JP6301049B1 - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

画像処理装置(100)は、接続検出部(130)と、画像処理部(110)と、接続スコープ判定部(140)と、再構成制御部(150)とを備える。接続検出部(130)は、内視鏡の接続状態を検知する。画像処理部(110)は、内視鏡(210)から得られた画像データに対して処理を施し、内視鏡の種別に応じて構成可能となっている。接続スコープ判定部(140)は、内視鏡(210)が接続された際に、今回接続された内視鏡と前回接続された内視鏡とが同じ種別であるか否かを判定する。再構成制御部(150)は、今回接続された内視鏡(210)と前回接続された内視鏡(210)とが異なる種別であるとき、内視鏡の種別に応じて画像処理部(110)を再構成し、今回接続された内視鏡と前回接続された内視鏡が同じ種別であるとき、画像処理部(110)の再構成を行わない。

Description

本発明は、内視鏡用の画像処理装置に関する。
先端部にCCDイメージセンサ等の撮像素子を備えた電子内視鏡が知られている。このような内視鏡で取得された画像データを処理し表示画像を作成する画像処理装置は、複数種類の内視鏡が接続され得るように構成されている。複数種類の内視鏡が接続され得る画像処理装置では、接続された内視鏡に応じた設定がされる。
例えば日本国特開2008−149027号公報には、次のような機能を有する画像処理装置に係る技術が開示されている。すなわち、画像処理装置は、CCDイメージセンサが搭載された内視鏡からスコープIDを取得する。画像処理装置は、内視鏡の種類に応じた画像処理のパラメータを格納したテーブルから、対応するパラメータを読み出す。画像処理装置は、読み出したパラメータに基づいて、画像プロセッサ内の各種の機能モジュール用のレジスタに書き込みを行う。各種の機能モジュールは、書き込まれたパラメータにより、接続されたスコープに対応した画像処理を行う。
近年、内視鏡システムの映像処理機能が向上し、処理に用いられる回路規模が増加している。このため、初期設定時に行われる回路の再構成に要する時間は長くなる傾向にある。
上述のような回路の再構成が行われている間は、内視鏡により得られた画像の表示は行われ得ない。このような画像の表示が行われない期間はできるだけ短い方がよい。
本発明は、画像表示が行われない期間を短縮した内視鏡用の画像処理装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、画像処理装置は、内視鏡の接続状態を検出する接続検出部と、前記接続検出部において検出した前記内視鏡が取り外されてから再度接続されるまでの未接続時間を計測する未接続時間計測部と、前記内視鏡から得られた画像データに対して処理を施す画像処理部であって、前記内視鏡の種別に応じて構成可能な画像処理部と、前記未接続時間が所定の時間よりも短いとき、今回接続された内視鏡と前回接続された内視鏡が同じ種別であると判定する判定部と、今回接続された内視鏡と前回接続された内視鏡とが異なる種別であるとき、前記内視鏡の種別に応じて前記画像処理部を再構成し、今回接続された内視鏡と前回接続された内視鏡とが同じ種別であるとき、前記画像処理部の再構成を行わない再構成制御部とを備える。
本発明によれば、画像表示が行われない期間を短縮した内視鏡用の画像処理装置を提供できる。
図1は、第1の実施形態に係る内視鏡システムの構成例の概略を示すブロック図である。 図2は、第1の実施形態に係る画像処理装置における処理の一例を示すフローチャートである。 図3は、第1の実施形態に係る内視鏡システムの処理の一例を示すタイミングチャートである。 図4は、第2の実施形態に係る内視鏡システムの構成例の概略を示すブロック図である。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態に係る内視鏡システムは、画像処理装置に対して複数種類の内視鏡を接続することが可能なシステムである。ユーザは、用途に応じて選択した内視鏡を画像処理装置に接続して使用する。画像処理装置は、接続された内視鏡に応じて異なる画像処理を行い、内視鏡画像を表示する。
〈内視鏡システムの構成〉
図1は、本実施形態に係る内視鏡システム1の構成例の概略を示す。図1に示すように、内視鏡システム1は、内視鏡210と画像処理装置100とモニタ260とを備える。内視鏡210は、これに限定されないが、例えば、医療用の軟性内視鏡である。画像処理装置100は、内視鏡210による撮像で取得された画像データに対して各種画像処理を行う。モニタ260は、例えば液晶ディスプレイ等を含む。モニタ260は、画像処理装置100で画像処理が行われた画像データに基づいて、画像を表示する。
内視鏡システム1において、画像処理装置100には、複数の種別の内視鏡が接続され得る。ユーザは、用途に応じた種別の内視鏡を画像処理装置100に接続して内視鏡システム1を用いる。このため、内視鏡210と画像処理装置100とは着脱自在となっている。図1に示す構成は、内視鏡の種別に限らず共通するものである。
内視鏡210と画像処理装置100との着脱は、内視鏡210を交換する際に行われるに限らない。ユーザは、例えば内視鏡210の使用中に内視鏡210と画像処理装置100とを接続するケーブルが捻じれると、その捻じれを解消させるために、次のような操作を行うことがある。すなわち、ユーザは、一旦ケーブルを画像処理装置100から取り外し、ケーブルの捻じれを解消させた後に、再びケーブルを画像処理装置100に接続するといった操作を行うことがある。
内視鏡210は、例えば体内に挿入されるように構成された細長形状をした挿入部を備える。挿入部の先端には、例えばCCDイメージセンサを含む撮像部212が設けられている。撮像部212は、画像データを生成する。この画像データは、画像処理装置100へと伝達され、画像処理装置100によって各種処理が施される。
内視鏡210は、スコープ情報記憶部222と、種別情報保持部224とを備える。スコープ情報記憶部222は、例えばメモリを含む。スコープ情報記憶部222は、内視鏡210の設定に必要なスコープ情報を記憶している。種別情報保持部224は、内視鏡210の種別に係る情報を有している。種別情報保持部224は、例えば種別情報が記録されたメモリ等を含んでいてもよい。また、種別情報保持部224は例えば種別毎に予め決められた所定の抵抗値を有する抵抗素子を含んでおり、この抵抗値が読まれることで種別が判別されてもよい。
画像処理装置100は、画像処理部110と、画像出力部120と、接続検出部130と、接続スコープ判定部140と、再構成制御部150と、不揮発性のメモリ152と、スコープ情報読取部160とを有する。画像処理部110、画像出力部120、接続検出部130、接続スコープ判定部140、再構成制御部150、スコープ情報読取部160等の機能は、集積回路等を用いて実現される。画像処理部110、画像出力部120、接続検出部130、接続スコープ判定部140、再構成制御部150、スコープ情報読取部160等は、1つの集積回路を用いて実現されてもよいし、複数の集積回路を用いて実現されてもよい。本実施形態では、少なくとも画像処理部110は、例えば、field-programmable gate array(FPGA)等の構成可能な回路で実現されている。
画像処理部110は、内視鏡210の撮像部212から画像データを取得する。画像処理部110は、取得した画像データに対して各種処理を施し、処理後の画像データを画像出力部120へと伝達する。なお、画像処理部110は、受信部111と、パラレル化部112と、成形部113と、処理部114と、送信部115とを含む。受信部111は、撮像部212から画像データを取得する。パラレル化部112は、シリアルデータとして受信される画像データを例えば色毎に並列処理するためにパラレル化する。成形部113は、例えば画像成形等を行う。処理部114は、例えばノイズ除去、増幅等の画像に係るデータ処理を行う。送信部115は、処理後のデータを適切なデータ形式に変換して画像出力部120へと出力する。画像処理部110内で行われる処理は、画像処理装置100に接続された内視鏡210の種別に応じて異なる。このため、本実施形態では、画像処理部110の構成は、内視鏡210の種別に応じて再構成される。
画像出力部120は、画像処理部110から取得した画像処理後の画像データを、画像処理装置100の外部のモニタ260へと伝達し、モニタ260に当該画像データに基づく画像を表示させる。
接続検出部130は、画像処理装置100に内視鏡210が接続されたか否かを判定する。また、接続検出部130は、種別決定部131と種別記憶部132とを有する。接続検出部130は、内視鏡210の種別情報保持部224から画像処理装置100に接続された内視鏡210の種別に係る情報を取得する。この情報に基づいて、種別決定部131は、画像処理装置100に内視鏡210が接続された際に、接続された内視鏡210の種別を決定する。種別記憶部132は、決定された内視鏡210の種別に係る情報を記憶する。すなわち、種別記憶部132には、画像処理装置100に前回接続された内視鏡210の種別が記憶される。また、接続検出部130は、画像処理装置100から内視鏡210が外されたことなど、画像処理装置100に内視鏡210が接続されていないことに係る情報を画像出力部120へと伝達する。画像出力部120は、この情報に基づいて、画像処理装置100に内視鏡210が接続されていないときには、モニタ260へのデータの出力を停止する。
接続スコープ判定部140は、種別決定部131によって決定された今回接続された内視鏡210の種別と、種別記憶部132に記憶された前回接続された内視鏡210の種別とを比較し、今回接続された内視鏡210と前回接続された内視鏡210とが同じ種別であるか否かを判定する。接続スコープ判定部140は、今回接続された内視鏡210と前回接続された内視鏡210とが異なる種別であるとき、今回接続された内視鏡210に応じて画像処理部110が再構成されるように、今回接続された内視鏡210の種別に係る情報を再構成制御部150へと伝達する。一方、接続スコープ判定部140は、今回接続された内視鏡210と前回接続された内視鏡210とが同じ種別であるとき、画像処理部110の再構成が不要である旨を再構成制御部150へと伝達する。
再構成制御部150は、接続スコープ判定部140から画像処理部110の再構成が必要である旨の情報を得たとき、画像処理部110の再構成を行う。このとき、再構成制御部150は、接続スコープ判定部140から画像処理装置100に接続された内視鏡210の種別に係る情報を取得し、当該種別に応じた設定情報をメモリ152から取得する。再構成制御部150は、取得した設定情報に基づいて画像処理部110の再構成を行う。一方、再構成制御部150は、接続スコープ判定部140から画像処理部110の再構成が不要である旨の情報を得たとき、画像処理部110の再構成を行わない。
メモリ152は、画像処理装置100の処理に必要な各種情報を記憶している。メモリ152に記憶されている情報には、画像処理部110の再構成に係る情報が含まれる。また、メモリ152に記憶されている情報には、回路の再構成以外の画像処理部110の設定に係る情報が含まれていてもよい。画像処理部110の再構成や設定に係る情報は、再構成制御部150によって読み出され得る。
再構成制御部150によって、画像処理部110において、例えば、内視鏡210の撮像部212に用いられている撮像素子の種類、内視鏡210が3次元内視鏡である等といった内視鏡210の特殊機能等に応じた回路が構成される。
スコープ情報読取部160は、画像処理装置100に内視鏡210が接続されたとき、内視鏡210のスコープ情報記憶部222から、内視鏡210の設定に係るスコープ情報を取得する。また、スコープ情報読取部160は、取得したスコープ情報に基づいて、画像処理部110の各種設定を行う。ここで行われる設定は、内視鏡210の個体差の調整に係る設定も含まれ得る。この設定には、例えば個体のばらつきに係る補正、撮像素子の欠陥の補正、シェーディング補正等が含まれ得る。スコープ情報読取部160は、画像処理部110の設定において、メモリ152に記憶された情報を用いてもよい。
なお、再構成制御部150は、画像処理部110の再構成や各種設定を行っている間は、その旨を画像出力部120へと伝達し、画像出力部120にモニタ260へのデータの出力を停止させる。
〈画像処理装置の動作〉
図2は、画像処理装置100に内視鏡210が接続された際に行われる初期設定処理とその後の画像出力に係る動作の一例を示すフローチャートである。本処理は、例えば画像処理装置100の電源が投入されたときに開始し、電源が切られたときに終了する。
ステップS101において、画像処理装置100の接続検出部130は、画像処理装置100に内視鏡210が接続されたか否かを判定する。画像処理装置100に内視鏡210が接続されていないとき、処理はステップS101を繰り返し、待機する。画像処理装置100に内視鏡210が接続されたとき、処理はステップS102に進む。
ステップS102において、画像処理装置100の接続検出部130は、内視鏡210の種別情報保持部224から種別情報を読み取る。このとき、2回目以降の動作であり、画像処理部110において画像処理が行われている場合においては、以後に行われる画像処理部110の設定のため、画像処理部110は画像処理動作を停止する。
ステップS103において、画像処理装置100の接続検出部130の種別決定部131は、読み取った種別情報に基づいて、画像処理装置100に接続された内視鏡210の種別を決定する。ここで決定された内視鏡210の種別は、種別記憶部132に適宜に記憶される。
ステップS104において、画像処理装置100の接続スコープ判定部140は、画像処理装置100に接続された内視鏡210が前回接続された内視鏡210と同じ種別であるか否かを判定する。この際、接続スコープ判定部140は、接続検出部130の種別決定部131が決定した今回接続された内視鏡210の種別と、種別記憶部132に記憶された前回接続された内視鏡210の種別とを比較することで、判定を行う。前回接続された内視鏡210の種別と今回接続された内視鏡210の種別とが同じであるとき、処理はステップS106に進む。一方、前回接続された内視鏡210の種別と今回接続された内視鏡210の種別とが同じでないとき、処理はステップS105に進む。
ステップS105において、画像処理装置100の再構成制御部150は、画像処理部110の再構成を行う。ここで、再構成制御部150は、接続スコープ判定部140から接続された内視鏡210の種別に係る情報を取得する。再構成制御部150は、取得した内視鏡210の種別に対応する画像処理部110の回路に係る情報をメモリ152から取得する。再構成制御部150は、この回路に係る情報に基づいて、画像処理部110の回路構成を変更して再構成する。画像処理部110の回路の再構成が終了したら、処理はステップS106に進む。
ステップS106において、画像処理装置100のスコープ情報読取部160は、内視鏡210のスコープ情報記憶部222から、内視鏡210に係るスコープ情報を読み取る。
ステップS107において、画像処理装置100のスコープ情報読取部160は、画像処理部110の設定を行う。この際、スコープ情報読取部160は、スコープ情報記憶部222から取得したスコープ情報を用いたり、当該スコープ情報に基づいてメモリ152から読み出した情報を用いたりする。画像処理部110の設定が完了したら、処理はステップS108に進む。
ステップS108において、画像処理装置100の画像処理部110は、内視鏡210から入力された画像データに対して、設定された内容の画像処理を開始する。すなわち、画像処理部110は、撮像部212による撮像で得られた画像データを順次取得し、得られた画像データに対して設定された画像処理を順次行い、処理後の画像データを画像出力部120へと順次出力する。画像処理部110は、このような画像処理を以後継続する。
ステップS109において、画像処理装置100の再構成制御部150は、画像出力部120に、画像処理部110から入力されたデータに基づく画像データのモニタ260への出力を開始させる。その結果、以後継続してモニタ260には、画像処理部110で処理された画像が表示される。
ステップS110において、画像処理装置100の接続検出部130は、画像処理装置100への内視鏡210の接続が解除されたか否かを判定する。接続が解除されるまで、内視鏡210の撮像部212で取得され画像処理部110により処理された画像がモニタ260に表示される。画像処理装置100から内視鏡210が取り外され、接続が解除されたとき、処理はステップS111に進む。
ステップS111において、画像処理装置100の接続検出部130は、画像出力部120にモニタ260への画像の出力を停止させる。その後、処理はステップS101に戻る。すなわち、上述の処理が繰り返される。この処理は、画像処理装置100の電源が切られるまで繰り返される。以上のように、前回接続された内視鏡210の種別と今回接続された内視鏡210の種別とが比較され、種別が異なる場合には再構成制御部150による再構成処理が行われ、種別が同じ場合には再構成制御部150による再構成処理が行われない。
本実施形態に係る内視鏡システム1の動作について、図3に示すタイミングチャートを参照して説明する。図3の上段(a)は、画像処理装置100に前回接続された内視鏡の種別と今回接続された内視鏡の種別とが異なる場合の処理の一例のタイミングチャートを示す。図3の下段(b)は、画像処理装置100に前回接続された内視鏡の種別と今回接続された内視鏡の種別とが同じ場合の処理の一例のタイミングチャートを示す。図3の上段(a)及び下段(b)のそれぞれにおいて、1段目は画像処理装置100への内視鏡210の接続状態を示し、2段目は画像処理部110に係る処理の状態を示し、3段目はモニタ260への画像の出力の状態を示す。
まず、図3の上段(a)を参照し、接続される内視鏡210の種別が前回と今回とで異なる場合について説明する。図3の上段(a)に示すように、初めは画像処理装置100に内視鏡210が接続されており、画像処理装置100の画像処理部110が画像処理の動作を行っており、モニタ260に処理後の画像が出力されているものとする。
ここで、時刻t1において、画像処理部110から内視鏡210が取り外され、画像処理部110と内視鏡210との接続が解除されたものとする。このとき、接続検出部130は、画像出力部120に画像の出力を停止させる。その結果、モニタ260には画像が表示されなくなる。
その後、時刻t2において、内視鏡210が画像処理装置100に接続されたとする。このとき、接続検出部130は、時刻t2からt3までの期間に、内視鏡210の接続を検知し、種別情報保持部224から内視鏡210の種別情報を取得し、内視鏡210の種別を決定する。時刻t3からt4までの期間において、接続スコープ判定部140は、接続された内視鏡210の種別が前回接続された内視鏡の種別と同一であるか否かを判定する。接続された内視鏡210の種別が前回と今回とで異なるので、再構成制御部150は、画像処理部110の回路の再構成を行う。この再構成が行われる期間が時刻t4からt5までの期間である。時刻t5において画像処理部110の再構成が完了する。
続いて、時刻t5からt6までの期間において、スコープ情報読取部160は内視鏡210のスコープ情報記憶部222からスコープ情報を読み取る。時刻t6からt7までの期間において、スコープ情報読取部160は画像処理部110の設定を行う。時刻t7において画像処理部110の設定は完了する。時刻t7以降、画像処理部110は、画像データに対して画像処理を行う。また、時刻t7以降、再構成制御部150は、画像出力部120に画像の出力行わせる。その結果、モニタ260には、画像処理部110で処理された画像が表示される。
次に、図3の下段(b)を参照し、接続される内視鏡210の種別が前回と今回とで同じである場合について説明する。図3の下段(b)に示すように、初めは画像処理装置100に内視鏡210が接続されており、画像処理装置100の画像処理部110が画像処理の動作を行っており、モニタ260に処理後の画像が出力されているものとする。ここで、時刻t1において、画像処理部110と内視鏡210との接続が解除されたものとする。このとき、接続検出部130は、画像出力部120に画像の出力を停止させる。その結果、モニタ260には画像が表示されなくなる。時刻t2において、内視鏡210が画像処理装置100に接続されたとする。このとき、接続検出部130は、時刻t2からt3までの期間に、内視鏡210の接続を検知し、種別情報保持部224から内視鏡210の種別情報を取得し、内視鏡210の種別を決定する。時刻t3からt4(t5´)までの期間において、接続スコープ判定部140は、接続された内視鏡210の種別が前回接続された内視鏡の種別と同一であるか否かを判定する。
接続された内視鏡210の種別が前回と今回とで同じであるので、再構成制御部150は、画像処理部110の回路の再構成は行わない。時刻t5´からt6´までの期間において、スコープ情報読取部160は、内視鏡210のスコープ情報記憶部222からスコープ情報を読み取り、時刻t6´からt7´までの期間において画像処理部110の設定を行う。時刻t7´において画像処理部110の設定は完了し、時刻t7´以降、画像処理部110は、画像データに対して画像処理を行い、モニタ260には、画像処理部110で処理された画像が表示される。
図3の上段(a)と下段(b)とを比較すると、図3の上段(a)には時刻t4からt5までの画像処理部110の回路の再構成が行われる時間が必要であるが、図3の下段(b)では、この処理が省略されている。その結果、モニタ260に画像が表示され始めるのは、図3の上段(a)の場合は時刻t7であるのに対して、図3の下段(b)の場合は時刻t7´となる。すなわち、図3にΔtで示すように、図3の下段(b)の場合の方が画像処理部110の回路の再構成に係る時間だけ早くモニタ260に画像が表示されることになる。
本実施形態によれば、画像処理装置100は、接続された内視鏡210が前回接続された内視鏡210と同じ種別の内視鏡であるとき画像処理部110の再構成は不要であるので、この再構成を行わない。その結果、内視鏡210が画像処理装置100に接続されてからモニタ260に画像が表示されるまでの時間が、必ず画像処理部110の再構成が行われる場合と比較して短くなる。
本実施形態では、必ず画像処理部110の再構成が行われる場合と比較して、図3に示す時刻t3からt4までの接続された内視鏡210の種別の判定の処理に係る時間だけ、内視鏡210が画像処理装置100に接続されてからモニタ260に画像が表示されるまでの時間が長くなる。しかしながら、この時間は比較的短い。一方で、図3の上段(a)に示される時刻t4からt5までの画像処理部110の回路の再構成に係る時間は比較的長いので、同じ種別の内視鏡210が接続されたときにこの再構成が省略されることは有効である。特に、内視鏡210と画像処理装置100とを接続するケーブルの捻じれを解消するために内視鏡210が一時的に切断され再び接続されるような場合、内視鏡210は使用中の状態であるため、ユーザはできるだけ早くモニタ260で画像を確認したい。本実施形態はこのような場合にモニタ260の表示が早く開始されるので、有効である。ここで、再構成に要する時間であり短縮され得る時間は、例えば数百ミリ秒程度であったり、それ以上であったりする。なお、画像処理部110の回路規模が大きくなればなる程再構成に要する時間は長くなるので、より複雑な処理が必要とされる程、再構成に要する時間であり短縮され得る時間は長くなる。
〈変形例〉
上述の実施形態では、画像処理部110がFPGAで構成されており、画像処理部110の回路構成が物理的に再構成される場合を例に示したが、再構成はこれに限らない。すなわち、ハードウェアが再構成される場合に限らず、ソフトウェアが再構成される場合にも、上述の技術は適用され得る。例えば、画像処理部110はdigital signal processor(DSP)を用いて実現されている場合であっても、上述の技術は適用され得る。すなわち、再構成として、再構成制御部150は、内視鏡210の種別に応じたプログラムを起動時にDSPの専用の領域に書き込むものであってもよい。接続された内視鏡210の種別が前回と今回とで異なるときにはプログラムの書き換えが行われる一方で、種別が前回と今回とで同一であるときにはプログラムの書き換えが行われないように、画像処理装置100は構成され得る。このような構成においても、上述の実施形態と同様の効果が得られる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態について説明する。ここでは、第1の実施形態との相違点について説明し、同一の部分については、同一の符号を付してその説明を省略する。第1の実施形態では、接続スコープ判定部140は、接続検出部130の種別記憶部132に記憶された前回接続された内視鏡210の種別と、種別決定部131が決定した今回接続された内視鏡210の種別とが一致するか否かで判定している。これに対して、本実施形態に係る接続スコープ判定部140は、画像処理装置100に対して内視鏡210が未接続である時間に基づいて前回接続されていた内視鏡210の種別と今回接続された内視鏡210の種別とが同一であるか否かを判定する。
本実施形態に係る内視鏡システム1の構成例の概略を図4に示す。本実施形態に係る内視鏡システム1では、画像処理装置100の接続検出部130において、第1の実施形態に設けられていた種別記憶部132に代えて、未接続時間計測部136が設けられている。未接続時間計測部136は、画像処理装置100から内視鏡210が取り外されてから再度接続されるまでの時間を未接続時間として計測する。未接続時間計測部136は、得られた未接続時間に係る情報を接続スコープ判定部140へと伝達する。
接続スコープ判定部140は、未接続時間が所定の時間よりも短いとき、前回接続されていた内視鏡210の種別と今回接続された内視鏡210の種別とが同一であると判定する。一方、接続スコープ判定部140は、未接続時間が所定の時間以上であるとき、前回接続されていた内視鏡210の種別と今回接続された内視鏡210の種別とが異なると判定する。この判定は、例えば図2を参照して説明した処理において、ステップS104における処理である。その他の動作については、第1の実施形態と同様である。また、第1の実施形態の変形例と同様の構成も採用され得る。
上述のとおり、内視鏡システム1の使用時に、画像処理装置100と内視鏡210とを接続するケーブルが捻じれ、この捻じれを解消するために画像処理装置100から内視鏡210が取り外されることがある。この捻じれの解消に要する時間は、例えば十数秒程度である。そこで、接続スコープ判定部140が行う未接続時間に係る判定の閾値は、この十数秒程度の適当な時間に設定され得る。その結果、接続スコープ判定部140は、内視鏡210の画像処理装置100からの取り外しが、捻じれを解消するための一時的なものであるのか、すなわち内視鏡210の種別が変わらないものであるのか、それ以外のものであるのかを判定することができる。
本実施形態によっても、内視鏡システム1は、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。

Claims (6)

  1. 内視鏡の接続状態を検出する接続検出部と、
    前記接続検出部において検出した前記内視鏡が取り外されてから再度接続されるまでの未接続時間を計測する未接続時間計測部と、
    前記内視鏡から得られた画像データに対して処理を施す画像処理部であって、前記内視鏡の種別に応じて構成可能な画像処理部と、
    前記未接続時間が所定の時間よりも短いとき、今回接続された内視鏡と前回接続された内視鏡が同じ種別であると判定する判定部と、
    今回接続された内視鏡と前回接続された内視鏡とが異なる種別であるとき、前記内視鏡の種別に応じて前記画像処理部を再構成し、今回接続された内視鏡と前回接続された内視鏡とが同じ種別であるとき、前記画像処理部の再構成を行わない再構成制御部と
    を備える画像処理装置。
  2. 前記接続検出部は、前回接続された内視鏡の種別を記憶する記憶部を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記再構成制御部は、前記判定部において今回接続された内視鏡と前回接続された内視鏡とが異なる種別であると判定した場合に、前記記憶部に記憶された内視鏡の種別情報を取得することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記画像処理部は、前記画像処理部の回路構成を変更することで再構成を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記画像処理部は、前記画像処理部のソフトウェアを書き換えることで再構成を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 前記画像処理部から出力された画像データを前記画像処理装置の外部に出力する機能を有するとともに、前記接続検出部が前記内視鏡の未接続を検出した場合に、前記画像データの外部への出力を停止させる画像出力部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
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