JP6307833B2 - プラスチックボトル - Google Patents
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Description
口部と、肩部と、胴部と、底部とを備えたプラスチックボトルにおいて、
前記胴部は、
環状の周溝からなる上側連設部と、
前記上側連設部に連なる圧吸収部と、
環状の周溝からなる下側連設部を介して前記圧吸収部に連なる下側円筒部とを備え、
前記圧吸収部は、複数の四角形パネルからなり、該四角形パネルを周方向に一列に連設して形成される筒状であるとともに、該複数の四角形パネルは、それぞれ同一形状であり、口部を上、底部を下とした場合の前記四角形パネルの上辺と下辺の垂直方向の距離とプラスチックボトルの垂直方向の全長との比が、1:8〜1:3であり、前記四角形パネルの稜線の一端と他端との距離WPと下側円筒部の直径D1との比が、1:4〜1:2であって、前記四角形パネルの上辺は上方に湾曲した円弧状であり、前記四角形パネルの下辺は下方に湾曲した円弧状であり、
前記底部の載置面から前記下側連設部までの高さH2の、プラスチックボトルの全高H1に対する比(H2/H1)が、0.5以上かつ0.8以下であることを特徴とする。
前記四角形パネルの上辺は、前記上側連設部の溝底部と接することを特徴とする。
前記四角形パネルの下辺は、前記下側連設部の溝底部と接することを特徴とする。
前記胴部は、くびれ部を備えることを特徴とする。
前記くびれ部は、前記圧吸収部とテーパー部とからなり、
前記圧吸収部は、下方から上方に向かって周方向に拡開し、
前記テーパー部は、上方から下方に向かって拡径するとともに、前記下側連設部に連な
る前記下側円筒部に設けられる筒状であり、
前記下側連設部が前記胴部の最小径となることを特徴とする。
おいて、
隣接する前記四角形パネルの接合部の稜線と垂線とのなす角度が、0°以上かつ60°
以下であることを特徴とする。
おいて、
隣接する前記四角形パネルの接合部の稜線に、面取りおよびR取りの少なくとも一方を
設けることを特徴とする。
おいて、
前記圧吸収部は、奇数個の前記四角形パネルからなることを特徴とする。
前記胴部に、環状の周溝からなる補強溝を少なくとも1つ以上設けることを特徴とする。
前記下側連設部の直径D3の、前記下側円筒部の直径D1に対する比(D3/D1)が、0.55以上かつ0.95以下であることを特徴とする。
図12に示す、圧吸収部260の四角形パネル261は5個であり、隣接する四角形パネル261の接合部の稜線に面取り265を設けた構成であって、900ml用のプラスチックボトル200を作製した。つまり、圧吸収部260の構成は、図9に示す構成と同一である。このプラスチックボトル200は、25gのプリフォームをブロー成形することで作製した。
図13〜図15に示す、口部310と、肩部320と、胴部330と、底部340とを備えた構成であって、900ml用のプラスチックボトル300を作製した。ここで、図13はプラスチックボトル300の正面図、図14は図13におけるプラスチックボトル300の平面図、図15は図13におけるプラスチックボトル300の底面図である。
上述の比較例1と同様の構成の900ml用のプラスチックボトルを25gのプリフォームをブロー成形することで作製した。
図16〜図18に示す、口部410と、肩部420と、胴部430と、底部440とを備えた構成であって、900ml用のプラスチックボトル400を作製した。ここで、図16はプラスチックボトル400の正面図、図17は図16におけるプラスチックボトル400の平面図、図18は図16におけるプラスチックボトル400の底面図である。
実施例1、比較例1,2,3のプラスチックボトルにお茶を充填し、口部をキャップによって密封した。この内容物が充填されたプラスチックボトルの正立した状態での垂直座屈強度をそれぞれ測定した。この垂直座屈強度の測定は、AGR社製のテスター、TOP LOADを使用して行った。表1に結果を示す。
実施例1、比較例1,2,3のプラスチックボトルにお茶を充填し、口部をキャップによって密封した。この内容物が充填されたプラスチックボトルを、縦3本,横4本で配列させてダンボールに箱詰めした。このプラスチックボトルが詰められたダンボールを段積みし、3段積みの組付可否の組付試験をそれぞれ行った。表1に結果を示す。組付可否は、○:荷崩れなし、×:荷崩れ発生、で表記する。
実施例1、比較例1,2,3のプラスチックボトルにお茶を充填し、口部をキャップによって密封した。この内容物が充填されプラスチックボトルを常温で半年間保存後、100人のモニターによってプラスチックボトルの外観による購買可否の官能試験をそれぞれ行った。表1に結果を示す。購買可否は、○:購買可、×:購買否、で表記する。
10,310,410 口部
20,320,420 肩部
30,130,330,430 胴部
40,340,440 底部
50 上側円筒部
60,160,260 圧吸収部
61,261 四角形パネル
62,62a 上辺
63,63a 下辺
70,170 下側円筒部
71 テーパー部
80 上側連設部
85 下側連設部
Claims (10)
- 口部と、肩部と、胴部と、底部とを備えたプラスチックボトルにおいて、
前記胴部は、
環状の周溝からなる上側連設部と、
前記上側連設部に連なる圧吸収部と、
環状の周溝からなる下側連設部を介して前記圧吸収部に連なる下側円筒部とを備え、
前記圧吸収部は、複数の四角形パネルからなり、該四角形パネルを周方向に一列に連設して形成される筒状であるとともに、該複数の四角形パネルは、それぞれ同一形状であり、口部を上、底部を下とした場合の前記四角形パネルの上辺と下辺の垂直方向の距離とプラスチックボトルの垂直方向の全長との比が、1:8〜1:3であり、前記四角形パネルの稜線の一端と他端との距離WPと下側円筒部の直径D1との比が、1:4〜1:2であって、
前記四角形パネルの上辺は上方に湾曲した円弧状であり、前記四角形パネルの下辺は下方に湾曲した円弧状であり、
前記底部の載置面から前記下側連設部までの高さH2の、プラスチックボトルの全高H1に対する比(H2/H1)が、0.5以上かつ0.8以下であることを特徴とする、プラスチックボトル。 - 前記四角形パネルの上辺は、前記上側連設部の溝底部と接することを特徴とする、請求項1に記載のプラスチックボトル。
- 前記四角形パネルの下辺は、前記下側連設部の溝底部と接することを特徴とする、請求項1または2のいずれか1項に記載のプラスチックボトル。
- 前記胴部は、くびれ部を備えることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のプラスチックボトル。
- 前記くびれ部は、前記圧吸収部とテーパー部とからなり、
前記圧吸収部は、下方から上方に向かって周方向に拡開し、
前記テーパー部は、上方から下方に向かって拡径するとともに、前記下側連設部に連なる前記下側円筒部に設けられる筒状であり、
前記下側連設部が前記胴部の最小径となることを特徴とする、請求項4に記載のプラスチックボトル。 - 隣接する前記四角形パネルの接合部の稜線と垂線とのなす角度が、0°以上かつ60°以下であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のプラスチックボトル。
- 隣接する前記四角形パネルの接合部の稜線に、面取りおよびR取りの少なくとも一方を設けることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のプラスチックボトル。
- 前記圧吸収部は、奇数個の前記四角形パネルからなることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載のプラスチックボトル。
- 前記胴部に、環状の周溝からなる補強溝を少なくとも1つ以上設けることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載のプラスチックボトル。
- 前記下側連設部の直径D3の、前記下側円筒部の直径D1に対する比(D3/D1)が、0.55以上かつ0.95以下であることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載のプラスチックボトル。
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