JP6304548B2 - スナップ・フィット式バルブ - Google Patents

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Description

本発明は、配管ポートを有するマニホールドやサブプレート等の配管用ベース部材に取り付けて使用するバルブに関するものであり、更に詳しくは、一対の取付レバーの弾性力を利用して前記ベース部材にスナップ・フィット式に取り付けることができるスナップ・フィット式のバルブに関するものである。
取付レバーの弾性力を利用して配管用ベース部材に取り付けて使用するバルブは、例えば特許文献1及び特許文献2に開示されているように公知である。このバルブは、流体流路を開閉する弁機構を内蔵した弁ボディの相対する側面に一対の取付レバーを有し、一方の第1取付レバーを弾性変形可能に形成し、他方の第2取付レバーは弾性変形しないように形成したものである。
このバルブを前記ベース部材に取り付けるときは、前記第2取付レバーの一端の操作部を弁ボディの側面側に指で強く押圧することにより、該第2取付レバーを弾性変形させて両取付レバー間の間隔を広げた状態にし、その状態で他方の第1取付レバーの先端の突起状の係止部を、前記ベース部材の一方の側面に形成された係止溝に係止させ、そのあと、弾性変形させた前記第2取付レバーの先端の係止部を、前記ベース部材の他方の側面に形成された係止溝に宛がい、該第2取付レバーの弾性変形を解除してその係止部を前記係止溝に係止させることにより、前記一対の取付レバーの係止部を前記ベース部材の係止溝に係止させるようにする。
前記バルブを前記ベース部材から取り外すときは、前記取り付け時の操作と逆の操作を行う。
前記公知のバルブは、螺子を使用しないで前記ベース部材に取り付けることができるという点で非常に便利なものであるが、前記ベース部材に取り付ける際にも該ベース部材から取り外す際にも、一対の取付レバーのうち一方の第2取付レバーだけを弾性変形させる方式であるため、その弾性変形の範囲を大きくする必要があった。しかも、ベース部材に取り付けたバルブが振動や衝撃等によって不意に外れないようにするため、前記取付レバーは、ある程度剛性を高めて弾性変形しにくくしているため、着脱操作にかなり大きい力を必要とし、作業性にやや難点があった。
一方、特許文献3には、一対の取付レバーの両方が弾性変形するように構成されたバルブが開示されている。このバルブをベース部材に取り付けるときは、前記一対の取付レバーの先端を前記ベース部材に上方から宛がい、その状態で前記バルブを真っ直ぐ押し下げることにより、前記一対の取付レバーが前記ベース部材によって押し広げられ、先端の係止部が前記ベース部材の両側面の係止溝に弾力的に嵌合、係止したあと、該一対の取付レバーが復元するため、該バルブをスナップ・フィット式に前記ベース部材に取り付けることができる。
しかし、前記バルブを前記ベース部材から取り外すときは、前記一対の取付レバーの操作部を両外側から指で挟んで相互に接近する方向に変位させることにより、該一対の取付レバーを両方同時に弾性変形させ、先端の係止部間の間隔を広げて該係止部を前記ベース部材の係止溝から外さなければならない。このため、前記特許文献1及び特許文献2に開示されたバルブと同様に、その変形操作にはかなり大きい力を必要とし、操作性にやや難点がある。
特開2014−137118号公報 意匠登録第1479960号公報 意匠登録第1479959号公報
本発明の技術的課題は、配管用ベース部材に対する取り付け及び取り外し操作を従来のバルブより簡単に行うことができる、スナップ・フィット式のバルブを提供することにある。
上記課題を解決するため本発明のバルブは、流体流路を開閉する弁機構を内蔵した弁ボディが、配管用のベース部材にスナップ・フィット式に係止する一対の取付レバーを有している。
前記一対の取付レバーは、前記弁ボディの第1側面及び反対側の第2側面から互いに逆方向に延出する肩部と、該肩部の先端から互いに同一方向に向けて相互に並行するように延出する腕部と、該腕部の先端に形成されて前記ベース部材に係止する係止部とを有し、各々の前記取付レバーは、前記係止部間の間隔が広がる方向に弾性変形可能であり、前記一対の取付レバーのうち一方の第1取付レバーは、前記肩部と腕部とが円弧状の連結部を介して相互に連結されることにより、少なくとも該連結部の位置で弾性変形するように形成され、他方の第2取付レバーは、前記肩部の位置で弾性変形するように形成されていて、前記腕部の基端に、前記肩部を弾性変形させるための操作部が、前記腕部と逆方向に延出するように形成されている。
本発明において、前記第2取付レバーの前記肩部の厚みは、前記腕部及び操作部の厚みより薄く、前記第1取付レバーの前記肩部と連結部と腕部の厚みは、前記第2取付レバーの前記腕部及び操作部の厚みより薄いことが望ましい。
あるいは、前記第1取付レバーの前記肩部、腕部、連結部のうち、前記腕部と連結部との厚みは互いに等しく、前記肩部の厚みは、前記弁ボディに連なる基端部で最も厚く、前記連結部に連なる先端部に向けて次第に薄くなると共に、該先端部で前記連結部の厚みと等しくなっていることが望ましい。
この場合に好ましくは、前記第2取付レバーの前記肩部の厚みと、前記第1取付レバーの前記腕部及び連結部の厚みとが互いに等しいことである。
本発明においては、前記第2取付レバーの前記操作部の先端部に、前記弁ボディ側に向けて突出するストッパと、該ストッパと逆方向に突出する指掛け部とが形成され、該指掛け部の突出高さは前記ストッパの突出高さより高い。
本発明において、前記バルブをベース部材に搭載するときは、一対の取付レバーの腕部の下端を前記ベース部材の上面の両側縁に宛がい、そのまま該バルブを真っ直ぐ押し下げることにより、前記一対の取付レバーの弾性変形によってバルブをスナップ・フィット式に前記ベース部材に取り付けることができる。
また、前記バルブをベース部材から取り外すときは、一方の第2取付レバーを弾性変形させてその係止部をベース部材から外したあと、該バルブを第1取付レバー側に傾けることにより該第1取付レバーを弾性変形させ、その係止部を前記ベース部材から外すことにより、前記バルブをベース部材から簡単に取り外すことができる。
本発明に係るスナップ・フィット式のバルブを斜め上方から見た斜視図である。 図1のバルブを斜め下方から見た斜視図である。 図1のバルブの要部断面図である。 本発明のバルブを配管用のベース部材に取り付ける直前の状態を示す要部断面図である。 本発明のバルブを配管用のベース部材に取り付けた状態を示す要部断面図である。 本発明のバルブを配管用のベース部材から取り外す手順を説明する要部断面図である。
図1−図3は、本発明に係るスナップ・フィット式バルブの一実施形態を示すものである。このバルブ1は、ポペット式2ポート電磁弁としての弁構造を有するもので、該バルブ1は、平面視形状が長手方向と短手方向とを有する細長い矩形形状をなす弁ボディ2を有し、該弁ボディ2の内部に、流体流路を開閉する弁機構が内蔵されている。この弁機構は、前記背景技術の中で特許文献1として示した特開2014−137118号公報に開示されたバルブと実質的に同一であり、本発明の要旨と直接関係がないので、ここでの前記弁機構の説明は省略する。
前記弁ボディ2は、前記弁機構が内蔵された上方の主体部2aと、該主体部2aの下端に螺子3で固定されたアダプター部2bとを有し、前記主体部2aの上端部の長手方向の一側面から、内蔵された電磁弁のソレノイドに通じるリード線4が延出している。
前記アダプター部2bは、弾性を有する合成樹脂により形成され、該アダプター部2bの底面2cには、長手方向の一端側に少し片寄った位置に、入力用ポート5及び出力用ポート6が、該底面2cと直角をなし且つ相互に平行をなすように突出している。2つの前記ポート5,6の前記底面2cから突出する長さmは、互いに等しい。図中の符号9は、前記ポートの外周に取り付けられたOリングである。
また、前記螺子3は、前記アダプター部2bの底面2cの対角位置に2つ配置されている。
なお、以下の説明においては、前記弁ボディ2の長手方向の両側面のうち、図1−図3において左側の側面を第1側面2d、右側の側面を第2側面2eと呼ぶこととする。従って、前記前記リード線4は前記第2側面2e側に延出し、前記2つのポート5,6は、該第2側面2e側に少し片寄った位置に配設されていることになる。
前記アダプター部2bの長手方向の両側面、即ち第1側面2d及び第2側面2eには、配管用のベース部材10(図4参照)にスナップ・フィット式に係止する一対の取付レバー7,8が、該アダプター部2bと一体に成形されている。該アダプター部2bと前記取付レバー7,8とは、同じ合成樹脂素材によって一体成形したものである。前記取付レバー7,8の横幅は、前記アダプター部2bの短手方向の幅とほぼ等しい。
前記一対の取付レバー7,8のうち、前記第1側面2dに設けられた第1取付レバー7は、前記第1側面2dから、前記アダプター部2bの長手方向に沿って横向き(水平)に延出する肩部7aと、該肩部7aの先端から該肩部7aと直角且つ下向きに延出する腕部7bと、前記肩部7aと該腕部7bとを連結する円弧状の連結部7cとを有し、主として該連結部7cの位置で弾性変形可能であるように構成されている。
前記腕部7bの下端は、前記アダプター部2bの底面2cよりも下方に延出し、該下端には、内側即ち前記アダプター部2b側に向けて突出する突起状の係止部7dが形成されている。この係止部7dの上端には、水平且つ平坦をなす係止面7eが形成され、該係止部7dの内側面は、下方に行くほど次第にアダプター部2bから遠ざかる方向に向けて傾斜する傾斜面7fをなしている。
また、前記肩部7a、腕部7b、連結部7cのうち、前記腕部7bと連結部7cとの厚みは互いに等しく、前記肩部7aの厚みは、前記弁ボディ2に連なる基端部の位置で最も厚く、前記連結部7cに連なる先端部に向けて次第に薄くなると共に、該先端部で前記連結部7cの厚みと等しくなっている。従って、この第1取付レバー7は、前記連結部7cだけでなく、前記肩部7aの先端部寄りの部分や、前記腕部7bにおいても、弾性変形することができる。
一方、前記アダプター部2bの第2側面2eに設けられた第2取付レバー8は、前記第2側面2eから、前記アダプター部2bの長手方向に沿って横向き(水平)且つ前記第1取付レバー7の肩部7aと逆向きに延出する肩部8aと、該肩部8aの先端から該肩部8aと直角方向且つ下向きに延出する腕部8bと、該腕部8bの上端から該腕部8bと逆向き即ち上向きに延出する操作部8cとを有している。
前記肩部8aは、弾性変形する部分で、延出方向全長にわたってほぼ一定の厚みを有している。これに対して前記腕部8b及び操作部8cは、弾性変形しないように、前記肩部8aより厚みを大きく形成され、前記操作部8cの厚みは腕部8bの厚みより大きい。
前記第2取付レバー8の腕部8bは、前記第1取付レバー7の腕部7bと並行をなすように延びていて、該腕部8bの下端は前記アダプター部2bの底面2cよりも下方に突出し、該下端には、内側即ち前記アダプター部2b側に向けて突出する突起状の係止部8dが形成されている。この係止部8dの上端には、水平且つ平坦をなす係止面8eが形成され、該係止部8dの内側面は、下方に行くほど次第にアダプター部2bから遠ざかる方向に向けて傾斜する傾斜面8fをなしている。
前記第1取付レバー7の腕部7bが前記アダプター部2bの底面2cから延出する長さと、前記第2取付レバー8の腕部8bが前記アダプター部2bの底面2cから延出する長さとは、実質的に等しく、従って、前記第1取付レバー7の係止部7dと前記第2取付レバー8の係止部8dとは、互いに丁度相対する位置にある。
また、前記操作部8cの先端部(上端部)には、前記弁ボディ2の第2側面2e側に向けて突出するストッパ8gと、該ストッパ8gと逆方向に突出する指掛け部8hとが形成され、該指掛け部8hが前記操作部8cから突出する高さは、前記ストッパ8gが該操作部8cから突出する高さより高くされている。前記操作部8cの外面には、指が滑らないようにするためのリブ8iが、該操作部8cの幅方向に複数本平行に形成され、前記指掛け部8hの高さを高くしたことと、前記リブ8iを設けたこととの相乗作用により、前記第2取付レバー8を弾性変形させる操作を、より簡単且つ確実に行うことができるようにしている。
前記第1取付レバー7の前記腕部7b及び連結部7cの厚みと、前記第2取付レバー8の前記肩部8aの厚みとは、互いにほぼ等しく形成されている。従って、前記第1取付レバー7の前記腕部7b及び連結部7cの厚みは、前記第2取付レバー8の前記腕部8b及び操作部8cの厚みより薄いことになる。
前記アダプター部2bの底面2cに形成された前記2つのポート5,6の、前記底面2cから突出する長さmは、前記2つの取付レバー7,8の腕部7b,8bが前記底面2cから突出する長さnと同等か又はそれより僅かに長く形成されている。
前記バルブ1を搭載する前記ベース部材10は、図4−図6において、紙面に垂直な方向に細長く延びるブロック状の部材で、該ベース部材10の上面には、前記バルブ1を搭載するための複数の搭載面11が、該ベース部材10の長手方向に並べて形成され、各搭載面11には、前記バルブ1の入力用ポート5が嵌合する供給孔12と、出力用ポート6が嵌合する出力孔13とが設けられている。前記供給孔12は、前記ベース部材10の内部を貫通する供給流路14に連通し、前記出力孔13は、各搭載面11毎に前記ベース部材10の側面に開口する出力口15に連通している。
また、前記ベース部材10の幅方向の両側面の互いに対応する位置には、凹状の係止溝16が、該ベース部材10の長手方向に延在するように形成されている。
前記バルブ1を前記ベース部材10に搭載するときは、図4に示すように、該バルブ1の一対の取付レバー7,8の腕部7b,8bの下端の傾斜面7f,8fを、前記ベース部材10の上面の左右両側縁に宛がい、そのまま該バルブ1を矢印F方向に真っ直ぐ押し下げる。そうすると、前記一対の取付レバー7,8が前記ベース部材10によって一旦押し広げられたあと、前記係止部7d,8dが前記係止溝16に嵌合することによって図5のように弾力的に復元し、前記係止部7d,8dの係止面7e,8eが前記係止溝16の側壁16aに係止するため、該バルブ1は、スナップ・フィット式に前記ベース部材10に取り付けられることになる。
このとき、前述したように、前記2つのポート5,6の前記底面2cから突出する長さmを、前記2つの取付レバー7,8の腕部7b,8bが前記底面2cから突出する長さnと同等か又はそれより僅かに長くしておくことにより、図4に示すように前記2つの取付レバー7,8の傾斜面7f,8fを前記ベース部材10の両側縁に宛がったとき、前記ポート5,6の先端が前記供給孔12及び出力孔13に僅かに嵌合し、それによって該バルブ1が位置決めされた状態になるため、そのまま該バルブ1を押し下げることにより、前記ポート5,6をガイドにして該バルブ1を真っ直ぐ押し下げることができ、その結果、該バルブ1を前記ベース部材10に簡単且つ確実に搭載することができる。
前記バルブ1を前記ベース部材10から取り外すときは、弁ボディ2の第1側面2aと前記第2取付レバー8の操作部8cとを指で両側から挟持し、図5に鎖線で示すように、該操作部8cを押圧してストッパ8gが前記弁ボディ2の第2側面2eに当接する位置まで第2取付レバー8の肩部8aを弾性変形させることにより、係止部8dが前記ベース部材10の一方の係止溝16から外れた状態にする。次に、その状態で前記バルブ1を、図6に矢印Aで示す方向に、前記アダプター部2bの底面2cの第1端2d側の端部を支点として回動させ、前記ポート5,6が前記供給孔12及び出力孔13から抜け出した状態になる角度まで傾ける。そして、その状態で前記バルブ1を図6の左方にスライドさせるように変位させ、前記第1取付レバー7の係止部7dを係止溝16から離脱させることにより、該バルブ1を前記ベース部材10から取り外すことができる。
このようにして、指で一方の第2取付レバー8だけを弾性変形させることで、前記バルブ1を前記ベース部材10から取り外すことが可能になり、両方の取付レバー7,8を指で同時に弾性変形させる形式の従来のバルブに比べ、簡単な操作と小さい操作力とによって前記バルブ1を前記ベース部材10から取り外すことができる。また、他の従来のバルブ、即ち、一方の取付レバーだけが弾性変形し、他方の取付レバーは弾性変形しない構成のバルブに比べても、前記バルブ1は両方の取付レバー7,8が弾性変形するので、前記第2取付レバー8の弾性変形の範囲を小さく設定することができ、このため、操作が簡単で操作力も小さくて済むことになる。
なお、前記実施形態では、細長い弁ボディ2の内部にポペット式2ポート電磁弁としての弁機構を内蔵したバルブについて説明したが、本発明は、ベース部材に搭載して使用するその他の一般的な形態を有するバルブにも適用することができる。
1 バルブ
2 弁ボディ
2d 第1側面
2e 第2側面
7,8 取付レバー
7a,8a 肩部
7b,8b 腕部
7c,8c 連結部
7d,8d 係止部
8g ストッパ
8h 指掛け部
10 ベース部材

Claims (5)

  1. 流体流路を開閉する弁機構を内蔵した弁ボディが、配管用のベース部材にスナップ・フィット式に係止する一対の取付レバーを有し、
    前記一対の取付レバーは、前記弁ボディの第1側面及び反対側の第2側面から互いに逆方向に延出する肩部と、該肩部の先端から互いに同一方向に向けて相互に並行するように延出する腕部と、該腕部の先端に形成されて前記ベース部材に係止する係止部とを有し、各々の前記取付レバーは、前記係止部間の間隔が広がる方向に弾性変形可能であり、
    前記一対の取付レバーのうち一方の第1取付レバーは、前記肩部と腕部とが円弧状の連結部を介して相互に連結されることにより、少なくとも該連結部の位置で弾性変形するように形成され、
    他方の第2取付レバーは、前記肩部の位置で弾性変形するように形成されていて、前記腕部の基端に、前記肩部を弾性変形させるための操作部が、前記腕部と逆方向に延出するように形成されている、
    ことを特徴とするスナップ・フィット式バルブ。
  2. 前記第2取付レバーの前記肩部の厚みは、前記腕部及び操作部の厚みより薄く、
    前記第1取付レバーの前記肩部と連結部と腕部の厚みは、前記第2取付レバーの前記腕部及び操作部の厚みより薄い、
    ことを特徴とする請求項1に記載のスナップ・フィット式バルブ。
  3. 前記第1取付レバーの前記肩部、腕部、連結部のうち、前記腕部と連結部との厚みは互いに等しく、前記肩部の厚みは、前記弁ボディに連なる基端部で最も厚く、前記連結部に連なる先端部に向けて次第に薄くなると共に、該先端部で前記連結部の厚みと等しくなっていることを特徴とする請求項1又は2に記載のスナップ・フィット式バルブ。
  4. 前記第2取付レバーの前記肩部の厚みと、前記第1取付レバーの前記腕部及び連結部の厚みとが互いに等しいことを特徴とする請求項2又は3に記載のスナップ・フィット式バルブ。
  5. 前記第2取付レバーの前記操作部の先端部には、前記弁ボディ側に向けて突出するストッパと、該ストッパと逆方向に突出する指掛け部とが形成され、該指掛け部の突出高さは前記ストッパの突出高さより高いことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載のスナップ・フィット式バルブ。
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