JP6296049B2 - 光スイッチ、及び光スイッチ拡張方法 - Google Patents

光スイッチ、及び光スイッチ拡張方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6296049B2
JP6296049B2 JP2015504125A JP2015504125A JP6296049B2 JP 6296049 B2 JP6296049 B2 JP 6296049B2 JP 2015504125 A JP2015504125 A JP 2015504125A JP 2015504125 A JP2015504125 A JP 2015504125A JP 6296049 B2 JP6296049 B2 JP 6296049B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical signal
optical
switch
input
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015504125A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2014136320A1 (ja
Inventor
池松 龍一
龍一 池松
田島 章雄
章雄 田島
竹下 仁士
仁士 竹下
健二 水谷
健二 水谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Publication of JPWO2014136320A1 publication Critical patent/JPWO2014136320A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6296049B2 publication Critical patent/JP6296049B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0005Switch and router aspects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0005Switch and router aspects
    • H04Q2011/0007Construction
    • H04Q2011/0015Construction using splitting combining

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Description

本発明は、光スイッチ、及び光スイッチ拡張方法に関する。
情報通信量の増大に対応するため、光ノードの容量拡大が求められている。光ノードの容量を拡大するためには、コアである光スイッチの入出力ポート数を増大させる必要がある。しかし1つの光スイッチが備える入出力ポートの数を増大させることには、限界がある。これは、光スイッチの入出力ポートを増大させると、スイッチングに要する光スイッチ素子の数が増大し、光スイッチの大きさが大きくなってしまうためである。具体的には、光スイッチが備える必要がある光スイッチ素子数は、光ノードの対応方路数と光信号の波長多重数によって決まる。例えば、4方路、80波長多重に対応する ROADM (Reconfigurable Optical Add Drop Multiplexer) は、Add/Drop 率を100%と仮定した場合、(4×80)×(4×80)×2≒20万個程度の光スイッチ素子が必要となる。数10万個もの光スイッチ素子を組み合わせた光スイッチを実現することは、物理的な大きさの観点において、現実的でない。
そこで、比較的小規模な光スイッチを複数組み合わせることにより、光スイッチ全体で見た場合における入出力ポート数を拡大する方法が研究されている。特許文献1は、スイッチを3段構成にすることで、入力用の光スイッチと、出力用の光スイッチとを、独立して増設する技術を開示している。ここで、特許文献1では、光信号の経路を新たに設定する際に、すでに確立されている他の光信号の経路を変更する必要がないように、光スイッチが組み合わされている。このように組み合わされた光スイッチ群は、ノンブロックスイッチと呼ばれる。
特許文献2は、入力又は出力に用いる複数の小容量スイッチと、小容量スイッチ間を接続する大容量スイッチとを組み合わせることで、入力用のスイッチと出力用のスイッチとを、独立して増設する技術を開示している。
特許文献3は、光分岐挿入装置を開示している。この光分岐挿入装置は、光スイッチに分岐ポートとスルーポートを備える。そして、スルーポートに対して、新たな光スイッチを接続することで、分岐ポート数を増やすことができる。
特開2002−152785号公報 特開平4−273739号公報 特開2005−303730号公報
本発明者は、組み合わせられる光スイッチの数に上限がなく、かつ光スイッチに入力された1つの光信号を複数の出力ポートから出力できるように、複数の光スイッチを組み合わせることを検討した。特許文献1の光スイッチは、入力用スイッチと出力用スイッチとの間を接続する2段目の光スイッチを増設することが難しいため、増設できる光スイッチの数に上限がある。特許文献2の光スイッチは、大容量光スイッチのポート数によって組み合わせられる光スイッチ数が決まってしまう。ここで、前述した通り、1つの光スイッチのポート数を際限なく増やすことは、物理的な大きさの観点において、現実的ではない。そのため、特許文献2の光スイッチは、大容量光スイッチのポート数に上限があり、その結果、光スイッチ全体のポート数に上限がある。
特許文献3の光分岐挿入装置では、並列に接続された光スイッチ群に対して入力された1つ光信号は、いずれか1つの分岐ポートからしか出力できない。しかし、光スイッチに入力される光信号は、宛先が異なる複数の光信号が合波されたものである場合がある。この場合、1つの光信号を、複数の宛先それぞれに向けて出力する必要がある。そのため、光スイッチは、入力された1つの光信号を複数の出力ポートから出力できる必要がある。
本発明は、以上の課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、任意の台数の光スイッチを組み合わせ可能であり、かつ光スイッチに入力された1つの光信号を複数の出力ポートから出力できる技術を提供することである。
本発明が提供する光スイッチは、スイッチング手段を有する。スイッチング手段は、光信号がそれぞれ入力される複数の光信号入力手段と、1つ以上の光信号入力手段から光信号が入力され、入力された光信号の中からいずれか1つを出力する、複数の光信号出力手段を備える。さらに、当該光スイッチは、当該光スイッチの外部から光信号が入力され、光信号入力手段のいずれか1つと接続されており、他の光スイッチが有する複数の光信号分割手段のいずれか1つと接続可能であり、当該光スイッチの外部から入力された光信号を分岐して、接続されている光信号入力手段及び光信号分割手段それぞれに対し出力する複数の光信号分割手段を有する。各光信号分割手段は、それぞれ異なる光信号入力手段と接続され、かつ、他の光スイッチが有する複数の光信号分割手段のうち、それぞれ異なる光信号分割手段と接続される。この光スイッチは、上述した、本発明が提供する光スイッチである。
本発明が提供する光スイッチ拡張方法は、第1の光スイッチと第2の光スイッチを接続する方法である。当該光スイッチ拡張方法は、第1の光スイッチが有する各光信号分割手段を、第2の光スイッチが有する複数の光信号分割手段のうち、それぞれ異なる光信号分割手段と接続する、光信号分割手段接続ステップを有する。
本発明によれば、任意の台数の光スイッチを組み合わせ可能であり、かつ光スイッチに入力された1つの光信号を複数の出力ポートから出力できる技術が提供される。
上述した目的、およびその他の目的、特徴および利点は、以下に述べる好適な実施の形態、およびそれに付随する以下の図面によってさらに明らかになる。
実施形態1に係る光スイッチを示すブロック図である。 実施形態2に係る光スイッチを示すブロック図である。 単位スイッチを示すブロック図である。 4×4スイッチの具体的な構成を例示するブロック図である。 出力ポート数を2倍に増やす単位スイッチの組み合わせ方法を例示する図である。 出力ポート数を3倍に増やす単位スイッチの組み合わせ方法を例示する図である。 入力ポート数を2倍に増やす単位スイッチの組み合わせ方法を例示する図である。 入力ポート数を3倍に増やす単位スイッチの組み合わせ方法を例示する図である。 入力ポート数を2倍、かつ出力ポート数を2倍に増やす単位スイッチの組み合わせ方法を例示する図である。 入力ポート数を2倍、かつ出力ポート数を3倍に増やす単位スイッチの組み合わせ方法を例示する図である。 入力ポート数を3倍、かつ出力ポート数を2倍に増やす単位スイッチの組み合わせ方法を例示する図である。 入力ポート数を3倍、かつ出力ポート数を3倍に増やす単位スイッチの組み合わせ方法を例示する図である。 複数の光スイッチを接続した場合に、光信号の強さが減衰していく様子を示す図である。 接続スイッチ数取得部を有する実施形態3の光スイッチを示すブロック図である。 実施形態3に係る光スイッチを複数個接続した場合において、各光スイッチから出力される光信号の強さを例示する図である。 実施形態4の光スイッチを示すブロック図である。 実施例2における光スイッチの組み合わせ方法を示す図である。 実施例3における光スイッチの組み合わせ方法を示す図である。 実施例4の ROADM 装置を示すブロック図である。 実施例4における Drop 用 TPA に用いられる単位スイッチの構成を示すブロック図である。 実施形態4の光スイッチを示す別のブロック図である。 実施例4における Add 用 TPA に用いられる単位スイッチの構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係る光スイッチ2000を示すブロック図である。図1において、矢印は光信号の流れを表している。ここで、同一の機能を持つ機能構成部や装置をまとめて表記する場合、「−a1」など、ハイフンを伴う記号は省略する。例えば、光スイッチ2000−xと光スイッチ2000−yをまとめて、光スイッチ2000と表記する。また同様に、光信号分割部2020−x1や光信号分割部2020−y1をまとめて、光信号分割部2020と表記する。また、同一の光スイッチ2000−xに含まれる同一種類の機能構成部をまとめて、光信号分割部2020−xや光信号入力部2120−xと表記する。なお、以降で示す各ブロック図においても、同様の省略表記を行う。
図1において、光スイッチ2000−aと光スイッチ2000−bが、光信号分割部2020を介して接続されている。このように、複数の光スイッチ2000を組み合わせた光スイッチを、光スイッチシステムと表記する。
<光信号分割部2020>
光スイッチ2000は、複数の光信号分割部2020を有する。図1において、光スイッチ2000は、N個(N≧2)の光信号分割部2020を有している。
光信号分割部2020は、光スイッチ2000の外部から、光信号が入力される。各光信号分割部2020は、それぞれ異なる1つの光信号入力部2120と接続されている。また、各光信号分割部2020は、他の光スイッチ2000が有する光信号分割部2020のうち、それぞれ異なる光信号分割部2020と接続可能である。そして、光信号分割部2020は、外部から入力された光信号を2つに分割し、片方の光信号を光信号入力部2120へ出力し、もう片方の光信号を、接続されている別の光信号分割部2020へ出力する。
各光信号分割部2020は、光スイッチシステムの外部から光信号を受信する場合、光スイッチシステムの入力ポートとして機能する。また、光信号分割部2020は、他の光信号分割部2020から光信号を受信する場合、光スイッチシステムの出力ポートを増やすための拡張用ポートとして機能する。
<スイッチング部2100>
光スイッチ2000は、スイッチング部2100を1つ有する。スイッチング部2100は、複数の光信号入力部2120、及び複数の光信号出力部2140を有する。光信号入力部2120の個数は、光信号分割部2020の個数以上である。光信号入力部2120の個数と光信号出力部2140の個数は、同じであってもよいし、異なっていてもよい。図1において、光信号入力部2120の個数はN個であり、光信号出力部2140の個数はM個(M≧2)である。
光信号入力部2120は、いずれか1つの光信号分割部2020と接続されている。光信号入力部2120は、接続されている光信号分割部2020から、光信号が入力される。光信号入力部2120は、いずれか1つ以上の光信号出力部2140に対して、光信号を出力する。
光信号出力部2140は、光信号入力部2120から入力された光信号のうち、いずれか1つを出力する。したがって、光信号入力部2120を介してスイッチング部2100に入力された各光信号は、任意の光信号出力部2140から出力される。実施形態1の光スイッチ2000において、光信号出力部2140は、光スイッチ2000が外部に光信号を出力するための出力ポートとして機能する。
スイッチング部2100は例えば、光信号入力部2120が入力ポートであり、光信号出力部2140が出力ポートである光スイッチモジュールである。
スイッチング部2100が CDC (Colorless, Directionless, Contentionless) 対応スイッチであれば、光スイッチ2000は CDC 対応スイッチとなる。CDC 対応スイッチは、例えばスプリット・セレクト型スイッチである。また、CDC 対応スイッチは、周回性 AWG (Arrayed-Waveguide Grating) とマトリクススイッチで構成されるスイッチでもよい。
スイッチング部2100は、ノンブロックスイッチであることが好ましい。スイッチング部2100をノンブロックスイッチにすれば、光スイッチ2000全体がノンブロックスイッチとなる。また、光スイッチ2000を複数組み合わせた光スイッチシステムも、ノンブロックスイッチとなる。これにより、サービス中のトラフィックに影響なく、光スイッチ2000を増設することができる。
<動作の説明>
実施形態1の光スイッチ2000によれば、光信号分割部2020−a1〜aNそれぞれに入力される光信号は、光信号出力部2140−a1〜aM、及び光信号出力部2140−b1〜bMのうち、任意の光信号出力部2140から出力される。図1を用いて、光スイッチ2000の動作を説明する。
まず、光信号分割部2020−a1に対して入力された光信号1は、光信号入力部2120−a1に対して出力される。ここで、前述した通り、光信号入力部2120を介してスイッチング部2100へ入力された光信号は、任意の光信号出力部2140から出力される。したがって、光スイッチ2000−aは、光信号1を、光信号出力部2140−a1〜aMのうち、どの光信号出力部2140からでも出力することができる。
また、光信号分割部2020−a1は、光信号1を、光信号分割部2020−b1に対しても出力する。光信号分割部2020−b1に入力された光信号1は、光信号入力部2120−b1に対して出力される。そして、スイッチング部2100−bは、光スイッチ2000−aの場合と同様に、光信号1を、光信号出力部2140−b1〜bMのうち、どの光信号出力部2140−bからでも出力することができる。
結果として、光スイッチシステムは、光信号1を、光信号出力部2140−a1〜aM、及び光信号出力部2140−b1〜bMのうち、どの光信号出力部2140からでも出力できる。
<作用・効果>
光スイッチ2000−aを単体で用いる場合は、出力ポートである光信号出力部2140の数がM個である。これに対し、光スイッチ2000−aに対して光スイッチ2000−bを組み合わせた光スイッチシステムは、出力ポートである光信号出力部2140の数が2M個に増加する。このように、本実施形態の光スイッチ2000によれば、光スイッチ2000同士を、光信号分割部2020を介して接続することで、出力ポートの数を増加させることができる。
そして、光スイッチ2000−aと光スイッチ2000−bを接続した方法と同様の方法で、光スイッチ2000−bと別の光スイッチ2000−cをさらに接続できる。こうすることで、光スイッチシステムの出力ポートの数は2M個から3M個に増加する。具体的には、光信号分割部2020−bで分割した光信号を、光信号入力部2120−bと、光スイッチ2000−cが有する光信号分割部2020とに、分割して出力するようにする。以下同様に、光スイッチ2000を順に接続していくことで、光スイッチシステムの出力ポートの数を上限無く増やしていくことができる。したがって、本実施形態の光スイッチ2000によれば、組み合わせられる光スイッチの数に上限がない。そのため、光スイッチシステムの運用開始後に、必要に応じて光スイッチ2000を増設していくことができる。
また、上述したように、外部から光信号分割部2020に対して入力された各光信号は、任意の光信号出力部2140から出力される。したがって、本実施形態の光スイッチ2000によれば、光スイッチ2000に対して入力された光信号を、任意の出力ポートから出力することができる。
[実施形態2]
図2は、実施形態2に係る光スイッチ2000を示すブロック図である。図2において、矢印は光信号の流れを表している。
<光信号選択部2040>
光スイッチ2000は、複数の光信号選択部2040を有する。各光信号選択部2040は、それぞれ異なる1つの光信号出力部2140と接続されている。そして、光信号選択部2040は、接続されている光信号出力部2140から、光信号が入力される。さらに各光信号選択部2040は、他の光スイッチ2000が有する光信号選択部2040のうち、それぞれ異なる光信号選択部2040と接続可能である。光信号選択部2040は、接続されている光信号選択部2040から、光信号が入力される。
光信号選択部2040は、光信号出力部2140から入力された光信号、及び他の光信号選択部2040から入力された光信号のうち、いずれか1つを出力する。光信号選択部2040は、光スイッチシステムの外部へ光信号を出力する場合、光スイッチシステムの出力ポートとして機能する。また、光信号選択部2040は、他の光信号選択部2040に対して光信号を出力する場合、光スイッチシステムの入力ポートを増やすための拡張用ポートとして機能する。
<動作の説明>
実施形態2の光スイッチ2000によれば、光信号分割部2020−a1〜aN、及び光信号分割部2020−b1〜bNに対して入力される光信号は、光信号選択部2040−a1〜aMのうち、任意の光信号選択部2040から出力される。以下、図2を用いて説明する。
光信号分割部2020−aに対して入力された光信号は、スイッチング部2100−aを介して、光信号選択部2040−aに対して出力される。ここで、スイッチング部2100−aは、光信号入力部2120−aに対して入力された光信号を、任意の光信号出力部2140−aから出力できる。そのため、光スイッチ2000は、光信号分割部2020−aに対して入力された光信号を、任意の光信号選択部2040−aから出力できる。
光信号分割部2020−bに対して入力された光信号は、スイッチング部2100−bを介して、光信号選択部2040−bに対して出力される。光スイッチ2000の場合と同様に、光スイッチ2000−bは、光信号分割部2020−bに入力された光信号を任意の光信号選択部2040−bから出力できる。
例えば、光信号分割部2020−b1に入力された光信号が、光信号選択部2040−b1から出力されたとする。光信号選択部2040−b1から出力された光信号は、光信号選択部2040−a1に入力される。ここで、光信号選択部2040−a1は、光信号出力部2140−a1から入力された光信号と、光信号選択部2040−b1から入力された光信号と、のいずれかを出力する。したがって、光スイッチ2000−aは、光信号選択部2040−a1が、光信号選択部2040−b1から入力された光信号を出力するようにすることで、光信号分割部2020−b1に入力された光信号を、外部に出力することができる。
ここで、前述したように、光スイッチ2000−bは、光信号分割部2020−bに対して入力された光信号を、任意の光信号選択部2040−bから出力することができる。また、光信号選択部2040−b1〜bMはそれぞれ、光信号選択部2040−a1〜aMに対して接続されている。そこで、光スイッチ2000−bは、光信号分割部2020−bに対して入力された光信号の出力先とする光信号選択部2040−bを変更することにより、この光信号を、どの光信号選択部2040−aから出力するのかを変更することができる。
例えば、光信号分割部2020−b1から光信号入力部2120−b1に入力された光信号を、光信号出力部2140−bMを介して出力するとする。この場合、この光信号は、光信号選択部2040−aMに対して入力される。その結果、光信号分割部2020−b1に入力された光信号が、光信号選択部2040−aMから出力される。一方、前述の例では、光信号分割部2020−b1に入力された光信号は、光信号選択部2040−a1から出力された。このように、スイッチング部2100−bの入力と出力の関係を変更することで、光スイッチシステムは、光スイッチ2000−bに入力された光信号を、任意の光信号選択部2040−aから出力することができる。
以上のように、上記光スイッチシステムは、光信号分割部2020−a1〜aN、及び光信号分割部2020−b1〜bNの合計2N個の光信号分割部2020に対してそれぞれ入力される2N個の光信号を、任意の光信号選択部2040−aから出力することができる。ここで、光信号分割部2020は、光スイッチシステムにおける入力ポートに相当する。したがって、光スイッチ2000−aに対して光スイッチ2000−bを組み合わせることにより、光スイッチシステムの入力ポートの数をN個から2N個に増やすことができる。
<作用・効果>
以上の構成により、本実施形態の光スイッチ2000によれば、光信号選択部2040を介して別の光スイッチ2000を組み合わせ可能である。そして、複数の光スイッチ2000を組み合わせることにより、外部から光信号を受信する入力ポートの数を増やすことができる。また、実施形態1と同様の方法で、出力ポートの数を増やすこともできる。したがって、本実施形態によれば、光スイッチ2000を組み合わせることで、出力ポートと入力ポートの双方をそれぞれ増加させることができる。
<実施例1>
光スイッチ2000の具体的な構成方法、及び光スイッチ2000同士の具体的な組み合わせ方を、実施例1として示す。
図3は、実施形態2の光スイッチ2000を具体的に実装した、単位スイッチ3000を示すブロック図である。図3の左側は、単位スイッチ3000の構成を詳細に示している。
単位スイッチ3000は、1:2光スプリッタ3020を4つ有する。1:2光スプリッタ3020は、光信号分割部2020を具体的に実装したものである。1:2光スプリッタ3020は、外部から入力された光信号を2つに分割し、片方の光信号を、他の単位スイッチ3000が有する1:2光スプリッタ3020へ出力し、もう片方の光信号を、後述する4×4スイッチ3100へ出力する。
また、単位スイッチ3000は、2:1光セレクタ3040を4つ有する。2:1光セレクタ3040は、光信号選択部2040を具体的に実装したものである。2:1光セレクタ3040は、他の単位スイッチ3000が有する2:1光セレクタ3040、及び当該単位スイッチ3000が有する4×4スイッチ3100から、光信号を受信する。
さらに、単位スイッチ3000は、4×4スイッチ3100を1つ有する。4×4スイッチ3100は、光信号入力部2120及び光信号出力部2140を4つずつ有するスイッチング部2100を、具体的に実装したものである。
図4は、4×4スイッチ3100の具体的な構成を示すブロック図である。4×4スイッチ3100は、4つの1:4光スプリッタ3120、及び4つの4:1光セレクタ3140を有する。1:4光スプリッタ3120は、光信号入力部2120を具体的に実装したものである。また、4:1光セレクタ3140は、光信号出力部2140を具体的に実装したものである。
単位スイッチ3000は、入力ポート100を有する。入力ポート100は、1:2光スプリッタに対して入力される光信号が通過するポートである。単位スイッチ3000は、拡張用出力ポート200を有する。拡張用出力ポート200は、1:2光スプリッタ3020によって分割された光信号であり、他の単位スイッチ3000が有する1:2光スプリッタ3020に対して出力される光信号が、通過するポートである。単位スイッチ3000は、出力ポート300を有する。出力ポート300は、2:1光セレクタ3040から出力される光信号が通過するポートである。単位スイッチ3000は、拡張用入力ポート400を有する。拡張用入力ポート400は、他の単位スイッチ3000が有する2:1光セレクタ3040から、当該単位スイッチ3000が有する2:1光セレクタ3040に対して入力される光信号が、通過するポートである。
以降で説明する図5〜図12において、単位スイッチ3000を、図3の右側に示すように、簡略化して表記する。
図5〜図12はそれぞれ、複数の単位スイッチ3000を組み合わせることで、光スイッチシステムの入力ポート又は出力ポートを増やす例を示す図である。なお、図が煩雑になることを避けるため、図5〜12において、使用されない拡張用出力ポート200及び拡張用入力ポート400の表記は省略する。
図5、6はそれぞれ、出力ポートを2倍、3倍に増やす組み合わせ方である。図5に示す、2つの単位スイッチ3000を組み合わせた光スイッチシステムにおいて、入力ポートは入力ポート100−aであり、出力ポートは出力ポート300−aと出力ポート300−bである。図5は、図1における光スイッチ2000−aと光スイッチ2000−bの組み合わせ方に相当する。図6に示す、3つの単位スイッチ3000を組み合わせた光スイッチシステムにおいて、入力ポートは入力ポート100−aであり、出力ポートは出力ポート300−a、出力ポート300−b、及び出力ポート300−cである。
図7、8はそれぞれ、入力ポートを2倍、3倍に増やす組み合わせ方である。図7に示す、2つの単位スイッチ3000を組み合わせた光スイッチシステムにおいて、入力ポートは入力ポート100−a及び入力ポート100−bであり、出力ポートは出力ポート300−aである。図7は、図2における光スイッチ2000−aと光スイッチ2000−bの組み合わせ方に相当する。図8に示す、3つの単位スイッチ3000を組み合わせた光スイッチシステムにおいて、入力ポートは入力ポート100−a、入力ポート100−b、及び入力ポート100−cであり、出力ポートは出力ポート300−aである。
図9〜12は、入力ポートと出力ポートのそれぞれを増やす組み合わせ方である。以下、図9を例に、詳しく説明する。
図9の場合、単位スイッチ3000を4つ組み合わせることで、光スイッチシステムの入力ポート及び出力ポートをそれぞれ2倍に増やしている。この例では、単位スイッチ3000−aの入力ポート100−aと、単位スイッチ3000−bの入力ポート100−bとが、光スイッチシステムの入力ポートとして機能する。なお、図3に示す通り、入力ポート100−aと入力ポート100−bはそれぞれ、4つの入力ポートを有している。また、単位スイッチ3000−aの出力ポート300−aと、単位スイッチ3000−cの出力ポート300−cとが、光スイッチシステムの出力ポートとして機能する。図3に示す通り、出力ポート300−aと出力ポート300−cはそれぞれ、4つの出力ポートを有している。したがって、図9に示す組み合わせ方法により、光スイッチシステムの入力ポート及び出力ポートは、それぞれ8つになる。
単位スイッチ3000−aは、入力ポート100−aを介して、光スイッチシステムの外部から、光信号1〜4を受信する。また、単位スイッチ3000−aは、出力ポート300−aを介して、光スイッチシステムの外部へ光信号1〜4を出力する。
また、単位スイッチ3000−aは、拡張用出力ポート200−aを介して、単位スイッチ3000−cに対して、光信号1〜4を出力する。単位スイッチ3000−cは、入力ポート100−cを介して、光信号1〜4を受信する。単位スイッチ3000−cは、出力ポート300−cを介して、光スイッチシステムの外部へ、光信号1〜4を出力する。このように、光信号1〜4は、8つの出力ポートのうち、任意の出力ポートから出力される。
単位スイッチ3000−bは、入力ポート100−bを介して、光スイッチシステムの外部から、光信号5〜8を受信する。また、単位スイッチ3000−bは、出力ポート300−bを介して、単位スイッチ3000−aへ光信号5〜8を出力する。単位スイッチ3000−aは、拡張用入力ポート400−aを介して、光信号5〜8を受信する。単位スイッチ3000−aは、出力ポート300−aを介して、光スイッチシステムの外部へ、光信号5〜8を出力する。
また、単位スイッチ3000−bは、拡張用出力ポート200−bを介して、単位スイッチ3000−dへ、光信号5〜8を出力する。単位スイッチ3000−dは、入力ポート100−dを介して、光信号5〜8を受信する。単位スイッチ3000−dは、出力ポート300−dを介して、単位スイッチ3000−cへ、光信号5〜8を出力する。単位スイッチ3000−cは、拡張用入力ポート400−cを介して、光信号5〜8を受信する。単位スイッチ3000−cは、出力ポート300−cを介して、光スイッチシステムの外部へ、光信号5〜8を出力する。このように、光信号5〜8は、8つの出力ポートのうち、任意の出力ポートから出力される。
以上により、8つの入力ポートから入力される光信号それぞれが、8つの出力ポートのうち、任意の出力ポートから出力される。したがって、図9に示すように単位スイッチ3000を4つ組み合わせることで、入力ポート及び出力ポートを、それぞれ2倍に増やすことができる。
図10〜図12は、同様の方法で、入力ポート及び出力ポートを増やしている。図10は、入力ポート数を2倍にし、かつ出力ポート数を3倍にする組み合わせ方を示す。図10に示す光スイッチシステムにおいて、入力ポートは入力ポート100−a及び入力ポート100−bであり、出力ポートは出力ポート300−a、出力ポート300−c、及び出力ポート300−eである。
図11は、入力ポート数を3倍にし、かつ出力ポート数を2倍にする組み合わせ方を示す。図11に示す光スイッチシステムにおいて、入力ポートは入力ポート100−a、入力ポート100−b、及び入力ポート100−cであり、出力ポートは出力ポート300−a及び出力ポート300−dである。
図12は、入力ポート数と出力ポート数をそれぞれ3倍に増やす組み合わせ方を示す。図12に示す光スイッチシステムにおいて、入力ポートは入力ポート100−a、入力ポート100−b、及び入力ポート100−cであり、出力ポートは出力ポート300−a、出力ポート300−d、及び出力ポート300−hである。
ここで、図10や図11が示すように、入力ポートの増設数と、出力ポートの増設数は、異なっていてもよい。このように、実施形態2の光スイッチ2000によれば、入力ポート数の増設と、出力ポート数の増設を、それぞれ独立に行うことができる。
また、実施例1で示したように、同一の構成で実装した光スイッチ2000を組み合わせるようにすることで、製造する光スイッチ2000を1種類のみにすることができる。これにより、光スイッチ2000の製造において、スケールメリットが期待できる。また、上述した単位スイッチ3000のように、1つの光スイッチの規模を小さくすることで、光スイッチ製造時の歩留まりを向上させることができる。
[実施形態3]
実施形態3に係る光スイッチ2000において、光信号分割部2020は、他の光スイッチ2000が有する光信号分割部2020へ出力する光信号の強さを、その光信号が通過する光信号分割部2020の個数に応じて決定する。以下、詳しく説明する。
光スイッチ2000の光信号分割部2020は、入力された光信号を、光信号入力部2120と、別の光スイッチの光信号分割部2020とに、分割して出力する。したがって光信号は、光信号分割部2020を通過すると、光信号の強さが弱くなる。
以下、図13を用いて、詳しく説明する。図13は、複数の光スイッチ2000を接続した場合に、光信号の強さが減衰していく様子を示す図である。図が煩雑になることを避けるため、図13において、光スイッチ2000は、実施例1で用いた省略表記と同様の方法で表記されている。具体的には、入力ポート100は、光信号分割部2020に対して入力される光信号が通過するポートである。拡張用出力ポート200は、光信号分割部2020によって分割された光信号であり、かつ他の光スイッチ2000が有する光信号分割部2020に対して出力される光信号が通過するポートである。出力ポート300は、光信号出力部2140又は光信号選択部2040によって出力される光信号が通過するポートである。なお、実施例1で用いた省略表記と同様の表記を用いてはいるものの、実施形態3の光スイッチ2000は、光信号選択部2040を備えていなくてもよい。
図13において、光スイッチ2000−aと光スイッチ2000−b、光スイッチ2000−bと光スイッチ2000−c、及び光スイッチ2000−cと光スイッチ2000−dが、それぞれ接続されている。各光スイッチ2000は、入力ポート100を介して、光信号を受信する。ここで、光信号分割部2020は、入力された光信号を2つの同じ強さの光信号に分割し、それぞれの光信号を、別の光信号分割部2020と光信号入力部2120とに対して出力すると仮定する。また、外部から入力される光信号の強さを、Xと仮定する。
まず、光スイッチ2000−aが有する光信号分割部2020−aは、入力された光信号を分割し、強さ(1/2)Xの光信号を、光信号入力部2120−aと、光信号分割部2020−bとに出力する。次に、光信号分割部2020−bは、強さ(1/2)Xの光信号をさらに分割し、強さ(1/4)Xの光信号を、光信号入力部2120−bと、光信号分割部2020−cとに出力する。そして、光信号分割部2020−cは、強さ(1/4)Xの光信号を分割し、強さ(1/8)Xの光信号を、光信号入力部2120−cと、光信号分割部2020−dとに出力する。したがって、光スイッチ2000−a、光スイッチ2000−b、光スイッチ2000−c、光スイッチ2000−dから出力される光信号の強さはそれぞれ、(1/2)X、(1/4)X、(1/8)X、(1/16)Xとなる。このように、光信号の強さは、通過する光信号分割部2020の数が多いほど、弱くなってしまう。
そこで、本実施形態の光信号分割部2020は、別の光信号分割部2020に対して出力する光信号を、その光信号が通過する光信号分割部2020の数に応じて決定する。こうすることで、光スイッチ2000は、光信号分割部2020を複数通過する光信号の強さが、減衰していく度合いを小さくする。その結果、少数の光信号分割部2020を通過した後でスイッチング部2100から出力される光信号と、多数の光信号分割部2020を通過した後でスイッチング部2100から出力される光信号の強さとの差が、小さくなる。これにより、本実施形態によれば、スイッチング部2100から光スイッチ2000の外部に出力される光信号の強さの差が小さくなる。
例えば本実施形態の光信号分割部2020は、各光信号入力部2120に入力される光信号の強さが等しくなるように、光信号を分割する。この場合、例えば光スイッチ2000は、図14に示す構成を有する。図14において、実線の矢印は光信号の流れを示し、点線の矢印は情報の流れを示す。以下、詳しく説明する。
<接続スイッチ数取得部2050>
図14に示す光スイッチ2000は、接続スイッチ数取得部2050を有する。接続スイッチ数取得部2050は、光信号分割部2020が別の光信号分割部2020に対して出力される光信号が、当該光信号分割部2020を含め、最大で何個の光信号分割部2020を通過するのかを取得する。以下、接続スイッチ数取得部2050が取得するスイッチ数を、Nsと表記する。例えば、図13の場合、接続スイッチ数取得部2050−aが取得する接続スイッチ数Nsは、4である。また、接続スイッチ数取得部2050−bが取得する接続スイッチ数Nsは、3である。
接続スイッチ数取得部2050が、接続スイッチ数を取得する方法は様々である。例えば、接続スイッチ数取得部2050は、手動による接続スイッチ数の入力を受け付ける。その他にも例えば、接続スイッチ数取得部2050は、次のように動作することで、接続スイッチ数を取得する。
まず、接続スイッチ数取得部2050は、光信号分割部2020が、別の光信号分割部2020に対して光信号を出力しない場合、接続スイッチ数を1とする。図13の例では、接続スイッチ数取得部2050−dの接続スイッチ数が1となる。また、接続スイッチ数取得部2050は、光信号分割部2020に対して光信号を出力する、別の光スイッチ2000が有する接続スイッチ数取得部2050に対して、当該接続スイッチ数取得部2050の接続スイッチ数を出力する。図13の場合は、例えば、接続スイッチ数取得部2050−dが、接続スイッチ数取得部2050−cに対して、接続スイッチ数を出力する。
他の接続スイッチ数取得部2050から接続スイッチ数が入力される接続スイッチ数取得部2050は、入力された接続スイッチ数に1を加算した数を、自身の接続スイッチ数とする。例えば、接続スイッチ数取得部2050−cは、接続スイッチ数取得部2050−dから、1という接続スイッチ数を取得する。そして、接続スイッチ数取得部2050−cは、取得した接続スイッチ数である1に、1を加算し、自身の接続スイッチ数を2とする。同様に、光スイッチ2000−bが有する接続スイッチ数取得部2050−bは、2という接続スイッチ数を取得し、それに1を加算することで、自身の接続スイッチ数を3とする。
<光信号分割部2020>
光信号分割部2020は、以下の数1に示す数式に従って、光信号を分割する。数式1において、Piは、光信号分割部2020に対して入力される光信号の強さを表している。Pdは、光信号分割部2020が、他の光信号分割部2020に対して出力する光信号の強さを表している。また、Psは、光信号分割部2020が、光信号入力部2120に対して出力する光信号の強さを表している。
Figure 0006296049
各光信号分割部2020が、数式1に従って光信号を分割すると、各光信号分割部2020が光信号入力部2120に対して出力する光信号Psの強さが全て、Pi/Nsとなる。そのため、全てのスイッチング部2100から、等しい強さの光信号が出力される。
図15は、図13と同様の接続状況において、光信号分割部2020が、上記数1に示す数式に従った強さの光信号を出力する場合の例である。出力ポートから出力される光信号の強さは全て、入力される光信号の 1/4 の強さとなっている。
光信号分割部2020が、接続スイッチ数を取得する方法は様々である。例えば、光信号分割部2020は、接続スイッチ数取得部2050から、接続スイッチ数を示す情報を取得する。その他にも例えば、光信号分割部2020は、接続スイッチ数取得部2050が出力する接続スイッチ数を受信してもよい。また、光信号分割部2020は、接続スイッチ数取得部2050が、接続スイッチ数取得部2050以外の場所に格納した接続スイッチ数を取得してもよい。さらに、光信号分割部2020は、手動による接続スイッチ数の設定を受け付けてもよい。
<作用・効果>
本実施形態によれば、少数の光信号分割部2020を通過した後でスイッチング部2100から出力される光信号と、多数の光信号分割部2020を通過した後でスイッチング部2100から出力される光信号の強さとの差が小さくなる。これにより、複数の光スイッチ2000を組み合わせた光スイッチシステムから光信号を受信する装置は、光スイッチシステムに含まれる、どの光スイッチ2000を利用しても、同等の強さの光信号を受信できる。
ここで、光スイッチ2000から出力される光信号の強度が弱いと、この光信号を受信した装置は、この光信号に含まれる情報を抽出できない場合がある。そのため、光スイッチシステムの利便性が低くなる。上述したように、本実施形態によれば、各光スイッチ2000から出力される光信号の強度の差が小さいため、光スイッチ2000を組み合わせた光スイッチシステムの利便性が向上する。
[実施形態4]
実施形態4の光スイッチ2000は、図16又は図21で表される。
<光信号増幅部2060>
実施形態4の光信号分割部2020は、別の光スイッチ2000が有する光信号分割部2020と、光信号増幅部2060を介して接続される。光信号増幅部2060は、光信号分割部2020から入力された光信号の強さを増幅して、別の光信号分割部2020へ出力する。光信号増幅部2060は、光スイッチ2000の内部に設けられてもよいし、光スイッチ2000の外部に設けられていてもよい。図16は、光スイッチ2000の内部に光信号増幅部2060が設けられている場合の光スイッチ2000を示す。図21は、光スイッチ2000の外部に光信号増幅部2060が設けられている場合の光スイッチ2000を示す。
前述したように、実施形態1及び2の光スイッチ2000において、光信号は、多くの光信号分割部2020を通過するほど、光信号の強さが弱くなる。そこで、実施形態4の光スイッチ2000は、光信号増幅部2060を用いて、光信号分割部2020から別の光信号分割部2020へ出力される光信号の強さを増幅する。
例えば光信号分割部2020が、入力される光信号を、等しい強さの2つの光信号に分割するとする。ここで、元の光信号の強さをXとおく。この場合、光信号増幅部2060には、強さ(1/2)Xの光信号が入力される。例えば光信号増幅部2060は、入力された光信号を2倍の強さに増幅する。こうすることで、別の光信号分割部2020には、強さXの光信号が入力される。このようにすることで、全ての光信号分割部2020に、強さXの光信号が入力されるようになる。そのため、各スイッチング部2100から出力される光信号の強さは、全て(1/2)Xとなる。なお、光信号増幅部2060が光信号を増幅する度合いは、2倍に限られない。
光信号増幅部2060は、全ての光信号分割部2020に対して共通に設けられてもよいし、光信号分割部2020ごとに設けられてもよい。
<作用・効果>
本実施形態によれば、光信号分割部2020から別の光信号分割部2020へ出力される光信号が、光信号増幅部2060によって増幅される。少数の光信号分割部2020を通過した後で外部に出力される光信号と、多数の光信号分割部2020を通過した後で外部に出力される光信号の強さとの差が、小さくなる。これにより、光スイッチ2000の利便性及び信頼性が向上する。
<実施例2>
光スイッチ2000を複数組み合わせる場合、光信号増幅部2060を有する光スイッチ2000と、光信号増幅部2060を有しない光スイッチ2000を組み合わせてもよい。光信号増幅部2060を有する光スイッチ2000と、光信号増幅部2060を有しない光スイッチ2000とを組み合わせる具体例を、実施例2として説明する。
外部から光信号分割部2020に対して入力される光信号の強さをXとおく。光信号分割部2020は、入力された光信号を、等しい強さに2分割し、光信号入力部2120と光信号分割部2020とに対して、それぞれ強さ(1/2)Xの光信号を出力するとする。
前述したように、光信号出力部2140から出力される光信号の強度が弱いと、光信号出力部2140から出力された光信号を受信した装置において、光信号から情報を抽出できない恐れがある。そこで、本実施例では、光信号出力部2140から出力される光信号の強さが、(1/4)X以上でなければならないと仮定する。
図17は、実施例2における光信号の強さの変化を示す図である。図17において、光スイッチ2000−aは、光信号増幅部2060を有しており、光スイッチ2000−bは、光信号増幅部2060を有していない。実施例2において、光信号増幅部2060は、光信号の強さを4倍に増幅すると仮定する。
実施例2において、光スイッチ2000−aは、入力ポート100−aから入力された、強さXの光信号を分割する。そして、出力ポート300−a及び拡張用出力ポート200−aから、強さ(1/2)Xの光信号を出力する。次に、光スイッチ2000−bは、入力ポート100−bから入力された光信号を分割し、強さ(1/4)Xの光信号にする。その結果、出力ポート300−bからは、強さ(1/4)Xの光信号が出力される。そして、光スイッチ2000−b内において、光信号増幅部2060は、強さ(1/4)Xの光信号の強さを4倍に増幅する。そのため、拡張用出力ポート200−bからは、強さXの光信号が出力される。
このように、図17に示す、2つの光スイッチ2000を組み合わせた光スイッチシステムは、出力ポート300−bから出力される光信号の最小値が、(1/4)Xである。さらに、拡張用出力ポート200−bから出力される光信号の強さはXである。そのため、図17に示す2つの光スイッチ2000を1組と考え、この組を複数接続して光スイッチシステムを構成すれば、出力ポート300から出力される光信号の最小値が(1/4)Xとなる。したがって、光スイッチ2000から光信号を受信する装置は、どの出力ポート300から光信号を受信しても、光信号に含まれる情報を抽出することができる。
<実施例3>
また、実施形態3の光スイッチ2000と、実施形態4の光スイッチ2000とを接続してもよい。この場合における光スイッチ2000の接続方法を、実施例3として説明する。
実施形態3の光スイッチ2000は、接続する光スイッチ2000の数が多いと、各スイッチング部2100から出力される光信号の強さがそれぞれ小さくなる。そこで、例えば、図18に示すように、「実施形態3の光スイッチ2000を3つ接続した後、実施形態4の光スイッチ2000を1つ接続する」という方法で、光スイッチ2000を接続する。図18において、光スイッチ2000−a、光スイッチ2000−b、及び光スイッチ2000−cはそれぞれ、実施形態3に係る光スイッチ2000である。一方、光スイッチ2000−dは、実施形態4に係る光スイッチ2000である。
ここで、接続スイッチ数取得部2050を有する光スイッチ2000を、実施形態3の光スイッチ2000として利用する。ただし、本実施例において、光信号分割部2020は、以下の数2に示す数式に従って、光信号を分割する。
Figure 0006296049
また、外部から光スイッチ2000−aに対して入力される光信号の強さをXとおく。各光スイッチ2000が有する光信号分割部2020は、入力された光信号を、等しい強さに2分割し、光信号入力部2120と光信号分割部2020とに対してそれぞれ出力する。ここで、光スイッチ2000−dに含まれる光信号増幅部2060は、光信号の強さを5倍に増幅すると仮定する。
このような前提条件の下で、図18のように光スイッチ2000を接続すると、全ての出力ポートから出力される光信号が、(1/5)Xとなる。また、光スイッチ2000−dは、光信号増幅部2060を介して光信号分割部2020へ光信号を出力する。そのため、光スイッチ2000−dから、別の光スイッチ2000へ出力される光信号は、強さ(1/5)Xの光信号が5倍の強さに増幅された、強さXの光信号である。したがって、図18のように接続した4つの光スイッチ2000を1組と考えて、この組を複数接続すれば、全ての出力ポートから出力される光信号の強さが、(1/5)Xとなる。
<実施例4>
光スイッチ2000を ROADM (Reconfigurable Optical Add Drop Multiplexer) 装置内に配備する使用例を、実施例4として説明する。実施例4において、光スイッチ2000は、TPA (Transponder Aggregator) として用いられる。
図19は、実施例4の ROADM 装置9000を示している。この ROADM 装置9000の構成は、一般的な ROADM 装置の構成である。ROADM 装置9000は、外部から光信号が入力される4つの入力方路9010〜9040を有する。ROADM 装置9000に入力される各光信号は、波長多重された光信号である。ここで、入力される各光信号は、λ1、λ2、λ3、及びλ4という4つの波長を持つ光信号が合波された光信号であるとする。
ROADM 装置9000は、光信号を外部へ出力する4つの出力方路9510〜9540を有する。ROADM 装置9000は、各出力方路から、上記4つの波長λ1〜λ4のうち、1つの波長を持つ光信号、又は複数の波長信号が波長多重された光信号を出力する。
ROADM 装置9000は、光クロスコネクト9100、Drop 用 TPA 9310、Add 用 TPA 9320、及びトランスポンダ9410〜9440を有する。ROADM 装置9000の入出力方路数及びトランスポンダ数は、それぞれ4である。ただし、ROADM 装置9000の入出力方路数及びトランスポンダ数は、4以外でも構わない。
光クロスコネクト9100は、4つの1:4光スプリッタ9110〜9140を有する。また、光クロスコネクト9200は、4つの波長選択スイッチ (WSS: Wavelength Selective Switch) 9210〜9240を有する。
1:4光スプリッタ9110は、入力方路9010から入力された光信号を4分割し、そのうち1つの光信号を TPA 9310に出力し、残りの3つの光信号を波長選択スイッチ9220〜9240に出力する。同様に、他の1:4光スプリッタも、4分割した光信号のうち、1つを TPA 9310へ出力し、残りの3つを波長選択スイッチへ出力する。なお、1:4光スプリッタの代わりに1:5光スプリッタを備えることで、各入力方路に入力された信号を、TPA9310及び全ての波長選択スイッチへ出力してもよい。
Drop 用 TPA 9310及び Add 用 TPA 9320は、それぞれ4つの光スイッチ2000で構成される。図20は、Drop 用 TPA 9310に用いられる単位スイッチ4000を示すブロック図である。単位スイッチ4000は、実施形態2に係る光スイッチ2000を具体的に実装した光スイッチである。ここで、単位スイッチ4000は、1:2光スプリッタ4020と2:1光セレクタ4040を、それぞれ2つずつ有する。1:2光スプリッタ4020は、光信号分割部2020を具体的に実装したものである。2:1光セレクタ4040は、光信号選択部2040を具体的に実装したものである。また、単位スイッチ4000は、2×2スイッチ4100を有する。2×2スイッチ4100は、光信号入力部2120及び光信号出力部2140を2つ有するスイッチング部2100を、具体的に実装したものである。
各1:2光スプリッタ4020には、光スプリッタ9110〜9140のうち、その1:2光スプリッタ4020と接続されている光スプリッタから、光信号が入力される。そして、各2:1光セレクタ4040は、トランスポンダ9410〜9440のうち、その2:1光セレクタ4040と接続されているトランスポンダの入力部 (Rx) に対して、光信号を出力する。
図22は、Add 用 TPA 9320に用いられる単位スイッチ5000を示すブロック図である。単位スイッチ5000は、実施形態2に係る光スイッチ2000を具体的に実装した光スイッチである。ここで、単位スイッチ5000は、1:2スイッチ5020と2:1光カップラ5040を、それぞれ2つずつ有する。1:2スイッチ5020は、光信号分割部2020を具体的に実装したものである。2:1光カップラ5040は、光信号選択部2040を具体的に実装したものである。また、単位スイッチ5000は、2×2スイッチ5100を有する。2×2スイッチ5100は、光信号入力部2120及び光信号出力部2140を2つ有するスイッチング部2100を、具体的に実装したものである。
各1:2スイッチ5020には、トランスポンダ9410〜9440のうち、その1:2スイッチ5020と接続されているトランスポンダの出力部 (Tx) から、光信号が入力される。そして、各2:1光カップラ5040は、波長選択スイッチ9210〜9240のうち、その2:1光カップラ5040と接続されている波長選択スイッチに対して、光信号を出力する。
Drop 用 TPA 9310及び Add 用 TPA 9320は、上述の光スイッチ2000を、図9に示した方法と同様の方法で4つ組み合わせることによって構成される。こうすることで、Drop 用 TPA 9310及びAdd 用 TPA 9320はそれぞれ、入力ポート数と出力ポート数が4となる。
Drop 用 TPA 9310は、1:4光スプリッタ9110〜9140から光信号が入力され、この光信号を、任意のトランスポンダ9410〜9440へ出力する。一方、Add 用 TPA 9320は、4つのトランスポンダ9410〜9440から光信号が入力され、この光信号を、任意の波長選択スイッチ9210〜9240へ出力する。
トランスポンダ9410〜9440はそれぞれ、波長フィルタを備えている。ここで、前述した通り、入力方路9010〜9040から入力される光信号は、λ1〜λ4という4つの波長をそれぞれ持つ光信号が波長多重された光信号である。トランスポンダ9410〜9440は、波長フィルタを用いて、Drop 用 TPA 9310から入力された光信号から、所望の波長を持つ光信号を抽出して、図示しないルータや OTN (Optical Transport Network)スイッチ等の電気スイッチへ出力する。この波長フィルタは、チューナブルフィルタであることが望ましい。
以下、ROADM 装置9000の動作の一例を示す。Drop 用 TPA 9310は、入力方路9010から入力された光信号を、トランスポンダ9410へ出力する。トランスポンダ9410は、この光信号から、波長λ1の光信号のみを抽出して、上述した電気スイッチへ出力する。
また、Drop 用 TPA 9310は、入力方路9020から入力された光信号を、トランスポンダ9420へ出力する。トランスポンダ9420は、この光信号から、波長λ2の光信号のみを抽出して、上述した電気スイッチへ出力する。
Add 用 TPA 9320は、トランスポンダ9410から入力された波長λ1の光信号と、9420から入力された波長λ2の光信号の双方を、波長選択スイッチ9230へ出力する。これにより、波長λ1の光信号と、波長λ2の光信号が合波された光信号が、出力方路9510から出力される。
このように、ROADM 装置9000は、1)Drop 用 TPA 9310が、どの光信号をどのトランスポンダへ出力するか、2)トランスポンダがどの波長を持つ光信号を抽出するか、及び3)Add 用 TPA 9320が、どの光信号をどの波長選択スイッチへ出力するか、を適宜設定する。これにより、ROADM 装置9000は、波長多重された複数の入力光信号に含まれる、異なる波長を持つ光信号を任意に組み合わせて、任意の出力方路から出力することができる。
この出願は、2013年3月4日に出願された日本出願特願2013−041741号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
1. 光信号がそれぞれ入力される複数の光信号入力手段と、1つ以上の前記光信号入力手段から光信号が入力され、入力された光信号の中からいずれか1つを出力する、複数の光信号出力手段と、を備えるスイッチング手段と、
当該光スイッチの外部から光信号が入力され、前記光信号入力手段のいずれか1つと接続されており、他の光スイッチが有する複数の光信号分割手段のいずれか1つと接続可能であり、当該光スイッチの外部から入力された光信号を、接続されている光信号入力手段及び光信号分割手段に対し、分割してそれぞれ出力する複数の光信号分割手段と、
を有し、
各光信号分割手段は、それぞれ異なる前記光信号入力手段と接続され、かつ、他の光スイッチが有する複数の前記光信号分割手段のうち、それぞれ異なる光信号分割手段と接続される、
光スイッチ。
2. 前記光信号出力手段のいずれか1つと接続されており、他の光スイッチが備える光信号選択手段のいずれか1つと接続可能であり、接続されている光信号出力手段から入力された光信号及び接続されている光信号選択手段から入力された光信号のうち、いずれか一方の光信号を出力する、複数の光信号選択手段を有し、
各光信号選択手段は、それぞれ異なる前記光信号出力手段と接続され、かつ、他の光スイッチが有する複数の前記光信号選択手段のうち、それぞれ異なる光信号選択手段と接続される、
1.に記載の光スイッチ。
3. 前記光信号分割手段は、他の光スイッチが有する前記光信号分割手段へ出力する光信号の強さを、該光信号が通過する前記光信号分割手段の個数に応じて決定する、1.又は2.に記載の光スイッチ。
4. 当該光スイッチが有する複数の光信号分割手段はそれぞれ、光信号を増幅する光信号増幅手段を介して、他の光スイッチが有する光信号分割手段と接続される1.乃至3.いずれか一つに記載の光スイッチ。
5. 第1の光スイッチと第2の光スイッチを接続する、光スイッチ拡張方法であって、
前記各光スイッチは、
光信号がそれぞれ入力される複数の光信号入力手段と、1つ以上の前記光信号入力手段から光信号が入力され、入力された光信号の中からいずれか1つを出力する、複数の光信号出力手段と、を備えるスイッチング手段と、
該光スイッチの外部から光信号が入力され、前記光信号入力手段のいずれか1つと接続されており、他の光スイッチが有する複数の光信号分割手段のいずれか1つと接続可能であり、該光スイッチの外部から入力された光信号を、接続されている光信号入力手段及び光信号分割手段に対し、分割してそれぞれ出力する複数の光信号分割手段と、を有し、
各光信号分割手段は、それぞれ異なる前記光信号入力手段と接続されており、
当該光スイッチ拡張方法は、
第1の光スイッチが有する前記光信号分割手段それぞれを、第2の光スイッチが有する前記複数の光信号分割手段のうち、それぞれ異なる光信号分割手段と接続する、光信号分割手段接続ステップを有する、
光スイッチ拡張方法。
6. 前記光スイッチは、
前記光信号出力手段のいずれか1つと接続されており、他の光スイッチが備える光信号選択手段のいずれか1つと接続可能であり、接続されている光信号出力手段から入力された光信号及び接続されている光信号選択手段から入力された光信号のうち、いずれか一方の光信号を出力する、複数の光信号選択手段を有し、
各光信号選択手段は、それぞれ異なる前記光信号出力手段と接続されており、
当該光スイッチ拡張方法は、
第1の光スイッチが有する前記複数の光信号選択手段それぞれを、第2の光スイッチが有する前記複数の光信号選択手段のうち、それぞれ異なる光信号選択手段と接続する、光信号選択手段接続ステップを有する、
5.に記載の光スイッチ拡張方法。
7. 前記光スイッチが有する前記光信号分割手段は、他の光スイッチが有する前記光信号分割手段へ出力する光信号の強さを、該光信号が通過する前記光信号分割手段の個数に応じて決定する、5.又は6.に記載の光スイッチ拡張方法。
8. 前記光信号分割手段接続ステップは、光信号を増幅する光信号増幅手段を介して、第1の光スイッチが有する前記光信号分割手段を、第2の光スイッチが有する前記光信号分割手段と接続する、
5.乃至7.いずれか一つに記載の光スイッチ拡張方法。

Claims (8)

  1. 光スイッチであって、
    光信号がそれぞれ入力される複数の光信号入力手段と、1つ以上の前記光信号入力手段から光信号が入力され、入力された光信号の中からいずれか1つを出力する、複数の光信号出力手段と、を備えるスイッチング手段と、
    当該光スイッチの外部から光信号が入力され、前記光信号入力手段のいずれか1つと接続されており、他の前記光スイッチが有する複数の光信号分割手段のいずれか1つと接続可能であり、当該光スイッチの外部から入力された光信号を分岐して、接続されている光信号入力手段及び光信号分割手段それぞれに対し出力する複数の光信号分割手段と、
    を有し、
    各光信号分割手段は、それぞれ異なる前記光信号入力手段と接続され、かつ、他の前記光スイッチが有する複数の前記光信号分割手段のうち、それぞれ異なる光信号分割手段と接続される、
    光スイッチ。
  2. 前記光信号出力手段のいずれか1つと接続されており、他の光スイッチが備える光信号選択手段のいずれか1つと接続可能であり、接続されている光信号出力手段から入力された光信号及び接続されている光信号選択手段から入力された光信号のうち、いずれか一方の光信号を出力する、複数の光信号選択手段を有し、
    各光信号選択手段は、それぞれ異なる前記光信号出力手段と接続され、かつ、他の光スイッチが有する複数の前記光信号選択手段のうち、それぞれ異なる光信号選択手段と接続される、
    請求項1に記載の光スイッチ。
  3. 前記光信号分割手段は、他の光スイッチが有する前記光信号分割手段へ出力する光信号の強さを、該光信号が通過する前記光信号分割手段の個数に応じて決定する、請求項1又は2に記載の光スイッチ。
  4. 当該光スイッチが有する複数の光信号分割手段はそれぞれ、光信号を増幅する光信号増幅手段を介して、他の光スイッチが有する光信号分割手段と接続される請求項1乃至3いずれか一項に記載の光スイッチ。
  5. 第1の光スイッチと第2の光スイッチを接続する、光スイッチ拡張方法であって、
    前記各光スイッチは、
    光信号がそれぞれ入力される複数の光信号入力手段と、1つ以上の前記光信号入力手段から光信号が入力され、入力された光信号の中からいずれか1つを出力する、複数の光信号出力手段と、を備えるスイッチング手段と、
    該光スイッチの外部から光信号が入力され、前記光信号入力手段のいずれか1つと接続されており、他の前記光スイッチが有する複数の光信号分割手段のいずれか1つと接続可能であり、該光スイッチの外部から入力された光信号を分岐して、接続されている光信号入力手段及び光信号分割手段それぞれに対し出力する複数の光信号分割手段と、を有し、
    各光信号分割手段は、それぞれ異なる前記光信号入力手段と接続されており、
    当該光スイッチ拡張方法は、
    第1の光スイッチが有する前記光信号分割手段それぞれを、第2の光スイッチが有する前記複数の光信号分割手段のうち、それぞれ異なる光信号分割手段と接続する、光信号分割手段接続ステップを有する、
    光スイッチ拡張方法。
  6. 前記光スイッチは、
    前記光信号出力手段のいずれか1つと接続されており、他の光スイッチが備える光信号選択手段のいずれか1つと接続可能であり、接続されている光信号出力手段から入力された光信号及び接続されている光信号選択手段から入力された光信号のうち、いずれか一方の光信号を出力する、複数の光信号選択手段を有し、
    各光信号選択手段は、それぞれ異なる前記光信号出力手段と接続されており、
    当該光スイッチ拡張方法は、
    第1の光スイッチが有する前記複数の光信号選択手段それぞれを、第2の光スイッチが有する前記複数の光信号選択手段のうち、それぞれ異なる光信号選択手段と接続する、光信号選択手段接続ステップを有する、
    請求項5に記載の光スイッチ拡張方法。
  7. 前記光スイッチが有する前記光信号分割手段は、他の光スイッチが有する前記光信号分割手段へ出力する光信号の強さを、該光信号が通過する前記光信号分割手段の個数に応じて決定する、請求項5又は6に記載の光スイッチ拡張方法。
  8. 前記光信号分割手段接続ステップは、光信号を増幅する光信号増幅手段を介して、第1の光スイッチが有する前記光信号分割手段を、第2の光スイッチが有する前記光信号分割手段と接続する、
    請求項5乃至7いずれか一項に記載の光スイッチ拡張方法。
JP2015504125A 2013-03-04 2013-11-12 光スイッチ、及び光スイッチ拡張方法 Active JP6296049B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013041741 2013-03-04
JP2013041741 2013-03-04
PCT/JP2013/080552 WO2014136320A1 (ja) 2013-03-04 2013-11-12 光スイッチ、及び光スイッチ拡張方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2014136320A1 JPWO2014136320A1 (ja) 2017-02-09
JP6296049B2 true JP6296049B2 (ja) 2018-03-20

Family

ID=51490865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015504125A Active JP6296049B2 (ja) 2013-03-04 2013-11-12 光スイッチ、及び光スイッチ拡張方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6296049B2 (ja)
WO (1) WO2014136320A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI744453B (zh) 2017-01-04 2021-11-01 日商東洋紡股份有限公司 致動器

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3416900B2 (ja) * 1996-03-01 2003-06-16 日本電信電話株式会社 波長分割型光通話路
JP2002369229A (ja) * 2001-06-11 2002-12-20 Kddi Corp 光信号分配装置
JP4530821B2 (ja) * 2004-08-16 2010-08-25 富士通株式会社 光分岐挿入装置
JP5164153B2 (ja) * 2008-03-31 2013-03-13 日本電信電話株式会社 光波長群クロスコネクト装置
JP2010219828A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Nagoya Univ 光パスネットワークの光パスクロスコネクト装置および階層化光パスクロスコネクト装置
JP2010219827A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Nagoya Univ 光パスネットワークの階層化光パスクロスコネクト装置
JP5526389B2 (ja) * 2010-08-19 2014-06-18 国立大学法人名古屋大学 光パスネットワークの階層化光パスクロスコネクト装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI744453B (zh) 2017-01-04 2021-11-01 日商東洋紡股份有限公司 致動器

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2014136320A1 (ja) 2017-02-09
WO2014136320A1 (ja) 2014-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5682256B2 (ja) 光挿入装置および光分岐装置
JP6060648B2 (ja) 光ドロップ装置、光アド装置および光アド/ドロップ装置
US8995832B2 (en) Transponder Aggregator-based optical loopback in a MD-ROADM
JP5004914B2 (ja) 光クロスコネクト装置および光ネットワーク
JP4854565B2 (ja) 光クロスコネクト装置
US8009986B2 (en) Optical node for mesh-type WDM optical network
JP6342894B2 (ja) 光クロスコネクト装置
EP2946506B1 (en) Photonic cross-connect with reconfigurable add-drop-functionality
US20140023373A1 (en) Optical signal dropper and optical signal adder for use in a roadm system
JP2010098544A (ja) 光伝送ネットワークシステム、光伝送装置、及びそれらを用いた通過帯域割り当て方法
US9112636B2 (en) Add and drop switch/aggregator for optical communications networks
CN109951249B (zh) 用于无色无方向和超通道无竞争(cdsc)的光网络架构的方法和装置
US20060013587A1 (en) Modular wavelength selective switch
EP2983309B1 (en) Node device
US9609401B2 (en) Optical switch, optical transmission device, and optical switching method
EP4088148B1 (en) Integrated c+l band roadm architecture
JP6419154B2 (ja) 光ネットワーク
JP6404769B2 (ja) 波長クロスコネクト装置及び光クロスコネクト装置
JP6296049B2 (ja) 光スイッチ、及び光スイッチ拡張方法
US8977129B2 (en) Multi-degree reconfigurable optical add-drop multiplexing
US9154254B2 (en) Wavelength path multiplexing/demultiplexing apparatus and wavelength path multiplexing/demultiplexing method
Pinto et al. Cost evaluation in optical networks: Node architecture and energy consumption
JP6487812B2 (ja) 光信号処理装置
Watanabe et al. Colorless optical add/drop using small matrix switch and cyclic AWG

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171024

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180123

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6296049

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150