JP6308020B2 - 光半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、発光ダイオードがボンディングされた光半導体装置及びその製造方法に関する。
LED(発光ダイオード:Light Emitting Diode)が搭載された光半導体装置として、特許文献1に開示されたものが知られている。特許文献1に記載の光半導体装置は、成型体に青色LEDをボンディングし、青色LEDを取り囲むように成型体を立ち上げて青色LEDから発せられた光を反射する反射板とし、その中に蛍光体を含有する透明封止部を充填して青色LEDを封止したものである。
国際公開第2007/015426号パンフレット
近年、このような光半導体装置が、照明又は街灯等のLED照明として採用されるようになってきた。しかしながら、実際に使用してみると、LEDの保証時間よりも短時間でLED照明の照度が低下してしまう。これは、光半導体装置の電極に銀めっき層を形成しており、この銀めっき層が変色することに起因するものである。すなわち、透明封止部には、一般的にガス又は水分の透過性が高い樹脂が使用されているため、透明封止部を透過したガス又は水分により銀めっき層が腐食して変色する。特に、硫化水素ガスにより銀めっき層が硫化すると、電極が黒色に変色するため、照度の低下が顕著に表れる。
また、従来は、反射板として熱可塑性樹脂が採用されており、銀めっき層の硫化速度よりも反射板の黄変速度の方が速かったため、銀めっき層の硫化による照度低下は目立たなかった。しかしながら、最近は、反射板として熱硬化性樹脂が採用されるようになり、銀めっき層の硫化速度よりも反射板の黄変速度の方が遅くなったため、銀めっき層の硫化による照度低下が目立つようになってきた。しかも、LED照明がハイパワー化されると、青色LEDの発熱温度が高くなって銀めっき層の温度が上昇するため、銀めっき層の硫化が促進されてしまう。
更には、このような銀めっき層の硫化に伴う問題に鑑み、LED照明に採用する光半導体装置の耐硫化水素ガスの評価を規格化する動きもある。
本発明者らが鋭意検討を行ったところ、透明封止部のガス透過性を改良するのではなく、粘土によるガスバリア性を有するガスバリア層を設けることで、銀めっき層の硫化を効果的に抑制することができ、ガスバリア層の層厚を均一化することでガスバリア層のガスバリア性を高めることができることを見出した。
そこで、本発明は、銀めっき層の硫化を抑制しつつ、ガスバリア性を高めることができる光半導体装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る光半導体装置は、表面に銀めっき層が形成された基板と、銀めっき層にボンディングされた発光ダイオードと、発光ダイオードを取り囲む光反射面により発光ダイオードを収容する内側空間を形成する光反射部と、内側空間に充填されて発光ダイオードを封止する透明封止部と、基板から離れた位置に形成されて、粘土によるガスバリア性を有するガスバリア層と、を備える。
本発明の一側面に係る光半導体装置によれば、粘土によるガスバリア性を有するガスバリア層が形成されているため、銀めっき層の硫化を抑制することができる。これにより、銀めっき層が黒色化することよる光半導体装置の照度低下を大幅に抑制することができる。ところで、粘土によるガスバリア性を有するガスバリア層は、層厚を均一化することでガスバリア性が高まる。一方、銀めっき層が形成される基板表面は凹凸になっているため、基板表面にガスバリア層を形成すると、ガスバリア層の層厚を均一化するのが難しくなる。そこで、基板から離れた位置にガスバリア層を形成することで、ガスバリア層の層厚を均一化することができる。これにより、ガスバリア層のガスバリア性を高めることができる。
一実施形態として、ガスバリア層と基板との間に、透明封止部が配置されていてもよい。このようにガスバリア層と基板との間に透明封止部が配置されることで、基板からガスバリア層が離れることになるため、ガスバリア層と基板との間のマイグレーションを防止することができる。
また、一実施形態として、ガスバリア層は、透明封止部に埋設されていてもよい。このように、ガスバリア層が透明封止部に埋設されているため、ガスバリア層が剥離するのを防止することができる。
また、一実施形態として、ガスバリア層は、透明封止部の表面に形成されていてもよい。このように、ガスバリア層が透明封止部の表面に形成されているため、透明封止部及びガスバリア層を容易に形成することができる。
また、一実施形態として、基板及び光反射面に形成されて、ガスバリア層が積層されるプライマ層を更に備えていてもよい。このように基板とガスバリア層との間にプライマ層が形成されていることで、基板とガスバリア層との間に透明封止部を充填することなく、ガスバリア層を基板から離れた位置に配置することができる。しかも、プライマ層によりガスバリア層の形成される面が平坦化されるため、ガスバリア層を直接基板に形成した場合に比べて、ガスバリア層の層厚を均一化することができる。これにより、ガスバリア層のガスバリア性を高めることができる。
また、一実施形態として、銀めっき層の表面に形成されて、粘土によるガスバリア性を有する第二ガスバリア層を更に有していてもよい。このように銀めっき層の表面に第二ガスバリア層が形成されていることで、ガスバリア層を容易に多層化することができる。これにより、ガスバリア性を更に高めることができる。
また、一実施形態として、基板と発光ダイオードとにボンディングされたボンディングワイヤを更に備え、第二ガスバリア層は、ボンディングワイヤを覆っていてもよい。このようにボンディングワイヤが第二ガスバリア層に覆われていることで、ボンディングワイヤの材料を銀とした場合に、ボンディングワイヤが硫化するのを抑制することができる。
また、一実施形態として、第二ガスバリア層は、光反射面を覆っていてもよい。このように光反射面が第二ガスバリア層に覆われていることで、光反射面の酸化を抑制することができる。これにより、光反射面が変色することよる光半導体装置の照度低下を大幅に抑制することができる。
本発明に係る光半導体装置の製造方法は、表面に銀めっき層が形成され、銀めっき層に発光ダイオードがボンディングされた基板と、銀めっき層にボンディングされた発光ダイオードと、発光ダイオードを取り囲む光反射面により発光ダイオードを収容する内側空間を形成する光反射部と、を備える中間部品を準備する準備工程と、透明封止部を内側空間に充填し、透明封止部で発光ダイオードを封止する透明封止部封止工程と、基板から離れた位置に、粘土によるガスバリア性を有するガスバリア層を形成するガスバリア層形成工程と、を備える。
本発明に係る光半導体装置の製造方法によれば、粘土によるガスバリア性を有するガスバリア層を形成するため、銀めっき層の硫化を抑制することができる。これにより、銀めっき層が黒色化することよる光半導体装置の照度低下を大幅に抑制することができる。ところで、粘土によるガスバリア性を有するガスバリア層は、層厚を均一化することでガスバリア性が高まる。一方、銀めっき層が形成される基板表面は凹凸になっているため、基板表面にガスバリア層を形成すると、ガスバリア層の層厚を均一化するのが難しくなる。そこで、基板から離れた位置にガスバリア層を形成することで、ガスバリア層の層厚を均一化することができる。これにより、ガスバリア層のガスバリア性を高めることができる。
一実施形態として、基板及び光反射面に、ガスバリア層が積層されるプライマ層を形成するプライマ層形成工程を更に備えてもよい。このように基板とガスバリア層との間にプライマ層を形成することで、基板とガスバリア層との間に透明封止部を充填することなく、ガスバリア層を基板から離れた位置に形成することができる。しかも、プライマ層によりガスバリア層の形成される面が平坦化されるため、ガスバリア層を直接基板に形成した場合に比べて、ガスバリア層の層厚を均一化することができる。これにより、ガスバリア層のガスバリア性を高めることができる。
また、一実施形態として、銀めっき層の表面に、粘土によるガスバリア性を有する第二ガスバリア層を形成する第二ガスバリア層形成工程を更に備えてもよい。このように銀めっき層の表面に第二ガスバリア層を形成することで、ガスバリア層を容易に多層化することができる。これにより、ガスバリア性を更に高めることができる。
本発明によれば、銀めっき層の硫化を抑制しつつ、ガスバリア性を高めることができる光半導体装置を提供することができる。
第1の実施形態に係る光半導体装置の断面図である。 図1に示す光半導体装置の平面図である。 モンモリロナイトを用いた硫化防止膜の構成を説明するための概念図である。 第1の実施形態に係る光半導体装置の製造方法を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る光半導体装置の製造工程を示す図である。 第1の実施形態に係る光半導体装置の製造工程を示す図である。 第2の実施形態に係る光半導体装置の断面図である。 第2の実施形態に係る光半導体装置の製造方法を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係る光半導体装置の断面図である。 第3の実施形態に係る光半導体装置の製造方法を示すフローチャートである。 第4の実施形態に係る光半導体装置の断面図である。 第4の実施形態に係る光半導体装置の製造方法を示すフローチャートである。 第5の実施形態に係る光半導体装置の断面図である。 第6の実施形態に係る光半導体装置の断面図である。 第6の実施形態に係る光半導体装置の製造方法を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、実施形態に係る光半導体装置及びその製造方法の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、全図中、同一又は相当部分には同一符号を付すこととする。
[第1の実施形態]
図1及び図2に示すように、実施形態に係る光半導体装置1は、一般に「表面実装型」に分類されるものである。この光半導体装置1は、基板10と、基板10の表面にボンディングされた青色発光ダイオード30と、青色発光ダイオード30を取り囲むように基板10の表面に設けられたリフレクタ20と、リフレクタ20に充填されて青色発光ダイオード30を封止する透明封止部40と、銀めっき層16を覆うガスバリア層50と、を備えている。なお、図2では、透明封止部40の図示を省略している。なお、本実施形態において「銀めっき層16を覆う」とは、銀めっき層16を直接的又は間接的に覆うことをいう。銀めっき層16を間接的に覆うとは、例えば、銀めっき層16との間に他の部材を介して覆うことをいう。
基板10は、絶縁性の基体12の表面に銅めっき板14が配線されており、銅めっき板14の表面に銀めっき層16が形成されている。但し、基板10の構造は、これに限定されるものではなく、適宜変更することが可能である。銀めっき層16は、基板10の表面に配置されて青色発光ダイオード30と導通される電極となっている。なお、銀めっき層16は、銀を含むめっき層であれば如何なる組成であってもよい。例えば、銀のみをめっきすることにより銀めっき層16を形成してもよく、ニッケル及び銀をこの順でめっきすることにより銀めっき層16を形成してもよい。銅めっき板14及び銀めっき層16は、アノード側とカソード側とに絶縁されている。アノード側の銅めっき板14及び銀めっき層16とカソード側の銅めっき板14及び銀めっき層16との間の絶縁は、例えば、アノード側の銅めっき板14及び銀めっき層16とカソード側の銅めっき板14及び銀めっき層16とを離間させ、適宜、その間に樹脂及びセラミック等の絶縁層を挿入することにより行うことができる。
青色発光ダイオード30は、アノード側及びカソード側の何れか一方の銀めっき層16にダイボンドされており、ダイボンド材32を介して当該銀めっき層16と導通されている。また、青色発光ダイオード30は、アノード側及びカソード側の何れか他方の銀めっき層16にワイヤボンドされており、ボンディングワイヤ34を介して当該銀めっき層16と導通されている。
リフレクタ20は、青色発光ダイオード30を封止するための透明封止部40を充填させるとともに、青色発光ダイオード30から発せられた光を光半導体装置1の表面側に反射させる光反射部である。リフレクタ20は、青色発光ダイオード30を取り囲むように基板10の表面から立設されており、内側に青色発光ダイオード30を収容する内側空間22を形成している。このため、内側空間22における基板10の反対側が、内側空間22の開口24となっている。そして、リフレクタ20は、光反射面20aと、頂面20bと、外周面20cと、を備えている。光反射面20aは、平面視(図2参照)において、円形に形成されており、青色発光ダイオード30を取り囲んで青色発光ダイオード30を収容する内側空間22を形成している。つまり、青色発光ダイオード30を取り囲む光反射面20aにより、青色発光ダイオード30を収容する内側空間22が形成されている。頂面20bは、光反射面20aに隣接して内側空間22の外側に位置し、光反射面20aの表側端縁から内側空間22の反対側に向けて広がっている。外周面20cは、平面視(図2参照)において矩形に形成されており、基板10の表面10aから頂面20bの外側端縁に立ち上がっている。光反射面20a及び外周面20cの形状は特に限定されるものではないが、光半導体装置1の照度向上の観点から、光反射面20aは、基板10から離れるに従い拡径する円錐台形状(漏斗状)に形成することが好ましく、光半導体装置1の集積度向上の観点から、外周面20cは、基板10に対して垂直な四角形状に形成することが好ましい。なお、図面では、光反射面20aの形成例として、基板10側に位置する下部分が基板10に対して垂直となっており、基板10の反対側に位置する上部分が基板10から離れるに従い拡径しているものを図示している。
リフレクタ20は、白色顔料が含有された熱硬化性樹脂組成物の硬化物からなっている。熱硬化性樹脂組成物は、リフレクタ20の形成容易性の観点から、熱硬化前においては室温(25℃)で加圧成型可能なものが好ましい。
熱硬化性樹脂組成物に含まれる熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂、シアネート樹脂等種々のものを用いることができる。特に、エポキシ樹脂は、種々の材料に対する接着性が優れるため好ましい。
白色顔料としては、アルミナ、酸化マグネシウム、酸化アンチモン、酸化チタン又は酸化ジルコニウム等を使用することができる。これらの中でも光反射性の点から酸化チタンが好ましい。白色顔料として無機中空粒子を使用してもよい。無機中空粒子の具体例として、珪酸ソーダガラス、アルミ珪酸ガラス、硼珪酸ソーダガラス、シラス等が挙げられる。
透明封止部40は、リフレクタ20の光反射面20aにより形成される内側空間22に充填されて、青色発光ダイオード30を封止するものである。この透明封止部40は、透光性を有する透明封止樹脂からなる。透明封止樹脂には、完全に透明な樹脂の他、半透明な樹脂も含まれる。透明封止樹脂としては、弾性率が室温(25℃)において1MPa以下のものが好ましい。特に、透明性の点からシリコーン樹脂又はアクリル樹脂を採用することが好ましい。透明封止樹脂は、光を拡散する無機充填材又は青色発光ダイオード30から発せられる青色光を励起源として白色光とする蛍光体42を更に含有してもよい。
ガスバリア層50は、粘土によるガスバリア性を有するガスバリア層であり、銀めっき層16覆うことにより銀めっき層16の硫化を抑制するものである。ガスバリア層50は、基板10から離れた位置に配置されて、銀めっき層16を内側空間22の開口24側から覆っている。ガスバリア層50は、透明封止部40に埋設されており、ガスバリア層50の表裏面が透明封止部40に封止されている。また、ガスバリア層50は、光反射面20aの内側空間22を囲む全周に接続されており、透明封止部40は、ガスバリア層50により基板10側の部分と開口24側の部分とに分けられている。このため、銀めっき層16には、開口24に向けて、透明封止部40、ガスバリア層50及び透明封止部40が、この順で積層されている。
ガスバリア層50は、粘土を含む層である。ガスバリア層50を構成する粘土としては、天然粘土及び合成粘土の何れも使用することができ、例えば、スチーブンサイト、ヘクトサイト、サポナイト、モンモリロナイト及びバイデライトのうち何れか1種以上を使用することができる。特に、天然粘土のモンモリロナイトは、図3に示すように、厚さHが1nm以下、長さLが10nm以上400nm以下とアスペクト比が高く、ガスのパスルートが長くなるため、ガスバリア性に優れる。
ガスバリア層50の層厚は、0.01μm以上1000μm以下であることが好ましく、0.03μm以上500μm以下であることが更に好ましく、0.05μm以上100μm以下であることが更に好ましく、0.05μm以上10μm以下であることが更に好ましく、0.05μm以上1μm以下であることが更に好ましい。ガスバリア層50の層厚を0.01μm以上1000μm以下とすることで、銀めっき層16に対するガスバリア性とガスバリア層50の透明性とを両立させることができる。この場合、ガスバリア層50の層厚を0.03μm以上500μm以下、0.05μm以上100μm以下、0.05μm以上10μm以下、0.05μm以上1μm以下にすることで、この効果を更に向上させることができる。
ところで、上述した粘土を使用したガスバリア層50は、0.01μm以上1000μm以下の層厚であれば、十分な透光性を有する。このため、ガスバリア層50で光反射面20aを覆っていても、リフレクタ20の反射特性に大きく影響しない。しかも、天然粘土であるモンモリロナイトの薄膜は、青色光の周波数帯を増幅する作用がある。このため、天然粘土であるモンモリロナイトを使用したガスバリア層50で光反射面20aを覆うことで、青色発光ダイオード30から発せられた青色光の反射効率が増大する。
次に、図4〜図6及び図1を参照して、光半導体装置1の製造方法について説明する。図4は、第1の実施形態に係る光半導体装置の製造方法を示すフローチャートである。図5及び図6は、第1の実施形態に係る光半導体装置の製造工程を示す図である。
まず、図4及び図5の(a)に示すように、表面に銀めっき層16が形成された基板10と、銀めっき層16にボンディングされた青色発光ダイオード30と、青色発光ダイオード30を取り囲む光反射面20aにより青色発光ダイオード30を収容する内側空間22を形成するリフレクタ20と、を備える中間部品8を準備する準備工程(S11)を行う。
次に、図4及び図5の(b)に示すように、蛍光体42が含まれた透明封止部40を内側空間22に充填し、この透明封止部40で青色発光ダイオード30を封止する透明封止部封止工程(S12)を行う。このとき、透明封止部40が内側空間22の半分程度に充填されるように、透明封止部40の充填量を調整する。この場合、透明封止部40でボンディングワイヤ34を封止しても封止しなくてもよい。その後、透明封止部40を乾燥等して硬化させる。
次に、図4及び図6の(a)に示すように、基板10から離れた位置にガスバリア層50を形成するガスバリア層形成工程(S13)を行う。ガスバリア層形成工程では、まず、粘土希釈液Lを、透明封止部40が充填された内側空間22に滴下又は散布する。このとき、粘土希釈液Lが、透明封止部40の表面全体を覆って光反射面20aの内側空間22を囲む全周に接触するように、粘土希釈液Lの滴下量又は散布量を調節する。その後、粘土希釈液Lの溶媒を乾燥させる。すると、透明封止部40の表面全体に、光反射面20aの全周に接続されたガスバリア層50が形成される。これにより、銀めっき層16は、開口24側から透明封止部40を介してガスバリア層50に覆われた状態となる。
次に、図4及び図1に示すように、蛍光体42が含まれた透明封止部40を、ガスバリア層50が形成された内側空間22に充填し、内側空間22を完全に埋めるガスバリア層埋設工程(S14)を行う。これにより、ガスバリア層50が透明封止部40に埋設されて、銀めっき層16の上に、透明封止部40、ガスバリア層50及び透明封止部40がこの順に積層される。
このように、本実施形態に係る光半導体装置1によれば、銀めっき層16が粘土によるガスバリア性を有するガスバリア層50で覆われているため、銀めっき層16の硫化を抑制することができる。これにより、銀めっき層16が黒色化することよる光半導体装置1の照度低下を大幅に抑制することができる。ところで、粘土によるガスバリア性を有するガスバリア層は、層厚を均一化することでガスバリア性が高まる。一方、銀めっき層16が形成される基板10表面は凹凸になっているため、基板10表面にガスバリア層を形成すると、ガスバリア層の層厚を均一化するのが難しくなる。そこで、基板10から離れた位置にガスバリア層50を配置することで、ガスバリア層50の層厚を均一化することができる。これにより、ガスバリア層50のガスバリア性を高めることができる。
しかも、ガスバリア層50と基板10との間に透明封止部40が配置されることで、基板10からガスバリア層50が離れることになるため、ガスバリア層50と基板10との間のマイグレーションを防止することができる。
また、ガスバリア層50が透明封止部40に埋設されているため、ガスバリア層50が剥離するのを防止することができる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、基本的に第1の実施形態と同様であり、ガスバリア層の形成位置のみ第1の実施形態と相違する。このため、以下の説明では、第1の実施形態と相違する事項のみを説明し、第1の実施形態と同様の説明を省略する。
図7は、第2の実施形態に係る光半導体装置の断面図である。図7に示すように、第2の実施形態に係る光半導体装置2は、第1の実施形態のガスバリア層50の代わりに、透明封止部40の表面に形成されたガスバリア層51を備えている。
ガスバリア層51は、第1の実施形態のガスバリア層50と同様に、粘土によるガスバリア性を有するガスバリア層であり、銀めっき層16覆うことにより銀めっき層16の硫化を抑制するものである。ガスバリア層51は、基板10から離れた位置に配置されて、銀めっき層16を内側空間22の開口24側から覆っている。そして、ガスバリア層51は、透明封止部40の表面及びリフレクタ20の頂面20bに形成されており、内側空間22全体を覆うように、頂面20bの内側空間22を囲む全周に接続されている。このため、銀めっき層16には、開口24に向けて、透明封止部40及びガスバリア層51が、この順で積層されている。なお、ガスバリア層51の材料、構成、層厚等は、第1の実施形態のガスバリア層50と同様である。
次に、図7及び図8を参照して、光半導体装置2の製造方法について説明する。図8は、第2の実施形態に係る光半導体装置の製造方法を示すフローチャートである。
図7及び図8に示すように、まず、第1の実施形態と同様の準備工程(S21)を行う。
次に、蛍光体42が含まれた透明封止部40を内側空間22に充填し、この透明封止部40で青色発光ダイオード30を封止する透明封止部封止工程(S22)を行う。このとき、透明封止部40が内側空間22の全体に充填されるように、透明封止部40の充填量を調整する。
次に、基板10から離れた位置にガスバリア層51を形成するガスバリア層形成工程(S23)を行う。ガスバリア層形成工程では、まず、粘土希釈液を、透明封止部40の表面及びリフレクタ20の頂面20bに滴下又は散布する。このとき、粘土希釈液が、透明封止部40の表面全体を覆って頂面20bの内側空間22を囲む全周に接触するように、粘土希釈液の滴下量又は散布量を調節する。その後、粘土希釈液の溶媒を乾燥させる。すると、透明封止部40の表面全体に、頂面20bの全周に接続されたガスバリア層51が形成される。これにより、銀めっき層16は、開口24側から透明封止部40を介してガスバリア層51に覆われた状態となる。
このように、本実施形態に係る光半導体装置2によれば、ガスバリア層51が透明封止部40の表面に形成されているため、透明封止部40及びガスバリア層51を容易に形成することができる。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態は、基本的に第1の実施形態と同様であり、第二ガスバリア層を新たに備える点のみ第1の実施形態と相違する。このため、以下の説明では、第1の実施形態と相違する事項のみを説明し、第1の実施形態と同様の説明を省略する。
図9は、第3の実施形態に係る光半導体装置の断面図である。図9に示すように、第3の実施形態に係る光半導体装置3は、第1の実施形態に係る光半導体装置1に第二ガスバリア層52を新たに備えたものである。
第二ガスバリア層52は、第1の実施形態のガスバリア層50と同様に、粘土によるガスバリア性を有するガスバリア層であり、銀めっき層16を覆うことにより銀めっき層16の硫化を抑制するものである。第二ガスバリア層52は、基板10(銀めっき層16)の表面に形成されて、銀めっき層16を内側空間22の開口24側から覆っている。このため、第二ガスバリア層52は、銀めっき層16に直接積層されている。そして、銀めっき層16には、開口24に向けて、第二ガスバリア層52、透明封止部40、ガスバリア層50及び透明封止部40が、この順で積層されている。なお、第二ガスバリア層52の材料、構成、層厚等は、第1の実施形態のガスバリア層50と同様である。
次に、図9及び図10を参照して、光半導体装置3の製造方法について説明する。図10は、第3の実施形態に係る光半導体装置の製造方法を示すフローチャートである。
図9及び図10に示すように、まず、表面に銀めっき層16が形成された基板10と、銀めっき層16にボンディングされた青色発光ダイオード30と、青色発光ダイオード30を取り囲む光反射面20aにより青色発光ダイオード30を収容する内側空間22を形成するリフレクタ20と、を備える中間部品を準備する準備工程(S31)を行う。なお、第2の実施形態の準備工程では、青色発光ダイオード30と銀めっき層16とがワイヤボンディングされていない中間部品を準備する。
次に、銀めっき層16の表面に第二ガスバリア層52を形成する第二ガスバリア層形成工程(S32)を行う。第二ガスバリア層形成工程では、まず、粘土希釈液を、内側空間22に滴下又は散布する。このとき、粘土希釈液が、内側空間22に露出する基板10の表面全体を覆って光反射面20aの内側空間22を囲む全周に接触するように、粘土希釈液の滴下量又は散布量を調節する。その後、粘土希釈液の溶媒を乾燥させる。すると、内側空間22に露出する基板10の表面全体に、光反射面20aの内側空間22を囲む全周に接続された第二ガスバリア層52が形成される。これにより、銀めっき層16は、開口24側から第二ガスバリア層52に覆われた状態となる。
次に、青色発光ダイオード30と第二ガスバリア層52が覆われた銀めっき層16とをワイヤボンディングして電気的に接続する接続工程(S33)を行う。この接続工程に用いられるワイヤボンディング装置には、公知のものを用いることができる。ワイヤボンディング装置は、ボンディングワイヤ34が挿通されるキャピラリ(図示せず)を備えている。キャピラリを所定の位置に移動させた後に降下させて、ボンディングワイヤ34を青色発光ダイオード30又は第二ガスバリア層52が形成された銀めっき層16に押し付けることにより、ボンディングワイヤ34が固着される。このとき、ボンディングワイヤ34が青色発光ダイオード30又は銀めっき層16に固着されるように、以下に例示される条件とすることができる。すなわち、キャピラリに60g以上150gf以下程度の荷重を印可し、又は、キャピラリに80kHz以上160kHz以下の周波数帯で振動させる。これにより、ボンディングワイヤ34により青色発光ダイオード30と銀めっき層16とが互いに電気的に接続される。
次に、蛍光体42が含まれた透明封止部40を、第二ガスバリア層52が形成された内側空間22に充填し、この透明封止部40で青色発光ダイオード30を封止する透明封止部封止工程(S34)を行う。このとき、透明封止部40が内側空間22の半分程度に充填されるように、透明封止部40の充填量を調整する。この場合、透明封止部40でボンディングワイヤ34を封止しても封止しなくてもよい。その後、透明封止部40を乾燥等して硬化させる。
次に、基板10から離れた位置にガスバリア層50を形成するガスバリア層形成工程(S35)を行う。ガスバリア層形成工程では、まず、粘土希釈液を、透明封止部40が充填された内側空間22に滴下又は散布する。このとき、粘土希釈液が、透明封止部40の表面全体を覆って光反射面20aの内側空間22を囲む全周に接触するように、粘土希釈液の滴下量又は散布量を調節する。その後、粘土希釈液の溶媒を乾燥させる。すると、透明封止部40の表面全体に、光反射面20aの内側空間22を囲む全周に接続されたガスバリア層50が形成される。これにより、ガスバリア層が多層(二層)構造となり、銀めっき層16は、開口24側から第二ガスバリア層52とガスバリア層50とに覆われた状態となる。
次に、第1の実施形態と同様のガスバリア層埋設工程(S36)を行う。これにより、銀めっき層16の上に、第二ガスバリア層52、透明封止部40、ガスバリア層50及び透明封止部40がこの順に積層される。
このように、本実施形態に係る光半導体装置3によれば、銀めっき層16の表面に第二ガスバリア層52を形成することで、ガスバリア層を容易に多層化することができる。これにより、ガスバリア性を更に高めることができる。
[第4の実施形態]
次に、第4の実施形態について説明する。第4の実施形態は、基本的に第3の実施形態と同様であり、第二ガスバリア層の形状が異なる点のみ第3の実施形態と相違する。このため、以下の説明では、第3の実施形態と相違する事項のみを説明し、第3の実施形態と同様の説明を省略する。
図11は、第4の実施形態に係る光半導体装置の断面図である。図11に示すように、第4の実施形態に係る光半導体装置4は、第3の実施形態の第二ガスバリア層52の代わりに、光反射面20aまで延びてボンディングワイヤ34を覆う第二ガスバリア層53を備えている。
第二ガスバリア層53は、第1の実施形態のガスバリア層50及び第2の実施形態の第二ガスバリア層52と同様に、粘土によるガスバリア性を有するガスバリア層であり、銀めっき層16を覆うことにより銀めっき層16の硫化を抑制するものである。第二ガスバリア層53は、内側空間22に露出する基板10(銀めっき層16)の表面に形成されて、銀めっき層16を内側空間22の開口24側から覆っている。このため、第二ガスバリア層53は、銀めっき層16に直接積層されている。
そして、第二ガスバリア層53は、光反射面20aの表面及びボンディングワイヤ34の表面にも形成されている。第二ガスバリア層53のうち、光反射面20aに形成される部分を光反射面覆部53aといい、ボンディングワイヤ34の表面に形成される部分をボンディングワイヤ覆部53bという。
光反射面覆部53aは、光反射面20aの全面に形成されていてもよく、光反射面20aの一部にのみ形成されていてもよい。なお、図11では、光反射面覆部53aが光反射面20aの全面に形成された状態を示している。
ボンディングワイヤ覆部53bは、ボンディングワイヤ34の表面全体に略同じ層厚で形成されている。このため、ボンディングワイヤ覆部53bは、ボンディングワイヤ34に沿って青色発光ダイオード30から銀めっき層16までループ状に延びており、ボンディングワイヤ34と同様に基板10及び青色発光ダイオード30との間に隙間が形成されている。
なお、第二ガスバリア層53の材料、構成、層厚等は、第1の実施形態のガスバリア層50及び第2の実施形態の第二ガスバリア層52と同様である。
次に、図11及び図12を参照して、光半導体装置4の製造方法について説明する。図12は、第4の実施形態に係る光半導体装置の製造方法を示すフローチャートである。
図11及び図12に示すように、まず、第1の実施形態と同様の準備工程(S41)を行う。
次に、銀めっき層16の表面に、粘土によるガスバリア性を有して銀めっき層16を覆う第二ガスバリア層53を形成する第二ガスバリア層形成工程(S42)を行う。第二ガスバリア層形成工程では、まず、粘土希釈液を、内側空間22に滴下又は散布する。このとき、粘土希釈液が光反射面20aの一部または全面を覆い、且つ、ボンディングワイヤ34を完全に覆うように、粘土希釈液の滴下量又は散布量を調節する。このとき、光反射面20aの全面に光反射面覆部53aを覆う場合は、内側空間22を粘土希釈液で満たして光反射面20aの全面が粘土希釈液で覆われるように、粘土希釈液の滴下量又は散布量を調節する。一方、光反射面20aの一部にのみ光反射面覆部53aを覆う場合は、内側空間22を粘土希釈液で満たさずに光反射面20aの一部のみが粘土希釈液で覆われるように、粘土希釈液の滴下量又は散布量を調節する。その後、粘土希釈液の溶媒を乾燥させる。すると、内側空間22に露出する基板10の表面全体に、第二ガスバリア層53が形成され、光反射面20aの表面に、第二ガスバリア層53の光反射面覆部53aが形成され、ボンディングワイヤ34の表面全体に、第二ガスバリア層53のボンディングワイヤ覆部53bが形成される。これにより、銀めっき層16は、開口24側から第二ガスバリア層53に覆われた状態となる。
次に、蛍光体42が含まれた透明封止部40を、第二ガスバリア層53が形成された内側空間22に充填し、この透明封止部40で青色発光ダイオード30を封止する透明封止部封止工程を行う(S43)。このとき、透明封止部40が内側空間22の半分程度に充填されるように、透明封止部40の充填量を調整する。この場合、透明封止部40でボンディングワイヤ34を封止しても封止しなくてもよい。その後、透明封止部40を乾燥等して硬化させる。
次に、基板10から離れた位置にガスバリア層50を形成するガスバリア層形成工程(S44)を行う。ガスバリア層形成工程では、まず、粘土希釈液を、透明封止部40が充填された内側空間22に滴下又は散布する。このとき、光反射面覆部53aが透明封止部40に覆われている場合は、粘土希釈液が透明封止部40の表面全体を覆って光反射面覆部53aの全周に接触するように、粘土希釈液の滴下量又は散布量を調節する。一方、光反射面覆部53aが透明封止部40から露出している場合は、粘土希釈液が透明封止部40の表面全体を覆って光反射面20aの全周に接触するように、粘土希釈液の滴下量又は散布量を調節する。その後、粘土希釈液の溶媒を乾燥させる。すると、透明封止部40の表面全体に、光反射面20a又は光反射面覆部53aの内側空間22を囲む全周に接続されたガスバリア層50が形成される。これにより、ガスバリア層が多層(二層)構造となり、銀めっき層16は、開口24側から第二ガスバリア層53とガスバリア層50とに覆われた状態となる。
次に、第1の実施形態と同様のガスバリア層埋設工程(S45)を行う。これにより、銀めっき層16の上に、第二ガスバリア層53、透明封止部40、ガスバリア層50及び透明封止部40がこの順に積層される。
このように、本実施形態に係る光半導体装置4によれば、光反射面20aが光反射面覆部53aに覆われることで、光反射面20aの酸化を抑制することができる。これにより、光反射面20aが変色することよる光半導体装置4の照度低下を大幅に抑制することができる。
また、ボンディングワイヤ34がボンディングワイヤ覆部53bに覆われることで、ボンディングワイヤ34の材料を銀とした場合に、ボンディングワイヤ34が硫化するのを抑制することができる。
[第5の実施形態]
次に、第5の実施形態について説明する。第5の実施形態は、基本的に第4の実施形態と同様であり、ボンディングワイヤ覆部の形状が異なる点のみ第4の実施形態と相違する。このため、以下の説明では、第4の実施形態と相違する事項のみを説明し、第4の実施形態と同様の説明を省略する。
図13は、第5の実施形態に係る光半導体装置の断面図である。図13に示すように、第5の実施形態に係る光半導体装置5は、第4の実施形態の第二ガスバリア層53の代わりに第二ガスバリア層54を備えている。
第二ガスバリア層54は、第1の実施形態のガスバリア層50及び第4の実施形態の第二ガスバリア層53と同様に、粘土によるガスバリア性を有するガスバリア層であり、銀めっき層16を覆うことにより銀めっき層16の硫化を抑制するものである。
第二ガスバリア層54は、内側空間22に露出する基板10(銀めっき層16)の表面に形成されて、銀めっき層16を内側空間22の開口24側から覆っている。このため、第二ガスバリア層54は、銀めっき層16に直接積層されている。
そして、第二ガスバリア層54は、光反射面20aの表面に形成された光反射面覆部54aと、ボンディングワイヤ34の表面に形成されたボンディングワイヤ覆部54bと、を備えている。なお、光反射面覆部54aは、第4の実施形態の光反射面覆部53aと同様である。
ボンディングワイヤ覆部54bは、第4の実施形態のボンディングワイヤ覆部53bと同様に、ボンディングワイヤ34の表面全体に形成されている。しかしながら、ボンディングワイヤ覆部54bは、第4の実施形態のボンディングワイヤ覆部53bと異なり、基板10及び青色発光ダイオード30との間を膜状に塞いでいる。
なお、第二ガスバリア層54の材料、構成、層厚等は、第1の実施形態のガスバリア層50及び第4の実施形態の第二ガスバリア層53と同様である。
次に、光半導体装置5の製造方法について説明する。
光半導体装置5の製造方法は、基本的に第4の実施形態の光半導体装置4の製造方法と同様である。但し、第二ガスバリア層54を形成するために内側空間22に滴下又は散布した粘土希釈液の溶媒を乾燥させる際に、ボンディングワイヤ34と基板10及び青色発光ダイオード30との間に粘土希釈液が保持させておく。なお、ボンディングワイヤ34と基板10及び青色発光ダイオード30との間に粘土希釈液が保持させる方法としては、例えば、溶媒の乾燥速度を遅くする方法、粘土希釈液における粘土の濃度を高くする方法が挙げられる。これにより、ボンディングワイヤ34と基板10及び青色発光ダイオード30との間を膜状に塞ぐボンディングワイヤ覆部54bが形成される。
このように、本実施形態に係る光半導体装置5によっても、光反射面20aが光反射面覆部54aに覆われ、且つ、ボンディングワイヤ34がボンディングワイヤ覆部54bに覆われるため、第4の実施形態に係る光半導体装置4と同様の作用効果を奏することができる。
[第6の実施形態]
次に、第6の実施形態について説明する。第6の実施形態は、基本的に第3の実施形態と同様であり、ガスバリア層の構成が異なる点及びプライマ層を新たに備える点のみ第3の実施形態と相違する。このため、以下の説明では、第3の実施形態と相違する事項のみを説明し、第3の実施形態と同様の説明を省略する。
図14は、第6の実施形態に係る光半導体装置の断面図である。図14に示すように、第6の実施形態に係る光半導体装置6は、第3の実施形態に係る光半導体装置3にプライマ層60を新たに備え、且つ、ガスバリア層50及び第二ガスバリア層52の代わりにガスバリア層55を備えたものである。
ガスバリア層55は、基本的に第3の実施形態の第二ガスバリア層52と同様であり、プライマ層60上に積層されている点のみ第3の実施形態の第二ガスバリア層52と相違する。
プライマ層60は、基板10及び光反射面20aと透明封止部40との間に配置されることで基板10及び光反射面20aに対する透明封止部40の剥離を抑制するものである。プライマ層60は、内側空間22に露出した基板10及び光反射面20aに形成されており、その上面にガスバリア層55が積層されている。プライマ層60としては、接着性及び絶縁性を有する層が好ましく、例えば、珪酸化合物を含む層を用いることができる。珪酸化合物としては、例えば、シリコーンゴムなどのシリコーン系樹脂及び無機ガラスが挙げられる。
本実施形態で用いる珪酸化合物は、その柔軟性により接着性を得る観点から、線膨張係数が180ppm〜450ppmであるものが好ましい。線膨張係数が180ppm以上であることにより、柔軟性による接着性を確保することが容易となり、一方、線膨張係数が450ppm以下であることにより、例えば、被覆又は封止に用いられる透明封止部40によりプライマ層60に変形が生じることを抑制することができる。柔軟性による接着性を高める観点から、珪酸化合物は、線膨張係数が200ppm〜450ppmであるものがより好ましく、被覆又は封止に用いられる透明封止部40との接着信頼性を高める観点から、200ppm〜350ppmであるものが更に好ましい。
本実施形態で用いる珪酸化合物は、絶縁性を確保する観点から、体積抵抗率が1010〜1016Ω・cmであるものが好ましく、絶縁性を高める観点から、1012〜1016Ω・cmであるものがより好ましく、1013〜1016Ω・cmであるものが更に好ましい。なお、珪酸化合物の体積抵抗率は、珪酸化合物3gを銅電極付き基板塗布し、150℃で3時間乾燥させて得られる体積抵抗率測定試験片について、JIS C2139に従って測定される値を意味する。
プライマ層60の層厚は、接着性の観点から10nm〜1000nmが好ましく、耐水性の観点から30nm〜1000nmがより好ましく、ガスバリア層55のガスバリア性を効果的に発現させる観点から30〜500nmが更に好ましい。
そして、プライマ層60は、内側空間22に露出した基板10(銀めっき層16)及び光反射面20aに形成されており、ガスバリア層55は、プライマ層60を介して銀めっき層16を覆っている。このため、ガスバリア層55は、基板10から離れた位置に配置されており、銀めっき層16には、開口24に向けて、プライマ層60、ガスバリア層55及び透明封止部40が、この順で積層されている。なお、プライマ層60は、光反射面20aの全面に形成されていてもよく、光反射面20aの一部にのみ形成されていてもよい。また、ガスバリア層55は、内側空間22に露出した基板10を覆っていればよく、青色発光ダイオード30を覆っていても覆っていなくてもよい。
次に、図14及び図15を参照して、光半導体装置6の製造方法について説明する。図15は、第6の実施形態に係る光半導体装置の製造方法を示すフローチャートである。
図14及び図15に示すように、まず、第3の実施形態と同様の準備工程(S61)を行う。なお、第6の実施形態の準備工程では、第3の実施形態と同様に、青色発光ダイオード30と銀めっき層16とがワイヤボンディングされていない中間部品を準備する。
次に、基板10及び光反射面20aにプライマ層60を形成するプライマ層形成工程(S62)を行う。プライマ層形成工程では、まず、上述した珪酸化合物を溶媒で希釈したプライマ希釈液を内側空間22に滴下又は散布する。このとき、光反射面20aの全面又は一部がプライマ希釈液で覆われるように、プライマ希釈液の滴下量又は散布量を調節する。その後、プライマ希釈液の溶媒を乾燥させる。すると、プライマ希釈液で覆われた範囲全面、つまり、銀めっき層16、青色発光ダイオード30及び光反射面20aの全面又は一部に、プライマ層60が形成される。
次に、プライマ層60の表面にガスバリア層55を形成するガスバリア層形成工程(S63)を行う。ガスバリア層形成工程では、まず、粘土希釈液を、内側空間22に滴下又は散布する。このとき、粘土希釈液が、プライマ層60を介して、内側空間22に露出する基板10の表面全体を覆って光反射面20aの内側空間22を囲む全周に行き渡るように、粘土希釈液の滴下量又は散布量を調節する。その後、粘土希釈液の溶媒を乾燥させる。これにより、銀めっき層16は、開口24側からガスバリア層55に覆われた状態となる。
次に、青色発光ダイオード30とプライマ層60及びガスバリア層55が覆われた銀めっき層16とをワイヤボンディングして電気的に接続する接続工程(S64)を行う。この接続工程は、第3の実施形態の接続工程(S33)と同様である。これにより、ボンディングワイヤ34により青色発光ダイオード30と銀めっき層16とが互いに電気的に接続される。
その後、第3の実施形態と同様に、透明封止部封止工程(S65)を行い、透明封止部40を形成する。これにより、銀めっき層16の上に、プライマ層60、ガスバリア層55及び透明封止部40がこの順に積層される。
このように、本実施形態に係る光半導体装置6によれば、基板10とガスバリア層55との間にプライマ層60が配置されることで、基板10とガスバリア層55との間に透明封止部40を配置することなく、ガスバリア層55を基板10から離れた位置に配置することができる。そして、プライマ層60によりガスバリア層55の形成される面が平坦化されるため、ガスバリア層55を直接基板10に形成した場合に比べて、ガスバリア層55の層厚を均一化することができる。これにより、ガスバリア層55のガスバリア性を高めることができる。
また、プライマ層60上にガスバリア層55を積層することにより、透明性を確保しつつ、プライマ層60及びガスバリア層55の耐水性及び銀めっき層16への接着力を向上させることができるとともに、被覆又は封止に用いられる透明封止部40と光反射面20aとの間の剥がれを抑制することができる。
以上、本発明の一側面の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記の各実施形態の各構成を、適宜組み合わせてもよい。例えば、第4又は第5の実施形態の第二ガスバリア層と、第3又は第6の実施形態の第二ガスバリア層とを、それぞれ置き換えてもよい。また、第6の実施形態のプライマ層を、第1〜第5の実施形態に適用してもよい。
また、第3の実施形態では、ガスバリア層の多層構造として二層構造を一例として説明したが、三層以上の多層構造としてもよい。
また、上記実施形態では、基体とリフレクタとは別部材であるものとして説明したが、一体的に形成してもよい。
また、上記実施形態では、光半導体装置にボンディングする発光ダイオードとして、青色の光を発生する青色発光ダイオードを採用するものとして説明したが、青色以外の光を発生する発光ダイオードを採用するものとしてもよい。
1〜6…光半導体装置、8…中間部品、10…基板、10a…表面、12…基体、14…銅めっき板、16…銀めっき層、20…リフレクタ(光反射部)、20a…光反射面、20b…頂面、20c…外周面、22…内側空間、24…開口、30…青色発光ダイオード(発光ダイオード)、32…ダイボンド材、34…ボンディングワイヤ、40…透明封止部、42…蛍光体、50…ガスバリア層、51…ガスバリア層、52…第二ガスバリア層、53…第二ガスバリア層、53a…光反射面覆部、53b…ボンディングワイヤ覆部、54…第二ガスバリア層、54a…光反射面覆部、54b…ボンディングワイヤ覆部、55…ガスバリア層、60…プライマ層、L…粘土希釈液。

Claims (9)

  1. 表面に銀めっき層が形成された基板と、
    前記銀めっき層にボンディングされた発光ダイオードと、
    前記発光ダイオードを取り囲む光反射面により前記発光ダイオードを収容する内側空間を形成する光反射部と、
    前記内側空間に充填されて前記発光ダイオードを封止する透明封止部と、
    前記基板から離れた位置に形成されて、粘土によるガスバリア性を有するガスバリア層と、
    を備え
    前記ガスバリア層は、前記透明封止部に埋設されている、
    光半導体装置。
  2. 前記ガスバリア層と前記基板との間に、前記透明封止部が配置されている、
    請求項1に記載の光半導体装置。
  3. 前記基板及び前記光反射面に形成されて、前記ガスバリア層が積層されるプライマ層を更に備える、
    請求項1又は2に記載の光半導体装置。
  4. 前記銀めっき層の表面に形成されて、粘土によるガスバリア性を有する第二ガスバリア層を更に有する、
    請求項1又は2に記載の光半導体装置。
  5. 前記基板と前記発光ダイオードとにボンディングされたボンディングワイヤを更に備え、
    前記第二ガスバリア層は、前記ボンディングワイヤを覆う、
    請求項に記載の光半導体装置。
  6. 前記第二ガスバリア層は、前記光反射面を覆う、
    請求項又はに記載の光半導体装置。
  7. 表面に銀めっき層が形成され、前記銀めっき層に発光ダイオードがボンディングされた基板と、前記銀めっき層にボンディングされた発光ダイオードと、前記発光ダイオードを取り囲む光反射面により前記発光ダイオードを収容する内側空間を形成する光反射部と、を備える中間部品を準備する準備工程と、
    透明封止部を前記内側空間に充填し、前記透明封止部で前記発光ダイオードを封止する透明封止部封止工程と、
    前記基板から離れた位置に、粘土によるガスバリア性を有するガスバリア層を形成するガスバリア層形成工程と、
    前記ガスバリア層が形成された前記内側空間に前記透明封止部を充填して、前記ガスバリア層を前記透明封止部に埋設するガスバリア層埋設工程と、
    を備える、
    光半導体装置の製造方法。
  8. 前記基板及び前記光反射面に、前記ガスバリア層が積層されるプライマ層を形成するプライマ層形成工程を更に備える、
    請求項に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記銀めっき層の表面に、粘土によるガスバリア性を有する第二ガスバリア層を形成する第二ガスバリア層形成工程を更に備える、
    請求項に記載の半導体装置の製造方法。
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