JP5463934B2 - 3次元入力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、入力媒体が画面に近接するのに伴ってその近接位置付近の拡大画像を表示させるとともに、入力媒体が画面に接触した際にその接触位置に基づいてデータを入力する3次元入力装置に関する。
近年、ユーザが指などで画面に触れることによりデータを入力することができるタッチパネルが広く用いられるようになってきた。しかしながら、携帯電話機などの携帯型の情報処理端末では画面が小さく操作対象のオブジェクトを大きく表示できないため、あるいは指などにより画面の一部が覆われてオブジェクトが視認しにくくなるため、入力ミスなどによる誤操作が発生しやすかった。
そこで、利用者が選択対象を選び易いタッチパネル装置が提案されている(特許文献1参照)。このタッチパネル装置は、画面に表示される複数の選択対象のいずれが選択されたかを判定するタッチパネル装置であって、複数の選択対象が表示される画面と、画面の前面に設けられ、利用者により接触された場合に接触された領域を示す情報を出力するタッチパネルと、出力される情報に基づいて接触領域を決定する領域決定部と、複数の選択対象の中から、接触領域と重なる部分を有する選択対象を抽出する抽出部と、抽出された選択対象が複数あるか否かを判定する重複判定部と、複数あると判定された場合に、抽出された選択対象を拡大して画面に表示するための拡大倍率を接触領域の形状に基づいて決定する拡大条件決定部と、拡大倍率で拡大した、抽出された選択対象を画面に再表示させ
る表示制御部とを備えるものである。
特開2009−32028号公報
タッチパネルを備えた携帯端末において、入力媒体による操作位置の拡大画像を表示する際に、その拡大画像をその操作位置において再表示させる方法では、ユーザが例えば指を入力媒体として入力操作を行っている場合には、拡大画像がユーザの指に覆われてしまい、ユーザが拡大画像を視認できないおそれがあった。また、このような携帯端末においてユーザが両手の指を用いて入力する場合には、各々の拡大画像が相互に重なってしまい、それぞれの入力操作を妨げてしまうおそれもあった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、指などの入力媒体が画面に近接した際、近接位置の拡大画像を表示させる場合に、拡大画像が入力媒体と重なって画面が視認しにくくなることを防止することができる3次元入力装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る3次元入力装置はデータを表示する表示手段と、入力媒体の3次元位置を検出してその3次元位置から前記表示手段の画面における近接位置を特定する特定手段と、前記近接位置から所定距離内の範囲の拡大画像を、前記表示手段の画面における前記近接座標から所定方向に移動させた位置に表示させる表示制御手段と、前記表示手段の画面において接触を検出した際、その接触位置に基づいてデータを入力する入力手段とを備えたことを特徴とする。
本発明に係る3次元入力装置によると、指などの入力媒体が画面に近接した際、近接位置の拡大画像を表示させる場合に、拡大画像が入力媒体と重なって画面が視認しにくくなることを防止することが可能となる。
本発明に係る3次元入力装置(携帯電話機)の斜視図。 本発明に係る3次元入力装置(携帯電話機)の機能を示すブロック図。 本発明に係る3次元入力装置(携帯電話機)における入力操作を説明するための概略図。 本発明に係る3次元入力装置(携帯電話機)が入力制御処理を行う際の手順を示すフローチャート。 本発明に係る3次元入力装置(携帯電話機)が拡大画像表示処理を行う際の手順を示すフローチャート。 本発明に係る3次元入力装置(携帯電話機)において入力制御処理が行われる際に「7」が入力される直前の状態を示す概略図。 本発明に係る3次元入力装置(携帯電話機)において入力制御処理が行われる際に「g」が入力される直前の状態を示す概略図。 本発明に係る3次元入力装置(携帯電話機)において入力制御処理が行われる際に「7」の拡大画像が表示されている状態で「g」が入力される直前の状態を示す概略図。
本発明に係る3次元入力装置の実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。本発明に係る3次元入力装置として、画面に入力項目が表示されるとともにユーザが指Uなどの入力媒体でその画面を触れることよりデータを入力することができる表示装置(タッチスクリーン)を備えた携帯電話機1を例に挙げて説明する。
図1は、携帯電話機1を示す斜視図である。携帯電話機1は、図1に示すように、矩形の板状の筐体10を備えている。筐体10の一方の面には、データを表示するとともに入力媒体の接触を検出することによりデータを入力するタッチスクリーン11、音声を出力するスピーカ12、音声を入力するマイクロフォン13及びデータを入力する操作キー14が設けられている。
タッチスクリーン11は、画面11aにデータを表示する表示機能、及び、ユーザが指Uや専用ペンなどの入力媒体を画面11aに接触させた際にその接触位置を検出することによりその接触位置に対応するデータを入力する入力機能の双方の機能を備えている。接触を検知する方法は、静電気により検知する方法でも感圧により検知する方法でも良く、または赤外線を用いた方法でも良く、その他の方法でも良い。
またタッチスクリーン11は、例えば、赤外線を発信する複数の赤外線発信装置と、その発信された赤外線が入力媒体によって反射した際の反射光を検出する複数の赤外線検出装置を備えている。複数の赤外線発信装置及び複数の赤外線検出装置は例えばタッチスクリーン11の画面11a上に格子状に配列されていて、タッチスクリーン11は、入力媒体が画面11aに接触していない状態でも、反射光を検出した赤外線検出装置の位置に基づいて入力媒体の3次元位置を推測することができる。なお、3次元位置検出の方法はこれに限定されず、任意の方法で良い。
操作キー14は、ユーザによる物理的な押下によりデータを入力するキーであっても、静電気または感圧により入力媒体の接触を検知してデータを入力するキーであっても良い。操作キー14は、例えば電源のON/OFFを切り替えたり待機状態から復帰したりするための電源キーや、発呼を開始するための発呼キーなどである。
図2は、携帯電話機1の機能を示すブロック図である。携帯電話機1は、図2に示すように、主制御部20、電源回路部21、3次元入力検出部22、表示制御部23、音声制御部24、通信制御部25及び記憶部26がバスによって相互に通信可能に接続されて構成されている。
主制御部20は、CPU(Central Processing Unit)を具備し、携帯電話機1の総括的な制御を行うとともに、後述する入力制御処理や、その他の様々な演算処理や制御処理などを行う。また主制御部20は、いずれかの操作キー14の入力操作を検知すると、その操作キー14に対応する処理を行う。電源回路部21は、電源供給源(バッテリなど)を備え、例えば所定の操作キー14を介した入力に基づいて携帯電話機1の電源のON/OFF状態を切り替え、電源がON状態の場合に電力供給源から各部に対して電力を供給して、携帯電話機1を動作可能にする。
3次元入力検出部22は、タッチスクリーン11の画面11aにおいて入力媒体の接触を検出した際にその接触位置を示す信号を生成して主制御部20に伝送する。また3次元入力検出部22は、例えばユーザ操作に基づいて、または一定時間毎に、タッチスクリーン11の各々の赤外線発信装置から赤外線を発信させ、各々の赤外線検出装置にその赤外線の反射光を検出させる。3次元入力検出部22は、その検出値を示す信号を生成して主制御部20に伝送する。信号を受信した主制御部20は、それらの信号に基づいて入力媒体の3次元位置を推測して、その3次元位置に対応する処理を行う。
表示制御部23は、主制御部20の制御に基づいて画面表示用のデータを生成して、タッチスクリーン11の画面11aに表示させる。
音声制御部24は、主制御部20の制御に基づいて、マイクロフォン13で集音された音声からアナログ音声信号を生成し、このアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換する。また音声制御部24は、デジタル音声信号を取得すると、主制御部20の制御に基づいて、このデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、スピーカ12から音声として出力する。
通信制御部25はアンテナ25aを備えていて、主制御部20の制御に基づいて、基地局からアンテナ25aを介して受信した受信信号を復号化処理してデータを復元する。このデータは、主制御部20の指示により、音声制御部24に伝送されてスピーカ12から出力されたり、または記憶部26に記録されたりする。また通信制御部25は、主制御部20の制御に基づいて、マイクロフォン13で集音された音声データや、記憶部26に記憶されたデータを取得すると、これらのデータに対して符号化処理を行い、基地局に対してアンテナ25aを介して送信する。
記憶部26は、主制御部20が行う処理について、処理プログラムや処理に必要なデータなどを格納するROM(Read Only Memory)やハードディスク、不揮発性メモリ、主制御部20が処理を行う際に使用されるデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)などから構成される。また、主制御部20が後述する入力制御処理を行う際の処理プログラムは、例えばROMに記憶されているものとする。
図3は、ユーザがタッチスクリーン11を用いて入力操作を行う様子を示す概略図である。図3に示すように、タッチスクリーン11に例えば格子状に配列された各々の赤外線出力装置は、画面11aに対してほぼ垂直に赤外線を出力している。そして、ユーザが指Uをタッチスクリーン11の画面11aに近接させると、赤外線が指Uにより反射されて、その反射光が、タッチスクリーン11に同様に格子状に配列された赤外線検出装置のいずれかにより検出される。携帯電話機1は、反射光を検出した赤外線検出装置の位置に基づいて、指Uの近接位置(3次元位置)を推測する。
携帯電話機1は、指Uの近接位置に基づいて、指Uの画面11aにおける近接座標を特定して、その近接座標の周辺(例えば近接座標から所定距離内の範囲)を拡大表示させる。そして、更に指Uが画面11aに近接して、タッチスクリーン11の画面11aに指Uが接触した場合、タッチスクリーン11により指Uの接触が検知され、接触位置に対応する入力処理が実行される。
携帯電話機1は、タッチスクリーン11における指Uの近接操作により近接位置の周辺を拡大表示する際、その拡大画像が近接操作を行なっている指Uに重ならないように拡大画像の表示位置を調整する。携帯電話機1が拡大画像の表示位置を調整する際、例えば、指Uの近接位置から20mm上方(Y軸プラス方向)に移動させた位置を拡大画像の中心位置として半径10mmの拡大画像を表示する。また、例えばユーザが両手で入力を行っている場合などにおいて、拡大画像の表示位置に別の拡大画像が表示されていた場合、あるいは、拡大画像の表示位置が指Uにより近接操作が行なわれている位置と重なる場合には、携帯電話機1は拡大画像の表示位置をさらに横方向(X軸のいずれかの方向)に移動させる。これらにより、拡大画像により入力操作が妨げられることが防止される。
上述したように、ユーザが入力操作を行うために指Uをタッチスクリーン11の画面11aに近接させた際に、携帯電話機1が指Uの近接位置に基づいて拡大画像を表示させるとともに、ユーザが指Uをタッチスクリーン11の画面11aに接触させた際に、指Uの接触位置に基づいてデータを入力する入力制御処理を行う際の手順について、図4、図5に示すフローチャートに基づいて説明する。
図4に示すように、始めに主制御部20は、指Uの近接が検出されたかを判断する(S101)。この際、主制御部20は、例えば3次元入力検出部22が指Uなどの3次元位置を検出し、その3次元位置がタッチスクリーン11の画面11aから所定距離内であった場合に、指Uの近接を検出したものと判断する。指Uの近接が検出されていない場合(S101のNo)は、主制御部20はそのまま待機する。
指Uの近接が検出された場合(S101のYes)は、主制御部20は、近接位置付近を拡大させて表示させる拡大表示処理を行う。図5は、携帯電話機1がこの拡大表示処理を行う際の手順を示すフローチャートである。図5に示すように、主制御部20は、拡大位置(拡大画像の表示位置)の中心を、例えば指Uの近接位置からY方向上方(Y軸プラス方向)に20mmずらした位置として、この中心から例えば半径10mmの領域内を拡大位置とする(S201)。
主制御部20は、拡大位置に既に拡大画像が表示されているか否かを判断する(S203)。例えばユーザが両手の指Uを用いて入力を行っている場合などには、複数の拡大画像が表示される。その場合には、各々の拡大画像が相互に重ならないように表示させる必要がある。そこで、拡大位置に既に拡大画像が表示されていた場合(S203のYes)は、主制御部20は、新たに表示される拡大画像を、他の拡大画像と重ならないように拡大位置をX方向のいずれかに移動させる(S205)。
主制御部20は、拡大位置の近接に入力操作を行っている範囲があるか否かを判断する(S207)。例えばユーザが両手の指Uを用いて入力を行っている場合などに、一方の指Uで入力操作をしようとしている位置に新たな拡大表示をしてしまうと、その指Uでの入力操作ができなくなってしまう。そこで、拡大位置の近接に入力操作を行っている範囲があった場合(S207のYes)は、主制御部20は、入力操作を行っている範囲に重ならないように拡大位置をX方向に移動させる(S209)。
主制御部20は、拡大位置を中心にして、例えば半径10mmの拡大画像を表示させる(S211)。
このようにして主制御部20は、指Uがタッチスクリーン11の画面11aに近接した際に、その近接位置の拡大画像を適切な位置に表示させる。そして主制御部20は、拡大画像内に、指Uの近接位置を示す十字(「+」)マークを表示させる(S105)。なお、このマークは「+」マークに限定されず、任意の形状のマークで良い。
拡大画像の具体的な表示例を、図6乃至図8に基づいて説明する。図6は、携帯電話機1において入力制御処理が行われる際に、指Uによるユーザ操作により「7」が入力される直前の状態を示す概略図であり、図7は、指Uによるユーザ操作により「g」が入力される直前の状態を示す概略図である。また、図8は、携帯電話機1において入力制御処理が行われる際に、「7」の表示の近辺の拡大画像が表示されている状態で「g」が入力される直前の状態を示す概略図である。
図6に示すように、ユーザが携帯電話機1に「7」を入力したい場合には、指Uの近接位置30を画面11a上の「7」が表示されている位置に近接させる。その場合、指Uの近接位置30をY軸プラス方向に移動させた位置に拡大画像31が表示され、その拡大画像31において近接位置30に対応する位置に「+」マーク32が表示される。なお、近接位置30の周囲の点線の円は、近接位置30を中心とした所定半径(例えば5mm)の円であり、拡大表示を行う領域を示している。
同様に、図7に示すように、ユーザが携帯電話機1に「g」を入力したい場合には、指Uの近接位置30aを画面11a上の「g」が表示されている位置近辺に位置させる。その場合、指Uの近接位置30をY軸プラス方向に移動させた位置に拡大画像31が表示され、その拡大画像31において近接位置30に対応する位置に「+」マーク32が表示される。
また、例えばユーザが右手の指Uで「7」を入力しようとしている最中に、左手の指Uで「g」を入力しようとした場合などに、図8に示すように、画面11aにおいて「g」が表示されている周辺の範囲について、Y軸プラス方向に移動させて拡大画像31aを表示させようとすると、「7」の周辺の拡大画像31と、「g」の周辺の拡大画像31aとが重なり合ってしまう。なお、双方の拡大画像31、31aの各々の外周の円が交差する場合に、拡大画像31、31aが重なっているものと判定されると良い。拡大画像31、31aが重なっていた場合には、図8に示すように、携帯電話機1は、ステップS205にて「g」の周辺の拡大画像31aをX軸のいずれかの方向に移動させて表示させる。
また主制御部20は、画面11aに指Uが近接した状態で、指Uが水平方向(画面11aに対して平行な方向)に移動したか否かを判断する(S107)。指Uが水平方向に移動した場合(S107のYes)は、ステップS103に戻って、主制御部20は再びステップS103乃至S107の処理を行う。
指Uが水平方向に移動していない場合(S107のNo)は、主制御部20は指がタッチスクリーン11の画面11aから離れたか否かを判断する(S109)。この際、主制御部20は、ステップS101と同様の方法で、例えば3次元入力検出部22が指Uなどの3次元位置を検出し、その3次元位置がタッチスクリーン11の画面11aから所定距離外であった場合に、指Uが離れたものと判断する。
指Uが画面11aから離れていない場合(S109のNo)は、主制御部20は指Uがタッチスクリーン11の画面11aに接触したか否かを判断する(S111)。指Uが画面11aに接触していない場合(S111のNo)は、主制御部20はユーザにより入力指示が行われていないものとして、ステップS103に戻って、再びステップS103乃至S107の処理を行う。
指Uが画面11aに接触した場合(S111のYes)は、主制御部20はユーザにより入力指示が行われたものとして、接触位置の拡大画像を表示させる(S113)。拡大画像の表示位置は、ステップS211における表示位置と同様とする。そして主制御部20は、接触位置に対応する処理を実行する(S115)。接触位置に対応する処理は指Uの接触後に行われる処理全般であり、指Uが画面11aに対して非接触になるまで待機する処理なども含む。
主制御部20は、指Uがタッチスクリーン11の画面11aから離れたか否かを判断する(S117)。この際、主制御部20は、ステップS101と同様の方法で、例えば3次元入力検出部22が指Uなどの3次元位置を検出し、その3次元位置がタッチスクリーン11の画面11aから所定距離外であった場合に、指Uが離れたものと判断する。
指Uが画面11aから離れていない場合(S117のNo)は、ステップS103に戻って、主制御部20は再びS103乃至S117の処理を行う。指Uが画面11aから離れた場合(S109のYes、S117のYes)は、主制御部20は、ステップS211またはS113にて表示された拡大画像を非表示にして、入力制御処理を終了させる。
このようにして携帯電話機1は、指Uのタッチスクリーン11の画面11aへの近接を検出すると、近接位置の周囲の拡大画像を、その近接位置からずらした位置に画面11aに表示させるとともに、拡大画像内において指の近接位置を示す「+」マークを表示させる。そして携帯電話機1は、指Uが画面11aに近接した状態で移動した場合には、指Uの移動に伴って拡大範囲も更新して表示させる。
携帯電話機1は、指Uがタッチスクリーン11の画面11aに接触すると接触位置に対応する入力処理を実行する。この接触中においては、指Uが画面11aに近接しているときと同様に、拡大画像が表示されている。画面11aでの接触後に指Uが画面11aに対して所定距離内にある場合、拡大画像の表示が継続される。一方で携帯電話機1は、ユーザが指Uをタッチスクリーン11の画面11aに対して所定距離外に移動させると、拡大画像の表示を停止させる。
本発明に係る3次元入力装置(携帯電話機1)によると、指Uなどの入力媒体が画面11aに近接した際、近接位置の拡大画像を入力媒体の近接位置から移動させて表示させることにより、拡大画像が入力媒体と重なって画面11aが視認しにくくなることが防止されるとともに、複数の入力媒体により入力が行われた場合であっても、各々の拡大画像が重なり合って入力操作が妨げられることを防止することが可能となる。
本発明の説明として、携帯電話機1について説明したが、これに限らず、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistants)、MID(Mobile Internet Device)、携帯音楽プレイヤー、携帯ビデオカメラ、携帯ゲーム機など、3次元入力機能を備えている情報処理端末であれば、任意の情報処理端末であっても良い。
1…携帯電話機,10…筐体,11…タッチスクリーン,11a…画面,12…スピーカ,13…マイクロフォン,14…操作キー,20…主制御部,21…電源回路部,22…3次元入力検出部,23…表示制御部,24…音声制御部,25…通信制御部,25a…アンテナ,26…記憶部,30、30a…近接位置,31、31a…拡大画像,32、32a…十字(「+」)マーク。

Claims (3)

  1. データを表示する表示手段と、
    入力媒体の3次元位置を検出してその3次元位置から前記表示手段の画面における近接位置を特定する特定手段と、
    前記近接位置から所定距離内の範囲の拡大画像を、前記表示手段の画面における前記近接座標から所定方向に移動させた位置に表示させる表示制御手段と、
    前記表示手段の画面において接触を検出した際、その接触位置に基づいてデータを入力する入力手段とを備え、
    前記表示制御手段は、前記拡大画像を表示させる際、前記拡大画像内に前記近接位置を示すマークを表示させ、前記入力媒体が複数存在した場合、各々の入力媒体による拡大画像が相互に重ならないように各々の拡大画像の位置を調整して表示させることを特徴とする3次元入力装置。
  2. 前記特定手段は、前記入力媒体の3次元位置の移動に併せて近接位置を逐次更新し、
    前記表示制御手段は、前記特定手段により更新された近接位置に併せて拡大画像の範囲を逐次更新することを特徴とする請求項1記載の3次元入力装置。
  3. 前記表示制御手段は、入力媒体が前記表示手段の画面に対して所定距離内にある場合に拡大画像を表示させることを特徴とする請求項1記載の3次元入力装置。
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