JP6303859B2 - 通行管理システム - Google Patents

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Description

この発明は、通行を管理するシステムに関する。
特許文献1に、通行を管理するシステムが記載されている。特許文献1に記載されたシステムでは、タグから応答信号を受信するためのエリアとして、大エリアと小エリアとが設定される。大エリアに存在するタグから応答信号を受信すると、扉の電気錠が解錠される。その後に小エリアに達したタグから応答信号を受信すると、通行履歴が更新される。
特開2010−128546号公報
特許文献1に記載されたシステムでは、例えば、タグを所持する人が狭い通路ですれ違うと、扉の前を単に通過しただけで通行履歴が更新される場合がある。また、扉の前を通過した人が入室権限を持っていない場合は、不正入室した旨の履歴が残ってしまう。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされた。この発明の目的は、通行の履歴を適切に記録できる通行管理システムを提供することである。
この発明に係る通行管理システムは、電気錠を有する扉の開閉を検出する開閉検出手段と、第1エリアに質問信号を送信し、質問信号を受信した応答機から識別情報を含む応答信号を受信する第1送受信手段と、第1エリアより扉から遠いエリアを含む第2エリアに質問信号を送信し、質問信号を受信した応答機から識別情報を含む応答信号を受信する第2送受信手段と、第2送受信手段が受信した応答信号に含まれる識別情報に基づいて、電気錠を解錠する通行制御手段と、扉が開いていることが開閉検出手段によって検出されている時に第1送受信手段が応答信号を受信すると、当該応答信号に含まれる識別情報を記録する記録手段と、を備える。第2送受信手段は、通行制御手段によって電気錠が解錠されると質問信号の送信を停止する。第1送受信手段は、扉が開いていることが開閉検出手段によって検出されると質問信号の送信を開始する。

この発明に係る通行管理システムであれば、通行の履歴を適切に記録できる。
この発明の実施の形態1における通行管理システムの構成を示す図である。 この発明の実施の形態1における通行管理システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 この発明の実施の形態1における通行管理システムの動作例を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における通行管理システムの動作例を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における通行管理システムの動作例を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における通行管理システムの動作例を説明するための図である。
添付の図面を参照し、本発明を説明する。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。各図において、同一の符号は同一の部分又は相当する部分を示す。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における通行管理システムの構成を示す図である。
本システムが備えられた建物では、事前に許可された人だけに通行を制限したい出入口に扉1が設けられる。扉1は電気錠2を有する。扉1は電気錠2によって施錠される。本実施の形態では、部屋3(図1では図示せず)への入室を制限する例について説明する。扉1は、例えば部屋3と廊下4(図1では図示せず)とを区画する。
本システムが適用される場所はこれに限定されない。例えば、建物の入り口に備えられた扉に本システムを適用しても良い。敷地から出るための出口に備えられた扉に本システムを適用しても良い。
扉1に近接する場所に、質問機5が設けられる。質問機5は、例えば、扉1に隣接する壁に設けられる。質問機5は、ある周波数帯の電波によって質問信号を送信する。応答機6は、質問機5から質問信号を受信することによって起動する。応答機6は、質問機5から質問信号を受信して起動すると、ある周波数帯の電波によって応答信号を送信する。応答信号には、識別情報が含まれる。識別情報は、応答機6を識別するための情報である。応答機6のそれぞれに、個別に識別情報が記憶される。応答機6からの応答信号は、質問機5によって受信される。
質問機5からの質問信号を応答機6が受信し且つその応答機6からの応答信号を質問機5が受信できるエリアが応答エリアである。本システムには、2種類の応答エリアが設定される。応答エリアとして、例えば、小エリア(第1エリア)と大エリア(第2エリア)とが設定される。小エリアは、扉1に近い極狭いエリアに設定される。小エリアは、例えば、応答機6を所持する人が出入口を通過する際に必ず通るエリアを含むように設定される。大エリアは、小エリアより扉1から遠いエリアを含むように設定される。大エリアは、例えば、小エリアを含み、小エリアから更に外側に広がるように設定される。
質問機5は、例えば、LF送受信部7とRF受信部8と制御部9とを備える。
応答機6は、例えば、LF送受信部10とRF送信部11と制御部12とを備える。
LF送受信部7は、LF(Low Frequency)帯の電波によって質問信号を送信する。ある条件下では、LF送受信部7からの質問信号は小エリアに送信される。他の条件下では、LF送受信部7からの質問信号は大エリアに送信される。LF送受信部7からの質問信号の送信は、制御部9によって制御される。制御部9は、質問信号を送信するエリア(応答エリア)を切り替える。また、制御部9は、必要に応じて、LF送受信部7からの質問信号の送信を停止させる。
LF送受信部10は、LF(Low Frequency)帯の電波を受信する。LF送受信部7から送信された質問信号は、LF送受信部10によって受信される。
RF送信部11は、RF(Radio Frequency)帯の電波によって応答信号を送信する。RF送信部11からの応答信号の送信は、制御部12によって制御される。制御部12は、LF送受信部10がLF送受信部7から質問信号を受信すると、識別情報を含む応答信号をRF送信部11から送信させる。
RF受信部8は、RF(Radio Frequency)帯の電波を受信する。RF送信部11から送信された応答信号は、RF受信部8によって受信される。RF受信部8が応答信号を受信すると、制御部9は、エリア情報とその応答信号に含まれる識別情報とをゲートコントローラ13に送信する。エリア情報とは、RF受信部8が受信した応答信号が大エリアに送信された質問信号に対する応答信号であるのか或いは小エリアに送信された質問信号に対する応答信号であるのかを示す情報である。
特許請求の範囲に記載の第1送受信手段及び第2送受信手段が示す機能は、LF送受信部7とRF受信部8と制御部9とによって実現される。図1に示す例では、大エリアへの質問信号と小エリアへの質問信号とが共にLF送受信部7から送信される。質問機5に、大エリアへの質問信号のみを送信する送信部と小エリアへの質問信号のみを送信する送信部とを備えることにより、特許請求の範囲に記載の第1送受信手段及び第2送受信手段が示す機能を実現しても良い。
開閉検出器14は、扉1の開閉を検出する。開閉検出器14が扉1の開閉を検出する方法は、如何なる方法であっても構わない。開閉検出器14は、検出結果をゲートコントローラ13に送信する。開閉検出器14は、例えば、扉1が開いていることを検出するとその旨の情報をゲートコントローラ13に送信する。また、開閉検出器14は、扉1が閉じていることを検出するとその旨の情報をゲートコントローラ13に送信する。他の例として、開閉検出器14は、扉1が開いている時のみその旨の情報をゲートコントローラ13に送信する。開閉検出器14は、扉1が閉じている時のみその旨の情報をゲートコントローラ13に送信しても良い。他の例として、開閉検出器14は、扉1の開閉状態が変化した場合にその旨の情報をゲートコントローラ13に送信しても良い。
ゲートコントローラ13は、例えば、情報判定部15と通行制御部16と履歴記録部17と開閉検出部18とを備える。また、ゲートコントローラ13は、履歴DB(Database)19と識別情報DB(Database)20とを備える。
履歴DB19に、各応答機6(即ち、応答機6を所持する各人)の通行履歴が記憶される。
識別情報DB20に、1つ或いは複数の識別情報が記憶される。識別情報DB20に記憶された識別情報は、電気錠2を解錠することが許可された識別情報である。即ち、識別情報DB20に記憶された識別情報と同じ識別情報を有する応答機6が、出入口の通行を許可された人に対して付与される。
情報判定部15は、質問機5からの受信情報を判定する。情報判定部15は、質問機5から受信したエリア情報に基づいて、質問機5が受信した応答信号が大エリアに送信された質問信号に対する応答信号であるのか或いは小エリアに送信された質問信号に対する応答信号であるのかを判定する。
通行制御部16は、電気錠2の解錠及び施錠を制御する。電気錠2は、通常施錠されている。電気錠2を解錠するための解錠条件が成立すると、通行制御部16は、電気錠2を解錠する。通行制御部16は、電気錠2が施錠されていれば、電気錠2が施錠されている旨の情報を質問機5に送信する。また、通行制御部16は、電気錠2が解錠されていれば、電気錠2が解錠されている旨の情報を質問機5に送信する。通行制御部16は、他の方法によって電気錠2の解錠状態及び施錠状態を質問機5に通知しても良い。
履歴記録部17は、履歴DB19に記憶されている各応答機6の通行履歴を更新する。例えば、履歴記録部17は、質問機5が受信した応答信号に含まれる識別情報を記録することにより、応答機6の通行履歴を更新する
開閉検出部18は、扉1の開閉状態を示す信号を質問機5に送信する。例えば、開閉検出部18は、開閉検出器14から受信した情報を質問機5に転送する。
符号15〜18に示す各部は、ゲートコントローラ13が有する機能を示す。ゲートコントローラ13は、ハードウェア資源として、例えば入出力インターフェースとCPUとメモリとを含む回路を備える。ゲートコントローラ13は、メモリに記憶されたプログラムをCPUによって実行することにより、各部15〜18が有する機能を実現する。各部15〜18が有する機能の一部又は全部をハードウェアによって実現しても良い。
次に、図2〜図6も参照し、本通行管理システムの動作について具体的に説明する。図2はこの発明の実施の形態1における通行管理システムの動作の一例を示すシーケンス図である。図3〜図6は、この発明の実施の形態1における通行管理システムの動作例を説明するための図である。
図3〜図6に示す例では、扉1は部屋3の入り口に設けられる。即ち、扉1は部屋3と廊下4とを区画する。以下においては、図3に示すように、応答機6を所持するユーザA及びユーザBが廊下4を歩いて扉1に近づく場合について具体的な説明を行う。以下の説明では、ユーザAが所持する応答機を特定する場合は符号6aを付す。応答機6aには、識別情報Iaが記憶されている。同様に、ユーザBが所持する応答機を特定する場合は符号6bを付す。応答機6bには、識別情報Ibが記憶されている。
質問機5は、周期的に質問信号を送信する。応答エリアに応答機6が存在していない状態では、通常、質問機5は大エリアに向けて質問信号を送信する(S1)。応答機6が大エリアに入ると、この応答機6が質問機5からの質問信号を受信する。例えば、図4に示すように、ユーザBが先に扉1に近づいて応答機6bが大エリアに入ると、応答機6bは質問機5から質問信号を受信する。応答機6bは、質問機5から質問信号を受信すると、受信した質問信号に対する応答信号を送信する(S2)。応答機6bが送信する応答信号には、応答機6bに割り当てられている識別情報Ibが含まれる。
質問機5は、応答機6bから応答信号を受信すると、受信した応答信号に含まれる識別情報Ibとエリア情報とをゲートコントローラ13に送信する(S3)。質問機5は、大エリアに向けて送信した質問信号に対する応答信号を応答機6bから受信している。このため、S3において質問機5から送信されるエリア情報には、大エリアを示す情報が含まれる。
ゲートコントローラ13では、質問機5からの情報に基づいて、情報判定部15が電気錠2の解錠機能を有効にするのか或いは通行履歴の更新機能を有効にするのかを判定する。質問機5から受信したエリア情報に大エリアを示す情報が含まれる場合、情報判定部15は、電気錠2の解錠機能を有効にする。即ち、質問機5から受信したエリア情報に大エリアを示す情報が含まれる場合、通行制御部16によって電気錠2の解錠の可否が判定される(S4)。
通行制御部16は、質問機5から受信した識別情報と同じ識別情報が識別情報DB20に記憶されていれば、通行権限ありと判断する。通行制御部16は、通行権限ありと判断すると、電気錠2を解錠する。また、通行制御部16は、通行権限ありと判断すると、認証が成功した旨の情報を質問機5に送信する(S5)。質問機5は、認証が成功した旨の情報をゲートコントローラ13から受信すると、質問信号の送信を停止する(S6)。即ち、質問機5は、通行制御部16によって電気錠2が解錠されると、質問信号の送信を停止する。
一方、通行制御部16は、質問機5から受信した識別情報と同じ識別情報が識別情報DB20に記憶されていなければ、通行権限なしと判断する。通行制御部16は、通行権限なしと判断すると、電気錠2を解錠しない。電気錠2は、施錠されたままになる。また、質問機5は、大エリアへの質問信号の送信を継続する。
その後、扉1が開けられると、扉1が開いていることが開閉検出器14によって検出される。開閉検出器14は、扉1が開いていることを検出すると、その旨の情報をゲートコントローラ13に送信する(S7)。ゲートコントローラ13では、扉1が開いている旨の情報を開閉検出器14から受信すると、開閉検出部18がその情報を質問機5に転送する(S8)。
質問機5は、扉1が開いている旨の情報をゲートコントローラ13から受信すると、質問信号を送信する応答エリアを大エリアから小エリアに切り替える(S9)。質問機5は、応答エリアの切り替えを行うと、周期的に質問信号を送信する(S10)。即ち、質問機5は、扉1が開いていることが開閉検出器14によって検出されると、小エリアに向けて質問信号の送信を開始する。
応答機6が小エリアに入ると、この応答機6が質問機5からの質問信号を受信する。応答機6は、質問機5から質問信号を受信すると、受信した質問信号に対する応答信号を送信する(S11)。質問機5は、応答機6から応答信号を受信すると、受信した応答信号に含まれる識別情報とエリア情報とをゲートコントローラ13に送信する(S12)。ここでは、質問機5は、小エリアに向けて送信した質問信号に対する応答信号を応答機6から受信している。このため、S12において質問機5から送信されるエリア情報には、小エリアを示す情報が含まれる。
ゲートコントローラ13では、質問機5からの情報に基づいて、情報判定部15が電気錠2の解錠機能を有効にするのか或いは通行履歴の更新機能を有効にするのかを判定する。質問機5から受信したエリア情報に小エリアを示す情報が含まれる場合、情報判定部15は、通行履歴の更新機能を有効にする。即ち、質問機5から受信したエリア情報に小エリアを示す情報が含まれる場合、対応する応答機6の通行履歴が履歴記録部17によって更新される(S13)。
例えば、識別情報DB20に識別情報Ibが予め記憶されているものとする。
ユーザBが扉1に近づいて応答機6bが大エリアに入ると、電気錠2が解錠される(S5)。その後、ユーザBが扉1を開けて応答機6bが小エリアに入ると、応答機6bは質問機5から質問信号を受信する。応答機6bは、質問機5から質問信号を受信すると、識別情報Ibを含む応答信号を送信する(S11)。質問機5は、応答機6bから応答信号を受信すると、識別情報Ibとエリア情報とをゲートコントローラ13に送信する(S12)。S12において質問機5から送信されるエリア情報には、小エリアを示す情報が含まれる。このため、ゲートコントローラ13では、通行履歴の更新機能が有効になる。履歴記録部17は、識別情報Ibを時間情報と部屋3の入り口を示す場所情報とに紐付けて記録する。これにより、履歴DB19に記憶されている応答機6bの通行履歴が更新される。
他の例として、ユーザBが扉1の前を単に通過する場合を考える(図5参照)。識別情報DB20に識別情報Ia及びIbが予め記憶されているものとする。
ユーザBが扉1に近づいて応答機6bが大エリアに入ると、電気錠2が解錠される(S5)。ユーザBは、扉1を開けることなく、扉1の前を通過する。このため、応答エリアの切り替えと質問信号の送信の再開とは行われない。その後、ユーザBより僅かに遅れて扉1に近づいたユーザAが扉1を開けると、小エリアへの質問信号の送信が開始される(S10)。
応答機6aが小エリアに入ると、応答機6aは質問機5から質問信号を受信する。応答機6aは、質問機5から質問信号を受信すると、識別情報Iaを含む応答信号を送信する(S11)。質問機5は、応答機6aから応答信号を受信すると、識別情報Iaとエリア情報とをゲートコントローラ13に送信する(S12)。これにより、ゲートコントローラ13では、通行履歴の更新機能が有効になる。履歴記録部17は、識別情報Iaを時間情報と部屋3の入り口を示す場所情報とに紐付けて記録する。これにより、履歴DB19に記憶されている応答機6aの通行履歴が更新される。
次に、ユーザBが扉1の前を通過する例において、識別情報DB20に識別情報Iaが記憶されていない場合を考える(図6参照)。識別情報Ibは識別情報DB20に予め記憶されているものとする。
ユーザBが扉1に近づいて応答機6bが大エリアに入ると、電気錠2が解錠される(S5)。ユーザBは、扉1を開けることなく、扉1の前を通過する。その後、ユーザBより僅かに遅れて扉1に近づいたユーザAが扉1を開けると、小エリアへの質問信号の送信が開始される(S10)。
応答機6aが小エリアに入ると、応答機6aは質問機5から質問信号を受信する。応答機6aは、質問機5から質問信号を受信すると、識別情報Iaを含む応答信号を送信する(S11)。質問機5は、応答機6aから応答信号を受信すると、識別情報Iaとエリア情報とをゲートコントローラ13に送信する(S12)。これにより、ゲートコントローラ13では、通行履歴の更新機能が有効になる。履歴記録部17は、識別情報Iaを時間情報と部屋3の入り口を示す場所情報とに紐付けて記録する。これにより、応答機6aが不正入室したことが履歴DB19に記憶される。
その後、扉1が閉じられると、扉1が閉じていることが開閉検出器14によって検出される。開閉検出器14は、扉1が閉じていることを検出すると、その旨の情報をゲートコントローラ13に送信する(S14)。ゲートコントローラ13では、扉1が閉じている旨の情報を開閉検出器14から受信すると、開閉検出部18がその情報を質問機5に転送する(S15)。
質問機5は、扉1が閉じている旨の情報をゲートコントローラ13から受信すると、質問信号を送信する応答エリアを小エリアから大エリアに切り替える(S16)。質問機5は、応答エリアの切り替えを行うと、周期的に質問信号を送信する(S17)。即ち、質問機5は、電気錠2が解錠された後に扉1が閉じていることが開閉検出器14によって検出されると、大エリアに向けて質問信号の送信を開始する。
なお、扉1が閉じられると、その直後或いは僅かな時間が経過した後に電気錠2が施錠される。質問機5は、電気錠2が解錠された後に再び施錠された場合に、大エリアに向けて質問信号の送信を開始しても良い。
また、S6において質問信号の送信が停止されてから一定時間が経過するまでに扉1が開いていることが開閉検出器14によって検出されなければ、電気錠2を施錠しても良い。かかる場合、S1に示す動作が再開される。
上記構成を有する通行管理システムでは、扉1が閉じている時に質問機5が応答機6から応答信号を受信すると、電気錠2の解錠の可否が判定される。また、扉1が開いていることが開閉検出器14によって検出されている時に質問機5が応答機6から応答信号を受信すると、その応答信号に含まれる識別情報が履歴DB19に記録される。上記構成を有する通行管理システムであれば、通行の履歴を適切に記録することができる。例えば、応答機6を所持する人が扉1の前を単に通過しただけでは、通行履歴は更新されない。また、通行権限がない人が部屋3に入った場合は、不正入室した旨の情報を履歴DB19に記録することができる。
図3〜図6に示す例では、扉1の近傍に制御装置21が設置されている。ゲートコントローラ13は、扉1に関する管理の他に、他の扉に関する管理を行う。ゲートコントローラ13が有する一部の機能を制御装置21に備えさせても良い。
以下に、応答エリアを切り替える他の方法について説明する。
質問機5は、大エリアに質問信号を送信している時に応答信号を受信すると、大エリアへの質問信号の送信を停止する。質問機5は、大エリアへの質問信号の送信を停止すると、応答エリアを大エリアから小エリアに切り替える。質問機5は、応答エリアの切り替えを行うと、質問信号の送信を再開する。即ち、質問機5は、小エリアに向けて質問信号を周期的に送信する。
また、質問機5は、小エリアに質問信号を送信している時に応答信号を受信すると、小エリアへの質問信号の送信を停止する。質問機5は、小エリアへの質問信号の送信を停止すると、応答エリアを小エリアから大エリアに切り替える。質問機5は、応答エリアの切り替えを行うと、質問信号の送信を再開する。即ち、質問機5は、大エリアに向けて質問信号を周期的に送信する。
応答エリアの切り替え以外の動作は、図2示す動作と同じである。但し、履歴記録部17は、開閉検出器14の検出結果と質問機5から受信した情報とに基づいて通行履歴の更新を行う。例えば、履歴記録部17は、質問機5から受信したエリア情報に小エリアを示す情報が含まれ且つ扉1が開いていることが開閉検出器14によって検出されている場合に、応答信号に含まれる識別情報を履歴DB19に記録する。このような構成を採用しても、上記と同様の効果を奏することができる。
1 扉、 2 電気錠、 3 部屋、 4 廊下、 5 質問機、 6 応答機、 7 LF送受信部、 8 RF受信部、 9 制御部、 10 LF送受信部、 11 RF送信部、 12 制御部、 13 ゲートコントローラ、 14 開閉検出器、 15 情報判定部、 16 通行制御部、 17 履歴記録部、 18 開閉検出部、 19 履歴DB、 20 識別情報DB、 21 制御装置

Claims (3)

  1. 電気錠を有する扉の開閉を検出する開閉検出手段と、
    第1エリアに質問信号を送信し、質問信号を受信した応答機から識別情報を含む応答信号を受信する第1送受信手段と、
    前記第1エリアより前記扉から遠いエリアを含む第2エリアに質問信号を送信し、質問信号を受信した応答機から識別情報を含む応答信号を受信する第2送受信手段と、
    前記第2送受信手段が受信した応答信号に含まれる識別情報に基づいて、前記電気錠を解錠する通行制御手段と、
    前記扉が開いていることが前記開閉検出手段によって検出されている時に前記第1送受信手段が応答信号を受信すると、当該応答信号に含まれる識別情報を記録する記録手段と、
    を備え
    前記第2送受信手段は、前記通行制御手段によって前記電気錠が解錠されると質問信号の送信を停止し、
    前記第1送受信手段は、前記扉が開いていることが前記開閉検出手段によって検出されると質問信号の送信を開始する通行管理システム。
  2. 前記第2送受信手段は、前記通行制御手段によって前記電気錠が解錠された後に前記扉が閉じていることが前記開閉検出手段によって検出されると、質問信号の送信を開始する請求項に記載の通行管理システム。
  3. 前記第2送受信手段は、前記通行制御手段によって前記電気錠が解錠された後に施錠されると、質問信号の送信を開始する請求項に記載の通行管理システム。
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