、参照により本願明細書に組み込まれている。
本発明は、通信分野において有用である。

Claims (4)

  1. 制御部を備えるユーザ端末であって、
    前記制御部は、
    第1周波数に属する第1セルを管理する基地局から第2周波数のリストを受信する処理と、
    前記第2周波数のいずれかに属する第2セルに位置する他のユーザ端末から送信されるD2D発見信号を監視すると決定する処理と、
    前記第2セルに位置する他のユーザ端末から送信されるD2D発見信号を監視するために前記ユーザ端末が下りリンク受信を停止するタイミングである受信ギャップを要求する受信ギャップ要求を基地局に送信する処理と、
    前記基地局が前記ユーザ端末に設定する前記受信ギャップを示すギャップ設定を前記基地局から受信する処理と、を実行し、
    前記受信ギャップ要求は、前記D2D発見信号の監視に用いる前記第2周波数を示す周波数識別子と、前記周波数識別子と関連付けられたギャップパターンと、を含み、
    前記ギャップパターンは、前記受信ギャップに対応する複数のサブフレームを示すビットマップ情報と、前記ビットマップ情報が繰り返される所定の周期を示す周期情報と、前記所定の周期の開始タイミングを示すオフセット情報と、を含む
    ユーザ端末。
  2. 制御部を備え、第1周波数に属する第1セルを管理する基地局であって、
    前記制御部は、
    第2周波数のリストを送信する処理と、
    前記第2周波数のいずれかに属する第2セルに位置する他のユーザ端末から送信されるD2D発見信号を監視するためにユーザ端末が下りリンク受信を停止するタイミングである受信ギャップを要求する受信ギャップ要求を前記ユーザ端末から受信する処理と、
    前記基地局が前記ユーザ端末に設定する前記受信ギャップを示すギャップ設定を前記ユーザ端末に送信する処理と、を実行し、
    前記受信ギャップ要求は、前記D2D発見信号の監視に用いる前記第2周波数を示す周波数識別子と、前記周波数識別子と関連付けられたギャップパターンと、を含み、
    前記ギャップパターンは、前記受信ギャップに対応する複数のサブフレームを示すビットマップ情報と、前記ビットマップ情報が繰り返される所定の周期を示す周期情報と、前記所定の周期の開始タイミングを示すオフセット情報と、を含む
    基地局。
  3. ユーザ端末のためのプロセッサであって、
    第1周波数に属する第1セルを管理する基地局から第2周波数のリストを受信する処理と、
    前記第2周波数のいずれかに属する第2セルに位置する他のユーザ端末から送信されるD2D発見信号を監視すると決定する処理と、
    前記第2セルに位置する他のユーザ端末から送信されるD2D発見信号を監視するために前記ユーザ端末が下りリンク受信を停止するタイミングである受信ギャップを要求する受信ギャップ要求を基地局に送信する処理と、
    前記基地局が前記ユーザ端末に設定する前記受信ギャップを示すギャップ設定を前記基地局から受信する処理と、を実行し、
    前記受信ギャップ要求は、前記D2D発見信号の監視に用いる前記第2周波数を示す周波数識別子と、前記周波数識別子と関連付けられたギャップパターンと、を含み、
    前記ギャップパターンは、前記受信ギャップに対応する複数のサブフレームを示すビットマップ情報と、前記ビットマップ情報が繰り返される所定の周期を示す周期情報と、前記所定の周期の開始タイミングを示すオフセット情報と、を含む
    プロセッサ。
  4. ユーザ端末が、第1周波数に属する第1セルを管理する基地局から第2周波数のリストを受信するステップと、
    前記ユーザ端末が、前記第2周波数のいずれかに属する第2セルに位置する他のユーザ端末から送信されるD2D発見信号を監視すると決定するステップと、
    前記ユーザ端末が、前記第2セルに位置する他のユーザ端末から送信されるD2D発見信号を監視するために前記ユーザ端末が下りリンク受信を停止するタイミングである受信ギャップを要求する受信ギャップ要求を基地局に送信するステップと、
    前記基地局が、前記受信ギャップ要求を受信するステップと、
    前記基地局が、前記ユーザ端末に設定する前記受信ギャップを示すギャップ設定を前記ユーザ端末に送信するステップと、を備え、
    前記受信ギャップ要求は、前記D2D発見信号の監視に用いる前記第2周波数を示す周波数識別子と、前記周波数識別子と関連付けられたギャップパターンと、を含み、
    前記ギャップパターンは、前記受信ギャップに対応する複数のサブフレームを示すビットマップ情報と、前記ビットマップ情報が繰り返される所定の周期を示す周期情報と、前記所定の周期の開始タイミングを示すオフセット情報と、を含む
    方法。
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