JP5620440B2 - 表示制御装置、表示制御方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、タッチパネルを介した入力操作の支援を行う表示制御装置、表示制御方法及びプログラムに関する。
ユーザにとって直感的なユーザインターフェース(UI)を提供可能なタッチパネルは、例えば携帯電話機又はスマートフォンを含む電子機器の入力操作を受け付けるデバイスとして広範に用いられている。タッチパネルは、電子機器に設けられた表示部(例えばLCD(Liquid Crystal Display)又は有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ)の画面に対する入力操作を受け付け、画面には入力操作に対する処理結果が表示される。
また最近、指の近接を検知可能なタッチパネルが知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1の非接触型ユーザ入力装置は、複数の線状の送信電極と、各送信電極に送信用の交流電流を供給する発信器と、各送信電極とは接触しないように配置された複数の線状の受信電極と、受信電極を流れる交流電流を受信する受信器とを含む。送信電極と受信電極との各交差点ではコンデンサが形成される。また、ユーザの指先の近接に応じてコンデンサが形成されるので、指先の近接程度に応じてコンデンサの静電容量値が変化する。非接触型ユーザ入力装置は、静電容量値の変化を基に、タッチパネルと指との距離を認識できる。
特許文献1のタッチパネルは、タッチパネルの水平面から所定の高さ未満の空間上の位置に指がかざされた状態、即ち、指のタッチパネルに対する近接状態を検知可能であり、指とタッチパネルとの間の距離により定まる静電容量値を基に、空間上の指をタッチパネルに対して略平行にスライド操作させたことを、指がタッチパネルに直接触れてスライド操作させた場合と同様に検知できる。このため、指の近接を検知可能なタッチパネルは、新たなユーザインターフェースとしての確立が期待されている。
また、キーボードの内容(キートップ)が表示された画面に接触した指の位置をタッチパネルにおいて検知し、画面に近接した指の位置を指センサ部において検知するキーボード装置が知られている(例えば特許文献2参照)。特許文献2のキーボード装置は、指センサ部によって検知された指の位置に近いキーのキー枠のみを拡大表示し、指の位置から遠いキーのキー枠を縮小表示する。特許文献2の指センサ部は、例えば光学式センサ又は赤外線センサを用いて構成されている。
特開2002−342033号公報 特開平2−153415号公報
しかしながら、特許文献2では指の画面に対する近接状態は特許文献1に示すタッチパネルを用いて検知されていない。また、特許文献2では拡大表示された領域に対して指が画面に近い位置にあるため、指が拡大表示された内容の一部の表示を遮ることになる。このため、近接状態が検知された指に近い内容が拡大表示されたとしても、結果的に、拡大表示された内容全体の視認性が向上するものではないという課題が生じる。
本発明は、上述した事情に鑑みて案出されたものであり、近接が検知された指示媒体に対応する画面上の位置を中心とした所定範囲を拡大表示させ、指示媒体の画面への接触を基に、指示媒体の画面上の移動操作の有無に拘わらず、所定範囲の拡大表示を固定的に継続し、拡大表示された内容の視認性を向上させる表示制御装置、表示制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、画面にデータを表示する表示部と、前記画面に対する指示媒体の近接を検知して近接検知信号を出力する近接検知部と、前記画面に対する前記指示媒体の接触を検知して接触検知信号を出力する接触検知部と、前記近接検知信号を基に、前記画面に表示された前記データのうち、前記近接が検知された前記指示媒体に対応する前記画面上の位置である近接対応位置又は前記近接対応位置から所定距離ほど離れた位置を中心とする所定範囲を拡大表示させる表示制御部と、を備え、前記表示制御部は、前記所定範囲に対する前記指示媒体の接触操作に応じた前記接触検知信号を基に、前記所定範囲の拡大表示を固定し、前記指示媒体の前記画面上に接触した状態での移動操作に応じて前記拡大表示された前記所定範囲の表示位置を変更しない。
この構成によれば、近接が検知された指示媒体(例えば指)に対応する画面上の位置(近接対応位置)を中心とした所定範囲を拡大表示させ、指示媒体の画面への接触を基に、指示媒体の画面上に接触した状態での移動操作の有無に拘わらず、所定範囲の拡大表示を固定的に継続するので、拡大表示された内容の視認性を向上させることができる。
また、本発明は、画面にデータを表示する表示部を含む表示制御装置における表示制御方法であって、前記画面に対する指示媒体の近接を検知して近接検知信号を出力するステップと、前記近接検知信号を基に、前記画面に表示された前記データのうち、前記近接が検知された前記指示媒体に対応する前記画面上の位置である近接対応位置又は前記近接対応位置から所定距離ほど離れた位置を中心とする所定範囲を拡大表示させるステップと、前記画面に対する前記指示媒体の接触を検知して接触検知信号を出力するステップと、前記所定範囲に対する前記指示媒体の接触操作に応じた前記接触検知信号を基に、前記所定範囲の拡大表示を固定するステップと、前記指示媒体の前記画面上に接触した状態での移動操作に応じて、前記拡大表示された前記所定範囲の表示位置を変更しないステップと、を含む。
この方法によれば、近接が検知された指示媒体(例えば指)に対応する画面上の位置(近接対応位置)を中心とした所定範囲を拡大表示させ、指示媒体の画面への接触を基に、指示媒体の画面上に接触した状態での移動操作の有無に拘わらず、所定範囲の拡大表示を固定的に継続するので、拡大表示された内容の視認性を向上させることができる。
また、本発明は、画面にデータを表示する表示部を含む表示制御装置であるコンピュータに、前記画面に対する指示媒体の近接を検知して近接検知信号を出力するステップと、前記近接検知信号を基に、前記画面に表示された前記データのうち、前記近接が検知された前記指示媒体に対応する前記画面上の位置である近接対応位置又は前記近接対応位置から所定距離ほど離れた位置を中心とする所定範囲を拡大表示させるステップと、前記画面に対する前記指示媒体の接触を検知して接触検知信号を出力するステップと、前記所定範囲に対する前記指示媒体の接触操作に応じた前記接触検知信号を基に、前記所定範囲の拡大表示を固定するステップと、前記指示媒体の前記画面上に接触した状態での移動操作に応じて、前記拡大表示された前記所定範囲の表示位置を変更しないステップと、を実現させるためのプログラムである。
このプログラムによれば、近接が検知された指示媒体(例えば指)に対応する画面上の位置(近接対応位置)を中心とした所定範囲を拡大表示させ、指示媒体の画面への接触を基に、指示媒体の画面上に接触した状態での移動操作の有無に拘わらず、所定範囲の拡大表示を固定的に継続するので、拡大表示された内容の視認性を向上させることができる。
本発明によれば、近接が検知された指示媒体(例えば指)に対応する画面上の位置(近接対応位置)を中心とした所定範囲を拡大表示させ、指示媒体の画面への接触を基に、指示媒体の画面上に接触した状態での移動操作の有無に拘わらず、所定範囲の拡大表示を固定的に継続するので、拡大表示された内容の視認性を向上させることができる。
本実施形態の携帯端末1の機能的構成を示すブロック図 (A)ブラウザアプリケーション40の使用時に画面DPに表示される表示内容の一例を示す図、(B)近接対応位置P2から所定距離s2離れた位置(拡大表示領域の中心位置P1)を中心とした所定範囲AR1の表示領域が拡大表示された様子を示す図 (A)近接対応位置P2を中心とした所定範囲AR1が拡大表示された様子を示す図、(B)拡大表示された所定範囲AR1の中心位置に指FGがタッチ操作した様子を示す図、(C)(B)におけるタッチ操作後に指FGがタッチスライド操作によってタッチ座標の位置から所定距離s1離れた位置に移動した様子を示す図 (A)所定範囲AR1の拡大表示が固定された後にタッチスライド操作した指FGが再び近接(ホバー)操作する直前の様子を示す図、(B)図4(A)において再び近接(ホバー)操作した指FGの近接対応位置に向かって拡大表示された所定範囲AR2が移動する途中の様子を示す図、(C)図4(B)において拡大表示された所定範囲AR3の移動が終了したときの様子を示す図 (A)拡大表示領域が円形状である例を示す図、(B)拡大表示領域が四角形状である例を示す図 本実施形態の携帯端末1の動作手順の一部を説明するフローチャート 本実施形態の携帯端末1の動作手順の一部を説明するフローチャート 本実施形態の携帯端末1の動作手順の一部を説明するフローチャート
以下、本発明に係る表示制御装置、表示制御方法及びプログラムの実施形態について、図面を参照して説明する。本発明に係る表示制御装置は、データを画面に表示する表示部を含む電子機器であり、例えば携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末、デジタルスチルカメラ、PDA(personal digital assistant)又は電子書籍端末等である。以下、各実施形態を説明するための表示制御装置の一例として、携帯端末(例えばスマートフォン)を用いて説明する。
なお、本発明は、装置としての表示制御装置、又は表示制御装置をコンピュータとして表示制御装置が実行する各動作(ステップ)を実行させるためのプログラムとして表現することも可能である。更に、本発明は、表示制御装置により実行される各動作(ステップ)を含む表示制御方法として表現することも可能である。即ち、本発明は、装置、方法及びプログラムのうちいずれのカテゴリーにおいても表現可能である。
(本実施形態に必要な用語の説明)
以下の説明において、タッチパネルに近接又は接触する指示媒体の一例としてユーザの指(例えば人差し指)を用いて説明するが、ユーザの指に限らず、導電性のスタイラス(タッチペン)でも良い。また、タッチパネルに近接又は接触する指示媒体は、タッチパネルの構造及び検知方式に応じて、タッチパネルへの近接及びタッチ(接触)が検出可能なものであれば特に限定されない。
また、タッチパネルの水平面上を表す2軸をx軸及びy軸とし、タッチパネル上の水平面に対して垂直な方向(高さ方向)を表す軸をz軸とする。更に、以下の説明において、「タッチ座標」は、タッチパネルが指のタッチ(接触)を検知した時のタッチパネルの水平面上の位置を特定するための座標(x、y)を示し、「近接座標」は、タッチパネルが指の近接を検知した時の空間上の近接検知可能領域内の位置を特定するための座標(x、y、z)を示す。近接座標のz座標値は、タッチパネルの水平面から指が空間上に離間している高さを表す。更に、以下の説明において、近接が検知された空間上に存在している指の位置に対応する画面上の位置(タッチパネルの水平面上の位置)を、「近接対応位置」と定義する。
更に、以下の説明において、タッチパネルの水平面上から離間する方向に向かって離間した空間上の近接検知可能領域内の位置に指をかざす操作を「ホバー操作」と定義し、ホバー操作によってかざされた空間上の位置からタッチパネルの水平面に対して略平行にスライド(移動)する操作を、「ホバースライド操作」と定義する。従って、指がタッチパネルの水平面上の特定の位置に直接タッチする操作は「ホバー操作」ではなく、「タッチ操作」となる。また、指をタッチパネルの水平面上にタッチ(接触)させてから同水平面上に沿ってスライド(移動)する操作を、「タッチスライド操作」と定義する。
なお、ホバー操作又はホバースライド操作が検知されるためには、指とタッチパネルの面上との距離は、タッチパネルが検出する静電容量値に反比例するため、タッチパネルが検出可能な静電容量値の範囲に対応することが好ましい。
(本実施形態の説明)
本実施形態の携帯端末1は、近接が検知された指FGに対応する画面DP上の位置(近接対応位置)又は近接対応位置から所定距離s2ほど離れた位置を中心とした所定範囲を拡大表示させる(図2(B)又は図3(A)参照)。以下の説明において、拡大表示された所定範囲の表示領域を「拡大表示領域」という。更に、携帯端末1は、拡大表示領域に対する指FGの接触を基に、指FGの画面DP上の移動操作(タッチスライド操作)の有無に拘わらず、既に拡大表示された所定範囲の拡大表示を固定的に継続する(図3(A)〜(C)参照)。
更に、携帯端末1は、所定範囲の拡大表示が継続されている間に指FGが画面DPから離れ(リリース操作し)て再びホバー操作したとき、拡大表示領域の中心位置から、ホバー操作中の指FGに対応する近接対応位置に向かって、拡大表示領域が連続的に移動するように拡大表示領域を表示させる(図4(A)〜(C)参照)。
(本実施形態の携帯端末1の機能的構成)
先ず、本実施形態の携帯端末1の機能的構成について、図1を参照して説明する。図1は、本実施形態の携帯端末1の機能的構成を示すブロック図である。図1に示す携帯端末1は、近接検知部5、近接座標評価部10、タッチ検知部15、タッチ座標評価部20、操作判定部30、ブラウザアプリケーション40、拡大位置決定部50、拡大表示状態データ管理部60、拡大画像生成部70、画面表示制御部80及び画面表示部90を含む。ブラウザアプリケーション40は、ブラウザ画面データ生成部45を有する。
操作判定部30、ブラウザアプリケーション40、ブラウザ画面データ生成部45、拡大位置決定部50、拡大画像生成部70及び画面表示制御部80の各部は、各部の動作が予め規定されたプログラムを携帯端末1に内蔵されるプロセッサ(不図示)が読み込んで実行することによって動作可能となる。なお、プロセッサは、例えばCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)又はDSP(Digital Signal Processor)である。
近接検知部5は、ホバー操作又はホバースライド操作によってユーザの指FG(図2(B)参照)がタッチパネルTPに近接したことを検知する。近接検知部5は、指FGがタッチパネルTPに近接した旨の近接通知を近接座標評価部10に出力する。
近接座標評価部10は、近接検知部5から出力された近接通知を基に、指FGのタッチパネルTPに対する近接座標(x、y、z)を、近接検知時における近接検知信号として算出する。なお、以下の説明において、近接検知信号は、近接座標であるとして説明するが、近接検知時に算出される静電容量値でも良い。上述したように、近接座標(x、y、z)のうち、x座標値及びy座標値は画面表示部90の画面DP(図2参照)に搭載されたタッチパネルTPの水平面上の位置を表す座標値、即ち近接対応位置を示す座標値であって、z座標値は指FGとタッチパネルTPとの間のz軸方向の距離(高さ)を表す座標値である。なお、近接検知部5の性能によってはz座標値が距離を表さず、近接状態が検知されたか否かの2個の状態しか持たない場合もあり得るが、その場合は近接状態を検知したという付加情報と(x、y)座標、もしくはzに近接状態を検知したことを示す値(z=1など)を設定しても良い。近接座標評価部10は、算出された近接座標(x、y、z)の情報を操作判定部30に出力する。なお、近接検知部5と近接座標評価部10とを纏めて近接検知部として構成しても良い。
接触検知部としてのタッチ検知部15は、タッチ操作又はタッチスライド操作によって指FGがタッチパネルTPにタッチ(接触)した動作を検知する。タッチ検知部15は、指FGがタッチパネルTPにタッチ(接触)した旨の接触通知をタッチ座標評価部20に出力する。
タッチ座標評価部20は、タッチ検知部15から出力された接触通知を基に、指FGがタッチパネルTPに接触した時のタッチ座標(x、y)を、接触検知時における接触検知信号として算出する。なお、以下の説明において、接触検知信号は、タッチ座標であるとして説明するが、接触検知時に算出される静電容量値でも良い。タッチ座標評価部20は、算出されたタッチ座標(x、y)の情報を操作判定部30に出力する。なお、タッチ検知部15とタッチ座標評価部20とを纏めて接触検知部として構成しても良い。
なお、本実施形態において、指FGのタッチ(接触)と近接との両方を検知可能なタッチパネルTPは、近接検知部5、近接座標評価部10、タッチ検知部15及びタッチ座標評価部20とを用いて構成可能である。
操作判定部30は、近接座標評価部10から出力された近接座標(x、y、z)又はタッチ座標評価部20から出力されたタッチ座標(x、y)の情報を基に、指FGの入力操作がホバー操作、ホバースライド操作、タッチ操作及びタッチスライド操作のうちいずれの操作であるかを判定する。
操作判定部30は、ブラウザ画面データ生成部45により生成されたブラウザアプリケーション40における画面データの内容が表示されている場合に(図2(A)参照)、指FGの入力操作がホバー操作又はホバースライド操作であると判定すると(図3(A)参照)、近接が検知されている指FGに対応する画面DP上の近接対応位置の情報を拡大位置決定部50に出力する。
操作判定部30は、ブラウザアプリケーション40における画面データの内容の所定範囲AR1が拡大表示されている場合に(図3(A)参照)、指FGの入力操作がタッチ操作であると判定すると(図3(B)参照)、タッチ座標の情報を拡大位置決定部50に出力する。
更に、操作判定部30は、拡大表示された所定範囲AR1の表示領域内の位置(例えば中心位置P1)が指FGによってタッチ操作された後に行われた指FGの入力操作が、表示位置を固定する動作指示であるタッチスライド操作として判定しなかった場合(例えばタップ或いはダブルタップ等と判定された場合)は、タッチ座標評価部20から出力されたタッチ座標(x、y)の情報をブラウザアプリケーション40に出力しても良い。
更に、操作判定部30が同じタッチスライド操作と判定した場合であっても、先にブラウザアプリケーション40にタッチスライド操作の座標(x、y)を出力し、ブラウザアプリケーション40が操作判定部30から出力された座標(x、y)のタッチスライド操作に対応する処理を行わなかった場合に、操作判定部30は、改めて表示位置を固定する動作指示を示すタッチスライド操作であると判定しても良い。
ブラウザアプリケーション40が操作判定部30から出力された座標(x、y)のタッチスライド操作に対応する処理を行わなかった場合とは、例えばブラウザアプリケーション40の実行時に操作判定部30から出力された座標(x、y)にユーザの入力操作対象のボタン等(例えばハイパーリンク)が存在しない場合に相当する。ブラウザアプリケーション40が処理を行ったか否かは、ブラウザアプリケーション40のプログラムコードにおいて、対応する処理を実行するためのサブルーチン(関数)の戻り値等が通知されたか否かに応じて判別が可能である。
ブラウザアプリケーション40は、携帯端末1に内蔵されるROM(Read Only Memory)に予め記憶されていたり、ネットワークからダウンロードしたり、ユーザが携帯端末1に直接コピーしてインストールしたり、といった様々な手段で入手されるアプリケーションプログラムの一例であって、ユーザのブラウザアプリケーション40に対する入力操作を受け付け、入力操作に応じて操作判定部30から出力されたタッチ座標(x、y)に対応する箇所に表示されている表示内容に対する処理を実行する。
例えば、ブラウザアプリケーション40は、画面DPに表示されたWebサイトの或るハイパーリンクに対するタップ操作が行われた旨の情報を操作判定部30から取得した場合には、当該ハイパーリンクに対応する処理を実行し、更に、処理実行結果の画面データをブラウザ画面データ生成部45において生成して画面表示制御部80に出力する。
拡大位置決定部50は、拡大表示された所定範囲AR1の位置(例えば中心位置P1)が指FGによってタッチ操作された場合、所定範囲AR1に囲まれたブラウザアプリケーション40における表示内容の拡大表示を指FGのタッチスライド操作の有無に拘わらずに固定的に継続すると判定する。
更に、拡大位置決定部50は、拡大表示された所定範囲AR1の位置(例えば中心位置P1)が指FGによってタッチ操作された後では、指FGのホバー操作からタッチ操作に切替わった際に操作判定部30から出力されたタッチ座標(x、y)の情報を、再度、タッチスライド操作からホバー操作に切替わる際の拡大表示領域の連続的な移動を行うケースにおいては、拡大表示状態データ管理部60に一時的に保存する。更に、拡大画像生成部70は、指FGのタッチスライド操作の間に操作判定部30から出力されたタッチ座標(x、y)の情報に拘わらず、拡大表示領域の表示位置を固定した拡大画像を画面表示制御部80に出力する。
これにより、画面表示制御部80は、所定範囲AR1の拡大表示を一時的に固定し、更に、所定範囲AR1の拡大表示が一時的に固定された後では同所定範囲AR1の拡大表示の固定が解除されるまで、指FGのタッチスライド操作の有無に拘わらず、指FGがタッチ操作したタッチ座標(x、y)の位置を中心とした所定範囲AR1の拡大表示を継続する。従って、携帯端末1は、例えば指FGを所定範囲AR1内から所定範囲AR1外に移動させても(図3(C)参照)、拡大表示された所定範囲AR1の内容の視認性を劣化させることがなく、拡大表示された所定範囲AR1の内容の視認性を向上させることができる。
ブラウザ画面データ生成部45は、ユーザのブラウザアプリケーション40に対する入力操作に応じて、例えば携帯端末1がインターネットを介して外部のWebサーバ装置(不図示)から受信したWebサイトのデータを用いて、画面表示部90において表示可能な画面データを生成する。ブラウザ画面データ生成部45は、生成された画面データを画面表示制御部80に出力する。
拡大位置決定部50は、操作判定部30から出力された位置の情報を基に、拡大表示領域の範囲の大きさ及び中心位置を決定する。拡大表示領域の形状を含む大きさは、拡大位置決定部50の動作において予め規定されていても良いし、ユーザの入力操作に応じて、適宜変更されても良い。なお、拡大表示領域が図5に示す第1表示領域AR1st(AR3rd)と第2表示領域AR2nd(AR4th)とを含む場合には、拡大表示領域の大きさは、第1表示領域AR1st(AR3rd)の範囲の大きさと、第2表示領域AR2nd(AR4th)の範囲の大きさとを含む。拡大位置決定部50は、決定された大きさ及び中心位置の各情報を拡大表示状態データ管理部60及び拡大画像生成部70に出力する。
拡大位置決定部50は、近接が検知された指FG又は近接が検知されている指FGに対応する画面DP上の近接対応位置の情報を操作判定部30から取得した場合には(図3(A)参照)、拡大表示領域の中心位置を、指FGに対応する画面DP上の近接対応位置に決定する。また、拡大位置決定部50は、拡大表示領域の中心位置を、指FGに対応する画面DP上の近接対応位置から所定距離s2離れた位置に決定しても良い(図2(B)参照)。
拡大位置決定部50は、タッチ座標の情報を操作判定部30から取得した場合には(図3(B)参照)、所定範囲AR1の拡大表示を一時的に固定するときの拡大表示領域の中心位置を、操作判定部30から出力されたタッチ座標の位置に決定する。
拡大表示状態データ管理部60は、例えばRAM(Random Access Memory)を用いて構成され、拡大位置決定部50により決定された位置の情報を一時的に保存する。また、拡大表示状態データ管理部60は、携帯端末1が拡大表示領域の中心位置から、タッチ操作からホバー操作に移り変わった指FGに対応する近接対応位置に向かって、拡大表示領域が移動するように表示させる際、最新の拡大表示領域の表示状態を示す拡大表示状態データを保存している。拡大表示状態データは、拡大表示領域の位置、速度及び加速度のうち1個以上を少なくとも含む(後述参照)。
拡大画像生成部70は、ブラウザ画面データ生成部45により生成されたブラウザアプリケーション40における画面データを取得し、更に、拡大位置決定部50から出力された大きさ及び中心位置の各情報を基に、拡大位置決定部50から出力された位置を中心とする拡大表示領域の画像データを生成して画面表示制御部80に出力する。
なお、拡大画像生成部70により生成される拡大表示領域は、同一又は異なる表示領域である第1表示領域AR1st(AR3rd)と第2表示領域AR2nd(AR4th)とを含んでも良い。拡大表示領域の中心位置を含む第1表示領域AR1st(AR3rd)の範囲では、所定値(例えば2)より大きい値の拡大倍率によって拡大表示され、且つ、拡大表示領域のうち第1表示領域を除く第2表示領域AR2nd(AR4th)の範囲では、所定値(例えば2)より小さい値の拡大倍率によって拡大表示される。
ただし、第2表示領域AR2nd(AR4th)の範囲は、周辺範囲との表示内容との連続性(表示画像の繋がり)を保持する為に、拡大倍率の変化率が急激に変化する箇所と拡大倍率が1以下になる箇所とが存在する場合もある。1の拡大倍率での拡大はすなわち等倍表示であり、1未満の拡大倍率での拡大はすなわち縮小表示であるが、以下、このような場合(等倍表示、拡大表示、縮小表示)でも容易に読替え可能であることから、1以下の拡大倍率の拡大の場合は等倍表示または縮小表示となる旨の補足を省略する。
即ち、本実施形態の携帯端末1は、拡大表示領域に表示された内容の視認性を向上させるために、第1表示領域AR1st(AR3rd)の範囲では所定値(例えば2)より大きい値の拡大倍率によって拡大表示させ、第2表示領域AR2nd(AR4th)の範囲では第1表示領域AR1st(AR3rd)の範囲に比べて相対的に小さい値の拡大倍率によって拡大表示させる(図5(A)又は(B)参照)。
更に、周辺範囲との表示内容との連続性(表示画像の繋がり)を保持する場合は、拡大画像生成部70は、第1表示領域AR1st(AR3rd)の範囲では拡大倍率の変化率を緩やかにして画像のゆがみを減少させても良い。この場合は第2表示領域AR2nd(AR4th)の範囲では倍率の変化率が急激に変化し画像のゆがみにより第2表示領域AR2nd(AR4th)の範囲の視認性が低下する場合もある。
表示制御部としての画面表示制御部80は、ブラウザ画面データ生成部45から出力されたブラウザアプリケーション40における画面データを画面表示部90に表示させる。また、画面表示制御部80は、ブラウザ画面データ生成部45から出力されたブラウザアプリケーション40における画面データと、拡大画像生成部70から出力された拡大表示領域の画像データとを合成し、合成後の画面データを画面表示部90に表示させる。
画面表示部90は、例えばLCD又は有機ELディスプレイを用いて構成され、ブラウザアプリケーション40における画面データ、又は、ブラウザアプリケーション40における画面データと拡大表示領域の画像データとが合成された画面データを画面DPに表示する。
(本実施形態の携帯端末1の動作概要)
次に、本実施形態の携帯端末1の動作概要1〜動作概要4のそれぞれについて、図2〜図5を参照して説明する。図2(A)は、ブラウザアプリケーション40の使用時に画面DPに表示される表示内容の一例を示す図である。図2(B)は、近接対応位置P2から所定距離s2離れた位置を中心(拡大表示領域の中心位置P1)とした所定範囲AR1の表示領域が拡大表示された様子を示す図である。
(動作概要1:近接対応位置から所定距離s2離れた位置を中心とした所定範囲AR1の表示領域の拡大表示)
ブラウザ画面データ生成部45は、ブラウザアプリケーション40の使用時に画面表示部90の画面DPに表示される画面データを生成して画面表示制御部80に出力する。画面表示制御部80は、ブラウザ画面データ生成部45から出力された画面データを用いて、図2(A)に示すブラウザアプリケーション40における表示内容を画面表示部90の画面DPに表示させる。
図2(A)に示すブラウザアプリケーション40における表示内容が画面表示部90の画面DPに表示されている場合に、図2(B)に示すように、例えばユーザの指FGが近接対応位置P2から近接検知領域以内の空間上の位置にホバー操作したとする。指FGの入力操作の一例としてホバー操作を挙げて説明しているが、ホバースライド操作でも良い。操作判定部30は、近接座標評価部10から出力された近接座標(x、y、z)の情報を基に、指FGの入力操作がホバー操作であると判定し、近接対応位置P2の情報を拡大位置決定部50に出力する。
拡大位置決定部50は、操作判定部30から出力された近接対応位置P2の情報を基に、近接対応位置P2から所定距離s2離れた位置を、拡大表示領域の中心位置P1として決定する。図2(B)では、拡大表示領域の中心位置P1は、例えば近接対応位置P2からy軸の正方向に所定距離s2離れた位置であるが、y軸の正方向に所定距離s2離れた位置に限定されない。
拡大位置決定部50は、拡大表示領域の大きさ及び中心位置P1の各情報を拡大表示状態データ管理部60に一時的に保存し、更に、拡大画像生成部70に出力する。拡大画像生成部70は、拡大位置決定部50から出力された各情報を基に、拡大表示領域の画像データを生成して画面表示制御部80に出力する。画面表示制御部80は、図2(A)に示す表示内容と拡大画像生成部70から出力された画像データとを用いて、拡大表示領域の中心位置P1を中心とした所定範囲AR1を拡大表示させる(図2(B)参照)。
これにより、従来技術では指FGが拡大表示された所定範囲AR1の表示を遮っていたが、本実施形態の携帯端末1は、指FGの近接対応位置P2から所定距離s2離れた位置を中心とした所定範囲AR1の表示内容を拡大表示するため、所定範囲AR1の表示内容の視認性を劣化させることがなく、拡大表示された所定範囲AR1の内容の視認性を向上させることができる。また、携帯端末1は、所定距離s2の値を所定値より大きな値とすることで、指FGが所定範囲AR1の表示を遮ることがなくなり、拡大表示された表示内容の視認性を向上させることができる。
(動作概要2:拡大表示領域内に対するタッチ操作に基づく所定範囲AR1の拡大表示の一時的な固定)
図3(A)は、近接対応位置P2を中心とした所定範囲AR1が拡大表示された様子を示す図である。図3(B)は、拡大表示された所定範囲AR1の中心位置P1に指FGがタッチ操作した様子を示す図である。図3(C)は、図3(B)におけるタッチ操作後に指FGがタッチスライド操作によってタッチ座標の位置から所定距離s1離れた位置に移動した様子を示す図である。
図2(B)では、拡大位置決定部50は、近接対応位置P2から所定距離s2離れた位置を、拡大表示領域の中心位置P1として決定した。図3(A)では、拡大位置決定部50は、操作判定部30から出力された近接対応位置P2を、拡大表示領域の中心位置P1として決定する(図3(A)参照)。なお、図3における拡大表示領域の決定の図示については、本実施形態の携帯端末1の動作概要のバリエーションとして動作概要1と動作概要2とを組合せた動作を実行しても良い。
即ち、図2(A)に示すブラウザアプリケーション40における表示内容が画面表示部90の画面DPに表示されている場合に、例えばユーザの指FGが近接対応位置P2からz軸の正方向に沿って近接検知領域以内の空間上の位置にホバー操作したとする(図3(A)参照)。操作判定部30は、近接座標評価部10から出力された近接座標(x、y、z)の情報を基に、指FGの入力操作がホバー操作であると判定し、近接対応位置P2の情報を拡大位置決定部50に出力する。
拡大位置決定部50は、操作判定部30から出力された近接対応位置P2を、拡大表示領域の中心位置P1として決定する。拡大位置決定部50は、拡大表示領域の大きさ及び中心位置P1の各情報を拡大表示状態データ管理部60に一時的に保存し、更に、拡大画像生成部70に出力する。拡大画像生成部70は、拡大位置決定部50から出力された各情報を基に、拡大表示領域の画像データを生成して画面表示制御部80に出力する。画面表示制御部80は、図2(A)に示す表示内容と拡大画像生成部70から出力された画像データとを用いて、拡大表示領域の中心位置P1を中心とした所定範囲AR1を拡大表示させる(図3(A)参照)。
更に、中心位置P1を中心とした所定範囲AR1が拡大表示された後、例えばユーザの指FGが所定範囲AR1の位置(例えば中心位置P1)にタッチ操作したとする(図3(B)参照)。操作判定部30は、タッチ座標評価部20から出力されたタッチ座標(x、y)の情報を基に、指FGの入力操作がタッチ操作であると判定し、タッチ座標(x、y)の情報を拡大位置決定部50に出力する。
拡大位置決定部50は、拡大表示された所定範囲AR1の位置(例えば中心位置P1)が指FGによってタッチ操作された場合、現在のブラウザアプリケーション40における表示内容、即ち図3(B)に示す所定範囲AR1の拡大表示を指FGのタッチスライド操作の有無に拘わらずに固定的に継続すると判定する。これにより、携帯端末1は、指FGのタッチスライド操作の有無に拘わらず、拡大表示された所定範囲AR1の画面DPにおける表示位置を一時的に固定できる。
更に、拡大位置決定部50は、拡大表示された所定範囲AR1の位置(例えば中心位置P1)が指FGによってタッチ操作された後では、指FGのホバー操作からタッチ操作に切替わった際に操作判定部30から出力されたタッチ座標(x、y)の情報を、再度、タッチスライド操作からホバー操作に切替わる際の拡大表示領域の連続的な移動を行うケースにおいては、拡大表示状態データ管理部60に一時的に保存する。更に、拡大画像生成部70は、指FGのタッチスライド操作の間に操作判定部30から出力されたタッチ座標(x、y)の情報に拘わらず、拡大表示領域の表示位置を固定した拡大画像を画面表示制御部80に出力する。
画面表示制御部80は、拡大位置決定部50が所定範囲AR1の拡大表示を一時的に継続すると判定した後では、所定範囲AR1の拡大表示の固定が解除されるまで、指FGのタッチスライド操作の有無に拘わらず、指FGがタッチ操作したタッチ座標(x、y)の位置を中心とした所定範囲AR1の拡大表示を継続する(図3(C)参照)。なお、所定範囲AR1の拡大表示の固定が解除されるタイミングは、拡大位置決定部50が、指FGが画面DPからリリース操作して再びホバー操作した旨の情報を操作判定部30から受けたときである。
これにより、携帯端末1は、例えば指FGを所定範囲AR1内から所定範囲AR1外に移動させても、拡大表示された所定範囲AR1の内容の視認性を劣化させることがなく、拡大表示された所定範囲AR1の内容の視認性を向上させることができる。
(動作概要3:指FGのリリース操作及びホバー操作による拡大表示領域の新たな近接対応位置までの移動)
図4(A)は、所定範囲AR1の拡大表示が固定された後にタッチスライド操作した指FGが再びホバー操作する直前の様子を示す図である。図4(B)は、図4(A)において再びホバー操作した指FGの近接対応位置(位置P5)に向かって拡大表示された所定範囲AR2が移動する途中の様子を示す図である。図4(C)は、図4(B)において拡大表示された所定範囲AR3の移動が終了したときの様子を示す図である。
図3(C)に示す所定範囲AR1の拡大表示の固定が継続している場合に、例えば指FGがタッチスライド操作によって図4(A)に示す位置P3まで移動したとする。但し上述したように、携帯端末1は、図3(C)に示す所定範囲AR1の拡大表示の固定が継続している間では、指FGのタッチスライド操作の有無に拘わらず、拡大表示領域の表示位置を変更せずに固定する。位置P3は、指FGがタッチスライド操作を終了してリリース操作し、その後再びホバー操作するときの位置である。
ここで、タッチスライド操作によって位置P3に移動した指FGが再びホバー操作したとする。操作判定部30は、指FGの入力操作がホバー操作である旨の情報とホバー操作中の指FGの近接対応位置の情報とを拡大位置決定部50に出力する。拡大位置決定部50は、操作判定部30から出力された各情報を基に、所定範囲AR1の拡大表示の固定を解除すると判定し、ホバー操作中の指FGの近接対応位置に向かって拡大表示領域を移動させるように表示する為に必要な拡大位置を算出して拡大画像生成部70に出力する。拡大画像生成部70は、算出された拡大位置とブラウザ画面データ生成部45から取得した画面データとを用いて拡大表示領域の拡大画像を生成して画面表示制御部80に出力する。
拡大表示領域の移動方法は、少なくとも、拡大表示領域を瞬間的に移動させる方法、拡大表示領域を略一定の速度(等速を含む)において移動させる方法、拡大表示領域を加速させるように移動させる方法のいずれかである。携帯端末1は、拡大表示領域を瞬間的に移動させることで、ユーザの入力操作に素早く追従させることができる。また、携帯端末1は、拡大表示領域を略一定の速度(等速を含む)にて又は加速させるように移動させることで、拡大表示領域の連続的な移動を表示することができる。
拡大位置決定部50は、拡大表示領域が操作判定部30から出力された拡大表示領域の移動先の位置、即ちホバー操作中の指FGの近接対応位置まで移動するまでの間、所定時間Δt毎に、拡大表示状態データ管理部60に保存されている拡大表示状態データを用いて、移動中の拡大表示領域の中心位置を算出して決定する。
ここで、拡大表示領域の移動方法として、拡大表示領域を加速させるように移動させる方法を用いる場合に、拡大位置決定部50が移動中の拡大表示領域の所定時間Δt毎の中心位置を算出する方法の一例(手順(T1)〜手順(T5))について説明する。但し、拡大表示領域の移動時における拡大位置決定部50の拡大表示領域の中心位置の算出例は(手順T1)〜(手順T5)に限定されない。
(手順T1)拡大位置決定部50は、操作判定部30から出力された拡大表示領域の移動先の位置、即ちホバー操作中の指FGの近接対応位置(位置P3と同じ位置)の情報と、拡大表示状態データ管理部60において一時的に保存されている移動前の拡大表示領域の中心位置P1の情報とを基に、拡大表示領域の移動直前における現在(初期状態)の拡大表示領域の位置(例えば中心位置P1)と移動速度vと移動加速度aとを拡大表示状態データの初期値として拡大表示状態データ管理部60に保存する。なお、初期状態における移動速度vと移動加速度aとはともにゼロである。
(手順T2)拡大位置決定部50は、ホバー操作中の指FGの近接対応位置(位置P3と同じ位置)と移動前の拡大表示領域の中心位置P1との距離dに比例する移動加速度aを算出する(a=k×d)。kは比例係数(所定値)である。拡大位置決定部50は、移動加速度aの算出の度に、拡大表示状態データ管理部60に保存されている最新の移動加速度aの値を、(手順T2)により算出された移動加速度aの値に更新する。
(手順T3)拡大位置決定部50は、(手順T2)において算出された移動加速度aと微小時刻Δtとを基に、微小時間Δt後の拡大表示領域の移動速度の変化量Δvを算出する(Δv=a×Δt)。
(手順T4)拡大位置決定部50は、(手順T3)において算出された移動速度の変化量Δvと拡大表示状態データ管理部60に保存されている最新の拡大表示領域の移動速度vとを加算する(v’=v+Δv)。拡大位置決定部50は、(手順T2)に示す移動速度Δvの算出の度に、拡大表示状態データ管理部60に保存されている最新の拡大表示領域の移動速度vを、(手順T4)により算出された移動速度v’の値に更新する。
(手順T5)拡大位置決定部50は、(手順T4)により算出された移動速度v’と微小時間Δtとを乗算し、移動距離Δp(不図示)を算出し、拡大表示状態データ管理部60に保存されている最新の拡大表示の位置p(不図示)とΔpを加算して現在の拡大表示の位置p’(不図示)を算出する。拡大位置決定部50は、(手順T5)により算出された現在の拡大表示の位置p’を、移動中の拡大表示領域の中心位置と判定し、拡大表示状態データ管理部60に保存されている最新の拡大表示領域の位置pを、現在の拡大表示の位置p’の値に更新し、更に、拡大画像生成部70に出力する。
拡大画像生成部70は、拡大位置決定部50から出力された位置の情報を基に、拡大位置決定部50から出力された位置を中心とする拡大表示領域の画像データを生成して画面表示制御部80に出力する。画面表示制御部80は、ブラウザ画面データ生成部45から出力されたブラウザアプリケーション40における画面データと、拡大画像生成部70から出力された拡大表示領域の画像データとを合成し、合成後の画面データを画面表示部90に表示させる(図4(B)又は(C)参照)。
これにより、携帯端末1は、指FGをタッチスライド操作によって移動させた後にリリース操作して再びホバー操作することで、拡大表示が固定されたときの拡大表示領域の中心位置からホバー操作が検知されたときの近接対応位置に向かって、拡大表示領域を連続的に移動するように表示させることができる。
なお、図4(B)では、位置P4は、拡大表示領域の移動が途中状態である場合のある瞬間における拡大表示領域の中心位置を示す。図4(C)では、位置P5は、拡大表示領域の移動が終了したときの拡大表示領域の中心位置を示し、図4(A)に示す位置P3と同じ位置である。
(動作概要4:拡大表示領域の円形状又は四角形状)
図5(A)は、拡大表示領域が円形状である例を示す図である。図5(B)は、拡大表示領域が四角形状である例を示す図である。本実施形態において、拡大表示される所定範囲は、真円を含む略円形状、楕円を含む略楕円形状、並びに、正方形及び長方形を含む略四角形状のうちいずれかの形状である。
図2(A)に示すブラウザアプリケーション40における表示内容が画面表示部90の画面DPに表示されている場合に、例えばユーザの指FGが近接対応位置P2からz軸の正方向に沿って近接検知領域以内の空間上の位置にホバー操作したとする(図5(A)参照)。操作判定部30は、近接座標評価部10から出力された近接座標(x、y、z)の情報を基に、指FGの入力操作がホバー操作であると判定し、近接対応位置P2の情報を拡大位置決定部50に出力する。
拡大位置決定部50は、操作判定部30から出力された近接対応位置P2を、拡大表示領域の中心位置P1として決定する。拡大位置決定部50は、拡大表示領域の大きさ及び中心位置P1の各情報を拡大表示状態データ管理部60に一時的に保存し、更に、拡大画像生成部70に出力する。拡大画像生成部70は、拡大位置決定部50から出力された各情報を基に、拡大表示領域の画像データを生成して画面表示制御部80に出力する。
ここで、拡大画像生成部70により生成された拡大表示領域の画像データは、図5(A)に示すように、拡大表示倍率が所定値(例えば2)より大きい円形状の第1表示領域AR1stの画像データと、拡大表示倍率が所定値(例えば2)より小さい円形状の第2表示領域AR2ndの画像データ(図5(A)に示すハッチング部参照)とにより構成されている。即ち、拡大表示領域において、第1表示領域AR1stは第2表示領域AR2ndに比べて拡大表示倍率が大きいので、第1表示領域AR1stの表示内容は第2表示領域AR2ndの表示内容より視認性が高いことになる。
画面表示制御部80は、図2(A)に示す表示内容と拡大画像生成部70から出力された画像データとを用いて、拡大表示領域の中心位置P1を中心とした所定範囲AR1を拡大表示させる(図5(A)参照)。
これにより、携帯端末1は、拡大表示領域を複数の表示領域(例えば第1表示領域AR1st及び第2表示領域AR2nd)に区別して同心円的に表示することで、拡大表示される所定範囲のうち内側の第1表示領域AR1stの表示内容を外側の第2表示領域AR2ndよりも拡大表示するので、第1表示領域AR1stの表示内容の視認性を一層向上させることができる。
また、拡大画像生成部70により生成された拡大表示領域の画像データは、図5(B)に示すように、拡大表示倍率が所定値(例えば2)より大きい四角形状の第1表示領域AR3rdの画像データと、拡大表示倍率が所定値(例えば2)より小さい四角形状の第2表示領域AR4thの画像データ(図5(B)に示すハッチング部参照)とにより構成されている。即ち、拡大表示領域において、第1表示領域AR3rdは第2表示領域AR4thに比べて拡大表示倍率が大きいので、第1表示領域AR3rdの表示内容は第2表示領域AR4thの表示内容より視認性が高いことになる。
画面表示制御部80は、図2(A)に示す表示内容と拡大画像生成部70から出力された画像データとを用いて、拡大表示領域の中心位置P1を中心とした所定範囲AR4を拡大表示させる(図5(B)参照)。
これにより、携帯端末1は、拡大表示領域を円形状ではなく四角形状の第1表示領域AR3rd及び第2表示領域AR4thに区別して同心状に表示することで、図5(B)に示す第1表示領域AR3rdの範囲AR6に表示されている表示内容「△△」の視認性を、図5(A)に示す第1表示領域AR1stと第2表示領域AR2ndに跨って存在する範囲AR5において表示されている同表示内容「△△」の視認性よりも一層向上させることができる。
(本実施形態の携帯端末1の動作)
次に、本実施形態の携帯端末1の動作について、図6〜図8を参照して説明する。図6は、本実施形態の携帯端末1の動作手順の一部を説明するフローチャートである。図6の説明において、必要に応じて、図2又は図3の内容を参照する。図7は、本実施形態の携帯端末1の動作手順の一部を説明するフローチャートである。図7の説明において、必要に応じて、図3の内容を参照する。図8は、本実施形態の携帯端末1の動作手順の一部を説明するフローチャートである。図8の説明において、必要に応じて、図4の内容を参照する。図6の説明の前提として、画面表示制御部80は、ブラウザ画面データ生成部45から出力されたブラウザアプリケーション40における画面データを画面表示部90に表示させている(図2(A)参照)。
図6において、携帯端末1は、画面DP上の或る位置に対して指FGが近接したか否かを操作判定部30において判定する(S11)。操作判定部30は、近接座標評価部10から出力された近接座標(x、y、z)の情報を基に、画面DP上の或る位置に対する指FGの入力操作がホバー操作であると判定した場合に限り(S11、YES)、近接対応位置P2の情報(例えば座標情報)を拡大位置決定部50に出力する。
拡大位置決定部50は、操作判定部30から出力された近接対応位置P2の情報を基に、近接対応位置P2を、拡大表示領域の中心位置P1として決定する(S12、図3(A)参照)。また、拡大位置決定部50は、操作判定部30から出力された近接対応位置P2の情報を基に、近接対応位置P2から所定距離s2離れた位置を、拡大表示領域の中心位置P1として決定しても良い(S12、図2(B)参照)。
拡大位置決定部50は、拡大表示領域の大きさ及び中心位置P1の各情報を拡大表示状態データ管理部60に一時的に保存し、更に、拡大画像生成部70に出力する。拡大画像生成部70は、ブラウザ画面データ生成部45により生成されたブラウザアプリケーション40における画面データを取得し(S13)、更に、拡大位置決定部50から出力された各情報を基に、拡大表示領域の画像データを生成して画面表示制御部80に出力する(S14)。画面表示制御部80は、図2(A)に示す表示内容と拡大画像生成部70から出力された画像データとを用いて画面DPに表示させるための画面データを生成し(S15)、拡大表示領域の中心位置P1を中心とした所定範囲AR1を拡大表示させる(S16、図2(B)参照)。
ステップS16の後、携帯端末1は、ステップS11において近接が検知された指FGがz軸の正方向に沿って所定の近接検知領域外に移動したことによって、指FGの近接が検知できなくなった場合には(S17、YES)、携帯端末1の動作は終了する。一方、ステップS11において近接が検知された指FGがz軸の正方向に沿って所定の近接検知領域外には移動していない場合には(S17、NO)、携帯端末1は、ステップS16において表示された拡大表示領域内の或る位置(例えば中心位置P1)に指FGがタッチ操作したか否かを操作判定部30において判定する(S18)。ステップS16において表示された拡大表示領域内の或る位置(例えば中心位置P1)に指FGがタッチ操作したと判定されていない場合には(S18、NO)、携帯端末1の動作はステップS12に戻る。
一方、ステップS16において表示された拡大表示領域内の或る位置(例えば中心位置P1)に指FGがタッチ操作したと操作判定部30において判定された場合には(S18、YES)、携帯端末1の動作は図7に示すステップS21に進む。具体的には、操作判定部30は、タッチ座標評価部20から出力されたタッチ座標(x、y)の情報を基に、指FGの入力操作がタッチ操作であると判定し、タッチ座標(x、y)の情報を拡大位置決定部50に出力する。
拡大位置決定部50は、拡大表示された所定範囲AR1の位置(例えば中心位置P1)が指FGによってタッチ操作された場合、現在のブラウザアプリケーション40における表示内容、即ち図3(B)に示す所定範囲AR1の拡大表示を指FGのタッチスライド操作の有無に拘わらずに固定的に継続すると判定し、ステップS18において指FGがタッチ操作したときのタッチ座標(x、y)の情報を、所定範囲AR1の拡大表示の固定的な継続のためのタッチ座標として拡大表示状態データ管理部60に保存する(S21)。
更に、拡大位置決定部50は、ステップS21において一時的に保存されたタッチ座標(x、y)の情報を基に、当該タッチ座標(x、y)の位置を、拡大表示領域の中心位置P1として決定する(S22、図3(B)参照)。ステップS23からステップS26までの動作は、図6に示すステップS13からステップS16までの動作と同一のため、説明を省略する。また、図7では携帯端末1がステップS23からステップS26の各動作を実行するとして図示しているが、携帯端末1の動作としてステップS23からステップS26までの各動作を省略しても良い。これにより、携帯端末1は、指FGのタッチスライド操作の有無に拘わらず、ステップS18において拡大表示領域内の或る位置に対する指FGのタッチ操作を基に、拡大表示された所定範囲AR1の画面DPにおける表示位置を一時的に固定できる(図3(C)参照)。
ステップS26の後、携帯端末1は、指FGがリリース操作して再びホバー操作したか否かを操作判定部30において判定する(S27、図4(A)参照)。指FGがリリース操作して再びホバー操作したと操作判定部30により判定されていない場合には(S27、NO)、携帯端末1の動作はステップS27に戻るが、例えば携帯端末1の動作はステップS23に戻っても良い。
指FGがリリース操作して再びホバー操作したと操作判定部30により判定された場合には(S27、YES)、携帯端末1の動作はステップS31に進む。具体的には、操作判定部30は、指FGの入力操作がホバー操作である旨の情報とホバー操作中の指FGの近接対応位置の情報とを拡大位置決定部50に出力する。拡大位置決定部50は、操作判定部30から出力された各情報を基に、所定範囲AR1の拡大表示の固定的な継続を解除すると判定し、ホバー操作中の指FGの近接対応位置の情報を拡大表示状態データ管理部60に一時的に保存し、更に、同近接対応位置に向かって拡大表示領域を移動させるように表示する為に必要な拡大位置を算出して拡大画像生成部70に出力する。拡大画像生成部70は算出された拡大位置とブラウザ画面データ生成部45から取得した画面データとを用いて拡大表示領域の拡大画像を生成して画面表示制御部80に出力する。
拡大位置決定部50は、ステップS27において近接が検知された指FGの近接対応位置と拡大表示状態データ管理部60に保存されている最新の拡大表示状態データとを基に、微小時間Δt毎に、微小時間Δt後の拡大表示状態データを算出して最新の拡大表示状態データを更新する(S31、S32)。拡大表示状態データは、移動する拡大表示領域の最新の位置、速度及び加速度のうち1個以上を含む。ステップS31及びステップS32の各動作の詳細は上述した(手順T1)〜(手順T5)において説明したので、ここでは説明を省略する。
拡大位置決定部50は、ステップS32において更新された最新の拡大表示領域の位置を、移動中の拡大表示領域の中心位置として決定する(S33、図4(B)参照)。ステップS34からステップS37までの動作は、図6に示すステップS13からステップS16までの動作と同一のため、説明を省略する。
ステップS37の後、携帯端末1は、移動中の拡大表示領域の中心位置がステップS27において近接が検知された指FGの近接対応位置まで移動したか否かを拡大位置決定部50において判定する(S38、図4(C)参照)。移動中の拡大表示領域の中心位置がステップS27において近接が検知された指FGの近接対応位置まで移動したと拡大位置決定部50において判定されていない場合には(S38、NO)、携帯端末1の動作はステップS31まで戻る。
一方、移動中の拡大表示領域の中心位置がステップS27において近接が検知された指FGの近接対応位置まで移動したと拡大位置決定部50において判定された場合には(S38、YES)、携帯端末1の動作は図6に示すステップS12に戻る。
以上により、本実施形態の携帯端末1は、近接が検知された指FGに対応する画面DP上の近接対応位置又は近接対応位置から所定距離s2離れた位置を中心とした所定範囲を拡大表示させる(図2(B)又は図3(A)参照)。更に、携帯端末1は、拡大表示領域に対する指FGの接触を基に、指FGの画面DP上の移動操作(タッチスライド操作)の有無に拘わらず、既に拡大表示された所定範囲の拡大表示を固定的に継続する(図3(A)〜(C)参照)。
更に、携帯端末1は、所定範囲の拡大表示が継続されている間に指FGが画面DPからリリース操作して再びホバー操作したとき、拡大表示領域の中心位置から、新たに近接が検知されたホバー操作中の指FGに対応する近接対応位置に向かって、拡大表示領域が連続的に移動するように表示させる(図4(A)〜(C)参照)。
これにより、携帯端末1は、近接が検知された指FGに対応する画面上の近接対応位置又は近接対応位置から所定距離s2離れた位置を中心とした所定範囲を拡大表示させ、指示媒体の画面への接触を基に、指示媒体の画面上の移動操作の有無に拘わらず、所定範囲の拡大表示を固定的に継続するので、拡大表示された内容の視認性を向上させることができる。
以上、図面を参照して各種の実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種実施の形態の変更例または修正例、更に各種実施の形態の組み合わせ例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
上述した実施形態では、拡大表示される所定範囲の形状は円形又は四角形であったが、例えば楕円でも良い。
本発明は、近接が検知された指示媒体(例えば指)に対応する画面上の位置(近接対応位置)を中心とした所定範囲を拡大表示させ、指示媒体の画面への接触を基に、指示媒体の画面上に接触した状態での移動操作の有無に拘わらず、所定範囲の拡大表示を固定的に継続するので、従来技術に比べて簡易な構成で、拡大表示された内容の視認性を向上させる表示制御装置、表示制御方法及びプログラムとして有用である。
1 携帯端末
5 近接検知部
10 近接座標評価部
15 タッチ検知部
20 タッチ座標評価部
30 操作判定部
40 ブラウザアプリケーション
50 拡大位置決定部
60 拡大表示状態データ管理部
70 拡大画像生成部
80 画面表示制御部
90 画面表示部

Claims (11)

  1. 画面にデータを表示する表示部と、
    前記画面に対する指示媒体の近接を検知して近接検知信号を出力する近接検知部と、
    前記画面に対する前記指示媒体の接触を検知して接触検知信号を出力する接触検知部と、
    前記近接検知信号を基に、前記画面に表示された前記データのうち、前記近接が検知された前記指示媒体に対応する前記画面上の位置である近接対応位置又は前記近接対応位置から所定距離ほど離れた位置を中心とする所定範囲を拡大表示させる表示制御部と、を備え、
    前記表示制御部は、
    前記所定範囲に対する前記指示媒体の接触操作に応じた前記接触検知信号を基に、前記所定範囲の拡大表示を固定し、前記指示媒体の前記画面上に接触した状態での移動操作に応じて前記拡大表示された前記所定範囲の表示位置を変更しない表示制御装置。
  2. 請求項1に記載の表示制御装置であって、
    前記表示制御部は、
    前記接触が検知された前記指示媒体の近接操作に応じた前記近接検知信号を基に、前記所定範囲の拡大表示の固定を解除する表示制御装置。
  3. 請求項2に記載の表示制御装置であって、
    前記表示制御部は、
    前記所定範囲の拡大表示の固定の解除に応じて、前記拡大表示される前記所定範囲を、前記固定時に拡大表示された前記所定範囲の表示位置から、前記解除時に前記近接が検知された前記指示媒体の前記近接対応位置に瞬間的に移動するように表示させる表示制御装置。
  4. 請求項2に記載の表示制御装置であって、
    前記表示制御部は、
    前記所定範囲の拡大表示の固定の解除に応じて、前記拡大表示される前記所定範囲を、前記固定時に拡大表示された前記所定範囲の表示位置から、前記解除時に前記近接が検知された前記指示媒体の前記近接対応位置に等速又は略等速に移動するように表示させる表示制御装置。
  5. 請求項2に記載の表示制御装置であって、
    前記表示制御部は、
    前記所定範囲の拡大表示の固定の解除に応じて、前記拡大表示される前記所定範囲を、前記固定時に拡大表示された前記所定範囲の表示位置から、前記解除時に前記近接が検知された前記指示媒体の前記近接対応位置に加速的に移動するように表示させる表示制御装置。
  6. 請求項1に記載の表示制御装置であって、
    前記拡大表示される前記所定範囲の表示位置を決定する拡大位置決定部と、を更に備え、
    前記表示制御部は、
    前記拡大位置決定部により決定された前記所定範囲の表示位置を拡大表示させる表示制御装置。
  7. 請求項6に記載の表示制御装置であって、
    前記拡大位置決定部は、
    前記拡大表示される前記所定範囲の表示位置を、前記近接が検知された前記指示媒体に対応する前記近接対応位置から所定距離離れた位置に決定する表示制御装置。
  8. 請求項1〜7のうちいずれか一項に記載の表示制御装置であって、
    前記表示制御部は、
    前記拡大表示される前記所定範囲を、真円を含む略円形状、楕円を含む略楕円形状、並びに、正方形及び長方形を含む略四角形状のうちいずれかの形状に表示させる表示制御装置。
  9. 請求項8に記載の表示制御装置であって、
    前記表示制御部は、
    前記拡大表示される前記所定範囲を、拡大表示倍率が所定値より大きい第1表示領域と、前記拡大表示倍率が前記所定値より小さい第2表示領域とを含むように表示させる表示制御装置。
  10. 画面にデータを表示する表示部を含む表示制御装置における表示制御方法であって、
    前記画面に対する指示媒体の近接を検知して近接検知信号を出力するステップと、
    前記近接検知信号を基に、前記画面に表示された前記データのうち、前記近接が検知された前記指示媒体に対応する前記画面上の位置である近接対応位置又は前記近接対応位置から所定距離ほど離れた位置を中心とする所定範囲を拡大表示させるステップと、
    前記画面に対する前記指示媒体の接触を検知して接触検知信号を出力するステップと、
    前記所定範囲に対する前記指示媒体の接触操作に応じた前記接触検知信号を基に、前記所定範囲の拡大表示を固定するステップと、
    前記指示媒体の前記画面上に接触した状態での移動操作に応じて、前記拡大表示された前記所定範囲の表示位置を変更しないステップと、を含む表示制御方法。
  11. 画面にデータを表示する表示部を含む表示制御装置であるコンピュータに、
    前記画面に対する指示媒体の近接を検知して近接検知信号を出力するステップと、
    前記近接検知信号を基に、前記画面に表示された前記データのうち、前記近接が検知された前記指示媒体に対応する前記画面上の位置である近接対応位置又は前記近接対応位置から所定距離ほど離れた位置を中心とする所定範囲を拡大表示させるステップと、
    前記画面に対する前記指示媒体の接触を検知して接触検知信号を出力するステップと、
    前記所定範囲に対する前記指示媒体の接触操作に応じた前記接触検知信号を基に、前記所定範囲の拡大表示を固定するステップと、
    前記指示媒体の前記画面上に接触した状態での移動操作に応じて、前記拡大表示された前記所定範囲の表示位置を変更しないステップと、を実現させるためのプログラム。
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