JP6306457B2 - サイドエアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車体側方から加えられる衝撃を緩和するためのサイドエアバッグ装置に係り、特に、車体と後部座席との間に配置されるサイドエアバッグ装置に関するものである。
従来、車体幅方向において車体ドアと後部座席との間に配置されるサイドエアバッグ装置として、エアバッグの内部にガスを注入するインフレータと、エアバッグおよびインフレータを格納する格納ボックスと、格納ボックスを車体前方側から覆う樹脂製のベースカバーと、を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたサイドエアバッグ装置では、金属製の格納ボックスに格納されたエアバッグをインフレータで膨出させると、エアバッグが車体前方側にある樹脂製のベースカバーの薄肉部を破壊して膨出展開する構成となっている。
詳しく説明すると、車体側方から所定値以上の衝撃が加わったときに不図示の衝撃センサが感知し、インフレータに点火用電力が供給され、エアバッグが着座者の側方で膨出展開することになる。
特開2009−40328号公報
ところで、特許文献1のようなサイドエアバッグ装置では、インフレータが作動してエアバッグが膨出するときに、エアバッグを膨出させるインフレータのガス圧力が格納ボックスに大きく負荷されることとなり、その結果、格納ボックスが変形してしまい、エアバッグの膨出方向に影響する恐れがあった。
そのため、エアバッグが膨出展開するときに、エアバッグ及びインフレータを格納する格納ボックス周辺の剛性を向上させる技術が求められていた。
特に、上記従来技術においては、強度向上を図るべくサイドエアバッグ装置の格納ボックスを金属製としていたが、一方で軽量化を図るべく樹脂製に変更することが望まれており、格納ボックスを樹脂製に変更しても、エアバッグの膨出展開時における格納ボックスの変形を抑制可能な技術が求められていた。
また、特許文献1のようなサイドエアバッグ装置は、車体ドアと後部座席との間の空間に嵌まるように組み付けられているところ、車両運転時には、車体の振動や着座者から受ける衝撃等がサイドエアバッグ装置に伝わることから、車体とサイドエアバッグ装置との接触音を抑制させる工夫が必要とされていた。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、エアバッグが膨出展開するときに、エアバッグ及びインフレータを格納する格納ボックス周辺の変形を抑制することが可能なサイドエアバッグ装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、エアバッグの膨出展開方向を安定させることが可能なサイドエアバッグ装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、車両運転時には、車体とサイドエアバッグ装置との接触音を抑制することが可能なサイドエアバッグ装置を提供することにある。
前記課題は、本発明のサイドエアバッグ装置によれば、車体と後部座席との間に設けられるサイドエアバッグ装置であって、膨出可能なエアバッグと、該エアバッグの内部にガスを供給するインフレータと、折り畳まれた状態の前記エアバッグ及び前記インフレータを格納するベース格納部を有し、車体ドアと前記後部座席との間に取り付けられるベース部材と、前記ベース格納部を車体後方側から保持するリテーナ部材と、を備え、該リテーナ部材の車体後方側の部分には、車体後方側にある前記車体の一部に向かって突出する突出部が設けられ、該突出部は、前記エアバッグが膨出展開するときに、前記車体の一部に当接するように配置されていること、により解決される。
上記のように、リテーナ部材の車体後方側の部分には、車体後方側にある車体の一部に向かって突出する突出部が設けられ、突出部は、エアバッグが膨出展開するときに、車体の一部に当接するように配置されているため、エアバッグの膨出展開時にベース格納部を保護するリテーナ部材の車体後方側への倒れを規制することができる。
すなわち、リテーナ部材のベース格納部に対する支持剛性が高まるため、エアバッグの膨出展開時におけるベース格納部周辺の変形を抑制できると共に、エアバッグの膨出展開方向を安定させることができる。
また、リテーナ部材の後方面を部分的に突出させて車体の一部に当接させているため、突出部以外の部分においては車体前後方向のスペースを確保できる。
このとき、前記突出部は、前記車体の一部と所定の間隔を空けて配置されていると良い。
上記構成により、車両運転時には、車体とサイドエアバッグ装置との接触音を抑制することができる。
このとき、前記リテーナ部材は、前記ベース格納部の車体後方側に配置される後壁部と、該後壁部の車体幅方向の両端部から連続して車体前方側に延びる左右の側壁部と、を備え、前記突出部は、前記後壁部の少なくとも一部を車体後方側に窪ませて形成されていると良い。
上記構成により、簡易な構造でリテーナ部材の支持剛性を向上できると共に、エアバッグの膨出展開時におけるリテーナ部材の車体後方側への倒れを規制できる。
このとき、前記リテーナ部材は、前記ベース格納部の車体後方側に配置される後壁部と、該後壁部の車体幅方向の両端部から連続して車体前方側に延びる左右の側壁部と、を備え、前記突出部は、直方体形状からなり、前記リテーナ部材とは別体で設けられ、前記後壁部に取り付けられていると良い。
上記構成により、リテーナ部材の成形条件によらず、リテーナ部材の車体後方側にある車体部材の形状に最適な突出部を自由に形成できる。すなわち、直方体形状の突出部を別途形成することで、エアバッグの膨出展開時に車体部材に対する最適な荷重受け面をリテーナ部材に設けることができる。
このとき、前記ベース格納部及び前記リテーナ部材の各々には、前記インフレータに設けられた組み付け軸部を挿通させるための穴部が連通して形成され、前記組み付け軸部に対して、前記穴部の前記インフレータ側とは反対側から組み付け部材が組み付けられて構成され、前記組み付け軸部は、前記インフレータの上端側に設けられた第1組み付け軸部と、下端側に設けられた第2組み付け軸部と、から少なくともなり、前記突出部は、前記第1組み付け軸部の上端と、前記第2組み付け軸部の下端との間に配置されていると良い。
上記のように、リテーナ部材の突出部が、上下方向においてインフレータの第1組み付け部材と第2組み付け部材との間に配置されて車体部材に当接可能な構成となっているため、リテーナ部材は、エアバッグが車体前方側に膨出展開するときに発生する反力を効率的に受けることができる。
このとき、前記組み付け軸部は、前記リテーナ部材の前記後壁部とは異なる壁部に組み付けられていると良い。
上記構成により、従来のように、インフレータの組み付け軸部が、ベース格納部及びリテーナ部材の後壁部に組み付けられる場合と比較して、車体前後方向のコンパクト化を達成できる。
また、本発明においては、車体前後方向においてリテーナ部材の突出部と車体の一部とを当接可能な構成にしているため、リテーナ部材のうち、突出部以外の部分においては当該車体の一部との干渉を抑制し易くなる。
このとき、前記リテーナ部材は、前記ベース格納部を保持する部分から上下方向の一方側に向かって延出し、延出した部分が前記車体に取り付けられてなると良い。
上記構成により、リテーナ部材が、ベース格納部を保持する部分と、当該保持する部分から上下方向の一方側に延出した部分とで少なくとも支持されるため、リテーナ部材の車体に対する取り付け剛性が一層向上する。
このとき、前記リテーナ部材には、前記車体の形状に沿わせて折り曲げられた逃げ部が、前記ベース格納部を保持する部分と、前記車体に取り付けられる延出部分との間に形成されていると良い。
上記構成により、車体の形状に沿わせてサイドエアバッグ装置を取り付けることができるため、互いに干渉を抑制し、支持剛性を高めることができる。
請求項1の発明によれば、エアバッグが膨出展開するときに、ベース格納部を保護するリテーナ部材の車体後方側への倒れを規制することができる。
すなわち、エアバッグの膨出展開時におけるベース格納部周辺の変形を抑制できると共に、エアバッグの膨出展開方向を安定化できる。
また、リテーナ部材の後方面を部分的に突出させて車体の一部に当接させているため、突出部以外の部分においては車体前後方向のスペースを確保できる。
請求項2の発明によれば、車両運転時には、車体とサイドエアバッグ装置との接触音を抑制できる。
請求項3の発明によれば、簡易な構造でリテーナ部材の支持剛性を向上できると共に、エアバッグの膨出時におけるリテーナ部材の車体後方側への倒れを規制できる。
請求項4の発明によれば、直方体形状の突出部を別途形成することで、エアバッグの膨出時に車体部材に対する最適な荷重受け面をリテーナ部材に設けることができる。
請求項5の発明によれば、リテーナ部材は、エアバッグが車体前方側に膨出展開するときに発生する反力を効率的に受けられる。
請求項6の発明によれば、従来のように、インフレータの組み付け軸部がベース格納部及びリテーナ部材の後壁部に組み付けられる場合と比較して、車体前後方向のコンパクト化を達成できる。また、リテーナ部材のうち、突出部以外の部分においては車体の一部との干渉を抑制し易くなる。
請求項7の発明によれば、リテーナ部材の車体に対する取り付け剛性が一層向上する。
請求項8の発明によれば、車体の形状に沿わせてサイドエアバッグ装置を取り付けることができるため、互いに干渉を抑制し支持剛性を高められる。
本実施形態のサイドエアバッグ装置の配置を示す説明図である。 サイドエアバッグ装置のベース部材を正面側から見たときの斜視図である。 ベース部材を背面側から見たときの斜視図である。 インフレータと、ベース部材と、リテーナ部材の組み付け構造を説明する分解斜視図である。 リテーナ部材と車体部材の配置関係を説明する斜視図である。 図1のA−A断面図であって、エアバッグが格納された状態を示す図である。 図1のA−A断面図であって、エアバッグが膨出した状態を示す図である。 第2実施形態に係る図5の説明図である。 第3実施形態に係る図5の説明図である。 第4実施形態に係る図5の説明図である。
以下、本発明の実施形態に係るサイドエアバッグ装置について、図1〜図10を参照しながら説明する。
本実施形態は、車体ドアと後部座席との間に設けられるサイドエアバッグ装置であって、エアバッグ及びインフレータを格納するベース格納部と、ベース格納部を車体後方側から保持するリテーナ部材とを備え、リテーナ部材の後壁部には、車体後方側にある車体の一部に向かって突出する突出部が設けられ、突出部は、車体の一部と間隔を空けて配置され、エアバッグが膨出展開するときに車体の一部に当接するように配置されていることを特徴とするサイドエアバッグ装置の発明に関するものである。
本実施形態のサイドエアバッグ装置Sは、車体側方から着座者に加えられる衝撃を緩和するための装置であって、図1に示すように、車体幅方向において後部座席1の背もたれ部となるシートバック1aと、車体2の車体ドア2aとの間に配置されている。
なお、サイドエアバッグ装置Sは、後部座席1の車体幅方向の左右外側にそれぞれ1つずつ配置されている。
サイドエアバッグ装置Sは、図2に示すように、膨出可能なエアバッグ10と、エアバッグ10の内部にガスを供給するインフレータ11と、折り畳まれた状態のエアバッグ10及びインフレータ11を格納するベース部材20と、図3に示すように、ベース部材20に格納されたエアバッグ10及びインフレータ11を車体後方側から保持するリテーナ部材30と、インフレータ11に接続され、インフレータ11に点火用電力を供給するハーネス40と、を主に備えている。
また、サイドエアバッグ装置Sは、図6に示すように、ベース部材20の車体前方側の位置に載置されるパッド部材50と、ベース部材20及びパッド部材50を車体前方側から覆う表皮材60と、表皮材60に一端部が縫着され、他端部がベース部材20の力布係止部27に係止され、エアバッグ10の膨出方向をガイドする力布70と、を備えている。
エアバッグ10は、車体側方から衝撃が加わったときに、図6に示す折り畳まれた状態から、図7に示すように車体前方側に向かって風船状に膨出展開する袋状部材からなる。
詳しく言うと、エアバッグ10に連結され、ガス発生源となるインフレータ11からエアバッグ10の内部に向かってガスが供給されることで、エアバッグ10が膨出する。
インフレータ11は、図2に示すように、長尺な略円柱形状のガス発生装置からなり、上下方向に長尺となるように配置されている。
インフレータ11は、その外表面よりも車体前方側に突出してエアバッグ10内部に連結される不図示のエアバッグ連結部と、上端部に形成され、ハーネス40に接続されるハーネス接続部12と、外表面よりも車体側方側に突出し、ベース部材20及びリテーナ部材30に組み付けられる組み付け軸部13と、を備えている。
上記構成において車体側方から衝撃が加わったときには、車体上において着座者の足下側に配置された不図示の車両用バッテリーからハーネス40を介してインフレータ11に点火用電力が供給され、エアバッグ10が着座者の側方で膨出展開する。
エアバッグ10及びインフレータ11は、ベース部材20に設けられた後述のベース格納部24に格納されている。
ベース部材20は、サイドエアバッグ装置Sの基板となる樹脂製のフレーム部材からなり、図2に示すように、エアバッグ10及びインフレータ11を格納するものである。
ベース部材20は、車体側方から見て略逆L字形状からなり、車体幅方向においてシートバック1aと車体ドア2aの間に配置されており、上端部及び下端部がそれぞれ不図示の車体部材に着脱可能に取り付けられている。
ベース部材20は、図2、図3に示すように、後部座席1と車体2との間に配置されるベース本体部21と、ベース本体部21の車体幅方向の両端部から連続して車体後方側に延びるベース外壁部22とベース内壁部23と、から主に構成されている。
ベース本体部21は、略逆L字形状の板状部材からなり、構成要素として車体幅方向の中央部分よりもやや車体外側寄りに一体的に形成され、車体後方側に窪んだベース格納部24と、ベース格納部24よりも下方部分に一体的に形成され、不図示の車体部材に取り付けられるベース取り付け部21aと、を備えている。
ベース外壁部22は、車体ドア2aと対向する部分に配置され、その延出端部には、上下方向に間隔を空けて複数設けられ、表皮材60の一端部を係止する係止爪22aが形成されている。
ベース内壁部23は、シートバック1aと対向する部分に配置され、図3に示すように、その延出端部には、上下方向に長尺に延びて設けられ、表皮材60の他端部を木目込む木目込み溝23aが形成されている。
ベース格納部24は、図2に示すように、車体前方側に開口部を有する上下方向に長尺な箱体からなり、略凸形状の内部空間を備えており、エアバッグ10及びインフレータ11がベース格納部24の内部空間に着脱可能に格納されている。
ベース格納部24は、図4に示すように、エアバッグ10及びインフレータ11の車体後方側に配置される後壁部24aと、後壁部24aの車体幅方向の両端部から連続して車体前方側に延びて、車体幅方向の車外側に配置される外側壁部24bと車内側に配置される内側壁部24cと、を備えている。
なお、ベース格納部24の上方部分には、インフレータ11の上端部分が露出するように設けられた開口部分が形成されている。
ベース格納部24の外側壁部24bには、図3に示すように、インフレータ11のハーネス接続部12に対向する部分において、ハーネス40の一部を支持可能な切欠き部分が設けられている。
内側壁部24cには、図4に示すように、上下方向に所定の間隔を空けて2つ張り出すように形成され、力布70の他端部を係止可能な力布係止部27と、上下方向に所定の間隔を空けて2つ形成され、2つの力布係止部27の間に配置され、インフレータ11の組み付け軸部13を挿通可能なベース穴部28が設けられている。
リテーナ部材30は、エアバッグ10及びインフレータ11を車体後方側から保持する金属製の保持部材からなり、図3に示すように、ベース格納部24に車体後方側から装着されている。
リテーナ部材30は、略コ字形状からなり、ベース格納部24の車体後方側に配置される後壁部30aと、後壁部30aの車体幅方向の両端部から連続して車体前方側に延びる外側壁部30b及び内側壁部30cと、を備えている。
内側壁部30cには、図4に示すように、上下方向に所定の間隔を空けて2つ張り出すように形成され、力布70が係止された力布係止部27を保持する力布保持部32と、上下方向に所定の間隔を空けて2つ形成され、2つの力布保持部32の間に配置され、インフレータ11の組み付け軸部13を挿通可能なリテーナ穴部33と、が設けられている。
リテーナ穴部33とベース穴部28とは、リテーナ部材30及びベース格納部24が組み付けられた状態で互いに連通する配置となっている。
上記構成において、図5に示すように、インフレータ11の組み付け軸部13がベース穴部28及びリテーナ穴部33を挿通し、その挿通端部が組み付けナットに相当する組み付け部材35に組み付けられることで、インフレータ11、ベース部材20及びリテーナ部材30がそれぞれ固定されている。
後壁部30aは、図2、図3に示すように、ベース格納部24を保持する部分から下方に延出し、その下方延出部分が、ベース部材20のベース取り付け部21aの背面に重ね合わされた状態で、車体後方側の不図示の車体部材にボルト締結されている。
後壁部30aの下方延出部分は、車体後方側の不図示の車体形状に沿わせるように折り曲げられた逃げ形状(逃げ部)を有している。
後壁部30aには、図4に示すように、その上方部分においてインフレータ11に対向する位置に設けられ、車体後方側に向かって突出する突出部39が形成されている。
突出部39は、図5、図6に示すように、略直方体形状からなり、後壁部30aの一部を車体後方側に窪ませて形成されており、車体後方側にある車体部材38と所定の間隔を空けて配置されている。
突出部39は、上下方向においてインフレータ11の組み付け軸部13aの上端と、組み付け軸部13bの下端との間に配置されており、さらにベース格納部24に設けられた力布係止部27aと力布係止部27bとの間に配置されている。
突出部39は、図7に示すように、エアバッグ10が膨出展開したときに、車体前後方向において車体部材38に当接するように配置されており、リテーナ部材30の車体後方側への倒れを規制する部材となる。
詳しく言うと、エアバッグ10が膨出展開したときに、図5に示すように、突出部39の車体後方側の平面部分が、車体部材38に対する荷重受け面となって、車体部材38の車体前方側の平面に当接する構成となっている。
上記構成において、突出部39は、図6に示すように、エアバッグ10が膨出展開する前の状態のときには、車体部材38に当接しないように間隔を空けて設けられている。
そのため、車両運転時には、車体とサイドエアバッグ装置Sとの接触音を抑制できる。
また上記構成において、突出部39は、上下方向においてインフレータ11の組み付け軸部13aと組み付け軸部13bとの間に配置されており、詳しく言うと、インフレータ11の上下方向の略中央部分に対応する位置に配置されている。
そのため、リテーナ部材30は、エアバッグ10が車体前方側に膨出展開するときに発生する反力を効率的に受けることができる。
なお、突出部39を設けることで、リテーナ部材30の突出部39周辺部分の剛性を向上させることも期待できる。
また上記構成において、突出部39の車体部材38に対する荷重受け面は、車体部材38の当接面の形状に合わせて平面状に形成されている。
そのため、エアバッグの膨出展開時に車体部材38に対する最適な荷重受け面をリテーナ部材30に設けることができる。
また上記構成において、リテーナ部材30は、図2に示すように、上端側において突出部39が車体部材38に当接可能に設けられると共に、下端側において不図示の車体部材に取り付けられてなるため、車体に対する取り付け剛性が一層向上する。
ハーネス40は、インフレータ11に点火用電力を供給するワイヤーハーネスであって、複数の電気配線をコルゲートチューブでまとめ、カプラを端部に取り付けたものからなる。
ハーネス40は、図3に示すように、インフレータ11の上端部にあるハーネス接続部12に上端部41が接続され、下端部42が車体上において着座者の足下側に配置される車両用バッテリーに接続されており、上下方向に長尺となるように延びている。
パッド部材50は、図6に示すように、ベース部材20と表皮材60との間に載置されるクッション材からなり、ベース部材20の車体前方側の全面にわたって配置されている。
なおパッド部材50は、ベース部材20に設けられた不図示のパッド取り付け部に固定されることで、ベース部材20に連結されている。
パッド部材50には、ベース格納部24に対向する部分において、詳しく言うと、ベース格納部24のうち、外側壁部24b側の対向する部分において、車体前後方向に貫通したパッド開口部51が形成されている。
パッド部材50は、パッド開口部51よりも車外側に配置されるアウタパッド部材50aと、パッド開口部51よりも車内側に配置されるインナパッド部材50bと、を一体的に備えている。
パッド開口部51は、上下方向に長尺な開口部分であり、表皮材60側からベース部材20側に向かって力布70が挿通されている。
パッド開口部51と、力布係止部27とは、エアバッグ10に対して互いに車体幅方向の反対側に位置している。
上記構成において、図7に示すようにエアバッグ10が膨出展開したときには、パッド部材50は、車体幅方向においてパッド開口部51を分岐点としてアウタパッド部材50aとインナパッド部材50bとに分かれて展開される。
このとき、エアバッグ10の膨出方向が力布70によってガイドされるため、ベース格納部24の車体前方にあるパッド部材50の一部が飛散することなく、エアバッグ10を展開させることができる。
表皮材60は、図6に示すように、ベース部材20及びパッド部材50を車体前方側から覆うカバー部材に相当し、車体幅方向の略中央部分であって、ベース格納部24の中央部分に対応する位置には、エアバッグ10の膨出展開時に開裂する表皮開裂部61が形成されている。
表皮材60は、一端部が各々表皮開裂部61の位置で連結され、表皮開裂部61に対して車外側に配置されるアウタ表皮材62と、車内側に配置されるインナ表皮材63と、から主に構成されている。
アウタ表皮材62の車外側の他端部が、ベース外壁部22の係止爪22aに上下方向にわたって係止されており、インナ表皮材63の車内側の他端部がベース内壁部23の木目込み溝23aに木目込まれている。
具体的には、アウタ表皮材62の他端部には、係止爪22aに係止させるための係止孔が上下方向にわたって形成されており、インナ表皮材63の他端部には、木目込み溝23aに木目込むための樹脂製のトリムコードが縫着されている。
上記構成において、図7に示すようにエアバッグ10が膨出展開したときには、表皮材60は、表皮開裂部61を分岐点としてアウタ表皮材62とインナ表皮材63とに分かれて展開される。
表皮開裂部61は、車体幅方向においてエアバッグ10に重なる位置に配置されている。
力布70は、エアバッグ10の膨張展開方向を車体前方側にガイドする布部材からなる。
力布70は、図6に示すように、表皮材60の表皮開裂部61に一端部71が取り付けられ、一端部71から連続してパッド部材50を覆うように延びて、ベース格納部24に設けられた力布係止部27に他端部72が係止されている。
具体的には、力布70は、インナ表皮材63側の表皮開裂部61に縫着された一端部71から連続してインナパッド部材50bの前面を沿うように車外側に延びて、パッド開口部51に対向する部分まで到達している。
そして、力布70は、パッド開口部51を通過してインナパッド部材50bの車外側面及び背面を沿うように連続して延びて、ベース格納部24の内側壁部24cに設けられた力布挿通孔29まで到達している。
そして、力布70は、力布挿通孔29を通過して力布係止部27まで連続して延びて、力布係止部27に係止される。
このとき、力布70の他端部72には、力布係止部27に係止するための樹脂製のトリムコードが縫着されている。
上記構成において、図7に示すようにエアバッグ10が膨出展開したときには、力布70は、エアバッグ10の膨出方向を表皮材60の表皮開裂部61側にガイドする。
また、力布70の一端部71側は、インナパッド部材50b及びインナ表皮材63と共に車体前後方向の前方側に展開され、また車体幅方向の車内側に展開される。
また上記構成において、図7、図8に示すように、エアバッグ10及びインフレータ11を車体後方側から保持するリテーナ部材30は、その車体後方側にある車体部材38によって当接支持されるように配置されている。
そのため、リテーナ部材30のベース格納部24に対する支持剛性が向上し、エアバッグ10が膨出展開するときに、ベース格納部24周辺の変形を抑制できる。そして、エアバッグ10の膨出展開方向を安定できる。
<その他の実施形態>
上記実施形態において、図5に示すように、突出部39は、略直方体形状からなり、リテーナ部材30と一体的に形成されているが、これに限定されることなく、車体部材38の形状に対応させて適宜変更可能である。
例えば、図8に示すように、略円柱形状からなる突出部139が、リテーナ部材30と一体的に設けられていても良い。突出部139は、略円錐状であって上端が水平面で切断された形状として形成されている。
このように構成すれば、突出部139の車体部材に対する荷重受け面が、インフレータ11の中央部分に対応する位置に集中して配置される。そのため、リテーナ部材30が、エアバッグ10の膨出展開時に発生する反力を効率良く受けることができる。
また例えば、図9に示すように、ハット形状からなる突出部239が、リテーナ部材30と別体で設けられていても良い。
突出部239は、リテーナ部材30に連結される前壁部239aと、前壁部239aの左右両端から連続して車体後方側に延びる左右の側壁部239bと、左右の側壁部239bから左右外側に延びる左右の後壁部239cと、から構成されている。
突出部239は、リテーナ部材30と同様に金属製であっても良いし、弾性変形可能な樹脂製であっても良いし、ゴム製であっても良い。
このように構成すれば、リテーナ部材の成形条件によらず、車体部材の形状に最適な荷重受け面を自由に形成できる。
また例えば、図10に示すように、インフレータ11の形状に対応させて上下方向に長尺な突出部339が、リテーナ部材30と一体的に設けられていても良い。突出部339は、不図示の車体部材の形状に対応させて傾斜面からなる荷重受け面を備えている。
このように、突出部339が、インフレータ11の形状に対応して、かつ、不図示の車体部材の形状に対応して形成されるため、エアバッグ10の膨出時に発生する反力を効率良く受けることができる。
上記実施形態において、図6に示すように、突出部39は、車体部材38と所定の間隔を空けて配置されているが、あらかじめ車体部材38に当接した状態で配置されても良い。
上記実施形態において、ベース格納部24の後壁部24aのうち、リテーナ部材30の突出部39に対向する部分には、車体後方側に突出する突出部を新たに一体的に又は別体で形成しても良い。
当該突出部は、リテーナ部材30の突出部39の形状に合わせることが望ましい。
このように構成すれば、ベース格納部24周辺の剛性が一層向上し、エアバッグ10の膨出展開方向を一層安定させることができる。また、リテーナ部材30を組み付ける際の位置決めとなる。
上記実施形態において、力布係止部27は、図6に示すように、ベース格納部24の内側壁部24cに形成されているが、これに限定されることなく、ベース格納部24において外側壁部24bや後壁部24aに形成されていても良い。
なお望ましくは、力布係止部27は、ベース格納部24においてエアバッグ10及びインフレータ11よりも車体幅方向の車内側に形成されている方が良い。
このようにすれば、力布70によって、エアバッグ10を車体前方側に一層安定して膨出展開できるためである。
理由として、エアバッグ10を格納するベース格納部24の車体幅方向において、外側壁部24b側は、比較的剛性の高い車体ドア2aに支持されている一方で、内側壁部24c側は、比較的弾性の高い後部座席1に支持されている。すると、エアバッグ10の膨出展開方向が、車体幅方向において弾性の高い後部座席1側に引き寄せられる傾向となる。
そこで、内側壁部24c側に力布係止部27を設けて、内側壁部24c側を力布70によって優先的にガイドすれば、エアバッグ10の膨出展開方向が安定するからである。
上記実施形態において、インフレータ11の組み付け軸部13は、図4に示すように、ベース格納部24の内側壁部24cに組み付けられているが、これに限定されることなく、ベース格納部24において外側壁部24bや後壁部24aに組み付けられていても良い。
なお望ましくは、組み付け軸部13は、車体幅方向においてベース格納部24の内側壁部24c側に組み付けられている方が良い。
このようにすれば、ベース格納部24の内側壁部24c側の支持剛性が向上するため、上記で説明したように、エアバッグ10の膨出展開方向が安定するからである。
上記実施形態では、具体例として自動車の後部座席に用いられるサイドエアバッグ装置Sについて説明したが、これに限定されることなく、自動車の前部座席、電車、バス等の車両用シート、飛行機、船等の乗物用シート等に利用されるものであっても良い。
本実施形態では、主として本発明に係るサイドエアバッグ装置Sに関して説明した。
ただし、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
特に、サイドエアバッグ装置Sの構成要素となるリテーナ部材30、突出部39の配置や構成について、上記の実施形態にて説明したものは、あくまで一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。
S サイドエアバッグ装置
1 後部座席
1a シートバック
2 車体
2a 車体ドア
10 エアバッグ
11 インフレータ
12 ハーネス接続部
13 組み付け軸部
13a,13b 組み付け軸部
20 ベース部材
21 ベース本体部
21a ベース取り付け部
22 ベース外壁部
22a 係止爪
23 ベース内壁部
23a 木目込み溝
24 ベース格納部
24a 後壁部
24b 外側壁部
24c 内側壁部
27 力布係止部
27a、27b 力布係止部
28 ベース穴部
29 力布挿通孔
30 リテーナ部材
30a 後壁部
30b 外側壁部
30c 内側壁部
32 力布保持部
33 リテーナ穴部
35 組み付け部材
38 車体部材
39,139,239,339 突出部
239a 前壁部
239b 側壁部
239c 後壁部
40 ハーネス
41 上端部
42 下端部
50 パッド部材
50a アウタパッド部材
50b インナパッド部材
51 パッド開口部
60 表皮材
61 表皮開裂部
62 アウタ表皮材
63 インナ表皮材
70 力布
71 一端部
72 他端部

Claims (8)

  1. 車体と後部座席との間に設けられるサイドエアバッグ装置であって、
    膨出可能なエアバッグと、
    該エアバッグの内部にガスを供給するインフレータと、
    折り畳まれた状態の前記エアバッグ及び前記インフレータを格納するベース格納部を有し、車体ドアと前記後部座席との間に取り付けられるベース部材と、
    前記ベース格納部を車体後方側から保持するリテーナ部材と、を備え、
    該リテーナ部材の車体後方側の部分には、車体後方側にある前記車体の一部に向かって突出する突出部が設けられ、
    該突出部は、前記エアバッグが膨出展開するときに、前記車体の一部に当接するように配置されていることを特徴とするサイドエアバッグ装置。
  2. 前記突出部は、前記車体の一部と所定の間隔を空けて配置されていることを特徴とする請求項1に記載のサイドエアバッグ装置。
  3. 前記リテーナ部材は、前記ベース格納部の車体後方側に配置される後壁部と、該後壁部の車体幅方向の両端部から連続して車体前方側に延びる左右の側壁部と、を備え、
    前記突出部は、前記後壁部の少なくとも一部を車体後方側に窪ませて形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のサイドエアバッグ装置。
  4. 前記リテーナ部材は、前記ベース格納部の車体後方側に配置される後壁部と、該後壁部の車体幅方向の両端部から連続して車体前方側に延びる左右の側壁部と、を備え、
    前記突出部は、直方体形状からなり、前記リテーナ部材とは別体で設けられ、前記後壁部に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のサイドエアバッグ装置。
  5. 前記ベース格納部及び前記リテーナ部材の各々には、前記インフレータに設けられた組み付け軸部を挿通させるための穴部が連通して形成され、
    前記組み付け軸部に対して、前記穴部の前記インフレータ側とは反対側から組み付け部材が組み付けられて構成され、
    前記組み付け軸部は、前記インフレータの上端側に設けられた第1組み付け軸部と、下端側に設けられた第2組み付け軸部と、から少なくともなり、
    前記突出部は、前記第1組み付け軸部の上端と、前記第2組み付け軸部の下端との間に配置されていることを特徴とする請求項3又は4に記載のサイドエアバッグ装置。
  6. 前記組み付け軸部は、前記リテーナ部材の前記後壁部とは異なる壁部に組み付けられていることを特徴とする請求項5に記載のサイドエアバッグ装置。
  7. 前記リテーナ部材は、前記ベース格納部を保持する部分から上下方向の一方側に向かって延出し、延出した部分が前記車体に取り付けられてなることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のサイドエアバッグ装置。
  8. 前記リテーナ部材には、前記車体の形状に沿わせて折り曲げられた逃げ部が、前記ベース格納部を保持する部分と、前記車体に取り付けられる延出部分との間に形成されていることを特徴とする請求項7に記載のサイドエアバッグ装置。
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