JP6293467B2 - 直流電力供給システム - Google Patents

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本発明は、直流電気鉄道の電力供給システムに関する。
直流電気鉄道の電力供給システムである直流き電システムは、負荷変動が激しく、架線電圧変動が大きい特性を有している。
大きな架線電圧変動は、送電線と整流器の間に設けられた変圧器のインダクタンス成分による整流器の出力電圧変動やき電回路内の架線のインピーダンスによる電圧降下によって発生する。これに対応するため現在の直流き電システムでは、ラッシュ時の負荷が大きい時間帯に整流器設備を追加投入して、整流器の送り出し電圧が低下することを防いでいる。また、近年では低電圧変動率の整流器を設置することにより、同様の送り出し電圧低下を抑制することが行われている。
一般に鉄道車両の消費電力量は比較的小さく、ピーク電力が大きい特性を有している。これは、力行時に大きなパワーを消費し、惰行中は小さな走行抵抗で走行することで消費電力量が小さいことに起因している。ピーク電力が大きい分、架線を流れる電流、整流器の出力する電流は大きく電圧降下も大きくなる。電圧降下を一定値、例えばDC1500Vのき電システムで列車のパンタ点電圧を900V以上に保つために、整流器設備は定格出力が大きくならざるをえず、き電システム内の平均消費電力とくらべ大きな定格出力を持つことになる。
また、1日の中でも列車の密度はラッシュ時・閑散時で大きく変化するため、ラッシュ時でも架線電圧降下が所定値以内に収まるよう過負荷時投入用の設備を用意しなければならない。また、変換器(整流器あるいはPWMコンバータ)が故障した際に備え、待機二重系の設備、すなわち予備の変換器を設置する場合もある。
また、シリコン整流器によって構成される一般的な直流き電システムは、整流器は交流系統へ電力が逆潮流出来ないという問題もあり、列車が回生出来なくなる回生失効の要因ともされている。
実施形態は、これらの整流器設備の大量化、回生失効が発生する問題を同時に解決することを課題としている。
一実施形態に係る直流電力供給システムは、き電線に接続され、交流を直流に変換する複数の電力変換装置と、前記複数の電力変換装置の間に設置され、前記き電線に接続される複数の蓄電装置とを具備する。前記複数の蓄電装置は、前記複数の電力変換装置の内、最寄りの電力変換装置までの距離が遠い蓄電装置ほど、充電しやすい特性を有する。
第1実施形態に係る蓄電装置を含む直流き電システムの全体構成を示す図である。 蓄電装置の構成を表す図である。 蓄電装置の充放電制御方法を表す図である。 (a)は図3の屈折点a〜f各点のSOC−V特性を代表して表す図、(b)は屈折点cのSOC−V特性を表す図、(c)は屈折点dのSOC−V特性を表す図である。 SOC−V特性の変更による充電のしやすさの変更を表す図である。 フローティング充放電制御を有する充放電方式を表す図である。 フローティング充放電制御におけるSOC−V特性を表す図である。 片送りき電区間の蓄電装置配置を表す図である。 複数のき電区間に分散配置された蓄電装置を表す図である。
以下、直流電力供給システムの実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1は、直流電力供給システムの第1実施形態として、複数の蓄電装置を含む直流き電システムの全体構成を示す。
先ず、き電システムは送電線1の交流電力を電力変換装置2a、2bが変換してき電線3に対して直流電力を供給する。電力変換装置2a、2bの直流側は、き電線3および共通アースラインとしてのレール(図示されず)を介して並列接続される。電力変換装置2は例えばダイオード整流器あるいはPWMコンバータであり、変電所として設置される。き電線3の定格電圧は、例えばDC600V、DC750V、DC1500V、DC3000Vであり、その近辺の電圧で電圧変動が起きる。
電力変換器2aと2bの間に、蓄電装置4a〜4cが設置され、き電線に接続されている。蓄電装置4a〜4cは、き電線3およびレールを介して並列接続される。この蓄電装置4は例えば、図2に示すように蓄電素子6及び電力変換器7を含み、蓄電素子6は電力変換器7を介してき電線3と電力を送受する。電力変換器7は昇降圧チョッパであり、蓄電素子6は例えばリチウムイオン電池、ニッケル水素電池、または電気二重層キャパシタである。なお、蓄電装置4の端子電圧が架線電圧と同程度である場合、蓄電素子6を電力変換器8を通さずに、限流リアクトル及び高速度遮断器などを通してき電線に直結する構成としても良い。
蓄電装置4a〜4cには、制御部5a〜5cがそれぞれ設けられている。制御部5は、蓄電装置のSOC(state of charge)を計測し、架線電圧およびSOC等に基づいて、蓄電装置4の充放電を制御する。
ここで蓄電装置4の最寄り電力変換装置2との位置関係が図1のように、蓄電装置4a4c、4bの順に近かい場合、蓄電装置4bが最も充電しやすく、ついで蓄電装置4c、4aが充電しやすくなるように、蓄電装置の充放電が制御部5a〜5cにより制御される。ここで充電しやすくすることは、単位時間あたりの充電電力量を大きくすることを指す。
最寄りの電力変換装置2までの距離が遠いほど、そこで電車により電力が消費された時の架線電圧は、架線の電気抵抗による電圧降下により低くなり、架線により無駄に電力が消費されてしまう。そこで、最寄りの電力変換装置までの距離が遠い電力変換装置ほど、充電しやすくなるように設定しておけば、電力変換装置は常に十分な電力を保持することが可能となる。つまり電力変換装置は常に適切なSOCを維持し放電可能な状態となる。この結果電力変換装置は、電車が電力を消費する際の架線電圧の降下を十分な放電により補うことができる。
この充電のしやすさは、蓄電装置の充電制御方法や構成によって異なる。例えば、蓄電装置の充放電制御が、図3に示されるV−I特性と、図4に示されるSOC−V特性によって制御される方式について説明する。
蓄電装置の充放電電流は、図3に示される特性すなわち、架線電圧に対する出力電流で決まる。制御部5は架線電圧を参照しながら、蓄電装置4の充放電特性が図3のようになるように、蓄電装置4の電力変換器7を制御する。
ただし、この図3に示されるV−I特性は、図4に示されるSOC−V特性によって変化する。図4(a)に示されるSOC−V特性は、図3の特性上の各屈折点a−fに対応、すなわち屈折点a〜f各点のSOC−V特性を代表して表している。また図4(a)の特性は、制御部5において各屈折点a−fについて設定される特性である(aとb、fとeは同値のSOC−V特性を持たせ共通化しても良い)。
例えば図3の屈折点cのSOC−V特性を図4(b)に示す。図4(b)は図3において架線電圧が徐々に低下し、蓄電装置が放電を開始する電圧を示している。制御部5は図4(b)のように設定された特性に従って蓄電装置4のSOCに応じて、放電開始電圧を制御する。
架線の定格電圧が1500V(図3横軸原点が1500V)の場合、SOCが例えば50%で設定電圧(放電開始架線電圧)が1400Vと設定され、この状態を図3の点cとする。図4(b)のように、この設定電圧はSOCが増加した場合は上昇し、定格電圧の1500Vに近づくので放電しやくなる。このとき図3において点cは右に移動されている。点cが右に移動されることで変更された特性に従って、制御部5は蓄電装置4の放電を制御する。逆にSOCが50%から減少した場合、設定電圧は低下し、より低い電圧で放電を開始することになるので、放電し難くなる。このとき図3において点cは左に移動されている。このように放電開始電圧をSOCに応じて制御することで、SOCはほぼ一定の例えば50%に制御される。
また、例えば図3の屈折点dのSOC−V特性を図4(c)に示す。図4(c)は図3において架線電圧が徐々に上昇し、蓄電装置が充電を開始する電圧を示している。制御部5は図4(c)のように設定された特性に従って蓄電装置4のSOCに応じて、充電開始電圧を制御する。
上記同様に例えば架線の定格電圧が1500V(図3横軸原点が1500V)の場合、SOCが例えば50%で設定電圧(放電開始架線電圧)が1620Vに設定され、この状態を図3の点dとする。図4(c)のように、この設定電圧はSOCが増加した場合は上昇し、定格電圧の1500Vから遠ざかるので充電し難くなる。このとき図3において点dは右に移動されている。点dが右に移動されることで変更された特性に従って、制御部5は蓄電装置4の充電を制御する。逆にSOCが50%から減少した場合、設定電圧は低下し、より低い電圧で充電を開始することになるので、充電しやすくなる。このとき図3において点cは左に移動されている。このように充電開始電圧を制御することで、SOCはほぼ一定の例えば50%に制御される。
このように、図4(a)に示すような設定は、図3に示される特性すなわち各屈折点の設定電圧が、蓄電装置のSOCに基づいて決定されることを表している。
ここで前述したように、蓄電装置を充電しやすくするには、図3の屈折点d,eの設定電圧を低く設定、つまり左に移動すればよい。屈折点d,eの設定電圧を左に移動することで、より低い架線電圧で充電が行われるようになり、充電しやすくなる。
また、図4(a)に示されるSOC−V特性において、より高いSOCにおいて、より低い架線電圧でも充電できるように、屈折点dおよびeそれぞれのSOC−V特性を図5(a)のように変更することで、蓄電装置を充電しやすくできる。図5(b)は例として屈折点dの場合を示す図である。この場合は、SOC−V特性をSOCが大きい側(右側)に20%移動して特性の設定を変更した例を示す。変更前は例えばSOCが60%のときに1650Vに設定されていた充電開始電圧が、変更後は同じSOC60%でも、充電開始電圧が1590Vの低い電圧に設定変更されている。
このように本実施形態では、屈折点dおよびeそれぞれのSOC−V特性を、図4(a)の特性から図5(a)のようにSOCが大きい側(右側)に移動(設定変更)する。これにより蓄電装置は、より高いSOC及びより低い架線電圧で充電が行われるで、充電しやすくなる。図5(a)のように屈折点dおよびeのSOC−V特性を右側に移動すると、SOCが同一の条件で、図3における線deが架線電圧の低い側(左側)に移動することになる。すなわち制御部5は、図5(a)のように設定変更された屈折点dおよびeのSOC−V特性に基づいて、図3のV−I特性を変更(線deを左側に移動)し、蓄電装置の充放電を制御、すなわち充電しやすくする。
次に、前述の方式とは別に、フローティング充放電制御を用いる方式について説明する。
図3の制御では、屈折点cから屈折点dの間、すなわち放電開始点から充電開始点までは充放電電流が0であったが、フローティング充放電制御では図6のように、蓄電装置のSOCに応じて常に充電電流あるいは放電電流を流し、SOCを一定に保つように制御を行う。すなわち、SOCが目標値(例えば50%)より小さければ充電電流を屈折点cから屈折点dの間で流し、SOCが目標値より大きければ放電電流を屈折点cから屈折点dの間で流す。このとき流すSOC調整用の充放電電流を浮動充電電流Ifという。負の浮動充電電流Ifは放電電流を示す。
蓄電装置4が出力する電流は、前述の方式と同一で架線電圧に基づき、き電線へ充放電する電流を決定する方式であるが、特性中央部にフローティング充放電制御部gを設けている。フローティング充放電制御は、蓄電装置4のSOC状態に応じて、浮動充電電流(調整充放電電流)Ifを流しSOCを安定化しようとするものである。例えば図7のような特性である。
図7において、太い実線で示す特性hは初期特性であって、例えばSOCが50%で図3のように屈折点cd間において浮動充電電流Ifが0で、SOCが小さくなるにつれ屈折点cd間で流す浮動充電電流Ifを大きくし(図6において線cdを上方に移動し)、SOCが50%より大きくなるにつれ、浮動充電電流Ifを小さくする(図6において線cdを下方に移動、つまり放電電流を大きくする)特性である。尚、このようなフローティング充放電制御の特性は、制御部5が蓄電装置4を制御することにより実現される特性である。
この初期特性hに対して、蓄電装置4を充電しやすい特性とするには、特性hを特性i又は特性jのように設定変更する。特性iの場合、制御部5は、より小さいSOC領域から充電するように、つまり初期特性hに対して同じSOCでも浮動充電電流Ifが大きくなるように蓄電装置4を制御する。又は、特性jのように制御部5は、浮動充電電流Ifの最大値が大きくなるように蓄電装置4を制御する。
以上のように、充電電力量を積極的に増やすことによって、蓄電装置を積極的に放電し、電力変換装置2から遠い位置に設置された蓄電池の充電状態を安定したまま架線電圧低下を補償することが出来る。
また、電力変換器2がダイオード整流器であって、直流き電システム内の負荷状態が軽負荷である場合、列車の回生が効かなくなる回生失効が発生する可能性がある。回生失効が発生すると、列車の運動エネルギーは車輪のブレーキシュウやブレーキ用抵抗器で熱として捨てられてしまい省エネルギーでない。
本発明が適用されることで、き電システム全体として従来より小さい容量の蓄電装置で、架線電圧降下を補償し、列車の回生電力を吸収可能として省エネルギーに寄与することが可能になる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態を図8に従って説明する。
図8は第2実施形態に係る直流き電システムの全体構成を示す。図1と同一の構成要素には同一の参照符号を付し、詳細な説明は割愛する。6はき電線から電力供給を受けるとともに制動時に回生電力をき電線に供給する電車である。
図8に示すき電区間は、一端に電力変換装置2が接続され、他端が開放されている片送りき電区間である。このような片送りき電の場合についても、蓄電装置4は最寄りの電力変換装置2までの距離が遠い程、充電しやすい特性とする。すなわち充電しやすさの順は蓄電装置4bそして蓄電装置4aとする。尚、この充電しやすさの順は、制御部5a、5bのSOC−V特性等の設定により決定される。このように充電のしやすさを設定することで、架線電圧降下を補償し第1実施形態と同様の効果を得ることが出来る。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態を図9に従って説明する。
図9は第3実施形態に係る直流き電システムの全体構成を示す。図1と同一の構成要素には同一の参照符号を付し、詳細な説明は割愛する。
図9のき電システムでは、電力変換装置2aから電力変換装置2bの間のき電区間に蓄電装置4a、4bが設置され、電力変換装置2bから電力変換装置2cの間のき電区間に蓄電装置4cが設置されている。
電力変換装置2a〜2b、電力変換装置2b〜2cのそれぞれのき電区間に設置される蓄電装置4は、本実施形態でも最寄りの電力変換装置2までの距離が遠い程充電しやすい特性とする。すなわち、電力変換装置2a〜2b間では蓄電装置4bが最寄りの電力変換装置2bに最も近く、ついで電力変換装置4aが電力変換装置2aに近いので、充電のしやすさは蓄電装置4a、4bの順とする。蓄電装置4cについては、電力変換装置2b〜2cの間で蓄電装置4cのみが設置されているので、このき電区間における蓄電装置の充電のしやすさの順位付けはない。
ここで、電力変換装置2bがこのき電系統から離脱した場合について説明する。例えば整流器設備の故障で電力変換装置2bがき電系統から離脱した場合、蓄電装置4a〜4cは電力変換装置2a、2cの間のき電区間に存在することになる。この様な場合における蓄電装置の充電のしやすさは、最寄りの電力変換装置までの距離が最も遠い蓄電装置4bを最も充電しやすくし、次に電力変換装置2aまでの距離が遠い蓄電装置4a、そして最後に蓄電装置4cの順で充電しやすくする。すなわち、制御部5a〜5cのSOC−V特性等の特性を、制御部5b、5a、5cの順に充電しやすい特性に設定する。
このように電力変換装置の系統連係状況に応じて蓄電装置の充電のしやすさを変えれば、複数の電力変換装置のうち1つがき電系統から離脱したとしても、第1実施形態と同様の効果が得られ、列車のパンタ点電圧降下を効果的に補償することが出来る。これにより、整流器設備の故障に備えて従来必要とされていた変電所の予備機の台数を減らしたり、予備機の容量を減らすことが可能になる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…送電線、2a,2b…電力変換装置、3…き電線、4a〜4c…蓄電装置、5a〜5c…制御部、6…蓄電素子、7…電力変換器。

Claims (6)

  1. き電線に接続され、交流を直流に変換する複数の電力変換装置と、
    前記複数の電力変換装置の間に設置され、前記き電線に接続される複数の蓄電装置と、を具備し、
    前記複数の蓄電装置は、
    前記複数の電力変換装置の内、最寄りの電力変換装置までの距離が遠い蓄電装置ほど、充電しやすい特性を有することを特徴とする直流電力供給システム。
  2. 前記複数の電力変換装置は、
    交流を直流に変換する第1の電力変換装置と、
    交流を直流に変換し、き電線を介して前記第1の電力変換装置と、共に直流側で接続される第2の電力変換装置であり
    前記複数の蓄電装置は、
    前記第1及び第2の電力変換装置の間に設置され、前記き電線に接続され、
    前記第1および第2の電力変換装置の内、最寄りの電力変換装置までの距離が遠い蓄電装置ほど、充電しやすい特性を有することを特徴とする請求項1に記載の直流電力供給システム。
  3. 前記複数の電力変換装置は、
    交流を直流に変換する第1の電力変換装置と、
    交流を直流に変換し、き電線を介して前記第1の電力変換装置と、共に直流側で接続される第2の電力変換装置と、
    交流を直流に変換し、き電線を介して前記第2の電力変換装置と、共に直流側で接続される第3の電力変換装置であり
    前記複数の蓄電装置は、
    前記第1及び第2の電力変換装置の間、または前記第2及び第3の電力変換装置の間に設置され、前記き電線に接続され、
    前記第1乃至第3の電力変換装置の内、最寄りの電力変換装置までの距離が遠い蓄電装置ほど、充電しやすい特性を有し、
    前記第1乃至第3の電力変換装置のうちいずれかの電力変換装置が直流電力供給システムから離脱した場合、蓄電装置の充電のしやすさが、離脱していない電力変換装置間の蓄電装置の配置に応じて再設定されることを特徴とする請求項1に記載の直流電力供給システム。
  4. 前記蓄電装置の充放電は、架線電圧に応じて充電電流及び放電電流が決定され、
    前記蓄電装置は、充電開始電圧を引き下げることにより、充電しやすい特性に設定されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の直流電力供給システム。
  5. 前記充電開始電圧とSOCとの関係を示すSOC−V特性が設定され、該SOC−V特性の設定を変更することにより、前記充電開始電圧が変更されることを特徴とする請求項4記載の直流電力供給システム。
  6. 前記蓄電装置の充放電は、架線電圧に応じて充電電流及び放電電流が決定されると共に、前記蓄電装置のSOCに応じて該SOC調整用の浮動充電電流を流すフローティング充放電制御が行われ、
    前記充電しやすい特性は、前記浮動充電電流の最大電流を大きくすることで達成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の直流電力供給システム。
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