JP6304914B1 - 既設又は新設の鉄骨構造物の耐震補強構造 - Google Patents

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【課題】H形鋼柱とH形鋼梁からなる既存又は新設の鉄骨構造物の耐震補強構造を提供する。【解決手段】H形鋼柱1とH形鋼梁2のフランジの表面に配置される連続繊維シートと連続繊維シートの上に配置される補強プレートと、H形鋼柱とH形鋼梁のフランジ間に両端がフランジ端部と当接し先端にヘッドを形成したスタッドを設置した内側補強プレートと、内側補強プレートの上に配置される連続繊維シートと、連続繊維シートの上に配置される外側補強プレートと、H形鋼柱とH形鋼梁の交差部に配置され、H形鋼梁のウェブに当接する部分と、H形鋼柱のフランジ表面に当接する部分と、H形鋼柱のフランジ端部からH形鋼梁のウェブに向けて直角に折り曲げた部分を有する連結補強部材8と、H形鋼梁のウェブの両側に当接する連結補強部材を連結する連結ボルト10と、H形鋼柱及びH形鋼梁と内側補強プレート間の空間に充填される固化材と、を備えることを特徴とする。【選択図】図7

Description

本発明は、H形鋼柱とH形鋼梁からなる既存又は新設の鉄骨構造物の耐震補強構造に関する。
従来、H形鋼柱からなる鉄骨構造物を耐震補強するために、H形鋼柱の周囲を囲い鋼板で囲み、H形鋼柱と囲い鋼板間の空間に補強筋を配筋し、H形鋼柱と囲い鋼板間の空間にグラウト等の固化材を充填して固化させるH形鋼柱の耐震補強構造が提案されている。
特開2015−203199号公報
従来のH型鋼柱の耐震補強構造は、H形鋼柱の全周を囲い鋼板で囲う必要があるため、十分補強スペースが必要である。しかし、H形鋼柱の周囲に壁等の構造物が隣接しているか、又は、壁等の構造物が連設されているケースが多く、H形鋼柱の全周を囲い鋼板で囲うスペースが確保できないという問題と、H形鋼柱とH形鋼梁の交差部の補強構造についても検討されていないという問題を有していた。
本発明は、従来技術の持つ課題を解決するもので、構造が簡単で、スペースを必要とせず、設置作業が短時間で済み、制振性、耐震性に優れ、H形鋼柱とH形鋼梁の交差部の耐震補強にすぐれたH形鋼柱とH形鋼梁からなる既存又は新設の鉄骨構造物の耐震補強構造
を提供することを目的とする。
本発明のH形鋼柱とH形鋼梁からなる既存又は新設の鉄骨構造物の耐震補強構造は、前記課題を解決するために、H形鋼柱とH形鋼梁のフランジの表面に配置される連続繊維シートと連続繊維シートの上に配置される補強プレートと、H形鋼柱とH形鋼梁のフランジ間に両端がフランジ端部と当接し先端にヘッドを形成したスタッドを設置した内側補強プレートと、内側補強プレートの上に配置される連続繊維シートと、連続繊維シートの上に配置される外側補強プレートと、H形鋼柱とH形鋼梁の交差部に配置され、H形鋼梁のウェブに当接する部分と、H形鋼柱のフランジ表面に当接する部分と、H形鋼柱のフランジ端部からH形鋼梁のウェブに向けて直角に折り曲げた部分を有する連結補強部材と、H形鋼梁のウェブの両側に当接する連結補強部材を連結する連結ボルトと、H形鋼柱及びH形鋼梁と内側補強プレート間の空間に充填される固化材と、を備えることを特徴とする。
また、本発明のH形鋼柱とH形鋼梁からなる既存又は新設の鉄骨構造物の耐震補強構造は、H形鋼柱及びH形鋼梁の補強プレート、外側補強プレートの外周に内側に配置した連続繊維シートと繊維方向の異なる外側連続繊維シートを配置することを特徴とする。
また、本発明のH形鋼柱とH形鋼梁からなる既存又は新設の鉄骨構造物の耐震補強構造は、連結補強部材のH形鋼柱のフランジ端部からH形鋼梁のウェブに向けて直角に折り曲げた部分に先端にヘッドを形成したスタッドを設置することを特徴とする。
また、本発明のH形鋼柱とH形鋼梁からなる既存又は新設の鉄骨構造物の耐震補強構造は、連結補強部材の外周に連続繊維シートを配置し連続繊維シートの上に補強プレートを配置し補強プレートの上に内側に配置した連続繊維シートと繊維方向の異なる外側連続繊維シートを配置することを特徴とする。
また、本発明のH形鋼柱とH形鋼梁からなる既存又は新設の鉄骨構造物の耐震補強構造は、連続繊維シートの材料をカーボン繊維、アラミド繊維、ポリエチレン繊維、ポリアリレート繊維のいずれかとすることを特徴とする。
また、本発明のH形鋼柱とH形鋼梁からなる既存又は新設の鉄骨構造物の耐震補強構造は、H形鋼柱とH形鋼梁の交差部が4方向、3方向、2方向のいずれかであることを特徴とする。
H形鋼柱とH形鋼梁のフランジの表面に配置される連続繊維シートと連続繊維シートの上に配置される補強プレートと、H形鋼柱とH形鋼梁のフランジ間に両端がフランジ端部と当接し先端にヘッドを形成したスタッドを設置した内側補強プレートと、内側補強プレートの上に配置される連続繊維シートと、連続繊維シートの上に配置される外側補強プレートと、H形鋼柱とH形鋼梁の交差部に配置され、H形鋼梁のウェブに当接する部分と、H形鋼柱のフランジ表面に当接する部分と、H形鋼柱のフランジ端部からH形鋼梁のウェブに向けて直角に折り曲げた部分を有する連結補強部材と、H形鋼梁のウェブの両側に当接する連結補強部材を連結する連結ボルトと、H形鋼柱及びH形鋼梁と内側補強プレート間の空間に充填される固化材と、を備えることで、H形鋼柱、H形鋼梁の外周に連続繊維シートがサンドイッチ状に配置されるので引張強度、振動減衰性に優れ、型枠を兼用する内側補強プレートにヘッドを形成したスタッドが設置されているので固化材との一体化が促進されて耐震性能を向上させることが可能となる。さらに、H形鋼柱とH形鋼梁の交差部が連結補強部材が配置され連結ボルトで連結されるので交差部の耐震性能を向上させることが可能となる。
H形鋼柱及びH形鋼梁の補強プレート、外側補強プレートの外周に内側に配置した連続繊維シートと繊維方向の異なる外側連続繊維シートを配置することで、より、引張強度と制振性能を向上させることが可能となる。
連結補強部材のH形鋼柱のフランジ端部からH形鋼梁のウェブに向けて直角に折り曲げた部分に先端にヘッドを形成したスタッドを設置することで、交差部のH形鋼柱と固化材の一体化を促進することが可能となる。
連結補強部材の外周に連続繊維シートを配置し連続繊維シートの上に補強プレートを配置し補強プレートの上に内側に配置した連続繊維シートと繊維方向の異なる外側連続繊維シートを配置することで、より、引張強度及び制振性能を向上することが可能となる。
連続繊維シートの材料をカーボン繊維、アラミド繊維、ポリエチレン繊維、ポリアリレート繊維のいずれかとすることで、引張強度の大きな材料で連続繊維シートを形成することが可能となる。
H形鋼柱とH形鋼梁の交差部が4方向、3方向、2方向のいずれかであることで、各種交差部の耐震補強が可能となる。
本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 (a)(b)本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。
本発明の実施の形態を図により説明する。図1は、H形鋼柱1とH形鋼梁2からなる鉄骨構造物の上面図であり、図2は正面図である。
H形鋼柱1は、上下フランジ1a、1aがウェブ1bで連結されている。H形鋼梁2は、上下フランジ2a、2aがウェブ1bで連結されている。H形鋼柱1にH形鋼梁2が交差して配置される。図1、図2に示される実施形態では、H形鋼梁2がH形鋼柱1から4方向に伸びるように連結されているが、H形鋼梁2が3方向に伸びるように連結しても、H形鋼梁2が2方向に伸びるように連結しても良い。
図3、図4は、H形鋼柱1とH形鋼梁2の耐震補強構造を示す。H形鋼柱1とH形鋼梁2はほぼ相似形状で、H形鋼柱1の耐震補強構造とH形鋼梁2の耐震補強構造は同様であるのでH形鋼柱1の耐震補強構造で説明する。
H形鋼柱1のフランジ1a表面に連続繊維シート3を接着剤を介して配置する。連続繊維シート3の上に補強プレート4を配置する。連続繊維シート3は、H形鋼柱1のフランジ1aと補強プレート4間にサンドイッチ状に配置されるので接着面が二面となり地震時の応力により剥がれたりすることが防止される。
連続繊維シート3の材料としては、カーボン繊維などの無機系繊維、アラミド繊維、ポリエチレン繊維、ポリアレート繊維などの有機系繊維である。これらの繊維で形成される1方向及び2方向の引張強度は5〜180ton/mと大きい。連続繊維シート3を備えることで、引張強度と振動減衰性を向上させることが可能となる。
H形鋼柱1のフランジ1a、1a間に内側補強プレート5をその両端をフランジ1a、1aの端部に当接させて配置する。内側補強プレート5に先端にヘッド6aを形成したスタッド6を前方に伸びるように固定する。内側補強プレート5は、高流動性高強度コンクリートモルタル等の固化材の充填の際の型枠として機能し、ヘッド6aを形成したスタッド6は、固化材との一体化を促進し耐震性能を向上させる機能を有する。
内側補強プレート5の上に連続繊維シート3を接着剤を介して設置し、連続繊維シート3の上に外側補強プレート7を設置する。連続繊維シート3は、内側補強プレート5と外側補強プレート7間にサンドイッチ状に配置されるので接着面が二面となり地震時の応力により剥がれたりすることが防止される。
H形鋼梁2にもH形鋼柱と同様な耐震補強を実施する。H形鋼柱1とH形鋼梁2の所定の耐震補強区間の耐震補強が終了した段階で、H形鋼柱1とH形鋼梁2の外周に内側に配置した連続繊維シート3の繊維方向と異なる繊維方向の外側連続繊維シート3aを接着剤を介して巻き付け配置する。内側の連続繊維シート3と異なる繊維方向の外側連続繊維シート3aを巻き付け配置することにより引張強度及び制振性能をより向上させることが可能となる。
図5は、H形鋼柱1の耐震補強区域を耐震補強した実施形態を示す。H形鋼柱1のフランジ1a、1a間に複数の内側補強プレート5を設置し、その上に連続繊維シート3を配置し、その上に外側補強プレート7を配置する。外側補強プレート7の長さを内側補強プレート5の長さより長くし、内側補強プレート5の連接継目部と外側補強プレート7の連接継目部の位置が一致しないようにして地震時の応力に耐える構造にしている。
図6は、H形鋼梁2の耐震補強区域を耐震補強した実施形態を示す。他の構成はH形鋼柱1の耐震補強と同様であるので説明を省略する。
図7は、図1、図2に示されるH形鋼柱1にH形鋼梁2が4方向から交差する部分の耐震補強構造を示す。H形鋼柱1とH形鋼梁2の交差部を耐震補強するため、直交するH形鋼梁2、2間に連結補強部材8を配置する。
図8(a)に示すように連結補強部材8は、直交する一方のH形鋼梁2のウェブ2bの一方の面に当接する部分8a、H形鋼柱1のフランジ1aに当接する部分8b、H形鋼柱1のフランジ1aの端部から直角に折り曲げられた部分8c、直交する他方のH形鋼梁2のウェブ2bの一方の面に当接する部分8dからなる。H形鋼柱1のフランジ1aの端部から直角に折り曲げられた部分8cには先端にヘッド6aを形成したスタッド6を設置する。H形鋼梁2のウェブ2b当接部8a、8dには、連結ボルト用孔8eを形成する。
連結補強部材8の外周には連続繊維シート3、補強プレート4、内側の連続繊維シート3と繊維方向の異なる外側連続繊維シート3aを積層配置する。4つの連結補強部材8を図7のように配置し、連結ボルト10で連結する。連結補強部材8による連結と、H形鋼柱1とH形鋼梁2の図5、図6に示すような耐震補強がなされた後、H形鋼柱1とH形鋼梁2と内側補強プレート5間に高流動性高強度コンクリートモルタル等の固化材を充填して固化させ、H形鋼柱1、H形鋼梁2及びその交差部の耐震補強が完成する。
図9は、H形鋼柱1にH形鋼梁2が3方向から交差する部分の耐震補強構造を示す。H形鋼梁2,2が直交する交差部には、図8(a)に示す連結補強部材8を配置する。H形鋼梁2,2が平行に対向する交差部には、図8(b)に示す連結補強部材9を配置する。連結補強部材9は、H形鋼柱1のフランジ1aに当接する部分9cと、フランジ1aの両端部から直角に折り曲げた部分9b、9dと、平行に対向する一方のH形鋼梁2のウェブ2bに当接する部分9aと、平行に対向する他方のH形鋼梁2のウェブ2bに当接する部分9eからなる。H形鋼柱1のフランジ1aの端部から直角に折り曲げられた部分9b、9dには先端にヘッド6aを形成したスタッド6を設置する。H形鋼梁2、2のウェブ2b当接部9a、9eには、連結ボルト用孔9fを形成する。
連結補強部材9の外周には、図8(a)に示す連結補強部材8と同様に連続繊維シート3、補強プレート4、内側の連続繊維シート3と繊維方向の異なる外側連続繊維シート3aを積層配置する。2つの連結補強部材8と1つの連結補強部材9を図9に示すように配置し、連結ボルト10で連結する。連結補強部材8による連結と、H形鋼柱1とH形鋼梁2の図5、図6に示すような耐震補強がなされた後、H形鋼柱1とH形鋼梁2と内側補強プレート5間に高流動性高強度コンクリートモルタル等の固化材を充填して固化させ、H形鋼柱1、H形鋼梁2及びその交差部の耐震補強が完成する。
図10は、図9は、H形鋼柱1にH形鋼梁2が2方向から交差する部分の耐震補強構造を示す。H形鋼梁2が平行に対向する交差部であるので、図8(b)に示す連結補強部材9を用いて耐震補強する。
以上のように、本発明の既設又は新設の鉄骨構造物の耐震補強構造によれば、H形鋼柱1、H形鋼梁2の外周に連続繊維シートがサンドイッチ状に配置され引張強度、振動減衰性に優れ、型枠を兼用する内側補強プレートにヘッドを形成したスタッドが設置されているので固化材と一体化が促進されて耐震性能を向上させることが可能となる。さらに、H形鋼柱1とH形鋼梁2の交差部が連結補強部材8,9が配置され連結ボルト10で連結されるので交差部の耐震性能を向上させることが可能となる。
1:H形鋼柱、1a:フランジ、1b:ウェブ、2:H形鋼梁、2a:フランジ、2b:ウェブ、3:連続繊維シート、3a:外側連続繊維シート、4:補強プレート、5:内側補強プレート、6:スタッド、6a:ヘッド、7:外側補強プレート、8:連結補強部材、8a:一方のH形鋼梁のウェブ当接部、8b:H形鋼柱のフランジ当接部、8c:H形鋼柱のフランジ端部から直角に折り曲げられた部分、8d:他方のH形鋼梁のウェブ当接部、8e:連結ボルト用孔、9:連結補強部材、9a:平行に対向する一方のH形鋼梁のウェブ当接部、9b:H形鋼柱のフランジ端部から直角に折り曲げた部分、9c:H形鋼柱フランジ当接部、9d:H形鋼柱のフランジ端部から直角に折り曲げた部分、9e:平行に対向する他方のH形鋼梁のウェブ当接部、9f:連結ボルト用孔、10:連結ボルト

Claims (6)

  1. H形鋼柱とH形鋼梁のフランジの表面に配置される連続繊維シートと連続繊維シートの上に配置される補強プレートと、
    H形鋼柱とH形鋼梁のフランジ間に両端がフランジ端部と当接し先端にヘッドを形成したスタッドを設置した内側補強プレートと、内側補強プレートの上に配置される連続繊維シートと、連続繊維シートの上に配置される外側補強プレートと、
    H形鋼柱とH形鋼梁の交差部に配置され、H形鋼梁のウェブに当接する部分と、H形鋼柱のフランジ表面に当接する部分と、H形鋼柱のフランジ端部からH形鋼梁のウェブに向けて直角に折り曲げた部分を有する連結補強部材と、
    H形鋼梁のウェブの両側に当接する連結補強部材を連結する連結ボルトと、
    H形鋼柱及びH形鋼梁と内側補強プレート間の空間に充填される固化材と、
    を備えることを特徴とするH形鋼柱とH形鋼梁からなる既存又は新設の鉄骨構造物の耐震補強構造。
  2. H形鋼柱及びH形鋼梁の補強プレート、外側補強プレートの外周に内側に配置した連続繊維シートと繊維方向の異なる外側連続繊維シートを配置することを特徴とする請求項1に記載のH形鋼柱とH形鋼梁からなる既存又は新設の鉄骨構造物の耐震補強構造。
  3. 連結補強部材のH形鋼柱のフランジ端部からH形鋼梁のウェブに向けて直角に折り曲げた部分に先端にヘッドを形成したスタッドを設置することを特徴とする請求項1又は2に記載のH形鋼柱とH形鋼梁からなる既存又は新設の鉄骨構造物の耐震補強構造。
  4. 連結補強部材の外周に連続繊維シートを配置し連続繊維シートの上に補強プレートを配置し補強プレートの上に内側に配置した連続繊維シートと繊維方向の異なる外側連続繊維シートを配置することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のH形鋼柱とH形鋼梁からなる既存又は新設の鉄骨構造物の耐震補強構造。
  5. 連続繊維シートの材料をカーボン繊維、アラミド繊維、ポリエチレン繊維、ポリアリレート繊維のいずれかとすることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のH形鋼柱とH形鋼梁からなる既存又は新設の鉄骨構造物の耐震補強構造。
  6. H形鋼柱とH形鋼梁の交差部が4方向、3方向、2方向のいずれかであることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のH形鋼柱とH形鋼梁からなる既存又は新設の鉄骨構造物の耐震補強構造。
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