JP6309256B2 - 水中における補修箇所の修復方法及び水中における補修箇所の修復材 - Google Patents

水中における補修箇所の修復方法及び水中における補修箇所の修復材 Download PDF

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本発明は、淡水・海水を問わず、貯水池、廃棄物最終処理池等の内壁に生じた破損等の補修の必要のある箇所を水中において修復する方法及び水中で使用される修復材に関する。
従来、貯水池や廃棄物最終処理池等の内壁に生じた破損に対して修復をする方法が、例えば、特許文献1や特許文献2に開示されている。
特許文献1では、破損箇所から高密度ベントナイトマットを挿入し、他の高密度ベントナイトマットにより、破損箇所を挟んで接合させることが開示されているが極めて作業効率が悪いという問題がある。
また、特許文献2には、熱可塑性樹脂遮水シートの補修箇所に、水中で接合剤を塗布して、その上に他の熱可塑性樹脂遮水シートを積層した後、圧着して接合剤を硬化させることが開示されている。
しかしながら、水中における接合剤の塗布は極めて作業性が悪いという問題があった。また、特許文献2記載の発明は、補修部位が熱可塑性樹脂である場合にのみ限られており、適用できる補修箇所や貯水池等の種類が限定されて汎用性がないという問題があった。更にまた、補修部位が熱可塑性樹脂に限定されているにもかかわらず、接着強度が十分ではないことが実験的に判明した。
特開2003−010810号公報 特許第4825711号公報
そこで、本願発明は、極めて施工性に優れ、補修部位の幅広い材質に対応することができ、しかも、接着強度が十分な水中における補修箇所の修復方法及び水中における補修箇所の修復材を提供することを目的とする。
本発明の水中における補修箇所の修復方法は、請求項1に記載の通り、加硫した合成ゴム又は合成樹脂から構成された保護シートを、針入度40〜60の未加硫のブチルゴムを主材とする合成ゴムシートを介して水中で押圧して水中の補修すべき箇所に付着させることを特徴とする。
請求項2記載の補修箇所の修復方法は、請求項1において、前記合成ゴムシートは、厚さ0.8mm以上とし、前記保護シートは、加硫した合成ゴムシート、複合シート、又は、透明若しくは半透明のCPP、PET若しくはPPから構成される合成樹脂シートであることを特徴とする。
請求項3記載の補修箇所の修復方法は、請求項1又は2において、前記押圧時の荷重は0.012kg/cm以上であり、前記荷重は16時間以上継続して加えることを特徴とする。
請求項4記載の補修箇所の修復方法は、請求項1乃至3の何れか1項に記載の発明において、前記補修箇所は、ゴムを主材として構成されていることを特徴とする。
また、本発明の水中における補修箇所の修復材は、請求項5記載の通り、針入度40〜60の未加硫のブチルゴムを主材とする合成ゴムシートに、加硫した合成ゴム又は合成樹脂から構成された保護シートを積層したことを特徴とする。
請求項6記載の水中における補修箇所の修復材は、請求項5において、前記合成ゴムシートは、厚さ0.8mm以上とし、前記保護シートは、加硫した合成ゴムシート、複合シート、又は、透明若しくは半透明のCPP、PET若しくはPPから構成される合成樹脂シートであることを特徴とする。
本発明によれば、水中において、貯水池等の破損等が生じた修復箇所を極めて効率良く修復することができる。また、修復箇所は、ゴム、樹脂、コンクリート等をはじめとして広い範囲で適用できる。また、本発明によれば、修復箇所を高い強度で補修することができる。
本発明の水中における補修箇所の修復方法は、貯水池、廃棄物処分場等を始め貯水可能な構造物において、淡水・海水等を貯水した状態で、その構造物の内壁や底面に生じた孔や亀裂等の破損を修復することを可能とするものである。
針入度40〜60のブチルゴムを主材とする未加硫の合成ゴムシートは、水中の補修すべき箇所に、加硫した合成ゴム又は合成樹脂の保護シートを介して水中で押圧して付着させる。
未加硫の合成ゴムシートは、修復箇所となる亀裂や孔とその周辺とを含む領域に付着させることができ、修復箇所を防水できる程度の粘度、粘着性及び弾性等の物性を有しているものであれば特に制限はない。
この合成ゴムシートを構成するブチルゴムの配合の一例を挙げると、IIR21〜28重量%、カーボン19〜23重量%等とすることができる。
合成ゴムシートの空気中で加圧されていない状態の厚さは、厚さ0.8mm以上とすることが好ましい。0.8mm未満であると、被着部位の細かな凹凸を吸収できないからである。尚、合成ゴムシートの厚さは、2.4mmを超えると止水として機能しない無駄な部分が生じるため、コストを考慮すれば2.4mm以下とすることが好ましい。
保護シートは、加硫した合成ゴムシート、複合シート、透明若しくは半透明のCPP、PET若しくはPPから構成される合成樹脂シートの他に、アルミニウム箔等の金属箔又は紙等を使用することができ、貼り付け時に被着部位の凹凸を吸収、或いは、被着部位の形状に沿うようにして変形できる程度の可撓性を有する。
前記加硫した合成ゴムシートは、弾性を備えたものであればよく、例えば、EPDM及びIIRの合成ゴム材料に、カーボン、加硫剤、プロセスオイル等を添加して得たものを使用することができる。また、複合シートは、JISA6008に記載の基布その他を積層した複合ルーフィングシートのことをいうものとする。尚、EPDMが主材の合成ゴム材料の場合には、IIRを添加することが好ましい。成形後の外観が良好となり、軟化剤のブリード(吐出)の少ない長期に亘って弾性を確保することができるからである。
また、前記合成樹脂シートは、破断強度20〜50N程度の樹脂シートが望ましく、キャスティングポリプロピレン、ポリエチレン、オリエンテッドポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂を使用することができる。尚、この樹脂シートを透明乃至は半透明のものを使用すれば、施工部位が上側から透かしてみることができるので、施工上好ましい。
本発明の修復方法及び修復材において、保護シートと未加硫の合成ゴムシートとは、接合されるが、接合する場所は、水中でなくても空気中において予め接合しておいて、水中で被着部位に付着させるようにしてもよい。
補修すべき箇所についても、例えば、ゴムや合成樹脂等の特に制限はない。尚、未加硫の合成ゴムシートの被着部位がゴムを主材としたものである場合には、修復材の接合剤の合成ゴムシートに含まれる可塑剤が被着部位側に移行して接合の度合いがより高められるため、被着部位はゴムを主材に構成されていることが好ましい。
本発明において、未加硫の合成ゴムシートと被着部位との間の水は、押圧により除去されて、水中で未加硫の合成ゴムシートの一部が被着部位に付着し、その後に、継続して押圧(錘等によって荷重をかける)するか、或いは、水圧がかかることにより、被着部位と未加硫の合成ゴムシートとの間の水が徐々に排出されて、これらの付着面積が増えることになるので、荷重の大きさは0.012kg/cm以上とすることが好ましく、また、荷重継続時間も16時間以上とすることが好ましい。荷重が0.012kg/cm未満であると、付着に時間がかかり過ぎるためである。また、荷重をかける時間が16時間よりも短いと未加硫の合成ゴムシートと被着部位との間に存在している水の除去が不十分となり未加硫の合成ゴムシートと被着部位との接合が安定しないからである。
尚、上記した荷重を錘によって加える場合には、複数の箇所に防水施工を施した後に、それらの錘を取り除く作業は非常に手間がかかるので、錘を載せたままにすることが好ましい。
また、本発明の水中における補修箇所の修復材は、上記説明した未加硫の合成ゴムシートに、同じく上記説明した加硫した合成ゴム又は樹脂の保護シートを積層したものである。
以下に示す配合の未加硫のブチルゴムを用意して試験をした。
A.配合例
・配合1(アサヒゴム社製、型番:40T)
IIR100質量部、カーボン100質量部、充填材として炭酸カルシウム187.5質量部、粘着材として合成樹脂(C5系のタッキファイヤー)22.5質量部、軟化剤としてポリブテン(日石社製 「HV−100」)50質量部を配合して、針入度40として、未加硫のブチルゴムテープの配合。
・配合2(アサヒゴム社製、型番:60T)
IIR100質量部、カーボン100質量部、充填材187.5質量部、粘着材として合成樹脂22.5質量部、軟化剤60質量部を配合して、針入度60として、未加硫のブチルゴムを主材とする合成ゴム配合。
・配合3(アサヒゴム社製、型番:80T)
IIR100質量部、カーボン100質量部、充填材187.5質量部、粘着材として合成樹脂22.5質量部、軟化剤80質量部を配合して、針入度80として、未加硫のブチルゴムを主材とする合成ゴム配合。
B.以下の比較試験を行った。
[試験1:引張試験]
EPDMゴム間に補強用繊維を埋め込んで加硫した後に80mm×100mm×1.5mmに成形したゴム製ルーフィングシート(バンドー化学社製 繊維補強シート)を2枚用意して、下側のゴム製ルーフィングシートを被着部位とし、上側のゴム製ルーフィングシートを保護シートと想定した。これらが80mm×25mmの領域で重ねるようにして、その間に水中において、上記配合1〜3で構成された未加硫のブチルゴムを主材とする合成ゴムシートを挟みこみ、重ね合わされたシートの上から荷重を加えた後、大気中に取り出して、粘着されていたゴム製ルーフィングシート同士を剥離して被着部位側となるゴム製ルーフィングシート側に残存していた未加硫のブチルゴムを主材とする合成ゴムシートの残存面積を測定した。
水中では錘を使用して荷重を加えるようにした。本実施例では300gと600gの錘を使用し、シートが重複する領域の単位面積当たりの荷重は表1に示す通り、0.012kg/cm及び0.024kg/cmとした。また、荷重を加える時間は16時間〜72時間とした。
実施例4についてのみ、被着部位及び保護シートとして、IIR4.5重量部、EPDM34.5重量部、カーボン22重量部、充填材として炭酸カルシウム21重量部、軟化剤としてオイル(出光興産社製 「PS−180」)、並びに、加硫剤、加硫促進剤等7重量部から構成したEPDMゴムを加硫した後に、80mm×100mm×1.5mmに成形したゴムシートを2枚使用した。また、ブチルゴムを主材とする未加硫の合成ゴムシートは、表1に示す通り、配合1の合成ゴム配合を使用し、その厚さを1.6mmとした。
水温は、表1に示す通り5℃、25℃、40℃で行った。
尚、表1中、「荷重をかけて放置した時間(時間)後の密着割合(%)」とは、上記説明した通り、単位面積当たりの荷重「0.012kg/cm及び0.024kg/cm」を、所定時間(「16、24、48及び72(時間)」)加えた場合の上記重複した領域(25mm×25mm)に残存していた未加硫のブチルゴムを主材とする合成ゴムシートの残存面積を百分率で表示したものである。
また、表1中「−」は測定していないことを示す。
Figure 0006309256
C.表1について
(1)実施例1〜6について
針入度40〜60の未加硫の合成ゴムシートは、水中において、加硫した合成ゴムシートから構成された保護シート(ゴム製ルーフィングシート)を介して、被着部位(本実施例の場合は、ゴム製ルーフィングシート)に、水温が低温(5℃)〜高温(40℃)の間で付着できていることがわかった。また、未加硫の合成ゴムシートは最低でも0.8mmあれば、被着部位に問題なく付着させることができることがわかった。
(2)針入度40の実施例1〜4について
低温(5℃)の場合には、実施例1で付着までにかかる時間が最低でも48時間であることから、荷重を加える時間を長くする必要がわかった。また、常温(25℃)の場合には、荷重を0.024kg/cm以上とすれば、24時間で被着部位に付着(実施例2では10%、実施例4では40%)することがわかった。
実施例2及び4は、被着部位のゴムの組成が異なるものであるが、実施例4の方が実施例2に比べて付着していることから、被着部位のゴムの組成と、未加硫の合成ゴムシートの組成とが近い方が付着し易いことがわかった。
実施例2の荷重0.012kg/cm時の結果と、荷重0.024kg/cm時の結果とを比べると、荷重が0.024kg/cmの場合には、最低で24時間で付着することがわかった。
(3)針入度60の実施例5及び実施例6について
実施例5は低温(5℃)あっても、同じ低温の実施例1に比べて付着面積が広いことがわかった。実施例6は、高温(40℃)の場合であるが、荷重0.012kg/cm及び0.024kg/cmのいずれも、16時間で付着面積が、それぞれ、40%及び50%であることから、短時間で被着部位に付着することがわかった。
(4)比較例1〜3について
比較例3の密着割合は、実施例1〜6に対して優れているものが多かったが、次の引張試験で示す通り防水機能を果たさないことがわかった。
[試験2:剥離試験]
被着部位及び保護シートとして、EPDMゴム間に補強用繊維を埋め込んで加硫した後に100mm×80mm×1.5mmに成形したゴム製ルーフィングシート(バンドー化学社製 繊維補強シート)を2枚用意して、それぞれのシートの一辺が25mmの幅で重なるようにし、シート間の重複した領域(80mm×25mm)に、25〜27℃の水中で、上記配合1〜3の未加硫の合成ゴムシートを挟み荷重を24時間加えた後に、大気中に取り出してから30分経過後に、幅10mm、長さ115mmの試験片を切り出し重複した領域に剪断力がかかるように2枚のルーフィングシートを互いに離れる方向に引っ張ることにより、接着強度及び接着が破断した状態を目視にて確認し、凝集破壊している場合には、重複した領域(10mm×25mm)における凝集破壊領域を測定して百分率で表示した。その結果を表2に示す。尚、各配合について、サンプルは3つ用意して、それぞれのサンプルについて測定した結果を表2に示すものとした。また、表2中、「cf」は、凝集破壊でシーリング材自身が破壊したことを示すものである。
Figure 0006309256
上記表2から、針入度40及び60の実施例7及び実施例8では、接合力が40N/cm以上あり、水中で被着部位に付着した後は未加硫の合成ゴムシートが破壊されている面積は10%以下であり、十分な防水機能があることがわかった。一方、針入度80の比較例4は、凝集破壊した領域の割合が多いため、未加硫の合成ゴムシート自体が破壊される可能性が高く、また、接合力が40N/cm未満と接着力が弱く防水機能が十分ではないことがわかった。
[試験3:耐水圧漏水試験]
耐水圧漏水試験をするために、次の構成の実施例9及び比較例5を作成した。
(実施例9)
厚さ1.5mmのルーフィングシートを直径300mmの円形に裁断して、中央部に10mm角の穴を空けた孔空きシートを被着部位の材料とした。この孔空きシートの両面を洗剤により洗浄して、水道水で満たされた水槽内に沈めた。
上記配合4の未加硫の合成ゴムシートを厚さ0.8mm、幅100mm、高さ100mmに成形して、厚さ1.5mm、幅300、高さ300mmのルーフィングシートを保護シートの中央部に貼り付けて、本実施例の修復材とした。
この修復材の未加硫の合成ゴムシートを、上記した被着部位(孔空きシート)に被着させる前に、15粒/100cm(0.15g)の砂粒を散布して施工雰囲気に近づけるようにした。
そして、この修復材の未加硫の合成ゴムシートを水槽内で、孔空きシートの孔に貼り付けて、修復材の上から0.03kg/cmの荷重がかかるように錘を載せて24時間経過後に、水槽から修復材が貼り付けられた孔空きシートを取り出して実施例9とした。
(比較例5)
実施例9の未加硫の合成ゴムシートの代わりに、耐水性処方の液状タイプ瞬間接着剤(ヘンケルジャパン社製の「ロックタイトパワージェル」(登録商標))を、ルーフィングシートの中央部の100mm×100mmの領域に、3.0g/cmの割合で塗布したものを修復材とした以外は、実施例9と同様に処理したものを比較例5とした。
上記修復材が付着した状態の孔空きシート(実施例9及び比較例5)に、修復材の上から0.8MPa、1.0MPa、1.5MPaの水圧をそれぞれ10分加えて、孔空きシートの下方からの水漏れ及び施工性の評価を行った結果を表3に示す。
Figure 0006309256
表3から、耐水性処方の接着剤では、塗布して被着部位に貼り付ける前に、硬化した結果、漏水が発生することがわかる。また、実施例9では、1.5MPaの水圧がかかっても漏水がないことがわかる。
また、実施例9で使用されている未加硫のブチルゴムの配合は、実施例7と同じ配合の未加硫のブチルゴムであり、単位面積当たりの荷重が実施例7では、0.024kg/cmであり、実施例9の単位面積当たりの荷重0.03kg/cmと近いため、実施例9の未加硫のブチルゴムを剥離試験をした場合にも破壊状態は10%cf程度と推定される。このことから、実施例9の未加硫のブチルゴムは10%cfの破壊状態であるにも関わらず、十分な防水機能を発揮することがわかる。

Claims (6)

  1. 加硫した合成ゴム又は合成樹脂から構成された保護シートを、針入度40〜60の未加硫のブチルゴムを主材とする合成ゴムシートを介して水中で押圧して水中の補修すべき箇所に付着させることを特徴とする水中における補修箇所の修復方法。
  2. 前記合成ゴムシートは、厚さ0.8mm以上とし、前記保護シートは、加硫した合成ゴムシート、複合シート、又は、透明若しくは半透明のCPP、PET若しくはPPから構成される合成樹脂シートであることを特徴とする請求項1に記載の水中における補修箇所の修復方法。
  3. 前記押圧時の荷重は0.012kg/cm以上であり、前記荷重は16時間以上継続して加えることを特徴とする請求項1又は2に記載の水中における補修箇所の修復方法。
  4. 前記補修箇所は、ゴムを主材として構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の水中における補修箇所の修復方法。
  5. 針入度40〜60の未加硫のブチルゴムを主材とする合成ゴムシートに、加硫した合成ゴム又は合成樹脂から構成された保護シートを積層したことを特徴とする水中における補修箇所の修復材。
  6. 前記合成ゴムシートは、厚さ0.8mm以上とし、前記保護シートは、加硫した合成ゴムシート、複合シート、又は、透明若しくは半透明のCPP、PET若しくはPPから構成される合成樹脂シートであることを特徴とする請求項5に記載の水中における補修箇所の修復材。
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