JP6293032B2 - バッテリ管理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、医療機器に搭載するバッテリの充電管理を行うバッテリ管理装置に関する。
従来、半導体技術の進歩によって、携帯電話、スマートフォンやタブレットPC等の種々の機器が小型化、低消費電力化され、携帯可能に構成されるようになってきた。携帯機器はバッテリを搭載し、バッテリを充電することで、継続的に使用可能に構成されることが多い。
医療分野においても、装置の小型化が促進されており、例えば、消費電力が比較的大きい内視鏡においても、充電式のバッテリを搭載した携帯型内視鏡が開発されている。医療分野における内視鏡装置は、体腔内の臓器の観察、処置具を用いての治療処置、内視鏡観察下における外科手術等に用いられる。
内視鏡装置は、電子内視鏡によって得た撮像画像を画像処理するプロセッサを有しており、プロセッサによって医療画像のモニタへの表示や記録媒体への記録が行われる。携帯型内視鏡は、撮像素子によって得た内視鏡画像をプロセッサに伝送する無線通信部や被写体を照明するための光源装置等を内蔵してワイヤレスに構成することで、携帯性、作業性に優れている。
しかしながら、携帯性を考慮すると、電子内視鏡に搭載するバッテリの重量には制限があり、バッテリ容量も制限される。従って、電子内視鏡に搭載された1つのバッテリだけで、内視鏡を用いる検査、治療、手技、手術等(以下、医療行為という)の全期間に電子内視鏡を駆動することができるとは限らない。このため、医療行為の途中でバッテリを交換することを考慮する必要があり、このための予備のバッテリを保持しておく必要がある。実際には、いくつかのバッテリを用意して、使用していないバッテリを充電しながら、使用しているバッテリの残存容量不足になると、充電したバッテリと交換する方法が採用される。
なお、バッテリを充電する充電器は、予め定められた電流量でバッテリを充電するようになっているが、ユーザの設定によって充電電流を変化させることができるものもある。充電電流を大電流とすることで急速充電が可能であり、比較的短時間にバッテリを完全充電状態にすることも可能である。しかしながら、急速充電を行った場合には、バッテリの寿命が短くなるという欠点がある。
このような問題に対して、特許文献1においては、電気自動車の電池の充電に際して、出発時刻を考慮して、充電速度及び充電量を最適化した充電制御を行う充電制御装置が開示されている。通常の使用では電池を交換しない電気自動車においては、1台の車載バッテリをある決まった時刻までに充電すればよく、特許文献1の提案を採用することで効果的な充電制御が可能である。
しかしながら、複数台のバッテリを交換しながら1つの電子内視鏡を駆動する場合には、複数回の医療行為における異なる時刻までに、各バッテリを個々に充電管理する必要がある。この場合、電子内視鏡は手技の内容によって消費電力が比較的大きく変動し、充電開始時における各バッテリの残存容量が大きく異なることが考えられる。このため、充電に必要な時間はバッテリ毎に著しく異なることがあり、充電を完了させる時刻をバッテリ毎に予め推定しておくことは極めて困難である。このため、特許文献1の提案を利用するためには、管理者がバッテリ毎に充電完了時刻を設定するという極めて煩雑な作業を行う必要があり、特許文献1の提案の利用は現実的ではない。
特開2013−90360号公報
ところで、医療行為に際して、携帯型内視鏡等の医療機器の滅菌処理が行われる。医療行為で使用された携帯型内視鏡は、洗浄された後滅菌されて保管庫に格納される。毎日の医療スケジュールに合わせて滅菌スケジュールが決定され、保管庫からの取り出し、洗浄、滅菌、保管庫への格納が繰り返される。このようなスケジュール中において、バッテリの充電は滅菌処理の前に行うことが考えられる。ところが、バッテリ毎に充電に要する時間が異なり、バッテリによっては必ずしも滅菌スケジュールに間に合うように充電が完了するとは限らない。
この場合、各医療行為の前に充電済みの十分な数のバッテリを確保しようとすると、各バッテリを最大の充電速度で充電し、バッテリ毎に充電完了を監視し、滅菌スケジュールとは無関係に、充電が完了したバッテリ毎に滅菌を開始するという管理が考えられる。しかしながら、このような管理では、バッテリの寿命が短くなると共に、滅菌担当者の負担が増大してしまう。
本発明は、複数のバッテリを滅菌スケジュールに合わせて充電管理することができるバッテリ管理装置を提供することを目的とする。
本発明に係るバッテリ管理装置は、複数のバッテリを接続可能な複数のバッテリ接続部と、前記複数のバッテリ接続部を介して前記複数のバッテリに充電電流を供給するものであって、バッテリ接続部毎に充電電流指定信号に基づく充電電流を供給する電源調整部と、医療機器の滅菌スケジュールを記憶する記憶部と、前記複数のバッテリ接続部に接続された前記複数のバッテリについての残存容量を含むバッテリ情報をそれぞれ取得し、前記滅菌スケジュールに対応する時刻までに前記複数のバッテリの充電を完了させるための前記充電電流をバッテリ毎に求め、求めた充電電流を前記複数のバッテリにそれぞれ供給するための充電電流指定信号を前記電源調整部に出力する充電管理部とを具備する。
本発明によれば、複数のバッテリを滅菌スケジュールに合わせて充電管理することができるという効果を有する。
本発明の一実施の形態に係るバッテリ管理装置を示すブロック。 図1のバッテリ管理装置が組み込まれたバッテリ充電器の外観を示す説明図。 バッテリBを携帯型内視鏡に装着した状態を示すブロック図。 滅菌スケジュールの一例を示す説明図。 携帯型内視鏡40における電源制御を示すフローチャート。 充電管理部16による充電制御を説明するためのフローチャート。 図6中のステップS20の充電電流決定処理の具体例を示すフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係るバッテリ管理装置を示すブロック図である。また、図2は図1のバッテリ管理装置が組み込まれたバッテリ充電器の外観を示す説明図である。
図2に示すように、バッテリ充電器10は、複数のバッテリBを保持する共に充電可能な複数のホールド部11を備えている。各ホールド部11には図1のコネクタ12が設けられており、バッテリBをホールド部11に装着することで、バッテリBのコネクタ21(図1参照)とコネクタ12とが当接して、バッテリ充電器10からバッテリBへの充電が行われるようになっている。このバッテリBは、例えば携帯型内視鏡のバッテリとして採用することができる。
図1に示すように、バッテリBは、2次電池を構成する蓄積部22を有している。バッテリBは、蓄積部22の端子に接続されたコネクタ21を有しており、コネクタ21を介して蓄積部22への充電及び蓄積部22から外部への電力供給が行われるようになっている。本実施の形態のバッテリBは、制御部23及びメモリ部24を有している。
メモリ部24は、蓄積部22の完全充電状態におけるバッテリ容量(定格容量)及び現在の残存容量の情報を記憶する。制御部23は蓄積部22の端子に接続されており、蓄積部22の容量についての情報を取得して、メモリ部24の情報を更新するようになっている。なお、制御部23は、残存容量について、蓄積部22の開放電圧や電流を測定することで取得することができる。また、メモリ部24にはバッテリBを特定する識別情報(バッテリID)が記憶されている。制御部23は、メモリ部24に記憶されている蓄積部22の定格容量、残存容量及び識別情報(以下、これらをバッテリ情報ともいう)を、コネクタ21を介して外部に出力することもできるようになっている。
なお、図1の例では、制御部23及びメモリ部24を有するバッテリBを採用する例を示したが、本実施の形態は蓄積部22及びコネクタ21のみを有するバッテリを採用してもよい。
図3はバッテリBを携帯型内視鏡に装着した状態を示すブロック図である。図3に示す携帯型内視鏡40は、バッテリBが使用バッテリBuとして搭載されており、図示しないプロセッサとは無線にて接続されるワイヤレス構成である。内視鏡40は先端側に挿入部41を有し、基端側に操作部45を有する。挿入部41の先端部にはCCDやCMOSセンサ等によって構成される撮像素子を有する撮像部42が配設される。操作部45には体腔内を照明するための光源部47が設けられており、光源部47は、制御部48に制御されて照明光を発生する。この照明光はライトガイド43によって挿入部41の先端に導かれてレンズを介して被写体に照射される。撮像部42の撮像面には、被写体からの戻り光が結像し、撮像部42は光電変換によって被写体光学像に基づく撮像画像を得る。撮像部42は撮像画像を信号線44を介して画像処理部46に供給する。
操作部45の電源部50にはバッテリBuを装着することができるようになっている。電源部50は、画像処理部46、光源部47、制御部48、無線部51及び撮像部42に対して、電力を供給することができるようになっている。なお、図5の太線は電力供給ラインを示している。電源部50は、充電可能で着脱自在なバッテリBが使用バッテリBuとして装着される。電源部50は、使用バッテリBuの出力を利用して所定の電源電圧を発生して各部に供給するようになっている。
制御部48は、内視鏡40の各部を制御する。画像処理部46は、制御部48に制御されて、撮像部42からの撮像画像に対して所定の画像処理を施した後、無線部51に出力する。制御部48は、電源部50を制御して各部に電力を供給させる。無線部51は、制御部48に制御されて、例えば60GHz帯を利用した無線通信が可能である。無線部51は、画像処理部46からの画像信号を逐次アンテナ52を介して図示しないプロセッサに無線送信する。
上述したように、使用バッテリBuには、制御部23及びメモリ部24が設けられており、制御部23はバッテリ情報をメモリ部24から取得して電源部50を介して出力することができる。制御部48は電源部50から使用バッテリBuに関する情報を取得する。例えば、制御部48は、使用バッテリBuの定格容量及び現在の残存容量の情報(バッテリ使用情報)を取得する。制御部48は、バッテリ残存容量については、所定の時間間隔で情報を取得することができる。制御部48は、残存容量に基づいて、携帯型内視鏡40の使用可能な残り時間を逐次推定して、図示しない表示部に表示することもできるようになっている。
図1において、バッテリ充電器10には、バッテリBを充電するためのコネクタ12が設けられている。上述したように、コネクタ12は、バッテリBをホールド部11(図2参照)に装着することで、バッテリBのコネクタ21に当接するようになっている。バッテリ充電器10には時計部19が設けられている。時計部19は時間情報を発生して充電管理部16に出力する。
バッテリ充電器10は電源供給部14及び電源調整部15を有している。電源供給部14は、図示しない商用交流電源又はACアダプタから電源電圧が供給されるようになっており、供給された電源電圧をDC/DC変換して所定の電力を発生させ、電源調整部15を介して各コネクタ12に与えるようになっている。電源調整部15は、充電管理部16に制御されて、各コネクタ12への充電電流を、コネクタ毎に個々に調整することができるようになっている。充電管理部16は、電源調整部15による充電電流の調整のために、各コネクタ12の充電電流を個々に指定する充電電流指定信号を発生する。
本実施の形態においては、充電管理部16は、例えばCPU等のプロセッサによって構成されており、バッテリ充電器10のコネクタ12に接続される1つ以上の各バッテリBの充電を、滅菌スケジュールに従って個々に制御する。この充電制御のために、充電管理部16は、コネクタ12を介して各バッテリBのバッテリ情報を取得する。また、充電管理部16は、操作I/F13を介して、滅菌スケジュールに関する情報を取得するようになっている。充電管理部16は、メモリ部17を有しており、取得したバッテリ情報及び滅菌スケジュールの情報をメモリ部17に記憶させるようになっている。
図4は滅菌スケジュールの一例を示す説明図である。図4の例は、20xx年△月○日において、6回の滅菌処理が行われることを示している。また、滅菌スケジュールには、各回の滅菌処理の開始時刻及び終了時刻についての情報も含まれる。
充電管理部16は、メモリ部17から滅菌スケジュールを読出して各回の滅菌処理の開始時刻の情報を取得する。充電管理部16は、時計部19からの現在時刻、各回の滅菌処理の開始時刻、蓄積部22の残存容量及び定格容量に基づいて、コネクタ12にそれぞれ接続された各バッテリBの充電が、所定回目の滅菌処理に間に合うように、充電制御を行うようになっている。なお、充電管理部16は、何回目の滅菌処理に間に合わせれば良いかをバッテリ毎に判定して充電をバッテリ毎に制御する。
例えば、充電管理部16は、所定の充電電流で各バッテリBを充電した場合に完全充電状態になるまでのバッテリ毎の充電完了残り時間を、各バッテリの残存容量と定格容量との差に基づいて算出する。また、充電管理部16は、バッテリ毎の充電完了残り時間の算出を、充電電流を変化させながら求める。充電管理部16は、充電完了残り時間が、現在時刻から所定の滅菌処理開始時刻までの時間よりも短くなるように、充電電流を制御する。
例えば、現在時刻をTiとし、第1,第2,…第m回の滅菌処理の開始時刻をそれぞれT1,T2,…Tmとすると、充電管理部16は、充電完了から滅菌処理に移行する時間を無視した場合、時間(T1−Ti),(T2−Ti),…(Tm−Ti)を各バッテリを充電可能な充電許容時間とする。
充電管理部16は、充電電流を変化させながら、充電完了残り時間が各回の滅菌処理に対応した充電許容時間よりも小さくなるように、充電電流とその充電電流における充電完了残り時間とを、各バッテリについて求める。
充電管理部16は、例えば、充電許容時間を小さくすることを優先して、なるべく小さい充電電流を設定するように制御を行ってもよく、充電電流を小さくすることを優先して、充電完了残り時間が充電許容時間よりも小さくなるように制御してもよい。更に、充電電流優先制御と充電許容時間優先制御とを、滅菌スケジュールに応じて組み合わせてもよい。
具体的な例として、充電管理部16は、電流量が比較的小さい充電電流(以下、通常充電電流という)と電流量が比較的大きい充電電流(以下、急速充電電流という)との2種類の充電電流を採用し、なるべく小さい電流量の通常充電電流を採用することを優先しながら、充電許容時間がなるべく小さくなるように、バッテリ毎の充電電流を選択する。
充電管理部16は、このような充電管理によって、各バッテリがいずれのタイミングで充電が完了するかを判定することができ、その判定結果を表示部18に与えて表示させることができるようになっている。
なお、充電管理部16は、各バッテリBの識別情報に基づいて、各バッテリに関する情報を保持して管理を行うこともできるようになっている。例えば、充電管理部16は各バッテリBから取得した識別情報をメモリ部17に記憶させて、バッテリ毎に充電回数等の情報を管理する。充電管理部16は、識別信号に対応する情報をメモリ部17から読み出して、充電しようとしているバッテリBのバッテリ回数が上限に到達しているか否かを判定する。上限に達していると判定した場合には、充電管理部16は充電不可の通知を発行する。充電管理部16はこの通知を表示部18に与えて充電不可を示す表示を表示させることができる。
操作I/F13は、ユーザ操作を受け付けるインタフェースである。上述したように、操作I/F13によって、滅菌スケジュールの入力が可能である。例えば、操作I/F13は、フロントパネルや制御系の各種ボタン等によって構成され、ユーザ操作に基づく操作信号を充電管理部16に出力する。操作I/F13によって、内視鏡40の観察モードの指定や、画像表示に関する設定等の各種ユーザ操作を受け付けることができる。充電管理部16は操作I/F13からの操作信号に基づいて、内視鏡40の制御部48に各種指示を与えること等が可能である。
次に、このように構成された実施の形態の動作について図5乃至図7を参照して説明する。図5は携帯型内視鏡40における電源制御を示すフローチャートであり、図6は充電管理部16による充電制御を説明するためのフローチャートである。また、図7は図6中のステップS20の充電電流決定処理の具体例を示すフローチャートである。
いま、滅菌スケジュール中の所定回目の滅菌処理の前の医療行為が行われているものとする。例えば、術者は、図3の携帯型内視鏡40を用いた手技を実施している。即ち、携帯型内視鏡40の電源部50には、使用バッテリBuが装着されており、使用バッテリBuから画像処理部46、光源部47、制御部48、無線部51及び撮像部42に対して電力が供給されている。
ここで、携帯型内視鏡40による医療行為が終了したものとする。術者は携帯型内視鏡40に対して電源オフ操作を行う。制御部48は、ステップS1において電源オフ操作を検出する。そうすると、制御部48は、ステップS2〜S4において各部への電力供給を停止する。即ち、制御部48は、先ず撮像部42及び光源部47への電力供給を停止し(ステップS2)、次に画像処理部46への電力供給を停止し(ステップS3)、次に無線部51の電力供給を停止する(ステップS4)。
次に制御部48は、使用バッテリBuの制御部23に対して電源オフに移行する通知を行う。バッテリBuの制御部23は、所定周期等の所定のタイミングでバッテリ情報を更新しているが、制御部48から電源オフへの移行通知を受けると、ステップS5において蓄積部22の電圧値を測定して残存容量を検出し、検出結果をメモリ部24に与えて記憶させる(ステップS6)。この後、制御部48は、自らをスリープ状態に移行する(ステップS7)。
携帯型内視鏡40を用いた医療行為が終了すると、使用バッテリBuは電源部50から取り外され、洗浄処理の後、充電のためにバッテリ充電器10のホールド部11に装着される。なお、バッテリ充電器10のメモリ部17には、予め滅菌スケジュールが記憶されているものとする。また、バッテリ充電器10のホールド部11には複数のバッテリBが接続されているものとする。
バッテリ充電器10の充電管理部16は、ステップS11において充電器の各部を起動し、メモリ部17から滅菌スケジュールを読出す(ステップS12)。充電管理部16は、ステップS13においてコネクタ12のいずれにバッテリBが接続されているかを検出し、バッテリBの接続数を確定する(ステップS14)。充電管理部16は、ステップS15において、各コネクタ12を介して各バッテリBの制御部23から、各バッテリBのメモリ部24に記憶された識別情報(バッテリID)を読出し、読出した識別情報に応じてメモリ部17から充電回数の情報を取得する。
充電管理部16は、ステップS16において、各バッテリについて読出した充電回数値が予め定められた規定の回数Y以下であるか否かを判定する。充電管理部16は、各バッテリの充電回数が規定回数Yを超えている場合には、当該バッテリBの充電は不可であるものと判定して、充電不可通知を発行して表示部18に出力する(ステップS17)。表示部18には、各コネクタ12のうちいずれのコネクタに接続されたバッテリBが充電不可の対象バッテリであるかを示す表示が表示される。これにより、ユーザに対象バッテリの充電ができないことを認識させることができる。
充電回数が規定の回数を超えていない場合には、充電管理部16は、充電電流を決定するために、処理をステップS18に移行して、各コネクタ12に接続されたバッテリBから定格容量及び残存容量の情報を読出し、更に各バッテリBの温度を検出する(ステップS19)。充電管理部16は、バッテリBの定格容量、残存容量(現在の充電容量)及び周囲温度の情報を用いて、ステップS20において、各バッテリの充電電流を決定する。なお、ステップS21では、全てのバッテリBについて充電電流の決定処理が行われたか否かが判定されており、全てのバッテリについてステップS20の処理が実施される。
充電管理部16は、図7のステップS31において、現在時刻移行に実施される滅菌処理の順番を示す変数nを1とする。例えば図4の例において、現在時刻が10時30分である場合には、nが1の滅菌処理は11時00分から処理が開始される滅菌処理のことであり、nが2の滅菌処理は13時00分から処理が開始される滅菌処理のことである。
充電管理部16は、ステップS32において現在時刻を取得し、n(=1)回目の滅菌処理に対応する充電許容時間を算出する。例えば、現在時刻が10時30分である場合には、n=1の滅菌処理に対応する充電許容時間は30分となる。
次に、充電管理部16は、ステップS34において、通常充電電流を設定した場合における充電完了残り時間を算出し、充電完了残り時間が充電許容時間以内となるか否かを判定する(ステップS35)。充電管理部16は、充電完了残り時間が充電許容時間以内であると判定したバッテリBについては、通常充電電流で充電するバッテリに設定すると共に、当該バッテリを通常充電電流で充電することを示す情報、充電完了残り時間及び充電完了時間の情報等をメモリ部17に記録する(ステップS36)。
充電管理部16は、ステップS35において充電完了残り時間が充電許容時間を超えると判定した場合には、処理をステップS41に移行して、急速充電電流を設定した場合における充電完了残り時間を算出し、充電完了残り時間が充電許容時間以内となるか否かを判定する(ステップS42)。充電管理部16は、ステップS42において充電完了残り時間が充電許容時間以内であると判定したバッテリBについては、急速充電電流で充電するバッテリに設定すると共に、当該バッテリを急速充電電流で充電することを示す情報、充電完了残り時間及び充電完了時間の情報等をメモリ部17に記録する(ステップS43)。
ステップS42において充電完了残り時間が充電許容時間を超えると判定されるバッテリは、通常充電電流だけでなく急速充電電流で充電しても、次回の滅菌処理の開始までに充電が完了しない。そこで、充電管理部16は、現在時刻を基準に2回目の滅菌処理までに充電が完了するか否かを判定する。
即ち、充電管理部16は、ステップS42において充電完了残り時間が充電許容時間を超えると判定された場合には、処理をステップS45に移行してnをインクリメントする。充電管理部16は、ステップS46において、nが最後の滅菌処理に対応する値を超えたか否かを判定し、超えていない場合には処理をステップS33に戻して、ステップS33以降の処理を繰り返す。こうして、現在時刻から2番目の滅菌処理開始までに、通常充電電流による充電によって充電が完了するか、又は、急速充電電流による充電によって充電が完了するバッテリが判定される。
以後同様の処理が繰り返されて、最後の滅菌処理の開始時刻までに充電が完了しないものと判定されたバッテリが存在する場合には、充電管理部16は、処理をステップS47に移行して、当該バッテリBについては充電許容時間内で充電は不可であることを示す通知を発行して表示部18にその旨を表示させる。この表示により、当該バッテリBは、最後の滅菌処理までには充電できないことがユーザに容易に認識可能となる。
図6において、充電管理部16は、コネクタ12に接続された全てのバッテリBについて充電電流の決定処理が行われたか否かを判定し、全てのバッテリBに対して充電電流の決定処理が行われるまでステップS20の処理を繰り返す。充電管理部16は、全てのバッテリBについて充電電流決定処理が終了すると、ステップS22において各バッテリBに対してそれぞれ決定した充電電流での充電を開始する。
また、充電管理部16は、コネクタ12に接続された全てのバッテリBについて、メモリ部17に記録した情報を基に、通常充電電流で充電するか急速充電電流で充電するかを示す表示、充電完了残り時間の表示及び充電完了時間の表示等を表示部18に表示させる。また、充電管理部16は、各バッテリBの充電完了が、いずれの滅菌処理の開始時刻まで間に合うかを示す表示をバッテリB毎に表示させるようにしてもよい。ユーザは、表示部18の表示によって、バッテリ充電器10によって充電中の各バッテリBをどのタイミングで滅菌処理に移行させればよいかを容易に判断することが可能である。
このように、本実施の形態においては、充電管理部は、入力された滅菌スケジュールを基に、なるべく小さい充電電流で、なるべく早いタイミングの滅菌処理に間に合うように、滅菌スケジュールに応じた充電管理を行う。これにより、滅菌担当者が複数のバッテリについて充電完了時間を管理する必要はなく、滅菌担当者の負担を軽減することができる。また、バッテリの寿命がいたずらに短くなることを防止することも可能である。また、充電管理部は、各バッテリの充電がいずれのタイミングで完了するか示す表示を表示させることもできる。これにより、滅菌担当者は、各バッテリの充電完了タイミングを容易に判断することができ、負担が一層軽減される。
なお、上記実施の形態においては、バッテリ情報を記憶可能なメモリを有するバッテリを採用する例について説明したが、メモリを有していないバッテリを採用することも可能である。この場合でも、各コネクタに接続されたバッテリの残存容量の検出は可能であり、操作I/Fによって各バッテリの定格容量を入力することで、各コネクタに接続されたバッテリについての充電完了時刻等を判定して表示することが可能である。また、例えばバーコード等のメモリ以外の適宜の方法によって識別情報等のバッテリ情報を保持し、充電管理部に取得させるようにしたバッテリを用いてもよい。
また、本発明は、上記実施形態にそのまま限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素の幾つかの構成要素を削除してもよい
10…バッテリ充電器、12,21…コネクタ、13…操作I/F、14…電源供給部、15…電源調整部、16…充電管理部、17…メモリ部、18…表示部。

Claims (7)

  1. 複数のバッテリを接続可能な複数のバッテリ接続部と、
    前記複数のバッテリ接続部を介して前記複数のバッテリに充電電流を供給するものであって、バッテリ接続部毎に充電電流指定信号に基づく充電電流を供給する電源調整部と、
    医療機器の滅菌スケジュールを記憶する記憶部と、
    前記複数のバッテリ接続部に接続された前記複数のバッテリについての残存容量を含むバッテリ情報をそれぞれ取得し、前記滅菌スケジュールに対応する時刻までに前記複数のバッテリの充電を完了させるための前記充電電流をバッテリ毎に求め、求めた充電電流を前記複数のバッテリにそれぞれ供給するための充電電流指定信号を前記電源調整部に出力する充電管理部と
    を具備したことを特徴とするバッテリ管理装置。
  2. 前記充電管理部は、前記充電電流が小さくなることを優先して、前記バッテリ接続部毎の充電電流指定信号を求める
    ことを特徴とする請求項1に記載のバッテリ管理装置。
  3. 前記充電管理部は、前記滅菌スケジュールに対応する時刻が早い時刻となることを優先して、前記バッテリ接続部毎の充電電流指定信号を求める
    ことを特徴とする請求項1に記載のバッテリ管理装置。
  4. 表示部を具備し、
    前記充電管理部は、前記バッテリ毎に充電完了時刻を求め、求めた時刻を前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載のバッテリ管理装置。
  5. 表示部を具備し、
    前記充電管理部は、前記バッテリ毎に充電完了時刻を求め、前記滅菌スケジュールに対応する時刻のうちいずれの時刻までに充電が完了するかを示す表示を前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載のバッテリ管理装置。
  6. 表示部を具備し、
    前記充電管理部は、前記滅菌スケジュールに対応する最後の時刻までに充電を完了することができないバッテリを示す表示を前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載のバッテリ管理装置。
  7. 前記充電管理部は、前記充電電流の設定を段階的に増加させながら前記滅菌スケジュールに対応する時刻のうちいずれの時刻までに充電が完了するかを判定することで、前記バッテリ毎に前記充電電流を決定して前記充電電流指定信号を求める
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つ記載のバッテリ管理装置。
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