JP6301688B2 - 建設機械の前窓開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、油圧ショベル等の建設機械のキャブの前面に形成された開口を前窓によって開閉する建設機械の前窓開閉装置に関する。
油圧ショベル等の建設機械のキャブの前面には、作業箇所をガラス越しではなく直視するための開口が形成されており、開口が前窓によって開閉されるようになっている。この前窓は、キャブ前面の開口を覆う全閉位置と、キャブ内の天井に沿った全開位置とに移動され、全閉位置及び全開位置においてロック・アンロック(ロック解除)されるようになっている。
建設機械の前窓を開閉する発明として、前窓を電気的な力によって全閉位置と全開位置とに移動させ、電気的な力で全閉位置及び全開位置でロック・アンロックするようにしたものが知られている(特許文献1参照)。この発明によれば、運転者(オペレーター)は、手動で前窓を開閉移動及びロック・アンロック操作する必要がなく、操作負担が軽減される。
特公平7−116728号公報
しかし乍ら、このように前窓の開閉移動及びロック・アンロック操作を電動による全自動とすると、電気的なトラブルが生じた場合、動作不良となって様々な問題が生じ得る。
例えば、運転者がキャブ前面の開口を開放して作業するため、前窓をキャブ内の天井に沿った全開位置で電動ロックした後、電気的トラブルによってアンロックが不能となると、キャブ前面の開口が開放されたままの状態となってしまう。よって、電気的トラブルを修理しない限り、キャブ内が風雨に晒される状態となり、車両盗難、車両悪戯の虞がある。
また、前窓の開閉動作も電動であるため、安全上、前窓の電動による開閉動作スピードを所定の安全速度以上に速く設定することができない。このため、緊急時、運転者が前窓を素早く開閉しようとしても、前窓を予め設定された電動安全速度以上の速度でクイックに開閉することができず、使い勝手が悪い。
一方、前窓の開閉移動及びロック・アンロック操作を全て手動とした場合、運転者が前窓をキャブ内の天井に手動で持ち上げて全開位置で手動でロックをしたとき、手動ロックが不完全(所謂半ロック)となる可能性がある。この場合、運転者がキャブ前面の開口から身を乗り出したり、頭を突き出して作業している際、車両の振動等によってロックが外れ、全開位置の前窓が全閉位置に落下する可能性がある。こうなると、運転者が前窓と開口との間に挟まれてしまう。
本発明は、上述した問題点を鑑みて創案されたものであり、前窓を全開位置に移動させたときの不完全ロックを防止できると共に、電気的トラブルによる前窓の全開位置でのアンロック不能を回避でき、操作性・信頼性・安全性を向上させた建設機械の前窓開閉装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、建設機械のキャブの前面に形成された開口を覆う全閉位置と前記キャブ内の天井に沿った全開位置とに移動自在な前窓と、前窓に取り付けられたロック機構と、キャブ内の天井に取り付けられたストライカーとを有し、前窓が全開位置に移動されたとき、ロック機構がストライカーと係合することで前窓を全開位置にロックし、ロック機構がストライカーから離脱することで前窓のロックを解除する建設機械の前窓開閉装置であって、ロック機構は、全開手前位置まで移動された前窓を自動で全開位置に引き寄せてロックする全開自動ロック機構と、全開位置にロックされた前窓を手動でロック解除するための手動ロック解除機構とを備え、全開自動ロック機構は、前窓が全開手前まで移動されたときストライカーに押されて係合方向に回動するラッチと、ラッチの回動に応じてオンされるスイッチと、スイッチのオンによって作動されるモーターと、モーターの作動に応じてラッチを更に係合方向に回動させるモーターブラケットとを備え、ラッチに係合ピンを設け、モーターブラケットに係合ピンが係合される長孔を設け、モーターは、スイッチがオンされたとき、モーターブラケットを引っ張っることで長孔の端部に係合ピンを押し付けてラッチを係合方向に回動させた後、モーターブラケットを押し出して長孔の端部を係合ピンから離間させるものであり、長孔の端部と係合ピンとの隙間が、ラッチを解除方向に回動させる際に係合ピンが長孔の端部に向けて移動するためのスペースとなる、ことを特徴とする建設機械の前窓開閉装置。
手動ロック解除機構は、ラッチに接触してラッチを解除方向に回動させる解除レバーと、前窓に取り付けられ運転者によって操作される操作レバーと、操作レバーと解除レバーとを連結する連結部材とを備えていてもよい。
解除レバーは、連結部材が接続された第1解除レバーと、第1解除レバーの回動に応じて回動されてラッチを解除方向に回動させる第2解除レバーとを有し、ロック機構は、第1解除レバーの回動に応じて回動されるセカンダリーロックレバーを有し、キャブ内の天井に、セカンダリーロックレバーと係脱するセカンダリーストライカーを取り付けてもよい。
ロック機構が、前窓の上部の一カ所に取り付けられてもよい。
操作レバーが、前窓の左右何れか一方の側部に取り付けられてもよい。
本発明に係る建設機械の前窓開閉装置によれば、全開手前位置まで移動された前窓を自動で全開位置に引き寄せてロックするので、前窓の全開位置での不完全ロックを回避でき、不完全ロックによる前窓の落下を防止できる。また、全開位置の前窓のロック解除を手動で行うので、電気的トラブルによる前窓のアンロック不能を回避でき、全開位置の前窓のロックを手動で解除して前窓を確実に全閉位置に移動できる。よって、操作性・信頼性・安全性を高めることができる。
本発明の前提となる建設機械の前窓開閉装置が装備されたキャブを斜め下方から見上げた斜視図である。 図1に示す前窓が全開位置にロックされた状態を示す前窓開閉装置の側面図である。 図2に示す前窓が全開位置からロック解除されて閉方向に僅かに移動された状態を示す同装置の側面図である。 図3に示す前窓が全閉位置に近付いた状態を示す同装置の側面図である。 図4に示す前窓が全閉位置にロックされた状態を示す同装置の側面図である。 本発明の一実施形態に係る建設機械の前窓開閉装置の概要を示す説明図である。 図6に示す前窓が全開位置に近付けられたときの前窓開閉装置の斜視図である。 図6に示す前窓が全開位置にロックされる手順を示す説明図であり、(a)はロック機構のラッチがストライカーから離間している状態、(b)はラッチがストライカーに押し付けられてモーターのスイッチがオンされた状態を示す。 図8(b)の続きの説明図であり、(c)はモーターブラケットによってラッチが更に係合方向に回動された状態を示し、(d)はその後のロック解除に備えてモーターブラケットが逆方向に移動された状態を示す。 図9(d)に示すように全開位置にてロックされた前窓が、ロック解除される様子を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。係る実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(建設機械の前窓開閉装置1の概要)
図1〜図5を用いて、本発明の前提となる建設機械の前窓開閉装置1の概要を説明する。図1は建設機械の前窓開閉装置1が装備されたキャブ2を斜め下方から見上げた斜視図、図2は図1に示す前窓3が全開位置にロックされた状態を示す同装置1の側面図、図3は図2に示す前窓3が全開位置からロック解除されて閉方向に僅かに移動された状態を示す同装置1の側面図、図4は図3に示す前窓3が全閉位置の近傍まで移動された状態を示す同装置1の側面図、図5は図4に示す前窓3が全閉位置にロックされた状態を示す同装置1の側面図である。
図1に示すように、この建設機械の前窓開閉装置1は、建設機械のキャブ2の前面に形成された開口4を開閉する前窓3と、前窓3に取り付けられたロック機構5と、キャブ2内の天井に取り付けられたストライカー(開保持用ストライカー)12aとを有し、図2に示すように前窓3がキャブ2内の天井に沿った全開位置に移動されたときロック機構5がストライカー12aと係合することで前窓3を全開位置にロックし、図3に示すようにロック機構5がストライカー12aから離脱することで前窓3のロックを解除するようになっている。図1に示すように、前窓3は、リンク式開閉機構7によって、キャブ2内の天井に沿った全開位置(図2参照)と、キャブ2の前面に形成された開口4を覆う全閉位置(図5参照)とに、移動される。
図1、図2に示すように、リンク式開閉機構7は、キャブ2内に開口4の両脇に沿って配設されたガイドレール8と、前窓3の窓枠3aに設けられガイドレール8に係合するガイド部材3bと、上端9aがキャブ2内の上部に回動自在に支持され下端9bが窓枠3aの左右の側部の中程に回動自在に接続されたリンクレバー9とを備えている。リンクレバー9とキャブ2のフロントピラー2aとの間には、前窓3の開口方向への移動をアシストするダンパー10が設けられ、前窓3の窓枠3aの左右側部には、運転者の両手によって把持されるグリップ11が設けられている。前窓3は、グリップ11を把持した運転者によって、リンクレバー9が上端9a回りに回動されると共にガイド部材3bがガイドレール8に沿って移動されることで、キャブ2前面の開口4を開放してキャブ2内の天井に沿った全開位置(図2参照)と、開口4を覆う全閉位置(図5参照)とに、手動で移動される。
図2に示すように、前窓3は、全開位置に移動されたとき、ロック機構5がキャブ2の天井の後部に取り付けられたストライカー(開保持用ストライカー)12aと係合し、全開位置にロックされる。ストライカー12aは、キャブ内の天井後部に取り付けられたU字状の金具から成る。このストライカー12aの隣には、同形状のセカンダリーストライカー(開保持用セカンダリーストライカー)12bが並設されている。全開位置に移動された前窓は、ロック機構5がストライカー12a及びセカンダリーストライカー12bに係合することで、ダブルロックされる。後ほど詳述するが、前窓3は、運転者の手動によって全開位置手前まで移動され、その後、自動(電動)で全開位置まで引き寄せられて、ロック機構5がストライカー12a及びセカンダリーストライカー12bに係合され、図2に示す全開位置にロックされる(自動ロック)。
図2に示すように、全開位置にロックされた前窓3は、後述するように運転者の手動によって、ロック機構5がストライカー12a及びセカンダリーストライカー12bから離脱され、ロック解除される(手動ロック解除)。その後、前窓3は、運転者の手動によって前方且つ下方に移動され、図3及び図4の状態を経て、図5に示すように全閉位置に移動される。前窓3は、全閉手前位置まで手動で移動されると、自動(電動)で全閉位置まで引き寄せられてロック機構5が閉保持用ストライカー6に係合され、全閉位置にロックされる(自動ロック)。閉保持用ストライカー6は、キャブ内の開口4の上方に取り付けられたU字状の金具から成る。全閉位置にロックされている前窓3は、運転者の手動によって、ロック機構5が閉保持用ストライカー6から離脱され、ロック解除される(手動ロック解除)。
(ロック機構5)
図6は、本発明の一実施形態に係る建設機械の前窓開閉装置1の概要を示す説明図、図7は、前窓3が全開位置に近付けられたとき(図3参照)の斜視図である。上述したように、前窓3に取り付けられたロック機構5は、前窓3が全開位置に移動されたとき、キャブ2内の天井に取り付けられたストライカー12a及びセカンダリーストライカー12bと係合する(図1、図2参照)。詳しくは全開位置手前に移動された前窓3は、図8(a)、図8(b)、図9(c)、図9(d)に示すように、自動(電動)でロック機構5がストライカー12aと係合されて全開位置にロックされる(自動ロック)。このように、全開位置に電動ロックされた前窓3は、図10(e)に示すように、手動でロック機構5がストライカー12aから離脱されて、アンロックされる(手動ロック解除)。ロック機構5は、図6、図7に示すように、全開手前位置まで移動された前窓3を自動(電動)で全開位置に引き寄せてロックする全開自動ロック機構5aと、全開位置にロックされた前窓3を手動でロック解除するための手動ロック解除機構5bとを備えている。
(全開自動ロック機構5a)
図8(a)、図8(b)に示すように、全開自動ロック機構5aは、全開手前位置まで手動で移動された前窓3を、図9(c)、図9(d)に示すように、自動(電動)で全開位置に引き寄せてロックするものである。かかる全開自動ロック機構5は、前窓3が図8(a)の位置から図8(b)の全開手前位置まで手動で移動されたとき、キャブ2内の天井に取り付けられたストライカー(開保持用ストライカー)12aに押されて係合方向(時計方向)に回動するラッチ13と、ラッチ13の回動に応じてラッチ13から離間してオンされるスイッチ14と、スイッチ14のオンによって作動されるモーター15(図6、図7参照)と、モーター15の作動に応じてラッチ14を図9(c)に示すように更に係合方向に回動させるモーターブラケット16とを備えている。
図8(a)及び図8(b)に示すように、ラッチ13は、ストライカー16によって押圧される押圧部13aを有し、押圧部13aがストライカー16で押圧されることで、支持軸13b回りに時計方向に回動される。ラッチ13は、前窓3に取り付けられた支持フレーム(図示せず)に、支持軸13bを介して回動自在に支持されており、ラッチ13と支持フレームとの間には、ラッチ13を反時計方向に回動するように付勢するバネ(コイルバネ)17が介設されている。すなわち、図8(a)に示すラッチ13は、バネ17によって常に反時計方向に付勢されており、図8(b)に示すようにストライカー12aに押されることで時計方向に回動される。
図8(b)に示すように、ラッチ13がストライカー16で押されて時計方向に回動すると、それまでラッチ13の側部によって押圧されていたスイッチ14が解放され、スイッチ14がオンされる。スイッチ14は、上述した支持フレームに取り付けられたブラケット18に装着されている。スイッチ14がオンされると、図6及び図7に示すモーター15が作動され、図9(c)に示すように、モーター15で移動されるモーターブラケット16が左方に引かれる。これにより、ラッチ13が更に係合方向(時計方向)に回動され、ストライカー12aがラッチ13の係合爪13cに係合される。すなわち、ラッチ13には、上述した押圧部に13a繋げて、ストライカー12aを巻き込んで保持するための係合爪13cが形成されており、係合爪13cから押圧部13aに架けて形成される凹部が、ストライカー12aと係合する係合溝13dとなる。
この係合溝13dは、図8(a)に示すようにストライカー12aが離間しているときには斜め上方を向いていてストライカー12aの係合を許容し、図8(b)に示すようにストライカー12aによって押圧部13aが押圧されるとラッチ13が係合方向に回動して略水平方向を向き、図9(c)に示すようにラッチ13がモーターブラケット16で引かれて更に係合方向に回動されると斜め下方を向いてストライカー12aが抜けない状態となる。その後、図9(d)を用いて後述するように、モーターブラケット16が右方に押し出されても、第2解除レバー23の押圧部23bがラッチ13のストッパ壁13iに押し付けられて引っ掛かり、ラッチ13の回動角度が係合溝13dを斜め下方に向けた状態に保たれるため、ストライカー12aが係合溝13dから離脱不能となって、前窓3が全閉位置にロックされる。
上述したように、前窓3が運転者の手動によって図8(a)の位置から図8(b)に示す全閉手前位置まで移動されると、その前窓3は、全開自動ロック機構5aによって、図9(c)、図9(d)に示すように自動(電動)で全閉位置に引き寄せられ、全閉位置でロックされる。全閉位置にてロックされた前窓は、次に述べる手動ロック解除機構5bによって、運転者の手動でロック解除される。
(手動ロック解除機構5b)
手動ロック解除機構5bは、図9(d)に示すように全閉位置にロックされた前窓3を、手動で図10(e)に示すようにロック解除するものである。かかる手動ロック解除機構5bは、図9(d)に示すラッチ13を図10(e)に示すように解除方向(反時計方向)に回動させるための解除レバー19と、解除レバー19を遠隔操作するために図6に示すように前窓3に取り付けられた操作レバー20と、操作レバー20と解除レバー19とを連結する連結部材(連結ワイヤー21)とを備えている。運転者が操作レバー20を引き操作すると、連結ワイヤー21が引かれ、連結ワイヤー21を介して解除レバー19が回動され、図9(d)に示すラッチ13が図10(e)に示すように解除方向(反時計方向)に回動される。このようにラッチ13が解除方向に回動されると、図10(e)に示すようにラッチ13の係合溝13dが斜め上方を向き、係合溝13dからストライカー12aが離脱可能となって、前窓3がロック解除可能となる。ロック解除可能となった前窓3は、ダンパー10(図1参照)のアシスト力で僅かに開方向に移動され、その後、グリップ11を把持する運転者の手動によって開方向に移動される。
図9(d)、図10(e)に示すように、ラッチ13の端部には、係合ピン13eが設けられ、モーターブラケット16には、係合ピン13eが係合される長孔(弧状長孔)16aが設けられている。また、図7に示すモーター15は、図8(b)に示すようにラッチ13がストライカー12aで押されて係合方向(時計方向)に回動され、ラッチ13がスイッチ14から離間してスイッチ14がオンされたとき、図9(c)に示すようにモーターブラケット16を左方に引っ張り、長孔16aの端部に係合ピン13eを押し付けてラッチ13を更に係合方向(時計方向)に回動させ、その後、図9(d)に示すようにモーターブラケット16を右方に押し出し、長孔16aの端部を係合ピン13eから離間させる機能を有する。このようなモーターブラケット16の押し引き移動は、モーター15を正逆回転させる、或いはカム機構を用いて達成される。図9(d)において、長孔16aの端部と係合ピン13eとの隙間16bが、ラッチ16を図10(e)に示すように解除方向(反時計方向)に回動させる際、係合ピン13eが長孔16aの端部に向けて移動して回動を許容するためのスペースとなる。
(解除レバー19)
図9(d)、図10(e)に示すように、解除レバー19は、連結ワイヤー21が接続された第1解除レバー22と、第1解除レバー22の回動に応じて回動されてラッチ13を解除方向(反時計方向)に回動させる第2解除レバー23とを有する。第1解除レバー22は、支持軸22aによって上述の支持フレームに回動自在に支持されており、図7に示すように支持軸22aの外周に装着されたリターン用のバネ(弦巻バネ)24によって回動角度が弾性的に保持されている。第2解除レバー23は、支持軸23aによって支持フレームに回動自在に支持されており、ラッチ13との間に介設されたバネ(コイルバネ)25によって時計方向に付勢されている。
第2解除レバー23は、バネ25の力によってラッチ13に押し付けられる押圧部23bを有する。第2解除レバー23の押圧部23bは、図8(a)の状態ではラッチ13の窪み部13fの底に押し付けられているが、図8(b)に示すようにラッチ13がストライカー12aで押されて僅かに係合方向(時計方向)に回動されると、窪み部13fの底から離間し、ラッチ13の張り出し部13gに押し付けられる。次いで、図9(c)に示すように、ラッチ13がモーターブラケット16で引かれて更に係合方向(時計方向)に回動されると、第2解除レバー23の押圧部23bは、ラッチ13の張り出し部13gから段差部13hに落ち込む。次いで、図9(d)に示すように、モーターブラケット16が逆方向(右方)に押し出されると、ラッチ13がバネ17によって反時計方向に回動されるため、第2解除レバー23の押圧部23bは、ラッチ13の段差部13hと張り出し部13gと間に形成されたストッパ壁13iに押し付けられる。これにより、ラッチ13の回動角度がロック角度に保持され、前窓3のロックが達成される。
その後、図9(d)の状態で、運転者が図6に示すグリップ11を把持して操作レバー20を引くと、連結ワイヤー21が引かれ、図10(e)に示すように、第1解除レバー22が反時計方向に回動され、第1解除レバー22の押圧部22bが第2解除レバー23の被押圧部23cに押し付けられ、第2解除レバー23が反時計方向に回動される。このとき、第2解除レバー23の押圧部23bは、第2解除レバー23が支持軸23a回りに反時計方向に回動することで、図9(d)に示すラッチ13のストッパ壁13iから離間し、ラッチ13がバネ17で引かれて反時計方向(解除方向)に回動されることで、図10(e)に示すようにラッチ13の窪み部13fに落ち込む。これにより、ラッチ13の回動角度がロック解除角度に保持され、前窓3のロック解除が達成される。その後、運転者が図6に示す操作レバー20を解放すると、図10(e)に示す第1解除レバー22は、リターン用のバネ24(図7参照)によって時計方向に回動され、図8(a)の状態(デフォルト状態)に戻る。
(セカンダリーロックレバー26)
図7に示すように、ロック機構5は、第1解除レバー22の回動に応じて回動されるセカンダリーロックレバー26を有する。セカンダリーロックレバー26は、支持フレームに設けられた支持軸に挿通される孔26aと、キャブ2内の天井に取り付けられたセカンダリーストライカー12b(図1、図2参照)と係脱する係合爪26bとを備えている。また、セカンダリーロックレバー26には、図7に示すように、第1解除レバー22の突出部22cと接する押圧部26cが形成されている。セカンダリーロックレバー26は、バネ(弦巻バネ)27によって反時計方向に付勢されており、押圧部26cが第1解除レバー22の突出部22cに押し付けられている。
図1、図2に示すように、前窓3が全開位置に近付けられて、図7に示すセカンダリーロックレバー26の係合爪26bがセカンダリーストライカー12bに押し付けられると、セカンダリーロックレバー26がストライカー12bに乗り上がり、バネ27が弾性変形することでセカンダリーロックレバー26が時計方向に回動する。そして、ストライカー12bが係合爪26bの最大隆起部を過ぎると、バネ27の力によってセカンダリーロックレバー26が反時計方向に回動し、ストライカー12bがセカンダリーロックレバー26に保持される。これにより、前窓3が全開位置にロックされる。これと同時に、ロック機構5のラッチ13の係合溝13dが、図8(a)、図8(b)、図9(c)、図9(d)を用いて既述したように、キャブ2内の天井に取り付けられたストライカー12aと係合する。この結果、全開位置の前窓3は、ラッチ13がストライカー12aに保持されると共に、セカンダリーロックレバー26がセカンダリーストライカー12bに保持されることになり、ダブルロックされ、車両の振動等による意に反したロック解除を防止できる。
その後、全開位置にロックされた前窓3をロック解除するときには、運転者が図6に示すグリップ11を把持して操作レバー20を引き操作する。すると、図7に示す連結ワイヤー21が引かれ、第1解除レバー22が反時計方向に回動され、第1解除レバー22の突出部22cがセカンダリーロックレバー26の押圧部26cを押圧し、セカンダリーロックレバー26が時計方向に回動される。これにより、セカンダリーロックレバー26の係合爪26bによるセカンダリーストライカー12bの保持が解除される。同時に、ロック機構5のラッチ13が、図9(d)、図10(e)を用いて既述したように、キャブ2内の天井に取り付けられたストライカー12aから離脱する。これにより、全開位置にダブルロックされた前窓3を手動でロック解除できる。
(前窓3の全閉時のロック)
以上、前窓3の全開位置におけるロック・アンロックを説明したが、前窓3の全閉位置におけるロック・アンロックも同様である。すなわち、全開位置におけるロックが手動で解除された前窓3は、グリップ11を把持する運転者の手動によって前方且つ下方に移動され、図3及び図4の状態を経て、図5に示すように全閉位置に移動される。前窓3は、全閉手前位置まで手動で移動されると、自動(電動)で全閉位置まで引き寄せられてロック機構5が閉保持用ストライカー6に係合され、全閉位置にロックされる(自動ロック)。かかる前窓3の全閉時の自動ロックについては、図8(a)、図8(b)、図9(c)、図9(d)を用いて説明した前窓3の全開時の自動ロックと同様であるので、説明を省略する。また、全閉位置にロックされてた前窓3は、運転者の手動によって、ロック機構5が閉保持用ストライカー6から離脱され、ロック解除される(手動ロック解除)。かかる前窓3の全閉時の手動ロック解除については、図9(d)、図10(e)を用いて説明した前窓3の全開時の手動ロック解除と同様であるので、説明を省略する。
(その他)
図6に示すように、ロック機構5は、前窓3の上部の一カ所に取り付けられている。詳しくは、ロック機構5は、前窓3の窓枠3aの上部に、車幅方向の一方(左方)に片寄せられて取り付けられている。その理由は、図1に示すように、ロック機構5と係脱するストライカー12a及びセカンダリーストライカー12bを、キャブ2の天井に取り付けられたラジオ本体28及びスピーカー29を避けて車幅方向に片寄せ、且つ、閉保持用ストライカー6をキャブ2の前面上部に取り付けられたワイパー用モーター30を避けて車幅方向に片寄せているからである。
図1、図6に示すように、操作レバー11は、前窓3の左右何れか一方(例えば右側)のグリップ11の近傍に取り付けられている。これにより、運転者は片手でアンロック操作でき、前窓3のアンロックの操作性が向上する。すなわち、運転者は、主として右手で右側のグリップ11をしっかり把持して操作レバー20を操作すればよく、左手による左側のグリップ11の把持はラフな握りで足りるので、操作性が向上する。運転者が操作レバー20を操作することで、連結ワイヤー21を介してロック機構5がアンロック(ロック解除)されることは上述した通りである。
(作用・効果)
本実施形態に係る建設機械の前窓開閉装置1によれば、全開手前位置まで移動された前窓3を自動(電動)で全開位置に引き寄せてロックするので、前窓3の全開位置での不完全ロックを回避でき、前窓3の落下を防止できる。すなわち、前窓3の全開位置でのロックを運転者の手動で行うタイプであると、運転者の操作ミス等により、ロックが不完全(所謂半ロック)となる可能性がある。かかる半ロック状態で、運転者がキャブ2前面の開口4から身を乗り出したり、頭を突き出して作業している最中に、車両の振動等によってロックが外れると、全開位置の前窓3が全閉位置に落下する可能性があり、運転者が前窓3と開口4との間に挟まれてしまう。本実施形態では、全開手前位置まで手動で移動された前窓3を自動(電動)で全開位置に引き寄せてロックするので、確実なロックが担保され、そのような問題(手動半ロック)は生じない。
また、本実施形態に係る建設機械の前窓開閉装置1によれば、全開位置の前窓3のロック解除を手動で行うので、電気的トラブルによる前窓3のロック解除不能を回避でき、全開位置の前窓3のロックを手動で解除して前窓3を確実に全閉位置に移動できる。すなわち、前窓3の全開位置でのロック解除を電動で行うタイプであると、前窓3をキャブ2内の天井に沿った全開位置で電動ロックした後、電気的トラブルによってロック解除が不能となると、キャブ2前面の開口4が開放されたままの状態となってしまい、電気的トラブルを修理しない限り、キャブ2内が風雨に晒される状態となり、車両盗難、車両悪戯の虞がある。本実施形態では、全開位置の前窓3のロック解除を運転者による手動で機械的(メカニカル)に行うので、電気的なトラブルによってロック解除不能となることはなく、確実なロック解除が担保され、そのような問題(電気的トラブルによるロック解除不能)は生じない。
また、本実施形態に係る建設機械の前窓開閉装置1によれば、全開位置、全閉位置にてロック解除された前窓3を手動で開閉方向に移動するようにしているので、運転者の操作に応じて前窓3を素早くクイックに開閉することができ、使い勝手がよい。すなわち、前窓3を全閉位置と全開位置との間で電動を移動させるタイプであると、安全上、前窓3の電動による開閉動作スピードを所定の安全速度以上に速く設定することができないため、例えば、緊急時、運転者が前窓3を開閉して脱出しようとした場合、前窓3を予め設定された電動安全速度以上の速度でクイックに開閉することができず、脱出が遅れてしまう虞があるが、本実施形態では、前窓3の開閉移動を手動で行うので、そのような問題は生じない。よって、操作性・信頼性・安全性を高めることができる。
また、特許文献1に記載された従来の電動開閉ロックタイプにおいては、前窓の左右側部に夫々電動式ロック機構が取り付けられており、モーターが2個必要であった。これに対して、本実施形態では、図6に示すように、ロック機構5を前窓3の上部の一カ所にのみ設け、連結ワイヤー21を介して操作レバー20で遠隔操作するようにしているのでモーター15の数は1個で足り、低コスト化を推進できる。なお、連結ワイヤー21は、前窓3の窓枠3aの内部に挿通されているため、連結ワイヤー21を引っ掛けるトラブルを回避でき、また、見栄えが良好となって美観が向上する。
また、ロック機構5が前窓3の上部の中程に配置されているため、ロック機構5によるロックの保持力が、前窓3に対し、左右方向に過度にアンバランスに作用することが抑えられる。従って、経年使用に応じて、ロック機構5によるロック、アンロックが繰り返されても、ロック機構5による保持力が左右アンバランスに作用することに基づく前窓3の捩れを抑制できる。
以上、添付図面を参照しつつ本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した各実施形態に限定されないことは勿論であり、特許請求の範囲に記載された範疇における各種の変更例又は修正例についても、本発明の技術的範囲に属することは言うまでもない。
本発明は、油圧ショベル等の建設機械のキャブの前面に形成された開口を前窓によって開閉する建設機械の前窓開閉装置に利用できる。
1 前窓開閉装置
2 キャブ
3 前窓
4 開口
5 ロック機構
5a 全開自動ロック機構
5b 手動ロック解除機構
6 閉保持用ストライカー
12a ストライカー(開保持用ストライカー)
12b セカンダリーストライカー(開保持用セカンダリーストライカー)
13 ラッチ
13e 係合ピン
14 スイッチ
15 モーター
16 モーターブラケット
16a 長孔
16b 隙間(スペース)
19 解除レバー
20 操作レバー
21 連結部材(連結ワイヤー)
22 第1解除レバー
23 第2解除レバー
26 セカンダリーロックレバー

Claims (5)

  1. 建設機械のキャブの前面に形成された開口を覆う全閉位置と前記キャブ内の天井に沿った全開位置とに移動自在な前窓と、該前窓に取り付けられたロック機構と、前記キャブ内の天井に取り付けられたストライカーとを有し、前記前窓が前記全開位置に移動されたとき、前記ロック機構が前記ストライカーと係合することで前記前窓を全開位置にロックし、前記ロック機構が前記ストライカーから離脱することで前記前窓のロックを解除する建設機械の前窓開閉装置であって、
    前記ロック機構は、全開手前位置まで移動された前記前窓を自動で全開位置に引き寄せてロックする全開自動ロック機構と、全開位置にロックされた前記前窓を手動でロック解除するための手動ロック解除機構とを備え、
    前記全開自動ロック機構は、
    前記前窓が全開手前まで移動されたとき前記ストライカーに押されて係合方向に回動するラッチと、該ラッチの回動に応じてオンされるスイッチと、該スイッチのオンによって作動されるモーターと、該モーターの作動に応じて前記ラッチを更に係合方向に回動させるモーターブラケットとを備え、
    前記ラッチに係合ピンを設け、
    前記モーターブラケットに前記係合ピンが係合される長孔を設け、
    前記モーターは、前記スイッチがオンされたとき、前記モーターブラケットを引っ張っることで前記長孔の端部に前記係合ピンを押し付けて前記ラッチを係合方向に回動させた後、前記モーターブラケットを押し出して前記長孔の端部を前記係合ピンから離間させるものであり、
    前記長孔の端部と前記係合ピンとの隙間が、前記ラッチを解除方向に回動させる際に前記係合ピンが前記長孔の端部に向けて移動するためのスペースとなる、ことを特徴とする建設機械の前窓開閉装置。
  2. 前記手動ロック解除機構は、
    前記ラッチに接触して前記ラッチを解除方向に回動させる解除レバーと、前記前窓に取り付けられ運転者によって操作される操作レバーと、該操作レバーと前記解除レバーとを連結する連結部材とを備えた、ことを特徴とする請求項に記載の建設機械の前窓開閉装置。
  3. 前記解除レバーは、前記連結部材が接続された第1解除レバーと、該第1解除レバーの回動に応じて回動されて前記ラッチを解除方向に回動させる第2解除レバーとを有し、
    前記ロック機構は、前記第1解除レバーの回動に応じて回動されるセカンダリーロックレバーを有し、
    前記キャブ内の天井に、前記セカンダリーロックレバーと係脱するセカンダリーストライカーを取り付けた、ことを特徴とする請求項に記載の建設機械の前窓開閉装置。
  4. 前記操作レバーが、前記前窓の左右何れか一方の側部に取り付けられた、ことを特徴とする請求項2または3に記載の建設機械の前窓開閉装置。
  5. 前記ロック機構が、前記前窓の上部の一カ所に取り付けられた、ことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の建設機械の前窓開閉装置。
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