JP6301544B1 - クラッカー - Google Patents

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【課題】 従来の紐付きクラッカーと同等の形状を有し、かつ、火薬を用いないクラッカーを提供することを目的とする。【解決手段】 円錐状のクラッカー本体と、前記クラッカー本体の内部に固定される円筒部材と、前記円筒部材の一方の開口を覆っている伸縮フィルムと、前記伸縮フィルムを通り、前記クラッカー本体の外に出ている紐と、前記クラッカー本体の内部にある紐の端部に備わっている係止部材と、前記クラッカー本体の内部に配置される巻テープとを含む、クラッカー。【選択図】図1

Description

本発明は、誕生日パーティー、結婚パーティーなどのお祝いの席で用いられるクラッカーに関する。
従来から、パーティーなどのお祝いの席で、その場を盛り上げるためにクラッカーが用いられている。一般的には紙製の円錐形のクラッカー本体に適量の火薬をテープなどと共に封入し、火薬に付けられているひもを引くと、摩擦により火薬が引火・暴発し、祝音をあげると共にクラッカー底面から封入されたテープ等を放出するようになっている。
このような従来の火薬を用いるクラッカーは、火薬暴発の煙で火災報知機が動作してしまう恐れから、劇場や結婚式場ではクラッカー使用禁止の場所が多く、また火薬臭もするため、場合によっては使用が避けられてきた。
上記のような欠点から、近年では火薬を用いないクラッカーが考案されてきている。特許文献1には火薬を使わないエアークラッカーの技術開示が為されている。これは通常の空気を袋に封入し、これを人間の手が握り潰す圧力によって空気袋と一体的に連続形成された飛散体収容部に収容された紙テープのような収容物を放出するという考案である。確かに火薬を使わないため危険性は少ないが、大変小規模で、従来の火薬使用のクラッカーのような場を盛り上げるための派手さを期待することはできない。
同じく火薬を用いないクラッカーとして、特許文献2においては、圧縮ガスを封入したガス容器をコイルバネで付勢した穿孔突起により穿孔して圧縮ガスを放出させ、この放出圧力により放出物を放出する技術開示が為されている。ガス容器中の圧縮圧を高めることにより火薬使用クラッカーと同等以上の放出力を持たせることができるとする技術的思想であるが、圧縮ガスとして引火の危険や人体への悪影響がないものを使用しなければならないこと、傷による暴発の危険がない運搬、保存方法が必要なこと等の制約がある。
さらに、特許文献3においては、汎用の空気ポンプを用いるクラッカーが開示されているが、今までのクラッカーと形状が異なり、持ち運びに不便である。
特開2006−71256号公報 特許第4335239号公報 特開2012−177491号公報
本発明は、従来の紐付きクラッカーと同等の形状を有し、かつ、火薬を用いないクラッカーを提供することを目的とする。
本発明者は、鋭意研究を重ねた結果、本発明に到達した。すなわち、本発明の1つは、円錐状のクラッカー本体と、前記クラッカー本体の内部に固定される円筒部材と、前記円筒部材の一方の開口を覆っている伸縮フィルムと、前記伸縮フィルムを通り、前記クラッカー本体の外に出ている紐と、前記クラッカー本体の内部にある紐の端部に備わっている係止部材と、前記クラッカー本体の内部に配置される巻テープとを含む、クラッカーである。
本発明のクラッカーは、従来の紐付きクラッカーと同等の形状を有し、かつ、火薬を用いないクラッカーである。火薬を用いないため、暴発の心配はなく、比較的安全である。また、パーティー会場内でも、火薬臭がすることがないため快適に食事をすることができる。
図1は、実施例のクラッカー1の断面図である。 図2は、実施例のクラッカー1において、紐4を引っ張ったときの状態を示す断面図である。 図3は、紐4を引っ張ることによって伸縮フィルム7が破れて、係止部材5が伸縮フィルム7から抜けた直後、伸縮フィルム7及び押出補助部材8が、支持部9に勢いよく衝突し、巻テープ10がクラッカー本体2の外部に放出される状態を示す実施例のクラッカー1の断面図である。 図4は、実施例のクラッカー1の分解図である。
以下、実施例を示し、本発明をより具体的に説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。
[構成]
本発明の実施例を図1、図4(分解図)に示す。本実施例のクラッカーは、円錐状のクラッカー本体2と、前記クラッカー本体2の内部に固定される円筒部材6と、円筒部材6の一方の開口61を覆っている伸縮フィルム7と、伸縮フィルム7を通り、クラッカー本体2の外に出ている紐4と、クラッカー本体2の内部にある紐の端部42に備わっている係止部材5と、クラッカー本体2の内部に配置される巻テープ10,10とを含む、クラッカーである。
本実施例のクラッカー1のクラッカー本体2は、従来から用いられている円錐の形状を有する。本明細書において、円錐状クラッカー本体2の先がとがっている方を先端21とし、その反対側を底面22とする。クラッカー本体2において頂点21からは内部から紐4が出ている。そのため、紐4の一方の端部42は内部にあり、反対の端部41は、クラッカー本体2の外にある。また、クラッカー本体2の円錐の底面22側には、クラッカー本体2の内部を隠すように、円盤状の蓋3が設けられている。
クラッカー本体2の内部には、円筒形状を有する円筒部材6が備わっている。円筒部材6は、筒状であり、2つの開口を有する。円筒部材6は、クッカー本体2の内部に固定されている。クラッカー本体2の頂点21と蓋3の中心とを結ぶ線上に、円筒部材6の一方の開口61の中心が位置するように、円筒部材6を配置する。
円筒部材6の蓋3に近い方の開口61には、伸縮フィルム7が開口61を覆うように配置されている。伸縮フィルム7は、伸縮性の材料であれば特に限定されるものではないが、ゴムや伸縮性樹脂等を用いることができる。
円筒部材6の円状の開口61の中心部分には、伸縮フィルム7に穴71が設けられている。穴71には、紐4が通っている。穴71は、紐4の断面の直径よりも大きく、かつ、後述する係止部材5の直径よりも小さい直径を有する。例えば、直径1mm程度である。
クラッカー本体2の内部において紐4の端部42には、係止部材5が接続されている。係止部材5は、クラッカー本体2の外側に出ている紐4を底面22から頂点21の方向へ引っ張ったときに、紐4の端部42が伸縮フィルム7から容易に抜け落ちないようにするための部材である。係止部材5は、紐4を引っ張った場合であっても、穴71からすり抜けない程度の大きさであればよい。形状は限定されるものではないが、実施例では高さの小さい円柱状の形状である。実施例の円柱状の係止部材5の直径は12〜15mmであり、高さが1mm〜3mmである。係止部材5の材料は特に限定されず、樹脂、木材、金属などを用いることができる。
クラッカー本体2の内部において、係止部材5を覆うように、瓶キャップの形状を有する押出補助部材8が配置されている。押出補助部材8は、伸縮フィルム7上に、瓶キャップをかぶせるように、配置されている。押出補助部材8は、クラッカー本体2から放出される巻テープ10,10等を効果的に押し出し、クラッカー本体2の外部へ放出しやすくするためのものである。また、押出補助部材8は、巻テープ10,10などが穴71から先端21側へ落ちないようにするための機能を有する。押出補助部材8は、伸縮フィルム7に固定されていてもよいし、固定せず単に配置するだけであってもよい。押出補助部材8の瓶キャップ形状の底面の中心がクラッカー本体2の頂点21と蓋3の中心とを結ぶ線上に位置するように配置されていることが好ましい。
押出補助部材8の蓋3側には、支持部9が配置される。支持部9は、円盤状の薄い板である。支持部9は、巻テープ10,10を支持するものであり、支持部9の外周は、クラッカー本体2の内面に接しているが、接着しないで配置する。支持部9があることにより、巻テープ10,10が放出されるとき、巻テープ10,10全体を押し出すことができる。
[作用]
クラッカー1の作用について説明する。図1は、クラッカー1の使用前の状態である。伸縮フィルム7は、円筒部材6の開口61において、皺なく張られている。
図2は、クラッカー本体2の外側に出ている紐4をクラッカー本体2の底面22から頂点21に向かう方向に引っ張った状態である。伸縮フィルム7が紐4に引っ張られて、伸縮フィルム7の中心が、先端21に向かって伸びている。このとき、係止部材5があることにより、紐4は、容易に伸縮フィルム7から抜けない。
図3は、伸縮フィルム7が破断し、巻テープ10,10が外に放出される状態を示す断面図である。紐4を引っ張る力が、伸縮フィルム7の引っ張り強度を超えたとき、伸縮フィルム7は破断する。破断の際に、クラッカー特有の大きな音が出る。
また、図3でも示されるように、伸縮フィルム7が破れた瞬間に、引っ張られていた反動で、伸縮フィルム7がクラッカー本体2の先端21から底面22方向に、押出補助部材8に対して激しく衝突し、衝突した押出補助部材8は、支持部材9に衝突し、支持部材9が巻テープ10,10を押し出し、クラッカー本体2の外へ放出する。
[効果]
以下、本実施例の効果について説明する。
[1]円錐状のクラッカー本体2と、クラッカー本体2の内部に固定される円筒部材6と、前記円筒部材6の一方の開口61を覆っている伸縮フィルム7と、伸縮フィルム7を通り、クラッカー本体2の外に出ている紐4と、クラッカー本体2の内部にある紐の端部42に備わっている係止部材5と、クラッカー本体2の内部に配置される巻テープ10,10とを含む、クラッカーは、従来の紐付きクラッカーと同等の形状を有し、かつ、火薬を用いないクラッカーである。火薬を用いないため、暴発の心配はなく、比較的安全である。また、パーティー会場内でも、火薬臭がすることがないため快適に食事をすることができる。
[2]前記[1]において、前記伸縮フィルム7上に配置される押出補助部材8をさらに含む場合は、クラッカー本体2の内部の巻テープ10,10などを放出しやすくし、適切な飛距離を出すことができる。また、押出補助部材8があることで、内部の巻テープ10,10が、穴71から頂点21側に落ちることがない。
[3]前記[1]又は[2]において、前記巻テープ10,10を支持する円盤状の支持体9をさらに含む場合は、押出補助部材8によって衝突した衝撃を巻テープ10,10全体に伝えることができる。これにより、クラッカー本体2の内部において、円錐の高さ方向に垂直な断面(円形)の中心から離れた位置に巻テープ10,10が位置したとしても、適切に衝撃が伝わり、巻テープ10,10を遠くに放出することができる。
1 クラッカー
2 クラッカー本体
3 蓋
4 紐
5 係止部材
6 円筒部材
7 伸縮フィルム
8 押出補助部材
9 支持部材
10 巻テープ

Claims (2)

  1. 円錐状のクラッカー本体と、
    前記クラッカー本体の内部に固定される円筒部材と、
    前記円筒部材の一方の開口を覆っている伸縮フィルムと、
    前記伸縮フィルムを通り、前記クラッカー本体の外に出ている紐と、
    前記クラッカー本体の内部にある紐の端部に備わっている係止部材と、
    前記クラッカー本体の内部に配置される巻テープと
    前記伸縮フィルム上に配置される押出補助部材とを含む、クラッカー。
  2. 巻テープを支持する円盤状の支持体をさらに含む、請求項1に記載のクラッカー。
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