JP6294597B2 - 情報表示装置、プログラム、記録媒体、および情報表示方法 - Google Patents

情報表示装置、プログラム、記録媒体、および情報表示方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6294597B2
JP6294597B2 JP2013102609A JP2013102609A JP6294597B2 JP 6294597 B2 JP6294597 B2 JP 6294597B2 JP 2013102609 A JP2013102609 A JP 2013102609A JP 2013102609 A JP2013102609 A JP 2013102609A JP 6294597 B2 JP6294597 B2 JP 6294597B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
state
display surface
proximity
function
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013102609A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014222490A (ja
Inventor
清介 宮澤
清介 宮澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2013102609A priority Critical patent/JP6294597B2/ja
Priority to PCT/JP2014/062860 priority patent/WO2014185456A1/ja
Publication of JP2014222490A publication Critical patent/JP2014222490A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6294597B2 publication Critical patent/JP6294597B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

本発明は、操作体を表示面に近接させた状態での操作が可能な情報表示装置等に関する。
近年、普及が拡大しているスマートフォン、タブレット端末、ナビゲーション装置等の情報表示装置には、近接センサや高感度のタッチパネルなどにより、情報表示装置の表示面に指などの操作体を接触(タッチ)させることなく近接させた近接状態での操作(近接操作)が可能なものがある。このような近接操作に関する技術として、操作体が近接状態にある場合に、拡大・縮小表示を行うものがある。例えば、特許文献1には、検出された表示部に対する物体の距離に応じて変化する物理量に応じて画像を拡大しまたは画像を縮小して表示部に表示する電子機器が開示されている。
特開2012−238177号公報(2012年12月6日公開)
しかしながら、従来の技術では、操作体が表示面に接触した接触状態になった後(タッチ後)、操作体を表示面から離しても近接状態にあると、タッチ後に表示面に表示された画像の拡大が行われることになる。この拡大はユーザの意図していないものである可能性が高く、装置の操作性がよくない。
そこで、本発明は、上記の課題に鑑みなされ、その目的は、操作性がよい、近接操作で表示倍率を変更可能な情報表示装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報表示装置は、画像を表示する表示面と、操作体の上記表示面への接触および近接を少なくとも検知する検知部と、上記検知部による検知結果に基づいて、上記操作体が上記表示面に接触している接触状態であるか、および上記操作体が上記表示面から所定距離未満の領域に位置する近接状態であるか、を少なくとも判定する状態判定手段と、上記状態判定手段により上記近接状態であると判定されると、上記画像の表示倍率を変更して上記表示面に表示させる倍率変更機能を有する表示制御手段と、上記状態判定手段により上記接触状態から上記近接状態に推移したと判定されると、上記倍率変更機能を有効とする有効化条件が満たされるまで、上記倍率変更機能を無効化する機能無効化手段と、を備えたことを特徴としている。
本発明の一態様に係る情報表示装置の上記構成によると、有効化条件が満たされるまでは、表示倍率を変更して表示面に表示させる倍率変更機能を無効化することで、接触状態と判定された後(タッチ後)、例えば、指等の操作体が近接状態にあっても、画像の倍率変更表示は行われない。よって、倍率変更を停止させて、ユーザにとって視認しやすい表示を行うことができる。また、有効化条件を満たすことで、再度画像の倍率変更表示を行うことができ、ユーザに利便性のある操作を提供することができる。
このように、上記構成によると、操作性のよい、近接操作で表示倍率を変更可能な情報表示装置を提供することができる。
本発明の実施の一形態に係る情報表示装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施の一形態に係る情報表示装置による倍率変更機能の無効化を説明する図である。 本発明の実施の一形態に係る情報表示装置による倍率変更表示時の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の別の実施の一形態に係る情報表示装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明の別の実施の一形態に係る情報表示装置による倍率変更機能の無効化を説明する図である。 本発明の別の実施の一形態に係る情報表示装置による倍率変更表示時の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明のさらに別の実施の一形態に係る情報表示装置による倍率変更機能の無効化を説明する図である。 本発明のさらに別の実施の一形態に係る情報表示装置による倍率変更表示時の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明のさらに別の実施の一形態に係る情報表示装置による倍率変更表示時の処理の流れの続きを示すフローチャートである。 本発明のさらに別の実施の一形態に係る情報表示装置による倍率変更機能の無効化を説明する図である。 本発明のさらに別の実施の一形態に係る情報表示装置による倍率変更表示時の処理の流れを示すフローチャートである。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について図1〜図3に基づいて説明すれば以下のとおりである。
(情報表示装置の構成)
図1は、本実施形態の情報表示装置1の要部構成を示すブロック図である。図1に示すように、情報表示装置1は、制御部2、記憶部3、表示操作部4を備え、指やスタイラス等の操作体によって行われる操作(入力操作)に応じた処理を行う装置である。表示操作部4の表示面43が、情報表示装置1に対する操作の入力受付部となっている。情報表示装置1の例としては、スマートフォン、タブレット端末、ナビゲーション装置等が挙げられる。情報表示装置1は、図示しないが、通信部、音声入力部、音声出力部などを備えていてもよい。
表示操作部4は、ユーザ・インターフェースであり、表示部42と、センサ部(検知部)41とを備える。本実施形態では、表示部42とセンサ部41とは表示操作部4として一体となって設けられ、表示操作部4はタッチパネルにて構成される。
表示部42は、表示面43に画像を表示する表示デバイスである。表示部42は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)、有機ELディスプレイ(OLED)などで構成される。
センサ部41は、操作体の表示面43に対する近接および接触を検知するデバイスである。センサ部41は、例えば、静電容量式、赤外線式または光式等のタッチセンサにて実現される。なお、センサ部41として、接触および近接を検知できるセンサが設けられていても、接触を検知するセンサと近接を検知するセンサとがそれぞれ設けられていてもよい。
近接および接触の検知について、センサ部41として接触および近接を検知できる静電容量式センサが用いられる場合を例に説明する。センサ部41は、操作体と表示面43との間の距離の大きさ(程度)に応じて変化する静電容量(出力値)を出力する。センサ部41は、操作体が表示面43に対して垂直方向に所定距離離れた位置に来ると所定量の静電容量を出力することで、近接を検知する。操作体が表示面43に近接するにつれて、センサ部41により出力される静電容量は増加する。そして、操作体が表示面43に接触すると、センサ部41により出力される静電容量が最大となり、接触を検知する。
なお、本実施形態では、センサ部41は、近接の有無のみを検知するセンサであってもよい。
記憶部3は、各種情報や各種プログラムを記憶するブロックである。また、記憶部3は、後述するように、センサ部41が検知した座標、各フラグを立てた(true)または落とした(false)情報、時刻の情報、等の情報やデータを記憶する。
制御部2は、情報表示装置1の備える各ブロックを制御するブロックである。制御部2は、さらに、状態判定部(状態判定手段)21、表示制御部(表示制御手段)22、機能無効化部(機能無効化手段)23を備える。
状態判定部21は、センサ部41の出力値(検知結果)に応じて、操作体が表示面43に接触している接触状態であるか、あるいは操作体が表示面43から所定距離未満の領域に位置する近接状態であるかを判定するブロックである。さらに、本実施形態では、状態判定部21は、操作体が表示面から上記所定距離以上の領域に位置する非近接状態であるかについても判定する。
状態判定部21は、ここでは、センサ部41の出力値(例えば、静電容量)が、第1の閾値未満の場合は非近接状態と判定し、第1の閾値以上第2の閾値未満の場合には、近接状態にあると判定し、さらに、第2の閾値以上の場合には、接触状態と判定する。本明細書では、非近接領域と判定される領域、具体的には、センサ部41の出力値が第1の閾値未満となる領域を、非近接領域、近接領域と判定される領域、具体的には、センサ部41の出力値が第1の閾値以上第2の閾値未満となる領域を、近接領域と称する。ここで、近接領域が表示面43から所定距離未満の領域である場合、非近接領域は表示面43から所定距離以上の領域ということができる。また、近接状態での情報表示装置1に対する操作を近接操作と称する。
表示制御部22は、表示部42の表示面43での表示について制御するブロックである。表示制御部22は、状態判定部21が近接状態と判定すると、画像の表示倍率を変更して表示面43に表示させる倍率変更機能を有する。
表示制御部22は、倍率変更機能として、状態判定部21により近接状態と判定された場合に、センサ部41の出力値(例えば、静電容量)に応じて画像を拡大または縮小して表示させることを可能にする。表示制御部22は、操作体が近接状態となる範囲である近接領域において、表示面43に対して操作体が近づいたり遠ざかったりすることに応じて、画像を拡大または縮小して画像を表示させるように制御する。なお、操作体が近づくまたは遠ざかる距離の大きさに応じて表示倍率を変更してもよい。
機能無効化部23は、状態判定部21が接触状態から近接状態に推移したと判定すると、倍率変更機能を有効とする有効化条件が満たされるまで、倍率変更機能を無効化する。本実施形態では、状態判定部21により非近接状態にあると判定されたことを上記有効化条件とする。
本実施形態の倍率変更機能の無効化および有効化について、図2を用いて視覚的に説明する。なお、図2では、操作体は指であり、倍率変更機能は拡大機能であるとして説明する。これは、後段で説明する図5,7,10についても同様である。ただし、倍率変更機能は縮小機能でもよい。
図2の(a)に示すように、まず、指が表示面43に接触し接触状態となる。図2の(a)では、あるアプリケーション(app6)が接触により選択されたものとする。その後、図2の(b)に示すように、指が表示面43から離れて近接状態になると(接触状態から近接状態に推移)、拡大を解除して(デフォルトの表示倍率に戻す)、画面遷移を行う。このとき、拡大機能を無効化する。ここで、本実施形態では、接触状態後に近接状態になると(指示体が表示面43から離れた後)、拡大機能(倍率変更機能)の無効化が行われる。
なお、画面遷移を必ずしも行う必要はない。その後、図2の(c)に示すように、指が近接領域にあれば、つまり近接状態のままであると、拡大機能は無効化したままで、拡大はしない。
その後、図2の(d)に示すように、指が非近接領域まで移動すると、つまり非近接状態となると、有効化条件を満たしたので、拡大機能の無効化を解除し有効化する。なお、図2の(d)の×印は近接領域と非近接領域との境界を示す。有効化した後は、図2の(e)に示すように、指が近接領域に移動すると、次の操作として拡大することができる。
なお、本実施形態では、接触状態から近接状態に推移することで、倍率変更機能(拡大機能)を無効化しているが、例えば、操作体を非近接領域と近接領域との境界を所定回数往復することによって、倍率変更機能を無効化してもよい。あるいは他の操作で倍率変更機能を無効化してもよい。
(倍率変更表示時の処理の流れ)
次に、情報表示装置1の倍率変更表示時の主に制御部2の処理の流れについて、図3に基づいて説明する。ここでは、倍率変更表示は拡大表示として説明する。なお、拡大表示を単に拡大と称することもある。
まず、拡大表示が可能であることを示す拡大可能フラグをtrueにセットし(ステップ1、以下ではS1のように略す)、拡大表示中であることを示す拡大中フラグをfalseにセットし(S2)、接触状態であることを示す接触中フラグをfalseにセットする(S3)。なお、各フラグのセット状態は、記憶部3に記憶される。そして、センサ部41の出力値を取得し(S4)、この出力値に基づき状態判定部21が操作体の状態を判定する(S5)。
S5にて接触状態と判定されると、接触中フラグをtrueにセットし(S6)、S4に戻り、処理を繰り返す。
S5にて近接状態と判定されると、接触中フラグがtrueかfalseかを判定する(S7)。S7にて接触中フラグがtrueと判定された場合、接触中フラグをfalseにセットし(S8)、拡大可能フラグをfalseにセットし(S9)、拡大中フラグがtrueかfalseかを判定する(S10)。S10にて拡大中フラグがfalseと判定された場合、S4に戻り、処理を繰り返す。S10にて拡大中フラグがtrueと判定された場合、画像の拡大を解除し(S11)、拡大中フラグをfalseにセットし(S12)、S4に戻り、処理を繰り返す。S7にて接触中フラグがfalseと判定された場合、拡大可能フラグがtrueかfalseかを判定する(S13)。S13にて拡大可能フラグがtrueと判定された場合、拡大中フラグがtrueかfalseかを判定する(S14)。S14にて拡大中フラグがfalseと判定された場合、画像を拡大し(S15)、拡大中フラグをfalseにセットし(S12)、S4に戻り、処理を繰り返す。S13にて拡大可能フラグがfalseと判定された場合、および、S14にて拡大中フラグがtrueと判定された場合は、S4に戻り、処理を繰り返す。
S5にて非近接状態と判定されると、拡大中フラグがtrueかfalseかを判定する(S17)。S17にて拡大中フラグがtrueと判定された場合、画像の拡大を解除し(S18)、拡大中フラグをfalseにセットし(S19)、拡大可能フラグをtrueにセットし(S20)、接触中フラグをfalseにセットし(S21)、S4に戻り、処理を繰り返す。S17にて拡大中フラグがfalseと判定された場合には、S20に進む。
以上の処理により、情報表示装置1は、接触状態から近接状態に推移すると、非近接状態にあると判定されるまで、拡大機能は無効化される。
上記のように、情報表示装置1では、状態判定部21により非近接状態にあると判定されたことを倍率変更機能の有効化条件として、当該有効化条件が満たされるまで、倍率変更機能を無効化することで、接触状態後に近接状態になっても、画像の倍率変更表示は行われない。よって、倍率変更表示を停止させて、ユーザにとって視認しやすい表示を行うことができる。また、有効化条件を満たすことで、再度画像の倍率変更表示を行うことができ、ユーザに利便性のある操作を提供することができる。このように、情報表示装置1、操作性のよい、近接操作で表示倍率を変更可能な情報表示装置である。
〔実施形態2〕
本発明の別の実施形態について図4〜図6に基づいて説明する。図4は、本実施形態の情報表示装置1aの要部構成を示すブロック図である。情報表示装置1aにおいて、実施の形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
情報表示装置1aは、実施の形態1の情報表示装置1の構成に加え、制御部2が移動距離測定部(移動距離測定手段)24を備える。移動距離測定部24は、センサ部41の出力値に基づいて、操作体の表示面43に沿った移動距離を測定するブロックである。
本実施形態では、移動距離測定部24は、センサ部41の出力値から操作体の位置を座標として特定して移動距離を測定する。なお、操作体の移動距離は、XY軸の2次元の座標から測定される。
また、情報表示装置1aでは、機能無効化部23は、状態判定部21により近接状態にあると判定された操作体の、移動距離測定部24により測定された操作体の表示面43に沿った(水平方向の)移動距離が移動距離閾値(所定移動距離)に達したことを倍率変更機能有効化条件として、当該有効化条件が満たされるまで、倍率変更機能の無効化を維持する。
情報表示装置1aでの倍率変更機能の無効化および有効化について、図5を用いて視覚的に説明する。図5の(a)および(b)については、図2の(a)および(b)と同じであるため、説明を省略する。図5の(b)に示される状態の後、図5の(c)に示すように、指が近接領域で表示面43に沿って移動距離閾値の分だけ移動するまで、拡大機能は無効化したままで、拡大はしない。その後、図5の(d)に示すように、指が近接領域で表示面43に沿って一定の距離以上移動すると、有効化条件を満たしたので、拡大機能の無効化を解除し有効化する。つまり、拡大可能となる。
(倍率変更表示時の処理の流れ)
次に、情報表示装置1aの倍率変更表示時の主に制御部2の処理の流れについて、図6に基づいて説明する。ここでも、倍率変更表示は拡大表示として説明する。
情報表示装置1aでのS1からS9までの処理は、情報表示装置1でのS1からS9までの処理と同様であるため説明を省略する。情報表示装置1aでは、S9の後、状態判定部21が近接状態と判定した、言い換えれば近接が検知されたときの操作体の座標を座標Aとして記憶部3に記憶し(S31)、S10に進む。情報表示装置1aでのS10からS21までの処理については、S13にて拡大可能フラグがfalseと判定された場合の処理以外は、情報表示装置1でのS10からS21までの処理と同様であるため説明を省略する。
情報表示装置1aでは、S13にて拡大可能フラグがfalseと判定された場合、操作体の現在位置の座標を座標Bとして記憶部3に記憶し(S32)、|座標A−座標B|が移動距離閾値以上であるかを判定する(S33)。S33にて移動距離閾値以上であると判定された場合には、拡大可能フラグをtrueにセットして(S34)、S4に戻り、処理を繰り返す。S33にて移動距離閾値以上ではない、あるいは移動距離閾値未満と判定された場合には、S4に戻り、処理を繰り返す。
以上の処理により、情報表示装置1aは、接触状態から近接状態に推移すると、操作体の表示面43に沿った方向の移動距離が移動距離閾値に達したと判定されるまで、拡大機能は無効化される。
操作体が近接状態で表示面43に沿った方向に移動するのは、ユーザが表示面43の接触位置を探していることによることが多い。情報表示装置1aによると、垂直方向の移動距離が移動距離閾値以上になると、無効化を解除することになる。よって、ユーザが接触位置を探しているとみなせる場合には、再度倍率変更表示することで、ユーザにとって見やすい表示を行うことができる。
なお、本実施形態では、移動距離測定部24は、操作体の表示面43に沿った方向の移動距離を測定するものとして説明したが、操作体の表示面43に対して垂直方向の移動距離を測定する構成であってもよい。この場合、機能無効化部23は、状態判定部21により近接状態にあると判定された操作体の、移動距離測部24により測定された垂直方向の移動距離が所定移動距離に達したことを有効化条件として、当該有効化条件が満たされるまで、無効化を維持する。
〔実施形態3〕
本発明のさらに別の実施形態について図1、図7〜図9に基づいて説明する。本実施形態の情報表示装置1bは、実施形態1の情報表示装置1と同様の構成を有する。よって、情報表示装置1bの構成は情報表示装置1と同じ図1にて表わされる。情報表示装置1bにおいて、実施の形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
情報表示装置1bは、情報表示装置1の機能に加え、状態判定部21は、さらに、センサ部41の出力値を基に、操作体の表示面43に対して垂直方向の位置を特定することで操作体の移動状態を判定する。本実施形態では、状態判定部21は、センサ部41の出力値から操作体の位置を座標として特定して移動状態を判定する。なお、操作体の垂直方向の位置はZ軸方向の座標として特定される。
そして、情報表示装置1bの機能無効化部23は、状態判定部21により、操作体が、図7の(e)に示すような表示面43から垂直方向に所定距離だけ離れた再拡大判定z軸距離閾値1(第1位置)を超えて表示面43から遠ざかる方向に移動した後、再拡大判定z軸距離閾値1よりも表示面43に近い再拡大判定z軸距離閾値2(第2位置)を超えて表示面43に近づく方向に移動した、と判定されたことを倍率変更機能の有効化条件として、当該有効化条件が満たされるまで無効化を維持する。
情報表示装置1bでの倍率変更機能の無効化および有効化について、図7を用いて視覚的に説明する。図7の(a)および(b)については、図2の(a)および(b)と同じであるため、説明を省略する。図7の(b)に示される状態の後、図7の(c)に示すように、指が表示面43から遠ざかって、図7(e)に示すような再拡大判定z軸距離閾値1(第1位置)まで移動している間は、拡大機能は無効化したままで拡大はしない。そして、指が再拡大判定z軸距離閾値1を超えて表示面43から遠ざかる方向に移動した後、
図7の(d)に示すように、図7の(e)に示すような再拡大判定z軸距離閾値2を超えて表示面43に近づく方向に移動すると、有効化条件を満たしたので、拡大機能の無効化を解除し有効化する。つまり、拡大可能となる。
(倍率変更表示時の処理の流れ)
次に、情報表示装置1bの倍率変更表示時の主に制御部2の処理の流れについて、図8および図9に基づいて説明する。ここでも、倍率変更表示は拡大表示として説明する。
情報表示装置1bでのS1からS3までの処理は、情報表示装置1でのS1からS3までの処理と同様であるため説明を省略する。情報表示装置1bではS3の後、操作体が再拡大判定z軸距離閾値1を超えて移動したかを判定する再拡大判定z軸距離閾値1超過フラグをfalseにセットし(S41)、S4に進む。情報表示装置1bでのS4からS21までの処理は、S13にて拡大可能フラグがfalseと判定された場合の処理、およびS21の後の処理以外は、情報表示装置1でのS4からS21までの処理と同様であるため説明を省略する。
情報表示装置1aでは、S13にて拡大可能フラグがfalseと判定された場合、図9に示すように、操作体の現在位置の座標を取得し(S42)、再拡大判定z軸距離閾値1超過フラグの状態を判定する(S43)。S43にて再拡大判定z軸距離閾値1超過フラグがfalseであると判定された場合には、指示体が再拡大判定z軸距離閾値1を超えて表示面43から遠ざかる方向に移動したかを判定する(S44)。S44にて再拡大判定z軸距離閾値1を超えて移動したと判定された場合、再拡大判定z軸距離閾値1超過フラグをtrueにセットして(S45)、S4に戻り、処理を繰り返す。S44にて再拡大判定z軸距離閾値1を超えて移動したと判定されなかった場合、そのまま、S4に戻り、処理を繰り返す。
S43にて再拡大判定z軸距離閾値1超過フラグがtrueであると判定された場合には、指示体が再拡大判定z軸距離閾値2を超えて表示面43に近づく方向に移動したかを判定する(S46)。S46にて再拡大判定z軸距離閾値2を超えて移動したと判定された場合、拡大可能フラグをtrueにセットし(S47)、再拡大判定z軸距離閾値1超過フラグをfalseにセットして(S48)、S4に戻り、処理を繰り返す。S46にて再拡大判定z軸距離閾値2を超えて移動したと判定されなかった場合、そのままS4に戻り、処理を繰り返す。
以上の処理により、情報表示装置1cは、接触状態から近接状態に推移すると、操作体が、再拡大判定z軸距離閾値1を超えて表示面43から遠ざかる方向に移動した後、再拡大判定z軸距離閾値2を超えて表示面43に近づく方向に移動したと判定されるまで、拡大機能は無効化される。
操作体が、近接状態(所定の範囲内)で、垂直方向に表示面から遠ざかった後に再度近づくように移動するのは、ユーザによる近接状態での(倍率変更の)明確な操作である場合が多い。情報表示装置1bによると、再拡大判定z軸距離閾値1を超えて表示面から遠ざかる方向に移動した後、再拡大判定z軸距離閾値2を超えて表示面に近づく方向に移動した場合に、無効化を解除することになる。よって、ユーザによる近接状態での明確な操作に従った、つまり、ユーザの意志に沿った、倍率変更表示を行うことができる。
〔実施形態4〕
本発明のさらに別の実施形態について図1、図10、図11に基づいて説明する。本実施形態の情報表示装置1cは、実施形態1の情報表示装置1と同様の構成を有する。よって、情報表示装置1cの構成は情報表示装置1と同じ図1にて表わされる。情報表示装置1cにおいて、実施の形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
情報表示装置1cは、情報表示装置1の機能に加え、制御部2が時刻を計測する。あるいは時刻を計測する時刻計測部を設けてもよい。
情報表示装置1cでは、機能無効化部23は、倍率変更機能を無効化した後、所定時間が経過したことを倍率変更機能の有効化条件として、当該有効化条件が満たされるまで、倍率変更機能の無効化を維持する。
情報表示装置1cでの倍率変更機能の無効化および有効化について、図10を用いて視覚的に説明する。図10の(a)および(b)については、図2の(a)および(b)と同じであるため、説明を省略する。図10の(b)に示される状態の後、図10の(c)に示すように、倍率変更機能を無効化した後の時間が、時間閾値(所定時間)の分だけ経過するまで、拡大機能は無効化したままで拡大はしない。図10の(d)に示すように、時間閾値(所定時間)の分だけ経過した後には、有効化条件を満たしたので、拡大機能の無効化を解除し有効化する。つまり、拡大可能となる。
(倍率変更表示時の処理の流れ)
次に、情報表示装置1cの倍率変更表示時の主に制御部2の処理の流れについて、図11に基づいて説明する。ここでも、倍率変更表示は拡大表示として説明する。
情報表示装置1cでのS1からS9までの処理は、情報表示装置1でのS1からS9までの処理と同様であるため説明を省略する。情報表示装置1cでは、S9の後、状態判定部21が接触状態から近接状態に推移したと判定した、言い換えれば接触解除後に初めて近接が検知された時刻(時刻Aとする)を記憶部3に記憶し(S51)、S10に進む。情報表示装置1cでのS10からS21までの処理については、S13にて拡大可能フラグがfalseと判定された場合の処理以外は、情報表示装置1でのS10からS21までの処理と同様であるため説明を省略する。
情報表示装置1cでは、S13にて拡大可能フラグがfalseと判定された場合、現在時刻(時刻Bとする)を記憶部3に記憶し(S52)、時刻Bから時刻Aを引いた値(数式では(時刻B−時刻A))が時間閾値以上であるかを判定する(S53)。S53にて時間離閾値以上であると判定された場合には、拡大可能フラグをtrueにセットして(S54)、S4に戻り、処理を繰り返す。S53にて時間閾値以上ではない、あるいは時間閾値未満と判定された場合には、S4に戻り、処理を繰り返す。
以上の処理により、情報表示装置1cは、接触状態から近接状態に推移すると、倍率変更機能を無効化した後の時間が時刻閾値以上である(所定時間を経過した)と判定されるまで、拡大機能は無効化される。
情報表示装置1cによると、所定時間経過後に倍率変更機能が有効化されるため、所定時間後には近接状態にすることで再度倍率変更表示を行うことができる。
特に、所定時間経過後も操作体が近接状態にある場合には、ユーザが近接操作を行おうとしていることによることが多い。よって、所定時間経過後に、再度倍率変更表示することで、ユーザにとって見やすい表示を行うことができる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
情報表示装置1,1a,1b,1cの特に制御部2は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、情報表示装置1,1a,1b,1cは、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る情報表示装置(1)は、画像を表示する表示面(43)と、操作体の上記表示面への接触および近接を少なくとも検知する検知部(センサ部41)と、上記検知部による検知結果に基づいて、上記操作体が上記表示面に接触している接触状態であるか、および上記操作体が上記表示面から所定距離未満の領域に位置する近接状態であるか、を少なくとも判定する状態判定手段(状態判定部21)と、上記状態判定手段により上記近接状態であると判定されると、上記画像の表示倍率を変更して上記表示面に表示させる倍率変更機能を有する表示制御手段(表示制御部22)と、上記状態判定手段により上記接触状態と判定されたとき、上記倍率変更機能を有効とする有効化条件が満たされるまで、上記倍率変更機能を無効化する機能無効化手段(機能無効化部23)と、を備える。
上記構成によると、有効化条件が満たされるまでは、表示倍率を変更して表示面に表示させる倍率変更機能を無効化することで、接触状態と判定された後(タッチ後)、例えば、指等の操作体が近接状態にあっても、画像の倍率変更表示は行われない。よって、倍率変更を停止させて、ユーザにとって視認しやすい表示を行うことができる。また、有効化条件を満たすことで、再度画像の倍率変更表示を行うことができ、ユーザに利便性のある操作を提供することができる。
このように、上記構成によると、操作性のよい、近接操作で表示倍率を変更可能な情報表示装置を提供することができる。
本発明の態様2に係る情報表示装置(1)では、上記態様1において、上記状態判定手段は、さらに、上記操作体が上記表示面から上記所定距離以上の領域に位置する非近接状態であるかを判定し、上記機能無効化手段は、上記状態判定手段により上記非近接状態にあると判定されたことを上記有効化条件として、当該有効化条件が満たされるまで、上記無効化を維持してもよい。
上記の構成によると、操作体が所定距離以上の領域に位置する非近接状態になると倍率変更機能が有効化されるので、操作体を移動させ非近接状態にすることで再度倍率変更表示を行うことができる。
本発明の態様3に係る情報表示装置(1a)は、上記態様1において、上記操作体の移動距離を測定する移動距離測定手段(移動距離測定部24)を備え、上記機能無効化手段は、上記状態判定手段により上記近接状態にあると判定された上記操作体の、上記移動距離測定手段により測定された移動距離が所定移動距離に達したことを上記有効化条件として、当該有効化条件が満たされるまで、上記無効化を維持してもよい。
上記構成によると、操作体の表示面に沿った移動距離が所定移動距離以上になると倍率変更機能が有効化されるので、操作体を表示面に沿って所定移動距離以上移動させることで再度倍率変更表示を行うことができる。
本発明の態様4に係る情報表示装置(1a)では、上記態様3において、上記移動距離測定手段は、上記状態判定手段により上記近接状態にあると判定された上記操作体の上記表示面に沿った移動距離を測定してもよい。
操作体が近接状態で表示面に沿った方向に移動するのは、ユーザが表示面の接触位置を探していることによることが多い。上記構成によると、垂直方向の移動距離が所定移動距離以上になると、無効化を解除することになる。よって、ユーザが接触位置を探しているとみなせる場合には、再度倍率変更表示することで、ユーザにとって見やすい表示を行うことができる。
本発明の態様5に係る情報表示装置(1a)では、上記態様3において、上記移動距離測定手段は、上記状態判定手段により上記近接状態にあると判定された上記操作体の上記表示面に対して垂直方向の移動距離を測定してもよい。
上記構成によると、操作体の表示面に対して垂直方向の移動距離が所定移動距離以上になると倍率変更機能が有効化されるので、操作体を表示面に対して所定移動距離以上移動させることで再度倍率変更表示を行うことができる。
本発明の態様6に係る情報表示装置(1b)では、上記態様1において、上記状態判定手段は、さらに、上記操作体の上記表示面に対して垂直方向の位置を特定することで上記操作体の移動状態を判定し、上記機能無効化手段は、上記状態判定手段により、上記操作体が、上記表示面から垂直方向に所定距離だけ離れた第1位置を超えて上記表示面から遠ざかる方向に移動した後、上記第1位置よりも上記表示面に近い第2位置を超えて上記表示面に近づく方向に移動した、と判定されたことを上記有効化条件として、当該有効化条件が満たされるまで上記無効化を維持してもよい。
操作体が、近接状態(所定の範囲内)で、垂直方向に表示面から遠ざかった後に再度近づくように移動するのは、ユーザによる近接状態での(倍率変更の)明確な操作である場合が多い。上記構成によると、第1位置を超えて表示面から遠ざかる方向に移動した後、第2位置を超えて表示面に近づく方向に移動した場合に、無効化を解除することになる。よって、ユーザによる近接状態での明確な操作に従った、つまり、ユーザの意志に沿った、倍率変更表示を行うことができる。
本発明の態様7に係る情報表示装置(1c)では、上記態様1において、上記機能無効化手段は、上記倍率変更機能を無効化した後、所定時間が経過したことを上記有効化条件として、当該有効化条件が満たされるまで、上記無効化を維持してもよい。
上記構成によると、所定時間経過後に倍率変更機能が有効化されるため、所定時間後には近接状態にすることで再度倍率変更表示を行うことができる。
また、本発明の各態様に係る情報表示装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを情報表示装置が備える各手段として動作させることにより情報表示装置をコンピュータにて実現させる情報表示装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も本発明の範疇に入る。
また、本発明の態様8に係る情報表示方法は、画像を表示する表示面を有する情報表示装置における情報表示方法であって、操作体の上記表示面への接触および近接を少なくとも検知する検知部による検知結果に基づいて、上記操作体が上記表示面に接触している接触状態であるか、および上記操作体が上記表示面から所定距離未満の領域に位置する近接状態であるか、を少なくとも判定する状態判定ステップと、上記状態判定ステップにより上記近接状態と判定されると、上記画像の表示倍率を変更して上記表示面に表示させる倍率変更表示を行う表示制御ステップと、上記状態判定ステップにより上記接触状態から上記近接状態に推移したと判定されたとき、上記倍率変更表示の機能を有効とする有効化条件が満たされるまで、上記表示制御ステップによる倍率変更表示の機能を無効化する無効化ステップと、を含む。
上記方法によると、上記情報表示装置と同様の効果を奏し、ユーザの操作性をよくして、近接操作で表示倍率を変更可能な情報表示を行うことができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、例えば、スマートフォンやタブレット端末、ナビゲーション装置のようなタッチパネルが搭載された情報表示装置等に利用可能である。
1,1a,1b,1c 情報表示装置
2 制御部
3 記憶部
4 表示操作部
21 状態判定部(状態判定手段)
22 表示制御部(表示制御手段)
23 機能無効化部(機能無効化手段)
24 移動距離測定部(移動距離測定手段)
41 センサ部
42 表示部
43 表示面

Claims (6)

  1. 画像を表示する表示面と、
    操作体の上記表示面への接触および近接を少なくとも検知する検知部と、
    上記検知部による検知結果に基づいて、上記操作体が上記表示面に接触している接触状態であるか、上記操作体が上記表示面から所定距離未満の領域に位置する近接状態であるか、および上記操作体が上記表示面から上記所定距離以上の領域に位置する非近接状態であるかを少なくとも判定する状態判定手段と、
    上記状態判定手段により上記近接状態であると判定されると、上記画像の表示倍率を変更して上記表示面に表示させる倍率変更機能を有する表示制御手段と、
    上記状態判定手段により上記接触状態から上記近接状態に推移したと判定されると、上記倍率変更機能を有効とする有効化条件が満たされるまで、上記倍率変更機能を無効化する機能無効化手段と、を備え
    上記機能無効化手段は、上記状態判定手段により上記非近接状態にあると判定されたことを上記有効化条件として、当該有効化条件が満たされるまで、上記無効化を維持し、
    上記機能無効化手段は、上記状態判定手段により上記非近接状態にあると判定されると、ただちに上記倍率変更機能の無効化を解除し有効化することを特徴とする情報表示装置。
  2. 画像を表示する表示面と、
    操作体の上記表示面への接触および近接を少なくとも検知する検知部と、
    上記検知部による検知結果に基づいて、上記操作体が上記表示面に接触している接触状態であるか、および上記操作体が上記表示面から所定距離未満の領域に位置する近接状態であるか、を少なくとも判定する状態判定手段と、
    上記状態判定手段により上記近接状態であると判定されると、上記画像の表示倍率を変更して上記表示面に表示させる倍率変更機能を有する表示制御手段と、
    上記状態判定手段により上記接触状態から上記近接状態に推移したと判定されると、上記倍率変更機能を有効とする有効化条件が満たされるまで、上記倍率変更機能を無効化する機能無効化手段と、を備え
    上記接触状態から上記近接状態に推移したときからの上記操作体の上記表示面に沿った移動距離を測定する移動距離測定手段を備え、
    上記機能無効化手段は、上記状態判定手段により上記近接状態にあると判定された上記操作体の、上記移動距離測定手段により測定された移動距離が所定移動距離に達したことを上記有効化条件として、当該有効化条件が満たされるまで、上記無効化を維持することを特徴とする情報表示装置。
  3. 画像を表示する表示面と、
    操作体の上記表示面への接触および近接を少なくとも検知する検知部と、
    上記検知部による検知結果に基づいて、上記操作体が上記表示面に接触している接触状態であるか、および上記操作体が上記表示面から所定距離未満の領域に位置する近接状態であるか、を少なくとも判定する状態判定手段と、
    上記状態判定手段により上記近接状態であると判定されると、上記画像の表示倍率を変更して上記表示面に表示させる倍率変更機能を有する表示制御手段と、
    上記状態判定手段により上記接触状態から上記近接状態に推移したと判定されると、上記倍率変更機能を有効とする有効化条件が満たされるまで、上記倍率変更機能を無効化する機能無効化手段と、を備え
    上記状態判定手段は、さらに、上記操作体の上記表示面に対して垂直方向の位置を特定することで上記操作体の移動状態を判定し、
    上記機能無効化手段は、上記状態判定手段により、上記操作体が、上記表示面から垂直方向に所定距離だけ離れた第1位置であって、上記近接状態を判定するための上記表示面から所定距離未満の領域内に設けられた第1位置を超えて上記表示面から遠ざかる方向に移動した後、上記第1位置よりも上記表示面に近い第2位置を超えて上記表示面に近づく方向に移動した、と判定されたことを上記有効化条件として、当該有効化条件が満たされるまで上記無効化を維持することを特徴とする情報表示装置。
  4. 請求項1からのいずれか1項に記載の情報表示装置の上記各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  5. 請求項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 画像を表示する表示面を有する情報表示装置における情報表示方法であって、
    操作体の上記表示面への接触および近接を少なくとも検知する検知部による検知結果に基づいて、上記操作体が上記表示面に接触している接触状態であるか、上記操作体が上記表示面から所定距離未満の領域に位置する近接状態であるか、および上記操作体が上記表示面から上記所定距離以上の領域に位置する非近接状態であるか、を少なくとも判定する状態判定ステップと、
    上記状態判定ステップにより上記近接状態と判定されると、上記画像の表示倍率を変更して上記表示面に表示させる倍率変更表示を行う表示制御ステップと、
    上記状態判定ステップにより上記接触状態から上記近接状態に推移したと判定されたとき、上記倍率変更表示の機能を有効とする有効化条件が満たされるまで、上記表示制御ステップによる倍率変更表示の機能を無効化する無効化ステップと、を含み、
    上記状態判定ステップにより上記非近接状態にあると判定されたことを上記有効化条件として、当該有効化条件が満たされるまで、上記機能無効化ステップによる上記無効化を維持し、
    上記状態判定ステップにより上記非近接状態にあると判定されると、ただちに上記機能無効化ステップによる上記無効化を解除し有効化することを特徴とする情報表示方法。
JP2013102609A 2013-05-14 2013-05-14 情報表示装置、プログラム、記録媒体、および情報表示方法 Expired - Fee Related JP6294597B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013102609A JP6294597B2 (ja) 2013-05-14 2013-05-14 情報表示装置、プログラム、記録媒体、および情報表示方法
PCT/JP2014/062860 WO2014185456A1 (ja) 2013-05-14 2014-05-14 情報表示装置、画像拡大方法、位置判定方法、情報表示方法、プログラムおよび記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013102609A JP6294597B2 (ja) 2013-05-14 2013-05-14 情報表示装置、プログラム、記録媒体、および情報表示方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014222490A JP2014222490A (ja) 2014-11-27
JP6294597B2 true JP6294597B2 (ja) 2018-03-14

Family

ID=52121974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013102609A Expired - Fee Related JP6294597B2 (ja) 2013-05-14 2013-05-14 情報表示装置、プログラム、記録媒体、および情報表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6294597B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10534436B2 (en) * 2015-01-30 2020-01-14 Sony Depthsensing Solutions Sa/Nv Multi-modal gesture based interactive system and method using one single sensing system
JP2016186525A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 セイコーエプソン株式会社 表示装置及び表示方法
JP6873830B2 (ja) * 2017-06-05 2021-05-19 キヤノン株式会社 表示制御装置、その制御方法及びプログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010092219A (ja) * 2008-10-07 2010-04-22 Toshiba Corp タッチパネル入力装置
JP5636678B2 (ja) * 2010-01-19 2014-12-10 ソニー株式会社 表示制御装置、表示制御方法及び表示制御プログラム
JP2012150761A (ja) * 2011-01-21 2012-08-09 Fujitsu Ltd 情報処理装置および情報処理プログラム
JP2012226691A (ja) * 2011-04-22 2012-11-15 Ntt Docomo Inc 表示制御装置及び表示制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014222490A (ja) 2014-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5620440B2 (ja) 表示制御装置、表示制御方法及びプログラム
JP5579780B2 (ja) 入力装置、入力支援方法及びプログラム
RU2643654C2 (ru) Способ и устройство для перемещения контента в терминале
JP2010140321A (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
KR20160094442A (ko) 플로팅 터치에 기초한 클릭 객체 확대 방법 및 장치
JP2013097426A (ja) 情報処理プログラム、情報処理装置、情報処理システム、および、情報処理方法
KR20110066949A (ko) 듀얼뷰 터치스크린 디스플레이 시스템 및 동작 방법
JP2015018432A (ja) ジェスチャ入力装置
JP6294597B2 (ja) 情報表示装置、プログラム、記録媒体、および情報表示方法
EP2876540B1 (en) Information processing device
JP5820414B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
JP6081324B2 (ja) 操作入力装置、携帯型情報端末、操作入力装置の制御方法、プログラム、及び記録媒体
CN111352524B (zh) 信息输入装置
JP2014186401A (ja) 情報表示装置
JP2014182497A (ja) 情報表示装置
JP2015032261A (ja) 表示装置および制御方法
JP6177583B2 (ja) 電子機器、画像拡大方法、画像拡大プログラム及び記録媒体
WO2014185456A1 (ja) 情報表示装置、画像拡大方法、位置判定方法、情報表示方法、プログラムおよび記録媒体
WO2015111332A1 (ja) 情報処理装置、制御方法、制御プログラム、および記録媒体
JP6284459B2 (ja) 端末装置
WO2015178094A1 (ja) 携帯端末、及び当該携帯端末による操作処理方法
JP2014222489A (ja) 情報表示装置、位置判定方法、プログラムおよび記録媒体
JP2015064687A (ja) 情報処理装置
JP2014174926A (ja) 情報処理装置および制御方法
JP2016038640A (ja) 携帯端末

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160331

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170711

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170907

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6294597

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees