JP6298827B2 - 靴下類装着補助具 - Google Patents

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    • A47G25/90Devices for domestic use for assisting in putting-on or pulling-off clothing, e.g. stockings or trousers
    • A47G25/905Devices for domestic use for assisting in putting-on or pulling-off clothing, e.g. stockings or trousers for stockings

Description

本発明は、靴下類の装着を支援する靴下類装着補助具であって、特に、ストッキング、パンティストッキング等、長尺の靴下類の装着補助具に関するものである。
従来、この種の器具としては、基材として金属製の線材、パイプ、またはプラスチック製の板材等を使用し、靴下類を裏返して器具に装着するものが存在した。
たとえば、平面視でほぼ円筒状の本体部の上側に前側が開いた半円筒状の靴下類サポート部が一体に形成され、前記本体部の下側には少なくとも前側が開いた基台部が一体に形成され、本体部と靴下類サポート部と基台部がそのほぼ前後方向中心線位置を中心として左右2つのパーツに分解及び組み立て可能に構成された靴下類着用補助器具が提案されていた(例えば、特許文献1参照。)。
また、ベースと、少なくとも1つの靴下類サポートと少なくとも1つのハンドルサポートから構成され、靴下類サポートは、ベースにより担持されるサポートエレメントを有し、ハンドルサポートは、靴下類サポートに隣接してベースから外方へ延びるハンドルを有する靴下類着用補助器具が提案されていた(例えば、特許文献2参照。)。
さらに、細長いロッドとその一端において支持される実質的に半円筒形胴体とを具備し、該胴体はそれ自体の軸線に対して垂直な且つ該ロッドの軸線に対して垂直な軸線のまわりに搖動させることができるソックス等の着用補助具が提案されていた(例えば、特許文献3参照。)。
また、フレーム型の基部、直立ステム、および開口部を備え、直立ステムは、基部の両側に接合されており、上方に向かって形成されており、水平方向に握り部が設置されており、開口部は、二つの直立ステムの間に設けられており、上方に向かって湾曲している二つの支えフレーム、および、支えフレームの上方に形成されている靴下装着部を有する靴下装着補助装置が提案されていた(例えば、特許文献4参照。)。
特開2009−261745号公報 特開2004−230170号公報 特開昭55−8792号公報 実案登録第3182857号公報
前記特許文献1乃至4は、いずれも、金属製の線材又は管材、あるいはプラスチック製の板材を基材としており、特許文献1のように、組立可能な構成にすることにより、携帯性を特徴とするものもあるものの、少なくとも、手持ちで携帯するには嵩、重量ともに、実用的な構成とは言えないという問題があった。
特に、ストッキングよりも使用頻度が高いパンティストッキングの着用補助器具については、たとえば、特許文献2で変形例として開示されているものの、嵩、重量ともに略倍加し、前記携帯性の課題は解決されていなかった。
さらに、特許文献1、2及び4では、装着時に、足先を下腿部と同軸上に回動させる必要があり、特に足首の回動が不自由な利用者には負荷がかかるという課題があった。かかる負荷を回避するためには、足部と下腿部の装着角度の違いに対応して、装着器具が足部と下腿部のラインにスムーズに追随する必要がある。このような課題に対して、特許文献3のような構成では、器具が大型化し、かつ、部品点数も増加するため、前記携帯性の課題を解決できないうえ、製造コストも高騰するという問題があった。
本発明は、容易かつ低コストで製造可能であり、携帯性に優れた靴下類装着補助器具を提供することを目的とする。また、パンティストッキングのように、脚部個々に装着するものではなく、両脚部一時に装着する靴下類であっても、同様の目的を達成できる補助器具を提供することを目的とする。
前記問題点に鑑み、本発明にかかる靴下類装着補助具は、可撓性を有する弾性部材からなる矩形状の靴下装着部と、前記靴下装着部の中央に、コの字状の切欠によって閉鎖端と開放端から形成された足裏ガイド部と、前記靴下装着部に前記足裏ガイド部を介して形成される相対面と、前記閉鎖端側の両頂部をつなぐ上辺部に対向し平行となる前記矩形状の靴下装着部の辺を上辺とし、当該上辺の対向辺となる底辺の両端部の一方及び前記閉鎖端側の両頂部の一方を連結する紐帯と前記両端部の他方及び前記両頂部の他方を連結する紐帯とが並行して形成された1対の紐帯部と、を有し、
前記靴下装着部は、前記相対面を相互に対向方向に曲成させると、前記足裏ガイド部が前記平面状を維持し、足裏ガイド部が形成された箇所が側面開口された中空の半割無底筒状を形成可能とすることを最も主要な特徴とする。この構成によれば、靴下装着時以外は、器具全体が平面矩形状となる。
前記靴下装着部を矩形状に形成することより、前記半割無底筒状を形成しやすく、また、紐帯部で牽引するときに、器具全体に均等に力が分散し易いためである。さらに、均等な牽引力を及ぼすためには、前記靴下装着部を矩形状とした場合、靴下装着部の一辺と、前記足裏ガイド部の2つの頂部をつなぐ上辺部とが対向して平行になるように足裏ガイド部を形成し、前記靴下装着部の一辺を上辺とし、当該上辺の対向辺を底辺とし、前記紐帯部は、当該底辺の両端部に連結するようにすればよい。
前記靴下装着部の上辺を所定の曲率で前記上辺部と反対方向に向かって凸となるような弧状に形成してもよい。この構成によれば、靴下類を装着する際に、引っかかりを低減させ、スムーズに装着することができる。
また、前記足裏ガイド部の両頂部に舌片を設け、前記紐帯部は、当該舌片に連結するようにしてもよい。装着しない方の足で当該舌片を押さえることにより、靴下装着部と足裏ガイド部とが離間し、スムーズな装着を促進する。
記半割無底筒状を維持するために、前記底辺の両端部の各々突起片を設け、当該2つの突起片を重合させて咬合可能な係止切り込み部を形成してもよい。この構成によれば、靴下類を裏返して靴下装着部に装着する場合に、靴下装着部を半割無底筒状に維持するために、一方の手で押さえる必要がなくなり、両手で装着が可能になり、装着を容易することができる。
なお、パンティストッキングのように、両脚部一時に装着する靴下類については、2つの前記靴下類装着補助具を前記底辺で直線状に一体連接する連接部を有し、2つの靴下装着部の相互に臨む対向辺間を前記連接部まで凹状に抉った形状にしたものであればよい。
前記パンティストッキング用のものについては、前記半割無底筒状を維持するために、前記係止切り込み部に代えて、前記半割無底筒状に形成された各靴下装着部の底辺に嵌合する溝部材を備えたもの、前記各靴下装着部の底辺両端部を挟持する挟持部を有し、各挟持部を直線状の棒状体を介して横架する横架部材を備えたもの、さらに、前記横架部材を、棒状体に代えて紐体で横架したもの、などであってもよい。
本発明によれば、不使用時には平面状にすることができるので携帯、収納が容易になるという効果を奏する。
また、部品点数が少なく、加工も容易であるため、低コストで生産が可能になるという効果を奏する。
平面状に形成することができるため、印刷デザインの自由度が向上し、購買欲を高めるデザインを施すことができるとともに、広告等を印刷することにより販促にも貢献するという効果を奏する。
素材が、可撓性を有する弾性部材であるため、靴下類のサイズを問わす適用可能であり、経済的である。
なお、2つ連結することで、ストッキングよりも需要の高いパンティストキングの着用補助器具としても活用できるので、マーケット範囲を拡大できるという効果も奏する。
図1は、本発明にかかる靴下類装着補助具の全体斜視図である。 図2は、靴下装着部の突起片に係止切り込み部を設けた斜視図であり、(a)は展開時の図、(b)は係止時の図を示したものである。 図3は、本発明にかかる靴下類装着補助具の作用を示した図であり、(a)は靴下類を靴下類装着部に装着した状態を示す図、(b)は足部に靴下類を装着した状態を示す図、(c)は下腿部に靴下部を装着した図を示したものである。 図4(a)は、2つの靴下類装着補助具を一体連接したパンティストッキング用の靴下類装着補助具の正面図であり、(b)は、(a)の靴下類装着補助具に、図2で説明した係止切込み部を設けたものの正面図である。 図5は、パンティストッキング用の靴下類装着部を筒状に維持する保持部材であり、(a)は底辺を嵌合する溝部材、(b)は横架部材、(c)は(b)の横架部材の棒状体を紐体で代用させたものを示した図である。
図1を参照して、1は、本発明にかかる靴下類装着補助器具である。靴下類装着補助器具1の本体部分となる靴下装着部11は、平坦であって、可撓性を有する弾性部材によって形成される。使用しないときに、器具全体を平面状にしておくことができるため、携帯性、収納性に優れている。靴下装着部11の素材は、常態において平面状をなし、かつ、使用時に曲成可能な可撓性を有する弾性部材であれば特に限定しないが、製造コスト、加工容易性、軽量化等の観点から、ポリプロピレン等の樹脂を使用するのが好適である。
靴下装着部11の形状は、後述する通り、曲成させて半割無底筒状に形成できるものであれば、常態時の形状は問わないが、前記半割無底筒状の形成が比較的無理なくできるため、矩形状であることが好ましい。本実施の形態では、以下、矩形状の靴下装着部11によって説明する。
靴下装着部11の上辺11aは、凸方向に一定の曲率で弧状に形成し、底辺11bは直線状になっている。上辺11aは、前記半割無底筒状に形成した場合の上端周縁を形成する。
靴下装着部11の略中央は、コの字状の切欠き部14によって足裏ガイド部15が形成される。足裏ガイド部15は、切欠き部14によって靴下装着部11から切り離されているが、コの字状の開放端側は、切欠きされていないため、靴下装着部11と面一で一体になっている。なお、切欠き部14と足裏ガイド部15との間を一定幅で切り取って、所定間隔で離間させても良い。
足裏ガイド部15を介して切欠き部14の短手方向左右に相体面12、13が形成される。相対面12、13は、前記半割無底筒状に形成したときの側面部を形成する。
底辺11bの両端部16と、足裏ガイド部15のコの字状閉鎖端の両頂部17は開口され、靴下装着時に、靴下装着部11を牽引する紐帯部18の両端が各開口に挿通されている。前記開口に挿通された紐帯部18の両端は、玉結び等、開口よりも大きな径で結ばれ、開口から抜け落ちないように係止されている。紐帯部18は、1対の紐帯から構成され、一方の紐帯の両端は、相体面12側の底辺11bの端部16と足裏ガイド部15の頂部17とに各々係止され、他方の紐帯の両端は、相体面13側の底辺11bの端部16と足裏ガイド部15の頂部17とに各々係止されている。紐帯部18を構成する各紐帯は、前記係止によって、いずれも長手方向で概ね二分する位置で折り返され、靴下装着部11を介してリング状をなし、前記折返し点から端部16までが下腿部牽引部18b、前記折り返し点から頂部17までが足部牽引部18aになっている。
なお、足裏ガイド部15の頂部17は、舌片15a、15bを成すように形成してもよい。
図2は、靴下類装着補助器具の変形例を示したものである。図1と同じ構成のものは、同一の番号を付し、詳細な説明は割愛する。
靴下装着部11は、相体面12と13とを対向方向に曲成させ、半割無底筒状を形成するが、素材が弾性体であるため、前記半割無底筒状を維持するためには、少なくとも、片手で当該筒状体を保持しながら靴下類を装着しなければならない。
本実施の形態では、前記半割無底筒状を維持させるために、底辺11bの両端部16から底辺11bの長手方向に各々突起部19を設け、一方の突起部19(本実施の形態では、相対面12側の突起部19)には、底辺11bから上辺11a方向にスリット19aを形成し、他方の突起部19(本実施の形態では、相対面13側の突起部19)には、スリット19aに相対する位置で、逆方向、すなわち、突起部19の上辺から底辺11b方向にスリット19bを形成する。靴下装着部11を曲成させ、前記半割無底筒状を形成する際に、前記2つの突起部19を重合させ、スリット19aとスリット19bとを咬合させることにより弾性力による戻り抵抗を抑え、係止することができるため、形状の維持が可能となる。図2(a)は、靴下装着部11の常態時、すなわち、展開時を示し、図2(b)は、スリット19a、19bを咬合させ、係止している状態を示したものである。
以下、図3により、本発明にかかる靴下装着補助具の使用方法(作用)を説明する。本実施の形態では、大腿部まで装着するような靴下類、たとえば、ストッキングSを例に説明する。
図3(a)で示すとおり、靴下装着部11を曲成させて、半割無底筒状を形成する。すなわち、相対面12,13の端辺部を対向方向に離間させて曲成することにより、半割で、かつ、無底の円筒形が形成される。本実施の形態では、図2で説明した突起部19を設けた形態を用いているため、スリット19a、bによってこの円筒形が維持される。
このとき、上辺11aは、前記半割無底筒状の円筒形の上端周縁部を形成するが、前記した通り、凸方向に一定の曲率で弧状に形成しているため、前記上端周縁は、側面視で前記弧状の頂部から前記端辺部方向に向かった下り傾斜になっている。
ストッキングSを裏返して開放端(足の挿入部)近傍に圧縮した形で前記半割無底筒状の上端周縁から装着し、靴下装着部11全体を被覆するように底辺11b方向に手繰り寄せる。ストッキングSの装着時、上辺11aが、前記の通り下り傾斜になっているため、装着しやすくなっているとともに、引っ掛かりを低減し、装着時にストッキングSが損傷しないように配慮されている。
ところで、足裏ガイド部15は、前記半割無底筒状の円筒形を形成した場合、切欠き部14によって、コの字状の開放端側を除き、切離された状態になっているため、前記曲成の影響を受けず、略平坦な状態を維持している。したがって、前記円筒形を形成すると足裏ガイド部15は、前記コの字状の開放端から、頂部17によって形成されている閉鎖端に向かって、前記円筒形から離れる方向に傾斜する。ストッキングSは、かかる状態の足裏ガイド部15を回避して装着されるため、前記靴下装着部11と足裏ガイド部15との間に空間が形成される。
ストッキングSは、底辺11b近傍に手繰り寄せるため、上辺11aが形成する上端周縁で略張着した状態で上面を形成する。ただし、若干のたるみを残すことで、ストッキングSのリンキング(つま先部分)は、前記円筒形内部に向かって窪んだ挿入部Siを形成する。
図3(a)の状態で、ストッキングSの挿入部Siから足部Fのつま先を挿入する。このとき、図3(b)で示した通り、前記円筒形に形成された靴下装着部11は、挿入部Siと足部Fのつま先とが対向し、かつ、挿入時に足裏ガイド部15が足部Fの足裏に当たるように倒した状態にする。なお、足部Fの挿入をスムーズに行うために、ストッキングSを装着しない方の足の親指等で、舌片15a又は15bを押さえて靴下装着部11を固定してもよい。たとえば、ストッキングSを装着するのが右足の場合は、左足の親指で舌片15bを押さえ、ストッキングSを装着するのが左足の場合は、右足の親指で舌片15aを押さえればよい。
足部Fを挿入部Siから挿入し、紐帯部18を下腿部L方向に引き寄せると足部Fの足裏を足裏ガイド部15が摺動しつつストッキングSを装着する。足部Fの範囲でのストッキングSの装着は、紐帯部18の足裏ガイド部15の頂部17に結び付けられている足部牽引部18a側を矢印方向D1に引き寄せることで、主に足裏ガイド部15が強く引き寄せられるため、足部Fの挿入方向に一致した方向に力がかかり、ストッキングSのスムーズな挿入が可能になる。
足裏ガイド部15のコの字状開放端近傍、すなわち、靴下装着部11と面一で一体となっている部分に足部Fの踵が到達すると、ストッキングSの装着方向は、下腿部Lの方向、すなわち、前記倒した状態から下腿部Lの傾斜方向に合わせて靴下装着部11を立ち上げなければならない。そこで、図3(c)で示す通り、紐帯部18の足部牽引部18a側と下腿部牽引部18b側の双方を略均等な力で矢印方向D1、D2に引き寄せるようにすればよい。なお、紐帯部18は、足部牽引部18a側と下腿部牽引部18b側とが区別できるように、異なる色で塗り分ける等、何等かの目印を施しても良い。D1、D2方向への引き寄せを大腿部まで行うと、ストッキングSの開放端に到達し、ストッキングSが脚部に装着されるとともに、靴下類装着補助器具1は、脚部から離脱する。
本発明にかかる靴下類装着補助器具1は、前記引き寄せる方向が異なる足部Fと下腿部Lにスムーズに追随する構成になっているため、足、脚部を器具に合わせて動かさなくても、容易にストッキングSを装着することができる。したがって、特に、高齢者や障害者のように、足、脚部を任意に動かすことが困難な利用者に対する利便性が高い。
図4は、パンティストッキングのように、パンツ型の靴下類装着用の器具である。図4(a)は、図1の靴下類補助器具1を2つ連接したものであり、図4(b)は、図2の靴下類補助器具1を2つ連接したものである。なお、説明の便宜上、紐帯部は、省略している。
靴下類装着補助器具1とパンツ型靴下類装着補助器具100との各部対応関係は、靴下装着部11が靴下装着部101に対応し、上辺11a、底辺11bが各々上辺11a、底辺11bに対応し、相対面12、13が、相対面102、103に対応する。また、切欠き部14は、切欠き部104に対応し、 足裏ガイド部15は、足裏ガイド部105に対応し、頂部17は、頂部107が対応する。端部16は、端部106が対応し、突起部19は突起部109が対応し、スリット19a、bは、スリット109a、bが対応する。各々、対応関係にあるものは、図1、図2と同じ機能を備えており、詳細な説明は割愛する。
パンツ型靴下類装着補助器具100は、連接部120によって連接されている。連接部120は、2つの靴下装着部101の底辺101bの長手方向で直線状に連接し、2つの相対面103が臨む対向辺が一定間隔離間するように、凹状に抉った離間部121が形成されている。離間部121を形成することにより、股間に一致した空間を確保することができ、パンティストッキング等のスムーズな装着を可能とする。
なお、両脚に装着するパンティストッキングは、前記引き寄せを同時に行うため、紐帯部の端部側の接続は、2つの靴下装着部101の外側の端部106のみで充足する。よって、紐帯部を結び付ける開口は、端部106の2カ所である。したがって、紐帯部は、足裏ガイド部105の頂部107で二股に分かれていればよい。
図4(b)では、前記半割無底筒状を維持するために、スリット109a、bを設けているが、以下、図5により、スリット109a、bの代替手段として、外付けの部材を使った形態を説明する。
図5(a)は、前記半割無底筒状に形成したときの底辺101bの形状に合わせた嵌合部材3を示したものである。嵌合部材3は、枠体31から成り、枠体31は、短手方向断面でU字状の溝部32を形成する。溝部32に、半割無底筒状に形成された靴下装着部101を嵌合することにより、前記円筒形を維持することができる。なお、本実施の形態では、枠体31によって溝部32を形成したが、枠体31と同程度の厚みを有する板状体に前記溝部32相当の溝を削孔したものでもよい(図示せず)。
図5(b)は、前記半割無底筒状に形成したときの離間状態にある底辺101bの両端部106を横架する横架部材4を示したものである。横架部材4は、直線状の棒状体41と、棒状体41に配設され、棒状体41に対して垂直方向に起立させた挟持部42、43、44,45から構成される。挟持部42と43は、前記半割無底筒状の形成時における各靴下装着部101の外側の端部106に対応する位置に配設され、挟持部44と45は、内側の端部106に対応する位置に配設される。なお、本実施の形態では、横架部材4は、挟持部42乃至45を棒状体41上に起立させて形成したが、挟持部42乃至45と同程度の厚みを有する棒状体に前記挟持部42乃至45相当の切込みを入れたものであってもよい(図示せず)。
図5(c)は、図5(b)の棒状体41に代えて、紐体51、52で横架するものを示したものである。紐体51、52の長さは、前記半割無底筒状に形成したときの離間状態にある底辺101bの両端部106間の距離と同じ長さにすればよい。かかる長さによって、両端部106間を張架することが可能となり、図5(b)の横架部材4と同等の効果が得られる。紐体51、52の先端に挟持部53,54、55が接続されている。内側の端部106については挟持部55単体で挟持する。なお、本実施の形態では、挟持部53乃至55は、先端に向かって狭窄させた弾性体(クリップ状のもの)を示したが、付勢力を有するバネを備えた洗濯バサミのようなものであってもよい(図示せず)。
外付け部材によって、全体の部品点数は増加するが、紐帯51、52のような形態にすれば、未使用時はコンパクトに収納でき携帯時の利便性はよい。
1 靴下類装着補助器具
11 靴下装着部
12、13 相対面
14 切欠き部
15 足裏ガイド部
15a、15b 舌片
16 端部
17 頂部
18 紐帯部
19 突起部

Claims (8)

  1. 可撓性を有する弾性部材からなる矩形状の靴下装着部と、前記靴下装着部の中央に、コの字状の切欠によって閉鎖端と開放端から形成された足裏ガイド部と、前記靴下装着部に前記足裏ガイド部を介して形成される相対面と、前記閉鎖端側の両頂部をつなぐ上辺部に対向し平行となる前記矩形状の靴下装着部の辺を上辺とし、当該上辺の対向辺となる底辺の両端部の一方及び前記閉鎖端側の両頂部の一方を連結する紐帯と前記両端部の他方及び前記両頂部の他方を連結する紐帯とが並行して形成された1対の紐帯部と、を有し、
    前記靴下装着部は、前記相対面を相互に対向方向に曲成させると、前記足裏ガイド部が前記平面状を維持し、足裏ガイド部が形成された箇所が側面開口された中空の半割無底筒状を形成可能とすることを特徴とする靴下類装着補助器具。
  2. 前記靴下装着部の前記上辺を所定の曲率で前記上辺部と反対方向に向かって凸となるような弧状に形成したことを特徴とする請求項記載の靴下類装着補助具。
  3. 前記足裏ガイド部の両頂部に舌片を設け、前記紐帯部は、当該舌片に連結されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の靴下類装着補助具。
  4. 記半割無底筒状を維持するために、前記底辺の両端部の各々突起片を設け、当該2つの突起片を重合させて咬合可能な係止切り込み部を形成したことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の靴下類装着補助具。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の靴下類装着補助具を2つ備え、2つの前記靴下類装着補助具を前記底辺で直線状に一体連接する連接部を有し、2つの靴下装着部の相互に臨む対向辺間を前記連接部まで凹状に抉ったことを特徴とするパンツ型靴下類装着補助具。
  6. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の靴下類装着補助具を2つ備え、2つの前記靴下類装着補助具を前記底辺で直線状に一体連接する連接部を有し、2つの靴下装着部の相互に臨む対向辺間を前記連接部まで凹状に抉り、前記半割無底筒状に形成された各靴下装着部の底辺に嵌合する溝部を有する嵌合部材を備えたことを特徴とするパンツ型靴下類装着補助具。
  7. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の靴下類装着補助具を2つ備え、2つの前記靴下類装着補助具を前記底辺で直線状に一体連接する連接部を有し、2つの靴下装着部の相互に臨む対向辺間を前記連接部まで凹状に抉り、前記各靴下装着部の底辺両端部を挟持する挟持部を有し、各挟持部を直線状の棒状体を介して横架する横架部材を備えたことを特徴とするパンツ型靴下類装着補助具。
  8. 前記横架部材が、棒状体に代えて、紐体で横架されていることを特徴とする請求項7記載のパンツ型靴下類装着補助具。
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