JP6303718B2 - 光半導体素子及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光半導体素子及びその製造方法に関する。
近時では、シリコン等の半導体を用いた光デバイスの集積化による次世代の光インターコネクトの技術開発が進められている。この技術は、シリコン等を用いた光導波路、波長分波器、位相変調器や受光器等の光デバイスを1つの基板上に一括集積することにより実現される。その中でも位相変調器は、電圧を印加することで駆動する光デバイスであるため、電極構造を光導波路に設けることが必要となる。
"50-Gb/s ring-resonator-based silicon modulator"Optics Express, Vol. 21, Issue 10, pp. 11869-11876 (2013)
位相変調器を光導波路に設けた光半導体素子の一例として、非特許文献1で開示するものを図1に示す。
この光半導体素子では、通常のチャネル型のコア101の両側面に位相変調器である第1及び第2の側面格子102a,102bが一体形成されている。第1の側面格子102aは、コア101の一方の側面に櫛歯状に形成されたN型導電型の位相変調器である。第2の側面格子102bは、コア101の他方の側面に櫛歯状に形成されたP型導電型の位相変調器である。第1及び第2の側面格子102a,102bに電圧を印加することにより、コア101に第1の側面格子102aから電子が、第2の側面格子102bからホールがそれぞれ注入され、コア101の屈折率が変化して位相変調される。
この場合、コア101の第1の側面格子102aの非形成部分と第1の側面格子102aの形成部分とでは横断面形状が異なる。そのため、図2に示すように、両者の境界面(楕円Aで囲む部分)で発生する光反射が問題となる。この光反射を抑制する手法としては、図3に示すように、境界面に対して、コア101並びに第1及び第2の側面格子102a,102bを傾斜させることが考えられる。しかしながらこの手法では、境界面に平行な波数成分が保存されない(コア101の第1の側面格子102aの非形成部分及び形成部分における波数k1,k2の境界面に平行な成分をそれぞれka,kbとして、ka≠kbとなる。)。そのため、出射側のコア101への光の透過強度が減衰して小さくなるという課題がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、光導波路におけるコアの境界面における光反射を抑止し、コアを通過する光の透過強度を減衰させることなく出射する、透過強度のロスを抑えた信頼性の高い光半導体素子を提供することを目的とする。
光半導体素子の一態様は、基板と、前記基板上に、相異なる断面形状で一意に定まる境界面を有する第1のコア及び第2のコアを備えた光導波路とを含み、前記光導波路は、前記境界面と垂直な仮想直線に対して前記第1のコアの光導波方向がなす角度をθ1とし、前記仮想直線に対して前記第2のコアの光導波方向がなす角度をθ2とし、前記第1のコアの等価屈折率をn1とし、前記第2のコアの等価屈折率をn2とした場合に、
1sinθ1=n2sinθ2 ,θ 1 ≠θ 2
の関係を満たす。
光半導体素子の製造方法の一態様は、基板上に、相異なる断面形状で一意に定まる境界面を有する第1のコア及び第2のコアを有する光導波路を形成するに際して、前記境界面と垂直な仮想直線に対して前記第1のコアの光導波方向がなす角度をθ1とし、前記仮想直線に対して前記第2のコアの光導波方向がなす角度をθ2とし、前記第1のコアの等価屈折率をn1とし、前記第2のコアの等価屈折率をn2とした場合に、
1sinθ1=n2sinθ2 ,θ 1 ≠θ 2
の関係を満たすように、前記光導波路を形成する。
上記の諸態様によれば、光導波路におけるコアの境界面における光反射を抑止し、コアを通過する光の透過強度を減衰させることなく出射する、透過強度のロスを抑えた信頼性の高い光半導体素子が実現する。
従来の光半導体素子の一例を示す概略平面図である。 従来の光半導体素子の問題点を説明するための概略平面図である。 従来の光半導体素子の他の例を示す概略平面図である。 第1の実施形態による光半導体素子の主要構成を説明するための概略平面図である。 第2の実施形態における光半導体素子の製造方法について工程順に示す概略図である。 図5に引き続き、第2の実施形態における光半導体素子の製造方法について工程順に示す概略図である。 図6に引き続き、第2の実施形態における光半導体素子の製造方法について工程順に示す概略図である。 図7に引き続き、第2の実施形態における光半導体素子の製造方法について工程順に示す概略図である。 図8に引き続き、第2の実施形態における光半導体素子の製造方法について工程順に示す概略図である。 図9に引き続き、第2の実施形態における光半導体素子の製造方法について工程順に示す概略図である。 第3の実施形態における光半導体素子の製造方法の主要工程について工程順に示す概略図である。 図11に引き続き、第3の実施形態における光半導体素子の製造方法の主要工程について工程順に示す概略図である。 第4の実施形態における光半導体素子の製造方法の主要工程について工程順に示す概略図である。 図13に引き続き、第4の実施形態における光半導体素子の製造方法の主要工程について工程順に示す概略図である。 図14に引き続き、第4の実施形態における光半導体素子の製造方法の主要工程について工程順に示す概略図である。 図15に引き続き、第4の実施形態における光半導体素子の製造方法の主要工程について工程順に示す概略図である。 図16に引き続き、第4の実施形態における光半導体素子の製造方法の主要工程について工程順に示す概略図である。
以下、光半導体素子の具体的な諸実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施形態)
本実施形態では、光半導体素子の主要構成について説明する。
図4は、光半導体素子の主要構成を説明するための概略平面図である。
この光半導体素子は、SiO2等の基板1上に光導波路が形成されて構成される。光導波路は、コア2と、コア2上に設けられた不図示のクラッド及び電極を備えて構成される。
コア2は、この光半導体素子における主要な構成部材であって、例えば単一のシリコン層がエッチング加工されてなるものであり、相異なる断面形状である第1のコア2aと第2のコア2bとが一体形成されてなる。
第1のコア2aは、チャネル型コアのみの部分であり、入射側部分であるコア入射側部11と、出射側部分であるコア出射側部12とからなる。
第2のコア2bは、チャネル型コアであるコア中央部13の両側面に位相変調器である側面部分14が一体形成されてなる。側面部分14は、コア中央部13の一方の側面に形成された第1の側面格子14aと、コア中央部13の他方の側面に第2の側面格子14bとからなる。
第1の側面格子14aは、コア中央部13の一方の側面に櫛歯状に形成されたn型導電型の位相シフタである。第2の側面格子14bは、コア中央部13の他方の側面に櫛歯状に形成されたp型導電型の位相シフタである。側面格子14a,14bに電圧を印加することにより、コア中央部13に側面格子14aから電子が、側面格子14bからホールがそれぞれ注入され、コア中央部13の屈折率が変化して位相変調される。
第1のコア2aと第2のコア2bとは、光導波モードにおける光強度分布のピーク位置が一致するように接続されている。第1のコア2aと第2のコア2bとの間に境界面、具体的にはコア入射側部11と第2のコア2bとの間に一意に定まる境界面Aが、第2のコア2bとコア出射側部12との間に一意に定まる境界面Bがそれぞれ形成されている。境界面A,Bと垂直な仮想直線A1,B1を考える。
以下、境界面Aを例に採って説明する。境界面Bの場合も同様である。
境界面Aにおいて、第1のコア2a(のコア入射側部11)と第2のコア2bとでは横断面形状が異なる。この場合、両者の境界面Aに平行な波数成分が保存されるように、コア入射側部11の入射角及びコア中央部13の出射角を規定すれば、光の透過強度の減衰が抑止されて透過強度が一定に保持されることになる。
コア入射側部11を導波する光の波数をk1、コア中央部13を導波する光の波数をk2、仮想直線A1に対してコア入射側部11の光導波方向がなす角度をθ1とし、仮想直線A1に対してコア中央部13の光導波方向がなす角度をθ2とする。境界面Aに平行な波数成分が保存されることから、以下の関係式(1)が成立する。
1sinθ1=k2sinθ2 ・・・(1)
関係式(1)は、角度θ1,θ2と、第1のコア2aの等価屈折率n1及び第2のコア2bコアの等価屈折率n2とを用いて記述すれば、以下の関係式となる。本実施形態では、当該関係式を条件式1と称する。
1sinθ1=n2sinθ2 ・・・(条件式1)
コア2が上記の条件式1を満たすように形成されることにより、光の透過強度の減衰が抑止されて透過強度が一定に保持される。
更に本実施形態では、境界面Aにおける基本モードの光反射を低減することを志向する。
コア入射側部11における基本モードの波数をk1、コア入射側部11の境界面Aに平行な電磁場成分をE1,H1とする。コア中央部13における基本モードの波数をk2、コア中央部13の境界面Aに平行な電磁場成分をE2,H2とする。更に角度θ1,θ2を用いると、基本波の振幅反射率R0は以下の関係式で表現できる。
Figure 0006303718
関係式(2)の積分は、境界面Aに平行な方向の積分である。関係式(2)は、第1のコア2aのTEの基本モードの等価屈折率n1及び第2のコア2bのTEの基本モードの等価屈折率n2を用いると、一般的なバルクの平面波の反射を表す以下のフレネル方程式で簡略化して記述することができる。
Figure 0006303718
関係式(3)において、分母が0となる条件は、以下の関係式で記述される。本実施形態では、当該関係式を条件式2と称する。
1cosθ2=n2cosθ1 ・・・(条件式2)
コア2が上記の条件式2を満たすように形成されることにより、境界面Aにおける基本モードの光反射が0に抑止される。
以上説明したように、本実施形態では、コア2が上記の条件式1及び条件式2の双方を満たすように形成されることにより、光の透過強度の減衰が抑止されて透過強度が一定に保持されると共に、境界面A,Bにおける基本モードの光反射が略完全に抑止される。
(第2の実施形態)
本実施形態では、第1の実施形態で説明した光導波路を備えた光半導体素子の具体的な構成について、その製造方法と共に説明する。
図5〜図10は、第2の実施形態における光半導体素子の製造方法について工程順に示す概略図である。図5〜図10の各図において、下図が平面図、上図が下図の破線I−Iに沿った断面図である。
先ず、図5に示すように、SOI(Silicon On Insulator)基板21を用意する。SOI基板21は、埋め込み酸化層21a上に2μm程度の厚みのSOI層21bが設けられて構成されている。
続いて、図6に示すように、SOI層21bの表面における図中の右側部分に、n型ドーピング領域22を形成する。
詳細には、SOI層21bの表面上に、一方の側面部分を露出するレジストマスクを形成し、当該露出部分にn型不純物、例えばリン(P+)又は砒素(As+)をドーピングする。レジストマスクはウェット処理又はアッシング処理により除去される。
次に、上記のドーピング部分のうち、SOI層21bの表面で中央寄りの部分を露出するレジストマスクを形成し、当該露出部分にn型不純物、例えばリン(P+)又は砒素(As+)を、上記のドーピングよりも高濃度にドーピングする。レジストマスクはウェット処理又はアッシング処理により除去される。
以上により、SOI層21bの表面の図6中の右側部分において、n-型ドーピング領域22aと、その外側でn-型ドーピング領域22aと隣接するn+型ドーピング領域22bとからなるn型ドーピング領域22が形成される。n-型ドーピング領域22aは、比較的低濃度のn型(n-型)にドーピングされた領域であり、n+型ドーピング領域22bは、n-型ドーピング領域22aよりも高濃度のn型(n+型)にドーピングされた領域である。
続いて、図7に示すように、SOI層21bの表面における図中の左側部分に、p型ドーピング領域23を形成する。
詳細には、SOI層21bの表面上に、一方の側面部分を露出するレジストマスクを形成し、当該露出部分にp型不純物、例えばホウ素(B+)をドーピングする。レジストマスクはウェット処理又はアッシング処理により除去される。
次に、上記のドーピング部分のうち、SOI層21bの表面で中央寄りの部分を露出するレジストマスクを形成し、当該露出部分にp型不純物、例えばホウ素(B+)を、上記のドーピングよりも高濃度にドーピングする。レジストマスクはウェット処理又はアッシング処理により除去される。
以上により、SOI層21bの表面の図7中の左側部分において、p-型ドーピング領域23aと、その外側でp-型ドーピング領域23aと隣接するp+型ドーピング領域23bとからなるp型ドーピング領域23が形成される。p-型ドーピング領域23aは、比較的低濃度のp型(p-型)にドーピングされた領域であり、p+型ドーピング領域23bは、p-型ドーピング領域23aよりも高濃度のp型(p+型)にドーピングされた領域である。
続いて、図8に示すように、SOI層21bを加工して、コア2を形成する。
詳細には、リソグラフィー及びドライエッチングによりSOI層21bを加工する。これにより、SOI層21bのシリコン膜で第1のコア2aと第2のコア2bとが一体形成されてなるコア2が形成される。
第1のコア2aは、チャネル型コアのみの部分であり、入射側部分であるコア入射側部11と、出射側部分であるコア出射側部12とからなる。
コア入射側部11は、SOI層21bの表面におけるn型ドーピング領域22及びp型ドーピング領域22の非形成部分である上側部分に形成される。コア出射側部12は、SOI層21bの表面におけるn型ドーピング領域22及びp型ドーピング領域22の非形成部分である下側部分に形成される。
第2のコア2bは、チャネル型コアであるコア中央部13の両側面に側面部分14が一体形成されてなる。コア中央部13は、コア入射側部11と一体的に接続される。側面部分14は、コア中央部13の一方の側面に形成された第1の側面格子14aと、コア中央部13の他方の側面に第2の側面格子14bとからなる。
第1の側面格子14aは、n型ドーピング領域22がパターニングされてなり、n-型ドーピング領域22aが櫛歯状に加工され、n+型ドーピング領域22bが電極接続領域として形成される。n-型ドーピング領域22aでは、櫛歯部分22a1の長手方向がコア中央部13の長手方向と略直交するように形成される。
第2の側面格子14bは、p型ドーピング領域23がパターニングされてなり、コア中央部13の他方の側面に、p-型ドーピング領域23aが櫛歯状に加工されて形成される。p-型ドーピング領域23aでは、櫛歯部分23a1の長手方向がコア中央部13の長手方向と略直交するように形成される。
側面部分14は、位相変調器として機能する。具体的には、第1及び第2の側面格子14a,14bに電圧を印加することにより、コア中央部13に第1の側面格子14aから電子が、第2の側面格子14bからホールがそれぞれ注入され、コア中央部13の屈折率が変化して位相変調される。
コア2では、例えば、第1のコア2aについて、コア入射側部11及びコア出射側部12のコア幅W1が450nm程度、高さが220nm程度とされる。第2のコア2bについては、コア中央部13のコア幅が450nm程度、高さが220nm程度とされ、第1及び第2の側面格子14a,14bの櫛歯部分22a1,23a1の幅W2が70nm程度、長さが1μm程度、ピッチP(周期)が285nm程度とされる。
本実施形態では、コア2は、第1の実施形態で規定した角度θ1,θ2、等価屈折率n1,n2を用いて、条件式1,2の双方が成立するように形成される。具体的には、コア入射側部11に入射する光の波長が1.55μmの場合におけるTEの基本モードの等価屈折率n1,n2について、n1が2.4、n2が2.7である。従って、角度θ1が48°程度、角度θ2が41°程度となるように、第1及び第2のコア2a,2bを形成すれば良い。このようにコア2を一体形成することにより、光の透過強度の減衰が抑止されて透過強度が一定に保持されると共に、境界面Aにおける基本モードの光反射が略完全に抑止される。
続いて、図9に示すように、コア2上にクラッド3を形成する。
詳細には、コア2上にCVD法等により1μm程度の厚みにシリコン酸化膜を堆積し、シリコン酸化膜をリソグラフィー及びドライエッチングにより加工して一対の開口を形成する。以上により、コア2上に、コア2のn+型及びp+型ドーピング領域22b,23bの一部を露出する電極用開口3a,3bを有するクラッド3が形成される。
コア2及びクラッド3により、本実施形態における光導波路10が形成される。
続いて、図10に示すように、電極4,5を形成する。
詳細には、電極用開口3a,3bを埋め込むようにクラッド3上に電極用金属、例えばアルミニウム(Al)をスパッタ法等に堆積し、Alをリソグラフィー及びドライエッチングにより加工する。以上により、電極用開口3a,3bを介して第1及び第2の側面格子14a,14bと電気的に接続されてなる一対の電極4,5が形成される。電極4,5から第1及び第2の側面格子14a,14bに電圧を印加することにより、コア中央部13の屈折率が変化して位相変調される。
以上説明したように、本実施形態によれば、光導波路10におけるコア2の境界面における光反射を抑止し、コア2を通過する光の透過強度を減衰させることなく出射する、透過強度のロスを抑えた信頼性の高い光半導体素子が実現する。
(第3の実施形態)
本実施形態では、第2の実施形態と同様に、第1の実施形態で説明した光導波路を備えた光半導体素子の具体的な構成について、その製造方法と共に説明するが、第2のコアの側面格子の形状が若干異なる点で第2の実施形態と相違する。
図11〜図12は、第3の実施形態における光半導体素子の製造方法の主要工程について工程順に示す概略図である。図11〜図12の各図において、(a)が平面図、(b)が(a)の破線I−Iに沿った断面図である。図11〜図12では、第1及び第2の実施形態と同様の構成部材については、同符号を付して詳しい説明を省略する。
先ず、第2の実施形態と同様に、図5〜図7の各工程を順次実行する。
続いて、図11に示すように、SOI層21bを加工して、コア20を形成する。
詳細には、リソグラフィー及びドライエッチングによりSOI層21bを加工する。これにより、SOI層21bのシリコン膜で第1のコア20aと第2のコア20bとが一体形成されてなるコア20が形成される。
第1のコア20aは、チャネル型コアのみの部分であり、入射側部分であるコア入射側部11と、出射側部分であるコア出射側部12とからなる。
コア入射側部11は、SOI層21bの表面におけるn型ドーピング領域22及びp型ドーピング領域22の非形成部分である上側部分に形成される。コア出射側部12は、SOI層21bの表面におけるn型ドーピング領域22及びp型ドーピング領域22の非形成部分である下側部分に形成される。
第2のコア20bは、チャネル型コアであるコア中央部13の両側面に位相変調器である側面部分15が一体形成されてなる。コア中央部13は、コア入射側部11と一体的に接続される。側面部分15は、コア中央部13の一方の側面に形成された第1の側面格子15aと、コア中央部13の他方の側面に第2の側面格子15bとからなる。
第1の側面格子15aは、n型ドーピング領域22がエッチング加工されてなり、n-型ドーピング領域22cが櫛歯状に加工され、n+型ドーピング領域22bが電極形成領域として形成される。n-型ドーピング領域22aでは、櫛歯部分22c1の長手方向が境界面A,Bと略直交するように形成される。
第2の側面格子15bは、p型ドーピング領域23がエッチング加工されてなり、p-型ドーピング領域23cが櫛歯状に加工され、p+型ドーピング領域23bが電極形成領域として形成される。p-型ドーピング領域23aでは、櫛歯部分23c1の長手方向が境界面A,Bと略直交するように形成される。
側面部分15は、位相変調器として機能する。具体的には、第1及び第2の側面格子15a,15bに電圧を印加することにより、コア中央部13に第1の側面格子15aから電子が、第2の側面格子15bからホールがそれぞれ注入され、コア中央部13の屈折率が変化して位相変調される。
コア20では、例えば、第1のコア20aについて、コア入射側部11及びコア出射側部12のコア幅が450nm程度、高さが220nm程度とされる。第2のコア20bについては、コア中央部13のコア幅W1が450nm程度、高さが220nm程度とされ、第1及び第2の側面格子15a,15bの櫛歯部分22c1,23c1の幅W2が70nm程度、長さが1μm程度、ピッチP(周期)が285nm程度とされる。
本実施形態では、コア20は、第1の実施形態で規定した角度θ1,θ2、等価屈折率n1,n2を用いて、条件式1,2の双方が成立するように形成される。具体的には、コア入射側部11に入射する光の波長が1.55μmの場合におけるTEの基本モードの等価屈折率n1,n2について、n1が2.4、n2が2.7である。従って、角度θ1が48°程度、角度θ2が41°程度となるように、第1及び第2のコア20a,20bを形成すれば良い。このようにコア20を一体形成することにより、光の透過強度の減衰が抑止されて透過強度が一定に保持されると共に、境界面A,Bにおける基本モードの光反射が略完全に抑止される。
続いて、図12に示すように、第2の実施形態と同様に、コア20上にクラッド3を形成し、電極4,5を形成する。コア20及びクラッド3により、本実施形態における光導波路30が形成される。電極4,5から第1及び第2の側面格子15a,15bに電圧を印加することにより、コア中央部13の屈折率が変化して位相変調される。
以上説明したように、本実施形態によれば、光導波路30におけるコア20の境界面における光反射を抑止し、コア20を通過する光の透過強度を減衰させることなく出射する、透過強度のロスを抑えた信頼性の高い光半導体素子が実現する。
(第4の実施形態)
本実施形態では、第2の実施形態と同様に、第1の実施形態で説明した光導波路を備えた光半導体素子の具体的な構成について、その製造方法と共に説明するが、第2のコアが異なる点で第2の実施形態と相違する。
図13〜図17は、第4の実施形態における光半導体素子の製造方法の主要工程について工程順に示す概略図である。図13〜図17の各図において、(a)が平面図、(b)が(a)の破線I−Iに沿った断面図である。図13〜図17では、第1及び第2の実施形態と同様の構成部材については、同符号を付して詳しい説明を省略する。
先ず、第1の実施形態と同様に、図2のSOI基板21を用意する。
続いて、図13に示すように、SOI基板21のSOI層21bの中央部分を加工して、リブ型構造の第2のコアとなる領域24を形成する。
詳細には、リソグラフィー及びドライエッチングによりSOI層21bを加工する。これにより、SOI層21bの表面の中央部分に、第2のコアとなる領域24が形成される。この領域24は、チャネル型コアであるコア中央部18の両側面に位相変調器となる側面部分19が一体形成されてなる。側面部分19は、コア中央部18よりも薄い平板状のスラブ領域であり、コア中央部18の一方の側面に形成された第1のスラブ領域19aと、コア中央部18の他方の側面に形成された第2のスラブ領域19bとからなる。
続いて、図14に示すように、SOI基板21のSOI層21bの上方部分及び下方部分を加工して、第1のコア40aを形成する。
詳細には、リソグラフィー及びドライエッチングによりSOI層21bを加工する。これにより、SOI層21bの表面の上方部分及び下方部分に、第1のコア40aが形成される。第1のコア40aは、チャネル型コアのみの部分であり、入射側部分であるコア入射側部16と、出射側部分であるコア出射側部17とからなる。第1のコア40aは、コア入射側部16がコア中央部18の入射側端と、コア出射側部17がコア中央部18の出射側端とそれぞれ接続されるように、第2のコアとなる領域24と一体形成される。
続いて、図15に示すように、第1のスラブ領域19aにn型不純物をドーピングする。
詳細には、先ず、第1のスラブ領域19aを露出するレジストマスクを形成し、当該露出部分にn型不純物、例えばリン(P+)又は砒素(As+)をドーピングする。レジストマスクはウェット処理又はアッシング処理により除去される。
次に、上記のドーピング部分のうち、SOI層21bの表面で中央寄りの部分を露出するレジストマスクを形成し、当該露出部分にn型不純物、例えばリン(P+)又は砒素(As+)を、上記のドーピングよりも高濃度にドーピングする。レジストマスクはウェット処理又はアッシング処理により除去される。
以上により、第1のスラブ領域19aに、n-型ドーピング領域25aと、その外側でn-型ドーピング領域25aと隣接するn+型ドーピング領域25bとが形成される。n+型ドーピング領域25bは電極接続領域となる。
続いて、図16に示すように、第2のスラブ領域19bにp型不純物をドーピングする。
詳細には、先ず、第2のスラブ領域19bを露出するレジストマスクを形成し、当該露出部分にp型不純物、例えばホウ素(B+)をドーピングする。レジストマスクはウェット処理又はアッシング処理により除去される。
次に、上記のドーピング部分のうち、SOI層21bの表面で中央寄りの部分を露出するレジストマスクを形成し、当該露出部分にn型不純物、例えばホウ素(B+)を、上記のドーピングよりも高濃度にドーピングする。レジストマスクはウェット処理又はアッシング処理により除去される。
以上により、第2のスラブ領域19bに、p-型ドーピング領域26aと、その外側でp-型ドーピング領域26aと隣接するp+型ドーピング領域26bとが形成される。p+型ドーピング領域26bは電極接続領域となる。
以上のようにして、コア中央部18の一方の側面にn型とされた第1のスラブ領域19aが、コア中央部18の他方の側面にp型とされた第2のスラブ領域19bとを有してなる第2のコア40bが形成される。第1のコア40aと第2のコア40bとが一体となってコア40が構成される。
第2のコア40bにおいて、側面部分19は、位相変調器として機能する。具体的には、第1及び第2のスラブ領域19a,19bに電圧を印加することにより、コア中央部18に第1のスラブ領域19aから電子が、第2のスラブ領域19bからホールがそれぞれ注入され、コア中央部18の屈折率が変化して位相変調される。
コア40では、例えば、第1のコア40aについて、コア入射側部16及びコア出射側部17のコア幅Wが450nm程度、高さが220nm程度とされる。第2のコア40bについては、コア中央部18のコア幅が450nm程度、高さが220nm程度とされる。
本実施形態では、コア40は、第1の実施形態で規定した角度θ1,θ2、等価屈折率n1,n2を用いて、条件式1,2の双方が成立するように形成される。具体的には、コア入射側部16に入射する光の波長が1.55μmの場合におけるTEの基本モードの等価屈折率n1,n2について、n1が2.4、n2が2.6である。従って、角度θ1が47°程度、角度θ2が43°程度となるように、第1及び第2のコア40a,40bを形成すれば良い。このようにコア40を一体形成することにより、光の透過強度の減衰が抑止されて透過強度が一定に保持されると共に、境界面A,Bにおける基本モードの光反射が略完全に抑止される。
続いて、図17に示すように、第2の実施形態と同様に、コア40上にクラッド3を形成し、電極4,5を形成する。コア40及びクラッド3により、本実施形態における光導波路50が形成される。電極4,5から第1及び第2のスラブ領域19a,19bに電圧を印加することにより、コア中央部18の屈折率が変化して位相変調される。
以上説明したように、本実施形態によれば、光導波路50におけるコア40の境界面における光反射を抑止し、コア40を通過する光の透過強度を減衰させることなく出射する、透過強度のロスを抑えた信頼性の高い光半導体素子が実現する。
なお、第1〜第4の実施形態では、光導波路のコアの材料としてシリコンを例示しているが、これに限定されるものではなく、例えばガリウムヒ素等の化合物半導体や高分子ポリマー等を用いることもできる。
以下、光半導体素子及びその製造方法の諸態様を付記としてまとめて記載する。
(付記1)基板と、
前記基板上に、相異なる断面形状で一意に定まる境界面を有する第1のコア及び第2のコアを備えた光導波路と
を含み、
前記光導波路は、前記境界面と垂直な仮想直線に対して前記第1のコアの光導波方向がなす角度をθ1とし、前記仮想直線に対して前記第2のコアの光導波方向がなす角度をθ2とし、前記第1のコアの等価屈折率をn1とし、前記第2のコアの等価屈折率をn2とした場合に、
1sinθ1=n2sinθ2
の関係を満たすことを特徴とする光半導体素子。
(付記2)前記光導波路は、
1cosθ2=n2cosθ1
の関係を更に満たすことを特徴とする付記1に記載の光半導体素子。
(付記3)前記第2のコアは、一方の側面に形成された第1導電型の第1の側面部分と、他方の側面に形成された第2導電型の第2の側面部分とを有することを特徴とする付記1又は2に記載の光半導体素子。
(付記4)前記第1の側面部分及び前記第2の側面部分は、櫛歯部分を有する側面格子であることを特徴とする付記3に記載の光半導体素子。
(付記5)前記第1の側面部分及び前記第2の側面部分は、各々の前記櫛歯部分が前記第2のコアの光導波方向と垂直に形成されていることを特徴とする付記4に記載の光半導体素子。
(付記6)前記第1の側面部分及び前記第2の側面部分は、各々の前記櫛歯部分が前記境界面と水平に形成されていることを特徴とする付記4に記載の光半導体素子。
(付記7)前記第1の側面部分及び前記第2の側面部分は、平板状に形成されていることを特徴とする付記3に記載の光半導体素子。
(付記8)前記第1のコア及び前記第2のコアは、同一の半導体層により一体形成されていることを特徴とする付記1〜7のいずれか1項に記載の光半導体素子。
(付記9)基板上に、相異なる断面形状で一意に定まる境界面を有する第1のコア及び第2のコアを有する光導波路を形成するに際して、
前記境界面と垂直な仮想直線に対して前記第1のコアの光導波方向がなす角度をθ1とし、前記仮想直線に対して前記第2のコアの光導波方向がなす角度をθ2とし、前記第1のコアの等価屈折率をn1とし、前記第2のコアの等価屈折率をn2とした場合に、
1sinθ1=n2sinθ2
の関係を満たすように、前記光導波路を形成することを特徴とする光半導体素子の製造方法。
(付記10)n1cosθ2=n2cosθ1
の関係を更に満たすように、前記光導波路を形成することを特徴とする付記9に記載の光半導体素子の製造方法。
(付記11)前記基板上の半導体層を加工して、前記第1のコア及び前記第2のコアを一体形成することを特徴とする付記9又は10に記載の光半導体素子の製造方法。
(付記12)前記第2のコアは、一方の側面に形成された第1導電型の第1の側面部分と、他方の側面に形成された第2導電型の第2の側面部分とを有することを特徴とする付記9〜11のいずれか1項に記載の光半導体素子の製造方法。
(付記13)前記第1の側面部分及び前記第2の側面部分は、櫛歯部分を有する側面格子であることを特徴とする付記12に記載の光半導体素子の製造方法。
(付記14)前記第1の側面部分及び前記第2の側面部分は、各々の前記櫛歯部分が前記第2のコアの光導波方向と垂直に形成されることを特徴とする付記13に記載の光半導体素子の製造方法。
(付記15)前記第1の側面部分及び前記第2の側面部分は、各々の前記櫛歯部分が前記境界面と水平に形成されることを特徴とする付記13に記載の光半導体素子の製造方法。
(付記16)前記第1の側面部分及び前記第2の側面部分は、平板状に形成されることを特徴とする付記12に記載の光半導体素子の製造方法。
1 基板
2,20,40,101 コア
2a,20a,40a 第1のコア
2b,20b,40b 第2のコア
3 クラッド
3a,3b 電極用開口
4,5 電極
10,30,50 光導波路
11 コア入射側部
12 コア出射側部
13,18 コア中央部
14,15,19 側面部分
14a,15a,102a 第1の側面格子
14b,15b,102b 第2の側面格子
19a 第1のスラブ領域
19b 第2のスラブ領域
21 SOI基板
21a 埋め込み酸化層
21b SOI層
22 n型ドーピング領域
22a,22c,25a n-型ドーピング領域
22b,25b n+型ドーピング領域
22a1,23a1,22c1,23c1 櫛歯部分
23 p型ドーピング領域
23a,23c,26a p-型ドーピング領域
23b,26b p+型ドーピング領域
24 第2のコアとなる領域

Claims (9)

  1. 基板と、
    前記基板上に、相異なる断面形状で一意に定まる境界面を有する第1のコア及び第2のコアを備えた光導波路と
    を含み、
    前記光導波路は、前記境界面と垂直な仮想直線に対して前記第1のコアの光導波方向がなす角度をθ1とし、前記仮想直線に対して前記第2のコアの光導波方向がなす角度をθ2とし、前記第1のコアの等価屈折率をn1とし、前記第2のコアの等価屈折率をn2とした場合に、
    1sinθ1=n2sinθ2 ,θ 1 ≠θ 2
    の関係を満たすことを特徴とする光半導体素子。
  2. 前記光導波路は、
    1cosθ2=n2cosθ1
    の関係を更に満たすことを特徴とする請求項1に記載の光半導体素子。
  3. 前記第2のコアは、一方の側面に形成された第1導電型の第1の側面部分と、他方の側面に形成された第2導電型の第2の側面部分とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の光半導体素子。
  4. 前記第1の側面部分及び前記第2の側面部分は、櫛歯部分を有する側面格子であることを特徴とする請求項3に記載の光半導体素子。
  5. 前記第1の側面部分及び前記第2の側面部分は、平板状に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の光半導体素子。
  6. 基板上に、相異なる断面形状で一意に定まる境界面を有する第1のコア及び第2のコアを有する光導波路を形成するに際して、
    前記境界面と垂直な仮想直線に対して前記第1のコアの光導波方向がなす角度をθ1とし、前記仮想直線に対して前記第2のコアの光導波方向がなす角度をθ2とし、前記第1のコアの等価屈折率をn1とし、前記第2のコアの等価屈折率をn2とした場合に、
    1sinθ1=n2sinθ2 ,θ 1 ≠θ 2
    の関係を満たすように、前記光導波路を形成することを特徴とする光半導体素子の製造方法。
  7. 1cosθ2=n2cosθ1
    の関係を更に満たすように、前記光導波路を形成することを特徴とする請求項6に記載の光半導体素子の製造方法。
  8. 前記基板上の半導体層を加工して、前記第1のコア及び前記第2のコアを一体形成することを特徴とする請求項6又は7に記載の光半導体素子の製造方法。
  9. 前記第2のコアは、一方の側面に形成された第1導電型の第1の側面部分と、他方の側面に形成された第2導電型の第2の側面部分とを有することを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の光半導体素子の製造方法。
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