JP6302704B2 - 空気吹出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空気流路および吹出口を画成する筐体と、吹出口を通る空気の流れ方向を調整可能な風向調整板(フィン)と、空気流路を通る空気の流量を調整可能な通気量調整板(ダンパ)と、を備えた空気吹出装置に関する。
従来から、自動車の室内等の環境を調整することを目的とし、冷暖房用の空気を供給する際に吹き出される空気の流れ方向等を調整できる空気吹出装置が提案されている。以下、便宜上、空気吹出装置から吹き出される空気の流れは「吹き出し空気流」とも称呼される。
従来の空気吹出装置の一つ(以下「従来装置」という。)は、空気流路を画成する筒体と、筒体の吹出口に設けられる複数の風向調整板と、を備えている。従来装置は、複数の風向調整板を連動して回動させるための特殊なリンク機構により、全ての風向調整板が同じ方向に回動するモードと、一部の風向調整板が他の風向調整板と異なる方向に回動するモードと、を切り替えることができる。この切り替えにより、従来装置は、前者のモードにおいては風向調整板の傾きに対応する方向に流れる“収束”された状態の吹き出し空気流を形成でき、後者のモードにおいては同方向に流れる“拡散”された状態の吹き出し空気流を形成できるようになっている。
特開2002−349946号公報
従来装置は、特殊なリンク機構によって上述した各モードの切り替えを実現している。しかし、このリンク機構には多数の部材が含まれているため、従来装置を構成する部材の数は一般の空気吹出装置に比べて多い。そのため、従来装置は、一般の空気吹出装置に比べて複雑な製造工程を必要とし、小型化の要求へも容易には対応できない。
本発明は、上記課題に鑑み、吹き出し空気流の“流れ方向”および“収束・拡散の度合い”の双方を調整可能であり且つ出来る限り簡易な構成を備えた空気吹出装置を提供することにある。
上記課題を達成するための本発明の空気吹出装置は、空気流路及び吹出口を画成する「筐体」と、前記吹出口を通る空気の流れ方向を調整可能な「風向調整板」と、前記空気流路を通る空気の流量を調整可能な「通気量調整板」と、を備える。
具体的には、前記空気流路は、
前記吹出口を開口端とする「第1流路」、並びに、前記第1流路を挟むように配置され且つ前記吹出口の近傍にて前記第1流路に接続する「第2流路」及び「第3流路」を含む、ように構成されている。
更に、前記風向調整板は、
互いに連動して同じ方向に回動可能な「第1調整板」、「第2調整板」及び「第3調整板」を含み、より具体的には、
前記第1調整板の回動軸が、前記第1流路内に存在し、
前記第2調整板の回動軸が、前記第1流路と前記第2流路との間の接続面内であり且つ同接続面の前記吹出口側の端部から離れた位置に存在すると共に、前記第2調整板の前記吹出口側の端部を通過し、
前記第3調整板の回動軸が、前記第1流路と前記第3流路との間の接続面内であり且つ同接続面の前記吹出口側の端部から離れた位置に存在すると共に、前記第3調整板の前記吹出口側の端部を通過する、ように構成されている。
加えて、前記通気量調整板は、
「前記第1流路のみの通気を許可する“第1状態”から、前記第1流路、前記第2流路および前記第3流路の全ての通気を許可する“第2状態”を経て、前記第1流路、前記第2流路および前記第3流路のいずれの通気も許可しない“第3状態”に至るまでの範囲」内において、前記流量を調整可能である、ように構成されている。
上記構成によれば、通気量調整板が「第1状態」にある場合、「第1流路のみ」を通過した空気が第1流路の開口端である吹出口に向かって流れる。そして、「吹出口を通る空気の流れ方向を調整可能な」風向調整板の回動角度に対応した方向に、空気が吹き出される。その結果、この場合、風向調整板の回動角度に対応した方向に流れる“収束”された状態の吹き出し空気流が形成される。
一方、通気量調整板が「第2状態」にある場合、「前記第1流路、前記第2流路および前記第3流路の全て」を空気が通過する。そして、「吹出口の近傍にて前記第1流路に接続する第2流路及び第3流路」を通過した空気が「第1流路を挟むように」第1流路を通過した空気に合流する。具体的には、「第2調整板の前記吹出口側の端部」(第2調整板の軸線が通過する位置)は「接続面の前記吹出口側の端部から離れ」ているため、それら端部の間に空隙が存在する。同様に、「第3調整板の前記吹出口側の端部」(第3調整板の軸線が通過する位置)は「接続面の前記吹出口側の端部から離れ」ているため、それら端部の間にも空隙が存在する。よって、第2流路及び第3流路を通過した空気は、これら空隙を通過して第1流路を通過した空気流に合流し得る。そして、このように合流した空気が吹出口から吹き出される。
よって、上記の場合、第1流路を通過した空気の流れは、吹出口から吹き出される前に、第2流路及び第3流路を通過した空気によって乱されることになる。その結果、上記の場合、風向調整板の回動角度に対応した方向に向けて、上記「第1状態」での吹き出し空気流に比べて“拡散”された状態の吹き出し空気流が形成される。
なお、通気量調整板が「第3状態」にある場合、「前記第1流路、前記第2流路および前記第3流路のいずれ」も空気が通過できず、吹出口から空気は吹き出されない。その結果、この場合、風向調整板の回動角度にかかわらず、空気吹出装置からの空気の吹出しが禁止される。
したがって、本発明の空気吹出装置は、空気吹出装置から吹き出される空気(吹き出し空気流)の流れ方向および収束・拡散の度合いの双方を調整可能であり、且つ、従来装置のリンク機構のような部材を要さない簡易な構成を備える。
更に、本発明の空気吹出装置は、「第2調整板の回動軸が、前記第1流路と前記第2流路との間の接続面内」に位置し、「第3調整板の回動軸が、前記第1流路と前記第3流路との間の接続面内」に位置するように構成されている。そのため、例えば、通気量調整板が「第2状態」(第1〜第3流路が通気可能な状態)にある場合において、吹き出し空気流の流れ方向を第2流路側に傾けるために、第1〜第3調整板を「互いに連動して同方向に回動」させると、第2調整板は“接続面よりも第1流路の内側”に入るように回動し、第3調整板は“接続面よりも第3流路の内側”に入るように回動する。その結果、第2調整板が第1流路内から第2流路内に空気を取り込むので、“第2流路側の空隙”を通過する空気の量が“増大”する。一方、第3調整板が第3流路内の空気の流れを阻害するので、“第3流路側の空隙”を通過する空気の量は“減少”する。よって、吹き出し空気流は、第2流路側では拡散の度合いが大きく、第3流路側では拡散の度合いが小さいことになる(例えば、図7及び図8を参照。)。
即ち、通気量調整板が「第2状態」にある場合(吹き出し空気流を拡散させる場合)、吹き出し空気流の流れ方向を第2流路側に傾けると、傾きの順方向(第2流路側)では空気流の拡散が促進されつつ、傾きの逆方向(第3流路側)では空気流の拡散が抑えられる。その結果、吹き出し空気流を拡散させている場合(換言すると、空気流を広範囲に吹き出させようとする場合)であっても、吹き出し空気流の指向性が過度に損なわれることがない。なお、吹き出し空気流の流れ方向を第3流路側に傾ける場合も、同様である。したがって、本発明の空気吹出装置は、吹き出し空気流の指向性の高さと、吹き出し空気流の拡散の度合いの調整と、を両立できるという利点も有する。
加えて、本発明の空気吹出装置においては、第1流路は「吹出口を開口端と」しており、第2調整板の回動軸および第3調整板の回動軸が第1流路との「接続面内」に存在する。そのため、第2調整板および第3調整板が空気吹出装置の外部から(吹出口を通して)視認され難い。したがって、本発明の空気吹出装置は、上述した各機能を備えつつ、美的外観を高めることができるという利点も有する。
以上、本発明の空気吹出装置の構成・効果について説明した。次いで、以下、本発明の空気吹出装置のいくつかの態様(態様1〜2)について述べる。
・態様1
本発明の空気吹出装置において、通気量調整板は、空気流路の通気状態を上述した「範囲内」において(具体的には、第1状態、第2状態および第3状態の順に)調整可能であればよく、具体的な構造等は特に制限されない。
例えば、前記通気量調整板は、前記第1流路と前記第2流路とを隔てる「第1境界板」、及び、前記第1流路と前記第3流路とを隔てる「第2境界板」(ただし、前記第1境界板及び前記第2境界板は互いに連動して逆方向に回動可能である。)を含む、ように構成され得る(例えば、図1を参照。)。
上記構成によれば、各流路を隔てる境界板の一部を通気量調整板として利用できる。よって、通気量調整板として個別の(専用の)部材を設ける場合に比べ、空気吹出装置を構成する部材の数を減少させ、空気吹出装置の製造工程を簡易化でき、空気吹出装置の小型化の要求へ更に容易に対応できる。
・態様2
本発明の空気吹出装置において、第1調整板、第2調整板および第3調整板の位置関係は、吹き出し空気流の指向性等を考慮して定められれば良く、特に制限されない。
例えば、前記風向調整板は、前記第1調整板の回動軸、前記第2調整板の回動軸及び前記第3調整板の回動軸が「同一の平面上」に存在する、ように構成され得る。
上記構成によれば、第2流路側の空隙および第3流路の空隙を通過した空気が、互いに向かい合うように、風向調整板(第1〜第3調整板)を通過した直後の空気に合流する。よって、第1〜第3調整板の回動軸が同一の平面上にない場合に比べ、各空隙を通過した空気が吹き出し空気流の流れ方向に及ぼす影響を小さくすることができ、吹き出し空気流の指向性を更に向上できる。
本発明の空気吹出装置の実施形態の一例を示す断面図である。 風向調整板の回動角度と、通気量調整板の回動角度と、吹き出し空気流の状態と、の関係を表す模式図である。 風向調整板の回動角度と、通気量調整板の回動角度と、吹き出し空気流の状態と、の関係を表す模式図である。 風向調整板の回動角度と、通気量調整板の回動角度と、吹き出し空気流の状態と、の関係を表す模式図である。 風向調整板の回動角度と、通気量調整板の回動角度と、吹き出し空気流の状態と、の関係を表す模式図である。 風向調整板の回動角度と、通気量調整板の回動角度と、吹き出し空気流の状態と、の関係を表す模式図である。 風向調整板の回動角度と、通気量調整板の回動角度と、吹き出し空気流の状態と、の関係を表す模式図である。 風向調整板の回動角度と、通気量調整板の回動角度と、吹き出し空気流の状態と、の関係を表す模式図である。
以下、本発明の空気吹出装置の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
<装置の概要>
図1は、本発明の実施形態の一例に係る空気吹出装置10(以下「実施装置10」という。)の概略構成を示している。具体的には、実施装置10は、空気流が内部を通過可能である中空柱状の形状(筒状)の形状を有しており、図1は、実施装置10の軸線AXに平行な平面によって実施装置10を上下方向に(後述される上方向Uから下方向Dに)切断した場合における、実施装置10の概略断面図を表す。
以下、便宜上、軸線AXに沿って実施装置10の前方に向かう方向は「正面方向F」とも称呼され、正面方向Fに直交して実施装置10の上下に向かう方向は「上方向U」及び「下方向D」とも称呼される。なお、これら上下の方向は、実施装置10が自動車のダッシュボードの周辺等に取り付けられた場合において自動車の操作者から実施装置10を見たときの上下の方向を基準とし、定義付けられている。
図1に示すように、実施装置10は、筒体21と、複数の風向調整板(31〜33)と、複数の通気量調整板(41,42)と、を備えている。以下、これら部材の構成をより詳細に説明する。
筒体21は、中空構造のリテーナ21a及び環状のベゼル21bを有している。これら部材により、筒体21は、内部に空気流路22を画成し、正面方向Fの端部に吹出口23を画成している。筒体21は、背面方向(正面方向Fの逆方向)の開口部24から流入した空気流が、空気流路22を通過した後、正面方向Fの開口部(吹出口23)から吹き出すようになっている。図中の矢印は、この空気流を表している。
空気流路22は、筒体21の吹出口23を開口端とする第1流路22a、並びに、第1流路22aを挟むように配置される第2流路22b及び第3流路22cを含んでいる。
より具体的には、第1流路22aは、リテーナ21aに設けられた境界板25aの下面(下方向Dの面)と、境界板25bの上面(上方向Uの面)と、リテーナ21aの内壁面と、によって画成される領域であり、筒体21の中央に存在し、筒体21の軸線AXが通過する領域である。更に、第1流路22aは、通気量調整板41の下面(下方向Dの面)と、通気量調整板42の上面(上方向Uの面)と、リテーナ21aの内壁面と、によって画成される領域を含んでもよい。
第2流路22bは、境界板25aの上面(上方向Uの面)と、リテーナ21aの内壁面と、によって画成される領域であり、第1流路22aの上方向Uに第1流路22aに沿って配置される領域である。更に、第2流路22bは、通気量調整板41の上面(上方向Uの面)と、リテーナ21aの内壁面と、によって画成される領域を含んでもよい。第2流路22bは、吹出口23の近傍で第1流路22aに接続している(後述される部分拡大図Aにおける接続面26を参照。)。
第3流路22cは、境界板25bの下面(下方向Dの面)と、リテーナ21aの内壁面と、によって画成される領域であり、第1流路22aの下方向Dに第1流路22aに沿って配置される領域である。更に、第3流路22cは、通気量調整板41の下面(下方向Dの面)と、リテーナ21aの内壁面と、によって画成される領域を含んでもよい。第3流路22cは、吹出口23の近傍で第1流路22aに接続している(後述される部分拡大図Bにおける接続面28を参照。)。
複数の風向調整板は、第1フィン31、第2フィン32及び第3フィン33を含む。第1フィン31、第2フィン32及び第3フィン33は、平面視における形状が略長方形の板体であり、所定の回動軸周りに回動したときの角度(回動角度)に応じて吹出口23を通過する空気(吹き出し空気流)の流れ方向を変化させることができる板体である。図1においては、この略直方体の板体の断面が表示されている。第1フィン31、第2フィン32及び第3フィン33は、吹出口23の近傍の筒体21の内部に回動可能に設けられている。
より具体的には、第1フィン31は回動軸31aを有しており、回動軸31aは第1流路22a内(本例では、軸線AX上)に存在している。
第2フィン32は、第2フィン32の吹出口23側(正面方向F)の端部を通過する回動軸32aを有している。更に、図中の部分拡大図Aに示すように、第2フィン32の回動軸32aは、第1流路22aと第2流路22bとの間の接続面(図中、一点鎖線で示される面)26内であり、かつ、接続面26の吹出口23側(正面方向F)の端部26aから離れた位置に存在している。換言すると、第2フィン32の吹出口23側(正面方向F)の端部32bと、接続面26の吹出口23側(正面方向F)の端部26aと、の間には空隙27が存在している。なお、部分拡大図Aでは、接続面26を明確に表示するために、第2フィン32及びその周辺の部材を一点鎖線にて表示している。
第3フィン33は、第2フィン32と同様の構成を有している。即ち、第3フィン33は、第3フィン33の吹出口23側(正面方向F)の端部を通過する回動軸33aを有している。また、図中の部分拡大図Bに示すように、第3フィン33の回動軸33aは、第1流路22aと第3流路22cとの間の接続面(図中、一点鎖線で示される面)28内であり、かつ、接続面28の吹出口23側(正面方向F)の端部28aから離れた位置に存在している。換言すると、第3フィン33の吹出口23側(正面方向F)の端部33bと、接続面28の吹出口23側(正面方向F)の端部28aと、の間には空隙29が存在している。なお、部分拡大図Bにおいては、接続面28を明確に表示するために、第3フィン33及びその周辺の部材を一点鎖線にて表示している。
なお、図示されるように、本例の接続面26は、ベゼル21bの背面方向の内壁面と、境界板25aの正面方向Fの端部と、リテーナ21aの内壁面と、によって囲まれる面であって、第1流路22aと第2流路22bとが接する面である。一方、本例の接続面28は、ベゼル21bの背面方向の内壁面と、境界板25bの正面方向Fの端部と、リテーナ21aの内壁面と、によって囲まれる面であって、第1流路22aと第3流路22cとが接する面である。
第2フィン32及び第3フィン33が上述したように配置されることにより、実施装置10を正面方向Fから見たとき、第2フィン32及び第3フィン33が視認され難いことになる。
更に、第1フィン31、第2フィン32及び第3フィン33は、連結部材34と連結軸31c〜33cを介して連結されており、互いに連動して同じ方向に回動可能となっている。第1フィン31、第2フィン32及び第3フィン33の回動角度は、所望の方法によって(例えば、操作者が図示しないリンク部材などを介して各フィンを直接操作することによって、または、操作者からの指示に応じて各フィンに設けられた図示しないモータが作動することによって)操作可能に構成されている。
更に、第1フィン31の回動軸31a、第2フィン32の回動軸32a及び第3フィン33の回動軸33aは、同一の平面上に存在している。本例において、この同一の平面は、筒体21の吹出口23の開口面と平行である。
通気量調整板は、第1ダンパ41及び第2ダンパ42を含む。第1ダンパ41及び第2ダンパ42は、平面視における形状が略長方形の板体である。図1においては、この略直方体の板体の断面が表示されている。第1ダンパ41及び第2ダンパ42は、筒体21の内部に回動可能に設けられている。
具体的には、第1ダンパ41は回動軸41bを有しており、第2ダンパ42は回動軸42bを有している。第1ダンパ41及び第2ダンパ42は、リンク機構(図示省略)を介して連結されており、互いに連動して逆方向に回動可能となっている(詳細は後述される。)。第1ダンパ41はその外周を囲むように設けられた弾性体41aを備えており、第2ダンパ42はその外周を囲むように設けられた弾性体42aを備えている。弾性体41a及び弾性体42aは、後述されるように第1ダンパ41及び第2ダンパ42が回動したとき、リテーナ21aの内壁面等に接触するとともに変形し、その接触部分から空気が漏れることを防ぐ。
更に、第1ダンパ41は、第1流路22aと第2流路22bとを隔てる境界板としても機能している。同様に、第2ダンパ42は、第1流路22aと第3流路22cとを隔てる境界板としても機能している。例えば、図1に示す例において、背面方向の開口部24から筐体21に流入した空気は、第1ダンパ41及び第2ダンパ42によって3つの流れ(第1流路22aを通過する空気流、第2流路22bを通過する空気流、及び、第3流路22cを通過する空気流)に分流される。それら空気流は、各流路を通過して正面方向Fに移動する。そして、第2流路22bを通過した空気は、空隙27を通過した後、第1流路22aを通過する空気流と合流する。また、第3流路22cを通過した空気は、空隙29を通過した後、第1流路22aを通過する空気流と合流する。その後、そのように合流した空気流が、吹出口23を通過し、風向調整板31〜33の回動角度に対応した方向に吹き出される。
なお、実施装置10は、第1〜第3フィン31〜33よりも背面方向(上流側)に、吹き出し空気流の流れ方向を実施装置10の左右方向(図1の紙面の上下方向)に変更するための風向調整板(図示省略)を備えてもよい。
以上が、実施装置10の概要についての説明である。
<実際の作動>
以下、実施装置10の実際の作動について説明する。
実施装置10は、風向調整板(31〜33)の回動角度、及び、通気量調整板(41〜42)の回動角度を変更することにより、吹き出し空気流の流れ方向および拡散の度合いを調整する。以下、実施装置10による吹き出し空気流の調整を、図2〜図8を参照しながら説明する。なお、図2〜図8は、図1と同様、実施装置10の軸線AXに平行な平面によって実施装置10を上下方向に切断した場合における、実施装置10の概略断面図を表す。
まず、図2〜図5は、第1〜第3フィン31〜33が“軸線AXに平行な回動角度”に維持されている場合において、第1ダンパ41及び第2ダンパ42の回動角度のみが変化するときの、吹き出し空気流Aの流れ方向及び収束の度合いを表す模式図である。
図2に示すように、第1ダンパ41の回動角度が“第2流路22bを閉鎖する回動角度”であり、第2ダンパ42の回動角度が“第3流路22cを閉鎖する回動角度”である場合、実施装置10に流入した空気は、第1流路22aのみを通過し、第2流路22b及び第3流路22cを通過しない(図中の矢印を参照。)。具体的には、この場合、第1ダンパ41の背面方向の先端部(弾性体41a)がリテーナ21aの内壁面に接触することにより、第2流路22bが閉鎖される。また、第2ダンパ42の背面方向の先端部(弾性体42a)がリテーナ21aの内壁面に接触することにより、第3流路22cが閉鎖される。なお、この場合、第1ダンパ41及び第2ダンパ42の正面方向Fの先端部は、境界板25a,25bよりも軸線AXに近い位置に存在するものの、第1流路22a内の空気の流れに実質的な影響を及ぼさない。
上記の場合、第1ダンパ41及び第2ダンパ42は、第1流路22aだけの通気を許可する状態(第1状態)にある。よって、第1流路22aを通過して正面方向Fに流れた空気が、第1〜第3フィン31〜33の間を通過し、吹出口23から吹き出される。その結果、この場合、第1〜第3フィン31〜33の回動角度に応じた方向(正面方向F)に“収束”された状態の吹き出し空気流Aが形成される。この収束の度合いとして、例えば、吹出口23から距離DISだけ離れた位置における吹き出し空気流Aの断面積は、吹出口23の開口面積とほぼ同一の面積AR1である。
次いで、図3に示すように、第1ダンパ41の回動角度が“境界板25aと第1ダンパ41とが平行である回動角度”となり、第2ダンパ42の回動角度が“境界板25bと第2ダンパ42とが平行である回動角度”となるまで各ダンパが回動した場合、第1流路22a、第2流路22b及び第3流路22cの全てを空気が通過する。具体的には、この場合、第1ダンパ41及び第2ダンパ42の背面方向の先端部がリテーナ21aの内壁面から離れ、第1流路22a及び第2流路22bが開放される。また、この場合、第1ダンパ41及び第2ダンパ42の正面方向Fの先端部は、境界板25a,25bの近傍に存在し(又は境界板25a,25bに接触し)、第2流路22b及び第3流路22cから第1流路22aへの空気の漏れを防いでいる。
上記の場合、第1ダンパ41及び第2ダンパ42は、第1流路22a、第2流路22b及び第3流路22cの全ての通気を許可する状態(第2状態)にある。この場合、第2流路22bを通過して正面方向Fに流れた空気が、第2流路22b側の空隙27を通過し、第1流路22aを通過した空気に合流する。同様に、第3流路22cを通過して正面方向Fに流れた空気が、第3流路22c側の空隙29を通過し、第1流路22aを通過した空気に合流する。その結果、この場合、第1流路22aを通過した空気が第2流路22b及び第3流路22cを通過した空気によって乱され、“拡散”された状態の吹き出し空気流Aが第1〜第3フィン31〜33の回動角度に応じた方向(正面方向F)に形成される。この拡散の度合いとして、吹出口23から距離DISだけ離れた位置における吹き出し空気流Aの断面積は、図2の例における面積AR1よりも大きい面積AR2である。
ここで、本例において、第1〜第3フィン31〜33の回動軸が同一の平面上に存在しているので、空隙27及び空隙29を通過した空気が、互いに向かい合うように第1流路22aを通過する空気に合流することになる。よって、吹き出し空気流Aの指向性が過度に損われることなく、吹き出し空気流Aが拡散する。
更に、図4に示すように、第1ダンパ41の回動角度が“第1ダンパ41の背面方向の先端部が軸線AXの近傍にある回動角度”となり、第2ダンパ42の角度が“第1ダンパ41の背面方向の先端部が軸線AXの近傍にある回動角度”となるまで各ダンパが回動した場合、第1〜第3流路22a,22b,22cの全てを空気が通過するものの、第1流路22aを通過する空気の量が図3に示す例よりも減少し、第2流路22b及び第3流路22cを通過する空気の量が図3に示す例よりも増大する。具体的には、この場合、第1ダンパ41及び第2ダンパ42の背面方向の先端部が互いに接近することにより、第1流路22aの開口面積(各ダンパ41,42の先端間の距離に相当。)が小さくなり、第2流路22b及び第3流路22cの開口面積(各ダンパ41,42の先端とリテーナ21aの内壁面との距離に相当。)が大きくなる。なお、この場合、第1ダンパ41及び第2ダンパ42の正面方向Fの先端部は、境界板25a,25bよりもリテーナ21aの内壁面に近い位置に存在するものの、第2流路22b及び第3流路22c内の空気の流れに実質的な影響を及ぼさない。
上記の場合も、第1ダンパ41及び第2ダンパ42は、第2状態にある。しかし、この場合、第2流路22b及び第3流路22cを通過して第1流路22aを通過する空気に合流する空気の量が、図3に示す例に比べて増大する。その結果、この場合、図3に示す例よりも大きな度合いで“拡散”された状態の吹き出し空気流Aが第1〜第3フィン31〜33の回動角度に応じた方向(正面方向F)に形成される。この拡散の度合いとして、吹出口23から距離DISだけ離れた位置における吹き出し空気流Aの断面積は、図3に示す例における面積AR2よりも大きい面積AR3である。
更に、図5に示すように、第1ダンパ41の回動角度が“第1流路22a、第2流路22b及び第3流路22cの全てを閉鎖する回動角度”となり、第2ダンパ42の回動角度が“第1流路22a、第2流路22b及び第3流路22cの全てを閉鎖する回動角度”となるまで各ダンパが回動した場合、第1流路22a、第2流路22b及び第3流路22cのいずれも空気が通過しない。具体的には、この場合、第1ダンパ41の背面方向の先端部と、第2ダンパ42の背面方向の先端部と、が接触することにより、第1流路22aが閉鎖される。更に、第1ダンパ41及び第2ダンパ42の正面方向Fの先端部がリテーナ21aの内壁面に接触することにより、第2流路22b及び第3流路22cも閉鎖される。
上記の場合、第1ダンパ41及び第2ダンパ42は、第1流路22a、第2流路22b及び第3流路22cのいずれの通気も許可しない状態(第3状態)にある。その結果、この場合、実施装置10から空気は吹き出されない。
次いで、図6〜図8は、風向調整板(第1〜第3フィン31〜33)が“上方向Uを向く回動角度”に維持されている場合において、第1ダンパ41及び第2ダンパ42の回動角度のみが変化するときの、吹き出し空気流Aの流れ方向及び収束の度合いを表す模式図である。
図6に示すように、第1ダンパ41及び第2ダンパ42が“第1状態”にある場合、第1流路22aを通過して正面方向Fに流れた空気が、第1〜第3フィン31〜33の間を通過し、吹出口23から吹き出される。その結果、この場合、第1〜第3フィン31〜33の回動角度に応じた方向(上方向U)に“収束”された状態の吹き出し空気流Aが形成される。本例において、吹出口23から距離DISだけ離れた位置における吹き出し空気流Aの断面積は、吹出口23の開口面積とほぼ同一の面積AR4である。
次いで、図7に示すように、第1ダンパ41及び第2ダンパ42が“第2状態”にある場合、第2流路22b及び第3流路22cを通過した空気が、正面方向Fに向かって流れる。ただし、本例において、第2フィン32及び第3フィン33は上方向Uを向くように回動しているので、第2フィン32は接続面26よりも第1流路22aの内側に入るように傾き、第3フィン33は接続面28よりも第3流路22cの内側に入るように傾いている。よって、第2フィン32によって第1流路22aから第2流路22bに空気が取り込まれる分だけ、図6に示す例に比べて第2流路22b側の空隙27を通過する空気の量が増大する。一方、第3フィン33によって第3流路22cから第1流路22aに空気が放出される分だけ(換言すると、第3流路22c内の空気の流れが阻害される分だけ)、図6に示す例に比べて第3流路22c側の空隙29を通過する空気の量が減少する。
その結果、上記の場合、第1〜第3フィン31〜33の回動角度に応じた方向(上方向U)に“拡散”された状態の吹き出し空気流Aが形成されるとき、第2流路22b側(流れ方向の傾きの順方向)の拡散の度合いが、第3流路22c側(流れ方向の傾きの逆方向)の拡散の度合いよりも大きいことになる。そのため、吹き出し空気流Aの上方向U(順方向)では空気流の拡散が促進されつつ、吹き出し空気流Aの下方向D(逆方向)では空気流の拡散が抑えられる。よって、このように下方向D(逆方向)における拡散が抑えられない場合に比べ、吹き出し空気流Aの指向性が高まる。また、このように下方向D(逆方向)での拡散が抑えられても、上方向U(順方向)での拡散が促進されるので、吹き出し空気流Aの拡散の度合い自体はそれ程低下しない。即ち、吹き出し空気流Aの指向性の高さ及び拡散の度合いの調整が両立されることになる。
なお、本例において、吹出口23から距離DISだけ離れた位置における吹き出し空気流Aの断面積は、図6の例における面積AR4よりも大きい面積AR5である。
更に、図8に示すように、第1ダンパ41及び第2ダンパ42が“第2状態”にあり、図7に示す例よりも第1流路22aを通過する空気の量が少なく且つ第2流路22b及び第3流路22cを通過する空気の量が多い場合、図7に示す例よりも大きな度合いで“拡散”された状態の吹き出し空気流Aが第1〜第3フィン31〜33の回動角度に応じた方向(上方向U)に形成される。更に、上記同様の理由により、吹き出し空気流Aの第2流路22b側(傾きの順方向)の拡散の度合いは、第3流路22c側(傾きの逆方向)の拡散の度合いよりも大きいことになる。よって、本例のように、拡散の度合いが図7に示す例よりも高められても、吹き出し空気流Aの指向性の高さ及び拡散の度合いの調整が両立される。なお、本例において、吹出口23から距離DISだけ離れた位置における吹き出し空気流Aの断面積は、図7の例における面積AR5よりも大きい面積AR6である。
更に、第1ダンパ41及び第2ダンパ42が第3状態にある場合、第1〜第3フィン31〜33の回動角度にかかわらず、実施装置10から空気は吹き出されない(図示省略)。
上記説明から理解されるように、第1〜第3フィン31〜33の回動角度(傾き)が大きくなるにつれて、上述した“傾きの順方向での拡散”が促進され、“傾きの逆方向での拡散”が抑制される。よって、第1〜第3フィン31〜33の回動角度にかかわらず、吹き出し空気流Aの指向性の高さ及び拡散の度合いの調整が両立される。
なお、風向調整板(第1〜第3フィン31〜33)が“下方向D”を向く回動角度に維持されている場合も、図6〜図8に示す例と同様、吹き出し空気流Aが調整される。
以上に説明したように、実施装置10は、上述した構成の筐体21、風向調整板(第1〜第3フィン31〜33)及び通気量調整板(第1〜第2ダンパ41〜42)との簡易な構成により、吹き出し空気流Aの流れ方向および拡散の度合いの双方を調整できる。具体的には、実施装置10は、吹き出し空気流Aの流れ方向にかかわらず、吹き出し空気流Aの拡散の度合いを調整することができる。換言すると、実施装置10は、吹き出し空気流Aの流れ方向の調整(指向性の高さ)と、拡散の度合いの調整と、を両立することができる。
<他の態様>
本発明は上記実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用できる。
例えば、実施装置10においては、風向調整板として3枚のフィン(第1〜第3フィン31〜33)が用いられている。しかし、風向調整板の枚数は必ずしも3枚である必要はなく、4枚以上の風向調整板が空気吹出装置に設けられてもよい。同様に、通気量調整板(第1〜第2ダンパ41〜42)の枚数は必ずしも2枚である必要はなく、1枚または3枚以上の通気量調整板が空気吹出装置に設けられてもよい。
更に、実施装置10においては、第2流路22b及び第3流路22cは第1流路22aの上下(上方向U及び下方向D)に設けられている。しかし、第2流路22b及び第3流路22cは、第1流路22aの左右に設けられてもよく、第1流路22aの上下左右を取り囲むように4つの流路が設けられてもよい。
空気吹出装置10は、例えば、自動車の車室内(インナパネル)に取り付けることができる。しかし、本発明の空気吹出装置は、自動車の車室内に限らず、例えば、空気の供給または停止が望まれる種々の部材に取り付け得る。
10…空気吹出装置、21…筒体、22…空気流路、22a…第1流路、22b…第2流路、22c…第3流路、23…吹出口、25a,25b…境界板、26,28…接続面、27,29…空隙、31,32,33…風向調整板、31…第1フィン、32…第2フィン、33…第3フィン、31a,32a,33a…回動軸、41,42…通気量調整板、41…第1ダンパ、42…第2ダンパ

Claims (3)

  1. 空気流路及び吹出口を画成する筐体と、前記吹出口を通る空気の流れ方向を調整可能な風向調整板と、前記空気流路を通る空気の流量を調整可能な通気量調整板と、を備えた空気吹出装置であって、
    前記空気流路は、
    前記吹出口を開口端とする第1流路、並びに、前記第1流路を挟むように配置され且つ前記吹出口の近傍にて前記第1流路に接続する第2流路及び第3流路、を含み、
    前記風向調整板は、
    互いに連動して同方向に回動可能な第1調整板、第2調整板及び第3調整板であって、
    該第1調整板の回動軸が、前記第1流路内に存在し、
    該第2調整板の回動軸が、前記第1流路と前記第2流路との間の接続面内であり且つ同接続面の前記吹出口側の端部から離れた位置に存在するとともに、該第2調整板の前記吹出口側の端部を通過し、
    該第3調整板の回動軸が、前記第1流路と前記第3流路との間の接続面内であり且つ同接続面の前記吹出口側の端部から離れた位置に存在するとともに、該第3調整板の前記吹出口側の端部を通過する、
    第1調整板、第2調整板及び第3調整板を含み、
    前記第2調整板の前記吹出口側の端部と、前記第1流路と前記第2流路との間の前記接続面の前記吹出口側の端部と、の間には空隙が存在しており、且つ、該空隙を介して前記第1流路と前記第2流路とが連通しており、
    前記第3調整板の前記吹出口側の端部と、前記第1流路と前記第3流路との間の前記接続面の前記吹出口側の端部と、の間には空隙が存在しており、且つ、該空隙を介して前記第1流路と前記第3流路とが連通しており、
    前記通気量調整板は、
    前記第1流路だけの通気を許可する第1状態から、前記第1流路、前記第2流路及び前記第3流路の全ての通気を許可する第2状態を経て、前記第1流路、前記第2流路及び前記第3流路のいずれの通気も許可しない第3状態に至るまでの範囲内において、前記流量を調整可能である、
    空気吹出装置。
  2. 請求項1に記載の空気吹出装置において、
    前記通気量調整板が、前記第1流路と前記第2流路とを隔てる第1境界板、及び、前記第1流路と前記第3流路とを隔てる第2境界板、を含むとともに、
    前記第1境界板及び前記第2境界板が互いに連動して逆方向に回動可能である、
    空気吹出装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の空気吹出装置において、
    前記第1調整板の回動軸、前記第2調整板の回動軸及び前記第3調整板の回動軸が、同一の平面上に存在する、
    空気吹出装置。
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