JP6299469B2 - クリーニング装置、画像形成装置および異物除去方法 - Google Patents

クリーニング装置、画像形成装置および異物除去方法 Download PDF

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本発明は、クリーニング装置、画像形成装置および異物除去方法に関する。
一般に、電子写真プロセス技術を利用した画像形成装置(プリンター、複写機、ファクシミリ等)は、帯電した感光体に対して、画像データに基づくレーザー光を照射(露光)することにより静電潜像を形成する。そして、静電潜像が形成された感光体(像担持体)へ現像装置よりトナーを供給することにより静電潜像を可視化してトナー像を形成する。さらに、このトナー像を直接又は間接的に用紙に転写させた後、加熱、加圧して定着させることにより用紙に画像を形成する。
例えば、中間転写ベルト方式の画像形成装置では、感光体ドラムに形成されたトナー像は一旦中間転写ベルトに転写され、この中間転写ベルトに転写されたトナー像が記録用紙に転写される。この過程で、トナーは完全に記録用紙に転写されずに中間転写ベルトの表面に残留する。残留するトナーは新たな画像形成の妨げとなり、良好な転写画像を得られない原因となる。そのため、画像形成装置にはトナーを除去するためのクリーニング装置が備えられている。
例えば、特許文献1には、像担持体の表面に当接する先端部を有し、当該表面に付着している廃トナーを当該先端部によって取り除くクリーニングブレードと、クリーニングブレードの先端部によって取り除かれた廃トナーを貯留する貯留部を、像担持体の表面及び当該クリーニングブレードの当該先端部と共に画成するシート部材と、クリーニングブレードの先端部よりも上方に位置するように配置され、貯留部に貯留されている廃トナーの一部を排出する排出部とを含むクリーニング装置が開示されている。
従来のクリーニング装置においては、中間転写ベルトの表面に残留する異物を除去するため、クリーニングブレードを中間転写ベルトの表面に圧接させている。そして、画像形成処理が継続されていくと、クリーニングブレードが中間転写ベルトに圧接する部分(以下、「ブレードエッジ部」という)に異物(主に、用紙の紙粉等の凝集物)が溜まり、徐々に蓄積していく。これにより、クリーニングブレードと中間転写ベルトとの間に異物が挟み込まれる状態、言い換えるとクリーニングブレードのブレードエッジ部が中間転写ベルトの表面から浮いた状態となる。ブレードエッジ部が中間転写ベルトの表面から浮いた状態が続くと、中間転写ベルトの表面に残留するトナーの一部は、中間転写ベルトの回転軸方向においてクリーニングブレードと中間転写ベルトとの間で異物が存在しない箇所からすり抜けてしまう。
このように、クリーニングブレードと中間転写ベルトとの間をトナーがすり抜ける、すなわちクリーニング不良が発生すると、次の画像形成処理における画像上にその残留したトナーが転写されて黒スジ状の画像ノイズ(画像不良)となったり、露光工程においてその残留したトナーで光が遮られて潜像が形成されない部分が発生したりすることで画像ノイズとなったりする問題があった。
上記問題に対して、中間転写ベルトの回転方向におけるクリーニングブレードの下流側に、クリーニングブレードと中間転写ベルトとの間をすり抜けたトナーを除去するためのスクレーパーを中間転写ベルトの表面に圧接させる技術が提案されている。
特開2007−171395号公報
しかしながら、クリーニングブレードと中間転写ベルトとの間をすり抜けるのはトナーだけでなく、当該トナーと同様に異物もすり抜ける場合があった。この場合、クリーニングブレードと中間転写ベルトとの間をすり抜けたトナーを除去するスクレーパーを設けた上記技術でも、スクレーパーが中間転写ベルトに圧接する部分(以下、「スクレーパーエッジ部」という)に異物が溜まり、徐々に蓄積していく。これにより、スクレーパーと中間転写ベルトとの間に異物が挟み込まれる状態、言い換えるとスクレーパーのスクレーパーエッジ部が中間転写ベルトの表面から浮いた状態となる。スクレーパーエッジ部が中間転写ベルトの表面から浮いた状態が続くと、クリーニングブレードと中間転写ベルトとの間をすり抜けたトナーの一部は、中間転写ベルトの回転軸方向においてスクレーパーと中間転写ベルトとの間で異物が存在しない箇所からすり抜けてしまうという問題があった。
本発明の目的は、クリーニング不良に起因する画像不良の発生を確実に防止することが可能なクリーニング装置、画像形成装置および異物除去方法を提供することである。
本発明に係るクリーニング装置は、
正回転および逆回転可能な像担持体に当接し、当該像担持体の表面に残留する異物を除去する第1クリーニング部材と、
前記像担持体の正回転方向における前記第1クリーニング部材の下流側に、当該像担持体に当接するように設けられ、前記第1クリーニング部材と前記像担持体との間をすり抜けた前記異物を除去する第2クリーニング部材と、
前記像担持体の正回転方向における前記第1クリーニング部材の上流側に設けられ、前記第1または第2クリーニング部材により前記像担持体の表面から除去された前記異物を回収する回収部であって、前記像担持体に当接するように設けられ、当該像担持体との間に、前記第1クリーニング部材により除去されたトナーを貯留するトナー貯留部を形成するトナー貯留ローラーを有する回収部と、
前記像担持体の正回転方向への回転駆動を停止した後に、画像形成処理中に前記第1クリーニング部材に到達する前記異物の量を指標する指標情報に基づいて、前記第1クリーニング部材に到達する前記異物の量が多い場合、前記第2クリーニング部材と前記像担持体との第1当接位置から前記第1クリーニング部材と前記像担持体との第2当接位置までの距離より長く、かつ、前記第1当接位置から前記トナー貯留ローラーと前記像担持体との第3当接位置までの距離より短い距離だけ前記像担持体を逆回転させる第1逆転動作モードを実行する一方、前記第1クリーニング部材に到達する前記異物の量が少ない場合、前記第1当接位置から前記第2当接位置までの距離より短く、かつ、前記第2当接位置から前記第3当接位置までの距離より短い距離だけ前記像担持体を逆回転させる第2逆転動作モードを実行する制御部と、
を備えることを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、上記クリーニング装置を備えることを特徴とする。
本発明に係る異物除去方法は、
正回転および逆回転可能な像担持体に当接し、当該像担持体の表面に残留する異物を除去する第1クリーニング部材と、
前記像担持体の正回転方向における前記第1クリーニング部材の下流側に、当該像担持体に当接するように設けられ、前記第1クリーニング部材と前記像担持体との間をすり抜けた前記異物を除去する第2クリーニング部材と、
前記像担持体の正回転方向における前記第1クリーニング部材の上流側に設けられ、前記第1または第2クリーニング部材により前記像担持体の表面から除去された前記異物を回収する回収部であって、前記像担持体に当接するように設けられ、当該像担持体との間に、前記第1クリーニング部材により除去されたトナーを貯留するトナー貯留部を形成するトナー貯留ローラーを有する回収部と、
を備えるクリーニング装置の異物除去方法であって、
前記像担持体の正回転方向への回転駆動を停止した後に、画像形成処理中に前記第1クリーニング部材に到達する前記異物の量を指標する指標情報に基づいて、前記第1クリーニング部材に到達する前記異物の量が多い場合、前記第2クリーニング部材と前記像担持体との第1当接位置から前記第1クリーニング部材と前記像担持体との第2当接位置までの距離より長く、かつ、前記第1当接位置から前記トナー貯留ローラーと前記像担持体との第3当接位置までの距離より短い距離だけ前記像担持体を逆回転させる第1逆転動作モードを実行する一方、前記第1クリーニング部材に到達する前記異物の量が少ない場合、前記第1当接位置から前記第2当接位置までの距離より短く、かつ、前記第2当接位置から前記第3当接位置までの距離より短い距離だけ前記像担持体を逆回転させる第2逆転動作モードを実行するステップを有することを特徴とする。
本発明によれば、第1クリーニング部材と像担持体との間をすり抜けて、第2クリーニング部材と像担持体との間に溜まった異物は、第1逆転動作モード(像担持体の逆回転)が実行された際、回収部により回収される。そのため、第2クリーニング部材と像担持体との間に多くの異物が蓄積することに起因する、第2クリーニング部材と像担持体との間に異物が挟み込まれる状態の発生を防止し、第1クリーニング部材と像担持体との間をすり抜けたトナーが第2クリーニング部材と像担持体との間をすり抜けること、ひいてはクリーニング不良に起因する画像不良の発生を確実に防止することができる。
本実施の形態における画像形成装置の全体構成を概略的に示す図である。 本実施の形態における画像形成装置の制御系の主要部を示す図である。 本実施の形態におけるベルトクリーニング装置の要部構成を示す図である。 本実施の形態における異物除去制御動作を示すフローチャートである。 本実施の形態における異物除去制御動作を説明する図である。 ベルトクリーニング装置の周囲の温度と、第1逆転動作モードの実行条件との関係を表す表である。 ベルトクリーニング装置の周囲の湿度と、第1逆転動作モードの実行条件との関係を表す表である。
以下、本実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置1の全体構成を概略的に示す図である。図2は、本実施の形態に係る画像形成装置1の制御系の主要部を示す。図1、2に示す画像形成装置1は、電子写真プロセス技術を利用した中間転写方式のカラー画像形成装置である。すなわち、画像形成装置1は、感光体ドラム413上に形成されたY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色トナー像を中間転写ベルト421に転写(一次転写)し、中間転写ベルト421上で4色のトナー像を重ね合わせた後、用紙Sに転写(二次転写)することにより、画像を形成する。
また、画像形成装置1には、YMCKの4色に対応する感光体ドラム413を中間転写ベルト421の走行方向に直列配置し、中間転写ベルト421に一回の手順で各色トナー像を順次転写させるタンデム方式が採用されている。
図2に示すように、画像形成装置1は、画像読取部10、操作表示部20、画像処理部30、画像形成部40、用紙搬送部50、定着部60および制御部100を備える。
制御部100は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103等を備える。CPU101は、ROM102から処理内容に応じたプログラムを読み出してRAM103に展開し、展開したプログラムと協働して画像形成装置1の各ブロックの動作を集中制御する。このとき、記憶部72に格納されている各種データが参照される。記憶部72は、例えば不揮発性の半導体メモリ(いわゆるフラッシュメモリ)やハードディスクドライブで構成される。
制御部100は、通信部71を介して、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークに接続された外部の装置(例えばパーソナルコンピューター)との間で各種データの送受信を行う。制御部100は、例えば、外部の装置から送信された画像データを受信し、この画像データ(入力画像データ)に基づいて用紙Sに画像を形成させる。通信部71は、例えばLANカード等の通信制御カードで構成される。
画像読取部10は、ADF(Auto Document Feeder)と称される自動原稿給紙装置11及び原稿画像走査装置12(スキャナー)等を備えて構成される。
自動原稿給紙装置11は、原稿トレイに載置された原稿Dを搬送機構により搬送して原稿画像走査装置12へ送り出す。自動原稿給紙装置11により、原稿トレイに載置された多数枚の原稿Dの画像(両面を含む)を連続して一挙に読み取ることが可能となる。
原稿画像走査装置12は、自動原稿給紙装置11からコンタクトガラス上に搬送された原稿又はコンタクトガラス上に載置された原稿を光学的に走査し、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサー12aの受光面上に結像させ、原稿画像を読み取る。画像読取部10は、原稿画像走査装置12による読取結果に基づいて入力画像データを生成する。この入力画像データには、画像処理部30において所定の画像処理が施される。
操作表示部20は、例えばタッチパネル付の液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)で構成され、表示部21及び操作部22として機能する。表示部21は、制御部100から入力される表示制御信号に従って、各種操作画面、画像の状態、各機能の動作状況等の表示を行う。操作部22は、テンキー、スタートキー等の各種操作キーを備え、ユーザーによる各種入力操作を受け付けて、操作信号を制御部100に出力する。
画像処理部30は、入力画像データに対して、初期設定又はユーザー設定に応じたデジタル画像処理を行う回路等を備える。例えば、画像処理部30は、制御部100の制御下で、階調補正データ(階調補正テーブル)に基づいて階調補正を行う。また、画像処理部30は、入力画像データに対して、階調補正の他、色補正、シェーディング補正等の各種補正処理や、圧縮処理等を施す。これらの処理が施された画像データに基づいて、画像形成部40が制御される。
画像形成部40は、入力画像データに基づいて、Y成分、M成分、C成分、K成分の各有色トナーによる画像を形成するための画像形成ユニット41Y、41M、41C、41K、中間転写ユニット42等を備える。
Y成分、M成分、C成分、K成分用の画像形成ユニット41Y、41M、41C、41Kは、同様の構成を有する。図示及び説明の便宜上、共通する構成要素は同一の符号で示し、それぞれを区別する場合には符号にY、M、C、又はKを添えて示すこととする。図1では、Y成分用の画像形成ユニット41Yの構成要素についてのみ符号が付され、その他の画像形成ユニット41M、41C、41Kの構成要素については符号が省略されている。
画像形成ユニット41は、露光装置411、現像装置412、感光体ドラム413、帯電装置414およびドラムクリーニング装置415等を備える。
感光体ドラム413は、例えばドラム径が80[mm]のアルミニウム製の導電性円筒体(アルミ素管)の周面に、アンダーコート層(UCL:Under Coat Layer)、電荷発生層(CGL:Charge Generation Layer)、電荷輸送層(CTL:Charge Transport Layer)を順次積層した負帯電型の有機感光体(OPC:Organic Photo-conductor)である。電荷発生層は、電荷発生材料(例えばフタロシアニン顔料)を樹脂バインダー(例えばポリカーボネイト)に分散させた有機半導体からなり、露光装置411による露光により一対の正電荷と負電荷を発生する。電荷輸送層は、正孔輸送性材料(電子供与性含窒素化合物)を樹脂バインダー(例えばポリカーボネイト樹脂)に分散させたものからなり、電荷発生層で発生した正電荷を電荷輸送層の表面まで輸送する。
制御部100が感光体ドラム413を回転させる駆動モーター(図示略)に供給される駆動電流を制御することにより、感光体ドラム413は一定の周速度で回転する。
帯電装置414は、光導電性を有する感光体ドラム413の表面を一様に負極性に帯電させる。露光装置411は、例えば半導体レーザーで構成され、感光体ドラム413に対して各色成分の画像に対応するレーザー光を照射する。感光体ドラム413の電荷発生層で正電荷が発生し、電荷輸送層の表面まで輸送されることにより、感光体ドラム413の表面電荷(負電荷)が中和される。感光体ドラム413の表面には、周囲との電位差により各色成分の静電潜像が形成されることとなる。
現像装置412は、二成分現像方式の現像装置であり、感光体ドラム413の表面に各色成分のトナーを付着させることにより静電潜像を可視化してトナー像を形成する。
ドラムクリーニング装置415は、感光体ドラム413の表面に摺接されるドラムクリーニングブレード等を有し、一次転写後に感光体ドラム413の表面に残存する転写残トナーを除去する。感光体ドラム413(感光体)を含むドラムユニットには、潤滑剤塗布ブラシで削り取り粉体となった潤滑剤を感光体ドラム413に塗布する潤滑剤塗布装置が設けられる。
中間転写ユニット42は、中間転写ベルト421、一次転写ローラー422、複数の支持ローラー423、二次転写ローラー424、及びベルトクリーニング装置426等を備える。
中間転写ベルト421は無端状ベルトで構成され、複数の支持ローラー423にループ状に張架される。複数の支持ローラー423のうちの少なくとも1つは駆動ローラーで構成され、その他は従動ローラーで構成される。例えば、K成分用の一次転写ローラー422よりもベルト走行方向下流側に配置されるローラー423Aが駆動ローラーであることが好ましい。これにより、一次転写部における中間転写ベルト421の走行速度を一定に保持しやすくなる。駆動ローラー423Aが回転することにより、中間転写ベルト421は矢印A方向に一定速度で走行する。
中間転写ベルト421は、導電性および弾性を有するベルトであり、表面に体積抵抗率が8〜11[logΩ・cm]である高抵抗層を有する。中間転写ベルト421は、制御部100からの制御信号によって回転駆動される。なお、中間転写ベルト421については、導電性および弾性を有するものであれば、材質、厚さおよび硬度を限定しない。
一次転写ローラー422は、各色成分の感光体ドラム413に対向して、中間転写ベルト421の内周面側に配置される。中間転写ベルト421を挟んで、一次転写ローラー422が感光体ドラム413に圧接されることにより、感光体ドラム413から中間転写ベルト421へトナー像を転写するための一次転写ニップが形成される。
二次転写ローラー424は、駆動ローラー423Aのベルト走行方向下流側に配置されるローラー423B(以下「バックアップローラー423B」と称する)に対向して、中間転写ベルト421の外周面側に配置される。中間転写ベルト421を挟んで、二次転写ローラー424がバックアップローラー423Bに圧接されることにより、中間転写ベルト421から用紙Sへトナー像を転写するための二次転写ニップが形成される。
一次転写ニップを中間転写ベルト421が通過する際、感光体ドラム413上のトナー像が中間転写ベルト421に順次重ねて一次転写される。具体的には、一次転写ローラー422に一次転写バイアスを印加し、中間転写ベルト421の裏面側(一次転写ローラー422と当接する側)にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー像は中間転写ベルト421に静電的に転写される。
その後、用紙Sが二次転写ニップを通過する際、中間転写ベルト421上のトナー像が用紙Sに二次転写される。具体的には、二次転写ローラー424に二次転写バイアスを印加し、用紙Sの裏面側(二次転写ローラー424と当接する側)にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー像は用紙Sに静電的に転写される。トナー像が転写された用紙Sは定着部60に向けて搬送される。
ベルトクリーニング装置426は、二次転写後に中間転写ベルト421(本発明の「像担持体」に対応)の表面に残留する転写残トナーを除去する。ベルトクリーニング装置426の具体的な構成については後述する。なお、二次転写ローラー424に代えて、二次転写ローラーを含む複数の支持ローラーに、二次転写ベルトがループ状に張架された構成(いわゆるベルト式の二次転写ユニット)を採用しても良い。
定着部60は、用紙Sの定着面(トナー像が形成されている面)側に配置される定着面側部材を有する上側定着部60A、用紙Sの裏面(定着面の反対の面)側に配置される裏面側支持部材を有する下側定着部60Bおよび加熱源60C等を備える。定着面側部材に裏面側支持部材が圧接されることにより、用紙Sを狭持して搬送する定着ニップが形成される。
定着部60は、トナー像が二次転写され、搬送されてきた用紙Sを定着ニップで加熱、加圧することにより、用紙Sにトナー像を定着させる。定着部60は、定着器F内にユニットとして配置される。また、定着器Fには、エアを吹き付けることにより、定着面側部材又は裏面側支持部材から用紙Sを分離させるエア分離ユニットが配置されても良い。
用紙搬送部50は、給紙部51、排紙部52、及び搬送経路部53等を備える。給紙部51を構成する3つの給紙トレイユニット51a〜51cには、坪量やサイズ等に基づいて識別された用紙S(規格用紙、特殊用紙)が予め設定された種類毎に収容される。搬送経路部53は、レジストローラー対53a等の複数の搬送ローラー対を有する。
給紙トレイユニット51a〜51cに収容されている用紙Sは、最上部から一枚ずつ送出され、搬送経路部53により画像形成部40に搬送される。このとき、レジストローラー対53aが配設されたレジストローラー部により、給紙された用紙Sの傾きが補正されるとともに搬送タイミングが調整される。そして、画像形成部40において、中間転写ベルト421のトナー像が用紙Sの一方の面に一括して二次転写され、定着部60において定着工程が施される。画像形成された用紙Sは、排紙ローラー52aを備えた排紙部52により機外に排紙される。
次に、図3を参照し、ベルトクリーニング装置426の要部構成について説明する。ベルトクリーニング装置426は、クリーニングブレード80(第1クリーニング部材)、スクレーパー82(第2クリーニング部材)、クリーニングブレード支持板金84、飛散防止部材86、廃トナースクリュー88、トナー貯留ローラー90、貯留ペット92、貯留ペット支持板金94およびケーシング96を備えている。クリーニングブレード80、スクレーパー82、クリーニングブレード支持板金84、飛散防止部材86、廃トナースクリュー88、トナー貯留ローラー90、貯留ペット92および貯留ペット支持板金94は、ケーシング96内に設けられている。なお、制御部100およびベルトクリーニング装置426は、本発明の「クリーニング装置」として機能する。制御部100およびベルトクリーニング装置426は、ユニットとして構成されて画像形成装置1に取り付けられても良いし、それぞれが別々に画像形成装置1に組み込まれて、本発明の「クリーニング装置」として機能するものであっても良い。
中間転写ベルト421は、制御部100の制御を受けた駆動部75(例えば、モーター)によって、正回転および逆回転可能に構成されている。中間転写ベルト421は、画像形成装置1の画像形成処理時(印刷ジョブの実行時)において、所定の回転速度(例えば、460[mm/s])で図中矢印方向(正回転方向)に回転する。
クリーニングブレード80は、中間転写ベルト421の正回転方向(画像形成処理時の回転方向)に対してカウンター方向に、クリーニングブレード80の先端部(ブレードエッジ部)を中間転写ベルト421の表面に当接させている(当接角:25[°]、当接荷重:25[N/m])。クリーニングブレード80は、厚みが2[mm]、自由長が10[mm]である。クリーニングブレード80の材質は、例えばウレタンゴム(硬度:74[度]、反発弾性率:23[%])であるが、その他、任意の弾性材料を用いても良い。
クリーニングブレード80は、中間転写ベルト421の表面に残留するトナーを含む異物(用紙Sの紙粉、トナーに含まれる外添剤や潤滑剤等の凝集物)を掻き取って除去する。クリーニングブレード80は、クリーニングブレード80を支持するクリーニングブレード支持板金84に取り付けられている。
クリーニングブレード支持板金84は、制御部100の制御を受けた駆動部77(例えば、モーター)によって、図中時計回り方向および図中反時計回り方向に、回転可能に構成されている。クリーニングブレード支持板金84が図中反時計回り方向に回転することによって、クリーニングブレード80の先端部は、中間転写ベルト421の表面に当接する。図3は、クリーニングブレード80の先端部が中間転写ベルト421の表面に当接した状態を示している。一方、クリーニングブレード支持板金84が図中時計回り方向に回転することによって、クリーニングブレード80の先端部は、中間転写ベルト421の表面から離間する。なお、駆動部77およびクリーニングブレード支持板金84は、本発明の「当接離間部」に対応する。
スクレーパー82は、中間転写ベルト421の正回転方向におけるクリーニングブレード80の下流側に、中間転写ベルト421に当接するように設けられる。スクレーパー82は、厚みが0.1[mm]、自由長が10[mm]である。スクレーパー82の材質は、例えばSUSである。
画像形成装置1において画像形成処理が継続されていくと、クリーニングブレード80が中間転写ベルト421に圧接する部分(ブレードエッジ部)に異物が溜まり、徐々に蓄積していく。これにより、クリーニングブレード80と中間転写ベルト421との間に異物が挟み込まれる状態、言い換えるとクリーニングブレード80のブレードエッジ部が中間転写ベルト421の表面から浮いた状態となる。ブレードエッジ部が中間転写ベルト421の表面から浮いた状態が続くと、中間転写ベルト421の表面に残留するトナーの一部は、中間転写ベルト421の回転軸方向においてクリーニングブレード80と中間転写ベルト421との間で異物が存在しない箇所からすり抜けてしまう。
クリーニングブレード80と中間転写ベルト421との間をトナーがすり抜ける、すなわちクリーニング不良が発生すると、次の画像形成処理における画像上にその残留したトナーが転写されて黒スジ状の画像ノイズ(画像不良)となったり、露光工程においてその残留したトナーで光が遮られて潜像が形成されない部分が発生したりすることで画像ノイズとなったりする。このようにクリーニングブレード80のクリーニング不良に起因する画像不良の発生を防止するため、スクレーパー82は、クリーニングブレード80と中間転写ベルト421との間をすり抜けた異物を掻き取って除去する。
中間転写ベルト421の回転方向において、スクレーパー82と中間転写ベルト421との当接位置P1(第1当接位置)からクリーニングブレード80と中間転写ベルト421との当接位置P2(第2当接位置)までの距離L1は、例えば40[mm]である。
中間転写ベルト421の正回転方向におけるクリーニングブレード80の上流側には、クリーニングブレード80により掻き取られたトナー120(廃トナーともいう)を一時的に貯留するトナー貯留部98が形成される。トナー貯留部98は、トナー貯留ローラー90、貯留ペット92および中間転写ベルト421により形成される空間である。中間転写ベルト421が正回転方向に回転することに伴い、トナー貯留部98に貯留されたトナー120がクリーニングブレード80側に運ばれて、トナー120に含まれる外添剤がクリーニングブレード80に供給される。これにより、クリーニングブレード80と中間転写ベルト421との摺接を滑らかにし、過大な摩擦力によるクリーニングブレード80の損傷を防止することができる。
工場からの出荷直後や、メンテナンス作業でベルトクリーニング装置426を交換した後には、中間転写ベルト421に最大印字幅で所定長のベタ画像を形成し、未転写のままクリーニングブレード80まで到達させ、除去させることにより、トナー貯留部98に適量のトナー120が貯留された状態とされる。その後、画像形成において適度の転写残トナーが発生し、トナー貯留部98に常時、一定量のトナー120が貯留される。
貯留ペット92は、貯留ペット92を支持する貯留ペット支持板金94に両面テープ等により固定される。貯留ペット92は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET:Polyethylene terephthalate)からなる可撓性部材である。貯留ペット92の一端側は、下方に垂れ、トナー貯留ローラー90の表面に接触している。中間転写ベルト421と貯留ペット92とによってトナー貯留ローラー90は狭持された状態となる。
トナー貯留ローラー90は、中間転写ベルト421の正回転方向におけるクリーニングブレード80と中間転写ベルト421との当接位置P2よりも上流側において、中間転写ベルト421に当接された状態で、回転可能に配置される。中間転写ベルト421の回転方向において、クリーニングブレード80と中間転写ベルト421との当接位置P2から中間転写ベルト421とトナー貯留ローラー90との当接位置P3(第3当接位置)までの距離L2は、例えば75[mm]である。トナー貯留ローラー90の中間転写ベルト421に対する食い込み量は、例えば0.3[mm]である。トナー貯留ローラー90の回転速度(V1)と、中間転写ベルト421の回転速度(V2)との回転速度比θ(=V1/V2)は0.5である。トナー貯留ローラー90の材質は、例えばNBRゴム(硬度:40[度])であるが、その他、任意の弾性材料を用いても良い。トナー貯留ローラー90には、ゴムローラーの他に、例えばスポンジローラーまたは樹脂ローラーを適用できる。なお、トナー貯留ローラー90は、駆動モーターに接続され中間転写ベルト421とは独立して回転できるように構成されても良いし、中間転写ベルト421の走行に伴い連れ回りするように構成されても良い。
トナー貯留部98に貯留されたトナー120は、トナー貯留ローラー90の回転に伴い少量ずつ貯留ペット92との隙間を抜けて、ケーシング96の下方に落下する。ケーシング96の下方に落下したトナー120は、廃トナースクリュー88により回収される。廃トナースクリュー88により回収されたトナー120は、ベルトクリーニング装置426の一箇所に収集されて廃棄される。なお、トナー貯留ローラー90およびトナー貯留部98は、本発明の回収部として機能する。
また、トナー貯留部98は、貯留されたトナー120の量が増加すると、強制的に排出する構成を有する。例えば、トナー貯留部98には、トナー120の嵩が高くなると貯留ペット92の他端側(貯留ペット支持板金94側)の近傍に形成された開口(図示略)からトナー120が漏れ出す構成を適用できる。また例えば、トナー貯留部98には、貯留されたトナー120が一定量を超えると、圧力により貯留ペット92とトナー貯留ローラー90との当接状態が解放され、トナー120が毀れ落ちる圧力調整弁のような構成を適用できる。
飛散防止部材86は、中間転写ベルト421の正回転方向におけるトナー貯留ローラー90の上流側に配設され、トナー貯留ローラー90から廃トナースクリュー88に送られるトナー120がベルトクリーニング装置426の外部へ漏れることを防止している。
中間転写ベルト421の回転方向において、トナー貯留ローラー90と中間転写ベルト421との当接位置P3から飛散防止部材86と中間転写ベルト421との当接位置P4(第4当接位置)までの距離L3は、例えば140[mm]である。
ところで、ベルトクリーニング装置426においては、クリーニングブレード80と中間転写ベルト421との間をすり抜けるのはトナーだけでなく、当該トナーと同様に異物もすり抜ける場合があった。この場合、クリーニングブレード80と中間転写ベルト421との間をすり抜けたトナーを除去するためのスクレーパー82を設けても、スクレーパー82が中間転写ベルト421に圧接する部分(スクレーパーエッジ部)に異物110(図3を参照)が溜まり、徐々に蓄積していく。これにより、スクレーパー82と中間転写ベルト421との間に異物110が挟み込まれる状態、言い換えるとスクレーパー82のスクレーパーエッジ部が中間転写ベルト421の表面から浮いた状態となる。スクレーパーエッジ部が中間転写ベルト421の表面から浮いた状態が続くと、クリーニングブレード80と中間転写ベルト421との間をすり抜けたトナーの一部は、中間転写ベルト421の回転軸方向においてスクレーパー82と中間転写ベルト421との間で異物110が存在しない箇所からすり抜けてしまう。これにより、スクレーパー82のクリーニング不良に起因する画像不良が発生する。
そこで、本実施の形態では、制御部100は、以下に説明する異物除去制御動作を実行する。図4は、本実施の形態における異物除去制御動作を示すフローチャートである。異物除去制御動作は、画像形成処理が継続されることによって、クリーニングブレード80のブレードエッジ部と中間転写ベルト421の表面との間、スクレーパー82のブレードエッジ部と中間転写ベルト421の表面との間に溜まった異物を除去するため、中間転写ベルト421を逆回転させる制御動作である。ステップS100の処理は、例えば印刷ジョブの実行が終了することにより開始する。
まず、制御部100は、駆動部75を制御し、中間転写ベルト421の正回転方向への回転駆動を停止する(ステップS100)。次に、制御部100は、印刷ジョブに対応する画像形成処理中にクリーニングブレード80に到達する異物の量を指標する指標情報を取得する(ステップS120)。クリーニングブレード80に到達する異物の量は画像形成処理中のプリント枚数によって異なる。そのため、指標情報としては例えば、中間転写ベルト421の走行距離、中間転写ベルト421と用紙Sとの摺動距離、中間転写ベルト421と感光体ドラム413との摺動距離が挙げられる。なお、画像形成装置1が、中間転写ベルト421上のトナーを用紙Sに転写するための2次転写体(2次転写ローラー、2次転写ベルト)と、2次転写体に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置とを備えている場合には、中間転写ベルト421と2次転写体との摺動距離も指標情報として挙げられる。
次に、制御部100は、取得した指標情報が基本条件(第1逆転動作モードを実行する条件)を満たすか否かについて判定する(ステップS140)。例えば、指標情報が中間転写ベルト421の走行距離である場合、基本条件は、当該走行距離が3000[m]に達しているという条件である。また、指標情報が中間転写ベルト421と用紙Sとの摺動距離である場合、基本条件は、当該摺動距離が200[m]に達しているという条件である。また、指標情報が中間転写ベルト421と感光体ドラム413との摺動距離である場合、基本条件は、当該摺動距離が500[m]に達しているという条件である。また、指標情報が中間転写ベルト421と2次転写体との摺動距離である場合、基本条件は、当該摺動距離が2000[m]に達しているという条件である。
ステップS140における判定の結果、指標情報が基本条件を満たさない場合(ステップS140、NO)、制御部100は、駆動部75を制御し、第2逆転動作モードの実行処理として、距離L1(40[mm])より短く、かつ、距離L2(75[mm])より短い距離(例えば、30[mm])だけ、中間転写ベルト421を逆回転させる(ステップS220)。その後、処理はステップS240に遷移する。
これにより、クリーニングブレード80と中間転写ベルト421との間に溜まった異物は、トナー貯留部98に貯留されるトナー120に取り込まれる(ブレードエッジ部のリフレッシュ)。そのため、クリーニングブレード80と中間転写ベルト421との間に異物が溜まることに起因する、クリーニングブレード80におけるクリーニング性能の低下を防止することができる。さらに言えば、トナー貯留部98に貯留されるトナー120に取り込まれた異物が、クリーニングブレード80と中間転写ベルト421との間に挟み込まれる状態の発生を完全に防止することができる。異物を取り込んだトナー120は、トナー貯留ローラー90の回転に伴い貯留ペット92との隙間を抜けてケーシング96の下方に落下し、廃トナースクリュー88により回収される。また、スクレーパー82と中間転写ベルト421との間に異物が溜まっていた場合には、中間転写ベルト421の逆回転により当該異物を除去することができる(スクレーパーエッジ部のリフレッシュ)。そのため、スクレーパー82と中間転写ベルト421との間に溜まることに起因する、スクレーパー82におけるクリーニング性能の低下を防止することができる。
一方、指標情報が基本条件を満たす場合(ステップS140、YES)、制御部100は、駆動部77を制御し、クリーニングブレード80の先端部を中間転写ベルト421の表面から離間させる(ステップS160)。
次に、制御部100は、駆動部75を制御し、第1逆転動作モードの実行処理として、距離L1(40[mm])と距離L2(75[mm])とを足した距離(115[mm])より長く、かつ、距離L3(140[mm])より短い距離(例えば、130[mm])だけ、中間転写ベルト421を逆回転させる(ステップS180)。
これにより、クリーニングブレード80と中間転写ベルト421との間に溜まった異物は、トナー貯留部98に貯留されるトナー120に取り込まれる(ブレードエッジ部のリフレッシュ)。そのため、クリーニングブレード80と中間転写ベルト421との間に異物が溜まることに起因する、クリーニングブレード80におけるクリーニング性能の低下を防止することができる。さらに言えば、トナー貯留部98に貯留されるトナー120に取り込まれた異物110が、クリーニングブレード80と中間転写ベルト421との間に挟み込まれる状態の発生を完全に防止することができる。また、図5に示すように、スクレーパー82と中間転写ベルト421との間に異物110が溜まっていた場合には、異物110は矢印方向に移動し、トナー貯留部98に貯留されるトナー120に取り込まれる(スクレーパーエッジ部のリフレッシュ)。第1逆転動作モードでは、中間転写ベルト421の逆回転により、スクレーパー82と中間転写ベルト421との間に溜まっている異物110を除去することができるものの、異物110自体を完全には除去することはできない。そのため、その後の画像形成処理によって、スクレーパー82と中間転写ベルト421との間に溜め込める限界量を超えて異物110が溜まり、当該異物110がスクレーパー82と中間転写ベルト421との間に挟み込まれる状態が発生してしまうおそれがある。これに対して、第2逆転動作モードでは、スクレーパー82と中間転写ベルト421との間に溜まっている異物110を、トナー貯留部98に貯留されるトナー120に取り込ませることによって当該異物110自体を完全に除去することができる。そのため、トナー貯留部98に貯留されるトナー120に取り込まれた異物110が、スクレーパー82と中間転写ベルト421との間に挟み込まれる状態の発生を完全に防止することができる。よって、スクレーパー82におけるクリーニング不良の発生を確実に防止することができる。異物110を取り込んだトナー120は、トナー貯留ローラー90の回転に伴い貯留ペット92との隙間を抜けてケーシング96の下方に落下し、廃トナースクリュー88により回収される。
次に、制御部100は、駆動部77を制御し、クリーニングブレード80の先端部を中間転写ベルト421の表面に当接させる(ステップS200)。最後に、制御部100は、ステップS180またはS220における中間転写ベルト421の逆回転による、クリーニングブレード80およびスクレーパー82のうち少なくともスクレーパー82の捲れの発生を防止するように、中間転写ベルト421を所定距離(例えば、数[mm])だけ正回転させる(ステップS240)。ステップS240の処理が完了することによって、画像形成装置1は、図4における処理を終了する。画像形成装置1の異物除去制御動作が終了した後、新たな印刷ジョブの実行が開始することにより、制御部100は、駆動部75を制御し、中間転写ベルト421の正回転方向への回転駆動を再開する。
以上詳しく説明したように、本実施の形態では、ベルトクリーニング装置426は、中間転写ベルト421の正回転方向への回転駆動を停止した後に、スクレーパー82と中間転写ベルト421との間に溜まっている異物110が回収部(トナー貯留ローラー90およびトナー貯留部98)により回収可能な位置まで移動するように、中間転写ベルト421を逆回転させる第1逆転動作モードを実行する。
このように構成した本実施の形態によれば、クリーニングブレード80と中間転写ベルト421との間をすり抜けて、スクレーパー82と中間転写ベルト421との間に溜まった異物110は、第1逆転動作モード(中間転写ベルト421の逆回転)が実行された際、回収部により回収される。そのため、スクレーパー82と中間転写ベルト421との間に多くの異物110が蓄積することに起因する、スクレーパー82と中間転写ベルト421との間に異物110が挟み込まれる状態の発生を防止し、クリーニングブレード80と中間転写ベルト421との間をすり抜けたトナーがスクレーパー82と中間転写ベルト421との間をすり抜けること、ひいてはクリーニング不良に起因する画像不良の発生を確実に防止することができる。
また、本実施の形態では、制御部100は、指標情報が基本条件を満たす場合、すなわちスクレーパー82と中間転写ベルト421との間に異物110が挟み込まれる状態が発生するおそれがある場合に限り、第1逆転動作モードを実行する。これにより、スクレーパー82と中間転写ベルト421との間に異物110が挟み込まれる状態が発生するおそれがない場合にまで、中間転写ベルト421を逆回転させる距離が長い第1逆転動作モードの不必要な実行が抑制される。よって、異物除去制御動作の終了後に新たな印刷ジョブの実行が開始するまでの時間が長くなることを防止し、当該印刷ジョブに対応する画像形成処理の生産性が低下することを防止することができる。
また、本実施の形態では、制御部100は、第1逆転動作モードの実行時にクリーニングブレード80を中間転写ベルト421から離間させる。これにより、第1逆転動作モードの実行時に、スクレーパー82と中間転写ベルト421との間に溜まっている異物110の移動がクリーニングブレード80に阻害されることを防止し、トナー貯留部98に貯留されるトナー120に、異物110をスムーズに取り込ませることができる。
また、本実施の形態では、第1逆転動作モードの実行時に中間転写ベルト421を逆回転させる距離は、中間転写ベルト421の回転方向において、当接位置P3から当接位置P4までの距離L3より短い。これにより、第1逆転動作モードの実行前に中間転写ベルト421上の当接位置P3から当接位置P4までに残留する異物が、第1逆転動作モードの実行によって、飛散防止部材86と中間転写ベルト421との当接位置P4をすり抜けて、ベルトクリーニング装置426の外部へ漏れることを確実に防止することができる。
なお、上記実施の形態では、画像形成処理中にクリーニングブレード80に到達する異物の量を指標する指標情報に基づいて、第1逆転動作モードまたは第2逆転動作モードを選択的に実行する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、画像形成処理で使用される用紙Sの種類および指標情報に基づいて、第1逆転動作モードまたは第2逆転動作モードを選択的に実行しても良い。具体的には、制御部100は、用紙Sの種類に応じて、指標情報に基づいて第1逆転動作モードを実行する条件(基本条件)を変更しても良い。例えば、中間転写ベルト421の走行距離が3000[m]に達しているという条件が基本条件である場合、用紙Sの種類がコート紙であるときに、中間転写ベルト421の走行距離が15000[m]に達しているという条件(基本条件の5倍)に当該基本条件を変更しても良い。用紙Sの種類がコート紙である場合、非コート紙である場合と比べて、紙粉の発生量が少なく、画像形成処理中にクリーニングブレード80に到達する異物の量が少ないからである。
また、画像形成処理時の画像形成モード(プリントモード)および指標情報に基づいて、第1逆転動作モードまたは第2逆転動作モードを選択的に実行しても良い。具体的には、制御部100は、画像形成モードに応じて、指標情報に基づいて第1逆転動作モードを実行する条件(基本条件)を変更しても良い。例えば、中間転写ベルト421の走行距離が3000[m]に達しているという条件が基本条件である場合、画像形成モードがモノクロモードであるときに、中間転写ベルト421の走行距離が12000[m]に達しているという条件(基本条件の4倍)に当該基本条件を変更しても良い。画像形成モードがモノクロモードである場合、感光体ドラム413から中間転写ベルト421に転移する潤滑剤の量がカラーモードである場合の1/4と少なく、画像形成処理中にクリーニングブレード80に到達する異物の量が少ないからである。
また、図6に示すように、ベルトクリーニング装置426の周囲の温度(環境)および指標情報に基づいて、第1逆転動作モードまたは第2逆転動作モードを選択的に実行しても良い。具体的には、制御部100は、ベルトクリーニング装置426の周囲の温度に応じて、指標情報に基づいて第1逆転動作モードを実行する条件(基本条件)を変更しても良い。例えば、中間転写ベルト421の走行距離が3000[m]に達しているという条件が基本条件である場合、温度が15[℃]未満であるときには、基本条件をそのまま(基本条件の1倍)とする。また、温度が15[℃]以上50[℃]未満であるときには、中間転写ベルト421の走行距離が4500[m]に達しているという条件(基本条件の1.5倍)に基本条件を変更する。また、温度が50[℃]以上80[℃]未満であるときには、中間転写ベルト421の走行距離が6000[m]に達しているという条件(基本条件の2倍)に基本条件を変更する。また、温度が80[℃]以上であるときには、中間転写ベルト421の走行距離が9000[m]に達しているという条件(基本条件の3倍)に基本条件を変更する。低温環境では、潤滑剤を掻き取る潤滑剤塗布ブラシ(ドラムユニットの潤滑剤塗布装置)が硬くなるため、感光体ドラム413への潤滑剤の塗布量が多くなり、感光体ドラム413から中間転写ベルト421への潤滑剤の転移量が多くなる(すなわち、画像形成処理中にクリーニングブレード80に到達する異物の量が多い)一方、高温環境では、潤滑剤塗布ブラシが柔らかくなるため、感光体ドラム413への潤滑剤の塗布量が少なくなり、感光体ドラム413から中間転写ベルト421への潤滑剤の転移量が少ない(すなわち、画像形成処理中にクリーニングブレード80に到達する異物の量が少ない)からである。
また、図7に示すように、ベルトクリーニング装置426の周囲の湿度(環境)および指標情報に基づいて、第1逆転動作モードまたは第2逆転動作モードを選択的に実行しても良い。具体的には、制御部100は、ベルトクリーニング装置426の周囲の湿度に応じて、指標情報に基づいて第1逆転動作モードを実行する条件(基本条件)を変更しても良い。例えば、中間転写ベルト421の走行距離が3000[m]に達しているという条件が基本条件である場合、湿度が10[%]未満であるときには、基本条件をそのまま(基本条件の1倍)とする。また、湿度が10[%]以上50[%]未満であるときには、中間転写ベルト421の走行距離が4500[m]に達しているという条件(基本条件の1.5倍)に基本条件を変更する。また、湿度が50[%]以上80[%]未満であるときには、中間転写ベルト421の走行距離が6000[m]に達しているという条件(基本条件の2倍)に基本条件を変更する。また、温度が80[%]以上であるときには、中間転写ベルト421の走行距離が9000[m]に達しているという条件(基本条件の3倍)に基本条件を変更する。低湿環境では、潤滑剤を掻き取る潤滑剤塗布ブラシ(ドラムユニットの潤滑剤塗布装置)が硬くなるため、感光体ドラム413への潤滑剤の塗布量が多くなり、感光体ドラム413から中間転写ベルト421への潤滑剤の転移量が多くなる(すなわち、画像形成処理中にクリーニングブレード80に到達する異物の量が多い)一方、高湿環境では、潤滑剤塗布ブラシが柔らかくなるため、感光体ドラム413への潤滑剤の塗布量が少なくなり、感光体ドラム413から中間転写ベルト421への潤滑剤の転移量が少ない(すなわち、画像形成処理中にクリーニングブレード80に到達する異物の量が少ない)からである。
また、上記実施の形態では、クリーニングブレード80およびスクレーパー82は、1つのケーシング96内に設けられる例について説明したが、ベルトクリーニング装置426が備える2つのケーシング内において別々に設けられても良い。
また、上記実施の形態では、中間転写ベルト421が本発明の「像担持体」に対応する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、感光体ドラム413が本発明の「像担持体」に対応しても良い。また、画像形成装置1が中間転写ベルト421上のトナーを用紙Sに転写するための2次転写体(2次転写ローラー、2次転写ベルト)を備える場合には、当該2次転写体が本発明の「像担持体」に対応しても良い。
その他、上記実施の形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 画像形成装置
10 画像読取部
20 操作表示部
21 表示部
22 操作部
30 画像処理部
40 画像形成部
50 用紙搬送部
60 定着部
71 通信部
72 記憶部
75,77 駆動部
80 クリーニングブレード
82 スクレーパー
84 クリーニングブレード支持板金
86 飛散防止部材
88 廃トナースクリュー
90 トナー貯留ローラー
92 貯留ペット
94 貯留ペット支持板金
96 ケーシング
98 トナー貯留部
100 制御部
101 CPU
102 ROM
103 RAM
110 異物
120 トナー
421 中間転写ベルト
426 ベルトクリーニング装置

Claims (10)

  1. 正回転および逆回転可能な像担持体に当接し、当該像担持体の表面に残留する異物を除去する第1クリーニング部材と、
    前記像担持体の正回転方向における前記第1クリーニング部材の下流側に、当該像担持体に当接するように設けられ、前記第1クリーニング部材と前記像担持体との間をすり抜けた前記異物を除去する第2クリーニング部材と、
    前記像担持体の正回転方向における前記第1クリーニング部材の上流側に設けられ、前記第1または第2クリーニング部材により前記像担持体の表面から除去された前記異物を回収する回収部であって、前記像担持体に当接するように設けられ、当該像担持体との間に、前記第1クリーニング部材により除去されたトナーを貯留するトナー貯留部を形成するトナー貯留ローラーを有する回収部と、
    前記像担持体の正回転方向への回転駆動を停止した後に、画像形成処理中に前記第1クリーニング部材に到達する前記異物の量を指標する指標情報に基づいて、前記第1クリーニング部材に到達する前記異物の量が多い場合、前記第2クリーニング部材と前記像担持体との第1当接位置から前記第1クリーニング部材と前記像担持体との第2当接位置までの距離より長く、かつ、前記第1当接位置から前記トナー貯留ローラーと前記像担持体との第3当接位置までの距離より短い距離だけ前記像担持体を逆回転させる第1逆転動作モードを実行する一方、前記第1クリーニング部材に到達する前記異物の量が少ない場合、前記第1当接位置から前記第2当接位置までの距離より短く、かつ、前記第2当接位置から前記第3当接位置までの距離より短い距離だけ前記像担持体を逆回転させる第2逆転動作モードを実行する制御部と、
    を備えることを特徴とするクリーニング装置。
  2. 前記第1クリーニング部材を前記像担持体に当接、または、当該像担持体から離間させる当接離間部を備え、
    前記制御部は、前記第1逆転動作モードの実行時に前記第1クリーニング部材を前記像担持体から離間させるように前記当接離間部を制御することを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
  3. 前記制御部は、前記第1逆転動作モードの実行が終了した後に、前記像担持体の逆回転による、前記第1および第2クリーニング部材のうち少なくとも前記第2クリーニング部材の捲れの発生を防止するように、前記像担持体を正回転させることを特徴とする請求項1または2に記載のクリーニング装置。
  4. 前記像担持体の正回転方向における前記トナー貯留ローラーの上流側に、当該像担持体に当接するように設けられ、前記第1または第2クリーニング部材により前記像担持体の表面から除去された前記異物の飛散を防止する飛散防止部材を備え、
    前記制御部は、前記第1逆転動作モードを実行する際、前記第3当接位置から前記飛散防止部材と前記像担持体との第4当接位置までの距離より短い距離だけ前記像担持体を逆回転させることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のクリーニング装置。
  5. 前記制御部は、前記画像形成処理で使用される用紙の種類および前記指標情報に基づいて、前記第1クリーニング部材に到達する前記異物の量が多い場合、前記第1逆転動作モードを実行する一方、前記第1クリーニング部材に到達する前記異物の量が少ない場合、前記第2逆転動作モードを行することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のクリーニング装置。
  6. 前記制御部は、前記画像形成処理時の画像形成モードおよび前記指標情報に基づいて、前記第1クリーニング部材に到達する前記異物の量が多い場合、前記第1逆転動作モードを実行する一方、前記第1クリーニング部材に到達する前記異物の量が少ない場合、前記第2逆転動作モードを行することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のクリーニング装置。
  7. 前記制御部は、前記クリーニング装置の周囲の温度および前記指標情報に基づいて、前記第1クリーニング部材に到達する前記異物の量が多い場合、前記第1逆転動作モードを実行する一方、前記第1クリーニング部材に到達する前記異物の量が少ない場合、前記第2逆転動作モードを行することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のクリーニング装置。
  8. 前記制御部は、前記クリーニング装置の周囲の湿度および前記指標情報に基づいて、前記第1クリーニング部材に到達する前記異物の量が多い場合、前記第1逆転動作モードを実行する一方、前記第1クリーニング部材に到達する前記異物の量が少ない場合、前記第2逆転動作モードを行することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のクリーニング装置。
  9. 請求項1〜の何れか1項に記載のクリーニング装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
  10. 正回転および逆回転可能な像担持体に当接し、当該像担持体の表面に残留する異物を除去する第1クリーニング部材と、
    前記像担持体の正回転方向における前記第1クリーニング部材の下流側に、当該像担持体に当接するように設けられ、前記第1クリーニング部材と前記像担持体との間をすり抜けた前記異物を除去する第2クリーニング部材と、
    前記像担持体の正回転方向における前記第1クリーニング部材の上流側に設けられ、前記第1または第2クリーニング部材により前記像担持体の表面から除去された前記異物を回収する回収部であって、前記像担持体に当接するように設けられ、当該像担持体との間に、前記第1クリーニング部材により除去されたトナーを貯留するトナー貯留部を形成するトナー貯留ローラーを有する回収部と、
    を備えるクリーニング装置の異物除去方法であって、
    前記像担持体の正回転方向への回転駆動を停止した後に、画像形成処理中に前記第1クリーニング部材に到達する前記異物の量を指標する指標情報に基づいて、前記第1クリーニング部材に到達する前記異物の量が多い場合、前記第2クリーニング部材と前記像担持体との第1当接位置から前記第1クリーニング部材と前記像担持体との第2当接位置までの距離より長く、かつ、前記第1当接位置から前記トナー貯留ローラーと前記像担持体との第3当接位置までの距離より短い距離だけ前記像担持体を逆回転させる第1逆転動作モードを実行する一方、前記第1クリーニング部材に到達する前記異物の量が少ない場合、前記第1当接位置から前記第2当接位置までの距離より短く、かつ、前記第2当接位置から前記第3当接位置までの距離より短い距離だけ前記像担持体を逆回転させる第2逆転動作モードを実行するステップを有することを特徴とする異物除去方法。
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