JP6299526B2 - 電圧コンバータ制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電圧コンバータを制御する電圧コンバータ制御装置に関する。
従来、バッテリと負荷回路との間に設けられ、高電位側及び低電位側のスイッチング素子の動作により電圧を変換する電圧コンバータの制御装置において、入力電圧センサ又は出力電圧センサの異常を検出する装置が知られている。
例えば特許文献1に開示された装置は、入力電圧センサが検出したバッテリ電圧V1、出力電圧センサが検出したインバータ入力電圧V2、及び、電圧コンバータのdutyに基づいて、差電圧ΔV(=V1−V2×duty)を算出し、この差電圧ΔVが異常判定閾値より大きいとき、いずれかの電圧センサが故障していると判定する。
特許第3632657号公報
特許文献1の従来技術では、入力電圧センサ及び出力電圧センサの検出値を両方用いて異常検出を行っているため、二つの電圧センサの誤差やばらつきを考慮しようとすると、異常判定値の設定が困難になる場合がある。その結果、電圧センサが正常であるのに誤って異常と判定する誤検出や、異常を検出し損なう検出漏れが発生するおそれがある。
本発明はこのような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、電圧センサの誤差やばらつきの影響を受けることなく、電圧コンバータの異常を検出可能な電圧コンバータ制御装置を提供することにある。
本発明の電圧コンバータ制御装置は、バッテリと負荷回路との間に設けられ、電気エネルギーを蓄積及び放出可能なリアクトル、並びに、交互にオンオフすることでリアクトルにおける電気エネルギーの蓄積及び放出を繰り返す高電位側スイッチング素子及び低電位側スイッチング素子を含む電圧変換部を備え、バッテリ側の入力電圧(Vin)と負荷回路側の出力電圧(Vsys)とを力行方向及び回生方向に変換する電圧コンバータに適用される。
この電圧コンバータ制御装置は、昇圧制御部及び異常検出部を備える。
電圧制御部は、高電位側スイッチング素子のスイッチング周期に対するオン時間比率であるdutyについて、出力電圧に対する目標値である出力電圧指令値(Vsys*)と入力電圧との比に基づいて演算される「フィードフォワード項」、並びに、出力電圧の検出値を出力電圧指令値に一致させるように演算される比例項及び積分項を含む「フィードバック項」を加減算し、電圧変換部へ出力する
異常検出部は、力行時及び回生時において所定の積分期間で算出される積分項の差分値と、力行時及び回生時において電圧変換部のデッドタイム設定値及びキャリア周期に基づいて算出される「デッドタイム相当duty」の絶対値の和とを比較することで、電圧コンバータの異常を検出する
本発明では、出力電圧が指令値通りとなるように修正するフィードバック制御により、電圧センサの誤差やばらつきの影響は積分項に吸収される。ここで、力行時及び回生時の積分項は、デッドタイム分以外の値が共通であるため、力行時及び回生時の積分項の差分値を算出することにより、電圧センサの誤差やばらつきの影響が打ち消される。したがって、その差分値をデッドタイム相当dutyの絶対値の和と比較することで、電圧センサの誤差やばらつきの影響を受けることなく、電圧コンバータの異常を検出することができる。よって、異常検出における誤検出や検出漏れの発生を防止することができる。
好ましくは、本発明の異常検出部は、電圧コンバータの異常を検出したとき、さらに、「力行時における積分項の値と力行時におけるデッドタイム相当dutyとの比較」、又は、「回生時における積分項の値と回生時におけるデッドタイム相当dutyとの比較」の少なくとも一方を実行する。より好ましくは、それらをいずれも実行する。
これにより、故障した部品が、力行に使われる部品、回生に使われる部品、又は、力行及び回生の両方で使われる部品のいずれであるかを大別することができる。そして、本発明が、例えばハイブリッド自動車のモータジェネレータを駆動するシステムに使用される場合、フェールセーフの観点から、正常に動作する部品だけを使用して、力行異常のときは回生動作のみを行い、回生異常のときは力行動作のみを行うことで、異常時における退避走行を実現することができる。また、電圧コンバータの修理にあたり大別された該当部品のみを交換すればよいため、全ての部品を交換する場合に比べて修理コストを低減することができる。
本発明の実施形態による電圧コンバータ制御装置が適用されるシステムの概略構成図である。 本発明の実施形態による電圧コンバータ制御装置の制御ブロック図である。 力行時に電圧コンバータに流れる電流を示す模式図である。 力行時のデッドタイムを説明するタイムチャートである。 回生時に電圧コンバータに流れる電流を示す模式図である。 回生時のデッドタイムを説明するタイムチャートである。 力行/回生時の積分項の値と異常領域との関係を示す図である。 力行/回生時の指令dutyと実dutyとの関係を示す図である。 本発明の第1実施形態による異常検出処理のフローチャートである。 本発明の第2実施形態による異常部位特定処理のフローチャートである。
以下、本発明による電圧コンバータ制御装置の実施形態を図面に基づいて説明する。
最初に、複数の実施形態に共通の構成について説明する。以下、「本実施形態」という場合、後述の第1、第2実施形態を包括する。本実施形態の電圧コンバータ制御装置は、例えば、ハイブリッド自動車や電気自動車の動力源であるモータジェネレータを駆動するシステムの電圧コンバータに適用される。
[電圧コンバータの全体構成]
電圧コンバータを含むシステムの全体構成について、図1を参照して説明する。
図1に示すように、電圧コンバータ20は、バッテリ1と、モータジェネレータ8を駆動する「負荷回路」としてのインバータ7との間に設けられ、バッテリ1側の入力電圧Vinと、インバータ7側の出力電圧Vsysとを変換する装置である。特に本実施形態の電圧コンバータ20は、入力電圧Vinを昇圧してインバータ7に出力する昇圧コンバータである。
先に、電圧コンバータ20の範囲外のシステム構成について説明する。
バッテリ1は、例えばニッケル水素またはリチウムイオン等の充放電可能な蓄電装置によって構成される直流電源である。電気二重層キャパシタ等もバッテリ1の一態様に含むものとする。
インバータ7は、ブリッジ接続される6つのスイッチング素子により構成され、電圧コンバータ20が生成したシステム電圧Vsysが印加される。インバータ7は、PWM制御や位相制御によって各相のスイッチング素子がオンオフされることにより、直流電力を三相交流電力に変換してモータジェネレータ8に供給する。
モータジェネレータ8は、例えば永久磁石式同期型の三相交流電動機である。モータジェネレータ8は、ハイブリッド自動車や電気自動車に搭載されるモータジェネレータ(図中、「MG」と記す。)であり、力行動作により変速機等を介して駆動輪を駆動するトルクを発生する電動機としての機能、及び、エンジンや駆動輪から伝達されるトルクを発電によってエネルギー回収する発電機としての機能を兼ね備える。
車両制御回路40は、図示しないアクセル信号、ブレーキ信号、シフト信号、車速信号等の信号に基づき、モータジェネレータ8に対するトルク指令値を演算する。また、トルク指令値及びモータジェネレータ8の回転数に基づいて、電圧コンバータ20の出力電圧Vsysに対する目標値である出力電圧指令値Vsys*を演算し、電圧コンバータ制御装置50に指令する。
電圧コンバータ制御装置50は、電圧コンバータ20の入力電圧Vin、出力電圧Vsys、出力電圧指令値Vsys*等に基づいて、スイッチング素子23、24のスイッチング周期に対するオンオフ時間比率であるデューティ指令値を演算し、電圧コンバータ20の昇圧部22に出力する装置であり、詳細な構成については後述する。
なお、他の実施形態では、車両制御回路40が演算した出力電圧指令値Vsys*を電圧コンバータ制御装置50が取得するのでなく、電圧コンバータ制御装置50の内部で出力電圧指令値Vsys*を演算するようにしてもよい。
次に、電圧コンバータ20の構成について説明する。電圧コンバータ20は、リアクトル21、及び、「電圧変換部」としての昇圧部22を含む。
リアクトル21は、電流の変化に伴って発生する誘起電圧による電気エネルギーを蓄積及び放出可能である。
昇圧部22は、直列接続された2つのスイッチング素子23、24と、各スイッチング素子23、24に対して並列に接続された還流ダイオード25、26とを含む。高電位側スイッチング素子23は、リアクトル21の出力端である中間点Nとインバータ7の高電位ラインLpとの間に接続され、低電位側スイッチング素子24は、中間点Nとインバータ7の低電位ラインLgとの間に接続されている。還流ダイオード25、26は、低電位側から高電位側への電流を許容する向きに設けられている。
高電位側スイッチング素子23及び低電位側スイッチング素子24は、電圧コンバータ制御装置50からのデューティ指令により交互に、かつ相補的にオンオフする。
本明細書では、「高電位側スイッチング素子23のスイッチング周期に対するオン時間比率を示すオンデューティ指令値」を「duty」と定義する。以下、「duty」と英文字で記載する場合、「高電位側スイッチング素子23のオンデューティ指令値」を意味する。また、dutyは[%]単位でなく、0以上1以下の無次元数として定義する。
仮にデッドタイムを無視すれば、低電位側スイッチング素子24のオンデューティ指令値は、「1−duty」と記載される。ただし、一般に、昇圧部22における高電位ラインLpと低電位ラインLgとの短絡を防止する目的で、両スイッチング素子23、24を同時にオフするデッドタイムが設定される。しかも、本発明では、デッドタイムを重要事項として扱うため、これを無視することは適切でない。そのため、図1では、参考記載という意味合いで、(duty)、(1−duty)のように括弧を付して記載する。
力行時には、高電位側スイッチング素子23がオフで低電位側スイッチング素子24がオンのとき、バッテリ1からリアクトル21に電流が流れることによりエネルギーが蓄積される。また、高電位側スイッチング素子23がオンで低電位側スイッチング素子24がオフのとき、リアクトル21に蓄積されたエネルギーが放出されることにより、入力電圧Vinに誘起電圧が重畳された出力電圧Vsysがインバータ7側に出力される。
回生時には、高電位側スイッチング素子23がオンで低電位側スイッチング素子24がオフのとき、インバータ7側の電力がバッテリ1に回生される。高電位側スイッチング素子23がオフで低電位側スイッチング素子24がオンのとき、インバータ7側からの回生は中断される。
力行時及び回生時において、電圧コンバータ制御装置50が演算したdutyに基づいて、スイッチング素子23、24がオンオフすることにより、電圧コンバータ20が変換する電圧が所望の値に制御される。
以上の他、電圧コンバータ20の入力側には、バッテリ1からの電源ノイズを除去するフィルタコンデンサ27が設けられる。また、入力電圧センサ31は、入力電圧Vinを検出する。電圧コンバータ20の出力側には、インバータ7への出力電圧Vsysを平滑化する平滑コンデンサ28が設けられる。また、出力電圧センサ32は、出力電圧Vsysを検出する。
入力電圧センサ31が検出した入力電圧センサ値Vin、出力電圧センサ32が検出した出力電圧センサ値Vsysは、電圧コンバータ制御装置50に入力される。
[電圧コンバータ制御装置の構成]
次に、電圧コンバータ制御装置50の構成について、図2を参照して説明する。電圧コンバータ制御装置50は、マイコン等により構成され、内部にはいずれも図示しないCPU、ROM、I/O、及び、これらの構成を接続するバスライン等を備えている。電圧コンバータ制御装置50は、予め記憶されたプログラムをCPUで実行することによるソフトウェア処理や、専用の電子回路によるハードウェア処理による制御を実行する。
電圧コンバータ制御装置50は、「電圧制御部」としての昇圧制御部55と、電圧コンバータ20の異常を検出する異常検出部60とを備える。
昇圧制御部55は、フィードバック減算器51、PI制御器52、フィードフォワード演算部53及びduty減算器54を有している。
フィードバック減算器51は、出力電圧指令値Vsys*と出力電圧Vsysとの偏差ΔVsysを算出する。PI制御器52は、出力電圧の偏差ΔVsysを0に収束させるように、比例積分演算により、dutyのフィードバック項duty_fbを演算する。
このフィードバック項duty_fbは、比例項duty_P及び積分項duty_Iを含む。比例項duty_Pは、出力電圧Vsysと指令値Vsys*との瞬時の偏差ΔVsysに比例し、例えば車両の運転状態の急変によって指令値Vsys*が大きく変化すると追従して変化する。積分項duty_Iは、出力電圧Vsysと指令値Vsys*との偏差ΔVsysが所定の積分期間で累積されて算出される。なお、他の実施形態ではフィードバック項にさらに微分項を含んでもよい。
本実施形態では、運転状態の急変等に伴う比例項duty_Pについては考慮せず、主に、電圧コンバータ20の異常による出力電圧偏差ΔVsysの累積値が反映される積分項duty_Iに注目する。また、力行時の積分項(「積分項_力行」)と回生時の積分項(「積分項_回生」)との両方を制御に用いることを特徴とする。
フィードフォワード演算部53は、入力電圧Vinと出力電圧指令値Vsys*との比に基づいて、dutyのフィードフォワード項duty_ffを演算する。
duty減算器54は、フィードフォワード項duty_ff及びフィードバック項duty_fbを加減算し、「duty」として昇圧部22へ出力する。本実施形態では、フィードフォワード項duty_ffからフィードバック項duty_fbを減算した値をdutyとする。そのため、減算するフィードバック項duty_fbの値が大きいほど、出力されるdutyは小さくなる。なお、各項の正負の定義や、それによる加算又は減算の区別は、適宜、実施形態に応じて決定してよい。
ところで、電圧コンバータ20を構成するスイッチング素子23、24や還流ダイオード25、26、或いは、電圧センサ31、32が故障する可能性がある。これらの素子やセンサが故障すると、昇圧制御部55の制御が不安定となったり、制御が成立しなくなったりするおそれがある。そこで本発明の電圧コンバータ制御装置50は、このような電圧コンバータ20の異常を検出する異常検出部60を備える。
異常検出部60は、デッドタイム換算部61、反転部62、力行/回生判定部63、切替部64、及び異常判定部65を有している。
デッドタイム換算部61は、素子の耐圧や温度特性のばらつき等によって設定されるデッドタイム設定値T_dead、及び、キャリア周期Tcが入力され、デッドタイム設定値T_deadを時間単位[μs]からduty単位[−]に換算する。
換算されたdutyを「デッドタイム相当duty」といい、力行時のデッドタイム相当dutyを「duty_dead_α」と表し、回生時のデッドタイム相当dutyを「duty_dead_β」と表す。また、「duty_dead_α」及び「duty_dead_β」を適宜省略し、「α」、「β」と表す。
力行時のデッドタイム相当duty「α」はそのまま切替部64に入力される。一方、回生時のデッドタイム相当duty「β」は、反転部62で符号が反転された「−β」が切替部64に入力される。
力行/回生判定部63は、電流IBの正負すなわち方向(図3、図5参照)、或いは、使用している電力から、現在、力行時であるか回生時であるか判定する。切替部64は、力行/回生判定部63の判定結果に基づいて、異常判定部65に出力するデッドタイム相当dutyを「α」又は「−β」に切り替える。異常判定部65は、「α」、「−β」を記憶する。また、力行/回生判定部63の判定結果は、異常判定部65にも通知される。
異常判定部65は、切替部64から入力された「α」から「−β」を減算し、「α」と「−β」との差分値「α+β」を算出する。以下、「α」と「−β」との差分値を、単純にデッドタイム相当dutyの和「α+β」という。異常判定部65は、昇圧制御部55のフィードバック演算部52から取得した「積分項_力行」と「積分項_回生」との差分値(Δ積分項)と、デッドタイム相当dutyの和「α+β」とを比較し、電圧コンバータ20が正常であるか異常であるかを判定する。この判定方法の詳細は後述する。
次に、電圧コンバータ20の力行時及び回生時におけるスイッチング素子23、24のスイッチング動作について、図3〜図6を参照して説明する。以下の説明では、高電位側スイッチング素子23を「上アーム23」、低電位側スイッチング素子24を「下アーム24」ともいう。
図3及び図5は、力行時及び回生時に電圧コンバータに流れる電流を示す。なお、バッテリ電流「IB」の記号の添え字「B」は、図中では下付き文字で表し、明細書の文中では通常文字で記載する。
図4及び図6は、昇圧キャリアと指令dutyとの比較によって生成されるPWM信号を説明する図であり、各パルス信号は、上がオン、下がオフを示す。
図4、図6の上段には、指令dutyに対応する「基本キャリアCo」を実線で示し、デッドタイムを生成するための「デッドタイム用キャリアCd」を破線で示す。
デッドタイム用キャリアは、上下アーム23、24のオンタイミングに適用される。上アーム23は、dutyが基本キャリアCoを下回ったときオフし、デッドタイム用キャリアCdを上回ったときオンする。下アーム24は、dutyがデッドタイム用キャリアCdを下回ったときオンし、基本キャリアCoを上回ったときオフする。
図4、図6の中段には、昇圧制御部55のduty算出部54により演算された「デッドタイムを考慮しない理想duty」(原信号)と、その理想dutyにデッドタイムを生成した結果得られる実dutyとの関係を示す。
デッドタイムを生成するとは、上アーム23のオフから下アーム24のオンまでの間、及び、下アーム24のオフから上アーム23のオンまでの間に、上下アーム23、24が同時にオフする期間を設けることをいう。
例えば、理想dutyを0.5(=50%)とすると、理想dutyにデッドタイムを生成することにより、力行時(図4)には、実dutyは0.5より大きくなり、回生時(図6)には、実dutyは0.5より小さくなる。
図4、図6の下段には、フィードバック(FB)修正後の指令dutyと実dutyとの関係を示す。このフィードバック修正では、デッドタイムを生成した結果得られる実dutyを理想dutyに一致させるように修正する。そのために、理想dutyに対してデッドタイム相当dutyをオフセットさせた値を指令dutyとする。
力行時(図4)には、理想duty(0.5)に対して実dutyが大きくなるため、0.5からデッドタイム相当duty「α」を減算した値を指令dutyとすることで、デッドタイム生成後の実dutyが0.5となるようにする。
回生時(図6)には、理想duty(0.5)に対して実dutyが小さくなるため、0.5にデッドタイム相当duty「β」を加算した値を指令dutyとすることで、デッドタイム生成後の実dutyが0.5となるようにする。
まず、力行時について、図3、図4を詳しく参照する。
図3に示す力行時には、電流IB(>0)は、バッテリ1側からインバータ7側に流れる。実線で示すように、上下アームの中間点Nから高電位ラインLpへの電流は、上アーム23がオンのときだけでなく、上アーム23がオフのときにも還流ダイオード25を通って流れる。一方、破線で示すように、中間点Nから低電位ラインLgへの電流は、下アーム24がオンのときのみに流れる。そのため、下アーム24がオフ固着する故障が発生した場合には、力行動作に異常が発生する。一方、仮に上アーム23がオフ固着しても、還流ダイオード25の抵抗による損失等を除き、力行動作への顕著な影響は無い。また、図4に示すように、実dutyは、下アーム24のオフ期間に相当する。
図4にて、昇圧キャリアの一周期に、理想dutyが基本キャリアCo及びデッドタイム用キャリアCdに交差するタイミングとして、t2、t4、t7、t9を定義する。また、力行時のフィードバック修正後の指令dutyがキャリアCo、Cdに交差するタイミングとして、さらにt1、t3、t8、t10を追加する。
原信号について、理想dutyのオン期間はt7〜t2であり、上アーム23のオン期間はt9〜t2、下アーム24のオフ期間はt7〜t4である。したがって、実dutyに太線(DT)で示すように、下アーム24がオフするt7から上アーム23がオンするt9までの期間と、上アーム23がオフするt2から下アーム24がオンするt4までの期間とがデッドタイムとして生成される。その結果、下アーム24のオフ期間に相当する実dutyは0.5より大きくなる。
この実dutyがフィードバックされると、昇圧制御部55は、「理想dutyからデッドタイム相当dutyαを減算した値(0.5−α)」を指令dutyとするように修正する。すると、フィードバック修正後の指令dutyのオン期間はt8〜t1となり、上アーム23のオン期間はt10〜t1、下アーム24のオフ期間はt8〜t3となる。これにより、t8〜t10の期間と、t1〜t3の期間とがデッドタイムとして生成される。また、下アーム24のオフ期間に相当する実dutyは0.5に一致する。
次に、回生時について、図5、図6を参照する。
図5に示す回生時には、電流IB(<0)は、インバータ7側からバッテリ1側に流れる。破線で示すように、低電位ラインLgから上下アームの中間点Nへの電流は、下アーム24がオンのときだけでなく、下アーム24がオフのときにも還流ダイオード26を通って流れる。一方、実線で示すように、高電位ラインLpから中間点Nへの電流は、上アーム23がオンのときのみに流れる。そのため、上アーム23がオフ固着する故障が発生した場合には、回生動作に異常が発生する。一方、仮に下アーム24がオフ固着しても、還流ダイオード26の抵抗による損失等を除き、回生動作への顕著な影響は無い。また、図6に示すように、実dutyは、上アーム23のオン期間に相当する。
図6にて、昇圧キャリアの一周期に、理想dutyが基本キャリアCo及びデッドタイム用キャリアCdに交差するタイミングとして、図4のt2、t4、t7、t9を援用する。また、回生時のフィードバック修正後の指令dutyがキャリアCo、Cdに交差するタイミングとして、さらにt3、t5、t6、t8を追加する。
原信号について、力行時と逆に表すと、理想dutyのオフ期間はt2〜t7であり、上アーム23のオフ期間はt2〜t9、下アーム24のオフ期間はt4〜t7である。また、実dutyに太線(DT)で示すように、上アーム23がオフするt2から下アーム24がオンするt4までの期間と、下アーム24がオフするt7から上アーム23がオンするt9までの期間とがデッドタイムとして生成される。その結果、上アーム23のオン期間に相当する実dutyは0.5より小さくなる。
この実dutyがフィードバックされると、昇圧制御部55は、「理想dutyにデッドタイム相当dutyβを加算した値(0.5+β)」を指令dutyとするように修正する。すると、フィードバック修正後の指令dutyのオフ期間はt3〜t6となり、上アーム23のオフ期間はt3〜t8、下アーム24のオン期間はt5〜t6となる。これにより、t3〜t5の期間と、t6〜t8の期間とがデッドタイムとして生成される。また、上アーム23のオン期間に相当する実dutyは0.5に一致する。
以上のように、電圧コンバータ20の正常駆動時には、力行時及び回生時に、それぞれ理想dutyにデッドタイム相当duty「α」、「β」を減算又は加算することにより、適正なデッドタイムを確保しつつ、上下アーム23、24を操作して昇圧制御を行う。
しかし、仮に、上アーム23又は下アーム24、或いは、還流ダイオード25、26や電圧センサ31、32等に異常が発生すると、実dutyと指令dutyとのずれが、想定したデッドタイム相当duty「α」、「β」に相当する量よりも大きくなる。
続いて、電圧コンバータ20の異常時を示す「異常領域」について、図7、図8を参照して説明する。
図7の横軸は電流であり、正のとき力行時を示し、負のとき回生時を示す。図7の縦軸は、所定の積分期間で算出された積分項duty_I(以下、「duty_I」の記載を適宜省略する。)であり、duty算出部54(図2参照)にてフィードフォワード項duty_ffから減算される方向を正と定義する。
力行時には、積分項_力行の値(>0)が0からαまでの領域が正常であり、積分項_力行の値がαより大きい領域が異常である。回生時には、積分項_回生の値(<0)が0から(−β)までの領域が正常であり、積分項_回生の値が(−β)より小さい領域が異常である。
図8は、図7の内容を、dutyをパラメータとして表した図である。図8の横軸(x軸)は、フィードフォワード項duty_ffを示し、縦軸(y軸)は、フィードフォワード項duty_ffから積分項duty_Iを減算したdutyを示す。つまり、図8の下方向が積分項duty_Iの正の方向として表される。なお、フィードバック項の比例項duty_P(図2参照)は無視するものとする。
フィードフォワード項duty_ffは、出力電圧指令値Vsys*と入力電圧Vinとによって決まる「指令duty」に相当すると考えられる。一方、フィードフォワード項duty_ffから積分項duty_Iを減算したdutyは、電圧コンバータ20の実際挙動が積分項duty_Iに反映された「実duty」に相当すると考えられる。また、基準線Sは、「積分項duty_I=0」のときを示す線である。
なお、現実に図8のマップを作成する場合には、有限個の指令dutyにおけるデッドタイム相当duty「α」、「β」の実測値から散布図を作成し、下記のように定義される一次関数の近似式を求めてもよい。
力行時・・・y=kpx−α0(kp:傾き、−α0:切片)
回生時・・・y=krx+β0(kr:傾き、β0:切片)
力行時には、フィードフォワード項duty_ffから正の積分項_力行が減算されるため、dutyは基準線Sより下側にシフトする(duty<duty_ff)。減算される正の積分項_力行の値がα以下ならば正常、αを超えると異常である。
回生時には、フィードフォワード項duty_ffから負の積分項_回生が減算されるため、dutyは基準線Sより上側にシフトする(duty>duty_ff)。減算される負の積分項_回生の絶対値がβ以下ならば正常、βを超えると異常である。
したがって、仮に出力電圧Vsysの正確な値に基づいてフィードバック制御が実行されれば、積分項の値を図8の境界線(閾値)と比較し、正常領域又は異常領域のいずれにあるかを評価することで、電圧コンバータ20の異常検出ができると考えられる。
ところで、電圧コンバータ20の異常検出に関し、例えば特許文献1の従来技術では、入力電圧センサ及び出力電圧センサの検出値と、電圧コンバータのdutyとから算出した差電圧に基づいて、電圧センサの故障を検出している。この従来技術では、二つの電圧センサの誤差やばらつきを考慮しようとすると、異常判定値の設定が困難になる場合があり、その結果、誤検出や検出漏れが発生するおそれがある。
このように、電圧センサの誤差やばらつきがあると、その影響は、フィードバック制御により積分項に吸収される。例えば電圧センサのオフセット誤差を想定すると、図8における正常/異常の境界線は、ブロック矢印で示すように平行移動することとなる。
すると、力行時の点Qpは、本来、正常領域にあるにもかかわらず異常領域にあると誤って判断されることになる。一方、回生時の点Qrは、本来、異常領域にあるにもかかわらず正常領域にあると誤って判断されることになる。したがって、力行時又は回生時のいずれか一方の積分項の値に基づいて異常検出しようとすると、電圧センサ32の誤差やばらつきによっては、誤検出や検出漏れが発生するおそれがある。
そこで本発明の異常検出部60は、「力行時及び回生時の積分項の差分値(Δ積分項)」に基づいて異常検出することを特徴とする。力行時及び回生時の積分項は、デッドタイム分以外の値が共通であるため、力行時及び回生時の積分項の差分値を算出することにより、電圧センサ32の誤差やばらつきの影響が打ち消される。したがって、力行時及び回生時の積分項の差分値と、デッドタイム相当dutyの和「α+β」とを比較することで、電圧センサ32の誤差やばらつきの影響を受けることなく、電圧コンバータ20の異常を検出することができる。よって、異常検出における誤検出や検出漏れの発生を防止することができる。
次に、本発明の異常検出処理の具体例について、第1実施形態及び第2実施形態に分けて説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態の異常検出処理について、図9のフローチャートを参照して説明する。以下のフローチャートの説明で、記号「S」はステップを意味する。このルーチンは、例えば制御周期毎に実行される。
S11では、力行/回生判定部63(図2参照)からの情報に基づき、現在、力行時であるか回生時であるか判断する。
力行時(S11:YES)には「積分項_力行(>0)」を記憶し(S12)、回生時(S11:NO)には「積分項_回生(<0)」を記憶する(S13)。
S14では、力行時の積分項と回生時の積分項との差分値「Δ積分項(=積分項_力行−積分項_回生)」を算出する。
S15では、積分項差分値(Δ積分項)と、力行時及び回生時のデッドタイム相当dutyの和「α+β」とを比較する。積分項差分値(Δ積分項)が「α+β」より大きければ(S15:YES)、電圧コンバータ20のいずれかの部品が異常と判定し(S16)、積分項差分値(Δ積分項)が「α+β」以下であれば(S15:NO)、電圧コンバータ20は正常と判定する(S17)。
なお、デッドタイム相当dutyα、βの符号の定義によっては、積分項差分値と比較される閾値を「デッドタイム相当dutyの絶対値の和」と定義することが有効である。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について、図10のフローチャートを参照して説明する。
第1実施形態の図9のフローチャートにおいて電圧コンバータ20の異常が検出されたとき(S16)、いずれかの部位が故障していることはわかるが、どの部位が故障しているかはわからない。そこで第2実施形態では、さらに異常部位を特定する処理を行う。
その思想としては、「力行時における積分項の値と力行時におけるデッドタイム相当dutyとの比較」、及び、「回生時における積分項の値と回生時におけるデッドタイム相当dutyとの比較」を個別に実行し、その結果に基づいて判定する。
S21は、図9のS16に続くステップである。S21では、積分項_力行が力行時のデッドタイム相当duty「α」より大きく、且つ、積分項_回生が回生時のデッドタイム相当dutyの反転値「−β」より小さければ(S21:YES)、力行、回生の両方が異常と判定する(S24)。
S21でNOの場合、S22では、積分項_力行がαより大きく、且つ、積分項_回生が(−β)以上であれば(S22:YES)、力行が異常と判定する(S25)。力行が異常のとき、例えば下アーム24のオフ固着(断線)故障の可能性が疑われる。
S22でNOの場合、S23では、積分項_力行がα以下であり、且つ、積分項_回生が(−β)より小さければ(S23:YES)、回生が異常と判定する(S26)。回生が異常のとき、例えば上アーム23のオフ固着(断線)故障の可能性が疑われる。
S16による「いずれかの部位が異常」という判定が正しければ、S21〜S23までで必ずS24〜S26のいずれかに判別されるはずである。しかし、仮にS16の判定が誤っていた場合には、S23でNOと判断され、電圧コンバータ20は正常との判定に修正される(S27)。
このように、第2実施形態では、故障した部品が、力行に使われる部品、回生に使われる部品、又は、力行及び回生の両方で使われる部品のいずれであるかを大別することができる。そして、特にハイブリッド自動車に適用される場合、フェールセーフの観点から、正常に動作する部品だけを使用して、力行異常のときは回生動作のみを行い、回生異常のときは力行動作のみを行うことで、異常時における退避走行を実現することができる。また、電圧コンバータ20の修理にあたり大別された該当部品のみを交換すればよいため、全ての部品を交換する場合に比べて修理コストを低減することができる。
また、第2実施形態の変形例として、「少なくとも力行が異常であるか」ということのみを知りたい場合には、「力行時における積分項の値と力行時におけるデッドタイム相当dutyとの比較」のみを実行してもよい。一方、「少なくとも回生が異常であるか」ということのみを知りたい場合には、「回生時における積分項の値と回生時におけるデッドタイム相当dutyとの比較」のみを実行してもよい。
(その他の実施形態)
(ア)本発明の制御装置が適用される「電圧コンバータ」は、入力電圧を昇圧する昇圧コンバータに限らず、入力電圧を降圧する降圧コンバータであってもよい。それに対応して、「電圧制御部」及び「電圧変換部」は、昇圧制御部55、昇圧部22ではなく、降圧制御部、降圧部であってもよい。
(イ)上記実施形態では、電圧コンバータ20の負荷回路として、直流電圧を三相交流電圧に変換してモータジェネレータ8を駆動するインバータ7を例示した。その他、電圧コンバータ20の負荷回路として、例えば直流電動機を駆動するHブリッジ回路を用いてもよい。また、1つの電圧コンバータ20に対し、複数の負荷回路が接続されてもよい。
(ウ)インバータ等の負荷回路から電力を供給される駆動対象は、ハイブリッド自動車や電気自動車の動力源として用いられるモータジェネレータに限らず、車両の補機用や、車両以外の電車、昇降機、一般機械等に用いられる回転機であってもよい。また、放電管やX線発生装置等の高電圧を用いる装置であってもよい。
以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
1 ・・・バッテリ、
20・・・電圧コンバータ、
21・・・リアクトル、
22・・・昇圧部(電圧変換部)、
23・・・高電位側スイッチング素子(上アーム)、
24・・・低電位側スイッチング素子(下アーム)、
50・・・電圧コンバータ制御装置、
55・・・昇圧制御部(電圧制御部)、
60・・・異常検出部、
7 ・・・インバータ(負荷回路)。

Claims (3)

  1. バッテリ(1)と負荷回路(7)との間に設けられ、電気エネルギーを蓄積及び放出可能なリアクトル(21)、並びに、交互にオンオフすることで前記リアクトルにおける電気エネルギーの蓄積及び放出を繰り返す高電位側スイッチング素子(23)及び低電位側スイッチング素子(24)を含む電圧変換部(22)を備え、前記バッテリ側の入力電圧(Vin)と前記負荷回路側の出力電圧(Vsys)とを力行方向及び回生方向に変換する電圧コンバータ(20)に適用される電圧コンバータ制御装置(50)であって、
    前記高電位側スイッチング素子のスイッチング周期に対するオン時間比率であるdutyについて、前記出力電圧に対する目標値である出力電圧指令値(Vsys*)と前記入力電圧との比に基づいて演算されるフィードフォワード項、並びに、前記出力電圧の検出値を前記出力電圧指令値に一致させるように演算される比例項及び積分項を含むフィードバック項を加減算し、前記電圧変換部へ出力する電圧制御部(55)と、
    力行時及び回生時において所定の積分期間で算出される前記積分項の差分値と、力行時及び回生時において前記電圧変換部のデッドタイム設定値及びキャリア周期に基づいて算出されるデッドタイム相当dutyの絶対値の和とを比較することで、前記電圧コンバータの異常を検出する異常検出部(60)と、
    を備えることを特徴とする電圧コンバータ制御装置。
  2. 前記異常検出部は、
    前記電圧コンバータの異常を検出したとき、さらに、力行時における前記積分項の値と力行時における前記デッドタイム相当dutyとの比較、又は、回生時における前記積分項の値と回生時における前記デッドタイム相当dutyとの比較の少なくとも一方を実行することを特徴とする請求項1に記載の電圧コンバータ制御装置。
  3. 前記異常検出部は、
    前記電圧コンバータの異常を検出したとき、さらに、力行時における前記積分項の値と力行時における前記デッドタイム相当dutyとの比較、及び、回生時における前記積分項の値と回生時における前記デッドタイム相当dutyとの比較をいずれも実行することを特徴とする請求項2に記載の電圧コンバータ制御装置。
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