JP6305096B2 - 押圧ローラ、クリーニング装置、及び、画像加熱装置 - Google Patents
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Description
このクリーニング装置は、回転するクリーニングローラにクリーニングウェブを押し当てて摺擦することにより、クリーニングローラに回収されたトナーをクリーニングウェブで拭い取る構成となっている。そして、クリーニングウェブを適切なタイミングで移動させることにより、その未使用部分がクリーニングローラと摺擦するように構成されている。
<画像形成装置例>
図2は本実施例における画像形成装置100の概略構成を示す模式図である。この画像形成装置100は、インライン(タンデム)方式、中間転写ベルト方式の電子写真フルカラーレーザープリンタである。即ち、パソコン等のホスト装置200から制御回路部(制御手段)101に入力する電気的画像情報に従って記録材(以下、記録紙と記す)Pにフルカラー画像を形成することができる。
本実施例において画像形成装置100が備えている定着装置20は上述した離型剤を含有したトナーを用いて記録紙P上に形成されたトナー画像を加熱、加圧することにより定着するようになっている。以下、具体的に説明する。
本実施例における定着ローラ21は、アルミニウム製円筒の芯金21aの外周面に厚さ3mmの弾性層21bを配置した、直径60mmの中空ローラである。弾性層21bは、下層と、記録紙Pの画像面に接触させる耐熱弾性層(離型層)としての上層と、の2層構造である。下層はHTV(高温加硫型)シリコンゴム層、上層はRTV(室温加硫型)シリコンゴム層である。
外部加熱ベルトユニット30は定着ローラ21を外部から加熱する。この外部加熱方式により、特に坪量の大きい記録紙(厚紙やラフ紙、エンボス紙、コート紙など)での生産性(単位時間当たりのプリント枚数)を上げることが可能となる。
定着ローラクリーニング機構40は、定着ニップ部Nに導入された記録紙Pからトナーが剥がされて定着ローラ21の表面にオフセットした場合、そのオフセットトナーを回収する回収回転体としての回収ローラ(クリーニングローラ)41を有する。
そして、このウェブローラ46の芯金(シャフト)46aの両端部がそれぞれ筐体43の対向側板にそれぞれ形成された丸長穴43aに対して係合されている。これにより、ウェブローラ46は対向側板間において、回転可能に、且つ丸長穴43aに沿ってスライド移動可能に支持されている。
上記のように、回収ローラ41は定着ローラ21のオフセットトナーを回収し、そのトナーをクリーニングウェブ48が清掃する。その際、回収ローラ41の表層にはクリーニングウェブ48でクリーニングしきれなかったトナーが徐々に堆積して始める。堆積トナーは回収ローラ41の表層に図6のように凝集塊80として固化した状態になる。
また、クリーニングウェブに染み込んだトナーがウェブローラのスポンジ層(弾性層)に転移した場合、その部位が硬化し、ウェブローラとクリーニングローラ間の圧の長手方向分布が意図せずに変動してしまう。
本実施例は、特に断りがない限り、上記実施例1と基本構成が同様でありウェブローラの一部の構成が、実施例1と異なる。具体的には、ウェブローラ46において弾性層46bの表面におけるワイヤ46cのずれをさらに抑制するために、弾性層46b及びワイヤ46cとPFAチューブ46dの間に接着剤46eを浸透させている。
本実施例は、特に断りがない限り、上記実施例1と基本構成が同様でありウェブローラの一部の構成が、実施例1と異なる。具体的には、ワイヤ46cは、弾性層46bの表面にローラ軸線方向に沿って、図9のように、2本、もしくはそれ以上の多条のらせん状(複数螺旋状)に配置した構成にすることもできる。
ができる。
1)上記の実施例では、清掃対象として回収ローラ41を例に説明したが、これに限らず、電子写真画像形成装置が有する他の回転体を清掃対象にしても構わない。
Claims (20)
- 電子写真画像形成装置の回転体に向けてクリーニングウェブを押圧する押圧ローラであって、
シャフトと、
前記シャフトの周面に設けられた弾性層と、
前記弾性層の周面に巻き付けられたワイヤと、
前記押圧ローラの表層として、前記ワイヤが巻き付けられた前記弾性層の周面を前記弾性層に巻き付けられたワイヤごと被覆するトナー離型層と、
を有することを特徴とする押圧ローラ。 - 前記ワイヤは前記弾性層の周面に螺旋状に巻き付けられていることを特徴とする請求項1に記載の押圧ローラ。
- 前記ワイヤは前記弾性層の周面に複数螺旋状に巻き付けられていることを特徴とする請求項1に記載の押圧ローラ。
- 前記ワイヤは金属製であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の押圧ローラ。
- 前記弾性層は多孔質層であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の押圧ローラ。
- 前記トナー離型層は熱収縮性樹脂チューブであることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の押圧ローラ。
- 前記トナー離型層はフッ素系樹脂により構成されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の押圧ローラ。
- 前記弾性層と前記トナー離型層の間に接着剤層を有し、前記接着剤層に前記ワイヤを有することを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の押圧ローラ。
- 前記押圧ローラの横断面外形は前記ワイヤが存在する部分が存在していない部分よりも外方に突出していることを特徴とすることを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の押圧ローラ。
- 電子写真画像形成装置の回転体をクリーニングするクリーニング装置であって、
前記回転体をクリーニングするクリーニングウェブと、
前記クリーニングウェブが巻き付けられた繰り出しローラと、
前記クリーニングウェブを巻き取る巻き取りローラと、
請求項1乃至9の何れか一項に記載の押圧ローラと、を有することを特徴とするクリーニング装置。 - シート上のトナー像を加熱する加熱回転体と、
前記加熱回転体に付着したトナーを回収する回収回転体と、
前記回収回転体をクリーニングするクリーニングウェブと、
前記クリーニングウェブが巻き付けられた繰り出しローラと、
前記クリーニングウェブを巻き取る巻き取りローラと、
前記加熱回転体に向けてクリーニングウェブを押圧する押圧ローラと、
を有し、
前記押圧ローラは、シャフトと、前記シャフトの周面に設けられた弾性層と、前記弾性層の周面に巻き付けられたワイヤと、前記押圧ローラの表層として、前記ワイヤが巻き付けられた前記弾性層の周面を前記弾性層に巻き付けられたワイヤごと被覆するトナー離型層と、を有することを特徴とする画像加熱装置。 - 前記加熱回転体と協働して、シート上のトナー像を加熱するニップ部を形成する回転体と、を有することを特徴とする請求項11に記載の画像加熱装置。
- 前記ワイヤは前記弾性層の周面に螺旋状に巻き付けられていることを特徴とする請求項11又は12に記載の画像加熱装置。
- 前記ワイヤは前記弾性層の周面に複数螺旋状に巻き付けられていることを特徴とする請求項11又は12に記載の画像加熱装置。
- 前記ワイヤは金属製であることを特徴とする請求項11乃至14の何れか一項に記載の画像加熱装置。
- 前記弾性層は多孔質層であることを特徴とする請求項11乃至15の何れか一項に記載の画像加熱装置。
- 前記トナー離型層は熱収縮性樹脂チューブであることを特徴とする請求項11乃至16の何れか一項に記載の画像加熱装置。
- 前記トナー離型層はフッ素系樹脂により構成されていることを特徴とする請求項11乃至17の何れか一項に記載の画像加熱装置。
- 前記弾性層と前記トナー離型層の間に接着剤層を有し、前記接着剤層に前記ワイヤを有することを特徴とする請求項11乃至18の何れか一項に記載の画像加熱装置。
- 前記押圧ローラの横断面外形は前記ワイヤが存在する部分が存在していない部分よりも外方に突出していることを特徴とすることを特徴とする請求項11乃至19の何れか一項に記載の画像加熱装置。
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